JPH0411149Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411149Y2 JPH0411149Y2 JP16674085U JP16674085U JPH0411149Y2 JP H0411149 Y2 JPH0411149 Y2 JP H0411149Y2 JP 16674085 U JP16674085 U JP 16674085U JP 16674085 U JP16674085 U JP 16674085U JP H0411149 Y2 JPH0411149 Y2 JP H0411149Y2
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- JP
- Japan
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- support frame
- output shaft
- drive
- specimen
- shaft
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 25
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案は、供試体に駆動力を与える駆動装置に
関し、供試体の搬入搬出に際し、その移動路から
特別な駆動源を要さずに容易に出力軸を待避でき
るようにしたものである。
関し、供試体の搬入搬出に際し、その移動路から
特別な駆動源を要さずに容易に出力軸を待避でき
るようにしたものである。
B 考案の概要
本考案は、特別な駆動源を使わずに出力軸を移
動できるようにした駆動装置に係り、その構成
は、駆動機を回転自在に支持し、駆動機と一体の
アームに支持枠を設け、この支持枠に動力伝達軸
を回転自在に支持し、この動力伝達軸に軸方向に
移動して前記支持枠と結合分離し得る出力軸を周
方向に一体として嵌合する一方、前記駆動機の回
転軸と前記動力伝達軸との間に伝動手段を設けて
なり、前記出力軸を前記支持枠に結合して前記駆
動機を駆動することにより、前記駆動機、アー
ム、支持枠が一体となつて揺動し、前記出力軸が
移動(揺動)されるのである。
動できるようにした駆動装置に係り、その構成
は、駆動機を回転自在に支持し、駆動機と一体の
アームに支持枠を設け、この支持枠に動力伝達軸
を回転自在に支持し、この動力伝達軸に軸方向に
移動して前記支持枠と結合分離し得る出力軸を周
方向に一体として嵌合する一方、前記駆動機の回
転軸と前記動力伝達軸との間に伝動手段を設けて
なり、前記出力軸を前記支持枠に結合して前記駆
動機を駆動することにより、前記駆動機、アー
ム、支持枠が一体となつて揺動し、前記出力軸が
移動(揺動)されるのである。
C 従来の技術
自動車のトランスフアやトランスミツシヨン等
の動力伝達機構については、その車体への組付前
に性能試験がなされる。
の動力伝達機構については、その車体への組付前
に性能試験がなされる。
第6図にはその試験システムの一例として駆動
力試験システムの概略を示す。1はトランスフア
やトランスミツシヨン等の供試体2を運搬するメ
インコンベアであり、このメインコンベア1と直
角に試験台3が設けられている。上面が傾斜して
いるこの試験台3の前記メインコンベア1と反対
側の端部上には電動機4が前面を前記メインコン
ベア1側に向けて設けられ、その前側には供試体
2を固定するための固定台5が設けられている。
試験台3において、この固定台5から前記メイン
コンベア1側端部にかけては供試体2を固定台5
と前記メインコンベア1との間で運ぶコンベア
(図示省略)が設けられている。又、試験台3に
おける前記コンベア1側端部上には駆動機6が試
験台3上面より下側に待避移動可能に設けられて
いる。
力試験システムの概略を示す。1はトランスフア
やトランスミツシヨン等の供試体2を運搬するメ
インコンベアであり、このメインコンベア1と直
角に試験台3が設けられている。上面が傾斜して
いるこの試験台3の前記メインコンベア1と反対
側の端部上には電動機4が前面を前記メインコン
ベア1側に向けて設けられ、その前側には供試体
2を固定するための固定台5が設けられている。
試験台3において、この固定台5から前記メイン
コンベア1側端部にかけては供試体2を固定台5
と前記メインコンベア1との間で運ぶコンベア
(図示省略)が設けられている。又、試験台3に
おける前記コンベア1側端部上には駆動機6が試
験台3上面より下側に待避移動可能に設けられて
いる。
上記、駆動力試験システムにおいて、供試体2
はメインコンベア1によつてパレツト搬送され、
図示されていない移動機構によりパレツトごと試
験台3のコンベア上に移され、コンベアの駆動に
より固定台5まで搬送され、固定台5に固定され
ると共に、入力軸が電動機4側にカツプリング結
合される。次に、供試体2の搬入時には下方に待
