JPS63116942A - 車両用自動変速機の制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の制御方法

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JPS63116942A
JPS63116942A JP61261366A JP26136686A JPS63116942A JP S63116942 A JPS63116942 A JP S63116942A JP 61261366 A JP61261366 A JP 61261366A JP 26136686 A JP26136686 A JP 26136686A JP S63116942 A JPS63116942 A JP S63116942A
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throttle valve
engine
valve opening
rotational speed
transmission
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Tomoyuki Watanabe
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用自動変速機の制御方法の改良に関するも
のである。
従来技術 有段変速機の複数のギア段を自動的に切り換えるに際し
、エンジンの出力を低下させる出力低下工程と、自動ク
ラッチを解放してエンジンの動力伝達を一次的に中断さ
せている間に前記有段変速機のギア段の切り換えを行う
動力伝達中断工程と、ギア段の切り換え後に前記自動ク
ラッチを係合させてエンジンの動力伝達を再び行う再伝
達工程とを含む形式の車両用自動変速機の制御方法が考
えられている。たとえば特開昭59−81230号公報
に記載された形式の自動変速機におけるシフトに際して
実行される制御ff11方法がそれである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、断る従来の自動変速機の制御方法におい
ては、通常、スロットル弁が有段変速機のギア段の切り
換えに先立って全閉状態に制御され、その後の再伝達工
程ではスロットル弁開度が一定の増加速度で増加させら
れるため、同期噛合式有段変速機の自動シフトに際して
は前記出力低下工程、動力伝達中断工程、および再伝達
工程の少なくとも一つの工程に起因する変速ショックが
発生して運転性が損なわれていた。
すなわち、有段変速機のギア段切り換えに際して、前記
出力低下工程ではスロットル弁がを段変速機のギア段の
切り換えに先立って全開状態に制御されるので、自動ク
ラッチの解放前にエンジンの出力トルクが負となると減
速ショックが発生する場合がある。また、前記動力伝達
中断工程におけるエンジン回転速度は新たなギア段の成
立後の有段変速機の入力軸回転速度と異なるため、自動
クラッチの再係合時において自動クラッチの入力側およ
び出力側の回転速度差に起因する保合ショックが発生す
る場合があった。さらに、前記再伝達工程においてスロ
ットル弁開度をアクセル操作量に対応した位置まで増加
させる増加速度と自動クラッチの再保合による伝達トル
クの増加速度とが相互に独立に行われるので、スロット
ル弁開度が開き過ぎるとエンジンが過度に吹き上がり、
反対に自動クラッチの伝達トルクが大きくなり過ぎると
自動クラッチが急激に連結されて連結ショックが発生す
る場合があった。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、同期噛合式有段変速機の複数
のギア段を自動的に切り換えるに際し、エンジンの出力
を低下させる出力低下工程と、自動クラッチを解放して
エンジンの動力伝達を一次的に中断させている間に前記
有段変速機のギア段の切り換えを行う動力伝達中断工程
と、ギア段の切り換え後に前記自動クラッチを係合させ
てエンジンの動力伝達を再び行う再伝達工程とを含む形
式の車両用自動変速機の制御方法であって、(a)前記
出力低下工程、動力伝達中断工程、および再伝達工程の
少なくとも一つの工程において、予め求められた関係か
らその少なくとも一つの工程に適したエンジンの出力ト
ルクまたは回転速度を得るための目標スロットル弁開度
を決定する目標スロットル弁開度決定工程と、(′b)
前記少なくとも一つの工程における実際のスロットル弁
開度が前記目標スロットル弁開度となるように制御する
スロットル制御工程とを、含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、予め求められた関係から前記出力低
下工程、動力伝達中断工程、および再伝達工程の少なく
とも一つの工程において適したエンジンの出力トルクま
たは回転速度を得るための目標スロットル弁開度が目標
スロットル弁開度決定工程により決定されるとともに、
スロットル制御工程において上記少なくとも一つの工程
における実際のスロットル弁開度が前記目標スロットル
弁開度となるように制御される。このため、同期噛合式
有段変速機の自動シフトに際しては、前記出力低下工程
、動力伝達中断工程、および再伝達工程の少なくとも一
つの工程に起因する変速ショックの発生が解消され、運
転性が改善される。
ここで、前記目標スロットル弁開度決定工程は、好適に
は、前記エンジンの実際の回転速度を求める工程と、前
