JPS63117799A - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロコンピュータを利用した衣類乾燥機
の制御装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の衣類乾燥機の制御装置は、センサーによ
り衣類が乾燥したと検出されるまで動作する仕様、もし
くは乾燥時間設定手段によって設定された時間だけ動作
する仕様になっていた。

発明が解決しようとする問題点 センサーにより動作が終了する仕様の場合には。

例えばセンサーに衣類が接触してその電気抵抗の変化を
検出して乾燥具合を検知したり、排気の温度あるいは温
度変化を検出して乾燥具合を検知するので、使用者にと
って乾燥時間が明瞭にはわからないとともに、センサー
が検知出力を出すまでは、途中で乾燥動作を終了させる
ことはできないものであり、また乾燥時間を設定する仕
様の場合には、使用者のかんによって時間が設定される
ので、適当な乾燥具合になっても、設定時間が経過して
いなければ、乾燥動作が継続され、動作が終了した時に
は過乾燥になっているというクレームがつけられるなど
の問題点を有していた。

本発明はこのような問題点を解決するもので、乾燥度合
判別手段により乾燥終了と判別された場合、設定時間内
でも乾燥を終了させるようにした衣類乾燥機の制御装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、衣類の乾燥具合
を検出する乾燥具合検出手段と、あらかじめ定められた
乾燥具合を記憶する記憶部と、これらの出力を比較して
乾燥終了を判別する乾燥具合判別手段とにより乾燥を終
了させる機能と、乾燥時間設定手段により乾燥時間を外
部から設定できる機能を合せ持ち、設定乾燥時間内であ
れば前者を優先させるようにし、設定時間以上であれば
後者に従うように制御するものである。

作用 上記構成により、使用者の好みに合った乾燥時間に設定
でき、その設定時間内にある一定レベルまで乾燥できた
場合には乾燥を終了することになる。従って、センサー
だけによる乾燥の時の乾燥時間がはっきりわからないと
いう不満や、使用者が時間を設定して乾燥したときに乾
燥終了時には過乾燥になってしまっているというクレー
ムを防げ、さらに、過乾燥になることによる衣類の傷み
もなくし、乾燥終了判別と同時に動作を終了することで
電気代を節約できる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
１図において１は複数個の異なった乾燥時間の中から１
つの乾燥時間を設定する乾燥時間設定手段である。２は
外枠の内部に回転自在に設けられた回転ドラム（図示せ
ず）内の衣類の乾燥具合を検出する乾燥具合検出手段、
３はあらかじめ定められた乾燥具合を記憶しておく記憶
部、４は乾燥具合検出手段２の出力と記憶部３の出力と
を比較する乾燥具合判別手段で、乾燥動作中に乾燥具合
検出手段２により検出された乾燥具合が記憶部３のあら
かじめ定められた乾燥具合と同一になったときに乾燥終
了と判別する。５は乾燥の一連の進行を制御する逐次進
行制御手段で、乾燥具合判別手段４が乾燥終了と判別し
たとき、あるいは乾燥時間設定手段１により設定された
乾燥時間が経過したときに、乾燥動作を終了させる。６
は乾燥時間設定手段１により設定された設定乾燥時間を
表示する表示手段で、逐次進行制御手段５により駆動さ
れる。

乾燥時間設定手段１によって使用者の好みの乾燥時間が
設定されて乾燥を開始すると、逐次進行制御手段５の命
令に従って、回転ドラム内の衣類の乾燥具合を乾燥具合
検出手段２が検出し、その乾燥具合と記憶部３に記憶さ
れている乾燥具合とを乾燥具合判別手段４で比較し、同
一乾燥具合ならば乾燥終了と判断し、あるいは設定され
た乾燥時間が経過すると、乾燥を中止するように逐次進
行制御手段５は制御する。

なお、乾燥時間を設定せずに動作を開始した場合には、
自動的に最も長い時間に設定されるようにしておく。

第２図は本発明の概略の全体構成を示す結線である。７
は第１図の逐次進行制御手段５と記憶部３と乾燥具合判
別手段４とを含むマイクロコンピュータ（重下、マイコ
ンと称す）である。８はマイコン７からの出力に′より
駆動する負荷部で、第１図の乾燥具合検出手段２は例え
ば通常のセンサーで構成されてこの中に含まれる。９は
負荷部８を駆動させるために必要な交流ｆｔ１’ｇ、　
１０はマイコン７を動作させるために必要な直流電源で
ある。

第３図は、乾燥動作を説明するためのフローチャートを
示し、ステップ１１で設定乾燥時間が経過したと判定さ
れると、無条件に乾燥終了とする。

設定乾燥時間内であれば、ステップ１２で設定された乾
燥具合と検出された乾燥具合とが比較され、ステップ１
３で同一であると判定されると乾燥を終了し、同一でな
ければステップ１４を通して乾燥を継続する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、乾燥時間を使用者の都合
に合わせて設定することができ、しかも設定時間内に乾
燥したと判断されたならば、乾燥を終了するため、乾燥
時間設定による乾燥後、過乾燥になっているというクレ
ームを防ぐことが可能であるとともに、センサーだけに
頼ることなく、乾燥時間も自由に変更ができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２は本
発明の概略の全体構成を示す結線図、第３図は乾燥動作
のフローチャートである。 １・・・乾燥時間設定手段、２・・・乾燥具合検出手段
、３・・・記憶部、４・・・乾燥具合判別手段、５・・
・逐次進行制御手段、７・・・マイクロコンピュータ、
８・・・負荷部。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数個の異なった乾燥時間の中から１つの乾燥時間
   を設定する乾燥時間設定手段と、回転ドラム内の衣類の
   乾燥具合を検出する乾燥具合検出手段と、あらかじめ定
   められた乾燥具合を記憶しておく記憶部と、前記乾燥具
   合検出手段の出力と記憶部の出力とを比較し、乾燥動作
   中に前記乾燥具合検出手段により検出された乾燥具合が
   前記記憶部のあらかじめ定められた乾燥具合と同一にな
   ったときに乾燥終了と判別する乾燥具合判別手段と、乾
   燥の一連の進行を制御する逐次進行制御手段とを有し、
   乾燥時間設定手段によって設定された時間と、動作開始
   後乾燥具合判別手段により乾燥終了と判別されるまでの
   時間のうち短い時間の方を優先して乾燥を終了するよう
   に制御する衣類乾燥機の制御装置。