JPS6223169Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6223169Y2
JPS6223169Y2 JP3730981U JP3730981U JPS6223169Y2 JP S6223169 Y2 JPS6223169 Y2 JP S6223169Y2 JP 3730981 U JP3730981 U JP 3730981U JP 3730981 U JP3730981 U JP 3730981U JP S6223169 Y2 JPS6223169 Y2 JP S6223169Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
marker
camera head
sawtooth wave
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3730981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57151065U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3730981U priority Critical patent/JPS6223169Y2/ja
Publication of JPS57151065U publication Critical patent/JPS57151065U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6223169Y2 publication Critical patent/JPS6223169Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばハンデイ・カラー・テレビ
ジヨンカメラの光軸を中心とした回転傾斜を検出
し、ビユーフアインダに表示するテレビジヨンカ
メラの傾斜表示装置に関する。
周知のように、ハンデイ・カラー・テレビジヨ
ンカメラ(以下、テレビジヨンカメラを称す)は
カメラマンが肩に担ぐか、あるいは手で抱えた状
態で使用されることが多い。この種のテレビジヨ
ンカメラは3次元空間に任意に位置することが可
能であるため、撮映意図に応じて任意のカメラア
ングルを設定することが可能である。即ち、第1
図において、11はレンズ12および内蔵された
光学系、撮像管、コイルアツセンブリおよびこれ
らの電気回路系から構成されたカメラヘツドであ
り、このカメラヘツド11はX,Y,Z軸方向に
傾斜できる。ここで、X軸は光軸であり、Z軸を
中心にこの光軸(カメラヘツド11)を回転する
ことはパン操作と呼ばれ、また、Y軸を中心に光
軸を回転することはチルト操作と呼ばれる。
ところで、カメラヘツド11が光軸を中心とし
て意図せずに回転傾斜した場合(図示矢印A,
B)、モニタ映像画面に傾きを生じ、視聴者に不
快感を与えることがある。このため、テレビジヨ
ンカメラを操作するカメラマンは光軸中心にカメ
ラヘツドが回転しないよう常に注意を払う必要が
ある。この回転防止は、通常カメラヘツドに取付
けられたビユーフアインダと呼ばれる映像モニタ
でカメラヘツドから得られる映像信号を映し、こ
の映像をカメラマンが目視して傾きを判断するこ
とによつて行なわれる。しかし、前記ビユーフア
インダはハンデイ・テレビジヨンカメラの場合、
カメラヘツドの小型、軽量化のため、例えば1.5
インチ程度のブラウン管が用いられる。したがつ
て、カメラマンは小さい画面で光軸回りの回転を
判断しなければならず、この回転を防止するため
には熟練を要するものであつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、カメラヘツドの光軸を中心とする回転傾斜を
検出し、この検出信号よりカメラヘツドの傾斜に
対応したマーカ信号を発生し、これをビユーフア
ンダに表示することにより、カメラマンがカメラ
ヘツドの傾斜を容易に認識することができ、映像
の品位を向上することが可能なテレビジヨンカメ
ラの傾斜表示装置を提供しようとするものであ
る。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第2図において、21は図示せぬカメラヘツド
の筐体に設けられた光軸を中心とする回転傾斜を
検出する検出器である。この検出器21には第1
図に示すY,Z軸面内を回転可能で、機械的回転
中心が22とされた錘23が設けられる。この錘
23は例えば永久磁石からなり、この錘23の近
傍には回転方向に沿つて、磁界の強さに応じて抵
抗値が変化する例えばホール素子24,25が直
列に設けられる。このホール素子24,25はカ
メラヘツドが光軸回りに回転していない正常な位
置(画面に映し出された映像に傾きがないとき)