記エンジンの出力トルクとスロットル弁開度とエンジン
回転速度との間の予め求められた関係から、前記出力低
下工程における予め定められた出力トルク値および前記
実際のエンジン回転速度に基づいて、前記エンジンの出
力トルクを該予め定められた出力トルク値とするための
出力低下工程用目標スロットル弁開度を算出する算出工
程とを、含むものであり、前記制御工程は、前記出力低
下工程における実際のスロ7)ル弁開度を前記出力低下
工程用目標スロットル弁開度となるようにスロットル弁
開度を制御するものである。上記予め定められた出力ト
ルク値は、通常、零または零に近い小さな値が採用され
る。このようにすれば、出力低下工程においてエンジン
出力トルクはふ負トルクとならないため、エンジンの負
トルクによる減速ショックの発生が解消される。
また、前記目標スロットル弁開度決定工程は、好適には
、前記有段変速機のギア段切り換え後の入力軸回転速度
をその有段変速機の変速比および車速から算出する入力
軸回転速度算出工程と、前記エンジンの出力トルクとス
ロットル弁開度とエンジン回転速度との間の予め求めら
れた関係から、前記入力軸回転速度算出工程において算
出された入力軸回転速度において出力トルクが略零にて
前記エンジンを回転させるための動力伝達中断工程用目
標スロットル弁開度を算出する算出工程とを、含むもの
であり、前記制御工程は、前記動力伝達中断工程におけ
る実際のスロットル弁開度が前記動力伝達中断工程用目
標スロットル弁開度となるようにスロットル弁を制御す
るものである。このようにすれば、再伝達工程において
自動クラッチが再保合させられるときのその人力軸およ
び出力軸の回転速度差が大幅に小さくされるので、自動
クラッチの再係合に伴う保合ショックの発生が解消され
る。
さらに、前記目標スロットル弁開度決定工程は、好適に
は、前記エンジンの実際の回転速度を求める工程と、前
記自動クラッチの実際の伝達トルクを求める工程と、エ
ンジンの出力トルクとスロットル弁開度とエンジン回転
速度との間の予め求められた関係から、前記エンジンの
実際の回転速度に基づいて、該エンジンの出力トルクを
前記伝達トルクと略同じ値とするための再伝達工程用目
標スロットル弁開度を算出する算出工程とを、含むもの
であり、前記制御工程は、前記再伝達工程における実際
のスロットル弁開度が前記再伝達工程用目標スロットル
弁開度となるようにスロットル弁を制御するものである
。このようにすれば、再伝達工程におけるエンジンの出
力トルクが自動クラッチの伝達トルクと同等となるよう
にスロットル弁開度が増加させられるので、スロットル
弁開度の過度の増加によるエンジン回転の吹き上がりや
自動クラッチの伝達トルクの過度の増加に起因する連結
ショックの発生が解消される。
実施例 以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、車両のエンジン10の動力は磁粉式電
磁クラッチ12、有段変速機14、図示しない差動歯車
装置を介して駆動輪へ伝達されるようになっている。
磁粉式電磁クラッチ12は、本適用例の自動クラッチと
して機能するものであって、クランク軸15と有段変速
機14の入力軸46との間に介挿されており、第3図に
示すように、制御装置16から供給される励磁電流によ
り保合制御されてその励磁電流に対応した大きさのトル
クを伝達する。
上記クランク軸15および有段変速機14の入力軸46
は磁粉式電磁クラッチ12の入力軸および出力軸に対応
する。上記有段変速機14は、手動変速機として良く知
られている前進5段後進1段の同期噛合式変速機であっ
て、たとえば第4図および第5図に示すように、第1速
ギア段および第2速ギア段ヘシフトさせるための図示し
ないシフトフォークが取りつけられたシフトロッド18
と、第3速ギア段および第4速ギア段ヘシフトさせるた
めのシフトフォーク19が取りつけられたシフトロッド
20と、第5速ギア段および後進ギア段ヘシフトさせる
ための図示しないシフトフォークが取りつけられたシフ
トロッド22と、それらシフトロッド18.20.22
を中立位置からシフト位置へそれぞれ択一的に駆動する
ためのシフト装置を備えている。上記シフト装置は、シ
フトセレクトレバー24を回動方向に駆動して前記シフ
トロフトla、20.22の何れかを軸方向へ駆動する
シフト用3位置油圧シリンダ26と、シフトセレクトレ
バー24を回動可能に支持するとともに、回動軸心方向
の3位置へ位置決めすることによりシフトセレクトレバ
ー24の下端部を上記シフトロッド18.20.22の
何れかと係合させる切換用3位置油圧シリンダ28とを
備えている。シフト用3位置油圧シリンダ26は一対の
電磁弁30および32の作動の組み合わせによって3位
置に制御されるようになっており、また切換用3位置油
圧シリンダ28も一対の電磁弁34および36の作動の
組み合わせによって3位置に制御されるようになってい
る。すなわち、上記電磁弁30.32.34および36
の作動の組み合わせにより、油圧ポンプ37から油圧回
路38へ供給された作動油圧がシフト用3位置油圧シリ
ンダ26および切換用3位置油圧シリンダ28へ選択的
に供給され、たとえば、上記電磁弁34および36が共
にオンであると切換用3位置油圧シリンダ28がシフト
セレクトレバー24を第3速ギア段および第4速ギア段
を切り換えるためのシフトロッド20と係合させるが、
電磁弁34がオンであり且つ電磁弁36がオフであると
切換用3位置油圧シリンダ28がシフトセレクトレバー
