JP2007120830A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007120830A
JP2007120830A JP2005312236A JP2005312236A JP2007120830A JP 2007120830 A JP2007120830 A JP 2007120830A JP 2005312236 A JP2005312236 A JP 2005312236A JP 2005312236 A JP2005312236 A JP 2005312236A JP 2007120830 A JP2007120830 A JP 2007120830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating chamber
thermistor
heating
intake air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005312236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007120830A5 (ja
Inventor
Koji Yamamoto
孝二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005312236A priority Critical patent/JP2007120830A/ja
Priority to CN 200610137450 priority patent/CN1955556A/zh
Publication of JP2007120830A publication Critical patent/JP2007120830A/ja
Publication of JP2007120830A5 publication Critical patent/JP2007120830A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract


【課題】本体が閉塞状態に置かれても、閉塞状態を精度良く判断し、簡単な構成で電気部品の保護をすること。
【解決手段】加熱室22の温度を検出する加熱室温度サーミスタ33を吸気経路側に設置し、加熱室温度サーミスタ33の取付け部37に吸気温度検出板38を設け、吸気温度検出板37で吸気温度を検出し、その検出温度に応じて、加熱室温度サーミスタ33の温度を精度良く補正するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、高周波加熱装置の本体周囲が塞がれた状態で使用された時の電気部品の保護に関するものである。
従来、この種の高周波加熱装置としては、機械室内に温度センサーを設け、本体の周囲が開放された状態(以下開放状態という)と本体の周囲が塞がれた状態(以下閉鎖状態という)を、前記温度センサーの検出した温度と予め設定された温度を比較して、温度センサーで検出した温度が予め設定された温度より高い場合は閉鎖状態と判断して、加熱方法を変える。一般的には加熱温度を低くする、或は送風ファンの回転数を増やすことにより冷却能力を増して電気部品の温度を下げて保護する手法が採られている(例えば、特許文献1参照)。
図8、図9は、特許文献1に記載された従来の高周波加熱装置を示すものである。図に示すように、高周波加熱装置の本体1内部には加熱室2が有り、加熱室2の前面には回動自在に開閉できる扉3が設けてある。扉3の右横には操作パネル4があり、操作パネル4には温度や時間を表示する表示部5と調理を行うために設定する操作キー6が備わっている。操作パネル4の後方には機械室7が設けてあって、更に後方には電気部品を冷却するための冷却ファン8が設けてある。加熱室2の上面と下面には、加熱室2内の食品を加熱する上ヒータ9と下ヒータ10がそれぞれ、内蔵されている。加熱室2の右側面には、加熱室2内の温度を検出するための温度センサーである加熱室温度サーミスタ11が設けられている。一方、操作パネル4の裏側には、上ヒータ9、下ヒータ10、冷却ファン8、加熱室温度サーミスタ11等の電気部品を制御するための制御基板12が設けられていて、制御基板12には機械室7の温度を検出する温度センサーである機械室温度サーミスタ13が設けられている。
次にオーブン調理を例にとって動作、作用を説明する。
