JPS63103A - コイル部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラなどの映像信号回路内の雑音を
阻止するフィルターなどとして利用されるコイル部品に
関するものである。

従来の技術 従来、この種のフィルターなどに利用されるコイル部品
は、第４図や第５図に示すような構成であった。第４図
において、８は平板状の端子板であり、９はトロイダル
型コアに巻線を施したコイルで上記端子板８上に設置さ
れて構成されており、第５図において、１０は中央に収
納凹部１０ａを形成した端子板でトロイダル型コアに巻
線を施したコイル１１はこの収納凹部１０ａに組込まれ
て構成され、いずれも１個のコイルに１個の端子板から
なるものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、第４図のコイル９を複数個
使用した場合、トロイダル型コアの厚さと外径の比率弁
に個数をかけた寸法だけ設置面積は大きくなる。また第
５図のコイル１１を複数個使用した場合においても複数
個の端子板１０を保持するためにケースもしくはそれに
相当する構成にする必要が有る。同時にそれは、端子板
どうしのすき間から端子ピッチのバラツキにつながる問
題があった。

問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、トロイダル型コア
に１巻線を施したコイルを縦置きに複数個、底板の両端
および中間に仕切板を設けた端子板に組込む構成とした
−ものもある。

作用 この構成とすること（ミより゛映像信号回路内の雑音信
号を阻止するフィルター部品が複数必要となる場合、コ
イルを縦置きにして１個の端子板に配列する構成により
、設置面積の縮少、端子ピッチのバラツキを減少させる
ことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例の断面を表わす図で、第２
図は、巻線を施したトロイダル型コアが端子板に配列さ
れた状態を表わす斜視図、第３図は同要部の正面図であ
る。

第１図〜第３図において、１はトロイダル型コアで、こ
のトロイダル型コアｌに巻線２を施してコイル３を構成
している。４は端子板であり、底板４ａと、この底板４
ａの両端および中間部に仕切板４ｂが一定間隔に設けら
れ、この仕切板４ｂの上面中央には切欠部４ｃが設けら
れ、かつ、底板４ａの各仕切板４ｂ間にはコイル３の一
部を保持する円弧状保持部４ｄが設けられて構成されて
いる。また、底板４ａには端子５が植設され、この端子
５にコイル３の巻線２の両端を接続するための配線溝７
が底板４ａには設けられている。

この端子板４の各９切板４ｂ間にはコイル３が縦方向に
設置され、巻線２の両端は配線溝７を通して端子５に接
続し、中間の仕切板４ｂの切欠部４ｃには接着材６が施
されて、コイル３は端子板４に固着されている。

発明の効果 以上のように本発明は、トロイダル型コアに巻線を施し
たコイルを縦置きにし、複数個を１つの端子板に配列し
接続することにより、設置面積は縮少し、端子ピッチの
バラツキは減少する。また、配線接続後の半田処理は１
回になるので製造工程数の削減になり、製造時間短縮に
も効果を示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコイル部品の一実施例による断面図で
、第２図は同斜視図、第３図は同要部の正面図、第４図
は従来の横置き型コイル部品の斜視図、第５図は従来の
縦置き型コイル部品の斜視図である。 １・・・・・・トロイダル型コア、２・・・・・・巻線
、３・・・・・・コイル、４・・・・・・端子板、４ａ
・旧・・底板、４ｂ・旧・・仕切板、４ｃ・・・・・・
切欠部、４ｄ・・・・・・円弧状保持部、５・・・・・
・端子、６・・・・・・接着材、７・旧・・配線溝。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はが１名第１図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）トロイダル型コアに巻線を施したコイルを複数個
   、縦置きに、底板の両端および中間部に仕切板を設けた
   端子板に組込んでなるコイル部品。
2. （２）端子板の底板に配線用溝を設けた特許請求の範囲
   第（１）項記載のコイル部品。
3. （３）端子板の仕切板の上部に接着材を施す切欠部を設
   けた特許請求の範囲第（１）項記載のコイル部品。