JPS63110413A - ポリゴンミラーのジッタ補正装置 - Google Patents

ポリゴンミラーのジッタ補正装置

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JPS63110413A
JPS63110413A JP61257727A JP25772786A JPS63110413A JP S63110413 A JPS63110413 A JP S63110413A JP 61257727 A JP61257727 A JP 61257727A JP 25772786 A JP25772786 A JP 25772786A JP S63110413 A JPS63110413 A JP S63110413A
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polygon mirror
recording
scanning
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友久 国雄
Junichi Oka
淳一 岡
Taku Sakamoto
坂本 卓
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、平面走査方式のファクシミリや製版用スキ
ャナなどの画像記録装置において、ドツト記録クロック
信号に同期して各ドツトの濃淡(白黒を含む)に応じ変
調された記録用光線を、光線走査用回転多面鏡(以下ポ
リゴンミラーという)により印画紙やフィルムなどの感
光材上に走査して画像記録を行なう際に、ポリゴンミラ
ーの回転誤差により生ずる走査線のドツトずれを軽減す
るためのポリゴンミラーのジッタ補正方法および装置に
関する。
(従来の技術とその問題点) 記録用光線としてレーザビームを用いた平面走査方式の
画像記録装置において、レーザビームの走査偏向器とし
て従来、ポリゴンミラーが広く用いられている。この場
合、ポリゴンミラーには回転誤差が避けられないので、
ポリゴンミラーの各反射ミラー面による走査長にばらつ
きが生じ、第7図に示すにうに走査線にドツトずれが発
生する。
図においては各走査線のスタート位置はほぼ一致してい
るが、2番目の走査線のエンド位置で、正しい走査長1
−に対し1/2ドツト相当距離のドツトずれが発生して
いる。このようなドツトずれは記録画像の画質を態化さ
せ、特に網目眼視製用の製版用スキャナでは規制正しい
網目(網点パターン)を記録するため、1/2ドツト程
度のずれでも画質を著しく劣化させる。このため従来、
ポリゴンミラーの回転誤差による走査線のドツトずれを
、次の様な方法により補正していた。
その第1はグレーティング(リニアエンコーダ)を用い
る方法である。この方法はグレーティング用のレーザビ
ームを記録用のレーザビームと同じ光学系に組込み、こ
れらのレーザビームを1つのボリンボンミラーににり同
時に偏向して記録用レーザビームにより露光記録走査を
行なうとともに、グレーティング用レーザビームにより
グレーティングを走査して記録用レーザビームの位置を
表わすパルス信号を得、P L 1回路などの同期制御
回路を用いて上記パルス信号に同期したドツト記録クロ
ッ信号を作り出すことにより各走査線のドツトずれを無
くするものである。この方法によればドツトずれは無く
なるが、グレーティング用のレーザビームを光学系に組
込むため光学系が複雑になり、したがって調整も煩雑で
あり、またPLL回路が高解像度の高周波になると高価
になるという欠点がある。
5            M。
第2は水晶発振器とスタートセンサを組合わせる方法で
ある。この方法は高精度のポリゴンミラーを偏向器とし
て採用し、水晶発振器により基本クロック信号を発生す
るとともに、これを適当時間ずつ遅延させた複数のクロ
ック信号を作り出し、スタートセンサを記録用レーザビ
ームが横切った時点に同期するクロック信号を選んで、
これを当該走査線におけるドツト記録クロック信号とし
、各走査線のスタート位置をそろえるものである。
この方法にJ:る主走査同期系は構成が簡単であり、し
たがって調整も比較的容易であり、かつ安価である。し
かしこの方法では、水晶発振器やスタートセンサの精度
に比べてポリゴンミラーの精度が劣り、このためスター
ト直後は各走査線ともドラ1へずれなくほぼタイミング
