JPH0288332A - 車両用自動変速機の制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の制御方法

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JPH0288332A
JPH0288332A JP63238344A JP23834488A JPH0288332A JP H0288332 A JPH0288332 A JP H0288332A JP 63238344 A JP63238344 A JP 63238344A JP 23834488 A JP23834488 A JP 23834488A JP H0288332 A JPH0288332 A JP H0288332A
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JP
Japan
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throttle valve
output torque
engine
valve opening
target
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Application number
JP63238344A
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English (en)
Inventor
Yukio Otake
幸夫 大竹
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両用自動変速機の制御方法の改良に関するも
のである。
従来の技術 同期噛合式有段変速機の複数のギヤ段を自動的に切り換
えるに先立って、スロットル弁を閉じてエンジンの出力
を低下させる形式の車両用自動変速機の制御方法が考え
られている。たとえば、本出願人が先に出願した特願昭
62−140176号に記載されたものがそれである。
発明が解決しようとする課題 ところで、斯かる車両用自動変速機の制御方法において
は、通常、エンジンの出力を低下させる際の減速ショッ
クを軽減するために出力低下時間が比較的長くされてい
る一方、スロットル弁は一定速度で閉じられて、そのス
ロットル弁が閉じられるに連れてエンジンの出力トルク
の減少率は漸増するのが普通である。このため、エンジ
ン出力トルク低下の初期においては車両の加速度変化率
が比較的小さくなってモタッキ感を生ずるのを避は難い
とともに、エンジン出力トルク低下の終期においては車
両の加速度変化率が比較的大きくなって減速ショックを
好適に軽減し難く、エンジンの出力低下の際に好適な変
速感覚を得難いという問題がある。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであって
、その目的とするところは、エンジンの出力低下時の変
速感覚が好適に得られる車両用自動変速機の制御方法を
提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、前記のような形
式の車両用自動変速機の制御方法であって、(a)予め
求められた関係から現在のスロットル弁開度およびエン
ジン回転数に基づいて現在のエンジン出力トルクを算出
する現在エンジン出力トルク算出工程と、(b)エンジ
ンの出力を低下させる際における車両の加速度変化率を
予め定められた基準変化率に保つためのエンジン出力ト
ルクの減少量を算出する減少量算出工程と、(C)前記
現在エンジン出力トルク算出工程により算出された現在
のエンジン出力トルクと前記減少量算出工程により算出
されたエンジン出力トルクの減少量とに基づいて目標エ
ンジン出力トルクを算出する目標エンジン出力トルク算
出工程と、(d)前記予め求められた関係から前記目標
エンジン出力トルク算出工程により算出された目標エン
ジン出力トルクと現在のエンジン回転数とに基づいて、
エンジンの出力を低下させる際における目標スロットル
弁開度を算出する目標スロットル弁開度算出工程と、(
e)その目標スロットル弁開度算出工程により算出され
た目標スロットル弁開度に実際のスロットル弁開度を制
御するスロットル弁開度制御工程とを含むことを特徴と
する。
作用 このように構成された車両用自動変速機の制御方法にお
いては、現在エンジン出力トルク算出工程により、予め
求められた関係から現在のスロットル弁開度およびエン
ジン回転数に基づいて現在のエンジン出力トルクが算出
されるとともに、減少量算出工程により、エンジンの出
力を低下させる際における車両の加速度変化率を予め定
められた基準変化率に保つためのエンジン出力トルクの
減少量が算出され、目標エンジン出力トルク算出工程に
より、前記現在のエンジン出力トルクと前記エンジン出
力トルクの減少量とに基づいて目標エンジン出力トルク
が算出される。そして、目標スロットル弁開度算出工程
