JPS63102838A - ダイカストマシンにおける円筒形スリ−ブの再生方法 - Google Patents
ダイカストマシンにおける円筒形スリ−ブの再生方法Info
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- JPS63102838A JPS63102838A JP24924086A JP24924086A JPS63102838A JP S63102838 A JPS63102838 A JP S63102838A JP 24924086 A JP24924086 A JP 24924086A JP 24924086 A JP24924086 A JP 24924086A JP S63102838 A JPS63102838 A JP S63102838A
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- JP
- Japan
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- cylindrical sleeve
- restoration
- inner diameter
- cut
- sleeve
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- Pending
Links
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本発明は、第7図示の如く、注入口1を通じて溶融金属
を注入し、ピストンロッド2を作動させて先端部のプラ
ンジャ3によってその溶融金属をダイス4内へ射出させ
るダイカストマシン(コールドチャンバ式)に使用され
る円筒形スリーブに係り、その目的とするところは、プ
ランジャとの摺動摩擦、急激な温度変化による膨張、収
縮の繰り返し等でスリーブ内面に摩耗部や扶れが生じ、
そのために押し出し能力が低下した円筒形スリーブの再
生方法に関する。
を注入し、ピストンロッド2を作動させて先端部のプラ
ンジャ3によってその溶融金属をダイス4内へ射出させ
るダイカストマシン(コールドチャンバ式)に使用され
る円筒形スリーブに係り、その目的とするところは、プ
ランジャとの摺動摩擦、急激な温度変化による膨張、収
縮の繰り返し等でスリーブ内面に摩耗部や扶れが生じ、
そのために押し出し能力が低下した円筒形スリーブの再
生方法に関する。
口 従来技術
上記円筒形スリーブは、5KD−6、又は5KD−81
等の窒化特殊鋼が使用され、耐久力に優れているが、通
例その寿命は3万シヨツト(回)と言われている。この
回数は、エンジンブロック製品関係の自動車産業におい
ては数日で消化される数である。これら充分な機能を発
揮し得なくなった円筒形スリーブは、一部再生処理して
利用されているものもあるが、大半は破棄処分されてい
るのが実情である。
等の窒化特殊鋼が使用され、耐久力に優れているが、通
例その寿命は3万シヨツト(回)と言われている。この
回数は、エンジンブロック製品関係の自動車産業におい
ては数日で消化される数である。これら充分な機能を発
揮し得なくなった円筒形スリーブは、一部再生処理して
利用されているものもあるが、大半は破棄処分されてい
るのが実情である。
従来の再生処理は、損傷の及ばない深さまで欠陥部分を
切削加工するポアーアップ方法と。
切削加工するポアーアップ方法と。
一旦ボアーアップで処理してそこに所望の内径を有する
ブシュシュを圧入する方法とが知られている。
ブシュシュを圧入する方法とが知られている。
ハ 発明が解決しようとする問題点
機能を失った円筒形スリーブをその都度新品と交換して
いては、製品のコスト高を招くばかりである。そこで再
生利用することが考えられるが、ポアーアップする再生
方法は、円筒形スリーブの肉厚が不足して強度上の問題
が起こったり、それと組み合わせるのに適したプランジ
ャを調達したり、所望のスリーブ内径に合致させるのが
侵食の程度によって難しかったり、ダイスへの射出量を
計算してそのストロークを調整しなければならず、而も
再生可能な回数はせいぜい1〜2回が限度である。
いては、製品のコスト高を招くばかりである。そこで再
生利用することが考えられるが、ポアーアップする再生
方法は、円筒形スリーブの肉厚が不足して強度上の問題
が起こったり、それと組み合わせるのに適したプランジ
ャを調達したり、所望のスリーブ内径に合致させるのが
侵食の程度によって難しかったり、ダイスへの射出量を
計算してそのストロークを調整しなければならず、而も
再生可能な回数はせいぜい1〜2回が限度である。
一方プッシュを圧入する方法は1円筒形スリーブの肉厚
が充分確保されているものであれば以後ブツシュの交換
により同じ機種のダイカストマシンに対し繰り返し使用
も可能であるが、ブツシュの外周と円筒形スリーブ内面
とが焼きばめ等によってきつく嵌まり合っていても、温
度変化の繰り返しにより緩みが生じてブツシュが抜けて
