JPS63106252A - 紙葉類検知装置 - Google Patents

紙葉類検知装置

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Publication number
JPS63106252A
JPS63106252A JP61251788A JP25178886A JPS63106252A JP S63106252 A JPS63106252 A JP S63106252A JP 61251788 A JP61251788 A JP 61251788A JP 25178886 A JP25178886 A JP 25178886A JP S63106252 A JPS63106252 A JP S63106252A
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JP
Japan
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paper sheet
detector
detection device
paper
conveyance path
Prior art date
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Pending
Application number
JP61251788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Nishibe
西部 邦彦
Yasuyoshi Hamada
康義 浜田
Masataka Kawachi
河内 政隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類処理装置に関し、特にATM(現金自動
取引装置りにおける紙幣などの紙葉類に存在する破れな
どを検知することのできろ紙葉類検知装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特公昭60−30617号に記載のよう
に二つの紙葉類検知器の信号により紙葉類の二枚送りの
みを検知して防止するものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は紙葉類の破れなどを検知する点に関して
は配慮がされておらず、ATMなどで破れている紙幣な
どの紙葉類が使用されても発見出来ないと言う問題があ
った。
本発明の目的は紙葉類の搬送中に紙葉類の破れを検知す
ることが出来る紙葉類検知装置を提供することにある。
)〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、ベルト間に紙葉類を挟持して搬送する搬送
路を有し、該搬送路に光軸を通す投光器と受光器からな
る検知装置を設けて、搬送中の紙葉類を検査する紙葉類
検知装置において、紙葉類の両端部を挟持するように搬
送ベルトを二列に配置した搬送路と、破れ部がある紙葉
類を搬送中に該破れ部を開孔するように前記紙葉類の表
面に接触させた当接部と、該当接部に対向して設けたガ
イド板と、該当接部の駆動装置と、前記当接部が紙葉類
に当接中に紙葉類の通過を検知する検知器と、該検知器
から紙葉類通過検知信号を基準値と比較する比較手段と
を設けるように構成する。
また1紙葉類の両端部を挟持するように搬送ベルトを二
列に配置した搬送路と、該搬送路の途中に前記2枚のベ
ルトを離して紙葉類を部分的に挟持しないように空間を
設けた屈曲搬送路と、該屈曲搬送路に部分的に屈曲半径
の異なる少なくとも2枚のガイドと、該屈曲部を通過す
る紙葉類を検査する検知器と、該検知器からの紙葉類検
知器・知信号を基準値と比較する比較手段とを設けるよ
うに構成することにより達成される。
〔作用〕
搬送路を通過中の紙葉類に破れがある場合、該紙葉類の
表面に当接部の先端が接触すると紙葉類の破れ部が開孔
される。該開孔位置に紙葉類の通過を検知する検知器を
設けておくことにより、搬送中の紙葉類の長さを検出す
ることができる。そして、前記搬送方向の長さの検知結
果が所定の長さより短い場合は紙葉類に破れがある、あ
るいは折れがある、または、長さが異常であることが分
る。
前記検知器は紙葉類の搬送路を挟むように設置した投光
器と受光器からなり、該投光器から発した光軸が受光器
にとどかない間は紙葉類が搬送されていることを表す、
したがって、破れがあるとその部分には光が通るので所