により、前記予め求められた関係から前記目標エンジン
出力トルクと現在のエンジン回転数とに基づいて、エン
ジンの出力を低下させる際における目標スロットル弁開
度が算出され、スロットル弁開度制御工程により、前記
目標スロットル弁開度に実際のスロットル弁開度が制御
される。
発明の効果 このように、車両の加速度変化率を予め定められた基準
変化率に保つためのエンジン出力トルクの減少量が算出
され、その減少量だけエンジン出力トルクを減少させる
ための目標スロットル弁開度に実際のスロットル弁開度
が制御されるので、エンジンの出力を低下させる際にお
いて車両の加速度変化率を予め定められた基準変化率に
維持し得る。この結果、エンジンの出力低下時のモタッ
キ怒および減速ショックを共に好適に軽減し得るように
前記基準変化率を設定することにより、エンジンの出力
低下時の変速感覚を従来に比べて向上させ得る。
実施例 以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、車両のエンジン10の動力は磁粉式電
磁クラッチ12、有段変速機14、図示しない差動歯車
装置を介して駆動輪へ伝達されるようになっている。磁
粉式電磁クラッチ12は、本適用例の自動クラッチとし
て機能するものであって、クランク軸15と有段変速機
14の入力軸46との間に介挿されており、第3図に示
すように、制御装置16から供給される励磁電流により
係合制御されてその励M1電流に対応した大きさのトル
クを伝達する。上記クランク軸15および有段変速機1
4の入力軸46は磁粉式電磁クラッチ12の入力軸およ
び出力軸に対応する。
上記有段変速機14は、手動変速機として良く知られて
いる前進5段後進1段の同期噛合式変速機であって、た
とえば第4図および第5図に示すように、第1速ギヤ段
および第2速ギヤ段ヘシフトさせるための図示しないシ
フトフォークが取りつけられたシフトロッド18と、第
3速ギヤ段および第4速ギヤ段ヘシフトさせるためのシ
フトフォーク19が取りつけられたシフトロッド20と
、第5速ギヤ段および後進ギヤ段ヘシフトさせるための
図示しないシフトフォークが取りつけられたシフトロッ
ド22と、それらシフトロッド18.20.22を中立
位置からシフト位置へそれぞれ択一的に駆動するための
シフト装置を備えている。
上記シフト装置は、シフトセレクトレバー24を回動方
向に駆動して前記シフトロッド18.20.22の何れ
かを軸方向へ駆動するシフト用3位置油圧シリンダ26
と、シフトセレクトレバー24を回動可能に支持すると
ともに、回動軸心方向の3位置へ位置決めすることによ
りシフトセレクトレバー24の下端部を上記シフトロッ
ド18.20.22の何れかと係合させるセレクト用3
位置油圧シリンダ28とを備えている。シフト用3位置
油圧シリンダ26は一対の電磁弁3oおよび32の作動
の組み合わせによって3位置に制御されるようになって
おり、またセレクト用3位置油圧シリンダ28も一対の
電磁弁34および36の作動の組み合わせによって3位
置に制御されるようになっている。すなわち、上記電磁
弁30.32.34.36の作動の組み合わせにより、
油圧ポンプ37から油圧回路38へ供給された作動油圧
がシフト用3位置油圧シリンダ26およびセレクト用3
位置油圧シリンダ28へ選択的に供給され、たとえば、
上記電磁弁34および36が共にオンであるとセレクト
用3位置油圧シリンダ28がシフトセレクトレバー24
を第3速ギヤ段および第4速ギヤ段を切り換えるための
シフトロッド20と係合させるが、電磁弁34がオンで
あり且つ電磁弁36がオフであるとセレクト用3位置油
圧シリンダ2日がシフトセレクトレバー24を第1速ギ
ヤ段および第2速ギヤ段を切り換えるためのシフトロッ
ド18と係合させ、反対に電磁弁34がオフであり且つ
電磁弁36がオンであるとセレクト用3位置油圧シリン
ダ28がシフトセレクトレバー24を第5速ギヤ段およ
び後進ギヤ段を切り換えるためのシフトロッド22と係
合させる。
また、iim弁3弁台0び32が共にオンであるとシフ
ト用3位置油圧シリンダ26が中立状態に位置させられ
るが、電磁弁30がオンであり且つ電磁弁32がオフで
あるとシフト用3位置油圧シリンダ26がシフトロッド
18.20.22の何れかを第1速、第3速、第5速側
へ移動させ、反対に電磁弁30がオフであり且つ電磁弁
32がオンであるとシフト用3位置油圧シリンダ26が
シフトロッド18.20.22の何れかを第2速、第4
速、後進側へ移動させる。第6図は、シフトセレクトレ
バー24の上端部の移動軌跡とそれにより成立させられ
るギヤ段との関係を示している。
車両には、運転パラメータを検出するための種々のセン
サが配設されており、それらセンサがらの信号が制御装
置16に供給されるようになっている。すなわち、アク
セルペダル40に設けられたアクセルセンサ42からは
アクセル操作量を表わす電圧信号vaccが制御装置1
6へ出力される。
エンジンlOに設けられたエンジン回転速度センサ44
