JPS63102020A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS63102020A
JPS63102020A JP24693086A JP24693086A JPS63102020A JP S63102020 A JPS63102020 A JP S63102020A JP 24693086 A JP24693086 A JP 24693086A JP 24693086 A JP24693086 A JP 24693086A JP S63102020 A JPS63102020 A JP S63102020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic layer
recording medium
soft magnetic
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP24693086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Niimi
秀明 新見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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Publication of JPS63102020A publication Critical patent/JPS63102020A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−1−の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に関する。史に詳細には、本発明
は再生出力の高い磁気記録媒体に関する。
[従来の技術] 近年、酸素雰囲気中で強磁v1体を非磁性基板に対して
斜めにベーパーデポジションさせることにより形成され
た磁性膜を有する磁気記録媒体が晶密度磁気記録媒体と
して提案されている(特開昭53−58208号)。
ところが、この膜でも記録密度を高くすると各種損失が
発生して、+If牛出力出力ドするという欠点を有して
いた。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は、従来技術のもつ、1゛ム密記録時の11)
生出力低ドを改占し、以って+1生出力の高い磁気記録
媒体を提供することを目的とする。
[問題点を解決するためのT段コ 前記の問題点は、非磁性基体と斜め方向に磁気W方性を
もつ磁性層とを有する磁気記録媒体において、前記基体
と前記磁性層との間に少なくとも一層以1−の軟磁性層
が配設されていることを特徴とする磁気記録媒体により
解決される。
本発明者は、記録時の磁性層内の磁化状態をローレンツ
電子顕微鏡法あるいは電子線超高散回折等を用いて詳細
に検討した((株)コロナ社発行「透過電子顕微鏡法」
第16章)。その結果、記録波長が短くなるほど、第3
図に示すように、磁化が膜面から立ちにがった方向を向
くようになるため、磁性層の1−下に磁極が現れ、静磁
エネルギー的に不安定となり、磁化が乱れ易いことを見
い出した。
更に、本発明者が長年にわたり広範な試作と研究を続け
た結果、斜め方向に磁化容易軸を有する磁性層のド層に
軟磁性層を設けることによって、第2図に示すようにド
層で閉磁路を作るようになり磁化が安定化することを発
見した。本発明はこれらの知見に基づいて完成されたも
のである。
なお、このような磁化安定化効果は、斜めベーパーデポ
ジション膜のみではなく強磁v1釧状粒子−をバインダ
ー中で斜めに配向させた膜など、斜め方向に磁化容易軸
をもつ磁性層全てについて得られる。
ただし、磁性層が斜めベーパーデポジション膜である場
合、軟磁性層もベーパーデポジション法により形成され
た方がより優れた効果が得られる。
塗布法により形成された転磁w1層1−に斜めベーパー
デポジション磁性層を積層させた場合、一般に塗布法に
よる磁性層はベーパーデポジション法による磁性層より
飽和磁化がはるかに小さいので、得られる磁化安定化効
果は不1−分である。従って、l−分な磁化安定化効果
を得るためには、ベーパーデポジション軟磁性層l−に
は斜めベーパーデポジション磁性層あるいは塗tri 
Mf磁性層積層し、塗4j軟磁性層1−には斜め塗布磁
w1層を積層させた方がよい。
軟磁性層の厚み自体は本発明の必須要イ′1ではないが
、あまり薄すぎると本発明の所期の目的を達成できない
し、一方あまり厚すぎると逆に信号再生時のノイズが増
加する。 ・般的な指標として、人体、0.01μm〜
1.0μm程度の範囲内の厚みに形成すればよい。軟磁
性層は少なくとも一層以ヒ配設する。複数の軟磁性層を
配設する場合、厚みの総和が前記厚み範囲内に収まるこ
とが好ましい。
軟磁性層を構成する軟質磁性材料としては、Mn−Zn
フェライト、Ni−Znフェライト、Fe−8i合金(
けい素鋼)およびパーマロイなど軟磁気特性に優れた材
料が好ましい。その他の軟質磁性材料も使用できる。こ
のような材料は当業者に周知である。
軟磁性材料を塗布法により形成する場合のバインダーは
例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリスチレン。
ポリテトラフルオロエチレン、ポリブタジェン。
ポリ塩化ビニル、ポリウレタンなどの高分子及びそれら
を構成する弔量体(モノマー)及び11′1.@体から
誘導される低置−rit(例えば、オリゴマー)のもの
などである。これら以外の化合物も使用できる。軟質磁
t’l材料とイ1゛機バインダー材料とを適当な比率で
混合し、軟hi1t’1層を形成させる。
本明細書の全体を通じて使用される“ベーパーデポジシ
ョン法”とは気体または真空空間中で、析出させようと
する物質あるいは化合物等を蒸気またはイオン化蒸気と
して基体1〕に析出させる方法を意味する。この方法に
は、真空蒸着法、イオン・ブレーティング法、高周波イ
オン拳ブレーティング法、イオン・クラスタービーム法
、イオンビームデポジション法、スパッタリング法など
がある。
本発明の磁気記録媒体は前記軟磁性層のI−に磁性層を
有する。この磁性層は斜め方向に磁気光方性を有する。
この磁性層を構成する強磁シ1体としては、co。
F e + N iあるいはそれら金属と種々の元素と
の合金類、γ−へマタイト、あるいはバリウムフェライ
トをはじめとするマグネトブランバイト型フ6一 エライトが好ましい。
この強磁性体材料はtト独で使用することもできるが、
前記と同様な有機材料と混合して使用することもてきる
本発明の磁気記録媒体に使用される非磁性基体としては
、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート等の高分子
フィルム、ガラス類、セラミック。
アルミ、陽極酸化アルミ、黄銅なとの金属板、Si i