しまう欠点があった。
が充分確保されているものであれば以後ブツシュの交換
により同じ機種のダイカストマシンに対し繰り返し使用
も可能であるが、ブツシュの外周と円筒形スリーブ内面
とが焼きばめ等によってきつく嵌まり合っていても、温
度変化の繰り返しにより緩みが生じてブツシュが抜けて
しまう欠点があった。
二 問題を解決するための手段
本発明は、新品と同等の機能が発揮でき、t&り返し再
生も可能なダイカストマシンにおける円筒形スリーブの
再生方法であって、その構成は、円筒形スリーブを焼き
鈍し処理してその内面を所定の厚みで均等に切削除去す
る工程と、それによって表出した面へ少なくとも除去さ
れた材質と同等以上の特性を有する材質で肉盛り加工す
る工程と、その肉盛り加工後に再度焼き鈍し処理する工
程と、その肉盛り部に対して所望の内径となるまで切削
加工する工程とから成ることにある。
生も可能なダイカストマシンにおける円筒形スリーブの
再生方法であって、その構成は、円筒形スリーブを焼き
鈍し処理してその内面を所定の厚みで均等に切削除去す
る工程と、それによって表出した面へ少なくとも除去さ
れた材質と同等以上の特性を有する材質で肉盛り加工す
る工程と、その肉盛り加工後に再度焼き鈍し処理する工
程と、その肉盛り部に対して所望の内径となるまで切削
加工する工程とから成ることにある。
ホ 実施例
約3万シヨツトの射出を終えた円筒形スリーブ5には、
通例第6図示の如く無数の条痕6や決れ部7が生じてい
る。これら損傷部の深さはまちまちであるが、先ず円筒
形スリーブ5表面の窒化層を切削可能なように改質する
ため焼き鈍し処理し、その内周を損傷した欠陥部分共々
均一の厚さに旋盤で切削除去する。この切削除去によっ
て内周面金てを無傷の新しい面とするのであるが、損傷
部がその切削厚さ以上深くまで達している場合は、予め
その損傷部を大きく削り取って円筒形スリーブと同質の
材料で部分的に埋め込んで修復しておく0次に切削除去
された面へ、その材質と同等もしくはそれ以上の性能を
有する金属材で肉盛り加工するのである、それには手作
業でも不可能ではないが1例えば第6図示の如く、円筒
形スリーブの片端側をチャック装置8で@tt−,して
定回転させると共に、TIG溶接装置のトーチ9の先端
を円筒形スリーブ5の長手方向に移動せしめ、隣接した
溶着条同士が互いに接触したスパイラル状に溶着させれ
ば能率良く実行でき、殊に長物の場合は効果的である。
通例第6図示の如く無数の条痕6や決れ部7が生じてい
る。これら損傷部の深さはまちまちであるが、先ず円筒
形スリーブ5表面の窒化層を切削可能なように改質する
ため焼き鈍し処理し、その内周を損傷した欠陥部分共々
均一の厚さに旋盤で切削除去する。この切削除去によっ
て内周面金てを無傷の新しい面とするのであるが、損傷
部がその切削厚さ以上深くまで達している場合は、予め
その損傷部を大きく削り取って円筒形スリーブと同質の
材料で部分的に埋め込んで修復しておく0次に切削除去
された面へ、その材質と同等もしくはそれ以上の性能を
有する金属材で肉盛り加工するのである、それには手作
業でも不可能ではないが1例えば第6図示の如く、円筒
形スリーブの片端側をチャック装置8で@tt−,して
定回転させると共に、TIG溶接装置のトーチ9の先端
を円筒形スリーブ5の長手方向に移動せしめ、隣接した
溶着条同士が互いに接触したスパイラル状に溶着させれ
ば能率良く実行でき、殊に長物の場合は効果的である。
尚このように自動化する場合。
円筒形スリーブを1ピツチづつ間欠回転すると共に、ト
ーチ先端を往復動させて長手方向へ平行した直線状に溶
着しても肉盛り可能である。
ーチ先端を往復動させて長手方向へ平行した直線状に溶
着しても肉盛り可能である。
所定の肉盛りを終えたら、円筒形スリーブ5と肉盛り部
10との境に生じている残留応力を除くため、再度焼き
鈍しくひずみ取り焼き鈍し)処理を行う、そして旋盤に
より所定の内径に切削し、鏡面仕上げをした後イオン窒
化処理を行って再生は完了する。
10との境に生じている残留応力を除くため、再度焼き
鈍しくひずみ取り焼き鈍し)処理を行う、そして旋盤に
より所定の内径に切削し、鏡面仕上げをした後イオン窒
化処理を行って再生は完了する。
上記再生工程において、円筒形スリーブの注入口は1作
業に先立って同質の金属で閉塞させておき、終了後にそ
れを除去するようにすれば、切削、肉盛り加工とも効率
良く行なえる。
業に先立って同質の金属で閉塞させておき、終了後にそ
れを除去するようにすれば、切削、肉盛り加工とも効率
良く行なえる。
このようにして再生された円筒形スリーブは元の寸法と
同一寸法に再現され、而も溶着された肉盛り部はスリー
ブ本体と一体化されたものとなるから、新品と何ら変わ
るところはなく。
同一寸法に再現され、而も溶着された肉盛り部はスリー
ブ本体と一体化されたものとなるから、新品と何ら変わ
るところはなく。
繰り返し再生も可能である。
尚本発明は円筒形スリーブの再生に係るものであるが、
同じ工程により、例えば円筒形スリーブと組み合わされ
