JPS6311726Y2 - - Google Patents

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JPS6311726Y2
JPS6311726Y2 JP13898183U JP13898183U JPS6311726Y2 JP S6311726 Y2 JPS6311726 Y2 JP S6311726Y2 JP 13898183 U JP13898183 U JP 13898183U JP 13898183 U JP13898183 U JP 13898183U JP S6311726 Y2 JPS6311726 Y2 JP S6311726Y2
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rotation
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cassette
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driven gear
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JP13898183U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、半導体ウエーハを収納したカセツ
トを挾持し、持上げ回動しておくことにより、カ
セツトと他の処理ボートなどの間で、半導体ウエ
ーハが1枚宛移替えられるようにするための、カ
セツトチヤツク装置に関する。
〔従来技術〕
従来のカセツトチヤツク装置は、第1図に概要
斜視図で示すようになつていた。1は1対の支持
体で、台枠2上に矢印C及びD方向に可動に支持
されれている。3は駆動電動機(図示は略す)に
より回転される送り軸で、外周にボール用ねじ溝
が設けられてあり、各支持体1をボールねじ装置
4を介しC及びD方向に送り移動する。5は双方
の支持体1の回動自在に支持された回動軸、6及
び7はこの回動軸5に円周方向には固定されて支
持された1対のチヤツク腕で、チヤツク腕6は軸
方向にも固定され、チヤツク腕7は軸方向には可
動になつている。8は各チヤツク腕6,7の対向
面の内側に設けられた爪部で、カセツト22を両
側から引掛け支持するためのものである。9は双
方のチヤツク腕6,7間に装着されたエアシリン
ダで、チヤツク腕7を矢印E方向の移動及びF方
向の復帰移動する。10は双方の支持体1を貫通
し、両端側を軸受を介し軸受台(いづれも図示は
略す)に支持されたスプライン軸、11は台枠3
に取付けられた駆動電動機で、可逆回転し回動荷
重を保持するためのブレーキ(図示は略す)を内
蔵している。12は電動機11からの駆動軸で、
先端に駆動歯車13を固着している。14はスプ
ライン軸10に固定され駆動歯車13にかみ合い
回転される従動歯車、15はスプライン軸10に
はめ合わされ、支持体1に軸方向には保持された
ベルト車、16は回動軸5端に固定された従動ベ
ルト車で、ベルト車15との間にタイミングベル
ト17が掛けられており、回動回転を回動軸5に
伝える。18は駆動軸12に固定されたスリツト
板で、チヤツク腕6,7を原点位置A及び回動角
度θの終点位置Bに規制するための2か所の検出
用スリツト18a及び18bが設けられている。
19はスリツト板18a,18bを検出し信号を
出すセンサで、例えば光電スイツチからなり、ス
リツト18a,18bを検出しこの信号により駆
動電動機11の回転を停止させるようにしてい
る。
上記従来の装置の動作は、次のようになる。
多数枚の半導体ウエーハ21を収納したカセツ
ト22が鎖線のように、装置の前方位置に搬送さ
れてくる。駆動電動機11を矢印B1方向に回転
すると、駆動歯車13、従動歯車14を経てスプ
ライン軸10が回転され、ベルト車15,ベルト
17及び従動ベルト車16を介し回動軸5が回動
される。これにより、原点位置Aにあつたチヤツ
ク腕6,7は矢印B3方向に回動される。このと
き、スリツト板18も回動されており、スリツト
18bがセンサ19の位置に至ると、検出信号が
出され、駆動電動機11を停止させる。これによ
り、チヤツク腕6,7は終点位置Bで止められ
る。
こうして、終点位置に鎖線で示すように回動さ
れたチヤツク腕6,7はエアシリンダ9により双
方の間隔が狭められ、双方の爪部8でカセツト2
2を両側から挾持する。そこで、駆動電動機11
を矢印A1方向に回転し、チヤツク腕6,7をA3
方向に回動する。スリツト18aがセンサ19の
位置に至ると、検出信号が出され駆動電動機11
が停止され、チヤツク腕6,7は原点位置Aで止
められ、カセツト22はこの位置に傾斜姿勢で維
持される。ここで、移替え装置の押出し手段(図
示は略す)によりカセツト22の底の開口部から
半導体ウエーハ21が1枚宛押出され、案内レー
