JPS63100097A - 単結晶の直径測定方法 - Google Patents

単結晶の直径測定方法

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JPS63100097A
JPS63100097A JP24389086A JP24389086A JPS63100097A JP S63100097 A JPS63100097 A JP S63100097A JP 24389086 A JP24389086 A JP 24389086A JP 24389086 A JP24389086 A JP 24389086A JP S63100097 A JPS63100097 A JP S63100097A
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single crystal
diameter
ring
bright
chamber
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Kiichiro Kitaura
北浦 喜一郎
Hideo Makino
秀男 牧野
Masanao Shimada
島田 昌直
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Osaka Titanium Co Ltd
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NEC Corp
Osaka Titanium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はCZ法(チックラルスキー法)による単結晶
の製造において、単結晶の直径を精度よく測定する方法
に関する。
〔従来の技術〕
IC,LSI等の製造に使用されるシリコン等の単結晶
の製造方法として、CZ法がよく知られている。この方
法は、第4図の原理図に示すように、ルツボ2に容れた
シリコン等の結晶融液4をワイヤ6等によりルツボ2に
対して相対的に回転させながら円柱状に引き上げ、凝固
させるものである。引き上げられた円柱状の単結晶8は
、所定径のインゴットに切削加工されるが、この切削加
工時の切削代を少なくし製造歩留りを高める必要性から
、引き上げ中に単結晶8の直径を高精度に測定すること
が要求される。そして、この直径測定は、従来は主に次
の方法で行われていた。
引き上げ中の単結晶8の成長部、すなわち凝固部と結晶
融液4との境界には、メニスカスによる曲率の差が生じ
、見かけの輻射率を変えることによりいわゆるフユージ
ロンリング9が発現する。
このフユージッリング9は、斜め上方から観察すること
により半楕円形状に捉えられるので、その長径方向x−
xにCCDカメラ等の一次元うインセンサlOで撮影す
ることにより、第5図(イ)に示すようにフェージ四ン
リング9との交点x、  x(第4図)に対応して2つ
のピークPa、Pbを有するアナログ信号波形が得られ
る。従来の直径測定は、第5図ヒ)(ロ)に示すように
、このアナログ信号波形を2値化し、更に、第5図(ロ
)(へ)に示すように、ピークPaにおいて2値化信号
が最初に0から1に切り換わる画素子Naから、ピーク
pbにおいて2値化信号が最後に1から0に切り換わる
画素子Nbまでの画素子数(Na −Nb )に基づい
てNa、Nb間の実長を計算することにより行われてい
た。しかしながら、このような直径測定方法では、次の
ような理由から大きな測定誤差を生じていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
単結晶8の引き上げ中にフュージョンリング9の光量は
大きく変化するのが通例である。フュージョンリング9
の光量が変化した場合、第6図に示すように、ピークP
a、Pbの最大値が変化するのみならず、裾の広がり具
合が変化し、これにともなって直径測定値も変わってく
る。具体的に言えば、単結晶8の直径が同一でも、フュ
ージョンリング9の光量が増大すれば、Pa、Pbにつ
いての2値化出力は幅が広がり、Na、Nb間の間隔が
増して測定値を増大させ、逆にフュージョンリング9の
光量が減少すればNa、Nb間の間隔が狭まって測定値
が小さくなるのである。
また、このような測定誤差は、−次元ラインセンサlO
の受光感度の差によっても生じる。
本発明は、これらの測定誤差を完全に排除し得る高精度
な直径測定方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
ところで、フュージョンリング9をCCDカメラ等の一
次元うインセンサlOで逼影した場合、その出力波形の
ピークPa、Pbは、厳密には第1図(イ)(ロ)に示
されるように、それぞれ2つのピークP a ’ + 
 P a ”およびpb”、pb’からなる。
すなわち、フュージョンリング9はPa ’ 、 Pb
′で表される外側の光輝環と、ピークp a II 、
  pbIIで表される内側の光輝環の2つからなるの
である0本発明者らは、フュージョンリング9が内外2
本の光輝環からなることに着目し、これら光輝環と単結
晶8成長部との位1関係とについて種々調査・考察を行
った結果、内側の光輝環が結晶融液4と単結晶8a固部
との境界、すなわち単結晶8成長部の外周に相当し、外
側の光輝環はルツボ2の縁等が結晶融液4の表面に反射
した反射像であることを見出した。
本発明はこの知見に基づきなされたものであって、CZ
法により単結晶を引き上げ製造する際に、引き上げ中の
単結晶の成長部周囲にフュージョンリングとして発現す
る2本の光輝環のうち、内側の光輝環の直径を前記単結
晶成長部の直径として光学測定することを特徴とする単
結晶の直径測定方法を要旨とする。
ここで、光学測定とはピークpa″、phtt間の実長
を検出することを言う。
〔作 用〕
内側の光輝環が単結晶8成長部の外周に相当することか
ら、内側の光輝環について得られるピークpa##、p
bte間の実長を検出することにより、単結晶8成長部
の直径が高精度に求まる。
また、ピークp B ” I P b ”は、フュージ
ョンリングの光量やセンサの感度が変化した場合、その
高さは変化するものの、P a ” *  P b ”
間の実長は変化しないので、測定される直径は、フュー
ジョンリングの光量変化やセンサの感度差による影響を
受けないものとなる。
〔実施例〕
第3図は、直径制御を導入した実際の単結晶製造装置を
例示したものである。
図中、lは透明の窓を持ったチャンバーで、その内部に
おいてルツボ2が回転支持台3上に載置されている。ル
ツボ2の周囲には、ルツボ2内の結晶融液4を適正温度
に保持するためのヒータ5が設けられている。チャンバ
ー1の上部からチャンバーl内へ垂直に挿入されたワイ
ヤ6は先端にシード7を有し、これを結晶融液4に浸漬
した状態から回転させながら徐々に引き上げることによ
り単結晶8を成長させる。
単結晶8の直径を測定するための光学的手段は、CCD