加熱室2に食品を入れ、操作パネル4の操作キー6の加熱設定キー(図示せず)と温度設定キー(図示せず)と時間設定キー(図示せず)により、加熱方法と調理温度と時間を設定した後、操作キー6のスタートキー(図示せず)を押して、調理を開始すると上ヒータ9と下ヒータ10に通電され、制御基板12のマイコン(図示せず)にプログラムされた加熱制御パターンで、加熱室2を加熱して行く。加熱室2内の温度は、加熱室温度サーミスタ11が随時検出し、制御基板12のマイコン(図示せず)に温度情報を送り記憶されながら、上ヒータ9と下ヒータ10への通電のON、OFF制御を行い、設定された温度に加熱する。この時、調理を開始すると同時に、或はしばらく経過してから冷却ファン8が回転して本体1外の冷気を導入し、本体1内部の電気部品を冷却する。一方、調理を開始すると同時に機械室温度サーミスタ13は、機械室7の温度を検出し、制御基板12のマイコン(図示せず)に温度情報を送り記憶される。機械室温度サーミスタ13の働きを説明すると、調理が開始されると加熱室2の温度は序序に上昇していくことになるが、機械室温度サーミスタ13の温度は、加熱室2から受ける輻射熱と冷却ファン8の冷却能力とが釣り合いながら、こちらも温度上昇して行く。
ここで、調理開始後、予め設定された時間に機械室温度サーミスタ13の温度が、予め設定された温度(閉塞状態と判定する温度例えば80℃)と比較して、予め設定された温度より機械室温度サーミスタ13の温度が高ければ、本体1が閉鎖状態にあると判断し、加熱室2の加熱制御パターンを変更する。一般的には加熱温度を低くする、或は送風ファン8の回転数を増やすことにより冷却能力を増すことによって電気部品の温度を下げて保
護するものである。
特開平10−169997号公報
しかしながら、前記従来の構成では、本体1周囲の環境温度によっては開放状態と閉塞状態を、機械室温度サーミスタ13の温度差で正しくとらえることができず誤判別してしまう、或いは閉塞状態には、いろんな状態があるため、その状態全てを機械室温度サーミスタ13の温度差で判別するには実際上は難いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、閉塞状態を精度良く判断し、電気部品の保護を確実にする高周波加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の高周波加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱室の温度を検出する加熱室温度サーミスタと、加熱室温度サーミスタの検知温度により加熱手段を制御する制御手段と、機械室の電気部品を冷却する送風装置とを備え、加熱室温度サーミスタを送風装置の吸気経路側に設けたものである。
これによって、加熱室温度サーミスタ自身で、閉塞状態となった時の吸気温度を検出して、加熱室の温度を補正することが出きるため、加熱室の温度を精度良く補正できる。
また、本発明の高周波加熱装置は、加熱室温度サーミスタが、温度検出部と取付け部とから成り、加熱室に設けた開口部より温度検出部を挿入して取付け部を加熱室に固定すると共に、取付け部に吸気温度検出板を設けたものである。
これによって、閉塞状態となった時の吸気温度を精度良く、加熱室温度サーミスタに伝えることができるため、加熱室温度を精度良く補正することができる。
また、本発明の高周波加熱装置は、加熱室温度サーミスタと吸気温度を検出する吸気温度サーミスタを併用して、吸気温度サーミスタの温度変化で、加熱室温度サーミスタの温度をさせて、加熱室温度を補正する構成としたものである。
これによって、閉塞状態となった時の吸気温度を精度良く読取ることができるため、加熱室温度を精度良く補正することができる。
本発明の高周波加熱装置は、閉塞状態を加熱室温度サーミスタ自身で直接的に検出して補正することができるため、判別の誤りが無くなり、加熱室の温度を確実に補正できるので電気部品を確実に保護できる。
第1の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱室の温度を検出する加熱室温度サーミスタと、前記加熱室温度サーミスタの検知温度により前記加熱手段を制御する制御手段と、機械室の電気部品を冷却する送風装置とを備え、前記加熱室温度サーミスタを前記送風装置の吸気経路側に設けたことにより、加熱室温度サーミスタ自身で、閉塞状態となった時の吸気温度を検出して、加熱室の温度を補正することが出きるため、加熱室の温度を精度良く補正できる。
第2の発明は、加熱室温度サーミスタは、温度検出部と取付け部とから成り、加熱室に設けた開口部より温度検出部を挿入して取付け部を加熱室に固定すると共に、前記取付け部に吸気温度検出板を設けたことにより、閉塞状態となった時の吸気温度を精度良く、加熱室温度サーミスタに伝えることができるため、加熱室温度を精度良く補正することができる。
第3の発明は、制御手段は、加熱室温度サーミスタと吸気温度を検出する吸気温度サーミスタを併用して、吸気温度サーミスタの温度変化で、加熱室温度サーミスタの温度を変化さえて、加熱室温度を補正する構成としたことにより、閉塞状態となった時の吸気温度を精度良く読取ることができるため、加熱室温度を精度良く補正することができる。
第4の発明は、吸気の一部が加熱室温度サーミスタの取付け部に導入されるように構成したことにより、閉塞状態となった時の吸気温度を整流して、澱むことなく加熱室温度サーミスタに導入できる。また、加熱室からの輻射熱の影響を抑えることができるため、吸気温度を安定させることができるので、加熱室の温度を精度良く補正することができる。