ll、結晶板1表面を熱酸化処理したSi単結晶板など
がある。
また、磁気記録媒体としては、ポリエステルフィルム、
ポリイミドフィルムなどの合成樹脂フィルムを基体とす
る磁気テープおよび磁気ディスク、合成樹脂フィルム、
アルミニウム板およびガラス板等からなる円盤やドラム
を基体とする磁気ディスクや磁気ドラムなど、磁気ヘッ
ドと摺接する構造の種々の形態を包含する。
[実施例] 以ド、図面を参照しながら本発明の磁気記録媒体の実施
例について詳細に説明する。
実11([ 第1図に示される装置を使用して本発明の磁気記録媒体
を製造した。
5X10−5Torrの真空度に維持された真空槽1内
で、厚さ10μmのPETフィルム3をドラム4に沿っ
て走行させつつ、蒸発源6からNi78at%Fe22
at%の軟磁性薄膜を300人/secの蒸着速度で厚
さが600人になるまで蒸着する。このパーマロイ軟磁
性膜の初透磁ネ(は1000であった。
次に、1xlO−qTorrの真空度に維持された真空
槽13内で、蒸発源9から防着板10により最低入射角
を50°に制限して、導入]111から酸素ガスを20
0 ml/winの流htで導入しつつC。
80at%及びNi20at%からなる薄膜(保磁カニ
10000e)を800人/secノ蒸着速度で厚さが
1500人になるまで蒸着した。得られた磁気記録媒体
の保磁力は8000eであった。
K1叶Z 実施例1て使用された装置で、厚さ10μmのPETフ
ィルムにNi78−Fe22軟磁性膜(厚さ2000人
、初透磁率1000)を作成した後、その−1−に、長
軸長0.3μm針状比10の金属粉CFeBO−Nil
 O−Co70 )を膜面から30°qち−1−かった
方向に配向させた磁性層を作成した。得られた磁気記録
媒体の保磁力は10000eであった。
ル佼1P Ni*Fe軟磁性膜の蒸着を省略した以外は、実施例1
と同様にしてCoeNi磁性膜を作成し、磁気記録媒体
を得た。
ル校汀λ Ni *Fe軟磁性膜の蒸着を省略した以外は、実施例
2と同様にして磁性金属が斜め配向した磁性層を作成し
、磁気記録媒体を得た。
跋1阻 実施例1,2および比較例1,2で得られた磁気記録媒
体を適当な切断丁段でスリットして、磁気テープを作成
した。この磁気テープについて波長0.5μmで記録1
4生をIJlい、再生出力を測定した。測定結果を下記
の表に示す。
[発明の効果コ 前記の結果から明らかなように、実施例1と比較例1の
再生出力および実施例2と比較例2の再生出力を比べる
と、何れも軟磁性層を配設した本発明の磁気記録媒体の
ほうが軟MH’1層を自しない従来の記録媒体よりも高
い+IrIr力出力’Jられる。
この事実から、昇磁M+ Ll;体と斜め方向に磁気異
方性をもつ磁性層とを口する磁気記録媒体において、間
に軟磁性層を介イ1させると磁性層の磁化が安定化し、
高い+1生出力を得られることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体の製造に使用される装置
の一例を示す概要図、第2図は本発明の磁気記録媒体の
磁ヤ1層の磁化状態を、J<す断面模式図、第3図は従
来の磁気記録媒体の磁性層の磁化状態を示す断面模式図
である。 ■および13・・・真空槽、2・・・巻出しロール、3
・・・PETフィルム、4および8・・・ドラム、5お
よびlO・・・防着板、6・・・軟磁性層用熱a湯、7
・・・ガイドロール、9・・・磁性層用蒸発源、11・
・・ガス導入11.12・・・巻取りロール、20・・
・磁性層、22・・・非磁性基体、23・・・軟磁性層
、24・・・磁化容易軸、25・・・磁極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体と、該基体法線に対して斜め方向に磁
    気異方性をもつ磁性層とを有する磁気記録媒体において
    、前記非磁性基体と前記磁性層との間に少なくとも一層
    以上の軟磁性層が配設されていることを特徴とする磁気
    記録媒体。
  2. (2)磁性層が斜めベーパーデポジションにより作成さ
    れていることを特徴とする第1項記載の磁気記録媒体。
  3. (3)軟磁性層がベーパーデポジションにより作成され
    ていることを特徴とする第2項記載の磁気記録媒体。
  4. (4)磁性層が、有機バインダー中で強磁性針状粒子を
    斜め方向に配向させたものであることを特徴とする第1
    項記載の磁気記録媒体。
  5. (5)軟磁性層が塗布により作成されていることを特徴
    とする第4項記載の磁気記録媒体。
  6. (6)軟磁性層がベーパーデポジションにより作成され
    ていることを特徴とする第4項記載の磁気記録媒体。
JP24693086A 1986-10-17 1986-10-17 磁気記録媒体 Pending JPS63102020A (ja)

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JP24693086A JPS63102020A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 磁気記録媒体

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JP24693086A JPS63102020A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 磁気記録媒体

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JPS63102020A true JPS63102020A (ja) 1988-05-06

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ID=17155864

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JP24693086A Pending JPS63102020A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 磁気記録媒体

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JP (1) JPS63102020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665460A (en) * 1994-11-01 1997-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665460A (en) * 1994-11-01 1997-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording medium

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