JPS63109760A - 緑色飲料の製造法 - Google Patents

緑色飲料の製造法

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JPS63109760A
JPS63109760A JP61255592A JP25559286A JPS63109760A JP S63109760 A JPS63109760 A JP S63109760A JP 61255592 A JP61255592 A JP 61255592A JP 25559286 A JP25559286 A JP 25559286A JP S63109760 A JPS63109760 A JP S63109760A
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Japan
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green
vegetable
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water
spinach
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JP61255592A
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Toshiro Nakabayashi
中林 敏郎
Kazuo Ina
伊奈 和夫
Denbe Kawamura
河村 伝兵衛
Kazuo Oishi
大石 一男
Masao Ishikawa
石川 雅夫
Kazuo Sakai
和男 坂井
Shigenobu Kachi
加地 茂伸
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SHIZUOKA PREF GOV
TOMO GREEN CHEM KK
Hohnen Oil Co Ltd
Shizuoka Prefecture
Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Co Ltd
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SHIZUOKA PREF GOV
TOMO GREEN CHEM KK
Hohnen Oil Co Ltd
Shizuoka Prefecture
Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、緑色植物から緑色が濃く、かつ、安定性に浸
れた緑色飲料km造する方法に関する。
(従来の技術) 従来、緑色植物から緑色飲料’kff造するには。
はうれん草、パセリ、セロリ、茶葉などの緑色植物をブ
ランチングしたシ、乾燥物としt後1機椋的あるいは酵
素的に植物組織を破壊し、残渣を除いて抽出液ま几は搾
汁液を得て、これを加熱殺菌して充填し7+ニジ、粉末
乾燥品とする方法が採用されている。
緑色植物の抽出液や搾汁液は、クロロフィルが脂溶性の
ため、液中に分散しt形となっておシ。
その多くは不溶性の微細な細胞や繊維質に付着している
ので、見かけ上縁色となっているのである。
この几め、抽出液や搾汁液の不溶物をケイソウ土濾過処
理で除いtシ、あるいは抽出液や搾汁液をしばらく静置
しておくと、F液や上清液は非常に薄い緑黄色となる。
1ζクロロフイルは熱、酸、光忙対して非常に不安定で
、クロロフィルがフエオフイチに分解されて、緑色から
褐色へと退色する。このtめ。
緑色飲料の製造時には、退色防止処理が行なわれている
。例えば、クロロフィル中のマグネシウムを鉄や銅など
の重金属で置換し、安定な誘導体とする方法がある。し
かし、この方法は1食品衛生上問題があシ、我が国では
禁止されている。また。
ブランチング時KpH7〜8のアルカ+J K調整した
シ、高温短時間処理などの方法や、抽出液あるいは搾汁
液をpH7〜8のアルカIJ K調整する方法があるが
、いずれも緑色の保持が充分なされていない。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の方法で製造され九緑色飲料は、緑色植物中に含ま
れている色素成分のクロロフィルが脂溶性であることや
、安定性がないことから、緑色が薄く、シかも安定性の
ない飲料となっている。そして、a色飲料の製造時に退
色防止処理する従来法Kかいて屯、前記のように、緑色
の保持が充分なされていなhのが現状である。
(問題点を解決する几めの手段) 本発明者らは、前記の問題点を解決するtめ鋭意研究を
重ね九結果、緑色植物から抽出液や搾汁液を得るに当シ
、乳化剤を添加して抽出あるいは搾汁を行なうと、緑色
が濃く、かつ、安定性に優れ九緑色飲料が得られること
を見い出し1本発明を完成するに至つ九、すなわち1本
発明は、緑色植物から抽出液ま几は搾汁液を得るに当シ
、乳化剤を添加して抽出ま几は搾汁を行なうことを特徴
とする緑色飲料の製造法である。
本発明に使用する緑色植物は、はうれん草、パセリ、セ
ロリ、レタス、キャベツ、中国菜、大根葉、コンフリー
、茶菓、笹など緑色をした野菜類や植物葉である。これ
らは、生野菜、生葉や、その乾燥物のどちらでも使用で
きる。
本発明においては、先ず、緑色植物を十分く洗浄1選別
しt後1重炭酸ソーダなどで微アルカリKL19GG以
上の熱湯中に数分間浸漬してブランチングを行ない、急
冷する0次に、この緑色植物に、1〜20倍量の水また
は含水エタノールを加え、乳化剤を添加する。乳化剤と
しては、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、シミ糖脂肪酸エステル、ソルビタ
ンエステル、し゛シチンなどが用−られる、ま7t。
使用濃度は0.1〜1091+が好ましい。
緑色植物組織の破砕は1例えば、ミキサー、ジューサー
、ホモジナイザーなどを用い次機械的手段や、セルラー
ゼ、ヘミセルラーゼ、ぺ/ff−ゼなどを用いた酵素的
手段によル行なう、乳化剤と共に植物組織を破砕して得
た液は、濾過網やP遇布などを用いて搾汁する。また、
不溶性の繊維質などを完全に除去する場合には、ケイソ
ウ土を用いて濾過することができ、緑色の濃さにも影響
1゜しない透明な溶液が得られる。  − 本発明によシ得られる緑色植物の抽出液や搾汁液は、非
常Ka〈鮮やかな緑色を呈し、しかも。
緑色保持効果の高い飲料である。
これは、乳化剤がクロロフィルのフィトール基と結合し
、ポーフィリン核を保護すると共に、可溶性ミセルを形
成してhるものと推定される。
この液から緑色飲料の製造は1例えば、液をpH7付近
