JPS63119986A - 板厚の異なる鋼帯の溶接接合方法 - Google Patents

板厚の異なる鋼帯の溶接接合方法

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JPS63119986A
JPS63119986A JP61267381A JP26738186A JPS63119986A JP S63119986 A JPS63119986 A JP S63119986A JP 61267381 A JP61267381 A JP 61267381A JP 26738186 A JP26738186 A JP 26738186A JP S63119986 A JPS63119986 A JP S63119986A
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welding
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joint
joint plate
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Setsuo Mejika
女鹿 節男
Hiroshi Nemoto
博 根本
Riichi Kaihara
貝原 利一
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼帯の連続処理ラインにおける鋼帯の溶接接
合方法に係り、特に板厚の異なる2つの鋼帯を溶接性を
損なうことなく、接合する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、鋼帯iJi統処理ラインにおける通板スケジュー
ルを作成するにちり、溶接部の破断防止を考慮して、溶
接における先行鋼帯と後行鋼帯の板厚差があまり大きく
ならないように決定していた。
例えば、板厚が1.0mmの一般冷延鋼帯5PCCの場
合、これと溶接接合する対象鋼帯の許容板厚差は±0.
25mmであった。すなわち板厚が1、0 m mの鋼
帯と接合する鋼帯は0.75mm〜1.25mmの範囲
の板厚に限られていた。従って先行鋼帯と後行鋼帯の板
厚が大きく異なる組合せの溶接が生ずる場合は、許容板
厚差の範囲内に入るような組合わせに通板スケジュール
を変更するか、または許容板厚差の範囲内に入るような
適当な組合わせが無い場合は通板を中止していた。
特開昭52−143938には、溶接性の悪い材料から
なる先行特殊鋼コイルの尾端部と後行特殊鋼コイル先端
部との間に普通鋼材質の棒材を介在させて、フラッシュ
バット溶接する方法が提案されている。しかし板厚の薄
い鋼帯の場合には丸棒を介してフラッシュバット溶接す
ることは困難であり、溶接すべき断面積の差が大きい場
合は溶接性が悪い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
−一般冷延鋼帯製造において、製品の短納期化、工場内
の物流の最適化、ライン間の同期化操業等、製品のタイ
ムリーなハンドリングおよび出荷に対するニーズが年々
病まっている。それに対応する手段の1つとして、ライ
ンの連続化が進められており、その中で連続処理ライン
の通板スケジュール計画作成が如何に自由度を有してい
るか、すなわち制約が如何に少ないかということが重要
なポイントとして挙げられる。しかし、現状は通板スケ
ジュール組みにおいて、種々の制約があり、必ずしも前
記のニーズに対し十分に対応できていない。
上記制約には、板厚が異なることによる継ぎ制約、板幅
が異なることによる継ぎ制約、操業条件の相違による制
約等が挙げられるが、特に板厚が異なることによる継ぎ
制約の占める割合が大きい、板厚が異なることによる継
ぎ一1約で最も太きな要因は溶接であり、現状は板破断
を考慮して溶接時の板厚継ぎ条件は前記したようにかな
り制限を設けている。このことが通板スケジュール組み
に大きな制約を与えており、ひいてはタイムリーな製品
製造の妨げになっている。
前記問題に対して、板厚の異なる鋼帯を何種類か準備し
、実ラインの溶接機を用いて溶接テストを繰返し行い、
溶接部接合状況を調査することにより、溶接限界板厚差
範囲が存在することを知見し、その結果を基に、限界板
厚範囲内に入るような継ぎ材を事前に鋼帯に溶接し、実
ラインでテストした結果通板可能であることが分った。
本発明はこの知見に基づいて完成されたもので、板厚の
異なる鋼帯の適切な溶接接合方法を提供するものである
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、板厚の異なる先行鋼帯の尾端部と後
行鋼帯の先端部とを抵抗溶接で接合する連続処理ライン
の鋼帯の接合方法において、a) 先行鋼帯と後行鋼帯
との[■に継ぎ板を介在させる。
b) 継ぎ板と先行、後行鋼帯との板厚差はそれぞれ0
.25mm以下とする。
C) 上記継ぎ板とそれぞれの鋼帯を溶接接合する。
ことを特徴とする。この場合必要に応じ、板厚差が0.