からはエンジン回転周期を表わす信号t。
が制御装置16へ出力される。有段変速機14の入力軸
46および出力軸48の近傍に設けられた入力軸回転セ
ンサ50および出力軸回転センサ52からは入力軸46
の回転周期を表わす信号t1および出力軸48の回転周
期を表わす信号j oatが制御装置16へ出力される
。有段変速機14に設けられたシフト位置検出スイッチ
54.56.58.60からは信号N、、4乃至N、、
1が制御装置16へ出力される。一対のシフト位置検出
スイッチ54.56からの信号の組み合わせによりシフ
ト用3位置油圧シリンダ26の作動位置が検出され、一
対のシフト位置検出スイッチ58.60からの信号の組
み合わせによりセレクト用3位置油圧シリンダ28の作
動位置が検出されるようになっている。これらシフト位
置検出スイッチ54.56.58.60は、本出願人が
先に出願した実開昭62−153449号公報に記載さ
れたものと同様である。さらに、エンジン10の吸気配
管に設けられたスロットルセンサ84からはスロットル
弁80の開度を表す信号Vいが制御装置16へ出力され
る。
制御装置16は、CPU66、ROM6B、RAM70
、入力インタフェース72、クラッチ駆動回路74、ス
ロットル駆動回路76、電磁弁駆動回路78などを備え
た所謂マイクロコンピュータであって、RAM70の記
憶機能を利用しつつROM68に予め記憶されたプログ
ラムに従って入力信号を処理し、電磁弁30.32.3
4.36を駆動するための駆動信号を電磁弁駆動回路7
8から出力するとともに、電磁クラッチ12を制御する
ための励磁電流をクラッチ駆動回路74から出力する一
方、スロットル弁80を駆動するための駆動信号をスロ
ットル駆動回路76からスロットルアクチュエータ82
へ出力する。
第7図は0番ビット乃至3番ビットの4ビツトから成る
電磁弁駆動回路7日の出力端子構成例を示している。0
番ビット、1番ビット、2番ビット、3番ビットは電磁
弁30.32.34.36にそれぞれ対応するものであ
る。また、同様に、第8図は0番ビット乃至3番ビット
の4ビツトから成る入力インタフェース72の入力端子
の部分構成例を示している。0番ビット、1番ビット、
2番ビット、3番ビットはシフト位置検出スイッチ54
.56.58.60にそれぞれ対応するものである。
以下、本適用例の作動を第9図のフローチャートに従っ
て説明する。
先ず、ステップ31おいては各センサからの入力信号t
 @ 、tifi% tO@t % vacc % V
th% N5ii1乃至N、w4が読み込まれる0次い
で、ステップS2において上記信号から次式(1)乃至
(6)に従って実際のエンジン回転速度N’、入力軸回
転速度N轟7、出力軸回転速度N00、車速SPD 、
アクセル操作量Acいスロットル弁開度θがそれぞれ算
出される。
但し、rは車輪の半径、T4!、は差動歯車装置の変速
比である。
Acc%”(vacc   V ctoss )/(v
 @@X  V ctoma  )×100  ・ ・
 ・(5) 但し、VcLosmおよびV@IIKはアクセルペダル
40の非操作時および全操作時のアクセルセンサ42か
らの出力信号である。
θ%=  (v、、    、ctoma  )/(v
me買 −VcLosm  )×100  ・ ・ ・
(6) 但し、VcLosmおよびν11″8はスロットル弁8
0の全閉時および全開時のスロットルセンサ84からの
出力信号である。
N*rpm−(1/1o)X60sec   ・ ・ 
11)N11%   −(1/ tta) X60se
c   ・・・I7りN11m&   −(1/ L6
wt)  X60sec  ・・・(3)SPD ks
/ h −Neat  −T ait−2x r −6
0etm −1/1000  ・・(4)続くステップ
S3においては、第1O図に示すギヤ段決定ルーチンが
実行されることにより、シフト位置検出スイッチ54.
56.58.60からの信号N、4乃至N、、1に基づ
いて現在のギヤ段が検出される。上記信号N□4乃至N
、、1は第8図に示すように配列された入力端子に供給
されるので、その端子のビット配列により表される2進
数Bにより判断されるのである。すなわち、信号N1w
4乃至N、、1の何れも供給されない場合には2進数B
が零となるので有段変速機14がニュートラル状態と判
断され、信号N1.2およびN l114が供給された
場合には2進数Bが5となるので第1速ギヤ段と判断さ
れ、信号N、、2およびN sw3が供給された場合に
は2進数Bが6となるので第2速ギヤ段と判断され、信
号N3.4のみが供給された場合には2進数Bが1とな
るので第3速ギヤ段と判断され、信号N、、3のみが供
給された場合には2進数Bが2となるので第4速ギヤ段
と判断され、信号N□1およびN□4が供給された場合
には2進数Bが9となるので第5速ギヤ段と判断され、
信号N5w1およびN5w3が供給された場合には2進
数Bが10となるので後進ギヤ段と判断されるとともに
