JPS63106345A - 自動車用エンジンのアイドル回転数制御装置 - Google Patents

自動車用エンジンのアイドル回転数制御装置

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JPS63106345A
JPS63106345A JP25274686A JP25274686A JPS63106345A JP S63106345 A JPS63106345 A JP S63106345A JP 25274686 A JP25274686 A JP 25274686A JP 25274686 A JP25274686 A JP 25274686A JP S63106345 A JPS63106345 A JP S63106345A
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JP
Japan
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engine
speed
driver
riding
rotation speed
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JP25274686A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shinya
義之 進矢
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車に搭載されるエンジンがアイドリング
状態にあるとき、エンジン回転数を目標アイドル回転数
に収束させる制御を行うようにされた、自動車用エンジ
ンのアイドル回転数制御装置に関する。
(従来の技術) 従来より、自動車に搭載されるエンジンにおいては、例
えば、特開昭59−160057−号公tIlにも示さ
れる如く、アイドリング時におけるエンジン回転数を目
標アイドル回転数に維持すべく、エンジンの動作、例え
ば吸入空気量を制御する、所謂、アイドル回転数制御を
行うことが知られている。
斯かるアイドル回転数制御が行われるエンジンにあって
は、冷却水温や外部負荷の大きさ等に基づいて目標アイ
ドル回転数が設定され、エンジンがアイドリング状態に
あるとき、例えば、ス、ロットル弁が全閉状態(アイド
リング開度状態)にあり、かつ、エンジン回転数が所定
回転数以下にあるとき、実際のエンジン回転数を目標ア
イドル回転数に収束させるべく、実際のエンジン回転数
と目標アイドル回転数との差に基づいて吸入空気量等を
フィードパ・ツク制御するようにされる。
(発明が解決しようとする問題点) 自動車においては、通常、それに搭載されたエンジンが
アイドリング状態にあるとき、エンジンに比較的低周波
数の振動が発生し、斯かる振動がステアリングハンドル
やシフトレバ−1あるいは、車室のシート部等に伝達さ
れてそれらに不所望な振動が発生し、運転者や同乗者に
不快感を与え易い。従って、斯かる振動は、極力抑える
ようにされることが望まれるが、従来にあっては、それ
らの振動を抑圧すべく種々の対策が講じられているもの
の、充分に抑圧されているとは言い難い。
斯かる状況のもとで、本願の発明者は、上述の不所望な
振動を抑圧するための対策を講じるべ(種々の実験を行
ったところ、エンジンのアイドリング時における回転数
(アイドル回転数)をある回転数(第1の目標アイドル
回転数)に設定すると、シート部の振動は然程抑圧され
ないが、ステアリングハンドルやシフトレバ−の振動が
大幅に抑圧され、また、アイドル回転数を他の回転数(
第2q目標アイドル回転数)に設定すると、ステアリン
グハンドルやシフトレバ−の振動は然程抑圧できないが
、シート部の振動は抑圧されることを確認した。
ところで、一般に、自動車、特に、タクシ−等の営業用
乗用車においては、運転者以外の者(乗客)が乗車して
いるときには、ステアリングハンドルやシフトレバ−の
振動が抑圧されることより、シート部の振動が抑圧され
ることが優先され、運転者のみが乗車しているときには
、シート部の振動が抑圧されることより、ステアリング
ハンドルやシフトレバ−の振動が抑圧されることが優先
されるようになされることが要望される場合がある。
従って、斯かる場合には、運転者以外の者が乗車してい
ないときと、乗車しているときとで、夫々、異なる最適
のアイドル回転数(第1もしくは第2の目標アイドル回
転数)を設定するようになせば、上述の要望に沿うこと
ができる。
斯かる点を鑑み本発明は、上述の考察に立脚し、エンジ
