JPS6311399Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311399Y2 JPS6311399Y2 JP1982163364U JP16336482U JPS6311399Y2 JP S6311399 Y2 JPS6311399 Y2 JP S6311399Y2 JP 1982163364 U JP1982163364 U JP 1982163364U JP 16336482 U JP16336482 U JP 16336482U JP S6311399 Y2 JPS6311399 Y2 JP S6311399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- bushing
- protrusion
- cavity
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000001537 Ribes X gardonianum Nutrition 0.000 description 1
- 235000001535 Ribes X utile Nutrition 0.000 description 1
- 235000016919 Ribes petraeum Nutrition 0.000 description 1
- 244000281247 Ribes rubrum Species 0.000 description 1
- 235000002355 Ribes spicatum Nutrition 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ブツシユに係り、更に詳細には非線
形ばね特性を有するブツシユに係る。
形ばね特性を有するブツシユに係る。
非線形ばね特性を有するブツシユの一つとし
て、内筒と外筒との間に介装されるゴム状弾性体
のブツシユであつて、ブツシユの軸線に対し互い
に180゜隔置された位置にてその軸線の周りに円弧
状に延在する二つの空洞部(いわゆるスグリ)を
有するスリツト型のブツシユが知られている。
て、内筒と外筒との間に介装されるゴム状弾性体
のブツシユであつて、ブツシユの軸線に対し互い
に180゜隔置された位置にてその軸線の周りに円弧
状に延在する二つの空洞部(いわゆるスグリ)を
有するスリツト型のブツシユが知られている。
このスリツト型のブツシユに於ては、それを構
成するゴム状弾性体は、空洞部の中心を結ぶ直線
に沿つて内筒と外筒との間に比較的小さい荷重が
作用した場合には、比較的容易に弾性変形し、ま
た空洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒と
の間に比較的大きい荷重が作用した場合には、空
洞部の円弧状側壁が互いに当接し、急激に弾性変
形し難くなる。即ちこのスリツト型のブツシユ
は、それに作用する荷重が小さい領域に於ては比
較的小さいばね定数を有し、高荷重域に於ては比
較的大きいばね定数を有する非線形ばね特性を有
する。そしてこの非線形ばね特性をより顕著にす
るためには、空洞部の周方向の幅を大きくする必
要がある。
成するゴム状弾性体は、空洞部の中心を結ぶ直線
に沿つて内筒と外筒との間に比較的小さい荷重が
作用した場合には、比較的容易に弾性変形し、ま
た空洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒と
の間に比較的大きい荷重が作用した場合には、空
洞部の円弧状側壁が互いに当接し、急激に弾性変
形し難くなる。即ちこのスリツト型のブツシユ
は、それに作用する荷重が小さい領域に於ては比
較的小さいばね定数を有し、高荷重域に於ては比
較的大きいばね定数を有する非線形ばね特性を有
する。そしてこの非線形ばね特性をより顕著にす
るためには、空洞部の周方向の幅を大きくする必
要がある。
しかしこのスリツト型のブツシユに於ては、空
洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒との間
に比較的大きい荷重が作用すると、空洞部の円弧
状の壁面が互いに衝当し、これに起因して不快な
異音が発生するという不具合があり、かかる不具
合は空洞部の周方向の幅を大きくすればするほど
顕著になる。
洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒との間
に比較的大きい荷重が作用すると、空洞部の円弧
状の壁面が互いに衝当し、これに起因して不快な
異音が発生するという不具合があり、かかる不具
合は空洞部の周方向の幅を大きくすればするほど
顕著になる。
本考案は、従来のスリツト型のブツシユに於け
る上述の如き不具合に鑑み、顕著な非線形ばね特
性を有し、しかも不快な異音の発生を生じること
がないよう改良されたブツシユを提供することを
目的としている。
る上述の如き不具合に鑑み、顕著な非線形ばね特
性を有し、しかも不快な異音の発生を生じること
がないよう改良されたブツシユを提供することを
目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、内筒と外筒と
