JPS6310754A - シアン化アシルの製造方法 - Google Patents
シアン化アシルの製造方法Info
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- JPS6310754A JPS6310754A JP15672986A JP15672986A JPS6310754A JP S6310754 A JPS6310754 A JP S6310754A JP 15672986 A JP15672986 A JP 15672986A JP 15672986 A JP15672986 A JP 15672986A JP S6310754 A JPS6310754 A JP S6310754A
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Landscapes
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産ahaυ倶1注野
本発明は、シアン化アシルの製造方法に関する。
更に詳しくは本発明は、一般式
%式%(1)
c式中Rは、フェニル環上に低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基からなる群から選
ばれた置換基を1〜3個有することのあるフェニル基又
はフリル基を示す。〕で表わされるシアン化アシルの製
造方法に関する。
コキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基からなる群から選
ばれた置換基を1〜3個有することのあるフェニル基又
はフリル基を示す。〕で表わされるシアン化アシルの製
造方法に関する。
米の支術及びその問題点
シアン化アシルは、アシル化剤として、また種々の化合
物を合成するための中間体として重要な化合物である。
物を合成するための中間体として重要な化合物である。
上記一般式(1)で表わされるシアン化アシルは、一般
式 %式%(2 〔式中Rは、前記に同じ。Xはハロゲン原子を示す。〕
で表わされるハロゲン化アシルに重金属シアン塩(例え
ばシアン化銅、シアン化銀、シアン化水銀、シアン化ト
リブチル錫、シアン化タリウム(I>等)を作用させる
ことにより製造されることが報告されている。しかしな
がら、この方法は、重金属シアン塩を使用することから
後述理の点で問題があり、また該重金属シアン塩は高価
であり、それ故該方法はシアン化アシルの工業的製造法
としては不適当な方法でおる。
式 %式%(2 〔式中Rは、前記に同じ。Xはハロゲン原子を示す。〕
で表わされるハロゲン化アシルに重金属シアン塩(例え
ばシアン化銅、シアン化銀、シアン化水銀、シアン化ト
リブチル錫、シアン化タリウム(I>等)を作用させる
ことにより製造されることが報告されている。しかしな
がら、この方法は、重金属シアン塩を使用することから
後述理の点で問題があり、また該重金属シアン塩は高価
であり、それ故該方法はシアン化アシルの工業的製造法
としては不適当な方法でおる。
上記欠点を改良するために、重金属シアン塩の代りにア
ルカリ金属のシアン化物を使用することも考えられる。
ルカリ金属のシアン化物を使用することも考えられる。
しかしながら、ハロゲン化アシルとアルカリ金属のシア
ン化物とは通常の反応条件下では反応が進行せず、その
結果この方法では目的とする一般式(1)のシアン化ア
シルは全く製造され得ない。ハロゲン化アシルとアルカ
リ金属のシアン化物との反応系内にテトラブチルアンモ
ニウムブロマイド等の相間移動触媒を存在させてシアン
化アシルを製造する方法も試みられているが、相間移動
触媒を反応系内に存在させた場合には、好ましくない副
反応が生じ、目的とするシアン化アシルの他、この生成
したシアン化アシルにアルカリ金属のシアン化物が更に
反応したシアン化アシルの二量体が多量に生成し、その
結果目的とするシアン化アシルの生成率は60%以下に
止まっているのが現状である。
ン化物とは通常の反応条件下では反応が進行せず、その
結果この方法では目的とする一般式(1)のシアン化ア
シルは全く製造され得ない。ハロゲン化アシルとアルカ
リ金属のシアン化物との反応系内にテトラブチルアンモ
ニウムブロマイド等の相間移動触媒を存在させてシアン
化アシルを製造する方法も試みられているが、相間移動
触媒を反応系内に存在させた場合には、好ましくない副
反応が生じ、目的とするシアン化アシルの他、この生成
したシアン化アシルにアルカリ金属のシアン化物が更に
反応したシアン化アシルの二量体が多量に生成し、その
結果目的とするシアン化アシルの生成率は60%以下に
止まっているのが現状である。
4題点を解決するための手段
本発明の目、的は、一般式(1)のシアン化アシルを高
収率で、工業的に有利に製造し得る方法を提供すること
にある。
収率で、工業的に有利に製造し得る方法を提供すること
にある。
本発明の方法は、一般式
%式%(2
〔式中R及びXは、前記に同じ。〕で表わされるハロゲ
ン化アシルを、アルカリ金属のシアン化物を担持させた
マクロポーラスポリマーで処理して一般式 %式%(1) 〔式中Rは、前記に同じ。〕で表わされるシアン化アシ
ルを1qることを特徴とするシアン化アシルの製造方法
である。