定長さの紙葉類の光カット時間が短くなり、紙葉類通過
検知信号を基準値と比較することにより異常を発見する
ことができる。また、当接部は可撓性部材を使用するこ
とにより搬送中の紙葉類を傷付けないようにしている。
〔実施例〕
以下、第1の発明の一実施例を第1図乃至第14図によ
り詳細に説明する。
1.2は紙葉類3を挟持して矢印方向に搬送する一対の
ベルトでブーIJ11,22によりエンドレスとなって
稼働するように構成されている。そして適宜間隔をあけ
二列に配置して紙葉類3の両端部を挟持し搬送路50を
形成している。4,5は回転軸で前記搬送路50の上下
に設けられており、該回転軸4,5にはローラ6.7が
互いに位置をずらして取付は固定されている。8,9は
当接部60を構成する可撓性部材で前記ローラ6゜7の
表面に放射状に取付けられている。該可撓性部材8,9
はたとえば合成樹脂製のものなどが適している。前記回
転軸4,5は静止していてもよい、また、回転させる場
合は紙葉類3を搬送方向に送る方向に回転させるのがよ
い、10.30はガイド板で搬送中の紙葉類3の過度の
変形を防止するもので、紙葉類3の搬入側となる端部は
搬送面から離れるように反っており、搬送面の上下に設
けられている。12は投光器、13は受光器で前記2組
の当接部60の間の紙葉類3の通過を検知する第1の検
知器であり、搬送中の紙葉類3を横切る方向に光軸を持
つように設置されている。
また、14は他の投光器、15は他の受光器で前記当接
部60が紙葉類3に当接しない位fi 3 a部分で紙
葉類の通過を検知するように設置され、前記紙葉類3を
横切る方向に光軸を持つ第2の検知器である。また、前
記第3の検知器として当接部60が紙葉類3に当接して
いるとき、搬送中の紙葉類3の搬送姿勢が変化しにくい
位[3dに投光器16.受光器17を設けて設置しても
よい。
次にその作用を説明する。
図示してない駆動手段によりプーリ11,22が駆動さ
れると、ベルト1,2間に挟持された紙葉類3は図面に
おいて矢印方向に搬送される0紙 。
葉類3が搬送されやがて当接部60によって当接される
位置にくると前記当接部60の可撓性部材8.9の先端
が紙葉類3の表面に接触し紙葉類3を互いに反対方向に
押すように作用する。このとき紙葉類3に破れが存在す
ると、破れ部が3a。
3bのように開孔する。そして該開孔部を一対の投光器
12.受光器13で構成される第1の検知器の光軸が通
ると受光器13の出力信号により搬送中の紙葉類3の破
れ部を検知することができる。
該出力信号は比較手段によって基準値と比較さ九紙葉類
の異常を発見することができる。
第3図乃至第11図は前記紙葉類通過時の検知信号を示
している。ここで信号18または18a。
18b、18cは第1の検知器の受光器13の出力信号
であり、信号19は第2の検知器の受光器15の出力信
号である。また、信号20は第3の検知器の受光器17
の出力信号である。
第3図において、紙葉類3が第2の検知器のある位置を
通過すると投光器14からの光軸が紙葉類3の位1i 
3 cの所で途切れ受光器15に到達し、、ない場合の
信号区間を信号19′で示す、すなわち、信号19の立
ち下がり部190は紙葉類3が位[3cに到達したこと
を示し、信号19の立ち上がり部191は位[3Qの通
過を示している。
以下、同様に紙葉類3が通過して信号18が途切れてい
る信号区間18′、第1の検知器のある位置での紙葉類
3の到達を示す立ち下がり部180゜通過を示す立ち上
がり部181である。また、信号20′は信号20の途
切れている区間である6さて、搬送されろ紙葉類3に破
れなどの異常がない場合の各受光器13,15.17の
信号は第3図及び第7図に示すようになる。すなわち、
紙葉類3が前記ベルト1,2によって一定速度で搬送さ
れる場合、第3@により理解されるように。
受光器15の出力信号19の立ち下がり部190から受
光器13の出力信号が立ち下がり部180までの時間差
t1と、信号19の立ち上がり部191から信号18の
立ち上がり部181までの時間差t2とはほとんど等し
くなる。また、第7図に示すように信号18.20の立
ち下がり部から立ち上がり部までの時間t3は所定の長
さの正常な紙葉類3が搬送されたときに検知される時間
toとほぼ等しくなる。このように搬送されろ紙葉類3
が正常で、かつ搬送方向の長さ、yl送速度が一定の場
合は10も一定となる。なお、第7図において、信号1
8の立ち下がり部と、信号20の立ち下がり部の時間差
