JPS63116135A - ビデオカメラのビユ−フアインダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光学像を電気信号に変換して送出するビデオ
カメラ（鎌画装置内蔵形を含む）に関するもので、特に
撮影状態を監視するための表示を改良したビデオカメラ
のビューファインダに関するものである。、 〔従来の技術〕 第５図及び第６図は例えば実開昭６０−１５２）３９号
公報に示された従来のビデオカメラのビューファインダ
、特にその傾き表示装置を示す図であシ、第５図（ａ）
は正面図で、第５図（ｂｌはその側断面図である。同図
においてｌはビューファインダ外枠、２Ｆｉビユーフア
インダ外枠１内にあって映像２ｂを表示する陰極線！（
以下、ＣＲＴという）で、２ａはその映像面である。３
は映像面２ａの外周に添って設けられた環状の透明なパ
イプから成る水準器で、その中には液体３ａが封入され
、表面２ケ所に水平基準マーク３ｂが表示されている。

次に動作について説明する。まず、第５図（ａ）は適正
に水平度が確保された状態を示すビューファインダの正
面図で、ＣＢｒ４の映像面２ａに映された映像２ｂの中
の地面が映像面２ａの外周に設けられた水準器３と平行
を保っておシ且っ水準器３の中の液体３ａの液面は水平
基準マーク３ｂと合致している。第６図は傾いて撮影し
ている時の状態を示すビューファインダの図で、Ｂ％像
面２ａ全体が傾き水準器３の中の液体３ａの液面は水平
基準マーク３ｂからずれた位置になっておシ、このずれ
量の大小で傾きの度合がわかる。従って、撮影者は常に
この水準器３の液体３ａの液面が水平基準マーク３ｂと
合致するようにビデオカメラ本体（図示しない）の傾き
を補正してやればよい。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のビデオカメラのビュー７フインダは以上のように
構成されているので、（１）映像面２ａが傾いても映像
２ｂと水準器３の中の液体３ａは常に平行となっている
ため撮影者が錯覚を起しゃすく、（ＩＩ）水準器の中が
液体であるためわずがな振動にも反応し、撮影中揺れ動
きやすく、撮影者が水平基準マークに忠実に合せようと
すると結果的に撮影した映像も揺れ動いていることがあ
シ、（ト）パイプに液体を封入するという製造工程はか
なシ高価なものになシ、収）ビデオカメラ本体に対する
撮像面及びビューファインダ内の映像面等全ての表示関
係の水平度を確保する必要があるので高精度の組立が要
求されるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、極めて簡単な構成で、安価に傾き表示をする
ことができるビデオカメラのビューファインダを得るこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕　゛ この発明に係るビデオカメラのビューファインダは、被
写体の像形成面上又はその近辺の画面枠内に水平基準及
び／又は垂直基準の線状の標識を設けるようにしたもの
である。

この発明の他の発明に係るビデオカメラのビューファイ
ンダは、ビューファインダの電気的映像画面内に水平及
び／又は垂直基準の線状の標識を表示するための標識信
号を発生する標識信号発生回路と、映像信号にこの標識
信号を重畳する混合回路とを設けるようにしたものであ
る。

〔作　用〕

この発明によるビデオカメラのビューファインダは、水
平及び／又は垂直の基準標識が映像画面内に対応しであ
るため映像との対応が取易く、また、水平及び〆垂直の
少なくとも１方向表示が可能であるため、水平線又は地
平線のない映像、又は垂直線のない映像のいずれに対し
ても映像の傾きを補正し易くする。

この発明による他の発明は、被写体の像から得た映像信
号に標識信号発生回路からの標識信号を混合回路で重畳
し、表示装置の画面にその映像と共に標＠を映像化する
ので、映像の傾きを補正し易くする。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図において、第５図に示した符号と同符号１．２，
２ａ、２ｂの部分は従来と同様のものであシ、その説明
を省略する。４はビューファインダ外枠１の中にあって
映像面２ａの前面に設けられた透明な標識標示板で、４
ａはその標示板４に標示された水平基準及び垂直基準の
線状の基準標識である。　　　　　　　　　　　　　　
−＠２図のビデオカメラのビューファインダの構成は、
第１図の構成と同じであるが、第１図では映像２ｂと基
準標識４ａの平行が維持された状態を示しているのに対
し、第′２図では基準標識４ａが映像２ｂＫ対して傾い
た状態を示している。

次に、この実施例の動作及び作用について説明する。第
１図は前述のように映像面２ａに表示された映像２ｂが
正常に水平が保たれている状態を示し、この場合映像２
ｂの地平線が標Ｒ標示板４の基準標１１４ａの水平基準
線と平行に、また映像２ｂの垂直線が゛基準標Ｒ４ａの
垂直基準線と平行になっている。第２図は、図示してな
いビデオカメラが傾いて映像２ｂに対して基準様＠４ａ
が傾いている状態を示している。このような状態のとき
撮影者はすみやかに第１図の状態にもどるようビデオカ
メラの傾きを是正してやればよく、基準様ｍ４ａは撮影
者にその警告を与える役目をする。