カメラ等の一次元うインセンサlOがチャンバー1の斜
め上方からチャンバー1の窓を通して、単結晶8の成長
部に発現するフエージッンリング(半楕円形状に見える
)を長径方向X−X(第4図参照)に撮影するものとな
っている。11はこの撮影データより単結晶8成長部の
直径を計算する計算器、12は計算された直径が目標値
に一致するよう、単結晶8の引き上げ速度を制御する制
御器である。
このような単結晶製造装置において、本発明の直径測定
方法を実施するには、第2図のフロシートに示すように
、先ず一次元うインセンサlOで撮影して得たアナログ
波形信号をデジタル信号に変換し、メモリ空間に展開す
る。アナログ信号をデジタル信号に変換するアナプロ/
デジタル変換器としては7ビツト以上のものが望ましい
0次に、展開されたデジタル信号波形の特徴を抽出し、
ピークPa“、pb”の位置を検出する。これには通常
のパターン認識手法が用いられる。ピークPafl、P
bIIの位置が検出されると、最後にPaII 、  
pbII間の長さが単結晶8成長部の直径として測定さ
れる。この長さ測定は、第1図(ロ)(ハ)に示される
ように、P a ” + P b ”間の素子数(Nb
If  N a II )に1素子の長さを乗じること
により可能である0以上の計算は計算器11により行わ
れる。
一次元うインセンサlOで撮影して得たヒエ−ジョンリ
ング9の信号波形を2値化して直径を算出する従来方法
の場合(第5図)、実際の結晶径に変化がなくてもヒエ
−ジョンリングの光量変化やセンサの受光感度の変化に
よって測定径に変化を生じるが、上述のようにピークp
an、pbpt間の長さをパターン認識により直接測定
した場合、ヒエ−ジョンリングの光量変化やセンサの感
度変化による影響がなく、またピークPaIf、pbl
lで表される内側の光輝環は本来的に単結晶8成長部の
外周とよく一致するので、これらがあいまって正確な直
径測定を可能ならしめる。
単結晶8成長部の直径が求まると、制御部12において
この直径を目標値と比較し、両者の差がOとなるように
単結晶8の引き上げ速度を制御する。
このとき、測定径が正確であると、それに応じて実績径
精度が高まり、その分、目標径を小さくでき製品歩留り
を向上させ得ることは言うまでもない。
本発明者らの経験によると、6インチ級のシリコン単結
晶の製造において、従来の2値化波形処理による直径測
定を採用した場合、測定誤差に起因する仕上がり誤差は
±2鶴を見込まなければならず、それにともなって目標
径を(最終製品径+5鶴)に設定しなければならなかっ
たのに対し、上述のピークP a ” +  P b 
”間直接測長の場合には、測定誤差に起因する仕上がり
誤差は±0.5mm程度を見込めばよく、これにより目
標径を(最終製品径+3鶴)まで小さくでき、製品歩留
りを4%向上させることができた。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明の直径測定方法
によれば、直径の測定精度が向上し、その分、厳密な直
径制御が可能になるので、制御目標径を最終製品径に近
づけることができ、これにより切削ロスが減少して製品
歩留りの向上、製品コストの引き下げに大きな効果が発
揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ハ)は本発明の測定方法の処理手順を
図化により模式的に示したグラフ、第2図は同処理手順
を段階的に示したフローシート、第3図は本発明の測定
方法を用いた単結晶製造装置の一例を示した模式図、第
4図はCZ法の原理図、第5図(イ)〜(ハ)は従来の
測定方法の処理手順を示したグラフ、第6図は従来法に
おける測定誤差要因を示すグラフである。 図中、2ニルツボ、4:結晶融液、8:単結晶、9:フ
ュージョンリング、lOニー次元ラインセンサ。 出 願 人  大阪チタニウム製造株式会社第 1 図
       452 図 Pa          Pb 第  3 図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)CZ法により単結晶を引き上げ製造する際に、引
    き上げ中の単結晶の成長部周囲にフュージョンリングと
    して発現する2本の光輝環のうち、内側の光輝環の直径
    を前記単結晶成長部の直径として光学測定することを特
    徴とする単結晶の直径測定方法。
JP24389086A 1986-10-14 1986-10-14 単結晶の直径測定方法 Granted JPS63100097A (ja)

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JPS63100097A true JPS63100097A (ja) 1988-05-02
JPH0437038B2 JPH0437038B2 (ja) 1992-06-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279803A (ja) * 1990-03-29 1991-12-11 Shin Etsu Handotai Co Ltd 結晶育成自動制御用直径測定方法及び装置
US7172656B2 (en) * 2003-05-06 2007-02-06 Sumitomo Mitsubishi Silicon Corporation Device and method for measuring position of liquid surface or melt in single-crystal-growing apparatus
JP2013216556A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Sumco Corp 単結晶引き上げ方法
DE102013210687A1 (de) * 2013-06-07 2014-12-11 Siltronic Ag Verfahren zur Regelung des Durchmessers eines Einkristalls auf einen Solldurchmesser

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US9340897B2 (en) 2013-06-07 2016-05-17 Siltronic Ag Method for controlling the diameter of a single crystal to a set point diameter
DE102013210687B4 (de) 2013-06-07 2018-12-06 Siltronic Ag Verfahren zur Regelung des Durchmessers eines Einkristalls auf einen Solldurchmesser

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