ンがアイドリング状態にあるとき、実際のエンジン回転
数を目標アイドル回転数にすべく、エンジンの動作制御
を行うようになされ、しかも、斯かるエンジンが搭載さ
れた自動車に運転者以外の者が乗車しているときにはシ
ート部の振動を抑圧でき、運転者以外の者が乗車してい
ないときにはステアリングハンドルやシフトレバ−の振
動を抑圧できるようにされた自動車用エンジンのアイド
ル回転数制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための0手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動車用エンジ
ンのアイドル回転数制御装置は、第1図にその基本構成
が示される如く、エンジンがアイドリング状態にあるこ
とを検出するアイドリング状態検出手段と、エンジンが
搭載された自動車に運転者以外の者が乗車しているか否
かを判別する同乗者判別手段と、エンジンの回転数を所
定のアイドル回転数にすべく、エンジンの動作制御を行
う動作制御手段とを備え、動作制御手段が、アイドリン
グ状態検出手段によりエンジンがアイドリング状態にあ
ることが検出されるとき、エンジンの回転数を、同乗者
判別手段から得られる判別信号に基づいて自動車に運転
者以外の者が乗車していないと判断されるときには、第
1のアイドル回転数に、また、運転者以外の者が乗車し
ていると判断されるときには、第1のアイドル回転数と
は異なる第2のアイドル回転数にすべく、エンジンの動
作制御を行うようにされる。
(作 用) 上述の如くの構成とされる本発明に係る自動車用エンジ
ンのアイドル回転数制御装置においては、動作制御手段
が、同乗者判別手段から得られる信号に基づいて、アイ
ドル回転数を自動車に運転者以外の者が乗車しているか
否かで異なるものとするようになされるので、動作制御
手段により、アイドル回転数が、運転者以外の者が乗車
しているときには、シート部の振動を抑圧できる回転数
に、また、運転者以外の者が乗車していないときには、
ステアリングハンドルやシフトレバ−の振動を抑圧でき
る回転数に、夫々制御される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第2図は、本発明に係る自動車用エンジンのアイドル回
転数制御装置の一例を、それが適用された自動車用エン
ジンの主要部と共に示す。
第2図において、エアクリーナ10を介して吸気通路1
2に導入される吸入空気の流量がエアフローセンサ11
によって検出され、吸入空気の流量に応じた検出信号S
aがエアフローセンサ11から得られて、それが後述さ
れるコントロールユニット100に供給される。吸入空
気は、吸気通路12に設けられたスロットル弁13によ
って調量されてエンジン本体Eに設けられた吸気弁17
を介して燃焼室19に導かれる。スロットル弁13は、
図示されていないアクセルペダルの踏込み動作に応動し
て、その開度が変化せしめられるようになされている。
スロットル弁13の開度は、スロットル開度センサ18
によって検出され、スロットル弁13の開度(以下、ス
ロットル開度と呼ぶ)に応じた検出信号Stが、スロッ
トル開度センサ18からコントロールユニット100に
供給される。また、吸気通路12におけるエアフローセ
ンサ11とスロットル弁13との間にはスロットル弁1
3を迂回して吸気通路12の途中に設けられたサージタ
ンク14に連通せしめられるバイパス通路15の一端が
開口しており、バイパス通路15とサージタンク14と
の連通路には、流量調整弁16が設けられている。流量
調整弁16は、コントロールユニット100から供給さ
れる開弁駆動パルス信号Cpのパルス幅に応じてその量
弁時間が変化せしめられる。
また、吸気通路12の所定位置には燃料噴射弁20が臨
設されており、この燃料噴射弁20は、コントロールユ
ニット100から供給される噴射駆動パルス信号Cqの
パルス幅に応じて所定のタイミングで開弁作動せしめら
れ、図示されていない燃料供給系から圧送される燃料を
、燃焼室19の近傍の吸気通路12の吸気ボート部に向
けて間歇的に噴射し、吸入空気との混合気をつくる。こ
の混合気が燃焼室19内に吸入され、点火プラグ21に
よって点火されて燃焼し、これによってエンジンが作動
する。
そして、燃焼室19において燃焼した混合気は、排気ガ
スとして排気弁22を介して排気通路23に排出される
このようにして作動するエンジンの回転数が、ピストン
24の往復運動を回転運動に変換するクランク機構にお
