JPS63119185A - 加熱調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 戸゛Ｃ業上の利用分野 本ｆＦ明は面状ヒータを備えた加熱調理装置に係Ｉ９、
と１１わけ操作パネルが加熱室の上部に設置される縦７
１１！！ＪＪｌｌ熱調理装置の冷却に関するものである
。

従来の技術 最近のヒータを（ｊｉｉｉえた加熱調理装置、例えばオ
ーブン電１′−レンジにおいては、操作スイッチ、ボリ
ューム宿を設置する操作パネルが加熱室の上ぶ４に設置
さ）する縦型のタイプが普及しつつある。この縦４ζ１
！の加熱調理装置において％徴的な構造はヒータ加熱時
において、操ｆ′［パネルの裏面や加熱室」一部に投宿
゛されるトランス、ＩＣ，コンデンサー雪の電気５１９
品を・冷却するための冷却７アンモータ’Ｅ　（＋ｉｉ
ｉえていることである。この冷却７アンモータＳで’ｉ
ｌｉ制御する方法として従来においては次の２つがＪＥ
；＆ものであ−）た。第一として加熱室内の温度を１１
ｉ１１　ｎ１ｉｌするために加熱室壁面に設置される気
体セン３２、−７ サー（例えばサーミスタ）を利用するもの。第二として
加熱室上部の電気部品の近傍に新たに気体センサーを設
置するものである。第３図に加熱室壁面の気体センサー
を利用した縦型加熱調理装置の側面断面図を示す。加熱
室１の前面には開閉自在に扉体２が設けられ、扉体２の
上部には操作パネル３が設置される。操作パネル３の裏
面にはマイコン、コンデンサー等の電気部品４が取り付
けられている。加熱室１の上部にはトランス等の大き々
電気部品５と冷却用のファンモータ６が設置される。加
熱室１には加熱用ヒータ７と加熱室１内の温度全検知す
る温度センサー８が配されている。調理が始まると加熱
用ヒータ７に給電され、加熱室１がある一定温度になる
と気体センサー８が検知し、冷却ファンモータ６が動作
する構造となっている。

第４図に加熱室上部の電気部品の近傍に新たに気体セン
サーを設けた場合の縦型加熱調理装置の側面断面図を示
す。電気部品４と６の近傍には加熱室１に設置された気
体センサー８とは別に新たに第２の気体センサー９が設
置されている。加熱室１内の温度とは関係なく、電気部
品４と５の近傍の雰囲気の温度がある一定以上の温度で
あれば冷却ファンモータ６は動作することになる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成では以下の問題点がある。

第３図に示される冷却ファンモータ６の制御を加熱室１
内に設けられる気体センサー８で行う構成においては、
調理終了後、加熱室１内に水蒸気が残った状態で気温が
下がると水蒸気が結露し、気体センサー８の誤動作をひ
き起こす事になる。

気体センサー８は主にサーミスタが使われるが、サーミ
スタは高温になるほど抵抗値が下がる。サーミスタに露
などがつくと、みかけの抵抗値が下がるため、制御品は
加熱室１内が高温であると判断し、冷却ファンモータ６
を動作させる事になる。

このような誤動作は気温の下がる夜中に起こることが多
く、冷却ファンモータ６の動作する音が夜中に突然起こ
り、セントのユーザーに不安感を与６・−／ えるとともにクレームの対象となる。

第４図で示される電気部品４と６の近傍に新たに温度セ
ンサー９を設ける構成は、温度センサー９が加熱室１の
外部に設置されているため水蒸気の結露による誤動作は
起こらないが、気体センサー９を新しく追加しコストを
上げているにもかかワラスこのセンサーの利用が冷却フ
ァンモータ６の制御にだけ限られている。気体センサー
９の有効的な利用がなされていない問題がある。

