JP2005207088A - 堅樋の掃除点検装置 - Google Patents

堅樋の掃除点検装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005207088A
JP2005207088A JP2004013987A JP2004013987A JP2005207088A JP 2005207088 A JP2005207088 A JP 2005207088A JP 2004013987 A JP2004013987 A JP 2004013987A JP 2004013987 A JP2004013987 A JP 2004013987A JP 2005207088 A JP2005207088 A JP 2005207088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
saddle joint
joint
opening
inspection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004013987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Sato
俊二 佐藤
Yoshiaki Kawashima
義明 川嶋
Masahiro Iga
正浩 伊賀
Shuji Tsurishima
修二 釣島
Kazuaki Kobayashi
和明 小林
Osahisa Amino
長久 網野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JR HIGASHI NIPPON BIRUTEKKU KK
Takiron Co Ltd
Original Assignee
JR HIGASHI NIPPON BIRUTEKKU KK
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JR HIGASHI NIPPON BIRUTEKKU KK, Takiron Co Ltd filed Critical JR HIGASHI NIPPON BIRUTEKKU KK
Priority to JP2004013987A priority Critical patent/JP2005207088A/ja
Publication of JP2005207088A publication Critical patent/JP2005207088A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

【課題】空き缶やプラスチック袋などの大きいゴミを簡単に分離、除去できる堅樋の掃除点検装置を提供する。
【解決手段】正面と上下に開口部11a,11b,11cを有する樋継手11を介して、空き缶20aなどの大きいゴミが落下できる上側の太い堅樋材5aと、下側の堅樋材5bを接続し、空き缶20aなどの大きいゴミを通さないゴミ除け部材12を樋継手11の内部に設置すると共に、樋継手11の正面の開口部11aに蓋体13を脱着可能又は開閉可能に取付けた構成の堅樋の掃除点検装置Dとする。雨水や小さなゴミはゴミ除け部材12を通過し、通過できない空き缶20aなどの大きいゴミはゴミ除け部材12の上に溜まるので、蓋体13を開けて大きいゴミを簡単に取り出して廃棄できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、空き缶などの大きいゴミを分離、除去できる堅樋の掃除点検装置に関する。
従来より、駅のプラットホーム等においては、V形に突き合わされた屋根の谷部に沿って谷樋を設け、この谷樋から堅樋へ通じる落し口に、枯葉などのゴミを通さないドーム形のゴミ除け部材を取付けて、ゴミが雨水と共に堅樋に流れ込まないようにしている。
しかしながら、枯葉だけでなく、食品等を取り出した後に廃棄されたプチスチック袋などが風に舞って屋根に飛来したり、酒に酔った心なき者がジュースなどの空き缶を屋根に放り投げたりするため、これらの飛来物や空き缶によって落し口が詰まりやすく、このように落し口が詰まったり落水量が大幅に減少したりすると、屋根から谷樋に流れ込んだ雨水が谷樋から溢れてプラットホームに落下し、乗降客に多大な迷惑をかけるという問題が発生することになる。そのため、かなり頻繁に谷樋の落し口やその付近を掃除して空き缶、プラスチック包装袋、枯葉その他のゴミを除去しなければならず、この清掃作業がきわめて面倒という問題があった。
