JPS6312081Y2 - - Google Patents

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JPS6312081Y2
JPS6312081Y2 JP16097883U JP16097883U JPS6312081Y2 JP S6312081 Y2 JPS6312081 Y2 JP S6312081Y2 JP 16097883 U JP16097883 U JP 16097883U JP 16097883 U JP16097883 U JP 16097883U JP S6312081 Y2 JPS6312081 Y2 JP S6312081Y2
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JP
Japan
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adhesive part
head
bag
water
garbage
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JP16097883U
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JPS6069204U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水分の多い生ごみ投棄用のごみ袋の改
良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、ごみ袋に水分の多い生ごみを投棄すると
生ごみから滴下する水分がごみ袋の底部にたま
り、生ごみの回収並びに焼却が困難であつた。ま
た、水分が多いと生ごみが腐敗しやすく悪臭を発
するため出来るだけ水分と生ごみとを分離し、生
ごみを乾燥しておく必要があつた。
かかる問題解決のために実開昭47−18370号公
報記載の考案がなされた。即ち、第4図に示すよ
うに、防水性のフイルムあるいはシート材料の袋
体11の本底12の上に通水性の中底13を設
け、中底13と本底12との間に貯水室14を設
ける事により、袋体11に投棄された生ごみから
出る水分は中底13の水抜き孔15を通つて貯水
室14に入り、水分と生ごみとの分離を行うよう
にしていた。しかしながら、この場合では水抜き
孔15は上方に開口しているため、米粒のような
小さなごみが投棄されると水抜き孔15の入り口
が閉塞され、貯水室14に水分が流入せず、中底
13に水が溜まるというような欠点があつた。
〔目的〕
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、相隣接する一
方の接着部の頭部を他の接着部の頭部より上方に
配置し、上方に位置する接着部の頭部から水平接
着部を延出して水平接着部にて下方に位置する接
着部の頭部を覆い、水平接着部と下方の接着部の
頭部とで側方に開口せる入り口を形成する事によ
り、目詰りなく、生ごみの水分を効果的且つ迅速
に切つて収納することの出来るごみ袋の水切り構
造を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するために; 袋体1の底部の上方にて袋体1の一側辺から
他側辺にかけて袋体1の相隣接する壁面2同士
を接着する接着部6を複数箇所形成して接着部
6と袋体1の底部3との間を水溜り部7とす
る。
水溜り部7に連通する水抜き孔8を接着部6
間に設ける。
相隣接する一方の接着部6の頭部を他の接着
部6の頭部より上方に配置する。
上方に位置する接着部6の頭部から水平接着
部6aを延出して水平接着部6aにて下方に位
置する接着部6の頭部を覆う。
水平接着部6aと下方の接着部6の頭部とで
側方に開口せる入り口10を形成する。
;という技術的手段を採用している。
〔作用〕 水分を多量に含んだ生ごみを袋体1内に投棄
する。
生ごみ中の水分は適下乃至流下して袋体1の
底部に向う。
水分は接着部6の入り口10から水溜り部7
内に流入する。
この時、飯粒のようなものが、接着部6上に
溜りやすいが、入り口10が、側方に開口して
いるために入り口10が閉塞されず、円滑な水
分の水溜り部7への流入が確保される。
〔実施例〕
以下、本考案を図示実施例に従つて詳述する。
第1図は本考案の第1実施例で、例えばポリエチ
レン製の筒体に形成された素材(図示せず)を熱
圧着すると同時に裁断し、有底の袋体1としたも
ので、図中6が接着部で、底部3の裁断接着部6
及び底部3の熱圧着は一工程でなされるのであ
る。即ち、接着部6及び底部4はシール機(図示
せず)の熱圧着用型材間に挟持され、通電加熱す
ると共に切断装置で底部3の切断が行われる。底
部3のシールラインは水もれがないように袋体1
の一側辺4から他側辺5にかけて一直線状に形成
されるが、接着部6も同様に袋体1の一側辺から
他側辺にかけて形成され、その間隙が水抜き孔8
であり、接着部6と底部3との間が水溜り部7と
なる。しかして、第3図に示すようにごみ袋Aに
生ごみ9を投棄する。すると、生ごみ9に含まれ
ている水分は次第に滴下し、水抜き孔8を通つて
水溜り部7内にたまる。このようにして放置して
おくと生ごみ9は半乾燥状態となり、それだけ腐
敗の程度が遅れ、悪臭の発生が少なくなる。ごみ
袋Aが一杯になつたところで口を閉じ、底部3の
角を切り、(切断線を20にて示す。)水溜り部7