機していた駆動機6が上昇し、その回転軸が供試
体2のリヤ側に結合される。
はメインコンベア1によつてパレツト搬送され、
図示されていない移動機構によりパレツトごと試
験台3のコンベア上に移され、コンベアの駆動に
より固定台5まで搬送され、固定台5に固定され
ると共に、入力軸が電動機4側にカツプリング結
合される。次に、供試体2の搬入時には下方に待
機していた駆動機6が上昇し、その回転軸が供試
体2のリヤ側に結合される。
上記状態で駆動機6により供試体2をリヤ側か
ら駆動することにより試験がなされる。試験終了
後は、供試体2を搬出させるため、駆動機6は再
びコンベア下側まで待避移動される。
ら駆動することにより試験がなされる。試験終了
後は、供試体2を搬出させるため、駆動機6は再
びコンベア下側まで待避移動される。
D 考案が解決しようとする問題点
以上のような試験システムにおいては、供試体
2の搬入搬出に際して駆動機6を待避移動させる
必要があり、従つて、駆動機6とは別に駆動機自
体を移動させる駆動機構が必要である。しかし、
駆動機構が多いと、それだけコスト高となるだけ
でなく、配管、配線等も増え、メンテナンスに注
意を払う個所が増えてしまうことから、保守作業
の上で好ましくなく、又装置全体のレイアウトが
難しくなるという問題が生じる。
2の搬入搬出に際して駆動機6を待避移動させる
必要があり、従つて、駆動機6とは別に駆動機自
体を移動させる駆動機構が必要である。しかし、
駆動機構が多いと、それだけコスト高となるだけ
でなく、配管、配線等も増え、メンテナンスに注
意を払う個所が増えてしまうことから、保守作業
の上で好ましくなく、又装置全体のレイアウトが
難しくなるという問題が生じる。
本考案は、上記事情にかんがみてなされたもの
で、供試体を駆動させる出力部を待避動用の駆動
機構を使わずに待避動できるようにして、駆動機
の数を減らし、もつて構造の簡略化、部品点数の
低減、メンテナンスの容易化、レイアウトの容易
化、更にはコストの低減を図ることを目的とす
る。
で、供試体を駆動させる出力部を待避動用の駆動
機構を使わずに待避動できるようにして、駆動機
の数を減らし、もつて構造の簡略化、部品点数の
低減、メンテナンスの容易化、レイアウトの容易
化、更にはコストの低減を図ることを目的とす
る。
E 問題点を解決するための手段
上記目的を達成する本考案の要旨は、駆動機を
回転自在に支持し、駆動機と一体のアームに支持
枠を設け、この支持枠に動力伝達軸を回転自在に
支持し、この動力伝達軸に軸方向に移動して前記
支持枠と結合分離し得る出力軸を周方向に一体と
して嵌合する一方、前記駆動機の回転軸と前記動
力伝達軸との間に伝動手段を設けてなる駆動装置
に存する。
回転自在に支持し、駆動機と一体のアームに支持
枠を設け、この支持枠に動力伝達軸を回転自在に
支持し、この動力伝達軸に軸方向に移動して前記
支持枠と結合分離し得る出力軸を周方向に一体と
して嵌合する一方、前記駆動機の回転軸と前記動
力伝達軸との間に伝動手段を設けてなる駆動装置
に存する。
F 作用
上記構成の駆動装置においては、出力軸を支持
枠と結合させて駆動機を駆動すれば、駆動機、ア
ーム、支持枠等が一体となつて揺動して出力軸の
移動がなされ、又、出力軸を支持枠と分離して駆
動機を駆動すれば、回転軸、伝動手段、動力伝達
軸を介して出力軸が回転される。つまり、一つの
駆動機により出力軸の待避移動と出力自体の回転
との双方がなされるのである。
枠と結合させて駆動機を駆動すれば、駆動機、ア
ーム、支持枠等が一体となつて揺動して出力軸の
移動がなされ、又、出力軸を支持枠と分離して駆
動機を駆動すれば、回転軸、伝動手段、動力伝達
軸を介して出力軸が回転される。つまり、一つの
駆動機により出力軸の待避移動と出力自体の回転
との双方がなされるのである。
C 実施例
第1図及び第2図には本考案に係る駆動装置の
一実施例の一部を破断した側面を示してあり、第
3図にはその背面から見た様子を、又、第4図、
第5図には当該駆動装置を駆動力試験システムに
組込んだ状態の側面と平面をそれぞれ示してあ
る。
一実施例の一部を破断した側面を示してあり、第
3図にはその背面から見た様子を、又、第4図、
第5図には当該駆動装置を駆動力試験システムに
組込んだ状態の側面と平面をそれぞれ示してあ
る。
駆動力試験システムの構成は、第6図に基づき
説明した先のものと同じである。つまり、1はト
ランスフア、トランスミツシヨン等の供試体2を
パレツト搬送するメインコンベア、3はメインコ
ンベア1に対し直角に設けられた試験台、4は斜
めとなつている試験台3の一端部上に設けられた
電動機、5は電動機4の前面側(前記メインコン
ベア1側)に設けられ前記供試体2の固定具7を
具える固定台、8は固定台5の前面側から前記メ
インコンベア1側にかけて設けられたチエーンコ
ンベアである。
説明した先のものと同じである。つまり、1はト
