JPS63111346A - 車両用手動変速機 - Google Patents

車両用手動変速機

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JPS63111346A
JPS63111346A JP61256295A JP25629586A JPS63111346A JP S63111346 A JPS63111346 A JP S63111346A JP 61256295 A JP61256295 A JP 61256295A JP 25629586 A JP25629586 A JP 25629586A JP S63111346 A JPS63111346 A JP S63111346A
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gear
main
shift
shaft
rotation
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Tamotsu Yamamoto
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Fuji Tool and Die Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/04Combinations of toothed gearings only
    • F16H37/042Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
    • F16H37/046Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement with an additional planetary gear train, e.g. creep gear, overdrive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高速走行時のカウンタギア回転による動力損
失を最小限に抑えるようにした車両用手動変速機に関す
る。
(従来技術) 従来、手動変速機にあっては、エンジンからの動力回転
をメインドライブギアからカウンタドライブギアへ伝達
し、カウンタドライブギアで各変速段に対応してカウン
タシャフトに固着形成した複数段のカウンタギアを駆動
し、カウンタギアを経由したメインシャフトの各変速ギ
アに対する噛合伝達をシフト操作により選択するように
している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のカウンタギアを経由し
てシフト操作により選択されたメインシャフトの変速ギ
アに動力回転を伝達する手動変速機にあっては、4速や
5速にシフトしてダイレクトドライブ(DD>若しくは
オーバードライブ(OD)とした高速走行時にあっても
、依然としてカウンタギアをアイドル回転させており、
カウンタギアをアイドル回転させている分だけ変速機の
動力損失が大きくなるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、ダイレクトドライブ若しくはオーバードライブと
なる高速走行時のギア回転による動力損失を最小限に抑
えるようにした車両用手動変速機を提供することを目的
とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、クラッチを
介してエンジンからの動力回転を受けるメインドライブ
シャフトにカウンタ駆動用のメインドライブギアを相対
回転自在に設け、更にメインドライブシャフトと動力回
転を外部に取出すメインシャフトの分割部分に第1の同
期噛合装置を設け、この第1の同期噛合装置の切換えに
より、シフトレバ−がダイレクトドライブ及びオーバー
ドライブにシフトされたときにはメインドライブシャフ
トをメインシャフトに直結し、シフトレバ−がダイレク
トドライブ又はオーバードライブ以外の減速段にシフト