はほとんどない。
次に、たとえば搬送される紙葉類3の搬送方向先端部の
中央付近に破れ部3a、3bが存在する場合には、各信
号は第4図、第8図に示すように。
t4>tl、t5<toとなる。これは紙葉類3に存在
する破れ部3a、3bが前記第1の検知器を通過すると
きに、当接部6oの可撓性部材8゜9の先端により開か
れ、信号18aの立ち下がり部が正常な紙葉類の場合の
信号18に比較して破れ部の長さに応じた時間分だけ遅
延するためである。このとき、t4とtlとの差または
tllの値と、搬送速度などから前記破れ部の破れ長さ
及び破れ部が搬送方向の先端側に存在することなどを知
ることができる。
次に、たとえば搬送されろ紙葉類3の搬送方向後端側の
中央付近に破れ部が存在する場合には、各信号は第5図
、第9図に示すように、t6<t2.t7<toとなる
。これは紙葉類3に存在する破れ部が前記第1の検知器
を通過するときに、当接部60の可撓性部材8,9の先
端により開かれ、信号18bの立ち上がり部が正常な紙
葉類の場合の信号18に比較して破れ部の長さに応じた
時間分だけ先行するためである。このとき、t2とt6
の差またはtl2の値と、搬送速度などから前記破れ部
の破れ長さ及び破れ部が搬送方向の後端側に存在するこ
となどを知ることができる。
次に、たとえば第12図のように搬送されろ紙葉類3の
搬送方向先端部の中央付近及び後端部の中央付近の両方
に破れ部21が存在する場合には、各信号は第6図、第
10図に示すように、七8〉tl、t9>t2.tlo
>toの関係になる。
このとき、t8とtlの差、t2とt9の差。
tll、tl2及び搬送速度などから破れ部の長さと破
れ部が搬送方向先端側及び後端側の両方に存在すること
を知ることができる。
次に、たとえば第12図のように搬送されろ紙葉類3及
び3′が少しずれた状態で二枚送りされた場合には、受
光器13の出力信号は第11図の18dで示すように、
t 13>t Oとなる。これにより搬送速度などから
搬送されろ紙葉類に多重送りなどの異常が存在すること
を知ることができる。
搬送されろ紙葉類がたとえば流通紙幣の場合には、一般
に破れ部は第12図の砿れ部21のように中央付近に生
じ易い、該破れ部を検知するためには前記当接部60は
第1図に示したように搬送される紙葉類3の中央部に対
して、その両側に配置し破れ部3a、3bが十分開孔さ
れるようにする。また、第1図の検知器として、たとえ
ば投光器12.受光器13で構成される光軸が破れ部3
a、3bの開孔部を横切るように紙葉類の搬送方向の中
央部に配置すると良い、また、前記破れ部の位置が中央
から多少ずれた位置に存在することを想定して複数の検
知器を設けることも可能である。
第13図は紙葉類3に折れが存在する場合示すものであ
る。この場合は第3図において、t3〉toとなるがt
lとt2がほぼ等しくなるので破れと区別することが可
能である。
前記したように各検知器の光軸の途切れる時間を基準値
と比較するたとえば電気的な比較手段を設けることによ
り紙葉類の破れの場所、破れの度合い、破れの方向、折
れの状況及び多重送りなどの異常を発見することができ
る。
第15図、第16図は他の実施例を示すもので。
当接部60を取付けた回転軸4,5にベルト1゜2の駆
動用プーリ100,101を取付けてベルト駆動と当接
部60の回転を兼用させている。
24.25は前記ベルト1,2によって形成した搬送器
を受継ぐ別のベルトでブーIJ 102と103及び図
示してない他のプーリとによりエンドレスを形成し、2
組のエンドレスベルトにより連続した搬送路50.51
を形成している。
したがって、前記ベルト1,2によって挟持され搬送さ
れてきた紙葉類3は引続いてベルト24゜25によって
挟持され搬送される。このときの紙葉類3の検知手段は
前記した検知の方法と同様にできることは勿論である。
このように当接部60の回転軸とプーリの駆動軸を共用
することにより部品点数の低減を計ることができる。
第17図、第18図は更に他の実施例を示すもので、当
接部60の可撓性部材として板ばね200゜201を使
用した例である。該板ばね200゜201は支持部材2
02.−203に固定支持されている。また、前記板ば
ね200,201は搬送される紙葉類の両面から当接す
るように設けられており、互いに位置をずらしてガイド
板10゜30と対をなして配置されている。また、前記
板ばね200,201は先端をいくつか湾曲させて該湾