本発明はかかる従来の問題を解決するもので、冷却ファ
ンモータ６の誤動作が起こらず、′＝！た新たに追加さ
れるセンサーの有効的な利用が可能な構造を提供するも
のである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の加熱調理装置は、
被加熱物を載置する加熱室と、前記加熱室の天板上部に
設置され前記被加熱物を加熱調理する面状ヒータと、前
記加熱室の上部に設置される電気部品と、前記加熱室の
天板上部で前記面状ヒータの近傍に設置され前記面状ヒ
ータの温度を６・、−７ 検知する面温度センサーと、前記電気部品を冷却する冷
却ファンモータとから成り、前記面温度センサーの検知
する温度により、前記冷却ファンモータの動作を制御す
る構成となっている。

作用 本発明は上記の構成によって次の作用により問題点が解
決される。

加熱室天板上部に設置される面状ヒータの近傍に面温度
センサーを設置する構成としたため、加熱源であるヒー
タの熱を敏感に検知することが可能である。この面温度
センサーの検知する温度で冷却ファンモータを制御して
いるため、電気部品の温１Ｗが上がる前に適確に冷却フ
ァンモータを動作させられる。安全性にすぐれた構成で
ある。捷た面温度センサーは加熱室の外部に設置されて
いるため、調整後加熱室に残った水蒸気の結露による誤
動作の恐れｄ：なく、信頼性のすぐれた装置となる。

寸た面温度センサーは面状ヒータの熱を敏感に検知でき
るため、加熱室内の温度コントロールにも利用でき、冷
却ファンモータの制御だけでなく１１Ｍ１　ｊＪ１シー
ケンスへの応用が可能である。面温度セン±−の効率的
利用という点でもすぐれた構成である。

実施例 以−１・、本発明の実施例を添イ」図面にもとづいて説
明する。

第１図に１、本発明の構成を示すブロック図である。

被加熱物の載置された加熱室１の前面にＣ１開閉自在に
扉体２が設けられ、扉体２の上部には操作パネル３が設
置される。操作パネル３の裏面にはマイ二ｌン、コンデ
ンザー等の電気部品４が取り付けられている。加熱室１
の上部にはトランス等の大きな電気７１１３品５と冷却
用のファンモータ６が設置される。加熱室１には加熱室
１内の温度を検知する雰囲気温度センサー８が敗り付け
られている。

また加熱室１の天板の上部には面状ヒータ１０が設置さ
れ、面状ヒータ１０の近傍には面状ヒータ１０の温度を
検知する面温度センサー１１が設置されている。

冷却ファンモータ６の制御は次の様に行われる。

面温度センサー１１は面状ヒータ１０の温度全ある時間
サイクルブびに検知し、検知回路１２を通して制御部１
３に温度データを提供する。制御部１３ではぞの温度デ
ータを判断して冷却ファンモータ６を動作させるかどう
か決定する。面状ヒータがある所定のｌｋＡ度を越えた
場合冷却ファンモータ６は動作するようにプログラムさ
れている。冷却ファン千−夕６を動作させる決定がなさ
れると、制ｊＴ１１部１３ｄ、ドライバー１４を介して
冷却ファンモータ６に；ｒ！＋電を開始する。これらの
制御は調理中たけでなく調理終了後も行われる。つまり
電源プラグがコン七ントにつながれ、制御部１３に通電
されているＩＩｉ’７は常に面状ヒータ１ｏの温度は面
温度センサー１１によって監視されている。これはｔａ
理終了後もしばらくは加熱室１や電気部品４や６は高温
となっている事を考慮したものである。

面温度センサー１１は熱源である面状ヒータ１゜の近傍
に設置されているため、感度良く検知する事か可能であ
り、面状ヒータ１ｏの異常加熱にも９゜ すげやく対応できる。捷た面温度センサー１１は加熱室
１の外側に設置されているため、加熱室１内に残った水
蒸気の結露による温度センサーの誤動イ′１も心配゛す
る事がなく安全性、信頼性においてもすぐれている。