されたときにはメインドライブシャフトの動力回転をカ
ウンタドライブギアに伝達するメインドライブギアを駆
動し、更にシフトレバ−がニュートラル位置で且つクラ
ッチが接続状態にあるエンジンのアイドリンク時には、
メインシャフト及びメインドライブギアに対するメイン
ドライブシャフトからの動力回転の伝達を切離すように
したものである。
一方、オーバードライブ機構は、メインシャフトの出力
側にオーバードライブ遊星歯車機構を設けることで実現
しており、メインシャフトに相対回転自在にサンギアを
設けると共に、メインシャフトに固着したキャリアケー
スにサンギアに噛合うプラネタリギアを回転自在に設−
プ、更にプラネタリギアに外側から噛み合ってプロペラ
シャフト側へ動力回転を伝達するリングギアを配置する
このオーバドライブ遊星歯車機構は第2の同期噛合装置
によりダイレクトドライブ、オーバードライブ及びニュ
ートラルの各シフト位置に切換えられる。即ち、オーバ
ードライブ以外の位置へのシフトで第2の同期噛合装置
は、サンギアをメインシャフトに連結してサンギア、プ
ラネタリギア及びリングギアを一体に回転し、オーバー
ドライブへのシフトで第2同明噛合装置は、サンギアを
ケーシング側に固定し、メインシャフトの回転を固定サ
ンギアに噛み合うプラネタリギア、リングギアの回転で
増速する。更にニュートラル位置へのシフトでサンギア
をフリー回転としてリングギアへの動力伝達を切離すよ
うになる。
(作用) このような本発明の構成によれば、シフトレバ−を4速
くダイレクトドライブ)又は5速(オーバードライブ)
にシフトした高速走行時にあっては、入力側のメインド
ライブシャフトと出力側のメインシャフトとの分割部分
に設けた第1の同期噛合装置がリア側メインシャフトと
の直結位置に切換わり、このときメインドライブギアへ
の動力回転の伝達は切離された状態となるため、カウン
タドライブギア及びカウンタシャフトの各変速段のカウ
ンタギアと、これに噛み合う各メインギアの回転が停止
し、カウンタギア及びメインギア系統のギア回転が全て
停止することから変速機の動力損失を最小限に抑えた高
速走行を行なうことができる。
(実施例) 第1図は5速オーバードライブ付き手動変速機を例にと
って本発明の一実施例を示したスケルトン図である。
まず構成を説明すると、1はエンジンであり、エンジン
1からの動力回転はクラッチ2を介して手動変速機のメ
インドライブシャフト3aに伝達されており、このメイ
ンドライブシャフト3aに続いては、変速された動力回
転を伝えるためのメインシャフト3bが相対回転自在に
同軸上にセンタースル一方式をもって設けられている。
メインドライブシャフト3aに対してはカウンタギア側
に動力回転を伝達するためのメインドライブギア4が相
対回転自在に設けられており、このメインドライブギア
4にはメインドライブシャフト3aに対し、所定の軸間
距離を介して平行配置されたカウンタシャフト5に設け
ているカウンタドライブギア6が噛み合わされる。カウ
ンタシャフト5には3速カウンタギア7.2速カウンタ
ギア8、更に図示しない1速カウンタギア及びリバース
カウンタギアが順次設けられている。また3速及び2速
カウンタギア7.8に噛み合って3速メインギア9及び
2速メインギア10がメインシャフト3bに対し相対回
転自在に設けられている。
勿論、図示しないリバースカウンタギアについては、間
にリバースアイドラギアを介してメインシャフト3bに
相対回転自在に設けたリバースメインギアに噛み合わさ
れ、また1速カウンタギアはリバースギアの手前位置で
メインシャフト3bに相対回転自在に設けた1速メイン
ギアに噛み合わされる。
メインシャツ1〜3bに対し相対回転自在に設けた3速
メインギア9と2速メインギア10との間には、2速と
3速を切換えるための同期噛合装置11が設けられ、こ
の同期噛合装置11としては、例えばワーナーシンクロ
タイプのものが用いられる。
一方、メインドライブギア4を相対回転自在に設けたメ
インドライブシャフト3aとメインシャフト3bとの分
割部分には、第1の同期噛合装置12が設けられる。こ