曲部204の面で紙葉類検を押すようにしたほうが紙葉
類を損傷させることがない、また、前記板ばね200,
2C)1のばね力はあまり強いと破れ部を増長させるこ
とになるから、僅かなばね力で十分である。
以上、各実施例において当接部を搬送される紙葉類の両
面に設置したがこれのみに限定するものではなく、片面
にのみ設けてもよい、また、第2の検知器、第3の検知
器を設置することにより。
紙葉類検3の異常の種類、破れ量なども検知することが
できるが、単に破れのみを検知する場合は第1の検知器
だけでよい。また、第2の検知器と第3の検知器を併用
する必要はなく、どちらか一方のみで十分である。第1
9図、第20図は可撓性分材の他の実施例を示すもので
1合成樹脂製細線の代りに弾性ベルト32.ベルトリン
グ33などをローラ6.7の外周面上に固定して設けた
もので前記可撓性部材8,9と同様な作用効果がある。
次に、第2の発明の一実施例を第21図乃至第27図に
より詳細に説明する。
図において第1図と同一部分と同一の符号で表し、その
説明を省略しであるm 1 a t 2 aは搬送路の
途中に設けた紙葉類3を挟持しない部分で、2枚の上下
ベルトは離れて空間を形成している。
そして、304.305及び306の回転軸に固定して
設けたローラ307,308及び309によって屈曲搬
送路52を形成している。310゜311は搬送中の紙
葉類3の屈曲を規制するガイドで、2枚のガイドの屈曲
半径を異なるようにしている。投光器12と受光器13
からなる第1の検知器は前記ガイド310と311の間
を搬送される紙葉類3を検知するように設置されている
また、投光器14と受光器15からなる第2の検知器は
前記紙葉類3が屈曲しない位置を検知するように設置さ
れており、投光器16と受光器17からなる第3の検知
器1主前記紙葉類3がベルト1aとガイド311とによ
って一様に屈曲した部分3dの通過を検知する位置に設
けられている。
次にその作用を説明する。
紙葉IM3はベルト1,2により挟持されて搬送される
。ベルトla、2a部分は挟持されていないが、ベルト
1aとガイド310,311により案内されて屈曲しつ
つ搬送される。仮に該紙葉類3に破れ部が存在する場合
には、ガイド310゜311の屈曲部における屈曲の度
合いが異なるた、めに、その破れ部は3a、3bのよう
に開孔する。
そして、第1の検知器の光軸が丁度該破れ部3a。
3bの間を横切ると受光器13の出力信号により該紙葉
類3の破れ部を検知することができる。
第23図乃至第27図は前記第2の発明の紙葉類検知装
置の検知信号を示している。ここで信号18.18a、
18b、18Q及び18dは前記第1の検知器における
受光器13の出力信号であり、信号19は第2の検知器
の出力信号である。
第23図において1紙葉類3が第2の検知器のある位置
を通過すると投光器14からの光軸が位置3cの所で途
切れ受光器15に到達しない場合の信号区間を信号19
′で示す、すなわち、信号19の立ち下がり部190は
紙葉類3の位置3cに到達したことを示し、信号19の
立ち上がり部191は紙葉類3の通過を示している。以
下、同様に第1の検知器の光軸の途切れている区間を信
号18′で示している。
搬送される紙葉類3に破れなどの異常がない場合の各検
知器の信号を第23図に示す、前記紙葉類3が前記ベル
ト1,2により一定速度で搬送される場合、第23図に
より理解されるように受光器15の出力信号19の立ち
下がり部190から受光器13の出力信号18の立ち下
がり部180までの時間差t1と、信号19の立ち上が
り部191から信号18の立ち上がり部181までの時
間差t2とはほぼ等しくなる。また、信号18の立ち下
がり部180から立ち上がり部181までの時間t3は
所定の長さの正常な紙葉類が搬送されたときに検知され
る時間10とほぼ等しくなる。このように搬送される紙
葉類3が正常でかつ搬送方向長さと搬送速度が一定の場
合は10も一定となる。
次に、たとえば搬送される紙葉類3の搬送方向先端側の
中央付近に破れ部が存在する場合には、各信号は第24
図に示すように、t4)tl。
t 5<t Oとなる。これは紙葉類3に存在する破れ
部が第1の検知器を通過するときにガイド310゜31
1により3a、3bのように開孔されるため、信号18
aの立ち下がり部が正常な紙葉類の場合′の信号18に
比較して破れ部の長さに応じた時間分遅延するためであ
る。このとき、t4とtlの差と、搬送速度などから破
れ部の破れ長さ及び破れ部が搬送方向先端側に存在する