の間に介装されるゴム状弾性体のブツシユにし
て、前記ブツシユはその内周面及び外周面より半
径方向に隔置された位置にて軸線の周りに実質的
に円弧状に延在する空洞部を有し、前記空洞部は
前記ブツシユ外の空間と連通しており前記空洞部
の壁面にはそれより半径方向に突出するゴム状弾
性体の突起が設けられていることを特徴とするブ
ツシユによつて達成される。
の間に介装されるゴム状弾性体のブツシユにし
て、前記ブツシユはその内周面及び外周面より半
径方向に隔置された位置にて軸線の周りに実質的
に円弧状に延在する空洞部を有し、前記空洞部は
前記ブツシユ外の空間と連通しており前記空洞部
の壁面にはそれより半径方向に突出するゴム状弾
性体の突起が設けられていることを特徴とするブ
ツシユによつて達成される。
本考案によるブツシユによれば、ブツシユの軸
線の周りに円弧状に延在する空洞部を有すること
により、顕著な非線形ばね特性が確保され、また
空洞部の壁面にはそれより半径方向に突出するゴ
ム状弾性体の突起が設けられていることにより、
空洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒との
間に比較的大きい荷重が作用しても、まず突起が
比較的容易に弾性変形してバンバーの如き作用を
なし、しかる後空洞部の壁面を郭定するゴム状弾
性体が弾性変形し、これにより空洞部の壁面同士
が激しく衝当することが回避されるので、これに
起因する不快な異音の発生が確実に防止される。
線の周りに円弧状に延在する空洞部を有すること
により、顕著な非線形ばね特性が確保され、また
空洞部の壁面にはそれより半径方向に突出するゴ
ム状弾性体の突起が設けられていることにより、
空洞部の中心を結ぶ直線に沿つて内筒と外筒との
間に比較的大きい荷重が作用しても、まず突起が
比較的容易に弾性変形してバンバーの如き作用を
なし、しかる後空洞部の壁面を郭定するゴム状弾
性体が弾性変形し、これにより空洞部の壁面同士
が激しく衝当することが回避されるので、これに
起因する不快な異音の発生が確実に防止される。
また本考案によるブツシユによれば、空洞部は
ブツシユの内周面及び外周面より半径方向に隔置
された位置に設けられているので、ブツシユに外
力が作用しても突起の先端は外筒又は内筒に直接
接触することはなく、また突起のみが弾性変形す
るのではなく突起の先端が当接したゴム状弾性体
の部分も弾性変形する。従つて突起の先端が外筒
に直接接触する実開昭56−60838号(実願昭54−
143543号)公報及び実開昭56−37739号公報に記
載された構造の場合の如く、突起の先端が実質的
に剛体の外筒によつてその形状に従つて強制的に
弾性変形せしめられる構造の場合に比して、突起
の劣化が少なく、ブツシユの耐久性を向上させる
ことができる。
ブツシユの内周面及び外周面より半径方向に隔置
された位置に設けられているので、ブツシユに外
力が作用しても突起の先端は外筒又は内筒に直接
接触することはなく、また突起のみが弾性変形す
るのではなく突起の先端が当接したゴム状弾性体
の部分も弾性変形する。従つて突起の先端が外筒
に直接接触する実開昭56−60838号(実願昭54−
143543号)公報及び実開昭56−37739号公報に記
載された構造の場合の如く、突起の先端が実質的
に剛体の外筒によつてその形状に従つて強制的に
弾性変形せしめられる構造の場合に比して、突起
の劣化が少なく、ブツシユの耐久性を向上させる
ことができる。
また上述の実開昭56−60838号公報に記載され
た構造に於ては、突起自体が非線形ばね特性の低
ばね定数を発揮する機能を果すようになつている
ので、突起の大きさ、形状、ばね定数等が限定さ
れ、所望の非線形ばね特性を達成することと異音
の発生防止とを両立させることが困難である。こ
れに対し本考案によれば、非線形ばね特性の低ば
ね定数は主としてゴム状弾性体の空洞部の両端近
傍の部分により発揮され、突起はバンパーとして
作用するに足る大きさ、形状、ばね定数のもので
あればよいので、所望の非線形ばね特性を成しつ
つ異音の発生を防止することを確実に且容易に行
うことができる。
た構造に於ては、突起自体が非線形ばね特性の低
ばね定数を発揮する機能を果すようになつている
ので、突起の大きさ、形状、ばね定数等が限定さ
れ、所望の非線形ばね特性を達成することと異音
の発生防止とを両立させることが困難である。こ
れに対し本考案によれば、非線形ばね特性の低ば
ね定数は主としてゴム状弾性体の空洞部の両端近
傍の部分により発揮され、突起はバンパーとして
作用するに足る大きさ、形状、ばね定数のもので
あればよいので、所望の非線形ばね特性を成しつ
つ異音の発生を防止することを確実に且容易に行
うことができる。
更に上述の実開昭56−37739号公報に記載され
た構造に於ては、シール部(突起)の先端が外筒
の内周面に密に当接することによつて空洞部がブ
ツシユ外の空間より遮断されているため、ブツシ
ユに比較的大きい振動入力が作用すると空洞部内
の空気圧が繰返し変動し、従つてシール部は振動
入力によつて圧縮変形せしめられるだけでなく空
