JPS63120711A - 電気用積層板用樹脂組成物 - Google Patents

電気用積層板用樹脂組成物

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JPS63120711A
JPS63120711A JP61266127A JP26612786A JPS63120711A JP S63120711 A JPS63120711 A JP S63120711A JP 61266127 A JP61266127 A JP 61266127A JP 26612786 A JP26612786 A JP 26612786A JP S63120711 A JPS63120711 A JP S63120711A
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JP
Japan
Prior art keywords
monomer
flame
resin composition
formula
vinyl monomer
Prior art date
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Pending
Application number
JP61266127A
Other languages
English (en)
Inventor
Tateshi Ogura
小倉 立士
Noritama Harigai
針谷 憲璋
Fumio Matsui
松井 二三雄
Noboru Suzuki
昇 鈴木
Minoru Takaishi
高石 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電気機器、電子機器、通信器等に用いられる金
屈箔張り積層板用樹脂組成物に関する。
[従来の技術] 金属箔張り電気用積層板に用いられる樹脂としては、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
が代表的なものであり、各種の含浸基材と組合わせて利
用されている。上記積層板には多くの場合、難燃性能が
要求されているが、ラジカル硬化性樹脂の代表である不
飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂の難燃化の
方法は現在でも大きな課題となっている。
[発明が解決しようとする問題点] これらの樹脂と同様に本発明の構成成分である一般式(
I)で表わされるラジカル硬化性プレポリマーはそれ自
体あるいは他のビニルモノマーと混合して金属箔張り電
気用積層板製造に供しうるものであるが、該積層板の難
燃化がさらに要望されているのが現状である。
本発明は、一般式(I)で示されるラジカル硬化性プレ
ポリマーを主成分とする樹脂液を効果的に難燃化して成
る電気用積層板用樹脂組成物の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の前記目的は、 一般式 %式% 〔式中、Aはビニルモノマーとアクリロイルモノマーも
しくはメタクリロイルモノマーとのランダム共重合体主
鎖部分を示し、Rは水素またはメチル基である〕 にて示される、側鎖末端にアクリロイル基もしくはメタ
クリロイル基「以下、両者を(メタ)アクリロイル基と
呼称」を有するラジカル硬化性プレポリマー10〜60
重句%に対して、 一般式 %式% 〔式中、Rは炭素数1〜18の臭素もしくは塩素原子を
含む脂肪族もしくは脂環式炭化水素基であって、酸素原
子と結合している炭素は1級または2級であり、n=1
〜15である〕にて示される塩素含有難燃性モノマー5
〜50mm%が添加されて成り、残部が架橋用ビニルモ
ノマーから成る難燃性樹脂配合液を主成分とする本発明
の電気用積層板用樹脂組成物によって達成される。
[作 用] 一般式(I)においてAはごニルモノマーと(メタ)ア
クリロイルモノマーとのランダム共重合体骨格部分を示
すものであり、Aを含む主鎖ポリマーは、重母平均分子
量として1〜20万、好適には2〜20万である。
また主鎖ポリマー中に含まれるビニル側鎖の密度は自由
に変えることができるが、積層板用樹脂組成物に用いる
場合には0.1〜2モル/〔工〕10009の節回が好
ましい。
またAを含む主鎖部分を形成するために用いられる共重
合性ビニルモノマーとしては、(メタ)アクリロイル基
と共重合可能な種類であれば、いずれのものでも使用で
きる。
これらの代表例としてはスチレン、α−メチルスチレン
、ビニルトルエン、クロルスチレン、アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリルW−tert−ブヂル、アク
リル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル19−n−ブチル、メタ
クリル酸イソブチル、メタクリルM −tert−ブチ
ル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ラウリル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸
ベンジル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、アク
リロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩化
ビニリデンおよび塩化ビニル等が挙げられる。
主鎖骨格を形成するために用いるビニルモノマーの組合
わせにより(I)にて示されるラジカル硬化性プレポリ
マーの性質を変えることができる。
本発明の一般式(I)で表わされるラジカル硬化性プレ
ポリマーの製造方法としては、ビニルモノマーと(メタ
)アクリル酸とを共重合させて側鎖にカルボキシル基を
有する共重合体を製造し、次いでグリシジル(メタ)ア
クリレートを加えて側鎖のカルボキシル基とエステル化
を行なって側鎖末端に(メタ)アクリロイル基を有する
本発明のラジカル硬化性プレポリマーを得る方法が挙げ
られる。同様に、先ず、ビニルモノマーとグリシジル(
メタ)アクリレートとを共重合させて側鎖にグリシジル
基を有する共重合体を得、次いで〈メタ)アクリル酸を
添加して側鎖末端に(メタ)アクリロイル基を導入して
製造することも可能である。
一般式(n)にてボされる塩素含有難燃性モノマーは難
燃化の要請にしたがって種類および添加割合が選ばれる
例えば紙を基材として積層板を作成する場合には、5b
2o3を併用したとき、臭素分が樹脂配合液中に約10
%以上存在するどきUL−94−V−0の規格に合う製
品が得られる。
一般式1)にて示されるモノマーは塩素もしくは臭素を
含むので難燃性を容易に与えることができる。
一般に脂肪族あるいは脂環式化合物において存在する塩
素は臭素に比べ約 /2の難燃効果を与えるものといわ
れているが、一般式(I[)にて示されるモノマーにお
いても同様であった。
一般式(I[)にて示される塩素含有■燃性モノマーは
1級または2級アルコールを無水マレイン酸に付加せし
めて容易に作ることができる。このとき用いるアルコー
ルとしては、C=1〜18の塩素または臭素含有アルコ
ールが用いられ、臭素含有アルコールとしては例えば2
.3−ジブロムプロパノール、トリブロムネオペンチル
アルコール等があるが、これらに限定されるものではな
い。
またハロゲン置換のアルコールも含めC−1〜18の1
級もしくは2級の脂肪族または脂環式の1級もしくは2
級アルコールにエピクロルヒドリンを付加した(ポリ)
エーテル型のアルコールも用いられる。
一般式CI)にて示される塩素含有難燃性モノマーは分
子中の臭素もしくは塩素の存在量と比率を変えることに
よって所望の難燃性を達成することが可能である。この
ことは、塩素に比べて難燃効果は高いが化学的安定性に
劣る臭素の使用比率を低減したい場合にも有効である。
また、nを大にした場合には一般式(I)にて示される
塩素含有難燃性モノマーを配合した樹脂組成物の硬化体
に柔軟性を与える21次的効果も得られる。
本発明において用いられる架橋用ビニルモノマーとして
は公知のいずれのものも使用可能であるが、これらの中
にはスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、p−クロルスチレン、α−メチルスチレン、p−ビ
ニルスチレンのような置換スチレン類ニアクリル酸およ
びメタアクリル酸エステル類:エチレングリコールジア
クリレート、エチレングリコールジメタアクリレート、
1.4−ブタンジオールジアクリレート、1.4−ブタ
ンジオールジメタアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
アクリレっト等のビニル多官能アクリル酸もしくはメタ
アクリル酸ニスデル類;ポリウレタンアクリレート、ポ
リウレタンメタアクリレ−1−、ポリエーテルアクリレ
ート、ポリエーテルメタアクリレート等のビニル多官能
オリゴエステル類が包含される。
[実 施 例] 以下、本発明を実施例によって詳述するが、本発明の讐
旨を逸脱しない限り、これらの実施例のみに限定される
ものではない。
なお、この明細、1)を通して、温度は仝て℃であり、
部および%は特記しない限り重量基準である。
刈BX−ユ 撹拌機、冷却管、滴下ロート、温度計を具備したセパラ
ブルフラスコ(5000m )にアクリル酸(72g、
1モル)、アクリル酸エチル(800g、8モル)、ア
クリルニトリル(53g、1モル)、メチルエチルケト
ン(7009) 、ドデシルメルカプタン(10g)を
仕込み、窒素雰囲気下に75℃に加熱した。
アゾビスイソブチロニトリル(5g)をメチルエチルケ
トン(50F)に溶解しておき、この液を約1時間かけ
て滴下ロートより滴下し、反応器内温度を75〜80℃
に保ちつつ添加した。触媒の添加終了後、同温度で8時
間反応を続けた。
次いで反応器内を180℃迄加熱して、小開の未反応上
ツマ−と共にメチルエチルケトンを留去した。
反応器(フラスコ)に得られたポリマーは920gであ
った。このポリマーの重量平均分子mは4万であった。
この反応器内にグリシジルメタアクリレート(142g
、1モル)、およびスチレン(1000g)を仕込み、
バラベンゾキノンC0,2g) 、トリフェニルホスフ