24を第1速ギア段および第2速ギア段を切り換えるた
めのシフトロッド18と係合させ、反対に電磁弁34が
オフであり且つ電磁弁36がオンであると切換用3位置
油圧シリンダ28がシフトセレクトレバー24を第5速
ギア段および後進速ギア段を切り換えるためのシフトロ
ッド22と係合させる。
また、電磁弁30および32が共にオンであるとシフト
用3位置油圧シリンダ26が中立状態に位置させられる
が、電磁弁30がオンであり且つ電磁弁32がオフであ
るとシフト用3位置油圧シリンダ26がシフトロッドの
何れかを第1速、第3速、第5速側へ移動させ、反対に
電磁弁30がオフであり且つ電磁弁32がオンであると
シフト用3位置油圧シリンダ26がシフトロッドの何れ
かを第2速、第4速、後進側へ移動させる。第6図は、
シフトセレクトレバー24の上端部の移動軌跡とそれに
より成立させられるギア段との関係を示している。
車両には、運転パラメータを検出するための種々のセン
サが配設されており、それらセンサからの信号が制御装
置16に供給されるようになっている。すなわち、アク
セルペダル40に設けられたアクセルセンサ42からは
アクセル操作量を表わす電圧信号v、ccが制御装置1
6へ出力される。
エンジン10に設けられたエンジン回転速度センサ44
からはエンジン回転周期を表わす信号t。
が制御装置16へ出力される。有段変速機14の入力軸
46嘲よび出力軸48の近傍に設けられた人力軸回転セ
ンサ50および出力軸回転センサ52からは入力軸46
の回転周期を表わす信号jiRおよび出力軸48の回転
周期を表わす信号t outが制御装置16へ出力され
る。さらに、有段変速[14に設けられたシフト位置検
出スイッチ54.56.58.60からは信号N884
乃至N−1が制御装置16へ出力される。一対のシフト
位置検出スイッチ54.56からの信号の組み合わせに
よりシフト用3位置油圧シリンダ26の作動位置が検出
され、一対のシフト位置検出スイッチ58.60からの
信号の組み合わせにより切換用3位置油圧シリンダ28
の作動位置が検出されるようになっている。これらシフ
ト位置検出スイッチ54.56.58.60は、本出願
人が先に出願した特願昭61−41977号に記載され
たものと同様である。
制御装置16は、CPU66、ROM68、RAM70
、入力インタフェース72、クラッチ駆動回路74、ス
ロットル駆動回路76、電磁弁駆動回路78などを備え
た所謂マイクロコンピュータであって、RAM70の記
憶機能を利用しつつROM68に予め記憶されたプログ
ラムに従って入力信号を処理し、電磁弁30.32.3
4.36を駆動するための駆動信号を電磁弁駆動回路7
8から出力するとともに、電磁クラッチ12を制御する
ための励磁電流をクラッチ駆動回路74から出力する。
また、スロットル駆動回路76がらは、エンジン10の
吸気配管に設けられたスロットル弁80を駆動するスロ
ットルアクチュエータ82へ駆動信号を出力する。さら
に、スロットル弁80の開度を検出するためのスロット
ルセンサ84が設けられており、そのスロットルセンサ
84の出力信号Vいは入力インタフェース72へ供給さ
れる。
第7図は0番ビット乃至3番ビットの4ビツトから成る
電磁弁駆動回路78の出力端子構成例を示している。0
番ビット、1番ビット、2番ビット、3番ビットは電磁
弁30,32.34.36にそれぞれ対応するものであ
る。また、同様に、第8図は0番ビット乃至3番ビット
の4ビツトから成る入力インタフェース72の入力端子
の部分構成例を示している。0番ビット、1番ビット、
2番ビット、3番ビットはシフト位置検出スイッチ54
.56.58.60にそれぞれ対応するものである。
以下、本適用例の作動を第9図のフローチャートに従っ
て説明する。
先ず、ステップS1おいては各センサからの入力信号t
、、ti、、、taut S”!(:C% vths 
N5w1乃至N、、4が読み込まれる。次いで、ステッ
プS2において上記信号から次式(1)、(2)、(3
)、(4)、(5)、(6)にしたがって実際のエンジ
ン回転速度N、、入力軸回転速度N i n、出力軸回
転速度N。uL、車速SPD 、アクセル操作量Acい
スロットル弁開度θがそれぞれ算出される。
N、rpm  = (1/lo)  X60sec  
 ・ ・ ・(1)Nin    =(1/1ill)
X60SeC・ ・ ・(21N0.  = (1/1
clut ) ×60sec ・ ・ ・(3)SPD
  km/ h = Nout  −r a=t・2π
r・60 1Iin  −1/1000 − − (4
1但し、rは車輪の半径、γ4□、差動歯車装置の変速
比である。
ACc=(νsec  v ctose )/(v I
IIIIX  V ctoso )・10・・・(5) 但し、vctoiaおよびV、□はアクセルペダル40
の非操作時および全操作時のアクセルセンサ42からの
出力信号である。
θ%=(y 、 、  v CL (I S 11 )
 / (v Ill a X   v CL 6 sl
l ) 、 10・ ・ ・ (6) 但し、vctoseおよびv■xはスロットル弁80の
全閉時および全開時のスロットルセンサ84からの出力
信号である。
続くステップS3においては、第10図に示すギア段決
定ルーチンが実行されることにより、シフト位置検出ス
イッチ54.56.58.6oがらの信号Nよw4乃至
N、、1に基づいて現在のギア段が検出される。上記信
号N工4乃至N、、1は第8図に示すように配列された