気圧によつて湾曲変形せしめられ、特に空気圧の
変動が大きい場合にはシール部の先端が外筒の内
周面に当接した状態にて軸線方向に摺動せしめら
れる。そのためシール部は比較的早期に劣化し易
く、長期間に亙り異音の発生を確実に防止するこ
とは困難である。これに対し本考案によれば、空
洞部はブツシユ外の空間と連通しているので、ブ
ツシユに比較的大きい振動入力が作用しても、突
起が湾曲変形せしめられたり突起の先端がそれが
当接する部分に対し相対的に摺動せしめられたり
することはないので、長期間に亙り異音の発生を
確実に防止することができる。
た構造に於ては、シール部(突起)の先端が外筒
の内周面に密に当接することによつて空洞部がブ
ツシユ外の空間より遮断されているため、ブツシ
ユに比較的大きい振動入力が作用すると空洞部内
の空気圧が繰返し変動し、従つてシール部は振動
入力によつて圧縮変形せしめられるだけでなく空
気圧によつて湾曲変形せしめられ、特に空気圧の
変動が大きい場合にはシール部の先端が外筒の内
周面に当接した状態にて軸線方向に摺動せしめら
れる。そのためシール部は比較的早期に劣化し易
く、長期間に亙り異音の発生を確実に防止するこ
とは困難である。これに対し本考案によれば、空
洞部はブツシユ外の空間と連通しているので、ブ
ツシユに比較的大きい振動入力が作用しても、突
起が湾曲変形せしめられたり突起の先端がそれが
当接する部分に対し相対的に摺動せしめられたり
することはないので、長期間に亙り異音の発生を
確実に防止することができる。
尚、本考案によるブツシユに於ては、ブツシユ
の軸線に対し互いに180゜隔置された位置に二つの
空洞部が設けられていることが好ましい。また本
考案によるブツシユは、接着又は圧入などの手段
により、内筒及び外筒と一体的に構成されること
が好ましい。
の軸線に対し互いに180゜隔置された位置に二つの
空洞部が設けられていることが好ましい。また本
考案によるブツシユは、接着又は圧入などの手段
により、内筒及び外筒と一体的に構成されること
が好ましい。
更に、本考案によるブツシユに於ては、突起は
ブツシユの要部を構成するゴム状弾性体とは別体
に形成され、空洞部の壁面に接着などの手段によ
り固定されてもよいが、ブツシユの要部と一体に
成形されることが好ましい。また突起の高さは空
洞部の半径方向の幅と同一又はそれよりも小さく
てよいが、特に突起の高さが空洞部の半径方向の
幅よりも大きく、自然状態に於て突起に或る程度
の圧縮荷重が及ぼされている場合には、非線形ば
ね特性を確保し且不快な異音の発生を防止しつ
つ、振動減衰能力を向上させることができ、例え
ば本考案によるブツシユが自動車用サスペンシヨ
ンのコントロールアームのブツシユとして使用さ
れた場合には、駆動系のコモリ音やデフノイズな
どの低減を図ることができる。
ブツシユの要部を構成するゴム状弾性体とは別体
に形成され、空洞部の壁面に接着などの手段によ
り固定されてもよいが、ブツシユの要部と一体に
成形されることが好ましい。また突起の高さは空
洞部の半径方向の幅と同一又はそれよりも小さく
てよいが、特に突起の高さが空洞部の半径方向の
幅よりも大きく、自然状態に於て突起に或る程度
の圧縮荷重が及ぼされている場合には、非線形ば
ね特性を確保し且不快な異音の発生を防止しつ
つ、振動減衰能力を向上させることができ、例え
ば本考案によるブツシユが自動車用サスペンシヨ
ンのコントロールアームのブツシユとして使用さ
れた場合には、駆動系のコモリ音やデフノイズな
どの低減を図ることができる。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は内筒及び外筒と一体に構成された本考
案によるブツシユの一つの実施例の中央横断面を
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図
の線−、線−による部分断面図である。
案によるブツシユの一つの実施例の中央横断面を
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図
の線−、線−による部分断面図である。
これらの図に於て、1は防振ゴムにて構成され
たブツシユを示している。ブツシユ1はその軸線
2に沿つて延在する円筒形をなし炭素鋼鋼管の如
き金属にて構成された内筒3と外筒4との間に圧
入されている。またブツシユ1は軸線2に対し
180゜互いに隔置された位置にて軸線2の周りに円
弧状に延在する空洞部5及び6を有している。こ
れらの空洞部はブツシユの内周面及び外周面より
半径方向に隔置された位置に設けられており、ま
た軸線に沿つてブツシユの両端間に延在し、これ
によりブツシユ外の空間と連通している。
たブツシユを示している。ブツシユ1はその軸線
2に沿つて延在する円筒形をなし炭素鋼鋼管の如
き金属にて構成された内筒3と外筒4との間に圧
入されている。またブツシユ1は軸線2に対し
180゜互いに隔置された位置にて軸線2の周りに円
弧状に延在する空洞部5及び6を有している。こ
れらの空洞部はブツシユの内周面及び外周面より
半径方向に隔置された位置に設けられており、ま
た軸線に沿つてブツシユの両端間に延在し、これ
