JPS629755A - 薄板連続鋳造設備におけるツインロ−ル型モ−ルドの運転制御方法 - Google Patents
薄板連続鋳造設備におけるツインロ−ル型モ−ルドの運転制御方法Info
- Publication number
- JPS629755A JPS629755A JP60149056A JP14905685A JPS629755A JP S629755 A JPS629755 A JP S629755A JP 60149056 A JP60149056 A JP 60149056A JP 14905685 A JP14905685 A JP 14905685A JP S629755 A JPS629755 A JP S629755A
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- Japan
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- roll
- shell
- cooling water
- rolls
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- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0622—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two casting wheels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は薄板連続M造設備における鋳造シェルと同期し
て移vJするモールド、特にツインロール型モールドの
運転制御方法に関する。
て移vJするモールド、特にツインロール型モールドの
運転制御方法に関する。
従来の技術
薄板の連続鋳造設備の中には、ツインロール型モールド
を使用したものがある。このものは、第9図に示すよう
に、一対のロール41と、これらロール41上に四角形
状に配置された4個の@42aで形成された溶鋼受42
とから構成され、溶鋼受42内に入れられた溶鋼(^)
が一対のロール41によって鋳片(B)として引抜かれ
て薄板が鋳造されるものである。
を使用したものがある。このものは、第9図に示すよう
に、一対のロール41と、これらロール41上に四角形
状に配置された4個の@42aで形成された溶鋼受42
とから構成され、溶鋼受42内に入れられた溶鋼(^)
が一対のロール41によって鋳片(B)として引抜かれ
て薄板が鋳造されるものである。
発明が解決しようとする問題貞
ところで、上記の構成によると、鋳片(B)が一定の速
度で引抜かれているため下記のような問題がある。即ち
、第10図に示寸ように、ロール41表面には、ロール
41内に供給される冷却水によって溶鋼を冷却し、肺い
鋳片シェル(C)が順次生成していく。なお、ロール表
面の熱の吸収は、シェルが肺く、ぞのシェルとロールと
接触しているところではその力が強いほど多く、シェル
は、ロールに接している面の温度と溶鋼側のシェルの温
度とが菫なるため、シェル内部で瀉瓜収縮が発生し変形
する。この時、第11図に示すように、シェル(C)と
ロール41との接触力が弱くなり、ひどい時には空隙(
a)が発生する。この状態になると、第12図に示すよ
うに、シェル(C)の生成厚みに凹凸が生じ、ロール4
1.41間中央を通過するとき、左右のシェルの凸部同
志が衝突して、内部に溶鋼が閉込められた状態となり、
鋳片(B)厚みむらや内部に空間のある欠陥鋳片となる
。また、第13図に示すように、jli 42aの壁面
には、生“成し始めの薄いシェル(C)を拘束して、ブ
レークアウトの原因となる拘束シェル(0)が発生する
。
度で引抜かれているため下記のような問題がある。即ち
、第10図に示寸ように、ロール41表面には、ロール
41内に供給される冷却水によって溶鋼を冷却し、肺い
鋳片シェル(C)が順次生成していく。なお、ロール表
面の熱の吸収は、シェルが肺く、ぞのシェルとロールと
接触しているところではその力が強いほど多く、シェル
は、ロールに接している面の温度と溶鋼側のシェルの温
度とが菫なるため、シェル内部で瀉瓜収縮が発生し変形
する。この時、第11図に示すように、シェル(C)と
ロール41との接触力が弱くなり、ひどい時には空隙(