入力端子に供給されるので、その端子のビット配列によ
り表される2進数Bにより判断されるのである。すなわ
ち、信号N□4乃至N、、1のいづれも供給されない場
合には2進9Bが零となるので有段変速機14がニュー
トラル状態と判断され、信号N□2およびN5w4が供
給された場合には2進数Bが5となるので第1速ギア段
と判断され、信号N582およびN、、83が供給され
た場合には2進数Bが6となるので第2速ギア段と判断
され、信号N、w4のみが供給された場合には2進数B
が1となるので第3速ギア段と判断され、信号N、、3
のみが供給された場合には2進数Bが2となるので第4
速ギア段と判断され、信号N、、、1およびN、、4が
供給された場合には2進数Bが9となるので第5速ギア
段と判断され、信号N、81およびN5w3が供給され
た場合には2進数Bが10となるので後進ギア段と判断
されるとともに、その現在のギア段を示す値がレジスタ
T内に記憶される。
続くステップS4においては、変速操作の実行中を示す
変速シーケンスフラグF (h9の内容が「O」である
か否かが判断される。「0」でなければ変速制御を優先
的に実行するために後述のステップ88以下が実行され
るが、「0」であれば変速操作が完了しているので、ス
テップS5において第11図に示す目標ギア段決定ルー
チンが実行されることにより次の変速のための目標ギア
段が決定される。すなわち、ステ778M1乃至5M1
2において、前記レジスタT内の実際のギア段を示す数
値に基づいて、予めROM68に記憶された複数種類の
変速線図の中から実際のギア段に対応した変速線図が選
択されるとともに、ステップ5M13において、その変
速線図から実際のスロットル弁開度に基づいて補間計算
によりアップシフトの変速点車速SPD、pおよびダウ
ンシフトの変速点車速spD、o□が算出される。そし
て、ステップ5M14において実際の車速SPDがアッ
プシフトの変速点車速SPD、、以上となるとステップ
5M15において目標ギア段を示す数値を記憶させるレ
ジスタT1の内容が7+lとされるが、ステップ5M1
6において実際の車速SPDがダウンシフトの変速点車
速5poa。81以下となるとステップ5M17におい
てレジスタγ1の内容がγ−1とされる。すなわち、レ
ジスタT8の内容が現在のギア段よりも1段高いギア段
或いは現在のギア段よりも1段低いギア段とされるので
ある。第12図(a)、(b)、(C1は上記ステップ
SM2.3M4.5Ml0において選択される変速線図
の例をそれぞれ示すものである。図において、実線はシ
フトアンプ時の変速点車速を求めるためのものであり、
破線はシフトダウン時の変速点車速を求めるためのもの
である。また、上記ステップ5M13においてたとえば
変速線図が第13図に示すものであるとすると、その線
図を構成するデータマツプか・らの変速点車速の算出は
、実際のアクセル操作量AC(とマツプ上のX軸データ
と順次比較し、Acc〈X軸データとなったときX2と
するとともに八〇C<X軸データとなる一つ前のX軸デ
ータをXIとすると、次式(7)にしたがって行われる
第9図に戻って、以上のようにして目標ギア段が決定さ
れると、ステップS6においては、レジスタγ8の内容
が示す目標ギア段とレジスタγの内容が示す実際のギア
段とが一致するか否かが判断される。一致する場合は変
速操作を必要としないのでステップ310以下が実行さ
れるが、−j&しない場合には変速操作を必要とするの
でステップ87以下が実行される。すなわち、ステップ
S7が実行されることにより変速操作に先立って変速シ
ーケンスフラグFchgの内容が先ず「1」にセットさ
れ、その後ステップS8において、第1図に示す変速操
作ルーチンが実行されることにより有段変速機14のギ
ア段をレジスタT1の内容に示される目標ギア段へ切り
換えるための一連の変速操作が行われる。
第1図において、先ず、ステップSHIにおいて変速シ
ーケンスフラグFeh9の内容が判断される。変速シー
ケンスフラグF ch9の内容が「1」であると遮断操
作を開始するための一連のステップSH2乃至SH8が
実行される。この変速シーケンスフラグF ch9の内
容が「1」であることはエンジンの出力低下工程の実行
中であることを示すものである。ステップSH2におい
ては、予め求められ且つROM68に記憶されたエンジ
ン特性から実際のエンジン回転速度N、および実際のス
ロットル弁開度θに基づいてエンジン10の実際の出力
トルクT、が算出される。上記エンジン特性はたとえば
第14図に示すような出力トルクT0とエンジン回転速
度N、とスロットル弁開度θとの関係(エンジントルク
マツプ)である。上記出力トルクT0の算出は以下のよ
うに実行される。先ず、エンジン回転速度N、をX軸座
標に且つスロットル弁開度θをY軸座標に変換する。こ
の変換はたとえばエンジン回転速度N、に関しては座標
Xに初期値として「0」を設定し、この状態でエンジン
回転速度No >X軸データを判断してそれが成立する
ときは座標Xに1を加算して次のX軸データと順次比較
する。エンジン回転速度N、<X軸データのときはエン
ジン回転速度N。
を挟む一対のX軸データを保持する。このようにして求
められた一対のX軸データは第15図ではXlおよびX
zにて示される。第15図のYlおよびY2に示すよう
にスロットル弁開度θの一対のY軸データも同様にして
求められる。次いで、座標Y1とX、の交点により特定
される出力トルクデータaおよび座標Y、とX2の交点