ルに案内されボート(いづれも図示は略す)に移
されることになる。
上記従来装置では、チヤツク腕6,7が原点位
置Aと終点位置Bでの停止のとき、駆動歯車13
と従動歯車14間のバツククラツシにより、従動
側のスプライン軸10の回動にがたつきが生じ
る。このわずかなバツククラツシによる回動のが
たつきは、、チヤツク腕6,7の先端部では拡大
されるため、停止位置が所定位置から外れること
があり、カセツト22の挾持ができなくなること
があつた。また、上方に持上げられたカセツト2
22が原点位置Aからずれ、半導体ウエーハ21
が下方から押出す押上手段の押出し腕の先端に対
し位置が合わなく、押出しが不能となることがあ
つた。
〔考案の概要〕
この考案は、上記従来装置の欠点をなくするた
めになされたもので、駆動歯車の側面に突起部を
説け、チヤツク腕が原点位置及び終点位置に至つ
たとき、それぞれ対応する上記突起部を受止め、
駆動歯車を確実に停止させる1対のストツパを固
定部側に取付け、回動の原点及び終点において流
体圧シリンダで従動歯車を回動方向に駆動歯車に
押付けておき、双方の歯車間のバツククラツシを
なくし、駆動歯車を原点位置及び終点位置で、が
たつきがなく正確に停止させることにより、チヤ
ツク腕でカセツトが確実に挾持できるとともに、
原点位置に持上げられたカセツトから、半導体ウ
エーハが支障なく移替えがされるようにするカセ
ツトチヤツク装置を提供することを目的としてい
る。
〔考案の実施例〕
第2図はこの考案の一実施例によるカセツトチ
ヤツク装置の概要斜視図であり、1〜12,15
−19,18a,18b,21,22は上記従来
装置と同一のものである。31は駆動軸12の先
端に固着された駆動歯車で、側面に1対の突起部
32,33が所定の角度位置に設けられている。
これらの突起部32,33は、例えば、駆動歯車
31に固着されたピンからなる。34及び35は
上記突起部32及び33に対応して配設され、受
止める1対のストツパで、台枠2に取付けられた
支持体36に固着されている。突起部32は、チ
ヤツク腕6,7が原点位置Aに至つたとき、駆動
歯車31の回動を確実に受止めておく位置に設け
られ、突起部33は、チヤツク腕6,7が終点位
置Bに至つたとき、駆動歯車31の回動を確実に
受止めておく位置に設けられてある。37はスプ
ライン軸10に固定され、駆動歯車31にかみ合
い回動される従動歯車、38は台枠2側に回動可
能に支持された流体圧シリンダで、例えば空気圧
シリンダからなり、ピストン棒39の先端部が従
動歯車37の側部に連結ピン40を介し回動可能
に連結されている。
上記一実施例の装置の動作は、次のようにな
る。チヤツク腕6,7が原点位置Aにある状態で
は、第3図に示すように、流体圧シリンダ38に
よる矢印E4方向の引付けで、従動歯車37はA2
方向の力が与えられ、突起部32によりストツパ
34に受止められている駆動歯車31に圧接し、
バツクラツシが生じることなく受止められ、チヤ
ツク腕6,7を正確に原点位置Aに維持してい
る。
この状態からチヤツク腕6,7を終点位置Bに
回動するには、第3図に点線で示すように、ま
ず、流体圧シリンダ38を押出し(B4方向)作
用に切換えるとともに、駆動電動機11を始動し
B1方向に回転する。すると、第2図に示すよう
に、駆動歯車31、従動歯車37、スプライン軸
10及びベルト17伝導手段を介し、チヤツク腕
6,7はB3方向に下降回動をする。チヤツク腕
6,7が終点位置Bに至ると、スリツト18bが
センサ19の位置になり、検出信号が出され、駆
動電動機11を停止させる。このとき、同時に突
起部33がストツパ35に受止められ、第4図に
示すように、従動歯車37は流体圧シリンダ38
によりB2方向に駆動歯車31に押付けられ、バ
ツクラツシを起こすことなく圧接して受止められ
る。こうして、スリツト腕6,7はがたつき誤差
を受けることなく、正確に終点位置Bに維持され
る。
チヤツク腕6,7を終点位置Bから原点位置A
に上昇回動するには、駆動電動機11をA1方向
に駆動回転するとともに、流体圧シリンダ38を
切換えA4方向の引付け作動をさせる。これによ
り、チヤツク腕6,7はA3方向に上昇回動され、
第2図のように、正確に原点位置に保持される。
なお、上記実施例では、スプライン軸10から
回動軸5への回転伝導手段は、タイミングベルト
17による伝導手段を用いたが、がたつきがなく
正確に回動を伝えるものであれば、他の手段、例
えばチエーン伝導手段によつてもよい。
また、上記実施例では突起部は2箇所設けた
が、1箇所に設け、1対のストツパにより回動の
原点及び終点位置に至るとそれそれ受止め、駆動
歯車の回動を停止するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、駆動歯車の
側面に突起部を設け、これに対応し1対のストツ
パを固定部側に取付け、チヤツク腕が回動の原点