けるクランク軸26に関連して配された回転数センサ2
7によって検出され、エンジン回転数に応じた検出信号
Snがコントロールユニット100に供給される。そし
て、クランク軸26の駆動力がベルト28を介して駆動
軸29に伝達され、駆動軸29に伝達された駆動力は、
電磁クラッチ31を介して、エンジンからの駆動力によ
り作動せしめられる空調機等の外部負荷30に伝達され
る。
電磁クラッチ31には、外部負荷30を作動状態もしく
は非作動状態にすべく操作されるスイッチ33がオン状
態にされるとき、信号形成部32から得られる負荷作動
信号Szが供給される。そして、電磁クラッチ31は、
負荷作動信号Szが供給されるとき、駆動軸29に伝達
された駆動力を外部負荷30に伝達し、負荷作動信号S
zの供給が停止されるとき、駆動軸29から外部負荷3
0への駆動力の伝達を停止するものとされている。
また、エンジン本体Eには水温センサ34が取り付けら
れており、水温センサ34からは、エンジンの冷却水温
に応じた検出信号Swがコントロールユニット100に
供給される。コントロールユニット100には、検出信
号Sa、SL、Sn及びSwの他に、スイッチ33から
得られる負荷作動信号Sz、及び、エンジンの運転状態
をあられす、エンジンの制御に必要な他の検出信号群S
Xも供給される。
斯かる構成に加えて本例では、上述のエンジンが搭載さ
れた乗用車に運転者以外の者が東軍しているか否かを検
出するため、第3図に示される如く、乗用車50の車室
における、運転席(シート部35)以外の前席を形成す
るシート部36、及び、後席を形成する2つのシート部
37及び38の夫々に押圧スイッチ41.42及び43
が配されている。押圧スイッチ41.42及び43は夫
々それらが配設されたさシート部36.37及び38に
乗客が着座するとオン状態をとるようにされており、押
圧スイッチ41〜43がらは、それらがオン状態にされ
たとき高レベルをとる検出信号St、Sz及びS、が夫
々得られて、それら検出信号S、〜S3も前述のコント
ロールユニット100に供給される。なお、第3図にお
いてシート部35近傍の位置には、ステアリングハンド
ル44及びシフトレバ−45が夫々機知の態様で配され
ている。
コントロールユニット100は、上述の検出信号のうち
の検出信号Sa及びsnがあられす吸入空気量及びエン
ジン回転数と検出信号群Sxがあられすエンジンの運転
状態とに基づいて、燃料噴射弁20に供給する噴射駆動
パルス信号Cqのパルス幅を変化させ、それによって、
燃料噴射弁20における燃料噴射量の制御、即ち、エン
ジンに対する燃料供給量の制御を行う。
斯かる燃料供給量の制御に加えてコントロールユニット
100は、検出信号Sn、SL、3w及び負荷作動信号
Szと検出信号S、、S、及びS3に基づいて、開弁駆
動パルス信号Cpのパルス幅を定める制御値りを設定し
、設定された制御値りに対応するパルス幅を有した開弁
駆動パルス信号Cpを形成して、それを流量調整弁16
に供給することにより、バイパス通路15を通じて吸気
通路12におけるスロットル弁13より下流側の部分に
導かれる吸入空気の量を制御する。
その場合、コントロールユニットlOOは、開弁駆動パ
ルス信号Cpのパルス幅を定める制御値りを次のように
設定する。即ち、エンジンがアイドリング状態、例えば
、スロットル弁13が全閉状態(アイドリング開度)で
検出信号Snがあられすエンジン回転数が所定回転数N
a以下、例えば、11000rp以下の状態であるとき
には、制御値りを、先回の制御値D”に、後に述べる如
くにして設定される目標アイドル回転数と、検出信号S
nがあられす実際のエンジン回転数との間の回転数差に
基づいて設定されるフィードバック補正値り、を加算し
て得られる値に設定し、また、エンジンがアイドリング
状態にないときには、制御値りを、予め設定された固定
制御値DAに設定する。
このようにされることにより、エンジンがアイドリング
状態にあるときには、スロットル弁13が制御値りに応
じた期間だけ開弁じ、バイパス通路15を通じて流量調
整弁16に供給される吸入空気量が調量され、実際のエ
ンジン回転数が目標アイドル回転数に収束するものとな
る。
ここで、上述の如くの構成を有するエンジンが搭載され
た車両においては、横軸にアイドル回転数(rpm)が
とられ、縦軸に振動レベルがとられた第4図において、
曲&’1lfAでステアリングハンドル44の振動レベ
ルが、また、曲Xi Bでシート部38の振動レベルが
示される如く、自動車用エンジンにおいて通常アイドル
回転数として利用される回転数範囲、例えば、500〜