Xにより特定される出力トルクデータbを第14図のエ
ンジン特性図から抽出し、座標Y1とエンジン回転速度
N、との交点において示されるエンジン出力トルクeを
たとえば次式(8)式に基づいて算出する。
同様に、座標Y2とX、の交点により特定される出力ト
ルクデータCおよび座標Y2とX2の交点Xにより特定
される出力トルクデータdを第14図のエンジン特性図
から抽出し、座標Y2とエンジン回転速度N8との交点
において示されるエンジン出力トルクfをたとえば次式
(9)式に基づいて算出する。
そして、上記のようにして求めたeおよびfから実際の
スロットル弁開度θとエンジン回転速度N、とに対応し
た出力トルクT、を次式〇〇に従って算出する。
このようにしてステップSH2においてエンジンlOの
実際の出力トルクT。が求められると、ステップSH3
においてエンジン10の出力トルクの絶対値IT、1が
予め設定された動力遮断時の目標出力トルクT。f、よ
りも大きいか否かが判断される。大きくない場合には出
力低下工程の目的が達成できたので動力伝達中断工程を
構成する後述のステップSH9以下が実行されるが、大
きい場合にはステップSH4において第14図に示すエ
ンジンのトルクマツプから実際のエンジン回転速度N0
と前記目標出力トルクT。f、とに基づいて目標スロッ
トル弁開度θ。1.″が決定される。
この目標スロットル弁開度θ。ff′は、エンジン10
の出力トルクT、を上記T07.とするための値であり
、第16図に示すように、先ず前記(7)弐と同様の方
法にてエンジン回転速度N、のX座標を求め、スロット
ル弁開度θに対応するY軸の座標Y0とエンジン回転速
度N、との交点により特定される出力トルクT0を0ω
式と同様の方法により求めるとともに、以下のQOl(
2)、0■式に従って算出される。すなわち、座標Y。
のエンジン出力トル゛りT。と目標出力トルクT01.
とを比較し、’ro <TQffのときは次のY軸、換
言すれば座標Yl とエンジン回転速度N、との交点が
示すエンジン出力トルクT、を算出し、再度T、とTo
、。
とを比較する。このようにして順次比較して行き、T0
≧T6ffとなったとき座標Yい−I、のエンジン出力
トルクTい−1,とT、、、YイおよびYい−、。
に対応するスロットル弁開度θ7およびθ(R−11と
目標出力トルクTortとから、目標スロットル弁開度
θ。7.′を算出するのである。
+θ(+5−11    ・・・0υ N、−N。
+a(n−11・・・α争 ステップS H5では、実際のスロットル弁開度θを上
記のようにして求められた目標スロットル弁開度θ。r
t′と一致させるためにスロットルアクチュエータ82
に対する制?ItVいが次に示す制御式〇侃こ従って決
定される。
ステップSH6においては電磁クラッチ12に対する制
御量V。、が前回の制御量Ve口。−1)に維持される
とともに、ステップSH7においてシフト用の各電磁弁
30.32.34.36に対する制御量V lhi□の
内容が零、すなわちいずれの電磁弁へも駆動信号を出力
しない状態とされる。そして、ステップSH8において
変速シーケンスフラグF chqの内容が「1」とされ
る。以上の一連のステップが繰り返される内、スロット
ルアクチュエータ82に対する制御量■いが変化させら
れてスロットル弁開度θが目標スロットル弁開度θ。2
.″と一致させられる。このような状態となると、前記
ステップSH3においてエンジン10の出力トルクの絶
対値IT、1が目標エンジントルクT07.以下となる
と判断されるので、出力低下工程が終了させられ、動力
伝達を中断しつつギア段を切り換えるためのステップS
H9以下の動力伝達中断工程が開始される。
ステップSH9においては、レジスタγに記憶された実
際のギア段とレジスタTI′に記憶された目標ギア段と
が一致しているか否かが判断され、一致している場合に
はギア段切り換え操作完了状態であるので後述のステッ
プ5H16以下が実行されるが、一致していない場合に
はステップ5H10において電磁クラッチ12を解放し
てエンジン慣性力などによるギア段切り換え不良を回避
させるために制′4all I V c tが零とされ
る。そして、ステップ5HIIにおいてシフトすべき目
標ギア段が成立したときのエンジン回転速度N、11が
次式〇9から実際の出力軸回転速度N。utおよび目標
ギア段の変速比T rmz□。′に基づいて算出される
この目標ギア段の変速比γratio8はたとえば第1
7図に示すものである。
N、′=γratio * ×Nout    ・・’
αω続くステップ5H12においては、上記目標ギア段
が成立したときのエンジン回転速度N、′と実際のエン
ジン回転速度N、とを一致させる、すなわち、エンジン
10の出力トルクを略零とするための動力伝達中断用目
標スロットル弁開度θ、′が算出される。そして、ステ
ップ5H13において、スロットルアクチュエータ82
に対する制御lvいが、上記目標スロットル弁開度θn
a  と実際のスロットル弁開度θとを一致させるため
の値θ□′とされる。次いで、ステップ5H14のギア
段切換ルーチンが実行される。
上記ギア段切換ルーチンは、たとえば第1・8図に示す
ように実行される。先ずステップSGIにおいて、レジ
スタr8に記憶されている目標ギア段を示すデータを第
19図に示す信号処理ルーチンを用いて処理することに
より、駆動信号として容易に取り扱うことのできる数値
、2進数としたときにそのままのビット配列で出力でき