a)が発生する。この状態になると、第12図に示すよ
うに、シェル(C)の生成厚みに凹凸が生じ、ロール4
1.41間中央を通過するとき、左右のシェルの凸部同
志が衝突して、内部に溶鋼が閉込められた状態となり、
鋳片(B)厚みむらや内部に空間のある欠陥鋳片となる
。また、第13図に示すように、jli 42aの壁面
には、生“成し始めの薄いシェル(C)を拘束して、ブ
レークアウトの原因となる拘束シェル(0)が発生する
。
ぞこて、本発明は上記問題を解消し得る薄板連続鋳造設
備における鋳造シェルと同期して移vJするモールド、
特にツインロール型モールドの運転制御方法を提供づろ
ことを目的とする。
備における鋳造シェルと同期して移vJするモールド、
特にツインロール型モールドの運転制御方法を提供づろ
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題を解消するため、本発明の薄板連続鋳造設備に
おける鋳造シェルと同期して移動するモールド、特にツ
インロール型モールドの運転制御方法は、溶鋼受の下方
に互いに平行に配置されると共に回転駆動装置により回
転されて溶鋼受内のWJt14を引抜く一対のロールと
、これらロールを回転させる回転駆動装置と、上記ロー
ル内に冷却水を供給する冷却水供給装置と、上記各ロー
ル外表面に円周方向で所定間隔置きに8!設された温度
検出器とから成る薄板連続鋳造設備におけるツインロー
ル型モールドにおいて、上記温度検出器からのロール表
面温度信号による検出温度パターンと、あらかじめ設定
されている標準温度パターンとを比較し、この両パター
ンの差に応じて上記ロールの回転駒e装置及び冷却水供
給装置を制御して鋳造厚みむら又はブレークアウトの発
生を防止する方法である。
おける鋳造シェルと同期して移動するモールド、特にツ
インロール型モールドの運転制御方法は、溶鋼受の下方
に互いに平行に配置されると共に回転駆動装置により回
転されて溶鋼受内のWJt14を引抜く一対のロールと
、これらロールを回転させる回転駆動装置と、上記ロー
ル内に冷却水を供給する冷却水供給装置と、上記各ロー
ル外表面に円周方向で所定間隔置きに8!設された温度
検出器とから成る薄板連続鋳造設備におけるツインロー
ル型モールドにおいて、上記温度検出器からのロール表
面温度信号による検出温度パターンと、あらかじめ設定
されている標準温度パターンとを比較し、この両パター
ンの差に応じて上記ロールの回転駒e装置及び冷却水供
給装置を制御して鋳造厚みむら又はブレークアウトの発
生を防止する方法である。
作用
例えば、シェルとロールとの間に空隙が発生している場
合には、ロールの回転速度を下げて鋳造量を少なくする
と共にロールの冷却水量を減少させてシェルが薄くなる
ようにされ、また拘束シェルが発生している場合には、
ロールの回転を一時停止させて、拘束シェルを鋳片シェ
ル側に連結させた後、ロールを角度回転させて拘束シェ
ルを溶鋼受側から引離すようにされる。
合には、ロールの回転速度を下げて鋳造量を少なくする
と共にロールの冷却水量を減少させてシェルが薄くなる
ようにされ、また拘束シェルが発生している場合には、
ロールの回転を一時停止させて、拘束シェルを鋳片シェ
ル側に連結させた後、ロールを角度回転させて拘束シェ
ルを溶鋼受側から引離すようにされる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
まず、装置について説明する。第1図において、1は一
対の長辺堰2aと一対の短辺堰2bとから成る溶鋼受2
の下方に、互いに平行に一対配置された鋳型ロールで、
それぞれ減速機3及び回転軸4を介して電e機(回転駆
動装置)5に連動連結されて所定方向に回転されるよう
にしている。上記【コール1表面の左右中央には、第2
図に示すように、円周方向に沿って等間装置きに複数個
例えば6個(少なくとも隣接するもの同志の中心角が9
G”より小さくなるような個数が選択される。)の熱雷
対(温度検出器)6が埋込まれており、この熱電対6か
らの出力信号(電気信号)はスリップリング7を介して
取出される。なお、上記熱雷対6は、交換が容易に行な
われるように取付けられている。8は上記ロール1内に
回転軸4を介して冷却水を供給する冷却水供給′I&置
で、送水ポンプ(図示せず)と、この送水ポンプよりの