このような問題があるにも拘わらず、現在のところ、空き缶や廃棄されたプラスチック袋などの大きいゴミを簡単に分離、除去できる装置を堅樋に設けた先行技術は見当たらず、この種の装置は未開発のようである。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、空き缶やプラスチック袋などの大きいゴミを簡単に分離、除去できる堅樋の掃除点検装置を提供することを解決課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明に係る堅樋の掃除点検装置は、正面と上下に開口部を有する樋継手を介して、空き缶などの大きいゴミが落下できる上側の太い堅樋材と、下側の堅樋材を接続し、空き缶などの大きいゴミを通さないゴミ除け部材を樋継手の内部に設置すると共に、樋継手の正面の開口部に蓋体を脱着可能又は開閉可能に取付けたことを特徴とするものである。
本発明の堅樋の掃除点検装置においては、ゴミ除け部材の上端を、樋継手の正面側から後方に向かって高くなるように傾斜させることが望ましく、また、ゴミ除け部材に、樋継手の側壁との間に通水間隙を確保する板体を立設することが望ましい。そして、板体と樋継手の側壁との間隔を空き缶の半径よりも若干小さくすることが望ましい。更に、本発明の掃除点検装置においては、樋継手の正面の開口部の周壁又は樋継手の側壁に、少量の雨水を外部にオーバーフローさせる警告孔を、正面の開口部の中心線よりも少し低くなるように位置させて設けることが望ましく、また、蓋体を透明もしくは半透明にしてもよい。
本発明の堅樋の掃除点検装置によれば、雨水と共に枯葉などの小さいゴミや空き缶などの大きいゴミが谷樋の落し口から上側の太い堅樋材を通って樋継手に落下するため、従来のように谷樋の落し口が詰まって雨水が谷樋から溢れ出す心配がなくなる。そして、落下した雨水や枯葉などの小さなゴミは、樋継手の内部に設置されたゴミ除け部材を通って下側の堅樋材から排出され、ゴミ除け部材を通過できない空き缶などの大きいゴミは分離されてゴミ除け部材の上に溜まることになる。従って、樋継手の正面の開口部に取り付けた蓋を外すか開けるかすれば、空き缶などの大きいゴミを正面の開口部から簡単に取り出して廃棄することができる。
また、本発明の堅樋の掃除点検装置において、ゴミ除け部材の上端を、樋継手の正面側から後方に向かって高くなるように傾斜させたものは、落下してくる空き缶などの大きいゴミがゴミ除け部材の傾斜した上端に当たって樋継手の正面の開口部の方へ送られ、正面の開口部の方から溜まっていく。従って、大きいゴミは、正面の開口部にある程度溜まるまでゴミ除け部材の上には余り溜まることがなく、大きいゴミが雨水や小さいゴミの通過を実質的に妨げることはないので、排水性の低下を生じる恐れは殆どない。
また、本発明の堅樋の掃除点検装置において、ゴミ除け部材に、樋継手の側壁との間に通水間隙を確保する板体を立設したものは、プラスチック袋などの大きいゴミがゴミ除け部材を覆うように付着して樋継手の内部に溜まった場合でも、板体と樋継手の側壁との間に確保された通水間隙を通って雨水や小さいゴミが排出されるので、堅樋の詰まりを生じる心配がない。そして、板体と樋継手の側壁との間隔を空き缶の半径よりも若干小さくしたものは、空き缶が板体の上に載って通水間隙の上端を閉塞する心配もないので、堅樋の詰まりをより確実になくすことができる。
更に、本発明の掃除点検装置において、樋継手の正面の開口部の周壁又は樋継手の側壁に、少量の雨水を外部にオーバーフローさせる警告孔を、正面の開口部の中心線よりも少し低くなるように位置させて設けたものは、ゴミ除け部材の上に大きいゴミが多量に溜まることによって排水性が悪くなり、樋継手の内部に溜まりだした雨水の水位が警告孔の高さを上回るようになると、この警告孔から少量の雨水が外部にオーバーフローすることになる。従って、この警告孔からの雨水のオーバーフローがあると、大きいゴミが樋継手内に多量に溜まっていることが分かるので、直ちに蓋をあけて正面の開口部から大きいゴミを取出して掃除することができる。
また、本発明の掃除点検装置において、蓋体を透明もしくは半透明としたものは、蓋体を通して樋継手の内部を透視するだけで、空き缶などの大きいゴミの溜まり具合や雨水の水位を極く簡単に知ることができる利点がある。
以下、図面を参照して本発明の代表的な実施例を詳述するが、本発明はこの実施例に限定されないことは言うまでもない。
図1はプラットホームの堅樋に設けた本発明の一実施例の掃除点検装置を示す概略図、図2は同装置の正面図、図3は同装置の側面図、図4は図2のA−A線に沿った断面図、図5は同装置に組み込まれる板体を立設したゴミ除け部材の斜視図、図6(a)は同ゴミ除け部材の平面図、図6(b)は同ゴミ除け部材の正面図、図7は警告孔を構成する孔開きボルトとパイプの斜視図、図8は警告孔の断面図である。
本発明の軒樋の掃除点検装置Dは、図1に例示のごとく、駅のプラットホームの堅樋などに設けられるものである。即ち、図1において、1は駅のプラットホーム、2はプラットホームの中央に立設された柱、また、3,3はV形に突き合わされた屋根であり、この屋根3,3は柱2で支持されている。4はV形に突き合わされた屋根3,3の谷部に沿って設けられた谷樋であり、この谷樋4の底面の落し口には堅樋5が接続されている。この堅樋5は、上側の太い堅樋材5aと下側の堅樋材5bからなるもので、これらの堅樋材5a,5bの間に本発明の掃除点検装置Dが設けられている。
この掃除点検装置Dは、図2,図3,図4に示すように、正面と上下に開口部11a,11b,11cを備えた所謂「チーズ継手」と言われる樋継手11が用いられ、この樋継手11の上端の開口部11bに上側の太い堅樋材5aが差込み接続されると共に、下端の開口部11cに異径継手5cを介して下側の堅樋材5bが差込み接続されることにより、上下の堅樋材5a,5bの間に樋継手11が取付けられている。そして、この樋継手11の内部にゴミ除け部材12が設置されると共に、樋継手11の正面の開口部11aに蓋体13が脱着可能に嵌着されている。
堅樋を構成する上側の堅樋材5aは、ジュースなどの空き缶や、食品等の包装に使用されていた廃棄プラスチック袋などの大きいゴミが引掛かることなく落下できる太い堅樋材であり、具体的には150〜200mm程度の管径を有する合成樹脂管が好ましく使用される。これに対し、下側の堅樋材5bは雨水や枯葉などの小さいゴミが落下できるものであればよいから、100mm程度の合成樹脂管が好ましく使用される。
樋継手11の内部に設置されるゴミ除け部材12は、図4,図5,図6に示すように、環状枠12aと、この環状枠12aの内側から上方に突き出して一体に形成された前後方向及び左右方向の区画板12b,12b,12cとからなるもので、環状枠12aの外径は樋継手11の内径よりも僅かに小さく設定されており、3枚の区画板12b,12b,12cで区画された通水部12dは、空き缶や廃棄プラスチック袋などの大きいゴミを通さないけれども、枯葉などの小さいゴミを通す開口面積(具体的には20〜40cm程度の開口面積)を有している。そして、前後方向の2枚の区画板12b,12bはいずれも直角三角形の板に形成されており、左右方向の区画板12cは、区画板12bの最大高さの1/2の高さを有する長方形の板に形成されている。
このゴミ除け部材12は、図4に示すように、異径継手5cの上端に取付けられた環状座板14の上に環状枠12aを載置することによって樋継手11の内部に設置され、ゴミ除け部材12の上端、つまり前後方向の区画板12bの上辺が樋継手11の正面側から後方に向かって高くなるように傾斜している。従って、落下してきた空き缶20aなどの大きいゴミは、区画板12bの傾斜した上辺に当たって樋継手11の正面の開口部12aの方へ送られるようになっている。
このゴミ除け部材12には、樋継手11の側壁11dとの間に通水間隙16を確保する板体15が立設されている。この板体15はコ字形の断面を有する強度の大きい金属製の屈曲板であって、図5、図6(b)に示すように、多数の透水孔15aが形成されており、ゴミ除け部材12の後部の区画板12b,12bの間から立設されている。このため、図6(a)に示すように、廃棄プラスチック袋20bなどの大きいゴミがゴミ除け部材12を覆うように付着して樋継手11の内部に溜まっても、板体15と樋継手11の側壁11dとの間に確保された通水間隙16を通って雨水や小さいゴミが排出されるので、堅樋が詰まる心配はない。
上記の板体15と樋継手の側壁11dとの間隔は、空き缶20aの半径よりも若干小さくすることが望ましく、このようにすると、空き缶20aが板体15の上に載って通水間隙16の上端を閉塞する心配がないので、堅樋の詰まりをより確実になくすことができる。
図4に示すように、樋継手11の正面の開口部11aには口径調節用の内筒11eと蓋受け枠11fが嵌着されており、この蓋受け枠11fに蓋体13が脱着自在に嵌合されて取付けられている。この蓋体13は合成樹脂やレジンコンクリートなどで成形されたものであって、樋継手11の内部に雨水が溜まっても外部に漏れないように、防水パッキンを介して蓋受け枠11fに水密的に嵌着されている。そして、蓋体13を取り外したときに落下することがないように、該蓋体13を鎖17で蓋受け枠11fに連結している。なお、この蓋体13は、ヒンジ等を用いて開閉自在に取付けても勿論よい。