ランスフア、トランスミツシヨン等の供試体2を
パレツト搬送するメインコンベア、3はメインコ
ンベア1に対し直角に設けられた試験台、4は斜
めとなつている試験台3の一端部上に設けられた
電動機、5は電動機4の前面側(前記メインコン
ベア1側)に設けられ前記供試体2の固定具7を
具える固定台、8は固定台5の前面側から前記メ
インコンベア1側にかけて設けられたチエーンコ
ンベアである。
前記試験台上3の前記メインフレーム1側にお
ける一側部に駆動装置9が設けられている。10
は当該駆動装置9の基台で、この基台10に油圧
モータ、空圧モータ、電動機等の駆動機11の枠
体12が軸受13を介して回転自在に支持されて
いる。枠体12は当該駆動機11の回転軸14が
前記固定台5に固定される供試体2の軸と平行と
なるように支持されている。図中、15は枠体1
2に対し回転軸14を支持している軸受である。
ける一側部に駆動装置9が設けられている。10
は当該駆動装置9の基台で、この基台10に油圧
モータ、空圧モータ、電動機等の駆動機11の枠
体12が軸受13を介して回転自在に支持されて
いる。枠体12は当該駆動機11の回転軸14が
前記固定台5に固定される供試体2の軸と平行と
なるように支持されている。図中、15は枠体1
2に対し回転軸14を支持している軸受である。
前記枠体12には側方に延びるアーム16の一
端部が一体的に取付けられており、アーム16の
他端部には筒状の支持枠17が一体的に設けられ
ている。この支持枠17の先端部には、先端にプ
ーリ18を一体的に具えた動力伝軸19が軸受2
0を介して回転自在に支持されている。動力伝達
軸19には、先端に供試体2側との連結部(カツ
プリング等)21cを具えた出力軸21がスプラ
イン嵌合されて、動力伝達軸19に対し周方向に
一体で軸方向に移動可能とされている。出力軸2
1は雄スプライン部21aとそれにつながる軸部
21bとからなつており、支持枠17には出力軸
21の雄スプライン部21aと嵌合し得る雌スプ
ライン22が形成されており、出力軸21の軸方
向への移動により出力軸21と支持枠17とは結
合あるいは分離されるようになつている。前記支
持枠17の背面側にはエアシリンダ23が取付け
られ、支持枠17内に伸びるそのピストンロツド
24の先端部は軸受24aを介して前記出力軸2
1の軸部21b後端部に結合されている。つま
り、出力軸21はピストンロツド24と軸方向に
は結合されているが、回転は自由となつているの
である。
端部が一体的に取付けられており、アーム16の
他端部には筒状の支持枠17が一体的に設けられ
ている。この支持枠17の先端部には、先端にプ
ーリ18を一体的に具えた動力伝軸19が軸受2
0を介して回転自在に支持されている。動力伝達
軸19には、先端に供試体2側との連結部(カツ
プリング等)21cを具えた出力軸21がスプラ
イン嵌合されて、動力伝達軸19に対し周方向に
一体で軸方向に移動可能とされている。出力軸2
1は雄スプライン部21aとそれにつながる軸部
21bとからなつており、支持枠17には出力軸
21の雄スプライン部21aと嵌合し得る雌スプ
ライン22が形成されており、出力軸21の軸方
向への移動により出力軸21と支持枠17とは結
合あるいは分離されるようになつている。前記支
持枠17の背面側にはエアシリンダ23が取付け
られ、支持枠17内に伸びるそのピストンロツド
24の先端部は軸受24aを介して前記出力軸2
1の軸部21b後端部に結合されている。つま
り、出力軸21はピストンロツド24と軸方向に
は結合されているが、回転は自由となつているの
である。
前記回転軸14にはプーリ25が一体的に設け
られ、このプーリ25と前記動力伝達軸19上の
プーリ18とにベルト26がかけられている。回
転軸14から動力伝達軸19に動力を伝達する伝
動手段としては、上記のようなベルト伝動機構に
限らず、チエーン伝動機構、歯車伝動機構などの
採用も可能である。
られ、このプーリ25と前記動力伝達軸19上の
プーリ18とにベルト26がかけられている。回
転軸14から動力伝達軸19に動力を伝達する伝
動手段としては、上記のようなベルト伝動機構に
限らず、チエーン伝動機構、歯車伝動機構などの
採用も可能である。
尚、試験台3上において、当該駆動装置9の側
方にはシリンダ機構により出入するストツパ27
が設けられており、又、駆動装置9の支持枠17
周面には当該駆動装置9の使用位置において前記
ストツパ27が嵌合し得る係止部28が設けられ
ている。
方にはシリンダ機構により出入するストツパ27
が設けられており、又、駆動装置9の支持枠17
周面には当該駆動装置9の使用位置において前記
ストツパ27が嵌合し得る係止部28が設けられ
ている。
次に、上記駆動装置9の機能について説明す
る。
る。
駆動力試験システムにおける供試体2の搬送手
順は第6図に基づき説明した場合と同様である。
つまり、供試体2はメインコンベア1上をパレツ