は一致するものの、エンド位置付近ではポリゴンミラー
の若干の回転誤差のためどうしてもドツトずれが発生し
て、各走査線の終端がふぞろいになるという欠点がでや
すい。これを防止するためにより高精度のポリゴンミラ
ーを求めようとしても、コストおよび技術的限界の両面
から制約される。
第3はドツト記録クロック信号の周波数を回転誤差に応
じて変調する方法である。この方法はアナログ的にはポ
リゴンミラーの回転速度に応じた電圧を得、これを電圧
−周波数(V−F)変換することによりドツト記録クロ
ック信号を発生するものであり、またディジタル的には
基本クロック信号を発生しておき、この基本クロック信
号をポリゴンミラーの回転速度に応じた分周比で分周す
ることによりドツト記録クロック信号を発生するもので
ある。しかし前者の方法では高精度の電圧値が要求され
、また後者の方法では欲しい周波数が細かい変化のとき
分周比の選択が困難であり、いずれにしても周波数の調
整は難しいという問題がある。
(発明の目的) そこでこの発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消
し、グレーティングや同期制御回路を設けることなく、
また極度に高精度のポリゴンミラーを用いることなく、
簡単な構成にして容易にポリゴンミラーの回転誤差によ
り生ずる走査線のドツトずれを軽減することのできるポ
リゴンミラーのジッタ補正方法および装置を提供するこ
とである。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、この発明によれば、ドツト記
録クロック信号に同期して変調された記録用光線をポリ
ゴンミラーにより感光材上に走査して画像記録を行なう
際に、ポリゴンミラー各面の回転誤差時間を求め、各面
ごとにこの誤差時間の半分程度の時間だけ、誤差によっ
て生ずるドツトずれを軽減する方向に位相をずらしたド
ツト記録クロック信号により画像記録を行なうようにし
ている。
すなわち、この発明では、ポリゴンミラーの回転誤差に
より生ずる走査線のドツトずれ量を最大のところでも半
分程度に押え、かつ、当該走査線の全体(特に両端近辺
)にばらつかせて、全体としてドツトずれの低減を図る
ものである。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す構成図である。図に
おいてフィルム送りローラ1は副走査モータ2により回
転駆動され、これに応じ記録用感光材としてのフィルム
3は図示矢印の副走査方向に送られる。画像処理回路4
は入力装置等から得られる画像信号を処理して、内部的
に発生されたドツト記録クロック信号に同期して各ドツ
トの濃淡(白黒を含む)を表わすドツト信号を半導体レ
ーザ5に出力し、半導体レーザ5は受けたドツト信号に
応じたレーザビームを出力する。半導体レーザ5から拡
がりを持って出力されたレーザビームはコリメートレン
ズ6により平行ビームとなり、シリンドリカルレンズ7
により補正されて6面体ポリゴンミラー8の反射ミラー
面に照射される。
ポリゴンミラー8はレーザビームを反射して偏向させる
6面体の回転ミラーを有し、1つの反射ミラー面でドツ
ト列の1ラインを走査する。ポリゴンミラー8により反
射され偏向されたレーザビームは、fθレンズ9および
シリンドリカルレンズ10を介して、フィルム3上に主
走査される。
fθレンズ9はポリゴンミラー8からフィルム3までの
距離が一定でないことから設けられたもので、走査線上
のどの位置にレーザビームが来たときにも集光点が同一
サイズで結ばれ、一定の速度で走査できるようにするた
めのものである。またシリンドリカルレンズ10はシリ
ンドリカフレレンズ7と同様、レーザビームに副走査方
向の面倒れ補正を施すものであり、これらは主としてポ
リゴンミラー8の加工上の誤差を補償するためのもので
ある。
主走査開始位置直前には、1走査線の走査に先立ってレ
ーザビームの通過を検知するために、反射ミラー11お
よび、ホトダイオード等の光検出器から成るスタートセ
ンサ12が設【プられている。
また主走査終了位置直後には、1走査線の走査終了後の
レーザビームの通過を検知するために、反射ミラー13
および、上記スタートセンサ12と同様のエンドセンサ
14が設りられている。これらのセンサ12,14の検
知信号は画像処理回路4に与えられる。
、、          −10− 次に第2図を用いて、この発明の基本的な考え方につい