11000rpの範囲内では、ステアリングハンドル4
4の振動レベルはアイドル回転数が所定の回転数N+ 
、例えば、600rpIIl程度に設定されたとき最小
となり、シート部38の振動レベルはアイドル回転数が
回転数N、より高い所定の回転数N2、例えば、65叶
ρm程度に設定されたとき最小となることが実験等によ
り確認されている。
また、図示これていないが、シフトレバ−45の振動レ
ベルは、ステアリングハンドル44と略同様にアイドル
回転数が回転数NIに設定されたとき最小となり、さら
に、シート部35.36及び37の振動レベルはシート
部38と略同様にアイドル回転数が回転数N2に設定さ
れたとき最小となることも確認されている。
上述の如くの確認結果に基づき、本例では、コントロー
ルユニッ!−100が、検出信号Swがあられす冷却水
温が所定温度T、以上であり、かつ、スイッチ33がオ
フ状態、即ち、負荷作動信号S2により検知される外部
負荷30が作動状態にないときに、押圧スイッチ41〜
43から得られる検出信号81〜S、に基づき、乗用車
50に運転者以外の者が乗車しているか否かを判断し、
運転者のみしか乗車していないと判断される場合には、
目標アイドル回転数を回転数N1に設定し、運転者以外
の者が乗車していると判断される場合には目標アイドル
回転数を回転数N2に設定する。
このように、エンジンがアイドリング状態にあるときに
おいて、乗用車50に運転者以外の者が乗車していない
場合には、目標アイドル回転数が回転数N1に設定され
ることにより、アイドリング時におけるエンジン回転数
がステアリングハンドル44やシフトレバ−45の振動
レベルが最小となる回転数N1に収束するものとなり、
また運転者以外の者が乗車しているとき、目標アイドル
回転数が回転数N2に設定されることにより、アイドリ
ング時におけるエンジン回転数がシート部35〜38の
振動レベルが比較的小となる回転数にNt収束するもの
となる。
なお、コントロールユニット100は、検出信号Swが
あられす冷却水温が所定温度7.未満のときには、エン
ジンの作動状態が比較的不安定になり易いので、上述の
如くの、ステアリングハンドル44やシート部36〜3
8に発生する振動の抑圧より、エンジンの作動状態を安
定させることを優先する必要があるため、別途、従来と
同様に目標アイドル回転数を冷却水温に応じて設定し、
また、外部負荷30が作動状態にあるときには、目標ア
イドル回転数を上述の如くの比較的低い回転数N、ある
いはN2に設定するとエンジンストールが発生し易くな
るので、このときには、目標アイドル回転数を、第4図
においてN、で示される如くの比較的高い回転数N1、
例えば、ステアリングハンドル44やシート部38の振
動レベルが比較的小となる800rpm程度に設定する
ようにされる。
上述の如くの制御を行うコントロールユニット100は
、例えば、マイクロコンピュータが用いて構成されるが
、斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行する
プログラムの一例を、第5図のフローチャートを参照し
て説明する。
このプログラムは、例えば、エンジンが始動されたとき
スタートし、まず、プロセス101において、検出信号
Sn、St、SW及び負荷作動信号Sz、さらには検出
信号St、St及びS、を取り込み、続(ディシジョン
102において、検出信号Stに基づいてスロットル弁
13が全閉状態にあるか否かを判断し、スロットル弁1
3が全゛閉状態にあると判断された場合には、ディシジ
ョン103に進む。ディシジョン103では検出信号S
nがあられす実際のエンジン回転数Nが所定回転数Na
以下であるか否かを判断し、実際のエンジン回転数Nが
所定回転数Na以下であると判断された場合、この場合
はエンジンがアイドリング状態にあるのでディシクヨン
104に進む。
一方、ディシジョン102においてスロ・ノトル弁13
が全閉状態にないと判断された場合、及びディシジョン
103において実際のエンジン回転数Nが所定回転数N
aより高いと判断された場合、この場合は、エンジンが
アイドリング状態にないのでプロセス105に進み、制
御値りを固定制御値DAに設定してプロセス118に進
む。プロセス118では、プロセス105で設定された
制御値りに応じたパルス幅を有する開弁駆動パルス信号
cpを流量調整弁16に供給し、続くプロセス119で
制御値りを先回の制御値D°、また、実際のエンジン回
転数Nを先回のエンジン回転数N゛ とおいて元に戻る