ことを知ることができる。
次に、たとえば搬送される紙葉類3の搬送方向後端側の
中央付近に破れ部が存在する場合には。
各信号は第25図に示すように、t6(t7゜t 7<
t Oとなる。これは紙葉類3に存在する破れ部が第1
の検知器を通過するときにガイド310゜311により
開孔され信号18bの立ち上がり部が正常な紙葉類の場
合の信号18に比較して破れ部の長さに応じた時間分だ
け先行するためである。
このとき、t2とt6の差と、搬送速度などから破れ部
の長さ及び破れ部が搬送方向後端側に存在することなど
を知ることができる。
次に、たとえば第12図のように搬送される紙葉類3の
搬送方向先端側の中央付近及び後端部の中央付近の両方
に破れ部が存在する場合には、各信号は第26図のよう
に、t8>tl、t9<t2.tlo<toとなる。こ
のとき、t8とtlの差、t2とt9の差及び搬送速度
などから破れ部の長さ、破れ部が搬送方向先端側と後端
側の両方に存在することなどを知ることができる。
また、第13図のように紙葉類に折れが存在する場合に
は、第23図において、t3<toとなるがtlとt2
がほぼ等しくなるので破れと区別することができる。
次に、たとえば第14図のように搬送される紙葉類3及
び3′が少しずれた状態に二枚送りされた場合には、受
光器13の出力信号は第27図の18dのように、t 
11>t Oとなる。これにより搬送速度などから搬送
されろ紙葉類に多重送りなどの異常があることなどを知
ることができる。
搬送される紙葉類がたとえば流通紙幣の場合、その破れ
部は第12図に示したように中央付近に生じ易い、該破
れ部21を検知するためには前記紙葉類3の屈曲を規制
するための前記ガイド310 。
311は第21図に示すように、搬送されろ紙葉類3の
中央部に対してその両側に配置し、破れ部3a、3bが
十分開孔されるようにする。そして。
第1の検知器の光軸が前記破れ部3a、3bの開孔部を
横切るように紙葉類の搬送方向の中央部に配置する。
また、第2の検知器の投光器14.受光器15の代りに
投光器16.受光器17からなる第3の検知器を用いた
場合、受光器17の出力信号を第23図から第26図の
信号19とし、tl分だけ出力信号を図において右にず
らした状態、すなわち、tlloとすれば、紙葉類3の
破れの位置、異常の内容を前述したものと同様に検知す
ることができる。
以上述べたように、第1の検知器と第2の検知器の両方
を設置すれば前記紙葉類3に存在する破れ量、破れの位
置などを検知することが可能であるが、単に破れなどの
異常が存在するかどうかの検知のみを行なう場合には前
記第2の検知器はなくてもよい、また、第1の検知器と
一対のガイド310.311の組合わせを複数個用いれ
ば紙葉類の複数個の破れを検知することができる。
また、前記した各検知器の光軸の途切れる時間を基準値
と比較するたとえば電気的な比較手段を設けることによ
り紙葉類の異常を発見することができる。
〔発明の効果〕
前述した第1の本発明によれば、簡単な手段により確実
に搬送中に紙葉類の彼れを検知することができる。
また、第2の本発明によれば、搬送中の紙葉類を紙葉類
自身の屈曲を利用して検知するので、破れ部を開孔する
のに無理がなく確実に破れを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の要部斜視図、第2図は第1図の
側面要部断面図、第3図乃至第11図は各検知器の受光
器の出力信号図、第12図は先後端両側に破れ部がある
紙′fJ類の平面図、第13図は折れがある紙葉類の平
面図、第14図は紙葉類が二重に重なっている場合の平
面図、第15図は他の実施例の要部斜視図、第16図は
第15図の側面要部断面図、第17図は更に他の実施例
の要部斜視図、第18図は第17図の側面要部断面図、
第19図、第20図は当接部の他の実施例の側面図、第
21図は第2の本発明の要部斜視図、第22図は第21
図の側面要部断面図、第23図乃至第27図は各検知器
の受光器の出力信号図である。 1.2・・・ベルト、3・・・紙葉類、3a、3b・・
・破れ部、4,5・・・回転軸、6,7・・・ローラ、
8,9・・・可撓性部材、10.30・・・ガイド板、
12,14゜16・・・投光器、13,15,17・・
・受光器、50・・・搬送路、60・・・当接部、20
0,201・・・板ばね、310,311・・・ガイド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベルト間に紙葉類を挟持して搬送する搬送路を有し