ン化アシルを、アルカリ金属のシアン化物を担持させた
マクロポーラスポリマーで処理して一般式 %式%(1) 〔式中Rは、前記に同じ。〕で表わされるシアン化アシ
ルを1qることを特徴とするシアン化アシルの製造方法
である。
本発明では、アルカリ金属のシアン化物を担持させたマ
クロポーラスポリマーを使用することを必須とする。
クロポーラスポリマーを使用することを必須とする。
マクロポーラスポリマーとしては、従来公知のものを広
く使用でき、例えばアンバーライトXAD−2、アンバ
ーライトXAD−4(いずれもローム アンド ハース
社製〕、ダイヤイオンHPシリーズ〔三菱化成社製〕等
を埜げることができる。また、アルカリ金属のシアン化
物としては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリ
ウム等を挙げることができる。アルカリ金属のシアン化
物の担持量としては、特に制限がなく広い範囲内で適宜
選択が可能であるが、マクロポーラスポリマー100C
I当り通常0.1〜1.0モル程度、好ましくは0.2
〜0.5モル程度とするのがよい。アルカリ金属のシア
ン化物が担持されたマクロポーラスポリマーは、容易に
製造され得る。
く使用でき、例えばアンバーライトXAD−2、アンバ
ーライトXAD−4(いずれもローム アンド ハース
社製〕、ダイヤイオンHPシリーズ〔三菱化成社製〕等
を埜げることができる。また、アルカリ金属のシアン化
物としては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリ
ウム等を挙げることができる。アルカリ金属のシアン化
物の担持量としては、特に制限がなく広い範囲内で適宜
選択が可能であるが、マクロポーラスポリマー100C
I当り通常0.1〜1.0モル程度、好ましくは0.2
〜0.5モル程度とするのがよい。アルカリ金属のシア
ン化物が担持されたマクロポーラスポリマーは、容易に
製造され得る。
アルカリ金属のシアン化物が担持されたマクロポーラス
ポリマーの使用量としては、特に制限がなく広い範囲内
で適宜選択し得るが、通電原料である一般式(2)のハ
ロゲン化アシル1モル当り、アルカリ金属のシアン化物
が1〜10モル程度、好ましくは2〜8モル程度となる
ような割合で上記ポリマーを使用するのがよい。
ポリマーの使用量としては、特に制限がなく広い範囲内
で適宜選択し得るが、通電原料である一般式(2)のハ
ロゲン化アシル1モル当り、アルカリ金属のシアン化物
が1〜10モル程度、好ましくは2〜8モル程度となる
ような割合で上記ポリマーを使用するのがよい。
本発明の反応は、通常溶媒中で行なわれる。使用される
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ヘキサン等の脂肪族炭化水素類、
塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類等を例示できる。こ
れらの中でも上記芳香族炭化水素類が特に好適である。
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ヘキサン等の脂肪族炭化水素類、
塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類等を例示できる。こ
れらの中でも上記芳香族炭化水素類が特に好適である。
本発明の反応は、通常変温〜50℃程度で好適に進行し
、一般に1〜6時間程度で該反応は完結する。
、一般に1〜6時間程度で該反応は完結する。
上記反応終了後、固体分を清適し、ベンゼン、塩化メチ
レン等の溶媒で固体を洗浄後、該溶媒を留去し蒸留又は
再結晶することにより目的化合物を単離、精製すること
ができる。
レン等の溶媒で固体を洗浄後、該溶媒を留去し蒸留又は
再結晶することにより目的化合物を単離、精製すること
ができる。
発明の効果
本発明の方法では、好ましくない0j反応が殆んど起こ
らないので、シアン化アシルの二量体の生成率も数%に
止まり、目的とする一般式(1)のシアン化アシルの生
成率は約85%以上と高い。
らないので、シアン化アシルの二量体の生成率も数%に
止まり、目的とする一般式(1)のシアン化アシルの生
成率は約85%以上と高い。
またその精製も簡便に行ない得るので、シアン化アシル
(1)を収率よく製造し得る。しかも、本発明の方法で
は、高価な重金属シアン塩を使用する必要がなく、それ
故後処理の問題もなく、経済的でもおる。従って本発明
の方法は、シアン化アシル(1)の工業的製造方法とし
て極めて有効である。
(1)を収率よく製造し得る。しかも、本発明の方法で
は、高価な重金属シアン塩を使用する必要がなく、それ
故後処理の問題もなく、経済的でもおる。従って本発明
の方法は、シアン化アシル(1)の工業的製造方法とし
て極めて有効である。
実施例
以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
実施例1
シアン化カリウム30ミリモルを担持させたアンバーラ
イトXAD−47,50にベンゼン30m12を加え、
1〜2分撹拌後、塩化ベンゾイル7.5ミリモルのベン
ゼン10ITIQ溶液を一度に加え、30’Cで2時間
撹拌、反応させた。濾過後固体分はベンゼン70mQ及