の同期噛合装置12はシンクロハブ13をメインドライ
ブシャフト3aに固着し、シンクロハブ13の外側には
切換部14として模式的に示すインサートキー、スプレ
ッドスプリング、カップリングスリーブ及びボークリン
グが設けられ、この切換部14の両側にクラッチギア1
5.16が配置されるようになる。この第1の同期噛合
装置12における一方のクラッチギア15はメインドラ
イブシャフト3aに相対回転自在に設けたメインドライ
ブギア4と一体に形成され、他方のクラッチギア16は
メインシャフト3bに固着される。
第1の同期噛合装置12は第1のシフト位置A。
ニュートラル位置N及び第2のシフト位置Bの各切換位
置を有し、第1のシフト位置Aに切換えるとメインドラ
イブシャフト3aをメインシャフト3bに直結する。ま
た、第2のシフト位置Bに切換えると、メインドライブ
シャフト3aにメインドライブギア4を連結してカウン
タドライブギア6に動力回転を伝達するようになる。更
にニュートラル位置Nにあっては、メインシャフト3b
及びメインドライブギア4に対するメインドライブシャ
フト3aからの動力回転が切離された状態となる。
更に、メインシャフト3bの出力側にはオーバードライ
ブ遊星歯車機4R18が設けられる。このオーバードラ
イブ遊星歯車機構18において、まずサンギア19はメ
インシャフト3bに相対回転自在に設けられ、キャリア
ケース20がメインシャフト3bの軸端に固着され、キ
ャリアケース2Oに対し複数のプラネタリギア21をサ
ンギア19との噛み合いをもって・回転自在に設けてお
り、更にプラネタリギア21の外側にリングギア22が
噛み合わされ、リングギア22はプロペラシャフト23
側に連結されている。
このようなオーバードライブ′t1星歯車lHf41B
の前段にはダイレクトドライブ(DD)、ニュートラル
(N)及びオーバードライブ(OD)の各位置に切換え
るための第2の同期噛合装置24が設けられる。
この第2の同期噛合装置24のシンクロハブ25はメイ
ンシャフト3bに相対回転自在に設けたサンギア19の
回転軸に固着され、シンクロハブ25の外側にはスプレ
ッドスプリング、インサートキー、カップリングスリー
ブ及びボークリングで成る切換部26が設けられ、切換
部26の両側に設けたクラッチギア27,28のうち、
ダイレクトドライブ(DD>側のクラッチギア27はメ
インシャフト3bに固着され、オーバードライブ(OD
)側のクラッチギア28はケーシング29側に固着され
ている。
この第2の同期噛合装置24における切換えは、1速〜
3速、リバース及びダイレクトドライブ(4速)へのシ
フトでダイレクトドライブ(DD)位置となり、一方、
オーバードライブ(5速)へのシフトでオーバードライ
ブ(OD>位置となる。
第2図は第1図の実施例におけるメインドライブシャフ
ト3aとメインシャフト3bの分割部分に設けた第1の
同期噛合装置12のシフト作動に用いられるシフト装置
の一実施例を示した回路ブロック図である。
第2図において、30はダイレクトドライブ(4速)へ
のシフト操作を検出してHレベル出力を生ずるDDシフ
ト検出手段、31はオーバードライブ(5速)のシフト
操作を検出してHレベル出力を生ずるODシフト検出手
段、32はシフトレバ−のニュートラル位置を検出して
Hレベル出力を生ずるニュートラル検出手段、33は車
両停止時の車速ピロを検出してHレベル出力を生ずる車
速ゼロ検出手段である。
DDシフト検出手段30及びODシフト検出手段31の
出力はORゲート34を介して制御信号S1として駆動
回路50に与えられ、この制御信号S1により駆動回路
50はシフトアクチュエータ60を駆動して第1図にお
ける第1の同期噛合装置12を第1のシフト位@Aに切
換える。
またDDシフ1〜検出手段30、ODシフト検出手段3
1及びニュートラル検出手段32の出力はそれぞれイン
バータ35.36.37で反転されてANDゲート38
に入力され、インバータ35゜36及び37の出力は1
速、2速、3速又はリバースへのシフ1〜時に全てHレ
ベルとなることからANDゲート38の出力もHレベル