上記の蓋体13は不透明でもよいが、透明もしくは半透明にしてもよい。このように蓋体13を透明もしくは半透明にすると、蓋体13を通して樋継手11の内部を透視するだけで、空き缶20aなどの大きいゴミの溜まり具合や雨水の水位を極く簡単に知ることができるので便利である。但し、蓋体13があまりにもクリアーな透明蓋であると、樋継手11の内部のゴミが明瞭に見えて不快感を受ける恐れがあるので、半透明の蓋体13とするのが最適である。
更に、この掃除点検装置Dにおいては、図2、図3に示すように、樋継手11の正面の開口部11aの周壁に、少量の雨水を外部にオーバーフローさせる警告孔18が、正面の開口部11aの中心線よりも少し低い位置に設けられている。この警告孔18は、図7,図8に示すように、内部に通水路18aを形成した通水ボルト18bと、該通水ボルト18bの頭部18cの側面に形成されたネジ孔18dにねじ込まれるパイプ18eからなるもので、通水ボルト18bを開口部11aの周壁にねじ込むことによって取付けられている。その場合、この警告孔18からオーバーフローする雨水が樋継手11の側壁を伝って流れ落ちるように、パイプ18eの先端を樋継手11の側壁に近接させることが好ましい。
上記の警告孔18を取付けると、ゴミ除け部材12の上に大きいゴミが多量に溜まることによって排水性が悪くなり、樋継手11の内部に溜まりだした雨水の水位が警告孔18の高さを上回ると、この警告孔18から少量の雨水が外部にオーバーフローすることになるので、このオーバーフローの有無によって樋継手11内部のゴミの溜まり具合を知ることができる。尚、この警告孔18は、樋継手11の側壁に設けてもよい。
以上のような構成の堅樋の掃除点検装置Dを設けると、雨水と共に枯葉などの小さいゴミや空き缶20aなどの大きいゴミが谷樋4の落し口から上側の太い堅樋材5aを通って樋継手11に落下するため、従来のように谷樋4の落し口が詰まって雨水が谷樋4から溢れ出す心配がなくなる。そして、落下した雨水や枯葉などの小さなゴミは、樋継手11の内部に設置されたゴミ除け部材12の通水部12dを通って下側の堅樋材5bから排出され、ゴミ除け部材12の通水部12dを通過できない空き缶20aなどの大きいゴミは分離されてゴミ除け部材12の上に溜まることになる。その際、空き缶20aなどの大きいゴミは、ゴミ除け部材12の区画板12b,12bの傾斜した上端によって樋継手11の正面の開口部11aの方へ送られ、ゴミ除け部材12の上には最初から大きいゴミが溜まることがないので、排水性の低下を生じる恐れは殆どない。また、廃棄プラスチック袋20bなどの大きいゴミがゴミ除け部材12を覆うように付着して樋継手11の内部に溜まっても、板体15と樋継手11の側壁11dとの間に確保された通水間隙16を通って雨水や小さいゴミが排出されるので、堅樋が詰まる心配もない。
そして、樋継手11の内部のゴミの量が増えて排水性が徐々に低下し、樋継手11の内部に溜まり出した雨水の水位が警告孔18より高くなると、警告孔18から少量の雨水がオーバーフローするので、このオーバーフローがあれば、樋継手11の正面の開口部11aの蓋体13を取り外して、空き缶20aや廃棄プラスチック袋20bなどの大きいゴミを除去すればよい。従って、従来のように谷樋4に溜まった大きいゴミを除去する面倒な作業が全く不要になり、メンテナンス性が著しく向上する。
図9は本発明の掃除点検装置に組み込まれるゴミ除け部材のもう一つの例を示す斜視図、図10(a)は同ゴミ除け部材の平面図、図10(b)は同ゴミ除け部材の分解正面図である。
このゴミ除け部材12は、環状基板12eと、前後方向及び左右方向の区画板12b,12b,12cとからなるもので、これらの区画板12b,12b,12cは一体成形されている。前後方向の区画板12b,12bは、前述した区画板と同様、直角三角形の板に形成されており、左右方向の区画板12cは区画板12bの最大高さの1/2より少し低い高さを有する長方形の板に形成されて、図10(a)に示すように環状基板12eの中心Oより前方(図では下方)に偏位して形成されている。