、その現在のギヤ段を示す値がレジスタT内に記憶され
る。
続くステップS4においては、変速操作の実行中を示す
変速シーケンスフラグF ckgの内容が「0」である
か否かが判断される。「O」でなければ変速制御を優先
的に実行するために後述のステップ38以下が実行され
るが、「0」であれば変速操作が完了しているので、ス
テップS5において第11図に示す目標ギヤ段決定ルー
チンが実行されることにより次の変速のための目標ギヤ
段が決定される。″すなわち、ステップSMI乃至5M
12において、前記レジスタT内の実際のギヤ段を示す
数値に基づいて、ROM68に予め記憶された複数種類
の変速線図の中から実際のギヤ段に対応した変速線図が
選択されるとともに、ステップ5M13において、その
変速線図から実際のスロットル弁開度に基づいて補間計
算によりアップシフトの変速点車速SPD、、およびダ
ウンシフトの変速点車速5PDa。□が算出される。そ
して、ステップ5M14において実際の車速SPDがア
ップシフトの変速点車速SPD、、以上となるとステッ
プ5M15において目標ギヤ段を示す数値を記憶させる
レジスタT8の内容がγ+1とされるが、ステップ5M
16において実際の車速SPDがダウンシフトの変速点
車速5PD−0□以下となるとステップ5M17におい
てレジスタγ1の内容がγ−1とされる。すなわち、レ
ジスタT1の内容が現在のギヤ段よりも1段高いギヤ段
或いは現在のギヤ段よりも1段低いギヤ段とされるので
ある。第12図(a)、(b)、(C)は上記ステップ
SM2.3M4.5Ml0において選択される変速線図
の例をそれぞれ示すものである0図において、実線はシ
フトアップ時の変速点車速を求めるためのものであり、
破線はシフトダウン時の変速点車速を求めるためのもの
である。また、上記ステップ5M13においてたとえば
変速線図が第13図に示すものであるとすると、その線
図を構成するデータマツプからの変速点車速の算出は、
実際のアクセル操作量Aceとマツプ上のX軸データと
順次比較し、Aec〈X軸データとなったときXよとし
且つAcc<X軸データとなる一つ前のX軸データをX
Iとするとともに、XlおよびX2に対応するY軸デー
タをYlおよびY8とすると、次式(7)に従って行わ
れる。
第9図に戻って、以上のようにして目標ギヤ段が決定さ
れると、ステップS6においては、レジスタT″の内容
が示す目標ギヤ段とレジスタγの内容が示す実際のギヤ
段とが一致するか否かが判断される。−敗する場合は変
速操作を必要としないのでステップ310以下が実行さ
れるが、−敗しない場合には変速操作を必要とするので
ステップ37以下が実行される。すなわち、ステップS
7が実行されることにより変速操作に先立って変速シー
ケンスフラグF theの内容が先ずrlJにセットさ
れるとともに、ステップS8において、第1図に示す変
速操作ルーチンが実行されることにより有段変速機14
のギヤ段をレジスタT″の内容に示される目標ギヤ段へ
切り換えるための一連の変速操作が行われる。
第1図において、先ず、ステップSHIにおいて変速シ
ーケンスフラグF ckeの内容が判断される。変速シ
ーケンスフラグF ckeの内容が「1」であると動力
遮断操作を開始するための一連のステップSH2乃至5
HIOが実行される。この変速シーケンスフラグF e
elの内容がrlJであることばエンジン10の出力低
下工程の実行中であることを示すものである。ステップ
SH2においては、予め求められてROM68に記憶さ
れたエンジントルクマツプから実際のエンジン回転速度
N、および実際のスロットル弁開度θに基づいてエンジ
ン10の実際の出力トルクT、が算出される。上記エン
ジントルクマツプが本実施例の予め求められた関係に相
当する。
上記出力トルクT、の算出は以下のように実行される。
先ず、エンジン回転速度N、をX軸座標に且つスロット
ル弁開度θをY軸座標に変換する。
この変換はたとえばエンジン回転速度N、に関しては座
標Xに初期値として「0」を設定し、この状態でエンジ
ン回転速度N、とX軸データとを順次比較してエンジン
回転速度N、>X軸データが成立するか否かを判断し、
それが成立するときは座標Xに1を加算して次のX軸デ
ータと順次比較する。エンジン回転速度N、<X軸デー
タのときはエンジン回転速度N、を挟む一対のX軸デー
タを保持する。このようにして求められた一対のX軸デ
ータは第14図ではXlおよびXtにて示される。第1
4図のYtおよびY2に示すようにスロットル弁開度θ
の一対のY軸データも同様にして求められる0次いで、
座標Y1とXlの交点により特定される出力トルクデー
タaおよび座標Y1とX、の交点により特定される出力
トルクデータbを前記エンジントルクマツプから抽出し
、座標YIとエンジン回転速度N、との交点において示
されるエンジン出力トルクeをたとえば次式(8)に基
づいて算出する。
同様に、座標Y8とXIの交点により特定される出力ト
ルクデータCおよび座標Y、とX!の交点により特定さ