ディシジョン103においてエンジンがアイドリング状
態にあると判断された場合に進むディシジョン104に
おいては、検出信号Swがあられす冷却水温Twが所定
温度T1以上であるか否かを判断し、冷却水温TWが所
定温度T、未満であると判断された場合には、プロセス
106に進む。
プロセス106では、内蔵するメモリに記憶された目標
アイドル回転数マツプに、検出(i号SWがあられす冷
却水Qfj、 7 Wを照合して、斯かる冷却水温Tw
に対応する目標アイドル回転数TNiを読み出すことに
より、設定する。
そして、次に、プロセス113に進み、抄出信号Snが
あられす実際のエンジン回転数Nとプロセス106で設
定された目標アイドル回転数TNiとの回転数差の絶対
値ΔNを算出し、続(、ディシジョン114において、
絶対値ΔNが所定回転数α、例えば、20rpm以下で
あるか否かを判断し、絶対値ΔNが所定回転数α以下で
あると判断された場合には、プロセス115に進み、フ
ィードバック補正値DFを零に設定してプロセス117
に進み、一方、プロセス114において、絶対値ΔNが
所定回転数α以下でないと判断された場合にはプロセス
116に進み、フィードバック補正値DFを、例えば、
次式により算出して設定した後プロセス117に進む。
ただし、次式においてIg、Pgは定数である。
D、 =1g・(N−TNi)−Pg・(N−N’)プ
ロセス117では、先回の制御値D′にプロセス115
もしくはプロセス116で設定されたフィードバック補
正値DFを加算して制御値りを設定し、続くプロセス1
18で、プロセス117で設定された制御値りに応じた
パルス幅を有する開弁駆動パルス信号Cpを形成してそ
れを流量調整弁16に供給し、次にプロセス119で制
御値りを先回の制御値D”に、実際のエンジン回転数N
を先回のエンジン回転数N′とおいて元に戻る。
また、ディシジョン104において、冷却水温TWが所
定温度T、以上であると判断された場合には、ディシジ
ョン107に進み、負荷作動信号Szに基づいて外部負
荷30が作動中であるか否かを判断し、外部負荷30が
作動中でないと判断された場合には、ディシジョン10
8に進む。ディシジョン108では、検出信号31〜S
3に基づいて、押圧スイッチ41〜43のうちの少なく
とも1つがオン状態であるか否か、即ち、運転者以外の
者が乗用車50に乗車しているか否かを判断し、運転者
以外の者が乗車していないと判断された場合には、プロ
セス109に進み、目標アイドル回転数TNiを回転数
N、に設定してプロセス113に進み、以下、プロセス
113からプロセス119に至るフローを前述の如くに
実行して元に戻る。
これに対し、ディシジョン108において、運転者以外
の者が乗車していると判断された場合には、プロセス1
10に進み、目標アイドル回転数TNiを回転数N2に
設定してプロセス113に進み、以下、プロセス113
からプロセス119に至るフローを前述の如くに実行し
て元に戻る。
また、ディシジョン107において外部負荷30が作動
中であると判断された場合にはプロセス112に進み、
目標アイドル回転数TNiを回転数N3に設定してプロ
セス113に進み、以下、プロセス113からプロセス
119に至るフローを前述の如くに実行して元に戻る。
なお、上述の例においては、運転者以外の者が乗車して
いるか否かが、シート部36〜38に設けられた押圧ス
イッチ41〜43が用いられて自動的に検出されるよう
になされているが、本発明に係る自動車用エンジンのア
イドル回転数制御装置は必ずしもこのようにされる必要
はなく、例えば、上述の押圧スイッチ41〜43に代え
て運転者等により操作されるマニュアルスイッチが配さ
れ、斯かるマニュアルスイッチから得られる信号に基づ
いて運転者以外の者が乗車しているが否かが判断される
ようになされてもよい。
また、上述の例においては、目標アイドル回転数が、ア
イドル回転数として利用される回転数範囲内で運転者以
外の者が乗車していないときには、ステアリングハンド
ル44やシフトレバ−45の振動が最も抑圧される回転
数N、に設定され、また、運転者以外のものが乗車して
いるときには、シート部35〜38の振動が最も抑圧さ
れる回転数N2に設定されているが、目標アイドル回転
数は、必ずしもこのように設定される必要はなく、運転
者以外の者が乗車していないときには、運転者以外の者
が乗車しているときに比して、ステアリングハンドル4
4やシフトレバ−45の振動が低減される回転数に、ま
た、運転者以外の者が乗車しているときには、運転者以
外の者が乗車していないときに比してシート部35〜3