て説明する。例えば従来例の第2の方法で述べたように
、スタートセンサ12により各走査線のスタート位置を
合わせたとしても、ポリゴンミラー8の回転誤差により
、各走査線の終端では第2図(a)に示すようにドツト
ずれが生じる。
第2図においてS、Eはそれぞれ、走査線の正しいスタ
ートおよびエンド位W(ドツト中心位置)を表わす。こ
の走査線終端でのドツトずれ量ΔYは次式で表わされる
ΔY=LXJ            ・・・(1)こ
こで1は走査長、Jは回転誤差(速度変動率)である。
例えばL=100++mでJ=0.01%であれば、走
査線終端でのドツトずれ量はΔY=100XO,0OO
1=0.01#・・・(2) となり、仮に記録の分解能を1270ライン/1nch
 (1ドツトの径d−20μ瓦)であるとすれば、この
ドツトずれ量と1ドツトとの比は ΔY/d=0.0110.02=1/2・・・(3)と
なる。第2図(a)は1/2ドツトのドツトずれの場合
を示したものである。1/2ドツトのずれがあれば記録
画像のエツジは直線にならずギザギザとなり、線画や網
目版にはほぼ使用できない。
そこでこの発明では、走査線終端において生ずるドツト
ずれのほぼ半分を走査の開始点で補償するようにずらず
ことにより、第3図(b)に示すように全体としてドツ
トずれ量の軽減を図っている。
例えば第2図(a)の第2番目のラインでは走査線終端
が1/4ドツト左方向へずれているので、第2図(b)
に示すようにその半分の1/8ドツトだけ走査開始から
右方向へずらす。また第2図(a)の第3番目のライン
では走査線終端が1/4ドツト右方向へずれているので
、第2図(b)に示すようにその半分の1/8ドツトだ
け走査開始から左方向へずらす。このようにすることに
より、走査開始位置がずれてしまうが、全体としてのド
ツトずれ量は半分の1/4ドツトに軽減されていること
がわかる。すなわちこの方法は、走査線終端のドツトず
れ量を最大のところでも従来法の場合の半分程度に抑え
ると共に、それを画面全体(特に両端近辺)にばらつか
せることにより全体としてドツトずれ量の軽減を図るも
のであり、ドツトの分解能が大きくポリゴンミラーの回
転誤差精度が高精度になるほど効果は大きくなり、画質
が向上したように見える。
上述の考え方を実現するため、この発明では、ポリゴン
ミラー各面の回転誤差時間を求め、各面ごとにこの誤差
時間の半分程度の時間だけ、誤差によって生ずるドツト
ずれを軽減する方向に位相をずらしたドツト記録クロッ
ク信号により画像記録を行なう。第1図の実施例では、
スタートセンサ12およびエンドセンサ14の検知信号
を受けて画像処理回路4においてポリゴンミラー8の各
面の回転誤差時間を求め、さらに画像処理回路4では、
ポリゴンミラー8の各面ごとに、求めた各面の回転誤差
に応じたドツト記録クロック信号に同期して、各ドツト
の濃淡を表わすドツト信号を半導体レーザ5に出力する
第3図は画像処理回路4のうち、ポリゴンミラ−8の各
面の回転誤差に応じたドツト記録クロック信号を発生す
るための回路部分を示すブロック図である。水晶発振器
15により基本クロック信号を発生し、遅延回路16を
通すことにより、基本クロック信号の周期tをN等分し
てt/Nずつ遅延させたN個のクロック信号を作り出す
。このN個のクロック信号に対し、基本クロック信号か
ら順に1からNまでナンバリングを行なう。第4図はN
=10のときの例を示寸図である。このN個のクロック
信号を利用し測定することのできる時間分解能はt/N
であり、1ドツトの径をdとすると長さ分解能はd/N
となる。
この実施例では以下に詳述するように、上記N個のクロ
ック信号を用いてポリゴンミラー8の各反射ミラー面の
回転誤差時間を求めるとともに、スタートセンサ12の
検知出力に同期したクロック信号に対し、上記求めた回
転誤差時間の1/2だけ当該誤差によって生じるドツト
ずれを軽減する方向に位相のずれたクロック信号をN個
のうちから選択して、これをドツト記録クロック信号と
して採用する。
すなわちまず、J−にフリップフロップ17゜遅延回路
18.Dフリップフロップ19.デコーダ20およびセ
レクタ21から成る回路部分で、スタートセンサ12の
検知出力に同期したクロック信号をφ1〜φ、のうちか
ら1つ選択する。この動作は以下のとおりである。
J−にフリップ70ツブ17は例えば前回走査から今回
走査に移る間のブランキング期間中にリセットされてお