ト搬送され、図示されていない移載機構により試
験台3上のチエーンコンベア8上にパレツトごと
移され、チエーンコンベア8の作動により固定台
5まで搬送され、固定台5に備わつている固定具
7により固定される。尚、この供試体2の搬入時
においては、第3図中2点鎖線で示すように支持
枠17は上方に踏み上げられた状態にあり、支持
枠17が供試体2と干渉することはない。
順は第6図に基づき説明した場合と同様である。
つまり、供試体2はメインコンベア1上をパレツ
ト搬送され、図示されていない移載機構により試
験台3上のチエーンコンベア8上にパレツトごと
移され、チエーンコンベア8の作動により固定台
5まで搬送され、固定台5に備わつている固定具
7により固定される。尚、この供試体2の搬入時
においては、第3図中2点鎖線で示すように支持
枠17は上方に踏み上げられた状態にあり、支持
枠17が供試体2と干渉することはない。
供試体2が搬入され固定されると、駆動装置9
におけるエアシリンダ23が短縮作動され、出力
軸21が軸方向後方に移動されて、第2図に示す
ように、その雄スプライン部21aが支持枠17
の雌スプライン部22と嵌合される。つまり、出
力軸21が支持枠17と一体とされるのである。
におけるエアシリンダ23が短縮作動され、出力
軸21が軸方向後方に移動されて、第2図に示す
ように、その雄スプライン部21aが支持枠17
の雌スプライン部22と嵌合される。つまり、出
力軸21が支持枠17と一体とされるのである。
この状態で駆動機11が駆動されると、回転軸
14の回転力がプーリ25、ベルト26、プーリ
18へ伝わり、プーリ18を回転しようとするが
プーリ18を具えた出力軸21は支持枠17と一
体となつて回転が拘束されているので、その反力
を受けて回転自在に支持されている駆動機11と
共にアーム16、支持枠17は第3図中矢印aで
示す方向に揺動される。
14の回転力がプーリ25、ベルト26、プーリ
18へ伝わり、プーリ18を回転しようとするが
プーリ18を具えた出力軸21は支持枠17と一
体となつて回転が拘束されているので、その反力
を受けて回転自在に支持されている駆動機11と
共にアーム16、支持枠17は第3図中矢印aで
示す方向に揺動される。
支持枠17が所定の位置まで揺動すると、スト
ツパ27が飛び出し、その先端部が支持枠17周
面の係止部28に係合(嵌入)し、支持枠17は
その位置で固定される。
ツパ27が飛び出し、その先端部が支持枠17周
面の係止部28に係合(嵌入)し、支持枠17は
その位置で固定される。
上記状態で出力軸21は供試体2のリヤ側の軸
と一直線上となる。
と一直線上となる。
次に、エアシリング23が伸長作動され、出力
軸21先端の連結部21cが供試体2のリヤ側連
結されると共に、出力軸21の雄スプライン部2
1aが支持枠17の雌スプライン22から外され
る。
軸21先端の連結部21cが供試体2のリヤ側連
結されると共に、出力軸21の雄スプライン部2
1aが支持枠17の雌スプライン22から外され
る。
上記状態で駆動機11を駆動すれば、回転軸1
4、プーリ25、ベルト26、プーリ18を経て
出力軸21が回転され、供試体2のリヤ側に動力
が伝達される。
4、プーリ25、ベルト26、プーリ18を経て
出力軸21が回転され、供試体2のリヤ側に動力
が伝達される。
供試体2の試験終了後は、エアシリンダ23が
短縮作動され、出力軸21の連結部21cが供試
体2のリヤ側と分離されると共に、出力軸21の
雄スプライン部21aが支持枠7の雄スプライン
22と嵌合され、次いで、駆動機11の作動によ
り、駆動機11、アーム16、支持枠7が一体と
なつて、第3図中矢印b方向に揺動され、出力軸
21は供試体2の搬出路から待避される。尚、ア
ーム16、支持枠17の揺動状態での保持手段と
しては、アーム16あるいは支持枠17の揺動経
路の途中にストツパ等を設けて、駆動機11を駆
動状態に保持しておくことにより、アーム16、
支持枠17をストツパに当たつた状態で保持する
ようにしてもよいし、側方より出入するストツパ
を設けて保持するようにしてもよい。
短縮作動され、出力軸21の連結部21cが供試
体2のリヤ側と分離されると共に、出力軸21の
雄スプライン部21aが支持枠7の雄スプライン
22と嵌合され、次いで、駆動機11の作動によ
り、駆動機11、アーム16、支持枠7が一体と
なつて、第3図中矢印b方向に揺動され、出力軸
21は供試体2の搬出路から待避される。尚、ア
ーム16、支持枠17の揺動状態での保持手段と
しては、アーム16あるいは支持枠17の揺動経
路の途中にストツパ等を設けて、駆動機11を駆
動状態に保持しておくことにより、アーム16、
支持枠17をストツパに当たつた状態で保持する
ようにしてもよいし、側方より出入するストツパ
を設けて保持するようにしてもよい。
上記実施例は、本考案に係る駆動装置をトラン