8の振動が低減される回転数に、車両の特性等に基づい
て適宜設定されてもよい。
さらに、上述の例においては、アイドル回転数をフィー
ドバック制御するようになされているが、これに限られ
ず、アイドル回転数をオープンループ制御するようにな
されてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動車用エ
ンジンのアイドル回転数制御装置は、運転者以外の者が
乗車しているときには、アイドル回転数をシート部の振
動を抑圧する回転数にでき、かつ、運転者のみが乗車し
ているときには、アイドル回転数をステアリングハンド
ルやシフトレバ−の振動を抑圧する回転数にできる。
このため、本発明に係る自動車用エンジンのアイドル回
転数制御装置が適用されたエンジンが搭載された自動車
にあっては、運転者以外の者が乗車している場合には乗
心地を向上させることができ、これに対し、運転者のみ
が乗車している場合にはステアリングハンドルやシフト
レバ−の不所望な振動に起因する不快感を与えないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用エンジンのアイドル回転
数制御装置を特許請求の範囲に対応して示す基本構成図
、第2図は本発明に係る自動車用エンジンのアイドル回
転数制御装置の一例をそれが適用されたエンジンの主要
部とともに示す概略構成図、第3図は第2図に示される
エンジンが搭載された自動車の車室内を示す斜視図、第
4図は第2図に示される例の説明に供される特性図、第
5図は第2図に示される例においてコントロールユニッ
トにマイクロコンピュータが用いられた場合における、
斯かるマイクロコンピュータが実行するプログラムの一
例を示すフローチャー1・である。 図中、13はスロットル弁、15はバイパス通路、16
は流量調整弁、27は回転数センサ、36〜38はシー
ト部、41〜43は押圧スイッチ、44はステアリング
ハンドル、45はシフトレバ−110(H:!コントロ
ールユニットである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  エンジンがアイドリング状態にあることを検出するア
    イドリング状態検出手段と、上記エンジンが搭載された
    自動車に運転者以外の者が乗車しているか否かを判別す
    る同乗者判別手段と、上記アイドリング状態検出手段に
    より上記エンジンがアイドリング状態にあることが検出
    されるとき、上記エンジンの回転数を、上記同乗者判別
    手段から得られる判別信号に基づいて上記自動車に運転
    者以外の者が乗車していないと判断されるときには、第
    1のアイドル回転数にすべく、また、上記自動車に運転
    者以外の者が乗車していると判断されるときには、上記
    第1のアイドル回転数とは異なる第2のアイドル回転数
    にすべく、上記エンジンの動作制御を行う動作制御手段
    とを具備して構成される自動車用エンジンのアイドル回
    転数制御装置。
JP25274686A 1986-10-23 1986-10-23 自動車用エンジンのアイドル回転数制御装置 Pending JPS63106345A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7113863B2 (en) * 2003-10-07 2006-09-26 Denso Corporation Internal combustion engine control system
JP2007130342A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Kokuyo Co Ltd 椅子本発明は、背凭れを後傾させ得る椅子に関するものである。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7113863B2 (en) * 2003-10-07 2006-09-26 Denso Corporation Internal combustion engine control system
JP2007130342A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Kokuyo Co Ltd 椅子本発明は、背凭れを後傾させ得る椅子に関するものである。

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