にあるとき、錘23によつて抵抗値が等しくなる
よう調整される。このホール素子24,25の端
部はそれぞれ端子26,27に接続され、ホール
素子24,25の接続部は端子28に接続され
る。
一方、端子29には垂直同期信号Vsが入力さ
れ、この信号Vsは第1の鋸歯状波発生回路30
に供給される。この回路30においては第3図
a,bに示す如く、垂直同期信号Vsに同期し、
互いに極性が異なりレベルの等しい鋸歯状波が発
生される。この鋸歯状波のうち、第3図aは前記
検出器21の端子26に供給され、同図bは端子
27に供給される。端子28からはこれら鋸歯状
波の合成信号が取出され、この信号は第2の鋸歯
状波発生回路31より出力される信号とともに比
較回路32に供給される。前記第2の鋸歯状波発
生回路31は端子33より入力される水平同期信
号Hsに同期した第3図cに示すような鋸歯状波
を発生するものである。
ところで、カメラヘツドが傾斜しない正常な位
置にある場合は前記ホール素子24,25の抵抗
値が等しいため、前記端子26,27に供給され
る鋸歯状波は相殺され、端子28からは第3図d
に示す直流信号が出力される。この信号は比較回
路32において、第3図cに示す鋸歯状波と比較
される。即ち、この比較回路32では第4図aに
示す如く直流信号(一点破線で示す)と鋸歯状波
(実線で示す)とのレベルが比較され、この結
果、第4図bに示す如く直流信号と鋸歯状波の交
点に対応する周期のパルス信号が出力される。但
し、カメラヘツドが正常な位置にある場合は前記
直流信号のレベルは鋸歯状波のレベルの中央部に
位置するようになされている。前記出力されたパ
ルス信号はマーカ信号発生回路34に供給され、
前記パルス信号の立上り部分および立下り部分に
おいてマーカ信号が発生される。このマーカ信号
発生回路34は例えば周知の微分回路や輪郭信号
発生回路等より構成される。また、このマーカ信
号発生回路34には端子35を介して帰線信号F
Bが供給され、この帰線信号FBにより前記マーカ
信号のうち立下り部分が除去される。これはマー
カ信号の立下り部分は前記水平同期信号Hsに同
期した鋸歯状波の立下り部で発生されるため、こ
のマーカ信号によつてビユーフアインダの水平同
期が乱されることを防止するものである。また、
これは垂直帰線期間内のマーカ信号も除去してい
るため、ビユーフアインダの垂直同期が乱される
ことも防止している。このようにして帰線期間内
のマーカ信号が除去されたマーカ信号は端子36
より入力される映像信号Isとともに混合回路37
に供給され合成される。この合成信号は端子38
より取出され、図示せぬビユーフアインダに供給
される。しかして、カメラヘツドが光軸回りに傾
斜していない場合はマーカ信号が水平同期信号
Hsに同期した鋸歯状波の中央部で発生されるか
ら、第6図に示す如く、ビユーフアインダ61の
画面中央部に垂直にマーカ62が表示される。
一方、カメラヘツドが光軸回りに傾斜した場
合、錘23はホール素子24,25に対して位置
変化を生じる。このため、ホール素子24,25
の抵抗値が変化する。例えばホール素子24の抵
抗値が減少し、25の抵抗値が増加した場合、端
子28からは第3図eに示すような鋸歯状波が出
力され、ホール素子24の抵抗値が増加し、25
の抵抗値が減少した場合、第3図fに示すような
鋸歯状波が出力される。ここで、端子28から第
3図eに示す鋸歯状波が出力された場合、比較回
路32では第5図aに示す如く一点破線で示す前
記端子28から出力された鋸歯状波と実線で示す
水平同期信号Hsに同期した鋸歯状波とが比較さ
れ、この結果、同図bに示す如く交点に対応する
周期のパルス信号が出力される。即ち、このパル
ス信号の周期は端子28から出力された鋸歯状波
のレベルに対応したものとなる。このパルス信号
は前記同様マーカ信号発生回路34、混合回路3
7を介してビユーフアインダに供給され、第7図
に示す如くビユーフアインダ61の画面にカメラ
ヘツドの傾斜に対応した傾斜のマーカ62が表示
される。
このように、ビユーフアインダの画面内にカメ
ラヘツドの傾斜に対応したマーカを表示すること
により、カメラヘツドの傾斜を知ることができる
から、カメラヘツドを容易に正しい位置に操作す
ることができる。
次に、この考案の他の実施例について説明す
る。尚、第2図と同一部分には同一符号を付す。
第8図において、第1の鋸歯状波発生回路30
の出力端間には抵抗81,82が直列接続され
る。この抵抗81,82は鋸歯状波発生回路30
より出力される信号を相殺するよう抵抗値が設定
され、抵抗81,82の接続点からは第3図dに
示す直流信号が出力される。この直流信号は検出
器21の端子28から出力される信号とともに切
換回路83に供給される。この切換回路83は端
子84より供給される切換信号Csによつて可動
端子85が動作され、端子86,87に供給され