にたまつた水を投棄し、ごみ回収にまわすことに
なる。さて、生ごみ9には例えば米粒のように小
粒状のものもあり、目詰りする事が考えられる。
そこで、相隣接する一方の接着部6の頭部を他の
接着部6の頭部より上方に配置し、上方に位置す
る接着部6の頭部から水平接着部6aを延出して
水平接着部6aにて下方に位置する接着部6の頭
部を覆い、水平接着部6aと下方の接着部6の頭
部とで側方に開口せる入り口10を形成した。こ
の場合、入り口10が側方に開口しているため、
水抜き孔8が上方に開口している従来例の場合に
比べて更に目詰りが少ない。尚、図のように接着
部6を違いに逆向きに傾斜させてもよく、この場
合は逆ハ字状の水抜き孔8は閉塞され易いが、側
方に開口する入り口10のあるハ字状の部分が閉
塞されにくいという事になる。
尚、袋体1の材料は必ずしもポリエチレン製の
ものでなくても良く、防水性のあるものならばど
のような材料であつてもよい。さらに、水溜り部
7の高さHは2〜3cm程度が適当であるが袋体1
の大きさ、生ごみ9の性質(即ち含水分の量)に
よつて適宜変更することができるものである。ま
た、本実施例では接着部6は一列の場合を示した
がもちろんこれに限られるわけでなく、複数列設
けても良いものである。
〔効果〕
本考案は叙上のように、袋体の底部の上方にて
袋体の一側辺より他側辺にかけて接着部を複数箇
所形成し、接着部と袋体の底部との間を水溜り部
とすると共に水溜り部に連通する水抜き孔を接着
部間に設けてあるので、袋体内に投棄れれた生ご
みの水分は滴下し、水抜き孔を通つて水溜り部に
たまり、生ごみと水分との分離をすることがで
き、ごみ袋の投棄時に水溜り部の水を抜けば半乾
燥した状態の生ごみとなつて焼却に余分の燃料を
費やすことがなくなり、省エネルギ効果を生ずる
と共に生ごみと水分との分離により生ごみの急速
な腐敗を停止させ、悪臭を断つことができるとい
う利点がある。
更に、相隣接する一方の接着部の頭部を他の接
着部の頭部より上方に配置し、上方に位置する接
着部の頭部から水平接着部を延出して水平接着部
にて下方に位置する接着部の頭部を覆い、水平接
着部と下方の接着部の頭部とで側方に開口せる入
り口を形成してあるので、たとえ上方に開口して
いる入り口が米粒のようなごみにて閉塞されたと
しても、水平接着部が防護壁となつて側方に開口
している入り口は閉塞されず、円滑且つ迅速に生
ごみの水切りを行うことが出来ると言う利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図のX
部拡大図、第3図は本考案の生ごみ収納状態の斜
視図、第4図は従来例の一部切欠正面図、1は袋
体、2は壁面、3は底部、4は一側辺、5は他側
辺、6は接着部、6aは水溜り部、7は水溜り
部、8は水抜き孔、9は生ごみ、10は入り口で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋体の底部の上方にて袋体の一側辺から他側辺
    にかけて袋体の相隣接する壁面同士を接着する接
    着部を複数箇所形成して接着部と袋体の底部との
    間を水溜り部とすると共に水溜り部に連通する水
    抜き孔を接着部間に設け、相隣接する一方の接着
    部の頭部を他の接着部の頭部より上方に配置し、
    上方に位置する接着部の頭部から水平接着部を延
    出して水平接着部にて下方に位置する接着部の頭
    部を覆い、水平接着部と下方の接着部の頭部とで
    側方に開口せる入り口を形成して成る事を特徴と
    するごみ袋の水切り構造。
JP16097883U 1983-10-17 1983-10-17 ごみ袋の水切り構造 Granted JPS6069204U (ja)

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JP16097883U JPS6069204U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ごみ袋の水切り構造

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JP16097883U JPS6069204U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ごみ袋の水切り構造

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Publication Number Publication Date
JPS6069204U JPS6069204U (ja) 1985-05-16
JPS6312081Y2 true JPS6312081Y2 (ja) 1988-04-07

Family

ID=30353916

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JP16097883U Granted JPS6069204U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ごみ袋の水切り構造

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JPS6069204U (ja) 1985-05-16

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