によりブツシユ外の空間と連通している。
空洞部5の半径方向内側の円弧状壁面7には、
この実施例の場合それより半径方向外方に突出し
且軸線2に沿つて延在する三つのうね状の突起8
〜10が一体に設けられており、これらの突起の
高さは空洞部5の半径方向の幅、即ち円弧状壁面
7と半径方向外側の円弧状壁面11との間の長さ
に実質的に等しい。同様に、空洞部6の半径方向
内側の円弧状壁面12には、それより半径方向外
方に突出し且軸線2に沿つて延在する三つのうね
状の突起13〜15が一体に設けられており、こ
れらの突起の高さは空洞部6の半径方向の幅、即
ち円弧状壁面12と半径方向外側の円弧状壁面1
6との間の長さに実質的に等しい。
この実施例の場合それより半径方向外方に突出し
且軸線2に沿つて延在する三つのうね状の突起8
〜10が一体に設けられており、これらの突起の
高さは空洞部5の半径方向の幅、即ち円弧状壁面
7と半径方向外側の円弧状壁面11との間の長さ
に実質的に等しい。同様に、空洞部6の半径方向
内側の円弧状壁面12には、それより半径方向外
方に突出し且軸線2に沿つて延在する三つのうね
状の突起13〜15が一体に設けられており、こ
れらの突起の高さは空洞部6の半径方向の幅、即
ち円弧状壁面12と半径方向外側の円弧状壁面1
6との間の長さに実質的に等しい。
この実施例によるブツシユよれば、突起8〜1
0及び突起13〜15は比較的容易に弾性変形す
るので、このブツシユの空洞部5及び6の中心を
結ぶ直線の方向、即ち第1図の上下方向のばね特
性は、第4図に示されている如く、従来のスリツ
ト型のブツシユのばね特性(破線)に近に非線形
ばね特性であり、しかも円弧状壁面7と11、又
は円弧状壁面12と16とが互いに衝当すること
により生じる不快な異音の発生を確実に防止する
ことができる。
0及び突起13〜15は比較的容易に弾性変形す
るので、このブツシユの空洞部5及び6の中心を
結ぶ直線の方向、即ち第1図の上下方向のばね特
性は、第4図に示されている如く、従来のスリツ
ト型のブツシユのばね特性(破線)に近に非線形
ばね特性であり、しかも円弧状壁面7と11、又
は円弧状壁面12と16とが互いに衝当すること
により生じる不快な異音の発生を確実に防止する
ことができる。
またこの実施例によれば、ブツシユに外力が作
用しても突起の先端は外筒に直接接触することは
なく、また突起のみが弾性変形するのではなく突
起の先端が当接した壁面11及び16の周囲の部
分も弾性変形する。従つて突起の先端が実質的に
剛体の外筒によつてその形状に従つて強制的に弾
性変形せしめられる構造の場合に比して、突起の
劣化が少なく、ブツシユの耐久性を向上させるこ
とができる。
用しても突起の先端は外筒に直接接触することは
なく、また突起のみが弾性変形するのではなく突
起の先端が当接した壁面11及び16の周囲の部
分も弾性変形する。従つて突起の先端が実質的に
剛体の外筒によつてその形状に従つて強制的に弾
性変形せしめられる構造の場合に比して、突起の
劣化が少なく、ブツシユの耐久性を向上させるこ
とができる。
第5図は内筒及び外筒と一体に構成された本考
案によるブツシユの他の一つの実施例の中央横断
面を示す断面図、第6図は第5図の線−
による断面図である。尚これらの図に於て、第1
図乃至第3図に示された部分と実質的に同一の部
分には同一の符号が付されている。
案によるブツシユの他の一つの実施例の中央横断
面を示す断面図、第6図は第5図の線−
による断面図である。尚これらの図に於て、第1
図乃至第3図に示された部分と実質的に同一の部
分には同一の符号が付されている。
この実施例は、空洞部5及び6の半径方向内側
の円弧状壁面7及び12にそれぞれ四つの突起1
7〜20及び21〜24が設けられており、これ
らの突起は軸線2の周りに周方向に延在している
点を除き、第1図乃至第3図に示された実施例と
同様に構成されており、第1図乃至第3図に示さ
れた実施例と同様、空洞部5及び6の中心を結ぶ
直線に沿う方向に非線形のばね特性を有し、また
空洞部5又は6の円弧状壁面同士が衝当すること
に起因する不快な異音の発生防止機能を発揮す
る。
の円弧状壁面7及び12にそれぞれ四つの突起1
7〜20及び21〜24が設けられており、これ
らの突起は軸線2の周りに周方向に延在している
点を除き、第1図乃至第3図に示された実施例と
同様に構成されており、第1図乃至第3図に示さ
れた実施例と同様、空洞部5及び6の中心を結ぶ
直線に沿う方向に非線形のばね特性を有し、また
空洞部5又は6の円弧状壁面同士が衝当すること
に起因する不快な異音の発生防止機能を発揮す
る。
以上に於ては本考案を二つの実施例について詳
細に説明したが、本考案はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本考案の範囲内にて種々の
実施例が可能であることは当業者にとつて明らか
であろう。
細に説明したが、本考案はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本考案の範囲内にて種々の
実施例が可能であることは当業者にとつて明らか
であろう。
第1図は内筒及び外筒と一体に構成された本考