び塩化メチレン30mQで溶出した。溶媒を留去後、ヘ
キサンから再結晶して、ベンゾイルシアニドを得た。ガ
スクロマトグラフィーで定量(内部標準法による)した
結果、ベンゾイルシアニドの生成率は90%であった。
イトXAD−47,50にベンゼン30m12を加え、
1〜2分撹拌後、塩化ベンゾイル7.5ミリモルのベン
ゼン10ITIQ溶液を一度に加え、30’Cで2時間
撹拌、反応させた。濾過後固体分はベンゼン70mQ及
び塩化メチレン30mQで溶出した。溶媒を留去後、ヘ
キサンから再結晶して、ベンゾイルシアニドを得た。ガ
スクロマトグラフィーで定量(内部標準法による)した
結果、ベンゾイルシアニドの生成率は90%であった。
実施例2〜8
下記第1表に示す塩化アシル、マクロポーラスポリマー
を使用し、所定時間反応させる以外は、実施例1と同様
にして、対応するシアン化アシルを得た。シアン化アシ
ルの生成率を第1表に併せて示す。
を使用し、所定時間反応させる以外は、実施例1と同様
にして、対応するシアン化アシルを得た。シアン化アシ
ルの生成率を第1表に併せて示す。
Claims (1)
- (1)一般式 RCOX (式中Rは、フェニル環上に低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ハロゲン原子及びニトロ基からなる群から選
ばれた置換基を1〜3個有することのあるフェニル基又
はフリル基を示す。Xはハロゲン原子を示す。〕 で表わされるハロゲン化アシルを、アルカリ金属のシア
ン化物を担持させたマクロポーラスポリマーで処理して
一般式 RCOON 〔式中Rは、前記に同じ。〕 で表わされるシアン化アシルを得ることを特徴とするシ
アン化アシルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672986A JPH06734B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | シアン化アシルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15672986A JPH06734B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | シアン化アシルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310754A true JPS6310754A (ja) | 1988-01-18 |
JPH06734B2 JPH06734B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15634052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15672986A Expired - Lifetime JPH06734B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | シアン化アシルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06734B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100348643C (zh) * | 2002-11-07 | 2007-11-14 | 陶氏环球技术公司 | 应用可聚合络合试剂制备金属氰化物催化剂的方法 |
WO2008144937A1 (en) * | 2007-05-30 | 2008-12-04 | Mcmaster University | Automated solid phase analytical derivatization |
CN109651193A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-19 | 江苏佳麦化工有限公司 | 一种苯甲酰氰的合成方法 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP15672986A patent/JPH06734B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100348643C (zh) * | 2002-11-07 | 2007-11-14 | 陶氏环球技术公司 | 应用可聚合络合试剂制备金属氰化物催化剂的方法 |
WO2008144937A1 (en) * | 2007-05-30 | 2008-12-04 | Mcmaster University | Automated solid phase analytical derivatization |
CN109651193A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-19 | 江苏佳麦化工有限公司 | 一种苯甲酰氰的合成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06734B2 (ja) | 1994-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |