JPS629732Y2 - - Google Patents

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JPS629732Y2
JPS629732Y2 JP9830682U JP9830682U JPS629732Y2 JP S629732 Y2 JPS629732 Y2 JP S629732Y2 JP 9830682 U JP9830682 U JP 9830682U JP 9830682 U JP9830682 U JP 9830682U JP S629732 Y2 JPS629732 Y2 JP S629732Y2
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JP
Japan
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base
package
metallized film
metal frame
frame
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JP9830682U
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JPS593548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、擬似同軸線路及びストリツプ線路を
有する電気端子を備え、超高周波体で使用するの
に好適な半導体装置用パツケージに関する。
近年、GaAs−FET等の半導体素子及びこれ等
を用いた超小型、高性能のマイクロ波増幅回路等
が実現され、それと同時にそれ等素子、回路等を
収容するパツケージも開発されれている。そし
て、該パツケージの内部寸法は6×6×2〔mm〕
と極めて小型であり、また、適応周波数はKu帯
にまで及び、該周波数帯での入出力端子部に於け
る電力損失が僅か0.2〜0.3〔dB〕、定在波比が1.3
以下という極めて優秀な高周波特性を有してい
る。
第1図は従来例の要部切断斜面図、第2図は要
部切断側面図であり、1は銅製基台、2は銅製フ
レーム、3はサフアイア板、4は電気端子、4A
は電気端子4を構成するアルミナ基体、4Bは電
気端子4を構成するアルミナ駒体、5はメタライ
ズ膜のラミネート部分、6,7はストリツプ線
路、8はサフアイア板上に形成されたストリツプ
線路、9はストリツプ線路7とストリツプ線路9
とを結ぶ金のリボン、10は蓋体をそれぞれ示し
ている。
このパツケージに於けるサフアイア板3は厚さ
0.3〔mm〕であつて、その上表面には増幅回路の
50〔Ω〕ストリツプ線路8が形成されている。
また、電気端子4は、厚さ0.6〔mm〕、長さ1
〔mm〕の基体4Aに低抵抗率のタングステン・ペ
ーストを用いてメタライズ膜のパターンを形成
し、その上に厚さ0.6〔mm〕、、長さ0.5〔mm〕の駒
体4Bをラミネートし、メタライズ膜に於けるラ
ミネートされていない部分に金鍍金して50〔Ω〕
のストリツプ線路6,7を形成し、全体の側周に
はメタライズ膜を形成したものである。そして、
この電気端子4は基台1及びフレーム2に形成さ
れた穴若しくは切欠きに嵌挿され、前記側周に形
成されたメタライズ膜を介して固着される。。こ
の構成に依り、電気端子4に於ける基台4Aと駒
体4Bとがラミネートされた部分では周囲が基台
1及びフレーム2で囲まれた状態となつていて、
基台1及びフレーム2を外導体、メタライズ膜の
ラミネート部分5を内導体、基体4A及び駒体4
Bを誘電体とする擬似同軸線と見ることができ
る。しかも、その擬似同軸線路の両外方にはスト
リツプ線路6,7が連なる構成となつている。
ところで、前記パツケージでは、優れた高周波
特性を得るためにストリツプ線路6,7は出来る
限り短く、例えば、0.25〔mm〕してあり、また、
フレーム2の高さは、蓋体10で封止したことに
依る不要伝播モードの発生を避けるために或程度
の高さ、例えば、1.6〔mm〕を保つ構造になつて
いる。
そして、このパツケージは、第3図に見られる
ように、縦続的に結合して使用することがしばし
ば行なわれている。
第3図では、第1図及び第2図に関して説明し
た部分と同部分を同記号で指示してある。
この場合、相隣るパツケージの間隔L1は0.5
〔mm〕、深さL2は2.2〔mm〕となるので、この狭
い空間に溶接器具を挿入して、ストリツプ線路6
及び6を金リボン11(或いは錫半田)で結合さ
せることは、甚だ困難な作業になり特殊な器具が
必要である。
考案の目的 本考案は、パツケージに於ける蓋体の高さを内
部接地面及び収納される回路から所定高さに維持
し、そして、隣接するパツケージ間の空間を広く
とり得る構造となし、パツケージの性能を低下さ
せないように、しかも、パツケージの結合作業が
容易であるようにするものである。
考案の実施例 第4図は本考案一実施例の要部切断側面図であ
り、第1図乃至第3図に関して説明した部分と同
部分は同記号で指示してある。
本実施例が前記従来例と相違する点は、蓋体1
2が凸形となつていてエツジから凸形の立ち上が
りまでの距離L3は2〔mm〕程度もあること、フ
レームの高さが0.7〔mm〕程度であつて蓋体10
の厚み0.1〔mm〕を考慮しても深さL2は0.8