25 m m以下の複数の継ぎ板を用い、これを溶接接
合して先行、後行鋼帯間に介在させる。
〔作用〕
一般冷延鋼帯の重ね抵抗溶接によるJ14続方法におい
て、前記溶接テストの結果、先行鋼帯と後行鋼帯の板厚
差が大きくなると、溶接許容範囲が狭くなることが分っ
た。
第3図に溶接電流と板厚差との関係における溶接許容範
囲を示す、第3図は先行鋼帯の板厚h1と後行鋼帯の板
厚h2の合計h1+h2 =2mmの場合を示したもの
である。これより板厚差が大になる程、溶接範囲が狭く
なることが分る。
第4図に実ラインでの板厚差(hl  h2の絶対イI
i′i)と板破断率の実績を示す、第4図より板厚差が
0.3 m m以上になると破断率が増加していること
が分る。第3億によれば板厚差が0.3 m m以上で
も溶接可能範囲が存在するが、最適条件範囲が狭く、板
材の表面性状による接触抵抗の変動、板材の成分偏析に
よる電気抵抗の変動等のばらつきによるものと考えられ
る。
第3図において、板厚差が大きくなると、溶接性が低下
する理由として、板厚が同一な場合、第6図に示すよう
に、先行鋼帯と後行鋼帯の境界を中心に溶融部20が形
成され、適正な溶接となるが、板厚差が大きくなると、
第5図に示すように板厚が大なる側に溶融部20が形成
され、先行鋼帯と後行鋼帯の境界に溶融部20が形成さ
れないケースが生じ、圧接状態となり溶接強度が低下す
る。この場合、溶接電流値を高くすると、溶融部20の
面積が広くなるが、圧下を加えながら、溶接を行ってい
るため、第7図に示すように溶融部20がエツジ部aよ
り押し出され、結果として溶接強度が低下する。エツジ
部aからの溶融部飛び出しを防止し、かつ先行鋼帯と後
行鋼帯との境界に溶融部20を形成するための溶接条件
範囲は非常に狭く、操業上、この溶接条件範囲で溶接を
行うことは困難である。
従って操業上安定して溶接を行うために上記溶接範囲を
広くする必要があるが、その場合、先行鋼帯と後行鋼帯
の板厚差をできる限り小さくすることが望ましい、しか
し板厚差を小さくすることは製品通板スケジュールに大
きく制約を与えるばかりでなく、適当な厚みの材料が無
い場合は通板を中止することになる。
そこで第1図に示すように前記板厚差(hx −h2)
が大きい継ぎが生ずるケースにおいて、比較的短い中間
厚h4の鋼帯(継ぎ板4)を溶接機前に装入し、先行鋼
帯21と継ぎ板4、継ぎ板4と後行鋼帯22をそれぞれ
0.25mm以下の許容厚みで溶接することにより1通
板可億であることが分った。この場合、継ぎ板装入を手
動で行うとタイムサイクルが長くなるばかりでなく、安
全上にも問題が有り、自動的に行う装入装置が必要とな
る。
蟲ぎ板の長さが長過ぎる場合、設備費(装入装置、建屋
長さ、土木費用等)が増大するばかりでなく、継ぎ板の
装入装置までのハンドリングが著しく困難であるため、
継ぎ板の長さは2m以下であることが望ましい。
なお、先行鋼帯21と後行鋼帯22の板厚が大きく異な
る場合は第1図(b)に例示するように、板厚差が0.
