JPS6296799A - 羽根車の羽根ろう付け方法 - Google Patents
羽根車の羽根ろう付け方法Info
- Publication number
- JPS6296799A JPS6296799A JP23639585A JP23639585A JPS6296799A JP S6296799 A JPS6296799 A JP S6296799A JP 23639585 A JP23639585 A JP 23639585A JP 23639585 A JP23639585 A JP 23639585A JP S6296799 A JPS6296799 A JP S6296799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- blades
- blade
- boss
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ファン、流体継手2トルクコンバータなどに
用いられる羽根車の羽根をボス外面にろう付けして固着
する方法に関する。
用いられる羽根車の羽根をボス外面にろう付けして固着
する方法に関する。
(従来の技術)
従来、羽根車に羽根をろう付けにより固定する方法とし
て、羽根を締付け帯又は羽根バンドで内外殻に固定した
後、羽根の上端の内殻側及び外殻側にろう線のリングを
載置し、加熱炉内で全体をろう線の溶融点以上に加熱し
たのち冷却する方法が知られている(特公昭52−84
51号、特公昭53−27228号)。
て、羽根を締付け帯又は羽根バンドで内外殻に固定した
後、羽根の上端の内殻側及び外殻側にろう線のリングを
載置し、加熱炉内で全体をろう線の溶融点以上に加熱し
たのち冷却する方法が知られている(特公昭52−84
51号、特公昭53−27228号)。
(発明が解決しようとする問題点)
前記の従来技術では、内殻とろう材の熱膨張係数の差異
によって、加熱時にろう線のリングが内殻から離れ、こ
の離れた位置で溶融して羽根面を伝わって流下し、その
ため、羽根と内殻の接合面に溶ろうが流入できない場合
があった。
によって、加熱時にろう線のリングが内殻から離れ、こ
の離れた位置で溶融して羽根面を伝わって流下し、その
ため、羽根と内殻の接合面に溶ろうが流入できない場合
があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、溶ろうが羽根の接合面に必す流れるようにし
たものであって、ボス外面の羽根ろう付け予定位置の直
近上部に1羽根上部の斜面とはヌ平行してろう付け必要
tをもつろう線を溶接により羽根と同数個取付け、羽根
をろう付け予定位置にセットした後、全体をろう線の溶
融点以上に加熱し、その後冷却することを特徴とする。
たものであって、ボス外面の羽根ろう付け予定位置の直
近上部に1羽根上部の斜面とはヌ平行してろう付け必要
tをもつろう線を溶接により羽根と同数個取付け、羽根
をろう付け予定位置にセットした後、全体をろう線の溶
融点以上に加熱し、その後冷却することを特徴とする。
(作 用)
羽根をろう付け予定位置にセットして全体を加熱すると
、ろう線は溶け、溶ろうは、ボスの外面を伝わってボス
と羽根の接合面の間隙内に流入し、毛細管現象によって
間隙のすべてに充満し完全なろう付けがなされる。
、ろう線は溶け、溶ろうは、ボスの外面を伝わってボス
と羽根の接合面の間隙内に流入し、毛細管現象によって
間隙のすべてに充満し完全なろう付けがなされる。
(実施例)
第1図は、本発明の方法によってろう付けされる冷却用
のファンを示し、中空のボス(1)の外周のろう付け予
定位置に多数の羽根(2)が仮付けにより又は図示しな
い保持枠によりセットされる。
のファンを示し、中空のボス(1)の外周のろう付け予
定位置に多数の羽根(2)が仮付けにより又は図示しな
い保持枠によりセットされる。
各羽根(2)のすぐ上には、羽根(2)の上面と平行し
て短い銅のろう線(3)が1個ずつ点溶接により固着さ
れている。(3a)は、点溶接の際(を極により圧迫さ
れて扁平となった溶接部であるが、この溶接部(3a)
のろう線中の位置や形状は特別の意味をもたない。1個
のろう線の長さは% 1枚の羽根をろう付けするに必要
なろうの量によって決まる長さであり、ろう線の溶接時
期は、羽根のセットの前後のいずれの時点でもよいが、
セット前の方が溶接作業が容易である。
て短い銅のろう線(3)が1個ずつ点溶接により固着さ
れている。(3a)は、点溶接の際(を極により圧迫さ
れて扁平となった溶接部であるが、この溶接部(3a)
のろう線中の位置や形状は特別の意味をもたない。1個
のろう線の長さは% 1枚の羽根をろう付けするに必要
なろうの量によって決まる長さであり、ろう線の溶接時
期は、羽根のセットの前後のいずれの時点でもよいが、