第5の発明は、加熱を始める前に、加熱室温度サーミスタと吸気温度サーミスタの温度を比較して、その温度差が予め設定された温度より、高かければ加熱制御パターンを変更することより、繰返し調理をした場合でも調理後の加熱室の温度状態を調べ、その温度の影響を排除できるため、加熱室の温度を精度良く補正することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における高周波加熱装置の斜視図。図2は、本発明の第1の実施の形態における高周波加熱装置の断面図。図3は、本発明の第1の実施の形態における高周波加熱装置の部分拡大斜視図。図4は、本発明の第1の実施の形態における加熱室温度と加熱室温度サーミスタのレベル(温度)の関係図である。
図1、図2において、高周波加熱装置の本体21内部には、加熱室22が有り、加熱室22の前面には回動自在に開閉できる扉23があり、扉23の右横には操作パネル24があり、操作パネル24の前面には、温度、時間を表示する表示部25と調理を行うために設定する操作キー26が備わっている。加熱室22の上面には面状の上ヒータ27が、下面には管状の下ヒータ28が内蔵されている。加熱室22の右側面の下側には、高周波を発生するマグネトロン29が結合されていて、マグネトロン29の上側にあるインバータ30で駆動される。インバータ30の後方には冷却ファン31が本体21のウライタ32に固定されている。加熱室22の後方上側には加熱室22の温度を検出し、設定温度に制御する加熱室温度サーミスタ33が設けてある。冷却ファン31の上側には吸気温度を検出するための吸気温度サーミスタ−34が本体21のウライタ32に固定されている。操作パネル24の裏側には、上ヒータ27、下ヒータ28、冷却ファン31、加熱室温度サーミスタ33、吸気温度サーミスタ34等の電気部品を制御するための制御基板35が設けられている。
加熱室温度サーミスタ33の詳細を図3で説明する。加熱室温度サーミスタ33には、加熱室22の温度を検出するサーミスタチップ(図示せず)が入った温度検出部36と、加熱室22に保持固定するための取付け部37がある。取付け部37は平板状で、加熱室22の右側面より出っ張った形状になっていて、その近傍の温度を吸熱する吸気温度検出板38を兼ねている。
次にオーブン調理を例にとって動作、作用について説明する。
図1、図2、図3において、加熱室22に食品を入れ、操作パネル24の操作キー26の加熱設定キー(図示せず)と温度設定キー(図示せず)と時間設定キー(図示せず)により、加熱方法と調理温度と時間を設定した後、操作キー26のスタートキー(図示せず)を押して、調理を開始すると上ヒータ27と下ヒータ28に通電され、制御基板35のマイコン(図示せず)にプログラムされた加熱制御パターンで、加熱室22を加熱して行く。加熱室22内の温度は、加熱室温度サーミスタ33が随時検出し、制御基板35のマイコン(図示せず)に温度情報を送り記憶されながら、上ヒータ27と下ヒータ28への通電のON、OFF制御を行い、設定された温度に加熱する。
一方、調理を開始すると同時に或は、しばらく経過してから冷却ファン31が回転して、本体21外の冷気を導入し、本体21内部の電気部品を冷却する。加熱室温度サーミスタ33の温度は、加熱室22の内側にある温度検出部36で温度を検出するが、実際にはこの温度検出部36は外装されて、加熱室22の上壁面に取付けられているため、加熱室22の上壁面温度と、加熱室温度サーミスタ33に設けた吸気温度検出板38の温度の影響を受けて、これらの複合温度となる。よって吸気温度が変われば、特に、加熱室温度サーミスタ33に設けた吸気温度検出板38の温度が影響を受けやすく変化する、その温度変化でサーミスタ33が制御基板35のマイコンに送るの温度が変化し、加熱室22の温度が変化することになる。
その関係を図4を用いて説明する。加熱室22の温度調節は、加熱室温度サーミスタ33の抵抗値変化を制御基板35のマイコン(図示せず)で処理するため、抵抗値変化を電圧に変化した後、マイコンで処理できる所定の定数(レベル)に置換えられる。例えば、加熱室22の温度を150℃にする時を150レベル、200℃を200レベル、250℃を250レベルとしてマイコン(図示せず)に記憶されている。加熱室22の温度は、加熱室温度サーミスタ33で検出した温度(レベル)と制御基板35のマイコン(図示せず)に記憶され温度(レベル)を比較して、上ヒータ27と下ヒータ28をON−OFF制御して調節される。
図4は、加熱室22の温度と加熱室温度サーミスタ33のレベル(温度)との関係を示すグラフである。曲線aが、本体21を開放した状態で設置した時の加熱室22の温度と加熱室温度サーミスタ33のレベル(温度)の関係を示し、曲線bが、本体21を閉塞した状態で設置した時の加熱室22の温度と加熱室温度サーミスタ33のレベル(温度)の関係を示すものである。閉塞状態になると本体21からの排気熱や熱気が廻り込むため、吸気温度が上がり、加熱室温度サーミスタ33の吸気温度検出板38の温度が上がる。そうすると、加熱室22の温度が上がったものと判断され、加熱室22の温度を下げる方向に作用するので、加熱室22の温度と加熱室温度サーミスタ33のレベル(温度)の関係は、曲線bのように補正されることとなる。加熱室22の温度が高ければ、本体21からの排気熱や熱気も高くなるため、吸気温度が高くなり、加熱室温度サーミスタ33の温度も高くなり、開放状態の曲線aと閉塞状態の曲線bの差は広がる方向となる。