25mm以内の継ぎ板4を複数枚接合することにより、
最終的に各溶接接合部の板厚許容差を0.25mm以内
に納めることが可能である。
〔実施例〕
第2図を用いて実施例を説明する。
第2図は本発明を好適に実施することのできる鋼帯の溶
接接合装置の(a)側面図、(b)正面図である。
デフロールlおよび7は上バス用スレ7デイングガイド
3と共に上パス14の鋼帯を第3図(&)の向って左か
ら右方向へ案内して通板する。下パスコンベヤ2は下パ
ス15の鋼帯を案内する。継ぎ板装入装置5は第2図(
b)に示すように継ぎ板4を継ぎ板ストレージ装置18
からパスライン上に搬送し、マグネットコンベヤ6上に
供給する。
鋼帯および/または継ぎ板をクランプ8,9゜12.1
3でクランプし、溶接機シャー上刃16、下刃17で剪
断する0次いでy部で先行、後行鋼帯および継ぎ板4を
圧接溶接する。
次に溶接接合工程について説明する。
上バス14通板中の先行鋼帯の後端部を溶接機内y部に
停止した後、継ぎ板装入装置5に真空吸引装置により吸
着されている継ぎ板4をマグネットコンベア6上に供給
する。継ぎ板4はマグネットコンベア6により溶接機内
y部に搬送され、先行鋼帯と溶接される。溶接完了後、
下パス15のコンベアz上に待機していた後行鋼イ;)
を溶接機内y部へ搬送開始すると同時に、先行鋼帯と既
に溶接完了している継ぎ板4の尾端X部の溶接機内y部
への搬送も開始し、後行鋼イ1)の先端と継ぎ&4の尾
端部X部を溶接機内y部に停+L Lだ後、溶接を行う
、溶接完了後、ライン運転に入る。上下パスが逆の場合
も上記と同様である。
継ぎ板装入を完了した継ぎ板装入装置5はライン運転中
にライン外の継ぎ板ストレージ18の位置まで移動し、
ストック中の継ぎ板4を上下動シリンダ23と真空吸引
装置24により吸着し、次の継ぎ板装入に備える。
第8図に本発明の実施前と実施後の鋼帯の製造日数削減
率を示したように約3%の削減が可能となった。
〔発明の効果〕
本発明によりタイムリーな通板スケジュール組みが可能
となり、結果として全体の製品の製造日数の短縮が可能
となり、また製造日数短縮による在庫金利削減、製造工
程間の在庫量の削減による物流の簡素化等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の説明図、第2図は継ぎ板装入装置
の(a)側面図、(b)そのA−A矢視図、第3図は板
厚差と溶接可fE n囲を示すグラフ、第4図は板厚差
と破断率の関係を示すヒストグラム、第5図〜第7図は
溶接状態を説明する溶接接合部の断面図、第8図は発明
の効果を示すグラフである。 l・・・デフロール、2・・・下パスコンベア、3・・
・上パス用スレッディングガイド、4・・・継ぎ板、5
・・・継ぎ板装入装置、6・・・マグネットコンベア、
7・・・上パス用デフロール、8・・・溶接機入側上ク
ランプ、9・・・溶接機入側下クランプ、12・・・溶
接機出側上クランプ、13・・・溶接機出側下クランプ
、14・・・上パス、15・・・下バス。 16・・・溶接機シャー上刃、17・・・溶接機シャー
下刃、18・・・継ぎ板ストレージ装置、20・・・溶
融部、21・・・先行鋼板、22・・・後行鋼板、23
・・・シリンダ、24・・・真空吸着装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板厚の異なる先行鋼帯の尾端部と後行鋼帯の先端部
    とを抵抗溶接で接合する連続処理ラインの鋼帯の接合方
    法において、先行鋼帯 と後行鋼帯との間にそれぞれの鋼帯との板厚差が0.2
    5mm以下である継ぎ板を介在させ、該継ぎ板とそれぞ
    れの鋼帯を溶接することを特徴とする連続処理ラインに
    おける板厚の異なる鋼帯の溶接接合方法。
JP61267381A 1986-11-10 1986-11-10 板厚の異なる鋼帯の溶接接合方法 Granted JPS63119986A (ja)

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JPH0422674B2 JPH0422674B2 (ja) 1992-04-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03294071A (ja) * 1990-04-12 1991-12-25 Fuji Electric Co Ltd 高導電性材と高抵抗材との接合方法
JP2016059956A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 トヨタ自動車株式会社 接合部材とその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143938A (en) * 1976-05-25 1977-11-30 Nisshin Steel Co Ltd Method of welding together end portions of coiled strips in continuous rinsing facility and apparatus therefor

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