れる出力トルクデータdを前記エンジントルクマツプか
ら抽出し、座標Y2とエンジン回転速度N、との交点に
おいて示されるエンジン出力トルクfをたとえば次式(
9)に基づいて算出する。
そして、上記のようにして求めたeおよびfから実際の
スロットル弁開度θとエンジン回転速度N、とに対応し
た出力トルクT、を次式0(I)に従って算出する。
但し、θ1は座標Ylのときのスロットル弁開度データ
、θ2は座標Y、のときのスロットル弁開度データであ
る。
上記出力トルクデータa、b、c、dは、以下のように
して前記エンジントルクマツプから抽出される。すなわ
ち、エンジントルクマツプのエンジン回転数N、を表す
X軸およびスロットル弁開度θを表すY軸における座標
位置は、たとえば第15図に示すように、X軸方向にお
いて順次増大する連続番号に変換されており、各座標位
置を示す番号に対応してROM6Bの任意の番地から出
力トルク゛データが順次記憶されている。したがって、
XY座標位置に基づいて、たとえば次式〇〇および02
1の右辺にて示される番地に記憶されているデータが、
上記出力トルクデータa、b、c、dとして抽出される
のである。
a 、  b−All  + iaa@X  yl  
   HHH0f)c、d=Ao+Ay+asxYz 
   ・ ・ J21但し、A6 :出力トルクデータ
が記憶されている領域の先頭番地 t11a*x Yt =Y+  −Xma* + Yt
 十Xtnam* Yt −Yt  ・X5ax + 
Yz +X上記ステップSH2においてエンジン10の
実 際の出力トルクT、が求められると、ステップSH3に
おいてエンジン10の出力トルクの絶対値T、lが予め
設定された動力遮断時の目標出力トルクT o f f
1′よりも大きいか否かが判断される。
この目標出力トルクT o f f′は充分小さい値で
あって、零か或いは零に近い値に設定される。出力トル
クの絶対値IT、1が目標出力トルクToffより大き
くない場合には出力低下工程の目的が達成できたのでス
テップ5HII以下の動力伝達中断工程が実行されるが
、大きい場合にはステップSH4において第16図に示
すフローチャートが実行されてエンジン10の出力トル
クのn速段における1周期毎の減少量ΔT、。)が次式
G3)に従って算出される。
上記基準加速度変化率J0は、車両走行中の自動変速に
際してエンジン10の出力低下時のモタツキ惑および減
速ショックを共に好適に軽減し得るようにエンジン10
の出力低下時間との関連において予め実験的に求められ
た値に設定されており、その基準加速度変化率J0を維
持しつつ現在のギヤ段に応じてエンジンlOの出力トル
クを逐次減少させるようになっている。
次に、ステップSH5においては、ステップSH2にて
求められた実際の出力トルクT、とステップSH4にて
求められた減少量ΔT*Cn、とに基づいて、次式(ロ
)に従ってエンジン10の目標出力トルクT o t 
flが算出される。
Toff”=Te−ΔT、(1%)・・・04)但し、
rは車輪の半径、mは車両質量、tlは演算周期、T 
rat!。(、)はn速段の変速比、T□、は差動歯車
装置の変速比、J、は車両の基準加速度変化率である。
ステップSH6においては、前記エンジントルクマツプ
から実際のエンジン回転速度N、と前記目標出力トルク
T o f f*とに基づいて目標スロットル弁開度θ
。If ”が決定される。この目標スロットル弁開度θ
。f、″は、第17図に示すように、先ず前記(7)式
と同様の方法にてエンジン回転速度N、のX座標を求め
、スロットル弁開度θに対応するY軸の座IIY。とエ
ンジン回転速度N、との交点により特定される出力トル
クT0を前記ODD式と同様の方法により求めるととも
に、以下の05)。
00.07)式に従って算出される。すなわち、座標Y
0のエンジン出力トルクToと目標出力トルクT、、。
1とを比較し、To <Totv ”のときは次のY軸
、換言すれば座標Ylとエンジン回転速度N、との交点
が示すエンジン出力トルクT1を算出し、再度T1とT
。tt ”とを比較する。このようにして順次比較して
行き、T7≧T o f f′となったとき座標Yl*
−1)のエンジン出力トルクT(11−1)  とT、
1、Y、、およびYt*−+> に対応するスロットル
弁開度θ7およびθCイー3.と目標出力トルクT o
 f f′とから、目標スロットル弁開度θ。ff ”
を算出す一す−弁 +θ(r+−11・ ・ ・qつ ステップSH7では、実際のスロットル弁開度θを上記
のようにして求められた目標スロットル弁開度θ。1.
′と一致させるために、スロットルアクチュエータ82
に対する制御量Vいが目標スロットル弁開度θ。ff 
”を得るための値θ。、。
とされる。
ステップSH8においては、次回のサイクルに備えて電
磁クラッチ12に対する今回の制御量V1が前回の制御
量■□(+5−11  として更新されるとともに、ス
テップSH9においてシフト用の各電磁弁30.32.