セット前の方が溶接作業が容易である。
前記の羽根の仮付けは、第2図に示すように、羽根の基
部に設けた突起(4)をボス(1)に設けた穴(5)に
圧入して固定することにより行い、必要に応じて突起(
4)を図示のものより長くして先端をかしめたり、突起
と穴の数を2個以上としたりすることができる。保持枠
でセットする場合は、このような固定手段は必要としな
いが、ボス(1)に羽根の基部を位置決めするため、ボ
ス(1)の外面に羽根と係合する溝を設けて取付けの正
確を図ることが望ましい。
部に設けた突起(4)をボス(1)に設けた穴(5)に
圧入して固定することにより行い、必要に応じて突起(
4)を図示のものより長くして先端をかしめたり、突起
と穴の数を2個以上としたりすることができる。保持枠
でセットする場合は、このような固定手段は必要としな
いが、ボス(1)に羽根の基部を位置決めするため、ボ
ス(1)の外面に羽根と係合する溝を設けて取付けの正
確を図ることが望ましい。
前述のとおりにろう線を溶接し、羽根をセットした組付
体を加熱炉に入れてろう線の溶融点以上に全体を加熱す
ると各ろう線(3)は浴けて流下する。このとき、各ろ
う線は、ボス(1)の外周面に溶接されていたため、溶
ろうは、そのま−1ボス(1)の外周面上を伝わって流
れて、この外周面と羽根(2)の内端の接合面との間隙
に流入する。
体を加熱炉に入れてろう線の溶融点以上に全体を加熱す
ると各ろう線(3)は浴けて流下する。このとき、各ろ
う線は、ボス(1)の外周面に溶接されていたため、溶
ろうは、そのま−1ボス(1)の外周面上を伝わって流
れて、この外周面と羽根(2)の内端の接合面との間隙
に流入する。
この間隙は極めて小さいため毛細管現象が発生し、溶ろ
うは、前記接合面のみならず突起(4)と穴(5)の間
にも浸入する。しかし、表面張力が作用するため、間隙
を通って反対側に流出することはない。したがって、こ
の組付体をそのま\冷却すると、接合面や突起と穴の部
分はすべて完全にろう付けされる。
うは、前記接合面のみならず突起(4)と穴(5)の間
にも浸入する。しかし、表面張力が作用するため、間隙
を通って反対側に流出することはない。したがって、こ
の組付体をそのま\冷却すると、接合面や突起と穴の部
分はすべて完全にろう付けされる。
これに対し、一連のろう線リングを羽根の上端に載置す
る従来方法では、銅のろう線の熱膨張係数が鋼材のボス
よりも大きいためボスから離れ、溶ろうの一部又は全部
が羽根の接合面に浸入することなく流れ落ちることがあ
り、ろう付け不良を招来していたが、本発明によればこ
のような欠点は生ぜず、完全な製品を得ることができる
。
る従来方法では、銅のろう線の熱膨張係数が鋼材のボス
よりも大きいためボスから離れ、溶ろうの一部又は全部
が羽根の接合面に浸入することなく流れ落ちることがあ
り、ろう付け不良を招来していたが、本発明によればこ
のような欠点は生ぜず、完全な製品を得ることができる
。
次に、第3図に示すものは、本発明の方法によってろう
付けさ扛るトルクコンバータの羽根車であり、羽根に対
しボスの関係をもつ内殻(7)に多数の羽根(6)が仮
付けされ、その直近上部に短いろう線(イ)が各羽根ご
とに溶接されている。羽根の仮付けは、第4図に示すよ
うに羽根上縁の一部に設けた突起(至)を内殻(至)に
設けた穴に嵌合することによって行われ、ろう付け作用
は第1図について説明したと同様に行われる。この場合
も、仮付けの代りに羽根を保持枠で保持する形式を採用
することができる。
付けさ扛るトルクコンバータの羽根車であり、羽根に対
しボスの関係をもつ内殻(7)に多数の羽根(6)が仮
付けされ、その直近上部に短いろう線(イ)が各羽根ご
とに溶接されている。羽根の仮付けは、第4図に示すよ
うに羽根上縁の一部に設けた突起(至)を内殻(至)に
設けた穴に嵌合することによって行われ、ろう付け作用
は第1図について説明したと同様に行われる。この場合
も、仮付けの代りに羽根を保持枠で保持する形式を採用
することができる。
(発明の効果)
本願発明は、ろう線がボス外面の羽根の直近上部に取付
けら【ているため、溶ろうはすべてボスと羽根の接合面
の間隙に流入することかできるから、ろう付けが完全に
行われる。そして、無駄に流れ落ちることがないので、
ろう線は、ろう付けに必要な量だけ溶接しておけばよく
、ろう線使用量を減少することができる。
けら【ているため、溶ろうはすべてボスと羽根の接合面
の間隙に流入することかできるから、ろう付けが完全に
行われる。そして、無駄に流れ落ちることがないので、
ろう線は、ろう付けに必要な量だけ溶接しておけばよく
、ろう線使用量を減少することができる。
図面は本発明の詳細な説明するためのもので、第1図は
加熱前の冷却ファン組付体の斜面図、第2図はその一部