る数値に変換する。すなわち、第8図に示す入力インタ
フェース720入力端子と同じ配列のデータに変換する
ために、目標ギア段を示すデータが、予め定められた一
定の規則に従って、シフト用油圧シリンダ26を作動さ
せるためのシフト側データγ88、と切換用油圧シリン
ダ26を作動させるためのセレクト側データT”stと
に変換される。たとえば、目標ギア段が第1速ギア段で
あればシフト側データT’*hが「1」且つセレクト側
データγ81が「4」とされ、目標ギア段が第2速ギア
段であればシフト側データT8□が「2」且つセレクト
側データT”SLが「4」とされ、目標ギア段が第3速
ギア段であればシフト側データT’shが「1」且つセ
レクト側データT’stが「0」とされ、目標ギア段が
第4速ギア段であればシフト側データγ shが「2」
且つセレクト側データT’iLが「0」とされ、目標ギ
ア段が第5速ギア段であればシフト側データγゞ3hが
「1」且つセレクト側データT”sLが「8」とされ、
目標ギア段が第6速(後進)ギア段であればシフト側デ
ータT8□が「2」且つセレクト側データ1 stが「
8」とされる。
第18図に戻って、続くステップSG2では上記と全く
同様に、図示しない処理ルーチンによりレジスタγの内
容がシフト側データTshとセレクト側データγ5.と
に変換される。これらのシフト側データTshとセレク
ト側データystは、シフト位置検出スイッチ54.5
6.58.60から入力インタフェース72へ供給され
た信号NS、、、4乃至N、wlの信号列のうち下位2
ビツトおよび上位2ビツト(数値としては「0」の下位
2ビ・ノドを含む)から構成されるようにしてもよい。
ステ・ノブSG3では目標ギア段に基づくセレクト側デ
ータ丁’sLと実際のギア段に基づくセレクト側データ
γ6Lとが一敗するか否かが判断されるとともに、ステ
ップSG4では目標ギア段に基づくシフト側データTゝ
、と実際のギア段に基づくシフト側データTいとが一致
するか否かが判断される。ステップSG3およびSG4
における判断が共に肯定された場合にはギア段を切り換
える必要がないので、ステップSG5が実行されて制御
IVい目、の内容が零とされる。しかし、ステップSG
3における判断が肯定されてもステップSG4における
判断が否定された場合にはステップSG6が実行されて
制御量V s h i。の内容が目標ギア段に基づくシ
フト側データr”shとされる。
これにより後述のステップS9においてシフト用3位置
油圧シリンダ26が駆動されて目標ギア段が成立させら
れる。また、前記ステップSG3における判断が否定さ
れた場合には現在シフトセレクトレバー24が係合して
いるものと異なるシフトロノドを用いる必要があるので
、ステップSG7において実際のギア段に基づくシフト
側データ7thが零であるか否か、すなわちシフト用3
位置油圧シリンダ26が中立位置にあるか否かが判断さ
れる。このステップSG7における判断が肯定された場
合には切換用3位置油圧シリンダ28を呂標ギアを作動
させるためのシフトロノドを選択する位置へ作動させる
ためにステップSG8において制御量Vshiftの内
容が目標ギア段に基づくセレクト側データr”sLとさ
れる。しかし、上記ステップSG7における判断が否定
された場合にはシフト用3位置油圧シリンダ26を中立
位置へ作動させるためにステップSG9において制御量
vShiftの内容が「3」とされる。この制御量■5
hifLの内容「3」は2進数で「11」となるからス
テップS9において電磁弁駆動回路78の0番ビットお
よび1番ビットから電磁弁30および32へそれぞれ駆
動信号が出力される。このようにしてシフト用3位置油
圧シリンダ26が中立位置へ作動させられると、次のサ
イクルのステップSGBおよびステップS9によりシフ
トロノドが選択され、その次のサイクルのステップSG
6およびステップS9により目標ギア段が成立させられ
る。
このようにして第1図のステップ5H14のギア段切換
ルーチンの実行が完了すると、ステップ5H15におい
て変速シーケンスフラグF chgの内容が「2」とさ
れる。以上のステップの実行によりギア段の切り換えが
完了すると、前記ステップSH9において目標ギア段と
実際のギア段とが一致していると判断されるので、エン
ジン10の動力を再伝達させる再伝達工程を実行するた
めのステップ5H16以下が実行される。
ステップ5H16においてはスロットル弁開度θ (%
)がアクセル操作量Acc(%)よりも小さいか否かが
判断される。このステップ5H16は再伝達工程の終了
を判断するものである。当初は小さいのでステップ5H
17において電磁クラッチ12に対する制御量■□が予
め定められた一定の増加値Δv−t (=ΔTcL)だ
け増加させられる。
続くステップ5H18においては、たとえば第14図に
示すエンジントルクマツプから上記電磁クラッチ12に
対する制御量■cLおよび実際のエンジン回転速度N0
に基づいて再伝達用目標スロットル弁開度θ。ばか前記
ステップSH4と同様の手法によって算出される。すな
わち、電磁タラノチ12の伝達トルクTcLと同様の出
力トルクとするためのスロットル弁開度θを求めるので
ある。
そして、ステップ5H19において、スロットルアクチ
ュエータ82に対する制御Hvいが、上記目標スロット
ル弁開度θ。2と実際のスロットル弁開度θとを一致さ
せるための値θ。Jとされる。
続(ステップSH20においてはシフト用の各電磁弁3
0.32.34.36に対する制御量VいifLの内容