冷却水をロール1内に供給する供給配管9と、ロール1
から熱を奪った冷却水を戻す戻り配置10とから構成さ
れている。11は回転軸4の回転位置を検出するための
回転角度検出器で、一対のスプロケット12、13及び
チェーン14を介して回転軸4に連動されている。これ
によって、ロール1の回転位置即ち熱電対6の位置を知
ることができる。15は上記熱電対6によって検出され
た温度パターンとあらかじめ設定された標準パターンと
を比較し、そのパターン同志の差に基づいてロール1の
回転速度及びロール1内に供給する冷却水量を制御する
制御装置である。この制御装置15は、スリツプリング
アを介して入力される熱電対6からの温度信号及び回転
角度検出器11からの回転位置信号を入力して実際の温
度パターンを形成すると共に、この温度パターンとパタ
ーン設定器16にあらかじめ設定された標準温度パター
ンとを比較して互いのずれを演算する演算処理部17と
、この演算処理部17の演算に基づいて出力される回転
信号を入力してロール1駆動用の電動機5を制御する回
転制御部18と、同じく演算処理部17から出力される
出力信号を入力してロール1冷却用の冷却水準を制御す
る流量1t+I III部1部上9ら構成されている。
対の長辺堰2aと一対の短辺堰2bとから成る溶鋼受2
の下方に、互いに平行に一対配置された鋳型ロールで、
それぞれ減速機3及び回転軸4を介して電e機(回転駆
動装置)5に連動連結されて所定方向に回転されるよう
にしている。上記【コール1表面の左右中央には、第2
図に示すように、円周方向に沿って等間装置きに複数個
例えば6個(少なくとも隣接するもの同志の中心角が9
G”より小さくなるような個数が選択される。)の熱雷
対(温度検出器)6が埋込まれており、この熱電対6か
らの出力信号(電気信号)はスリップリング7を介して
取出される。なお、上記熱雷対6は、交換が容易に行な
われるように取付けられている。8は上記ロール1内に
回転軸4を介して冷却水を供給する冷却水供給′I&置
で、送水ポンプ(図示せず)と、この送水ポンプよりの
冷却水をロール1内に供給する供給配管9と、ロール1
から熱を奪った冷却水を戻す戻り配置10とから構成さ
れている。11は回転軸4の回転位置を検出するための
回転角度検出器で、一対のスプロケット12、13及び
チェーン14を介して回転軸4に連動されている。これ
によって、ロール1の回転位置即ち熱電対6の位置を知
ることができる。15は上記熱電対6によって検出され
た温度パターンとあらかじめ設定された標準パターンと
を比較し、そのパターン同志の差に基づいてロール1の
回転速度及びロール1内に供給する冷却水量を制御する
制御装置である。この制御装置15は、スリツプリング
アを介して入力される熱電対6からの温度信号及び回転
角度検出器11からの回転位置信号を入力して実際の温
度パターンを形成すると共に、この温度パターンとパタ
ーン設定器16にあらかじめ設定された標準温度パター
ンとを比較して互いのずれを演算する演算処理部17と
、この演算処理部17の演算に基づいて出力される回転
信号を入力してロール1駆動用の電動機5を制御する回
転制御部18と、同じく演算処理部17から出力される
出力信号を入力してロール1冷却用の冷却水準を制御す
る流量1t+I III部1部上9ら構成されている。
また、この流量制御部19は、供給配管9途中に介装さ
れた流量調整弁20及びia[121と、供給配管9及
び戻り配管10途中に設けられた温匪計22.23と、
これら両温度計22.23の温度差を検出づる温度差検
出部24と、演算処理部17及び温度差検出部24から
の出力信号並びに流量計21からのフィードバック信号
に基づいて上記流量調整弁20を駆動部w′!jる駆動
部25とから構成されている。
れた流量調整弁20及びia[121と、供給配管9及
び戻り配管10途中に設けられた温匪計22.23と、
これら両温度計22.23の温度差を検出づる温度差検
出部24と、演算処理部17及び温度差検出部24から
の出力信号並びに流量計21からのフィードバック信号
に基づいて上記流量調整弁20を駆動部w′!jる駆動
部25とから構成されている。
次に、運転Ml111方法について説明する。
まず、ここで本発明の制御I原理について説明する。前
記従来例のところで説明したように、シェルの厚みに変