〔mm〕程度であること等である。尚、本実施例に
於けるパツケージの幅L4は6〔mm〕である。
このような構造になつているので、パツケージ
を衝合した近傍にはかなり広い空間が得られ、し
かも、深さL2が浅いので、ストリツプ線路6,
6を金リボン11で結合する溶接器具の挿入は容
易である。
第5図は、他の実施例の要部切断側面図であ
り、第4図に関して説明した部分と同部分は同記
号で指示してある。
この実施例では、蓋体13がセラミツクで形成
され、表面は凸形になつているが、裏面は平坦で
あつて空所はない。
このようにした場合、フレーム2を第4図実施
例の如く低くしたのでは、蓋体13と回路等とが
接近しすぎるので、これは、適当に高くしなけれ
ばならない。
しかし、それであつても、パツケージを衝合し
た近傍では、従来のものよりも広い空間が得られ
るので、結合作業の容易性の点では効果がある。
考案の効果 本考案パツケージでは、金属フレームを有する
金属基台と、表面に擬似同軸線路の内導体となる
メタライズ膜のラミネート部分及び該ラミネート
部分の両端から延在するストリツプ線路が形成さ
れた誘電体基体とその基体に於ける前記メタライ
ズ膜のラミネート部分近傍に設けられ前記基体と
一体化された誘電体駒体とを有し前記金属フレー
ム及び金属基台に形成された切欠き或いは穴等の
貫通部に嵌挿固着された電気端子と、前記金属フ
レームに固着され中央以外の部分を低くした凸形
蓋体とを備えた構造になつているので、パツケー
ジの複数個を縦続的に結合する際、パツケージの
衝合部分近傍には広い空間が形成され、ストリツ
プ線路の結合作業は極めて容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部切断斜面図、第2図は要
部切断側面図、第3図も要部切断側面図、第4図
は本考案一実施例の要部切断側面図、第5図は他
の実施例の要部切断側面図である。 図に於いて、1は銅製基台、2は銅製フレー
ム、3はサフアイア板、4は電気端子、4Aは電
気端子4を構成するアルミナ基体、4Bは電気端
子4を構成するアルミナ駒体、5はメタライズ膜
のラミネート部分、6,7はストリツプ線路、8
はサフアイア板上に形成されたストリツプ線路、
9はストリツプ線路7とストリツプ線路9とを結
ぶ金のリボン、10は蓋体、11はストリツプ線
路6,6を結ぶ金のリボン、12,13は蓋体で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属フレームを有する金属基台と、表面に擬似
    同軸線路の内導体となるメタライズ膜のラミネー
    ト部分及び該ラミネート部分の両端から延在する
    ストリツプ線路が形成された誘電体基体とその基
    体に於ける前記メタライズ膜のラミネート部分近
    傍に設けられ前記基体と一体化された誘電体駒体
    とを有し前記金属フレーム及び金属基台に形成さ
    れた切欠き或いは穴等の貫通部に嵌挿固着された
    電気端子と、前記金属フレーム上表面に固着され
    中央以外の周縁部分が低く形成された凸形蓋体と
    を備えてなる事を特徴とする半導体装置用パツケ
    ージ。
JP9830682U 1982-06-30 1982-06-30 半導体装置用パツケ−ジ Granted JPS593548U (ja)

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JP9830682U JPS593548U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 半導体装置用パツケ−ジ

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JP9830682U JPS593548U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 半導体装置用パツケ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPS593548U JPS593548U (ja) 1984-01-11
JPS629732Y2 true JPS629732Y2 (ja) 1987-03-06

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ID=30233468

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9830682U Granted JPS593548U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 半導体装置用パツケ−ジ

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61203523U (ja) * 1985-06-12 1986-12-22

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JPS593548U (ja) 1984-01-11

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