案によるブツシユの一つの実施例の中央横断面を
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図
の線−、線−による部分断面図、第4図
は従来のスリツト型のブツシユ及び本考案による
ブツシユのばね特性を示すグラフ、第5図は内筒
及び外筒と一体に構成された本考案によるブツシ
ユの他の一つの実施例の中央横断面を示す断面
図、第6図は第5図の線−による断面図
である。 1……ブツシユ、2……軸線、3……内筒、4
……外筒、5,6……空洞部、7……円弧状壁
面、8〜10……突起、11,12……円弧状壁
面、13〜15……突起、16……円弧状壁面、
17〜24……突起。
案によるブツシユの一つの実施例の中央横断面を
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図
の線−、線−による部分断面図、第4図
は従来のスリツト型のブツシユ及び本考案による
ブツシユのばね特性を示すグラフ、第5図は内筒
及び外筒と一体に構成された本考案によるブツシ
ユの他の一つの実施例の中央横断面を示す断面
図、第6図は第5図の線−による断面図
である。 1……ブツシユ、2……軸線、3……内筒、4
……外筒、5,6……空洞部、7……円弧状壁
面、8〜10……突起、11,12……円弧状壁
面、13〜15……突起、16……円弧状壁面、
17〜24……突起。
Claims (1)
- 内筒と外筒との間に介装されるゴム状弾性体の
ブツシユにして、前記ブツシユはその内周面及び
外周面より半径方向に隔置された位置にて軸線の
周りに実質的に円弧状に延在する空洞部を有し、
前記空洞部は前記ブツシユ外の空間と連通してお
り、前記空洞部の壁面にはそれより半径方向に突
出するゴム状弾性体の突起が設けられていること
を特徴とするブツシユ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16336482U JPS5967646U (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 非線形ばね特性ブツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16336482U JPS5967646U (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 非線形ばね特性ブツシユ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5967646U JPS5967646U (ja) | 1984-05-08 |
JPS6311399Y2 true JPS6311399Y2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=30358477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16336482U Granted JPS5967646U (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 非線形ばね特性ブツシユ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5967646U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138341U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-10 | トヨタ自動車株式会社 | 防振ブツシユ |
JP4695584B2 (ja) * | 2006-12-14 | 2011-06-08 | 東洋ゴム工業株式会社 | 防振装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637739B2 (ja) * | 1972-02-18 | 1981-09-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637739U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 | ||
JPS5660838U (ja) * | 1979-10-17 | 1981-05-23 |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP16336482U patent/JPS5967646U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637739B2 (ja) * | 1972-02-18 | 1981-09-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5967646U (ja) | 1984-05-08 |
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