ところで、図から明らかなように映像面２ａの外周も四
角形状を成しておシ、基準標識４ａは単に映像面２ａの
四角形状と相似になっているだけであるため、特に基準
標識４ａがなくても水平、垂直の合わせは可能なのであ
るが、しかし、現実にビデオカメラに不慣れな人が基準
標識４ａのないビデオカメラで撮影した映像では亀傾き
ｌが極めて頻繁に認められる。その原因は、映像面２ａ
の四角形状は１警告ｌの役目をあまシ有していないこと
による。即ち、この発明による基準様１ｔｔ４ａは映像
面２ａの内側にあるため撮影者はそれが何の標識である
かとの疑問をもち、意識するようになる。この意識を喚
起することがこの基準様Ｒ４ａの役目であシ意臓するこ
とによって撮影者は自然に映像２ｂの水平または垂直線
を基準標識４ａに合わせるべく、ビデオカメラを保持す
るようＫなる。前記心理的な効用を確認すぺく、ビデオ
撮影の経験のない多数の被験者による実験を行なった結
果、明らかに有効であることが判明した。

これは一つＫは撮影中の映像と録画後の再生する時の映
像の違いが大きく起因している。即ち、撮影中の映像は
ビデオカメラがどのように傾いていようと常に被写体と
同一水平軸で相似形に映っているため撮影者には映像の
傾きとして認識され難い。しかるく、この映像を録画し
て再生する際には再生＊ｔ−表示するモニターが水平に
保持されているため相対的に映像が傾きそこで初めて、
ビデオカメラが傾いていたことを認識することになる。

即ち、このことは撮影中は映像の倒れというのは絶対罠
なく、ビデオカメラが傾いているのだということを撮影
者に知らせることが′Ｘ要で、むしろ、映像を基準とし
ビデオカメラの基準標識をその映像に合せるという意味
あいが強く、それがこの発明の王たるねらいである。こ
の点先の従来例であった水準器の液面は常に映像の水平
線と平行であることによる錯覚が生じやす騒という欠点
があった。またこの実施例では基準ｍ　ａ　４　ａを単
に透明平板に画いて標識標示板４を構成しているだけな
ので、水平線、垂直線等を自由な位置に且つ何本でも表
示することが可能であり、線の太さあるいは連続線、破
線の選択等の自由度もめシ更には色の選択も自由という
利点がある。

なお、上記実施例では標識標示板４を用いたが、この代
シに映像面２ａ上に線状の基準標識を設けてもよいし、
フィルム状の標識を貼着してもよい。

第３図及び第４図はこの発明の他の一実施例を示し、第
３図において、２Ｃは映像２ｂと同じ映像面２ａに電気
的に水平基準線及び垂直基準線を表示した基準標識であ
シ、その回路構成を第４図に示しである。同図において
、１１はビデオカメラ１０におけるビデオカメラ映像信
号処理回路で、その出力の一つは図示しない録画装置も
しくはテレビモニターに出力され、他の一つは混合回路
１２を介して電子ビューファインダ回路１３に供給され
でいる。１４Ｈ基準標識信号発生回路で、これからの基
準標識信号は、混合（ロ）路１２にて映像信号にＭ畳さ
れた後、電子ビューファインダ回路１３に送られＣＲＴ
２に転送される。このような回路構成によって電子ビュ
ーファインダの映像面（第３図の２ａ）には映像２ｂと
共に基準標識２ｃが同時表示されることになる。但し、
この場合の基準標識信号は映像信号回路中の水平、垂直
の同期信号に同期したノぞルス信号として出力されるた
め前述した透明平板による表示板方式に比べ、自由度は
少ないが、表示の精度、信頼性及び耐久性等で優れてい
る。またこの電気的表示の場合は選択スイッチを設け、
必要に応じ表示を解除することもできる。

上記各実施例では主としてビューファインダが電子式の
場合について述べたが、これが光学式ファインダの場合
でも第１図のような表示板を設けることは可能である。

又、標識については水平基準又は垂直基準のいずれかの
みを表示するようにしても上記各実施例と同様の効果を
奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば水平及び／又は垂直の
基準標識をビューファインダ内の画面に対応して表示さ
せるように構成したので、装置が安価にでき、信頼性の
高いものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）はこの発明の一実施例によるビデオカメラ
のビューファインダを示す正面図、第１図中】は第１図
（ａ）の側断面図、第２図は第１図と同構成のビューフ
ァインダの正面図、第３図（ａ）はこの発明の他の実施
例を示すビューファインダの正面図、第３図６）は第３
図（ａ）の側断面図、第４図はＷＥ３図の回路構成を説
明するためのブロック図、第５図及び＄６図は従来のビ
ューファインダを示す各図である。 図において、ｌはビューファインダ外枠、２はＣＲＴ、
２ａは映像面、２ｂは映倫、４は標識標示板、２ｃ、４
ａは基準標識、１１は映像信号処理回路、１２は混合回
路、１３は電子ビューファインダ回路、１４は標識信号
発生回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮影中の被写体の光学像又は電気的映像を監視す
   るためのビューファインダを有するビデオカメラにおい
   て、前記光学像又は電気的映像の像形成面上又は該像形
   成面近辺の画面枠内に水平基準及び／又は垂直基準の線
   状の標識を設けたことを特徴とするビデオカメラのビュ
   ーファインダ。
2. （２）前記線状の標識は前記像形成面上を含む前記像形
   成面と接眼部の間に設けた透明平板上に表示されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビデオカ
   メラのビューファインダ。
3. （３）撮影中の被写体の電気的映像を監視するために前
   記被写体の光学像を光電変換し、所定の信号処理をして
   得た映像信号を表示装置に与え、前記被写体の電気的映
   像を前記表示装置に表示するビューファインダを有する
   ビデオカメラにおいて、前記表示装置の画面内に水平基
   準及び／又は垂直基準の線状標識を表示するための標識
   信号を発生する標識信号発生回路と、前記映像信号に前
   記標識信号を重畳する混合回路とを備え、前記混合回路
   の出力を前記表示装置の入力とすることを特徴とするビ
   デオカメラのビューファインダ。