る信号を交互に取出すものである。例えば、切換
信号Csによつて、可動端子85が垂直帰線期間
内に端子86から87に切換り、次の垂直帰線期
間内に端子87から86に切換るという動作が交
互に行なわれると、第9図に示す如く、ビユーフ
アインダ91の画面には中央部にカメラヘツドが
正常位置にある場合の基準となるマーカ92が表
示され、これとともにカメラヘツドの傾斜に応じ
て変化されるマーカ93が表示される。
このような構成とすれば、カメラマンはこれら
2つのマーカ92,93が重なるようにカメラヘ
ツドを操作すれば良く、カメラ操作をさらに容易
に行ない得る。
尚、上記構成では切換回路83を垂直帰線期間
内で切換動作させたが、水平帰線期間内で行なつ
ても同様の効果が得られる。
また、切換回路83は説明の便宜上機械的なス
イツチとしたが電子的なスイツチで行なうことは
言うまでもない。
また、マーカ92,93を第10図に示す如く
ビユーフアインダ91の画面の一部分(実線で示
す部分)のみ表示することも可能である。これは
第2図、第8図におけるマーカ信号発生回路34
に供給される帰線信号FBの垂直帰線期間を広げ
ることにより行なうことができる。つまり、第1
0図に示す二点破線の上方の映像期間を垂直
帰線期間とすればよい。また、この帰線期間を変
えることにより、マーカ92,93を画面上方あ
るいは画面中心部分等に表示することが可能であ
る。
また、上記実施例ではカメラヘツドの傾斜に対
応してマーカを傾斜させるようにしたが、第11
図に示す如くカメラヘツドの傾斜に対応してマー
カ93を左右に平行移動することも可能である。
即ち、上記実施例では検出器21の端子26,2
7に供給される信号を鋸歯状波としたが、互いに
電圧の異なる直流信号を用いれば可能である。第
11図はカメラヘツドの傾斜により、端子86の
信号が端子87の信号より高電位となるよう端子
26,27の電圧関係が定められている場合であ
り、第4図aに示す直流信号が高レベル側へ移動
した場合と等化であるから、基準となるマーカ9
2より右側に傾斜に対応するマーカ93が表示さ
れる。この場合も第10図に示す如くマーカ9
2,93の一部分のみを表示することができる。
さらに、マーカは常時ビユーフアインダに表示
する必要はない。したがつて、例えばマーカ信号
発生回路34と混合回路37の間にスイツチを設
け、このスイツチを切換えることにより必要なと
きだけマーカを表示するようにすることも可能で
ある。
また、第1の鋸歯状波発生回路30より出力さ
れる鋸歯状波の一方のレベルを可変できるように
すれば、ホール素子24,25の抵抗値のばらつ
きや取付け誤差を補正することが可能である。
また、基準となるマーカを電気的に発生させ
ず、ビユーフアインダの画面中央に描いてもよ
い。このとき、基準マーカと傾斜に伴ない変化す
るマーカの位置合せを行なうには、例えば比較回
路34に供給される信号、即ち、検出器21ある
いは第2の鋸歯状波発生回路31より出力される
信号の直流レベルを調整すればよい。
また、検出器21はホール素子24,25と永
久磁石からなる錘23の構成に限定されない。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種々
変形実施可能なことは勿論である。
以上、詳述したようにこの考案によれば、カメ
ラヘツドの光軸を中心とする回転傾斜を検出し、
この検出信号よりカメラヘツドの傾斜に対応した
マーカ信号を発生し、これをビユーフアインダに
表示することにより、カメラマンがカメラヘツド
の傾斜を容易に認識することができ、映像の品位
を向上することが可能なテレビジヨンカメラの傾
斜表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジヨンカメラの操作方向と光軸
を中心とする回転傾斜を説明するために示す図、
第2図はこの考案に係わるテレビジヨンカメラの
傾斜表示装置の一実施例を示す構成図、第3図a
乃至f、第4図a,b、第5図a,bはそれぞれ
第2図の動作を説明するために示す波形図、第6
図、第7図はそれぞれ第2図によつて得られたマ
ーカ信号をビユーフアインダで表示した状態を示
す図、第8図はこの考案の他の実施例を示す構成
図、第9図は第8図によつて得られたマーカ信号
をビユーフアインダで表示した状態を示す図、第
10図、第11図はそれぞれビユーフアインダに
表示したマーカの変形例を示す図である。 21……検出器、30,31……第1、第2の
鋸歯状波発生回路、32……比較回路、34……
マーカ信号発生回路、37……混合回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジヨンカメラ内部に設けられテレビジヨ
    ンカメラの光軸回りの回転傾斜を検出する手段
    と、この検出手段によつて得られた信号よりテレ