動が生じ、ロール1とシェル(C)との間に空隙(a)
が生じた場合、及び拘束シェル(0)が発生した場合も
、その部分に空隙が発生すると共に拘束シェル(0)の
厚み変化により、シェル側からロールに伝わる熱量が変
化する。従って、あらかじめ正常な場合におけるロール
表面の温度パターン(IfA準温度パターン)と、実際
のロール表面の温度パターン(検出温度パターン)とを
比較することにより、シェルの状態を把握でき、これを
利用してロールの回転を一時的に停止させたり、又は冷
が水量を調整して、シェルを正常な状態に戻すのである
。
記従来例のところで説明したように、シェルの厚みに変
動が生じ、ロール1とシェル(C)との間に空隙(a)
が生じた場合、及び拘束シェル(0)が発生した場合も
、その部分に空隙が発生すると共に拘束シェル(0)の
厚み変化により、シェル側からロールに伝わる熱量が変
化する。従って、あらかじめ正常な場合におけるロール
表面の温度パターン(IfA準温度パターン)と、実際
のロール表面の温度パターン(検出温度パターン)とを
比較することにより、シェルの状態を把握でき、これを
利用してロールの回転を一時的に停止させたり、又は冷
が水量を調整して、シェルを正常な状態に戻すのである
。
次に、具体的な制御方法について説明する。例えば、第
11図に示すように、シェル(C)とロール1との間に
空隙(a)が生じると、検出温度パターンは第3図の実
線のようになり、互いに接触しているところの温度パタ
ーン即ち標準温度パターンは破線のようになり、温度の
降下位置にずれ(搭)が生じる。このように、ずれが生
じると、演算処理部17によりそのずれ量が演算される
と共にそれに応じた信号が回転制御部18及び流量制御
部19に出力され、例えばロール1の回転速度が遅くさ
れると共に冷却水量が減らされる。このとき、回転速度
は段階的に減らされる。また、冷却水量を減らしすぎる
と、ロール1に悪影響を及ぼすので、温度差検出部24
において、両配管9.10の温度差が一定値以上になら
ないように上限が設定されている。このように#IJI
すると、シェルから奪われる熱量が少なくなって、シェ
ルの厚みが薄くなるため、シェル自信がロール1表面に
接触し易くなって凹凸が生じなくなり、鋳造厚みむらを
防止することができる。
11図に示すように、シェル(C)とロール1との間に
空隙(a)が生じると、検出温度パターンは第3図の実
線のようになり、互いに接触しているところの温度パタ
ーン即ち標準温度パターンは破線のようになり、温度の
降下位置にずれ(搭)が生じる。このように、ずれが生
じると、演算処理部17によりそのずれ量が演算される
と共にそれに応じた信号が回転制御部18及び流量制御
部19に出力され、例えばロール1の回転速度が遅くさ
れると共に冷却水量が減らされる。このとき、回転速度
は段階的に減らされる。また、冷却水量を減らしすぎる
と、ロール1に悪影響を及ぼすので、温度差検出部24
において、両配管9.10の温度差が一定値以上になら
ないように上限が設定されている。このように#IJI
すると、シェルから奪われる熱量が少なくなって、シェ
ルの厚みが薄くなるため、シェル自信がロール1表面に
接触し易くなって凹凸が生じなくなり、鋳造厚みむらを
防止することができる。
また、第13図に示すように、拘束シェル(0)が生じ
た場合には、拘束シェル(D)の長さ分だけ、第4図に
示すように、温度パターンのピーク部の発生位置がずれ
る。第4図中、実線が標準温度パターン、破線が検出温
度パターンである。この場合、ロール1の回転を一時的
停止させた後、しばらくして再回転させれば拘束シェル
(D)が削減する。この様子を第5図〜第8図に示す。
た場合には、拘束シェル(D)の長さ分だけ、第4図に
示すように、温度パターンのピーク部の発生位置がずれ
る。第4図中、実線が標準温度パターン、破線が検出温
度パターンである。この場合、ロール1の回転を一時的
停止させた後、しばらくして再回転させれば拘束シェル
(D)が削減する。この様子を第5図〜第8図に示す。
第5図は拘束シェル(01の発生時を示す。この状態で
ロール1が一時停止されると、第6図に示すように、拘
束シェル(D)と筒片シェル(C)との間の部分に連結
シェル(E)が生じ、そしてこの状態でロール1が回転
されると、第7図から第8図に示すように、拘束シェル
(0)が筒片シェル(C)側に引張られて堰2a壁面か