となって駆動回路5.0に制御信号S2を与え、制御信
号S2を受けた駆動回路50はシフトアクチュエータ6
0の駆動により第1の同期噛合装置12を第2のシフト
位置Bに切換える。
更にニュートラル検出手段32及び車速ゼロ検出手段3
3の出力はANDゲート40に与えられ、ニュートラル
で且つ車速ゼロのときANDゲート40は1−ルベル出
力を生じ、これを駆動回路に制御信号S3として与え、
制御信@S3を受りた駆動回路50はシフトアクチュエ
ータ60を駆動して第1の同期噛合装置12をニュート
ラル位置Nに切換える。
第3図は第1図でオーバドライブ遊星歯車機構18側に
設けた第2の同期噛合装置24のシフト作動に用いられ
るシフト装置の一実施例を示した回路ブロック図である
第3図において、ODシフト検出手段31の出力はその
まま駆動回路52に与えられ、この検出出力(トルベル
出力)を受けた駆動回路52はシフトアクチュエータ6
2を駆動して第2の同期噛合装置24をオーバドライブ
(OD>位置に切換える。
またODシフト検出手段31及びニュートラル検出手段
32の出力はそれぞれインバータ42゜44で反転され
てANDゲート46に与えられ、ODシャフトなく且つ
ニュートラルでない時、即ち、1速、2速、3速、4速
又はリバースいずれかへのシフト時にANDゲート46
の出力が1−ルベルとなり、このトルベル出力を受けて
駆動回路52はシフ1〜アクチユエータ62の駆動によ
り第2の同期噛合装置24をダイレクトドライブ(DD
)位置に切換える。
次に、上記の実施例の作用を説明する。
まずシフトレバ−がニュートラル位置にあり且つ車両を
停止しているエンジンアイドリング時の動作を説明する
このとき、まず第2図のシフト装置にあっては、ニュー
トラル検出手段32及び車速ゼロ検出手段33の出力が
トルベルとなり、他の検出手段の出力はトルベルとなっ
ている。したがってANDゲート40の出力が[」レベ
ルとなり駆動回路50に制御信号S3を与え、駆動回路
50はシフトアクチュエータ60を作動して第1図にお
ける第1の同期噛合装置12をニュートラル位置Nに切
換保持するようになる。
その結果、クラッチ2を介してエンジン1から得られた
メインドライブシャフト3aの動力回転はメインシャフ
ト3b、及びメインドライブギア4のいずれに対しても
伝達されず、第1の同期噛合装置12におけるシンクロ
ハブ13及び切換部14のみが回転することとなり、手
動変速機における各カウンタギア及び変速メインギアの
いずれも回転しないことからクラッチ2が接続され、且
つシフトレバ−がニュートラル位置にあるエンジンアイ
ドリング状態でカウンタギアの回転によるガラ音は勿論
のこと、ギア噛合回転による駆動騒音を略完全になくす
ことができる。
次に、シフトレバ−を例えば2速にシフトしたとすると
、3速メインギア9と2速メインギア10との間に設け
ている同期噛合装置11の切換部11aにおけるカップ
リングスリーブが2速メインギア10側にシフ[・レバ
ーの動きによるシフトla@により切換えられる。同時
に第2図のシフト装置におけるニュートラル検出手段3
2の出力がトルベルからトルベルに立ち下がるため、A
NDゲート38に対する入力が全て1ルベルとなり、A
NDゲート38からトルベルとなる制御信号S2を受け
た駆動回路50はシフトアクチュエータ60の作動によ
り第1の同期噛合装置12を第2のシフト位@Bに切換
える。
更に第3図に示したシフト装置にあっては、ニュートラ
ル検出手段32及びODシフト検出手段31のトルベル
出力でANDゲート46の出力がHレベルとなり、駆動
回路52はシフトアクチュエータ62の作動により第2
の同期噛合装置24をダイレクトドライブ(DD>位置
に切換える。
第1の同期噛合装置12が第2のシフト位置B側に切換
えられると、メインドライブシャフト3aの動力回転は
第1の同期噛合装置12を介してメインドライブギア4
のみに伝達され、メインドライブギア4に噛み合ったカ
ウンタドライブギア6の回転によりカウンタシャフト5
が回転し、3速カウンタギア7.2速カウンタギア8.