スフア等の試験用駆動機として用いた例である
が、本考案に係わる駆動装置は駆動力伝達位置よ
り出力軸を待避させる必要のある場合すべてに適
用可能である。
スフア等の試験用駆動機として用いた例である
が、本考案に係わる駆動装置は駆動力伝達位置よ
り出力軸を待避させる必要のある場合すべてに適
用可能である。
H 考案の効果
本考案に係る駆動装置によれば、一つの駆動機
で出力軸の回転とその待避移動との双方が行える
ので、駆動機を減らすことができ、それにより構
造の簡略化、部品点数の低減、メンテナンスの容
易化、コストの低減化が図れ、更に当該駆動装置
を用いたシステムにおいてはレイアウトも容易と
なる。
で出力軸の回転とその待避移動との双方が行える
ので、駆動機を減らすことができ、それにより構
造の簡略化、部品点数の低減、メンテナンスの容
易化、コストの低減化が図れ、更に当該駆動装置
を用いたシステムにおいてはレイアウトも容易と
なる。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係わる
駆動装置の一部破断した側面図で、第1図は出力
軸駆動状態、第2図は出力軸等の揺動状態を示
す。第3図は実施例装置の背面を表わす第5図の
−矢視図、第4図、第5図は実施例装置を駆
動力試験システムに組込んだ状態の側面図、平面
図である。又、第6図は従来の駆動装置を備えた
試験システムの概略図である。 図面中、2は供試体、9は駆動装置、11は駆
動機、12は枠体、13は軸受、14は回転軸、
16はアーム、17は支持枠、18はプーリ、1
9は動力伝達軸、21aは雄スプライン部、22
は雌スプライン、23はエアシリング、25はプ
ーリ、26はベルトである。
駆動装置の一部破断した側面図で、第1図は出力
軸駆動状態、第2図は出力軸等の揺動状態を示
す。第3図は実施例装置の背面を表わす第5図の
−矢視図、第4図、第5図は実施例装置を駆
動力試験システムに組込んだ状態の側面図、平面
図である。又、第6図は従来の駆動装置を備えた
試験システムの概略図である。 図面中、2は供試体、9は駆動装置、11は駆
動機、12は枠体、13は軸受、14は回転軸、
16はアーム、17は支持枠、18はプーリ、1
9は動力伝達軸、21aは雄スプライン部、22
は雌スプライン、23はエアシリング、25はプ
ーリ、26はベルトである。
Claims (1)
- 駆動機を回転自在に支持し、駆動機と一体のア
ームに支持枠を設け、この支持枠に動力伝達軸を
回転自在に支持し、この動力伝達軸に軸方向に移
動して前記支持枠と結合分離し得る出力軸を周方
向に一体として嵌合する一方、前記駆動機の回転
軸と前記動力伝達軸との間に伝動手段を設けてな
ることを特徴とする駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16674085U JPH0411149Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16674085U JPH0411149Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275446U JPS6275446U (ja) | 1987-05-14 |
JPH0411149Y2 true JPH0411149Y2 (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=31098004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16674085U Expired JPH0411149Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411149Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023104A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Shiken:Kk | 有床義歯とこれに使用される人工歯 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP16674085U patent/JPH0411149Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023104A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Shiken:Kk | 有床義歯とこれに使用される人工歯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6275446U (ja) | 1987-05-14 |
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