一体成形された上記の区画板12b,12b,12cは、環状基板12eの前後左右に形成された4つの位置決め突起12g,12g,12f,12fにより前後左右に位置ずれしないように位置決めされて環状基板12eの上に分離自在に取付けられている。即ち、前後の位置決め突起12g,12gは、図10(a)に示すように、区画板12b,12bの前後両端のそれぞれの下部間に挟まれて、一体成形された区画板12b,12b,12cが左右方向に移動しないように位置決めする働きをする一方、左右の位置決め突起12f,12fは、その嵌合凹部に区画板12cの左右両端の下部を嵌込むことによって、一体成形された区画板12b,12b,12cが左右方向にも前後方向にも位置ずれしないように位置決めする働きをしており、これらの働きによって、一体成形された区画板12b,12b,12cが位置決めされて環状基板12eの上に取付けれらている。
そして、左右方向の区画板12cを上記のように環状基板12eの中心Oより前方に偏位させて一体成形することにより、前後方向の直角三角形の区画板12b,12bの上辺が後方に向かって高さを増す場合にのみ、区画板12cの左右両端の下部が位置決め突起12f,12fの嵌合凹部に嵌まり込んで環状基板12eに取付けられるようになっており、間違って区画板12b,12bの上辺が後方に向かって高さを減じるように区画板12b,12b,12cを環状基板12eに取付けようとしても、取付けることができないようになっている。
また、この一体成形されたは、樋継手11の正面の開口部11aの蓋体13を取り外すと、開口部11aから外部へ取り出すことができる寸法とされている。
その他の構成は、図5、図6に示すゴミ除け部材と同様であるので、図9、図10において同一部材に同一符号を付し、重複した説明を省略する。
上記のようなゴミ除け部材12は、異径継手5cの上端に取付けられた環状座板14(図4を参照)の上に環状基板12eを載置することによって樋継手11の内部に設置され、前述したように空き缶20aや廃棄プラスチック袋20b等の大きいゴミを分離除去する。そして、ゴミ除け部材12の清掃が必要となった場合には、正面の開口部11aの蓋体13を取り外し、一体成形された区画板12b,12b,12cを環状基板12eから分離して外部へ取り出すことができる。従って、樋継手11内の清掃が更に容易になり、メンテナンス性が一層向上する利点がある。
プラットホームの堅樋に設けた本発明の一実施例の掃除点検装置を示す概略図である。 同装置の正面図である。 同装置の側面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 同装置に組み込まれる板体を立設したゴミ除け部材の斜視図である。 (a)は同ゴミ除け部材の平面図、(b)は同ゴミ除け部材の正面図である。 警告孔を構成する孔開きボルトとパイプの斜視図である。 警告孔の断面図である。 本発明の掃除点検装置に組み込まれるゴミ除け部材のもう一つの例を示す斜視図である。 (a)は同ゴミ除け部材の平面図、(b)は同ゴミ除け部材の分解正面図である。
符号の説明
5a 上側の堅樋材
5b 下側の堅樋材
11 樋継手
11a 正面の開口部、
11b,11cの上下の開口部
11d 側壁
11f 蓋受け枠
12 ゴミ除け部材
12a 環状枠
12b,12c 区画板
12d 通水部
12e 環状基板
13 蓋体
15 板体
16 通水間隙
18 警告孔
18b 通水ボルト
18e パイプ

Claims (6)

  1. 正面と上下に開口部を有する樋継手を介して、空き缶などの大きいゴミが落下できる上側の太い堅樋材と、下側の堅樋材を接続し、空き缶などの大きいゴミを通さないゴミ除け部材を樋継手の内部に設置すると共に、樋継手の正面の開口部に蓋体を脱着可能又は開閉可能に取付けたことを特徴とする、堅樋の掃除点検装置。
  2. ゴミ除け部材の上端を、樋継手の正面側から後方に向かって高くなるように傾斜させたことを特徴とする、請求項1に記載の堅樋の掃除点検装置。
  3. ゴミ除け部材に、樋継手の側壁との間に通水間隙を確保する板体を立設したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の堅樋の掃除点検装置。
  4. 樋継手の正面の開口部の周壁又は樋継手の側壁に、少量の雨水を外部にオーバーフローさせる警告孔を、正面の開口部の中心線よりも少し低くなるように位置させて設けたことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の堅樋の掃除点検装置。
  5. 蓋体が透明もしくは半透明であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の堅樋の掃除点検装置。