    ビジヨンカメラの回転傾斜に対応したマーカ信号
    を発生する手段と、この発生されたマーカ信号を
    映像信号と合成しビユーフアインダに表示する手
    段とを具備したことを特徴とするテレビジヨンカ
    メラの傾斜表示装置。
JP3730981U 1981-03-17 1981-03-17 Expired JPS6223169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3730981U JPS6223169Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3730981U JPS6223169Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57151065U JPS57151065U (ja) 1982-09-22
JPS6223169Y2 true JPS6223169Y2 (ja) 1987-06-12

Family

ID=29834508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3730981U Expired JPS6223169Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6223169Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102893A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオカメラ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928259A (ja) * 1982-08-10 1984-02-14 Fuji Photo Film Co Ltd 録画ミス防止装置
JPS59122296A (ja) * 1982-12-28 1984-07-14 Shimadzu Corp デイジタルサブトラクシヨンシステム
JP2531602B2 (ja) * 1982-12-29 1996-09-04 キヤノン株式会社 電子映像カメラシステム
JP2505218Y2 (ja) * 1985-04-01 1996-07-24 セイコーエプソン株式会社 磁気記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102893A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57151065U (ja) 1982-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6223169Y2 (ja)
US5311316A (en) On-screen displaying apparatus having zoom function
JPS6211388A (ja) デイジタルコンバ−ゼンス装置
JPH02149832A (ja) ビデオカメラ等における規準マーカー表示装置
JPH10319506A (ja) プロジェクションテレビのフォーカス調整装置
JP2500648Y2 (ja) カメラ一体型ビデオテ―プレコ―ダのズ―ム調整位置のスクリ―ン表示装置
US2851519A (en) Mechanical to video transducer for superimposing additional information on a television scene
JPS60141079A (ja) ズーミング機能を有するカメラ
JP2000078467A (ja) 画像合成方法
JPH06113186A (ja) テレビカメラの光学的フォーカシングを補助する装置と、そのような装置を備えたカメラ
JP3357628B2 (ja) ビューファインダの制御装置およびテレビカメラ
JP3017607B2 (ja) ビデオカメラ
JP2626803B2 (ja) 画像分割合成方法
JPH0741260Y2 (ja) テレビジョンカメラ
JPH0567935B2 (ja)
JP2005176226A (ja) カメラ、プロジェクタシステム及びその投影方法
JPH04326258A (ja) ビデオカメラのビューファインダ装置
JP3048412B2 (ja) ビデオカメラ
JP3048408B2 (ja) ビデオカメラ
JPS599474Y2 (ja) 陰極線管の画像振幅調整装置
JP3048409B2 (ja) ビデオカメラ
JP3043855B2 (ja) カメラ装置
JP2001119611A (ja) 電子カメラ
JPH0614699B2 (ja) テレビカメラ
JPH0260194B2 (ja)