が零、すなわちいずれの電磁弁へも駆動信号を出力しな
い状態とされる。そして、ステップ5H21において変
速シーケンスフラグF chgの内容が「3」とされる
。以上の一連のステップが繰り返される過程では、スロ
ットルアクチュエータ82に対する制御量■いが逐次変
化させられてスロットル弁開度θがそのつど目標スロッ
トル弁開度θ。−に追従させられる。
上記の一連のステップが繰り返されることにより、前記
ステップ5H16においてスロットル弁開度θとアクセ
ル操作量A ((とが一致したと判断されると、ステッ
プSH22において変速シーケンスフラグF ch*の
内容が「0」とされる。
以上のようにして変速操作ルーチンが完了すると、第9
図のステツ・プS9において■。い■1い■いiftな
どの各制御値が出力されて電磁クラッチ12、スロット
ルアクチュエータ82、電磁弁30.32.34.36
などが駆動される。この結果、有段変速機14のギア段
が目標ギア段へ切り換えられる。
第9図のステップS6において現在のギア段と目標ギア
段とが一致していると判断される場合には変速操作が必
要ないので、ステップSIOにおいて車速SPDが予め
定められた一定の低い値ε以下であるか否かが判断され
る。上記ステップS10における判断が否定される場合
には電磁クラッチ12を保合状態に維持する必要がある
のでステップSllにおいて電磁クラッチ12に対する
制御1v。、が伝達トルクを最大とするための制御量■
CL″″″8とされる。しかし、ステップS10におけ
る判断が肯定されるとステップS12において次式叫に
示す制御式に従って上記制御量■。、が逐次変更される
VCL= (Nll  Ntdt ) XK   ・・
−ca但しKは定数 そして、ステップ313においてスロットルアクチュエ
ータ82に対する制御量■いが実際のアクセル操作量A
ccに対応したものとされた後、前述のステップS9に
おいて制御量が出力される。
上述のように本適用例によれば、有段変速機14のギア
段の切り換えにおける出力低下工程において、エンジン
10の出力トルクを予め定められた小さな目標エンジン
トルクT。f、とするための出力低下用目標スロットル
弁開度θ。rt ’が求められるとともに、実際のスロ
ットル弁開度θがその目標スロットル弁開度θ。ff*
に制御されるので、エンジン10の出力トルクが負とな
ることがない。このため、自動変速操作の開始時におい
てスロットル弁開度θが減少させられたときに電磁クラ
ッチ12の係合が残されていても減速シヨ、7りの発生
が防止される。
また、有段変速機14のギア段の切り換えにおける動力
伝達中断工程において、エンジン回転速度N、を目標ギ
ア段が成立させられたときの入力軸回転速度N1.、と
同じ回転速度とするための動力中断用目標スロットル弁
開度θ7tが決定されるとともに、実際のスロットル弁
開度θがその目標スロットル弁開度θ7Iに制御される
ので、電磁クラッチ12において再係合時の回転速度差
が小さくされ、電磁クラッチ12の連結ショックが解消
される。
さらに、有段変速機14のギア段の切り換えにおける再
保合工程において、電磁クラッチ12の伝達トルクTC
Lの増加にともなってエンジン10の出力トルクがその
伝達トルクTCLと同等になるようにする再係合用目標
スロットル弁開度θ。2が決定されるとともに、実際の
スロットル弁開度θがその目標スロットル弁開度θ。2
に制御されるので、スロットル弁開度θおよび電磁クラ
ッチ12の伝達トルクTcLの増加過程においてスロッ
トル弁開度θが電磁クラッチ12の伝達トルクに対して
過度に大きくなったり或いは過度に小さくなったりする
ことがない。このため、スロットル弁開度の過度な増加
に起因するエンジン10の吹き上がりや電磁クラッチ1
2の伝達トルクの過度な増加に起因して早期係合するこ
とによる係合ショックの発生が好適に防止される。
以上、本発明の一適用例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の適用例では、打設変速機14のギア段
の切り換え時における出力低下工程、動力中断工程、再
係合工程においてそれぞれ求められた目標スロットル弁
開度θ。1.ゞ、θ、8′、θ。−になるように実際の
スロットル弁開度θが制御されているが、何れか一つの
工程において上記制御が実行されれば、運転性が改善さ
れるという一応の効果が得られるのである。
また、前述の適用例のステップSH2においては、エン
ジン10の実際の出力トルクが予め求められた関係から
実際のエンジン回転速度N。およびスロットル弁開度θ
に基づいて算出されるが、トルクセンサを設けることに
よりエンジン10の出力トルクを検出するようにしても
よいのである。
また、前述のステップSH3およびSH4においては共
通の目標エンジントルクT。f、が用いられているが、
互いに異なる値が用いられても差支、えないのである。
また、前述の適用例では磁粉式電磁クラッチ12が用い
られているが、油圧クラッチなどの保合制御可能な他の
形式の自動クラッチであってもよいのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一適用例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9図のフローチャートの要部である変速操作
ルーチンを説明する図である。第2図は本発明が適用さ
れる打設式自動変速機のシフト制御装置を示すブロック