  6. 板体と樋継手の側壁との間隔を空き缶の半径よりも若干小さくしたことを特徴とする、請求項3に記載の堅樋の掃除点検装置。
JP2004013987A 2004-01-22 2004-01-22 堅樋の掃除点検装置 Pending JP2005207088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004013987A JP2005207088A (ja) 2004-01-22 2004-01-22 堅樋の掃除点検装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004013987A JP2005207088A (ja) 2004-01-22 2004-01-22 堅樋の掃除点検装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005207088A true JP2005207088A (ja) 2005-08-04

Family

ID=34899903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004013987A Pending JP2005207088A (ja) 2004-01-22 2004-01-22 堅樋の掃除点検装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005207088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015712A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 East Japan Railway Co 樋部材
JP2019007136A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 積水化学工業株式会社 雨水排水装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015712A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 East Japan Railway Co 樋部材
JP2019007136A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 積水化学工業株式会社 雨水排水装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7919002B1 (en) Debris trap and method of trapping debris
US20070199869A1 (en) Ground water collection system
US20050246967A1 (en) Rain and storm water filtration systems
US5882508A (en) Easy clean system for a gutter
JP2005207088A (ja) 堅樋の掃除点検装置
JP2009011498A (ja) 塵取り
KR101858141B1 (ko) 오물수거함이 자동배출되는 우수받이
JP4028973B2 (ja) 浮遊物の除去方法および装置
JPH081153A (ja) グリース回収用浮上分離槽
AU2009201113A1 (en) A filtration apparatus
JP2000073414A (ja) 雨水貯溜槽用取水装置
JP5385092B2 (ja) 取水継手
JP3824752B2 (ja) 流し台の水槽
JP5296347B2 (ja) 雨水浄化案内装置
US3421629A (en) Downspout debris trap
JP2009052327A (ja) 雨水取出装置
US1021410A (en) Cistern-guard.
JP2006169944A (ja) 樋用エルボ部材及びその操作治具及び集水装置
JP2003129627A (ja) 蓋付きジョウゴ
JP2002363950A (ja) 取水口塵芥除去装置
JP5270881B2 (ja) ヘアキャッチャー
JP2009052317A (ja) 雨水取り出し装置
WO1998048615A1 (fr) Parc d'aisances pour animal
JP2872534B2 (ja) グリーストラップにおけるオイル阻集装置
JP2896659B2 (ja) 集塵装置