・・・が動力回転を受け、2速カウンタギア8に噛み合
っている2速メインギア10の減速回転が2速側に切換
えられた同期噛合装置11を介してメインシャフト3b
に伝達されるようになる。このときオーバードライブ遊
星歯車機構18の前段に設けている第2の同期噛合装置
24における切換部26は2速へのシフトに連動してダ
イレクトドライブ(DD)側のクラッチギア27に切換
ねっており、このためサンギア19がメインシャフト3
bに直結され、且つキャリアケース20はメインシャフ
ト3bに予め固着されていることから、メインシャフト
3bに対しサンギア19、プラネタリギア21及びリン
グギア22が一体に回転し、メインシャフト3bの動力
回転をそのままプロペラシャフト23に伝達するように
なる。
次に、シフトレバ−をダイレクトドライブ(4速)位置
にシフトしたとすると、第2図のシフト装置において、
DDシフト検出手段30の出力がHレベルとなり、OR
ゲート34を介して駆動回路50に制御信号S1が与え
られ、駆動回路50はシフトアクチュエータ60を作動
して第1の同期噛合装置12を第1のシフト位置Aに切
換える。
その結果、メインドライブシャフト3aの動力回転が同
期噛合装置12を介してメインシャフト3bに直結し、
このとき第2の同期噛合装置24の切換部26もクラッ
チギア27側のダイレクトドライブ(DD>位置に切換
ねっていることがら、オーバードライブ遊星歯車機構1
8のサンギア19、プラネタリギア21及びリングギア
22がメインシャフト3bと一体に回転し、エンジン1
からの動力回転を減速することなくそのままプロペラシ
ャフト23に伝達するようになる。
また第1の同期噛合装置12のシフト位置Aへの切換で
メインドライブギア4に対する動力回転の伝達が切離さ
れた状態となり、各カウンタギア及び変速メインギアは
全て停止状態に置かれ、ダイレクトドライブによる高速
走行時の変速機における動力損失を最小限に抑えること
ができる。
次に、シフトレバ−をオーバードライブ(5速)位置に
シフトしたとすると、第2図のシフト装置においてOD
シフト検出手段31の出力がトlレベルとなり、ORゲ
ート34を介して駆動回路5゜に制御信号S1が与えら
れ、駆動回路50はシフトアクチュエータ60を作動し
てダイレクトドライブシフトと同様に、第1の同期噛合
装置12を第1のシフト位置Aに切換えてメインドライ
ブシャフト3aの動力回転をメインシャフト3bに直結
している。
一方、第3図のシフト装置にあっては、オーバードライ
ブ(OD)位置へのシフトでODシフ1〜検出手段31
のHレベル出力を駆動回路52が受けてシフトアクチュ
エータ62の作動により第2の同期噛合装置24の切換
部26をオーバードライブ(OD)側のクラッチギア2
8に切換え、オーバードライブ遊星歯車機構18のサン
ギア19を第2の同期噛合装置24を介してケーシング
固定側に連結する。このためサンギア19が固定となる
ことで、固定状態にあるサンギア19に対しメインシャ
フト3bに固着したキャリアケース20によってプラネ
タリギア21′が回転し、プラネタリギア21の回転に
よりリングギア22が増速された動力回転を伝達するよ
うになる。
このオーバドライブによる高速走行時にあっても第1の
同期噛合装置12はメインドライブギア4への動力回転
を切離した状態に置かれることから、各カウンギア及び
変速メインギアは全て停止状態におり、ダイレクトドラ
イブと同様、変速機の動力損失を最小限に抑えることが
できる。
尚、上記の実施例ではオーバードライブ遊星歯車機構の
前段に設けた第2の同期噛合装置24を第1の同期噛合
装置12と同様、ニュートラル位置にないこと及びOD
シャフト外のシフトを検出してシフトアクチュエータに
よりダイレクトドライブ(DD)位置に切換え、オーバ
ードライブへのシフトを検出したときにオーバードライ
ブ(OD)位置に切換えるようにしているが、シフトレ
バ−によるコントロール機構によって切換えるようにし
てもよい。
更に、上記の実施例において、1速から2速、2速から
1速、又は2速から3速、3速から2速への変速をダブ
ルクラッチ操作で行なったとしても、第2図のシフトv
:を置は常に第2のシフト位置Bへの切換状態を保って
おり、ダブルクラッチ操作時にニュートラル位ff1N
と第2のシフト位置Bとのあいだでの無意味な切換が行
なわれることを防いでいる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、シフトレバ−
をダイレクトドライブ又はオーバードライブとなる高速
走行段にシフトしたとぎには、エンジン動力回転のリア
側ドライブシVフトへの直結と同時にメインドライブギ
アに対覆る動力回転の伝達が切離された状態となり、こ