るプランジャ、その他摩耗の激しい各種部材の再生に対
しても応用可使である。
同じ工程により、例えば円筒形スリーブと組み合わされ
るプランジャ、その他摩耗の激しい各種部材の再生に対
しても応用可使である。
へ 効果
本発明によれば、新品と比較して品質的に何ら遜色のな
い再生製品を安価にて提供できる。
い再生製品を安価にて提供できる。
又従来消耗品扱いされていた円筒形スリーブを、再生手
段をもって同寸法の円形型スリーブに再生して反復使用
を可能にでき、経費節減に貢献するところ多大である。
段をもって同寸法の円形型スリーブに再生して反復使用
を可能にでき、経費節減に貢献するところ多大である。
第1図〜第4図は本発明に係る再生方法の各工程を示し
たもので、第1図は損傷部のある円筒形スリーブの断面
図、第2図は内周を一定の厚みで切削除去された円筒形
スリーブの断面図、第3図は肉盛り加工された円筒形ス
リーブの断面図、第4図は所望の径に切削加工された円
筒形スリーブの断面図、第5図は肉盛り加工作業の状態
を示す説明図、第6図は損傷部のある円筒形スリーブの
斜視図、第7図はダイカストマシンの構造を示す説明図
である。
たもので、第1図は損傷部のある円筒形スリーブの断面
図、第2図は内周を一定の厚みで切削除去された円筒形
スリーブの断面図、第3図は肉盛り加工された円筒形ス
リーブの断面図、第4図は所望の径に切削加工された円
筒形スリーブの断面図、第5図は肉盛り加工作業の状態
を示す説明図、第6図は損傷部のある円筒形スリーブの
斜視図、第7図はダイカストマシンの構造を示す説明図
である。
Claims (1)
- 円筒形スリーブを焼き鈍し処理してその内面を所定の厚
みで均等に切削除去する工程と、それによって表出した
面へ少なくとも除去された材質と同等以上の特性を有す
る材質で肉盛り加工する工程と、その肉盛り加工後に再
度焼き鈍し処理する工程と、その肉盛り部に対して所望
の内径となるまで切削加工する工程とから成ることを特
徴とするダイカストマシンにおける円筒形スリーブの再
生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24924086A JPS63102838A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | ダイカストマシンにおける円筒形スリ−ブの再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24924086A JPS63102838A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | ダイカストマシンにおける円筒形スリ−ブの再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63102838A true JPS63102838A (ja) | 1988-05-07 |
Family
ID=17190011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24924086A Pending JPS63102838A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | ダイカストマシンにおける円筒形スリ−ブの再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63102838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102148118B1 (ko) * | 2020-04-13 | 2020-08-25 | 김영환 | 다이캐스팅 금형용 슬리브 재생방법 및 상기 방법에 의해 재생된 재생슬리브 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121743A (ja) * | 1973-03-23 | 1974-11-21 | ||
JPS5033165A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP24924086A patent/JPS63102838A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121743A (ja) * | 1973-03-23 | 1974-11-21 | ||
JPS5033165A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102148118B1 (ko) * | 2020-04-13 | 2020-08-25 | 김영환 | 다이캐스팅 금형용 슬리브 재생방법 및 상기 방법에 의해 재생된 재생슬리브 |
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