ら離れて消滅する。従って、ブレークアウトの発生を防
止することができる。
ロール1が一時停止されると、第6図に示すように、拘
束シェル(D)と筒片シェル(C)との間の部分に連結
シェル(E)が生じ、そしてこの状態でロール1が回転
されると、第7図から第8図に示すように、拘束シェル
(0)が筒片シェル(C)側に引張られて堰2a壁面か
ら離れて消滅する。従って、ブレークアウトの発生を防
止することができる。
なお、温度の検出は、ロール1が溶鋼受2内にある範囲
(0°〜90°)について行なわれると共に、この範囲
内には常に2うの熱電対6が位置するようにされ、前方
の熱電対6が鋳片(B)から離れる前に必ず後方の熱電
対6が溶鋼又はシェルの温度を検出するようにされてい
る。これは、できるだけシェル(C)の制御を細かくす
るためである。
(0°〜90°)について行なわれると共に、この範囲
内には常に2うの熱電対6が位置するようにされ、前方
の熱電対6が鋳片(B)から離れる前に必ず後方の熱電
対6が溶鋼又はシェルの温度を検出するようにされてい
る。これは、できるだけシェル(C)の制御を細かくす
るためである。
また、温度パターンの比較は、下記のものについて行な
われる。
われる。
■ピーク温度に達するまでの時間
■ピーク温度
■温度降下速度
■ロール間位置(90°のところ、)での温度特に、上
記■及び■は拘束シェルの検知に用い、■及び■は鋳造
厚みむらの検知に用いられる。
記■及び■は拘束シェルの検知に用い、■及び■は鋳造
厚みむらの検知に用いられる。
発明の効果
上記本発明のツインロール型モールドの運転制御方法に
よると、実際のロール表面の温度パターンと正常時にお
ける標準温度パターンとを比較して、そのずれを検出す
ることにより、鋳片シェルの異常を検知すると共に、こ
の異常を解消するようにロールの回転速度及びロールに
供給される冷却水φを制御するので、鋳造厚みむら及び
鋳片シェルのブレークアウトを防止でき、鋳片即ら薄板
の品質を良好なものに覆ることができる。なお、本発明
の実施例ではツインロール型モールドについて説明した
が、鋳造シェルと同期して移動するモールドであればす
べて適用し得る。
よると、実際のロール表面の温度パターンと正常時にお
ける標準温度パターンとを比較して、そのずれを検出す
ることにより、鋳片シェルの異常を検知すると共に、こ
の異常を解消するようにロールの回転速度及びロールに
供給される冷却水φを制御するので、鋳造厚みむら及び
鋳片シェルのブレークアウトを防止でき、鋳片即ら薄板
の品質を良好なものに覆ることができる。なお、本発明
の実施例ではツインロール型モールドについて説明した
が、鋳造シェルと同期して移動するモールドであればす
べて適用し得る。
第1図〜・第8図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体概略構成図、第2図は要部断面図、第3図及
び第4図は温度パターンの比較を示す図、第5図〜第8
図は作用を説明する要部断面tは 図、第5図〜第8図声来例を説明するもので、第9図及
び第12図は概略全体断面図、第10図、第11図及び
第13図は作用い説明する要部断面図である。 1・・・ロール、2・・・溶鋼受、2a・・・長辺堰、
2b・・・短辺堰、5・・・電動機(回転駆動装置)、
6・・・熱電対(温度検出器)、7・・・スリップリン
グ、8・・・冷却水供給装置、11・・・回転角度検出
器、15・・・制御1!置、16・・・パターン設定器
、17・・・演等処理部、18・・・回転制御部、19
・・・流量制御部、2G・・・流量調整弁、24・・・
温度差検出部、25・・・駆動部、(^)・・・溶鋼、
(B)・・・鋳片、(C)・・・シール、(D)・・・
拘束シール、(a)・・・空隙、(m)(n)・・・ず
れ代理人 森 本 義 弘 第1図 第2図 ロール匝Iを角度 第5図 第12図 第9図 第π図
1図は全体概略構成図、第2図は要部断面図、第3図及
び第4図は温度パターンの比較を示す図、第5図〜第8
図は作用を説明する要部断面tは 図、第5図〜第8図声来例を説明するもので、第9図及
び第12図は概略全体断面図、第10図、第11図及び
第13図は作用い説明する要部断面図である。 1・・・ロール、2・・・溶鋼受、2a・・・長辺堰、
2b・・・短辺堰、5・・・電動機(回転駆動装置)、