に調整1..130〜140cで20〜40秒間の高温
短時間殺菌後、急冷して紙容器等に充填密封し九シ、あ
るいはスプレードライヤー。
凍結乾燥機を用いて粉末化することによプ行なうことが
できる。
本発明の緑色飲料は1紙容器等に充填密封した液体製品
の場合には5C以下の保存が好ましく。
粉末製品の場合は冷暗所での保存が好ましい。
次に1本発明の緑色の溶出効果と緑色の保持効果を実験
例によって示す。
実験例 はうれん草の凍結乾燥粉末50ダに、各種乳化剤1%を
含むマツクルパイン緩衝液5mを加え。
pf16.5,6rJCで1時間反応させ、F液のクロ
ロフィル済出本および7エオフイチン変化駆を測定した
。クロロフィルの溶出率は、670n晶の吸光度から求
め比、また、フェオフィチンの変化本は、 Dietr
ichの方法(Dietrich W、C,et al
、。
Food Technol、、 11 、109−11
3(1957)。
12.428(1958))にしたがって1次のように
して行なつ文。
新鮮なほうれん草を90チアセトンと共に磨砕し、浸出
液t濾過して透明な緑色抽出液の可視部吸収スペクトル
を測定する。この抽出液5 mK IN塩酸2滴を加え
、5分後の吸収スペクトルも同様に測定する。これら吸
収スペクトルは第1図に示した。なシ、第1図において
、Aはほうれん草生葉アセトン抽出液の吸収スペクトル
、Bは1N塩酸を添加した場合の吸収スペクトルを示す
7工オフイチン変化本は次のようにして計算し次。
吸光度比は第1図よシ0Dssa/ OD□6以上から
7エオフイチンの変化率は1次式を用いて計算し九。
1.40 第1表にその結果を示す、緑色の保持効果は。
乳化剤無添加の対照の7エオフイチン変化藁を100チ
として、各徨乳化剤を添加した場合の相対変化率で示し
友。また、使用し次はうれん草の凍結乾燥粉末の7エオ
フイチン変比率は7.9%であつ九。
第1表から、乳化剤を用いることによシ、クロロフィル
の溶出率の上昇と7エオフイチンの変化率が小さくなっ
ていることが判る。
第  1  表 (実施例) 次!IC,実施例を挙げて1本発F!Aをさらに具体的
に説明する。
実施例1 はうれん草700 t、セロリ150F、レタス100
F、パセリ50ff十分に水洗し1重炭酸ソーダでpH
7〜8に調整し几沸騰水中に約1分間浸漬してブランチ
ングを行なつ友後、水中で急冷し、水切J)t−し几0
次に、この野菜類に2,500−の水を加え、乳化剤(
g−工業製薬MF−160)5f’lH添加し、ミキサ
ーで5分間破砕した。破砕処理をし九溶液は、42メツ
シユの金網で圧搾戸遇し、130Cで20秒間殺菌後、
急冷して、予め殺菌してシい7t200m容の褐色ビン
に充填密封し、4Cで保存した。
第2表は1本発明の緑色飲料の色調の経時変化金色差計
(日本電色工業jBND−101DP型)で測定し九結
果を示したもので、56日後の官能検査において、農造
直後のものとほとんど差は認められなかった。
第2表 実施例2 はうれん草1000P’に実施例1と同様にブランチン
グ全行なつ几後、水中で急冷し、水切#)をし友。次に
、このほうれん草を1crn程度に切断し。
を302添加し友、さらに、酵素(盛進袈薬裂ペクトリ
アーゼ) 25 ff添加し、40Cで5時間反応させ
、植物組織を司法上させ九、得られる溶液は90Cで5
分間加熱後、急冷して、42メツシユの金網で濾過し几
、得られた緑色溶液に可溶性デンプン(豊年製油WFZ
−100)i350 F添加溶解し、スプレードライヤ
ーに供し、緑色飲料の粉末製品356?を得几。この粉
末製品3.5tを10ローの冷水に溶解したところ、鮮
やかな緑色を呈した。
実施例3 煎茶10fを乳化剤(菱糖裂S−1670)3 fを含
むaolエタノール200dと共に磨砕し。
FJtl用いて濾過し九、P液は減圧am<よってエタ
ノールを留去し、緑色飲料20ゴを得比。得られ九緑色
飲料t−100wtの冷水に数滴加えると。
透明で鮮やかな緑色を呈し友。
(発明の効果) 本発明によシ、緑色植物中のクロロフィルは水忙可溶と
なり、tx安定化するので、緑色が濃く。
かつ、安定性に優れた緑色飲料が製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はほうれん草生葉抽出液の吸収スペクトルを示す
。 第1萌 阪 我 ((り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 緑色植物から抽出液または搾汁液を得るに当り、乳化剤
    を添加して抽出または搾汁を行なうことを特徴とする緑
    色飲料の製造法。
JP61255592A 1986-10-29 1986-10-29 緑色飲料の製造法 Granted JPS63109760A (ja)

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JP61255592A JPS63109760A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 緑色飲料の製造法

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JPS63109760A true JPS63109760A (ja) 1988-05-14
JPH0587226B2 JPH0587226B2 (ja) 1993-12-15

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010106387A (ko) * 2001-11-07 2001-11-29 임승수 녹즙 제조방법 및 그 녹즙
WO2008041517A1 (fr) * 2006-10-03 2008-04-10 Kirin Beverage Company, Limited Boisson aux lÉgumes verts conditionnÉe en conteneurs
JP2014054202A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ito En Ltd 緑色系飲料及びその製造方法
JP2018038373A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社 伊藤園 緑系植物低含有飲料およびその製造方法
JP2019115367A (ja) * 2019-04-25 2019-07-18 株式会社 伊藤園 緑系植物低含有飲料およびその製造方法

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