JPS63104275A - デイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、相異なる基本空間周波数により情報が記録さ
れた複数種の情報トラックを有するディスクから情報を
再生するディスクプレーヤに関し、特にその制御に関す
るものである。

従来の技術 音声信号あるいは映像信号が記録されたディスクから信
号を再生するプレーヤとしてコンパクトディスクプレー
ヤやビデオディスクプレーヤ等が市販されている。更に
最近ではコンパクトディスク上に映像トラックを混在さ
せた規格も提案されている。この種のディスクでは音声
信号を記録した音声トラック上でのピット長がおよそ０
．９〜３．３μｍであるのに対し、映像信号と音声信号
を記録した映像トラック上ではＱ、５．ｕｍ程度と小さ
くなっている。以下においてはこの音声トラックと映像
トラックが混在するディスクから信号を再生する場合を
例として説明を行なう。

第４図は従来のディスクプレーヤの一例のブロック図を
示したもので、２０は再生手段、８はトラック選択手段
、２１は位置検出手段である。再生手段２０は、ディス
クから信号を読み取るピンクアップ及び読み取りに必要
な制御回路、読み取り位置の制御を行なう位置制御手段
、ディスクを回転させるモータとその制御手段などから
構成され、ディスクに記録された信号を読み取って再生
信号を出力する。位置検出手段２１はピックアップによ
るディスク上での読み取り位置を検出するもので、例え
ばディスク上に記録されたアドレス信号を抽出するもの
や、ポテンショメータによってピンクアップ位置を検出
するもの等がある。トラック選択手段８は、位置検出手
段４から構成される装置信号を基に再生手段２０内の位
置制御手段を通してピックアップの読み取り位置を制御
し、所望のトラックを選択する。（例えば雑誌「ラジオ
体操」”８６年４月号Ｐ　１８７） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成では、同一ディスク上に相異な
る基本空間周波数により情報が記録された複数種の情報
トラック、例えば映像トラックと音声トラックが存在す
る場合に以下に述べるような位置検出上の困難を生じる
恐れがある。一般に音声トラックと映像トラックとでは
時間当りの情ｌ１ｆｆｉのちがいから再生時の線速度が
異なっている。

ところがディスク上に記録されたアドレス情報は適正な
線速度で再生した場合にしか読み取ることができないた
め、異なる種類のトラックをアクセスする場合にはこの
情報は役に立たない。例えば音声トラック再生中に映像
トラックをアクセスしようとする場合には、ピンクアッ
プを映像トラック方向に移動させるが、読み取り位置が
映像トラックに入った時点で線速度のちがいからアドレ
ス情報は全く得られなくなる。

更に、何らかの原因で異種トラックに読み出し位置が移
動した場合にも読み出し位置が全（判別できないという
状態に陥ることになる。

またポテンショメータによる位置検出は、予めトラック
位置がわかっている場合には有効であるが、読み取り位
置を直接検出するものではないので正確な位置情報が得
に（＜、かつコスト面からも応用が限定されるといった
デメリットがある。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のディスクプレーヤ
は、相異なる基本空間周波数により２植体号が記録され
た複数種の情報トラックを有するディスクから情報を読
み取って再生２値信号を出力する読取手段と、前記読取
手段による情報読取位置の制御を行なう位置制御手段と
、前記ディスクを回転させるモータと、前記モータの回
転を検出し回転角速度に比例した周波数のＦＧパルスを
発生する回転検出手段と、前記読取手段より出力される
再生２値信号と前記回転検出手段より出力されるＦＧパ
ルスを入力しＦＧパルス１周朋もしくはその整数倍の期
間にわたって再生２値信号をカウントするカウンタと、
前記カウンタより出力されるカウント結果を入力しカウ
ント結果の大小から情報トラックの種類を識別してこれ
に応じた識別信号を出力するトラック識別手段と、前記
トラック識別手段より出力される識別信号を入力し前記
位置制御手段を通して前記読取手段の情報読取位置を制
御し情報読取トラックの選択を行なうトラック選択手段
を備えたものである。

作用 本発明のディスクプレーヤは上記した構成により、情報
トラックの種類の判別を正確かつ容易に行ない得るので
、異種トラック間を安定にアクセスすることができる。

実施例 以下本発明のディスクプレーヤの一実施例について図面
を参照しながら説明を行なう。第１図は本発明の一実施
例のディスクプレーヤのブロック図を示したものである
。第１図において１はディスク、２は読取手段、３は位
置制御手段、４はモータ、５は回転検出手段、６は計数
手段、７はトラック識別手段、８はトラック選択手段で
ある。

読取手段２は、位置制御手段３により決められたディス
ク１上の半径位置にある情報トラックから信号を読み取
って再生２値信号を出力する。一方ディスク１はモータ
４により回転するが、この時回転検出手段５はモータ４
またはディスク１の回転を検出し、その角速度に応じた
周波数のＦＧ信号を出力する。回転検出は、例えばモー
タ自身の回転に伴って現われるｆ９気的な変化をホール
素子を用いて検出する、あるいは、別にスリットを設け
た円板とモータ軸に取付けて光学的に検出する、などの
方法がある。計数手段６は再生２値信号及びＦＧ倍信号
入力し、ＦＧ倍信号１周期の期間、再生２値信号のパル
ス数をカウントする。このカウント結果はトラック識別
手段７に入力される。

ディスク１上には相異なる基本空間周波数により情報が
記録された複数種の情報トラック、例えば音声トラック
と映像トラックが存在するので、一定のディスク回転角
に対応する再生２値信号のパルス数は読み取る情報トラ
ックの種類により異なってくる。このパルス数のちがい
はそのままカウント結果のちがいとして与えられる。そ
こでトラック識別手段７はカウント結果の値の大小から
情報トラックの種類を識別しこれに応じた識別信号を出
力する。トラック選択手段８は識別信号を入力し、読取
手段２が所望のトラックを読み取っているかどうかを判
別し、位置制御手段３を通じて情報読取位置を制御する
。トラック選択手段８は例えばマイコンにより容易に実
現される。