ィン(4g)を添加した後、110℃で5時間反応させ
た。グリシジルメタアクリレートtよ約88%エステル
化反応した。得られたラジカル硬化性プレポリマーを含
む樹脂液は不揮発分53%の黄褐色液で粘度7.1ボイ
ズ(25℃)であった。
11五−ユ セパラブルフラスコ(1000d )に撹拌機を付し、
この中で2.3−ジブロムプロパノール(434g、2
モル)および無水マレイン酸(197g、2モル)を加
熱撹拌した。約50℃で均一溶液となった。ここでトリ
エチルアミン(1g)を添加した。温度を80℃として
6時間反応させた。室温に冷DI L、て放置すると白
色結晶となった。
艮L」−3 セパラブルフラスコ(3000ate )に冷却管、滴
下ロート、撹拌機を付し、この中にクロロホルム溶剤(
100mlり、脱水ブタノール(74g、1モル) 8
3よび三フフ化ホウ素エーテル触a<1’i>を加えた
撹拌、冷却中のフラスコ内へ、滴下ロートから脱水エピ
クロルヒドリン(925’J、10モル)を内温を60
℃以内に保ちながら、3時間かけて添加し、1時間放置
し反応を完了させた。
次いでフラスコ内の液に水を加え、上層の水をデカン1
〜して洗浄した。フラスコを再度加熱して、残留してい
る水分と共にクロロホルムを留去させた。このようにし
て得たポリエーテル(5009,0,50モル)を別の
反応フラスコに移し、無水マレイン酸(49g、0.5
モル)を加えて、約60℃でトリエチルアミン(1g)
を加え内温を95℃として8時間反応させた。
5!造例 4 セパラブルフラスコ(1000d )に滴下ロート、撹
拌機を付し、2,3−ジブロムプロパノール(1099
,0,5モル)と三フッ化ホウ素エーテル触tj!A(
0,59)を仕込んだ。
冷却と撹拌下で、滴下〇−トから脱水したエピクロルヒ
ドリン(2789,3モル)を、最高温度60℃を保つ
ように加えた@滴下に約2時間を要した。滴下終了後1
時間放置し反応を完結させた。
この反応液に無水マレインg(49g、0゜5モル)を
加えて加熱した。約60℃で均一溶液となったので、ト
リエチルアミン(1g)を加えて95℃に加熱し、6時
間反応させた。
このようにして次式 にて示される化合物を[Jした。
¥lJ造例 5 370g(4モル)のエピクロルヒドリンを用いたこと
および滴下に約3時間を要したこと以外は製造例4と同
様に操作した。このようにして次式1式% にて示される化合物を調製した。
L1五−一 坪fi135g/Tdのクラフト紙(10z X 10
c!1)を[ニカレデンS−305J(商品名、日本カ
ーバイド社製メチロールメラミン)水溶液に浸してロー
ラーで絞り、120℃で30分乾燥した。
得られた紙基材中に11.4型開%メラミンが展着した
。この紙を平皿に入れた表1に示す組成の含浸用樹脂配
合液に浮かべて、樹脂液を滲み込ませた。樹脂配合液を
含んだ紙を6枚と市販接着剤付銅箔「Hに−56」(商
品名、三井金病鉱業社製)を−枚重ね合わせてセロハン
の袋に入れて、これを2枚の鉄板にはさみ、30に9の
重りをのせた。
この状態で120℃の空気オーブンに入れ、120℃で
1時間、さらに100℃で10時間硬化させた。得られ
た積層板は、1.59〜1.61 m厚であった。積層
板の特性値を表2に示す。
表 1  樹脂配合液組成 表 2fe4層板物性 欠陥の生じなくなる温度 [発明の効果] 本発明の電気用vi層板用樹脂組成物は、優れた難燃性
を有しており、かつ耐熱性、耐水性おJ:び打法き特性
も良好である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、Aはビニルモノマーとアクリロイルモノマーも
    しくはメタクリロイルモノマーとのランダム共重合体主
    鎖部分を示し、Rは水素またはメチル基である) にて表わされる、側鎖末端にアクリロイル基もしくはメ
    タクリロイル基を有するラジカル硬化性プレポリマー1
    0〜60重量%に対して、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、Rは炭素数1〜18の臭素もしくは塩素原子を
    含む脂肪族もしくは脂環式炭化水素基であって、酸素原
    子と結合している炭素は1級または2級であり、n=1
    〜15である〕 にて示される塩素含有難燃性モノマー5〜50重量%が
    含有されて成り、残部が架橋用ビニルモノマーから成る
    難燃性樹脂配合液を主成分とする電気用積層板用樹脂組
    成物。
JP61266127A 1986-11-07 1986-11-07 電気用積層板用樹脂組成物 Pending JPS63120711A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170607A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Sanyo Chem Ind Ltd 改質剤および改質方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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