ここで、例えば開放状態で、加熱室温度サーミスタ33のレベルが250レベルの時、加熱室22の温度が250℃である場合、閉塞状態では、曲線bに移るため、加熱室温度サーミスタ33のレベルが250レベルでも、加熱室22の温度は230℃と低くなる。よって、閉塞状態となった時は、加熱室温度サーミスタ33自身で温度補正を行って、加熱室22の温度を下げることで、本体21内の電気部品温度を下げることができ、しかも簡単な構成で電気部品の保護ができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の電気的構成を示すブロック図である。図3、図5を用いて説明する。本発明では、加熱室22に取付けられた熱室温度サーミスタ33とウタイタ32に取付けられた吸気温度サーミスタ34を併用して、加熱室温度サーミスタ33の温度を補正するように構成するもので、例えば、図5に指示すように、加熱室温度サーミスタ33と吸気温度サーミスタ34を、電気的に直列につないで制御基板35のマイコン(図示せず)に入力されている。このように構成すると加熱室温度サーミスタ33の温度は、吸気温度サーミスタ34の温度の影響を受ける形となるため、吸気温度サーミスタ34の温度変化で、加熱室温度サーミスタ33の温度を補正させることができる。加熱室温度サーミスタ33の動作、作用は実施の形態1と同様であるため省略する。吸気温度サーミスタ34の動作、作用を説明する。調理を開始すると加熱室22の温度は序序に上昇していくことになるが、吸気温度サーミスタ34の温度は、冷却ファン31の回転によって、本体21外から流入した外気温度と加熱室22の輻射熱とを合成した温度となり、こちらの温度も序序に上昇して行き、制御基板35のマイコン(図示せず)に温度情報を送り記憶される。
ここで、加熱室温度サーミスタ33と吸気温度サーミスタ34を電気的に直列につないで、制御基板35のマイコン(図示せず)に入力されているため、加熱室温度サーミスタ33の温度と吸気温度サーミスタ34の温度の複合で温度がきまることなり、吸気温度サーミスタ34の影響を受けることで、吸気温度サーミスタ34で補正できることになる。この時の作用は、実施の形態1の図4と同様であるため省略する。本体21が閉塞状態になった時は、吸気温度が上がるため、吸気温度サーミスタ34の温度が上がり、結果的に加熱室温度サーミスタ33の温度が上がって、温度補正を行うことにより、加熱室22の温度を下げることで、本体21内部の電気部品温度を下げることができる。しかも簡単な構成で電気部品の保護ができる。更に、補正手段が吸気温度サーミスタ34であるため、精度良く補正できる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態の高周波加熱装置の部分斜視図である。図6において、加熱室温度サーミスタ33の取付け部37近傍に、平板の2辺をL形に起こした形状のうち1面には通気口39があり、開放された面を冷却ファン31側に、通気口39がある面を加熱室22側にして取付けたエアーガイド40を構成したものである。このエアーガイド40の作用を説明する。調理を開始すると同時に、或はしばらく経過してから本体21内の電気部品を冷却するため、冷却ファン31を回転させると、本体21外から外気が本体21内に流入するが、この流入した外気を加熱室温度サーミスタ33の温度検出板37に、整流して導入するようにしたものである、このことによって、吸気が澱むことなく安定して供給できる。
また、加熱室22からの輻射熱を抑えることができるため、加熱室温度サーミスタ33の吸気温度検出板38の温度が安定し、加熱室温度サーミスタ33を精度良く補正でき、結果的に加熱室22の温度を精度良く補正できる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態の高周波加熱装置の動作ブロック図である。図7において、調理を開始する前に、加熱室温度サーミスタ33と吸気温度サーミスタ34の温度を比較して、その温度差が予め設定された温度より高ければ、加熱室22の温度が高くなっていて調理の繰返しであると判断し、加熱制御パターンをその温度状態にあった条件に変更するものである。このことで、調理を繰返し行った場合でも調理後の加熱室22の温度状態を調べ、その温度の影響を排除できるため加熱室温度サーミスタ33を精度良く補正でき、結果的に加熱室22の温度を精度良く補正できる。