6・・・熱電対(温度検出器)、7・・・スリップリン
グ、8・・・冷却水供給装置、11・・・回転角度検出
器、15・・・制御1!置、16・・・パターン設定器
、17・・・演等処理部、18・・・回転制御部、19
・・・流量制御部、2G・・・流量調整弁、24・・・
温度差検出部、25・・・駆動部、(^)・・・溶鋼、
(B)・・・鋳片、(C)・・・シール、(D)・・・
拘束シール、(a)・・・空隙、(m)(n)・・・ず
れ代理人 森 本 義 弘 第1図 第2図 ロール匝Iを角度 第5図 第12図 第9図 第π図
Claims (1)
- 1、溶鋼受の下方に互いに平行に配置されると共に回転
駆動装置により回転されて溶鋼受内の溶鋼を引抜く一対
のロールと、これらロールを回転させる回転駆動装置と
、上記ロール内に冷却水を供給する冷却水供給装置と、
上記各ロール外表面に円周方向で所定間隔置きに埋設さ
れた温度検出器とから成る薄板連続鋳造設備におけるツ
インロール型モールドにおいて、上記温度検出器からの
ロール表面温度信号による検出温度パターンと、あらか
じめ設定されている標準温度パターンとを比較し、この
両パターンの差に応じて上記ロールの回転駆動装置及び
冷却水供給装置を制御して鋳造厚みむら又はブレークア
ウトの発生を防止することを特徴とする薄板連続鋳造設
備におけるツインロール型モールドの運転制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60149056A JPS629755A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 薄板連続鋳造設備におけるツインロ−ル型モ−ルドの運転制御方法 |
US06/851,478 US4674556A (en) | 1985-07-06 | 1986-04-14 | Method and device for controlling thin metallic strip continuous casting apparatus |
DE19863612549 DE3612549A1 (de) | 1985-07-06 | 1986-04-15 | Verfahren und vorrichtung zur regelung einer kontinuierlich arbeitenden giesseinrichtung fuer duenne metallstreifen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60149056A JPS629755A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 薄板連続鋳造設備におけるツインロ−ル型モ−ルドの運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629755A true JPS629755A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15466699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60149056A Pending JPS629755A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 薄板連続鋳造設備におけるツインロ−ル型モ−ルドの運転制御方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4674556A (ja) |
JP (1) | JPS629755A (ja) |
DE (1) | DE3612549A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112676543A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-20 | 燕山大学 | 一种消除铸轧工艺凝固坯壳横向厚度波动的装置及方法 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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