本発明の構成によると、面温度セン−ｊ＋−１１を加熱
室１内の温度制御や調理シーケンスへの利用も可能であ
る。面温度センサー１１は面状ヒータ１ｏの近傍に設置
しｆｃため面状ヒータ１０の温度を精度良く制御できる
。この点全利用し、加熱室１内の温度制御を雰囲気温度
センサー８とともに行い、より正確力温度制御を可能に
している。従来の加熱調理装置においては、加熱室１内
の温度制御は雰囲気温度センサー８だけて行なわれてい
たが、この方式の欠点は、冷時から加熱を始めた場合雰
囲気温度センサー８が検知する温度は、実際の加熱室１
内中央の温度よりも低くなることであり、このため冷時
からの加熱においては加熱室１の中央の温度は制御温度
よりもかなり高くなってし１つ（いわゆるオーパーン、
−１・）。第２図１０、　５ にこの関係を示している。横軸に加熱開始からの１１！
ｉ間、縦軸に温度を示す。加熱室１の中央の温度（実線
）Ｑ：１１、雰囲気温度センサー８の検知する温ＩＢｋ
　（破線）が′ｌＩｆ制御温度に達っし、ヒータへの通
電がｕＪねた時には、制御温度をか々リオーバーしてお
り、その後のヒータへの給電のＯＮ、ＯＦＦにより制御
温度に収束している。このような冷時からの加熱の際に
起こるオーバーシュートは調理の出来映えに大きな影響
ヲ及ばず。本発明の装置はこの欠点全面温度センサー１
１を利用してなくしている。面温度センサー１１は面状
ヒータ１０の温ｊ隻を感ＩＩＩよく検知できる。このた
め加熱室１の中央の温度が冷時からの加熱で制御温度に
達っした時点での面状ヒータの温度を制御部１３にあら
かし７め記憶させておき、面温度センサー１１がこの先
１、度を検知した時点で面状ヒータ１０への給電を断続
させてやり、雰囲気温度センサー８が制御温度に達っし
た後は雰囲気温度センサー已によって加熱室１の温度全
制御させてやれば、冷時からの加熱においてもオーパー
ンニーＩ・の起こらない１１　べ−２ 正確な温度制御が得られる。本発明の構成によると、上
記のように面温度センサー１１ｆ：冷却フアンモータの
みの制御だけでなく、加熱室１の温度制御にも利用でき
、面温度センサー１１の幅広い活用が可能であり、装置
の調理性能も高められる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、面温度センサーを加熱室
天板の上部で面状ヒータの近傍に設置し、面温度センサ
ーで面状ヒータの温度を検知して電気部品の冷却ファン
モータを制御する構成としたため、次の効果を得ること
ができる。

（１）加熱室の外側に面温度センサーを設置したため、
加熱室内に残った水蒸気の結露による面温度センサーの
誤動作を防ぐことができる。

（２）面状ヒータの温度を感度よく検知できるため、面
温度センサーを加熱室内の温度制御にも利用でき、セン
サーの幅広い活用が可能になり、同時に装置の調理性能
も高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における加熱調理装置の構成
を示すブロック図、第２図は同加熱室内の温度と雰囲気
温度センサーの検知温度の関係を示す説明図、第３図は
第１の従来例の側面断面図、第４図は第２の従来例の側
面断面図である。 １・・・・・・加熱室、４・・・・・・電気部品、６・
・・・・・冷却ファンモータ、１０・・・・・・面状ヒ
ータ、１１・・・・・・面温度センサー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
１Ｄ烈１；！： １′−一一葡璋攬２シす− 第　２　図 一如許！市ら■

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）被加熱物を載置する加熱室と、前記加熱室の天板
   上部に設置され前記被加熱物を加熱調理する面状ヒータ
   と、前記加熱室の上部に設置される電気部品と、前記加
   熱室の天板上部で前記面状ヒータの近傍に設置され前記
   面状ヒータの温度を検知する面温度センサーと、前記電
   気部品を冷却する冷却ファンモータとから成り、前記面
   温度センサーの検知する温度により、前記冷却ファンモ
   ータの動作を制御する構成とした加熱調理装置。
2. （２）調理の継続、終了に関係なく、面温度センサーの
   検知する温度がある所定の温度よりも高ければ冷却ファ
   ンモータを動作させる構成とした特許請求の範囲第１項
   記載の加熱調理装置。
3. （３）加熱室内に設置される雰囲気温度センサーと面温
   度センサーと２つの温度センサーで加熱室内の温度を制
   御する構成とした特許請求の範囲第２項記載の加熱調理
   装置。