以上のように、本発明の高周波加熱装置によれば、閉塞状態を加熱室温度サーミスタ自身で直接的に検出して補正することができるため、判別の誤りが無くなり、加熱室の温度を確実に補正できるので、電気部品を確実に保護できることが可能となるので、電気、ガス、石油のエネルギーを利用して加熱する加熱機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の斜視図 本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の断面図 本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の斜視部分拡大図 本発明の実施の形態1における加熱室温度と加熱室温度サーミスタのレベル(温度)の関係図 本発明の実施の形態2の電気的構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における高周波加熱装置の部分斜視図 本発明の実施の形態4における高周波加熱装置の動作ブロック図 従来の高周波加熱装置の正面図 従来の高周波加熱装置の操作部の斜視図
符号の説明
22 加熱室
27 上ヒータ(加熱手段)
28 下ヒータ(加熱手段)
31 冷却ファン(送風装置)
33 加熱室温度サーミスタ
34 吸気温度サーミスタ
35 制御基板(制御装置)
36 温度検出部
37 取付け部
38 吸気温度検出板

Claims (5)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱室の温度を検出する加熱室温度サーミスタと、前記加熱室温度サーミスタの検知温度により前記加熱手段を制御する制御手段と、機械室の電気部品を冷却する送風装置とを備え、前記加熱室温度サーミスタを前記送風装置の吸気経路側に設けたことを特徴とした高周波加熱装置。
  2. 加熱室温度サーミスタは、温度検出部と取付け部とから成り、加熱室に設けた開口部より温度検出部を挿入して取付け部を加熱室に固定すると共に、前記取付け部に吸気温度検出板を設けたことを特徴とした請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 制御手段は、加熱室温度サーミスタと吸気温度を検出する吸気温度サーミスタを併用して、吸気温度サーミスタの温度変化により加熱室温度サーミスタにより検出した加熱室温度を補正する構成としたことを特徴とした請求項1項に記載の高周波加熱装置。
  4. 吸気の一部が加熱室温度サーミスタの取付け部に導入されるように構成したことを特徴とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の高周波加熱装置。
  5. 加熱を始める前に、加熱室温度サーミスタと吸気温度サーミスタの温度を比較して、その温度差が予め設定された温度より高ければ加熱制御パターンを変更することを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の高周波加熱装置。
JP2005312236A 2005-10-27 2005-10-27 高周波加熱装置 Pending JP2007120830A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312236A JP2007120830A (ja) 2005-10-27 2005-10-27 高周波加熱装置
CN 200610137450 CN1955556A (zh) 2005-10-27 2006-10-25 高频加热装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312236A JP2007120830A (ja) 2005-10-27 2005-10-27 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007120830A true JP2007120830A (ja) 2007-05-17
JP2007120830A5 JP2007120830A5 (ja) 2008-11-27

Family

ID=38063034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312236A Pending JP2007120830A (ja) 2005-10-27 2005-10-27 高周波加熱装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007120830A (ja)
CN (1) CN1955556A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062100A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 グアンドン ミデア キッチン アプライアンス マニュファクチュアリング カンパニー リミテッドGuangdong Midea Kitchen Appliances Manufacturing Co., Ltd. 電子レンジ