次に計数手段６及びトラック識別手段７について更に説
明を行なう。第２図は計数手段６及びトラック識別手段
７の具体的な回路図、第３図は第２図の各点における信
号波形図である。第２図において１０はカウンタ、１１
〜１４はＤフリップフロップ、１５．１６はＡＮＤゲー
トである。また第３図の（ａｌ〜（ｈｌはそれぞれ第２
図中のＡ−Ｈ点における信号波形を表わしている。Ａ点
より入力されたＦＧ倍信号まずＤフリップフロップ１２
により構成される分周器により２分周される。これはＦ
Ｇ倍信号デユーティ−が５０％から大きく外れる場合に
カウント値に含まれる誤差から発生する誤判定を防ぐ為
のものである。分周されたＦＧＣ信号は、Ｄフリップフ
ロップ１３．１４とＡＮＤゲート１５．１６により構成
されるタイミングパルス発生回路に入力されて、ＡＮＤ
ゲート１５より立ち上りエツジパルスＧを、またＡＮＤ
ゲー１−１６より立ち下りエツジパルスＨを発生させる
。立ち上りエツジパルスＧはカンウタ１０のリセツト端
子に入力されカウンタをリセツトする。このリセット動
作後力つンタエ０はクツロク入力に接続された再生２値
信号Ｃをカウントする。ここまでが計数手段としての動
作であるが、次に識別手段としての機能はここでは最も
単純な場合の構成としてＤリップフロップ１１によるラ
ンチのみで実現している。カウンタ１ｏの出力のうち最
上位ビット出力のみをＤフリップフロップ１１に入力し
、立ち下りエツジパルスＨによりランチをかける。カウ
ンタ１０のビット数を適切に選ぶことにより読み取り情
報トラックの種類をＦＧ信号１周期後の最上位ビットの
１／φで識別している。こうしてＤフリップフロップ１
１の出力として識別信号が得られる。

なお実施例は本発明の一構成例にすぎない。第３図にお
けるトラック識別手段は、最も単純な場合を示したが、
必要ならばカウント結果の大小比較を行ないその結果を
ラッチする構成も採ることができる。

読取手段２の情報読取方法は特に限定されず、ディスク
１の種類に合わせて磁気的なものでも光学的なものでも
静電容量的なものでもよい。また例えば光学ピックアッ
プにおけるフォーカシング及びトラッキング制御のよう
に読取位置を１本の情報トラックに追従させるための制
御回路を含んでいる。

位置制御手段３は読取手段２による情報読取位置をディ
スク半径方向に移動させるものであって、その方法は特
に限定されない。

更に、従来例で説明した位置検出手段を本発明に併せて
用いてもよい。例えばアドレス情報を用いれば、各トラ
ック内で更にきめ細かなアクセスが実現できる。

発明の効果 以上のことから明らかなように、本発明は相異なる基本
空間周波数により２植体号が記録された複数種の情報ト
ラックを有するディスクから情報を読み取って再生２値
信号を出力する読取手段と、前記読取手段による情報読
取位置の制御を行なう位置制御手段と、前記ディスクを
回転させるモータと、前記モータの回転を検出し回転角
速度に比例した周波数のＦＧパルスを発生する回転検出
手段と、前記読取手段より出力される再生２値信号と前
記回転検出手段より出力されるＦＧパルスを人力しＦＧ
パルス１周朋もしくはその整数倍の期間にわたって再生
２値信号をカウントする計数手段と、前記カウンタより
出力されるカウント結果を入力しカウント結果の大小か
ら情報トラックの種類を識別してこれに応じた識別信号
を出力するトラック識別手段と、前記トラック識別手段
より出力される識別信号を入力し前記位置制御手段を通
して前記読取手段の情報読取位置を制御し情報読取トラ
ックの選択を行なうトラック選択手段を備えているので
、異種トラック間でのアクセス時にも安定で確実なアク
セス動作を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のディスクプレーヤのブロッ
ク図、第２図は第１図における計数手段及びトラック識
別手段の回路図、第３図は第２図の各点における信号波
形図、第４図は従来のディスクプレーヤのブロック図で
ある。 １・・・・・・ディスク、２・・・・・・読取手段、３
・・・・・・位置制御手段、４・・・・・・モータ、５
・・・・・・回転検出手段、６・・・・・・計数手段、
７・・・・・・トラック識別手段、８・・・・・・トラ
ック選択手段。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名宕　１　図 第２図 第３図 第４１２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 相異なる基本空間周波数により２値信号が記録された複
   数種の情報トラックを有するディスクから情報を読み取
   って再生２値信号を出力する読取手段と前記読取手段に
   よる情報読取位置の制御を行なう位置制御手段と、前記
   ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転を検
   出し回転角速度に比例した周波数のＦＧ信号を発生する
   回転検出手段と、前記読取手段より出力される再生２値
   信号と前記回転検出手段より出力されるＦＧ信号を入力
   しＦＧ信号１周期もしくはその整数倍の期間にわたって
   再生２値信号をカウントする計数手段と、前記カウンタ
   より出力されるカウント結果を入力しカウント結果の大
   小から情報トラックの種類を識別してこれに応じた識別
   信号を出力するトラック識別手段と、前記トラック識別
   手段より出力される識別信号を入力し前記位置制御手段
   を通して前記読取手段の情報読取位置を制御し情報読取
   トラックの選択を行なうトラック選択手段とを具備する
   ことを特徴とするディスクプレーヤ。