線図である。第3図は第2図に示す電磁クラッチの特性
を示す図である。第4図および第5図は第2図の有段変
速機のギア段を切り換えるための油圧駆動装置を示す図
であって、相互に直角な断面から見た要部断面図である
。 第6図は第4図および第5図のシフトセレクトレバーの
端部の軌跡とシフト位置との関係を示す図である。第7
図および第8図は第2図の電磁弁駆動回路の端子構成お
よび人力インタフェースの一部の端子構成をそれぞれ説
明する図である。第9図、第10図、第11図、第18
図、および第19図は、第1図のフローチャートにおい
て実行されるルーチンをそれぞれ示す図である。第12
図(a)、(b)、(C)は第2図のROMに予め記憶
された変速線図をそれぞれ示す図であって、(a)は第
1速ギア段において選択される線図、(blは第2速ギ
ア段において選択される線図、(C)は第5速ギ了段に
おいて選択される線図である。第13図は第1図のフロ
ーチャートにおいて変速点車速を求めるための演算を説
明する図である。第14図はエンジン出力特性の例を示
す図である。第15図はエンジン出力トルクを算出する
ための方法を説明する図である。第16図は目標スロッ
トル弁開度を算出するための方法を説明する図である。 第17図は有段変速機の各ギア段の変速比を示す図表で
ある。 10:エンジン 12:磁粉式電磁クラッチ(自動クラッチ)第3図  
      第6図 第7図 第8図 第5図 第12図 第13図 km/h 7りtル稗fft Acc 第17図 凶                     (ト)
り 法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同期噛合式有段変速機の複数のギア段を自動的に
    切り換えるに際し、エンジンの出力を低下させる出力低
    下工程と、自動クラッチを解放してエンジンの動力伝達
    を一次的に中断させている間に前記有段変速機のギア段
    の切り換えを行う動力伝達中断工程と、ギア段の切り換
    え後に前記自動クラッチを係合させてエンジンの動力伝
    達を再び行う再伝達工程とを含む形式の車両用自動変速
    機の制御方法であって、 前記出力低下工程、動力伝達中断工程、および再伝達工
    程の少なくとも一つの工程において、予め求められた関
    係から該少なくとも一つの工程に適したエンジンの出力
    トルクまたは回転速度を得るための目標スロットル弁開
    度を決定する目標スロットル弁開度決定工程と、 前記少なくとも一つの工程における実際のスロットル弁
    開度が前記目標スロットル弁開度となるように制御する
    スロットル制御工程と、 を含むことを特徴とする車両用自動変速機の制御方法。
  2. (2)前記目標スロットル弁開度決定工程は、前記エン
    ジンの実際の回転速度を求める工程と、前記エンジンの
    出力トルクとスロットル弁開度とエンジン回転速度との
    間の予め求められた関係から、前記出力低下工程におけ
    る予め定められた出力トルク値および前記実際のエンジ
    ン回転速度に基づいて、前記エンジンの出力トルクを該
    予め定められた出力トルク値とするための出力低下工程
    用目標スロットル弁開度を算出する算出工程とを、含む
    ものであり、前記制御工程は、前記出力低下工程におけ
    る実際のスロットル弁開度を前記出力低下工程用目標ス
    ロットル弁開度となるようにスロットル弁開度を制御す
    るものである特許請求の範囲第1項に記載の車両用自動
    変速機の制御方法。
  3. (3)前記目標スロットル弁開度決定工程は、前記有段
    変速機のギア段切り換え後の該有段変速機の入力軸回転
    速度を該有段変速機の変速比および車速から算出する入
    力軸回転速度算出工程と、前記エンジンの出力トルクと
    スロットル弁開度とエンジン回転速度との間の予め求め
    られた関係から、前記入力軸回転速度算出工程において
    算出された入力軸回転速度において出力トルクが略零に
    て前記エンジンを回転させるための動力伝達中断工程用
    目標スロットル弁開度を算出する算出工程とを、含むも
    のであり、前記制御工程は、前記動力伝達中断工程にお
    ける実際のスロットル弁開度が前記動力伝達中断工程用
    目標スロットル弁開度となるようにスロットル弁を制御
    するものである特許請求の範囲第1項に記載の車両用自
    動変速機の制御方法。
  4. (4)前記目標スロットル弁開度決定工程は、前記エン
    ジンの実際の回転速度を求める工程と、前記自動クラッ
    チの実際の伝達トルクを求める工程と、エンジンの出力
    トルクとスロットル弁開度とエンジン回転速度との間の
    予め求められた関係から、前記エンジンの実際の回転速
    度に基づいて、該エンジンの出力トルクを前記伝達トル
    クと略同じ値とするための再伝達工程用目標スロットル
    弁開度を算出する算出工程とを、含むものであり、前記
    制御工程は、前記再伝達工程における実際のスロットル
    弁開度が前記再伝達工程用目標スロットル弁開度となる
    ようにスロットル弁を制御するものである特許請求の範
    囲1第1項に記載の車両用自動変速機の制御方法。
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