拡大断面図、第3図は同じくトルクコンバータの羽根車
組付体の斜面図、第4図はその部分正面図である。 (1)・・・ボス (2)、(ロ)・・・
羽根(3)、■・・・ろう線 第1図 第2図 コ 4 4 第3図 第4図
加熱前の冷却ファン組付体の斜面図、第2図はその一部
拡大断面図、第3図は同じくトルクコンバータの羽根車
組付体の斜面図、第4図はその部分正面図である。 (1)・・・ボス (2)、(ロ)・・・
羽根(3)、■・・・ろう線 第1図 第2図 コ 4 4 第3図 第4図
Claims (1)
- ボス外面の羽根ろう付け予定位置の直近上部に、羽根上
部の斜面とほゞ平行してろう付け必要量をもつろう線を
溶接により羽根と同数個取付け、羽根をろう付け予定位
置にセットした後、全体をろう線の溶融点以上に加熱し
、その後冷却することを特徴とする羽根車の羽根ろう付
け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23639585A JPS6296799A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 羽根車の羽根ろう付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23639585A JPS6296799A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 羽根車の羽根ろう付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296799A true JPS6296799A (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=17000126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23639585A Pending JPS6296799A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 羽根車の羽根ろう付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296799A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7241104B2 (en) * | 2004-02-23 | 2007-07-10 | Baker Hughes Incorporated | Two phase flow conditioner for pumping gassy well fluid |
JP2008002682A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | 押出し成形されたステータブレード、押出し成形されたブレードを備えたステータ、及び押出し成形されたブレードを用いてステータアセンブリを形成する方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142480A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-28 | Honda Motor Co Ltd | 羽根車の羽根ろう付け工程におけるろう材セツト方法 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP23639585A patent/JPS6296799A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142480A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-28 | Honda Motor Co Ltd | 羽根車の羽根ろう付け工程におけるろう材セツト方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7241104B2 (en) * | 2004-02-23 | 2007-07-10 | Baker Hughes Incorporated | Two phase flow conditioner for pumping gassy well fluid |
JP2008002682A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | 押出し成形されたステータブレード、押出し成形されたブレードを備えたステータ、及び押出し成形されたブレードを用いてステータアセンブリを形成する方法 |
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