り、スタートセンサ12の検知出力がJ入力に与えられ
ることによりセット待機状態となる。この後、最初に入
力されたクロック信号φ1〜φ8のいずれかに対応する
Q出力がII I ITとなり、このときのQ出力の状
態を、スタートセンサ12の検知出力を遅延回路18に
より遅延した信号でDフリップ70ツブ19をクロック
することにより、Dフリップフロップ19にラッチする
。デコーダ20はDフリップ70ツブ19のQ出力の状
態をデコードして、スタートセンサ12の検知出力に同
期したクロック信号のナンバーを表わす信号CK8 (
CK、−1〜N)を出力する。
そしてセレクタ21により、N個のクロック信号φ1〜
φ8のうちからCK、に対応するクロック信号φ(CK
8)を選択する。第5図では、スタートセンサー2の検
知出力に応答してナンバー3(CKS=3)のクロック
信号が選択された例を示している。
一方、J−にフリップフロップ22.N迂回路23、D
フリップフロップ24およびデコーダ25から成る回路
部分では、エンドセンサー4の検知出力に同期したクロ
ック信号のナンバーを表わす信号CK (CKE−1〜
N)を得る。この動作は上述のCK8を得る場合と同様
であるので説明は省略する。第5図では、エンドセンサ
ー4の検知出力に応答してナンバー9 (CK8=9)
のクロック信号が選択された例を示している。
セレクタ21により選択されたクロック信号φ(CK8
)はカウンタ26により、エンドセンサー4の検知出力
が出るまでカウントされる。そのカウント数をC0LI
NT (CK、)とすると、これと上記CK8.CKE
とにより、スタートセンサ12.エンドセンサー4間の
走査時間Tが次式により求められる。
CK8≦CK、のとき T=COUNT (CK8’)XI十 (CK、−CK8)Xt/N・・・(4)CKs>CK
[のとき T−(COUNT (CK8) +1)XI。
(GK  −CKE )xt/N =C0UNT (CK8)xt十 (N十〇に、−CK8)xt/N・・・(5)上式にお
いて、N個のクロック信号による時間分解能のt/Nを
1に規格化すると、すなわちクロック信号のナンバリン
グの分解能で走査時間をカウントすると、走査時間のカ
ウント値CTは次のように表わせる。
CK8≦CKEのとぎ CT=TXN/を −COUNT (CK3 )xN+ GK、−CK8・・・(6) CK8〉CKEのとき CT=TXN/を −COUNT (CK8)XN+N+ GK、−CK8・・・(7) 第5図の例ではC0UNT (CK8)=5.0K  
−CK8=6、N=10であり、上記(6)式[ %式% 第3図の実施例において、上記(6L(7)式を演算す
るための回路部分は、掛算器27.減算器28、加算器
29.セレクタ30および加算器31により構成されて
いる。掛算器27はカウンタ26の出力であるC0LI
NT (CK8)にNを掛算し、(6) 、 (7)式
の1項目を演算する。減算器28はデコーダ25の出力
すなわちCKEを被減算入力、デコーダ20の出力すな
わちCK8を減算入力に受けてCK  −CK8を演算
し、その演算結果を加算器29およびセレクタ30に出
力するとともに、演算結果の正負を表わす符号をセレク
タ30に出力する。加算器29はNを加算する演算を行
ない、N十〇K  −CK8をセレクタ30に出力する
。セレクタ30は減算器28の演算結果が正または零す
なわちCKS≦CK、のとき、減算器28の演算結果で
あるCK、−CK8を選択して出力し、CK8>GK、
のときは加算器29の演算結果であるN + CK E
  CK 3を選択して出力する。そして加算器31で
、掛算器27の出力およびセレクタ30の出力を加算す
ることにより、上記(6) 、 (7)式による走査時
間カウント値CTが得られる。
この走査時間カウント値CTと標準的なカウント値CT
Nとを比較することにより、ポリゴンミラー各面の回転
誤差時間を知ることができる。この実施例では標準カウ
ント値CTNとして、ポリゴンミラー8の1回転により
得られる6つの走査時間カウント値CTの平均値”AV
Eを用いる。
すなわち得られる走査時間カウント値CTを順にCT1
.CT2・・・CT6としたとき、CTAV、=(CT
1+・・・+CT6)/6・・・(8)である。一般的
にポリゴンミラー8の任意回転数分に相当するM個(M
はポリゴンミラー8の面数とすることができる。そして
上記平均値CTAv。