のため各カウンタ及び変速メインギアの回転は全て停止
した状態となってカウンタギア系統のアイドル回転によ
る動力損失を無くし、高速走行時の変速機動力損失を最
小限とすることができる。
また、ニュートラル時にあっては、入力側のメインドラ
イブシャフトと出力側のメインシャフトとの分割部分に
設けた第1の同期噛合装置がニュートラル位置に切換わ
るためにメインシャフトに設けている各変速メインギア
やオーバードライブ遊星歯車機構は勿論のこと、カウン
タドライブギア及びカウンタギアが装着されたカウンタ
ギア系統の回転が停止し、手動変速機に設けているいず
れのギアも回転しないことから、カウンタギアの回転に
よるガラ音のみならず、ギア回転による駆動騒音の発生
を略完全になくすこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を5速手動変速機を例にとっ
て示したスケルトン図、第2図は第1図の第1の同期噛
合装置のシフト切換装置の一実施例を示したブロック図
、第3図は第1図の第2の同期噛合装置のシフト装置の
一実施例を示したブロック図である。 1:エンジン 2:クラッチ 3a:メインドライブシャフト 3b:メインシャフト 4:メインドライブギア 5:カウンタシャフト 6:カウンタドライブギア 7:3速カウンタギア 8:2速カウンタギア 9:3速メインギア 10:2速メインギア 11:同期噛合装置 12:第1の同期噛合装置 13.25ニシンクロハブ 11a、14,26:切換部 15.16,27.28:クラッチギアゴ8ニオーバー
ドライブ遊星歯車機溝 19:す°ンギア 20:キャリアケース 21:プラネタリギア 22:リングギア 23:プロペラシャフト 24:第2の同期噛合装置 29:ケーシング 30 :DDシフト検出手段 31’:ODシフト検出手段 32:ニュートラル検出手段 33:車速ピロ検出手段 34:ORゲート 35.36.37.42,44 :インバータ3B、4
0.46:ANDゲート 50.52:駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラッチを介してエンジンからの動力回転を入力したメ
    インドライブシャフトと、該メインドライブシャフトに
    続いて同軸上に配置され外部に動力回転を取出すメイン
    シャフトと、前記メインドライブシャフトに相対回転自
    在に設けられカウンタドライブギアの噛み合いを受けた
    メインドライブギアと、前記メインドライブシャフトか
    らの動力回転を前記メインシャフトに直結する第1のシ
    フト位置、前記メインドライブシャフトからの動力回転
    を前記メインドライブギアに伝達する第2のシフト位置
    及び前記メインドライブギアとメインシャフトへの動力
    伝達を前記メインドライブシャフトから切離すニュート
    ラル位置の各切換位置を備えた第1の同期噛合装置と、
    前記メインシャフトの出力段側に配置され、メインシャ
    フトに相対回転自在に設けたサンギア、前記メインシャ
    フトに固着されたキャリアケースに前記サンギアとの噛
    み合いを持って回転自在に装着されたプラネタリギア、
    及び該プラネタリギアに外側から噛み合ってプロペラシ
    ャフト側に連結されたリングギアでなるオーバードライ
    ブ遊星歯車機構と、該遊星歯車機構のサンギアとプラネ
    タリギアの相対回転を規制してリングギアに前記メイン
    シャフトの動力回転を直結するダイレクトドライブ位置
    、前記サンギアをケーシング側に固定して前記メインシ
    ャフトの回転を固定サンギアに噛み合うプラネタリギア
    、リングギアの回転で増速するオーバードライブ位置、
    前記サンギアをフリー回転とするニュートラル位置の各
    切換位置を有する第2の同期噛合装置と、シフトレバー
    のダイレクトドライブ及びオーバードライブの各位置へ
    のシフト時に前記第1の同期噛合装置を第1のシフト位
    置に切換え、シフトレバーの減速段へのシフト時に前記
    第1の同期噛合装置を第2のシフト位置に切換え、更に
    シフトレバーがニュートラル位置で且つクラッチが接続
    されている時に前記同期噛合装置をニュートラル位置に
    切換えるシフト機構を設けたことを特徴とする車両用手
    動変速機。
JP61256295A 1986-10-28 1986-10-28 車両用手動変速機 Granted JPS63111346A (ja)

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