CN106647872A (zh) * 2016-12-09 2017-05-10 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 耐低温的变压器低频加热装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167802U (ja) * 1982-04-30 1983-11-09 三洋電機株式会社 調理装置
JPS597829A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Toshiba Corp 加熱調理器
JPS6364287A (ja) * 1986-09-04 1988-03-22 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置
JPH06185738A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Sharp Corp 加熱機器
JPH06347044A (ja) * 1993-06-07 1994-12-20 Toshiba Corp 電子レンジ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58167802U (ja) * 1982-04-30 1983-11-09 三洋電機株式会社 調理装置
JPS597829A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Toshiba Corp 加熱調理器
JPS6364287A (ja) * 1986-09-04 1988-03-22 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置
JPH06185738A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Sharp Corp 加熱機器
JPH06347044A (ja) * 1993-06-07 1994-12-20 Toshiba Corp 電子レンジ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062100A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 グアンドン ミデア キッチン アプライアンス マニュファクチュアリング カンパニー リミテッドGuangdong Midea Kitchen Appliances Manufacturing Co., Ltd. 電子レンジ
CN106647872A (zh) * 2016-12-09 2017-05-10 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 耐低温的变压器低频加热装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1955556A (zh) 2007-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105982520B (zh) 烹饪用具
JP2004184060A (ja) 電子レンジ及びその制御方法
JP2007120830A (ja) 高周波加熱装置
JP2007120830A5 (ja)
JP5895141B2 (ja) 高周波加熱装置
JP4735276B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2010071615A (ja) 加熱調理器
KR20030079385A (ko) 전자렌지 및 그 제어방법
JP2009250492A (ja) 加熱調理器
JP7423558B2 (ja) 加熱調理器
KR20170071966A (ko) 전기 가열 조리기의 보온 제어 장치
JPH09430A (ja) 電子ジャー炊飯器
JP2008051447A (ja) 加熱調理器
JP2006351399A (ja) 高周波加熱装置
KR20110054976A (ko) 오븐레인지의 도어 제어장치 및 방법
JP2008175497A (ja) 加熱調理装置
JP3854837B2 (ja) 複合加熱調理装置
JP2004353925A (ja) 加熱調理器
JP3782757B2 (ja) 炊飯器
JP2620680B2 (ja) 電気煮炊器の制御装置
JP2000297932A (ja) 加熱調理器
JP2021169878A (ja) 加熱調理器
JPH06221565A (ja) 加熱調理器
JP5999762B2 (ja) 電子レンジ
JP3837049B2 (ja) 加熱調理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081014

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705