と各CT、どの差がポリゴンミラー8の当該面におりる
回転誤差時間を表わし、この回転誤差時間のカウント値
をCRjとすると、 CR、−CT 、 −CTAv、       ・(1
0)J        J である。
第3図の実施例において、上記(8) 、 (10)式
を演算するための回路部分は、シフトレジスタ32゜総
和回路33.除算器34および減算器35により構成さ
れている。シフトレジスタ32は加算器31の演算結果
であるCT・を受け、これをシフトさせながら6個記憶
するとともに、シフトにより押出されるCT・は減算器
35の被減算入力に与えられる。総和回路33はシフト
レジスタ32に記憶されている連続した6個のCT・の
総和をとり、これを除算器34で1/6に除することに
より(8)式のCTAV、が得られる。このC” AV
Eは減算器35の減算入力に与えられ、減算器35では
(10)式のCTj−CTAv[が演算される。これに
よりポリゴンミラー8の回転誤差時間のカウント値CR
jが得られる。
このカウント値CRjはポリゴンミラー8の1回転前の
対応面に相当するものであるが、一般的にポリゴンミラ
ーの回転において1面ごとの回転誤差についてはかなり
正確な再環性があり規則正しいことが知られており、1
回転前の回転誤差時間のデータを用いても何ら問題なく
、現実的な制御である。
CRj〉0のときは、スタートセンサー2.エンドセン
サー4間の走査時間が標準よりも長くかかっている(す
なわちポリゴンミラー8の回転が遅い方へずれている)
ことを意味しており、このとぎ1走査線記録の走査長は
第2図(a)の第2ライン目の如く標準よりも短くなる
。一方、CR0〈0のときは、上記とは逆で、1走査線
記録の走査長は第2図(a)の第3ライン目の如く標準
よりも長くなる。したがってポリゴンミラー8の回転誤
差によって生ずるドツトずれを軽減する方向は、−21
−o。
CRj>Oのときは第3図において右方向(すなわちド
ツト記録クロック信号では正方向の位相ずれ)で゛あり
、CRj〈0のときはこの逆となる。
いま、ポリゴンミラー8の回転誤差時間の1/2の時間
だけ、誤差によって生ずるドツトずれを軽減する方向に
位相のずれたクロック信号を見つけるための位相修正量
のカウント値をCK、とすると、 CK■=1/2・CRj        ・・・(11
)と表わせる。したがってドツト記録クロック信号とし
て選択すべきクロック信号(φ1〜φ8のうちの1つ)
の識別ナンバーCKvは、次式により求められる。
CKy −(N+CK3 +CKH) mod N−(
12)ここでNを加えているのはCK8+CK□の値が
負になったときの操作のためであり、Nで割った余りを
求めているのはドツトずれ量が1ドツト以内の場合を想
定しているからである。
第3図の実施例において、上記(11)、 (12)式
を演算するための回路部分は、除算器36.総和回= 
22− 路37およびROM38により構成されている。
除算器36は減算器35の出力であるCR,を1/2に
除算して(11)式のCKHを演算し、これを総和回路
37に出力する。総和回路37はこのCK11、デコー
ダ20の出力であるCK8および定数Nを受け、これら
を総和してN+CK8−+−cK1を演算する。一方、
ROM38では、(12)式の(N+CKs+CK、)
modNの演算結果がルックアップテーブルに書込んで
あり、ROM38は総和回路37の出力を受けて、対応
のCKvを読出す。
このようにして得られたCKvはセレクタ39に与えら
れ、セレクタ39はN個のクロック信号φ1〜φ、のう
ちCK、に該当するクロック信号φ(CKv)をドツト
記録クロック信号として出力する。そして第1図の画像
処理回路では、このようにして内部的に得られたドツト
記録クロック信号φ(CK、)に同期して、各ドツトの
濃淡を表わすドツト信号を半導体レーザ5に出力する。
このようにして第6図の点線に示す如く、ドツトずれの
生じる走査線ではずれ爪の半分だけ走査線全体がシフト
されて、全体としてドツトずれ量の軽減が図られる。第
6図では無補正の場合、1/2・dのドツトずれが生じ
ているものが、この発明による補正を行なうことにより
、全体としてのドツトずれ量は1/4・dに軽減されて
いる。そして、画面中央部でドツトずれがほぼゼロにな
る。
また、0N−OFF変調、連続調変調のいづれの場合に