    、該搬送路に光軸を通す投光器と受光器からなる検知装
    置を設けて、搬送中の紙葉類を検査する紙葉類検知装置
    において、紙葉類の両端部を挟持するように搬送ベルト
    を二列に配置した搬送路と、破れ部がある紙葉類を搬送
    中に該破れ部を開孔するように前記紙葉類の表面に接触
    させた当接部と、該当接部に対向して設けたガイド板と
    、該当接部の駆動装置と、前記当接部が紙葉類に当接中
    に紙葉類の通過を検知する検知器と、該検知器からの紙
    葉類通過検知信号を基準値と比較する比較手段とを設け
    たことを特徴とする紙葉類検知装置。 2、当接部がローラ表面に放射状に取付けた可撓性部材
    である特許請求の範囲第1項記載の紙葉類検知装置。 3、当接部の駆動装置がベルトと同一の駆動装置であつ
    て、前記当接部の回転軸にプーリを取付けて設け、該プ
    ーリに前記ベルトを掛けるようにした特許請求の範囲第
    1項記載の紙葉類検知装置。 4、検知器が紙葉類の破れ部を検知する第1の検知器と
    、当接部が紙葉類に当接しないときに前記紙葉類の通過
    を検知する第2の検知器からなる特許請求の範囲第1項
    記載の紙葉類検知装置。 5、検知器が紙葉類の破れ部を検知する第1の検知器と
    、当接部が紙葉類に接触中で紙葉類の搬送姿勢が変化し
    にくい位置で紙葉類の通過を検知する第3の検知器とか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の紙葉類検知装置。 6、当接部とガイド板が両側のベルト間にあり、少なく
    とも2組位置をずらして設けてなる特許請求の範囲第1
    項記載の紙葉類検知装置。 7、可撓性部材が合成樹脂細線である特許請求の範囲第
    2項記載の紙葉類検知装置。 8、可撓性部材が弾性ベルトである特許請求の範囲第2
    項記載の紙葉類検知装置。 9、可撓性部材がベルトリング状に形成されている特許
    請求の範囲第2項記載の紙葉類検知装置。 10、可撓性部材が板ばねである特許請求の範囲第2項
    記載の紙葉類検知装置。 11、当接部が回転可能な回転軸に取付け固定されてい
    る特許請求の範囲第2項記載の紙葉類検知装置。 12、ベルトは少なくとも2組のエンドレスベルトによ
    つて紙葉類の流れを受継ぎ搬送路を形成している特許請
    求の範囲第3項記載の紙葉類検知装置。 13、ベルト間に紙葉類を挟持して搬送する搬送器を有
    し、該搬送路に光軸を通す投光器と受光器からなる検知
    装置を設けて、搬送中の紙葉類を検査する紙葉類検知装
    置において、紙葉類の両端部を挟持するように搬送ベル
    トを二列に配置した搬送路と、該搬送路の途中に前記2
    枚のベルトを離して紙葉類を部分的に挟持しないように
    空間を設けた屈曲搬送路と、該屈曲搬送路に設けた部分
    的に屈曲半径の異なる少なくとも2枚のガイドと、該屈
    曲部を通過する紙葉類を検査する検知器と、該検知器か
    らの紙葉類通過検知信号を基準値と比較する比較手段と
    を設けたことを特徴とする紙葉類検知装置。 14、検知器が屈曲搬送路の部分的に屈曲半径の異なる
    ガイド間の紙葉類の通過を検知する第1の検知器と、搬
    送路が屈曲しない部分あるいは屈曲半径が一様な部分の
    紙葉類の通過を検知する第2の検知器である特許請求の
    範囲第13項記載の紙葉類検知装置。 15、第1の検知器と一対のガイドの組合わせが複数個
    ある特許請求の範囲第13項記載の紙葉類検知装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043362A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Katsuyoshi Sasaki シート検査装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011043362A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Katsuyoshi Sasaki シート検査装置。

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