34.36に対する制御量■3、、。の内容が零、すな
わちいずれの電磁弁へも駆動信号を出力しない状態とさ
れる。そして、ステップ5)110において変速シーケ
ンスフラグFch*の内容が「1」とされる0以上の一
連のステップが繰り返される内、前記ステップSH3に
おいてエンジン10の出力トルクの絶対値IT、1が目
標エンジントルク76 f f′以下となると、出力低
下工程が終了させられ、動力伝達を中断しつつギヤ段を
切り換えるためのステップ5HII以下の動力伝達中断
工程が開始される。
ステップ5HIIにおいては、レジスタγに記憶された
実際のギヤ段とレジスタT3に記憶された目標ギヤ段と
が一致しているか否かが判断され、一致している場合に
はギヤ段切り換え操作完了状態であるので後述のステッ
プ5H18以下が実行されるが、一致していない場合に
はステップ5H12において制御量VcLが零とされて
電磁クラッチ12が解放される。そして、ステップ5H
13におい、て、シフトすべき目標ギヤ段が成立したと
きのエンジン回転速度Ne ”が、次式0ωから実際の
出力軸回転速度Noutおよび目標ギヤ段の変速比yr
atio ”に基づいて算出される。この目標ギヤ段の
変速比yratio ”はたとえば第18図に示すもの
である。
N、” =Tratio ” XNout    ・ 
・ ・08)続くステップ5H14においては、上記目
標ギヤ段が成立したときのエンジン回転速度N、′と実
際のエンジン回転速度N、とを一致させる、すなわち、
エンジン10の出力トルクを略零とするための動力伝達
中断用目標スロットル弁開度θ7゜が前記エンジントル
クマツプから前記ステップSH6と同様の手法によって
算出される。そして、ステップ5H15において、スロ
ットルアクチュエータ82に対する制御量■いが上記目
標スロットル弁開度θ7.1を得るための値θ7.′と
される。
次いで、ステップ5H16のギヤ段切換ルーチンが実行
される。
上記ギヤ段切換ルーチンは、たとえば第19図に示すよ
うに実行される。先ずステップSGIにおいて、レジス
タT1に記憶されている目標ギヤ段を示すデータを第2
0図に示す信号処理ルーチンを用いて処理することによ
り、駆動信号として容易に取り扱うことのできる数値、
2進数としたときにそのままのビット配列で出力できる
数値に変換する。すなわち、第8図に示す入力インタフ
ェース72の入力端子と同じ配列のデータに変換するた
めに、目標ギヤ段を示すデータが、予め定められた一定
の規則に従って、シフト用油圧シリンダ26を作動させ
るためのシフト側データγ1、にとセレクト用油圧シリ
ンダ28を作動させるためのセレクト側データγ1□と
に変換される。たとえば、目標ギヤ段が第1速ギヤ段で
あればシフト側データT8□がrlJ且つセレクト側デ
ータγl′□が「4」とされ、目標ギヤ段が第2速ギヤ
段であればシフト側データT”sbが「2」且つセレク
ト側データγ″□が「4」とされ、目標ギヤ段が第3速
ギヤ段であればシフト側データT”sbが「1」且つセ
レクト側データTm、が「0」とされ、目標ギヤ段が第
4速ギヤ段であればシフト側データγI1.hが「2」
且つセレクト側データγ1■が「0」とされ、目標ギヤ
段が第5速ギヤ段であればシフト側データ7”ahが「
1」且つセレクト側データTl1SLが「8」とされ、
目標ギヤ段が第6速(後進)ギヤ段であればシフト側デ
ータT11が「2」且つセレクト側データTll5Lが
「8」とされる。
第19図のステップSG2では上記と全く同様に、図示
しない処理ルーチンによりレジスタγの内容がシフト側
データT1、とセレクト側データγ1.とに変換される
。これらのシフト側データγ、hとセレクト側データγ
1.は、シフト位置検出スイッチ54.56.58.6
0から入力インタフェース72へ供給された信号N、、
4乃至N381の信号列のうち下位2ビツトおよび上位
2ビツト(数値としては「0」の下位2ビツトを含む)
から構成されるようにしてもよい。
ステップSG3では目標ギヤ段に基づくセレクト側デー
タγ sLと実際のギヤ段に基づくセレクト側データγ
、lとが一致するか否かが判断されるとともに、ステッ
プSG4では目標ギヤ段に基づくシフト側データγ*0
と実際のギヤ段に基づくシフト側データrubとが一致
するか否かが判断される。ステップS03およびSG4
における判断が共に肯定された場合にはギヤ段を切り換
える必要がないので、ステップSG5が実行されて制御
量V。iftの内容が零とされる。しかし、ステップS
G3における判断が肯定されてもステップSG4におけ
る判断が否定された場合にはステップSG6が実行され
て制御量Vshl。の内容が目標ギヤ段に基づくシフト
側データT8□とされる。
これにより後述のステップS9においてシフト用3位置
油圧シリンダ26が駆動されて目標ギヤ段が成立させら
れる。また、前記ステップSG3における判断が否定さ
れた場合には現在シフトセレクトレバー24が係合して
いるものと異なるシフトロッドを用いる必要があるので
、ステップS07において実際のギヤ段に基づくシフト
側データγ□が零であるか否か、すなわちシフト用3位
置油圧シリンダ26が中立位置にあるか否かが判断され
る。このステップSG7における判断が肯定された場合
にはセレクト用3位置油圧シリンダ2日を目標ギヤを作
動させるためのシフトロッドを選択する位置へ作動させ
るためにステップSG8において制御量Vshi。の内
容が目標ギヤ段に基づくセレクト側データγ11.とさ
れる。しかし、上記ステップSG7における判断が否定
された場合にはシフト用3位置油圧シリンダ26を中立
位置へ作動させるためにステップSG9において制御量
V□irtの内容が「3」とされる。この制御量■。i
ftの内容「3」は2進数で「11」となるから後述の