も適用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、グレーティン
グや同期制御回路を設けることなく、また極度に高精度
のポリゴンミラーを用いることなく、簡単な構成にして
容易にポリゴンミラーの回転誤差により生ずる走査線の
ドツトずれを軽減することができ、かつ、画面中央部で
ドツトずれがほぼゼロになるのはより好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はこ
の発明ににる補正の基本的考え方を示す説明図、第3図
はポリゴンミラーの回転誤差に応じたドツト記録クロッ
ク信号を発生する回路部分を示す回路図、第4図は1ド
ツトと遅延クロック信号との関係を示す図、第5図はス
タートセンサ。 エンドセンサ間の走査時間の求め方を示す説明図、第6
図はこの発明による補正結果を示す図、第7図は従来方
法によるドツトずれの結果を示す図である。 3・・・フィルム、    8・・・ポリゴンミラー、
12・・・スタートセンサ、14・・・エンドセンサ、
15・・・水晶発振器、  16・・・遅延回路、39
・・・セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドット記録クロック信号に周期して変調された記
    録用光線をポリゴンミラーにより感光材上に走査して画
    像記録を行なう際に、1走査線の走査に先立って記録用
    光線の通過を検知するスタートセンサと、1走査線の走
    査終了後の記録用光線の通過を検知するエンドセンサと
    を設け、ポリゴンミラーの各面ごとにこれら2つのセン
    サを光線がよぎる検知時間間隔と、ポリゴンミラー各面
    の検知時間間隔を平均して求めた基準時間間隔との差に
    よりポリゴンミラー各面の回転誤差時間を求め、各面ご
    とにこの誤差時間の半分程度の時間だけ、誤差によって
    生ずるドットずれを軽減する方向に位相をずらしたドッ
    ト記録クロック信号を発生し、これにより画像記録を行
    なうことを特徴とするポリゴンミラーのジッタ補正方法
  2. (2)基準ドット記録クロック信号の周期tをN等分し
    てt/Nずつ遅延させたN個のドット記録クロック信号
    を予め準備し、これらのドット記録クロック信号を用い
    てt/Nの時間分解能でスタートセンサとエンドセンサ
    の検知時間間隔をカウントすることによりポリゴンミラ
    ー各面の回転誤差時間を求め、各面ごとにこの誤差時間
    の半分程度の時間だけ誤差によって生ずるドットずれを
    軽減する方向に位相のずれたドット記録クロック信号を
    前記N個のドット記録クロック信号から選択して画像記
    録を行なう、特許請求の範囲第1項記載のポリゴンミラ
    ーのジッタ補正方法。
  3. (3)求めたポリゴンミラー各面の回転誤差時間をメモ
    リに記憶し、1回転後の同一面による走査時に当該記憶
    した回転誤差時間に基づいてドット記録クロック信号を
    得る、特許請求の範囲第1項、または第2項記載のポリ
    ゴンミラーのジッタ補正方法。
  4. (4)ドット記録クロック信号に同期して変調された記
    録用光線をポリゴンミラーにより感光材上に走査して画
    像記録を行なう装置において、1走査線の走査に先立っ
    て記録用光線の通過を検知するスタートセンサと、1走
    査線の走査終了後の記録用光線の通過を検知するエンド
    センサと、ポリゴンミラー各面ごとのこれら2つのセン
    サの検知時間間隔とポリゴンミラー各面の検知時間間隔
    を平均して求めた基準時間間隔との差によりポリゴンミ
    ラー各面の回転誤差時間を求める手段と、各面ごとにこ
    の誤差時間の半分程度の時間だけ、誤差によって生ずる
    ドットずれを軽減する方向に位相をずらしたドット記録
    クロック信号を発生する手段とを備え、前記発生された
    ドット記録クロック信号により画像記録を行なうことを
    特徴とするポリゴンミラーのジッタ補正装置。
JP61257727A 1986-10-29 1986-10-29 ポリゴンミラーのジッタ補正装置 Expired - Lifetime JPH0668576B2 (ja)

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