位置及び終点位置に至つたとき、それぞれストツ
パで対応する突起部を受止めるようにし、さら
に、流体圧シリンダにより従動歯車を駆動歯車に
対し回動方向に押圧を加えておくようにし、従動
歯車がチヤツク腕に対する原点及び終点位置でバ
ツクラツシを起こすことなく停止され、チヤツク
腕が正確に原点及び終点位置に維持され、カセツ
トが確実に挾持でき、また、半導体ウエーハの移
替えが支障なくされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカセツトチヤツク装置の斜視
図、第2図はこの考案の一実施例によるカセツト
チヤツク装置の斜視図、第3図は第2図のチヤツ
ク腕が原点位置にあるときの駆動及び従動歯車の
拘束状態を示す正面図、第4図は第2図のチヤツ
ク腕が終点位置にあるときの駆動及び従動歯車の
拘束状態を示す正面図である。 1……支持体、7,8……チヤツク腕、10…
…スプライン軸、11……駆動電動機、17……
回転伝導手段のタイミングベルト、18……スリ
ツト板、18a,18b……検出用スリツト、1
9……センサ、21……半導体ウエーハ、22…
…カセツト、31……駆動歯車、32,33……
突起部、34,35……ストツパ、37……従動
歯車、38……流体圧シリンダ。なお、図中同一
符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動電動機により駆動歯車を回転し、従動歯車
    に回転を伝え、この従動歯車の回転を回転伝導手
    段を介し1対のチヤツク腕を上下回動し、下方へ
    の回動で終点位置にし、双方のチヤツク腕により
    カセツトを挾持及び解放するようにし、上方への
    回動で原点位置にし、持上げたカセツトから半導
    体ウエーハが移替えされるようにし、上記チヤツ
    ク腕が終点及び原点位置に至ると、センサにより
    それぞれ検出して上記駆動電動機を停止させるよ
    うにしたカセツトチヤツク装置において、上記駆
    動歯車の所定位置に設けられた突起部と、固定部
    側に取付けられ、上記チヤツク腕が原点及び終点
    位置に至ると、上記突起部をそれぞれ受止め上記
    駆動歯車の回動を停めておく1対のストツパと、
    上記従動歯車と固定部との間に装着され、回動の
    原点及び終点位置において、従動歯車を回動方向
    に上記駆動歯車に押付けておき、双方の歯車相互
    間のバツククラツシをなくする流体圧シリンダと
    を備えたことを特徴とするカセツトチヤツク装
    置。
JP13898183U 1983-09-05 1983-09-05 カセツトチヤツク装置 Granted JPS6045498U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13898183U JPS6045498U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 カセツトチヤツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13898183U JPS6045498U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 カセツトチヤツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS6045498U JPS6045498U (ja) 1985-03-30
JPS6311726Y2 true JPS6311726Y2 (ja) 1988-04-05

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ID=30311661

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JP13898183U Granted JPS6045498U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 カセツトチヤツク装置

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JP (1) JPS6045498U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2648876B2 (ja) * 1987-10-12 1997-09-03 東京エレクトロン株式会社 ウエハキャリア搬送用チャック

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JPS6045498U (ja) 1985-03-30

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