ステップS9において電磁弁駆動回路78の0番ビット
および1番ビットから電磁弁30および32へそれぞれ
駆動信号が出力される。
このようにしてシフト用3位置油圧シリンダ26が中立
位置へ作動させられると、次のサイクルのステップSG
8およびステップS9によりシフトロッドが選択され、
その次のサイクルのステップSG6およびステップS9
により目標ギヤ段が成立させられる。
このようにして第1図のステップ5)116のギヤ段切
換ルーチンの実行が完了すると、ステップ5H17にお
いて変速シーケンスフラグF cbqの内容が「2」と
される。以上の一連のステップの実行によりギヤ段の切
り換えが完了すると、前記ステップ5HIIにおいて目
標ギヤ段と実際のギヤ段とが一致していると判断される
ので、エンジン10の動力を再伝達させるためにステッ
プ5H18以下が実行される。
ステップ5H18においてはスロットル弁開度θ(%)
がアクセル操作量Acc(%)よりも小さいか否かが判
断される。このステップ5H18はエンジン10の動力
の再伝達が終了したか否かを判断するものである。当初
は小さいのでステップ5H19において次に示す制御式
09)に従って電磁クラッチ12に対する今回の制御量
VcLが決定される。
V cL−VcL (a−11+ΔvcL  ・ ・ 
・0g)上記(191式において、ΔVCLは予め定め
られた関係からアクセル操作量A ccに基づいて求め
られる。
続くステップ5H20においては、前記エンジントルク
マツプから上記電磁クラッチ12に対する制御量vcL
および実際のエンジン回転速度N。
に基づいて動力再伝達用目標スロットル弁開度θ。2が
前記ステップSH6と同様の手法によって算出される。
すなわち、エンジン10の出力トルクT、を電磁クラッ
チ12の伝達トルクTc、に−致させるためのスロット
ル弁開度θを求めるのである。そして、ステップ5H2
1において、スロットルアクチュエータ82に対する制
御量Vtkが上記目標スロットル弁開度θ。2を得るた
めの値θ。−とされる。続くステップ5H22において
は各電磁弁30.32.34.36に対する制御量Vs
hiftの内容が零、すなわち何れの電磁弁へも駆動信
号を出力しない状態とされる。そして、ステップ5H2
3において変速シーケンスフラグFCklの内容が「3
」とされる。以上の一連のステップが繰り返される過程
では、スロットルアクチュエータ82に対する制御1v
いが逐次増加させられてスロットル弁開度θがそのつど
目標スロットル弁開度θ。78に追従させられる。
上記の一連のステップが繰り返される内、前記ステップ
5H18においてスロットル弁開度θとアクセル操作量
A ccとが一致したと判断されると、ステップ5H2
4において変速シーケンスフラグF ch*の内容が「
0」とされる。
以上のようにして変速操作ルーチンが完了すると、第9
図のステップS9においてVeL、VLksVsbif
tなどの各制御値が出力されて電磁クラッチ12、スロ
ットルアクチュエータ82、電磁弁30.32.34.
36などが駆動される。この結果、有段変速機14のギ
ヤ段が目標ギヤ段へ切り換えられる。
第9図のステップS6において現在のギヤ段と目標ギヤ
段とが一致していると判断される場合には変速操作が必
要ないので、ステップ310において車速SPDが予め
定められた一定の低い値ε以下であるか否かが判断され
る。上記ステップ310における判断が否定される場合
には電磁クラッチ12を保合状態に維持する必要がある
のでステップ311において電磁クラッチ12に対する
制御量vcLが伝達トルクT’ctを最大とするための
制御量y c、ms+tとされる。しかし、ステップ3
10における判断が肯定されるとステップS12におい
て次式(至)に示す制御式に従って上記制御量■。
が逐次変更される。
Vct=  (Nll  −Nedt  )  XK 
   −・・t2G但しKは定数 そして、ステップ313においてスロットルアクチュエ
ータ82に対する制御量Vいが実際のアクセル操作量A
ceに対応したものとされた後、前述のステップS9に
おいて制御値が出力される。
上述のように本適用例によれば、有段変速機14のギヤ
段の切換えに先立つエンジン10の出力低下工程におい
て、エンジンlOの出力トルクT。
の周期毎の減少量ΔT17.が車両の基準加速度変化率
J0に基づいて算出されるとともに、エンジン10の出
力トルクT、および減少量ΔTa(111に基づいて目
標出力トルクT。f、″およびその目標出力トルクT 
o f f″を得るための目標スロットル弁開度θ。r
t ”が逐次算出され、実際のスロットル弁開度θがそ
の目標スロットル弁開度θ。ffに制御されるので、エ
ンジン10の出力低下工程において、車両の加速度変化
率を前記基準加速度変化率J0に維持することができる
。この結果、エンジンlOの出力低下時におけるモタツ
キ惑や減速ショックが共に好適に軽減されて、変速感覚
が一層向上する。
また、本適用例によれば、上記減少量ΔTo(a)は現
在のギヤ段に基づいて補正されているため、ギヤ段に応
じて出力トルクの減少量が調整される利点がある。
また、本適用例によれば、有段変速機14のギヤ段が切
り換えられる動力伝達中断工程において、エンジン回転
速度N、を目標ギヤ段が成立させられたときの入力軸回
転速度Ninと同じ回転速度とするための動力伝達中断
用目標スロットル弁開度θ7.′が決定されるとともに
、実際のスロットル弁開度θがその目標スロットル弁開
度θい、′に制御されるので、電磁クラッチ12におい
て再保合時の回転速度差が小さくされ、電磁クラッチ1
2の連結ショックが解消される。
また、本適用例によれば、有段変速機14のギヤ段の切
り換え後の再保合工程(動力再伝達工程)において、電
磁クラッチ12の伝達トルクTcLの増加に伴ってエン
ジン10の出力トルクT、がその伝達トルクTcLと同
等になるようにする再係合用目標スロットル弁開度θ。
−が決定されるとともに、実際のスロットル弁開度θが
その目標スロットル弁開度θ。2に制御されるので、ス
ロットル弁開度θおよび電磁クラッチ12の伝達トルク
TCLの増加過程においてスロットル弁開度θが電磁ク
ラッチ12の伝達トルクTctに対して過度に大きくな
ったり或いは過度に小さくなったりすることがない。こ
のため、スロットル弁開度θの過度な増加に起因するエ
ンジン10の吹き上がりや電磁クラッチ12の伝達トル
クT’ctの過度な増加に起因して早期係合することに
よる保合ショックの発生が好適に防止される。
以上、本発明の一適用例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の適用例では、目標エンジン出力トルク
算出工程と目標スロットル弁開度算出工程とがステップ
SH5およびステップSH6において別々に設けられて
いるが、エンジン出力トルクT、 、M少量ΔTl1(
R)、およびエンジン回転速度N0と、目標スロットル
弁開度θ。11′″との関係を予め求めておき、その関
係から目標スロットル弁開度θ。1.″を決定するよう
に構成すれば、両工程を一つの工程とすることもできる
また、前述の適用例では磁粉式電磁クラッチ12が用い
られているが、油圧クラッチなどの保合制御可能な他の
形式の自動クラッチが用いられていてもよい。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一適用例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9図のフローチャートの要部である変速操作
ルーチンを説明する図である。第2図は本発明が適用さ
れる有段式自動変速機のシフト制御装置を示すブロック
線図である。第3図は第2図に示す電磁クラッチの特性
を示す図である。第4図および第5図は第2図の有段変
速機のギヤ段を切り換えるための油圧駆動装置を示す図
であって、相互に直角な断面から見た要部断面図である
。 第6図は第4図および第5図のシフトセレクトレバーの
端部の軌跡とシフト位置との関係を示す図である。第7
図および第8図は第2図の電磁弁駆動回路の端子構成お
よび入力インタフェースの一部の端子構成をそれぞれ説
明する図である。第9図は第2図のシフト制御装置の作
動を説明するためのフローチャートである。第10図お
よび第11図は第9図のフローチャートにおいて実行さ
れるルーチンをそれぞれ示す図である。第12図(a)
、(ト))、(C)は第2図のROMに予め記憶された
変速線図をそれぞれ示す図であって、(a)は第1速ギ
ヤ段において選択される線図、(b)は第2速ギヤ段に
おいて選択される線図、(C)は第5速ギヤ段において
選択される線図である。第13図は第1図のフローチャ
ートにおいて変速点車速を求めるための演算を説明する
図である。第14図はエンジン出力トルクを算出するた
めの方法を説明する図である。 第15図はエンジントルクマツプのXY座標位置と連続
番号との対応を示す図表である。第16図は第1図のフ
ローチャートにおいて実行されるルーチンを示す図であ
る。第17図は目標スロットル弁開度を算出するための
方法を説明する図である。第18図は有段変速機の各ギ
ヤ段の変速比を示す図表である。第19図は第1図のフ
ローチャートにおいて実行されるルーチンを示す図であ
る。 第20図は第19図のフローチャートにおいて実行され
るルーチンを示す図である。 14:有段変速機 80:スロットル弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 同期噛合式有段変速機の複数のギヤ段を自動的に切り換
    えるに先立って、スロットル弁を閉じてエンジンの出力
    を低下させる形式の車両用自動変速機の制御方法であっ
    て、 予め求められた関係から現在のスロットル弁開度および
    エンジン回転数に基づいて現在のエンジン出力トルクを
    算出する現在エンジン出力トルク算出工程と、 エンジンの出力を低下させる際における車両の加速度変
    化率を予め定められた基準変化率に保つためのエンジン
    出力トルクの減少量を算出する減少量算出工程と、 前記現在エンジン出力トルク算出工程により算出された
    現在のエンジン出力トルクと前記減少量算出工程により
    算出されたエンジン出力トルクの減少量とに基づいて目
    標エンジン出力トルクを算出する目標エンジン出力トル
    ク算出工程と、前記予め求められた関係から前記目標エ
    ンジン出力トルク算出工程により算出された目標エンジ
    ン出力トルクと現在のエンジン回転数とに基づいて、エ
    ンジンの出力を低下させる際における目標スロットル弁
    開度を算出する目標スロットル弁開度算出工程と、 該目標スロットル弁開度算出工程により算出された目標
    スロットル弁開度に実際のスロットル弁開度を制御する
    スロットル弁開度制御工程とを含むことを特徴とする車
    両用自動変速機の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208628A (ja) * 1991-07-31 1993-08-20 Saturn Corp 自動変速機の操作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05208628A (ja) * 1991-07-31 1993-08-20 Saturn Corp 自動変速機の操作方法

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