JPS629635B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS629635B2
JPS629635B2 JP5255578A JP5255578A JPS629635B2 JP S629635 B2 JPS629635 B2 JP S629635B2 JP 5255578 A JP5255578 A JP 5255578A JP 5255578 A JP5255578 A JP 5255578A JP S629635 B2 JPS629635 B2 JP S629635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
parts
adhesive layer
thickness
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5255578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54143445A (en
Inventor
Isao Kagatani
Yoshimi Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5255578A priority Critical patent/JPS54143445A/ja
Publication of JPS54143445A publication Critical patent/JPS54143445A/ja
Publication of JPS629635B2 publication Critical patent/JPS629635B2/ja
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2つの部品間に接着剤の薄い層を形成
するための接着方法に関するものである。
従来、フイルム、金属箔等の被接着部品同志を
接着する場合、刷毛、ローラ、スプレーガン等に
よつて接着剤を部品面に塗布後、部品間を圧着す
ることにより接着を行つている。しかし、接着部
品の厚さが薄く(10〜20μm)接着剤の厚さが極
めて薄い(1μm以下)接着を行う場合は従来の
接着方法では極めて難しい。
すなわち、従来の接着方法では、接着層の厚さ
が最少で約10〜15μmであり、圧着力を大きくし
たり接着剤の粘度を小さくすることによつて接着
層の厚さを僅かに薄く(5〜10μm)することは
可能であるが、1μm程度の厚さを得ることは極
めて難しい。また接着層の厚さを薄くするために
あまり接着力を大きくすると、接着部品に変形や
しわが発生し、使用に供しないという問題も発生
する。
本発明はかゝる欠点を除去し、接着部品間に極
めて薄い接着層を確保しようとするものである。
すなわち本発明によれば、第1の部品と第2の
部品の間に接着剤の薄い層を介在させて接着する
場合、第1の部品の表面に接着剤を塗布した後、
この第1の部品を表面に接着剤の付着していない
第3の部品に重ね合せ、全体を均一に圧着し、接
着剤が固化する前に剥離する工程を前記接着剤層
の厚さが所望の値になるまで繰り返し、最後にこ
の第1の部品と第2の部品とを均一に圧着され
る。
次に本発明の工程を図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例によつて製造した製
品の接着状態を示す断面図、第2図〜第6図には
その工程を示す。
第1図において、2は第1の部品、1は第2の
部品で、これらはフイルム、金属箔等から成り、
部品1,2間は接着剤3(接着層の厚さ約1μ
m)によつて接着されることにより所望の製品が
形成されている。以下に第1図の製品が得られる
までの工程を説明する。
第2図において、製品の第1の部品2の表面に
接着剤3を適量塗布し、接着剤の付着していない
第3の部品4とともに重ね合せ、全体を2つのロ
ーラ5間で圧着して送り出す。次に接着剤が固ま
らないうちに部品2,4を第3図に示すように剥
離された第1の部品2を再び接着剤が付着してい
ない新規の第3の部品6と接着し、接着剤が固ま
らないうちに再び第5図のように剥離する。
以下同じように接着剤が付着していない新規の
第3の部品7,8,9,………に対しても第4図
及び第5図に示すように接着、剥離の工程を順次
数回繰り返す。このようにして第4図および第5
図の工程の繰り返しにより第1の部品2の表面の
接着剤層は所望の極めて薄い厚さに有するに至
る。最後に第6図に示すように所望の厚さの接着
剤層を有する第1の部品2と接着剤が付着してい
ない第2の部品1とをローラ5によつて圧着する
ことにより第1図に示すような所望の製品を得る
ことができる。
本実施例によれば、第2図における接着剤3の
厚さは10〜15μmであつたものが、第3図、第4
図第5図の接着、剥離の繰り返しによつて接着剤
3の厚さは1μm以下にすることが可能である。
実験の結果では、厚さ12μm、巾50mm、長さ
300mmの2枚のマイラシートを接着する場合、一
方のマイラシートを別に用意した4枚のマイラシ
ートと接着、剥離を4回繰り返した後、他方の新
しいマイラシートと圧着して貼り合せることによ
り約1〜2μmの接着剤層の厚さを得ることがで
きた。なお、ローラ5を金属とし、金属ローラに
より直接シートを圧着しようとすると圧着力、ロ
ーラ間隙および平行度は極めて高い精度を必要と
するため本実施例ではゴムローラを使用した。ロ
ーラ5をゴムローラにすればローラ表面のゴムの
弾性によつて圧着力、ローラ間隙および平行度に
必ずしも細心を注意を払わずに圧着が完全に行わ
れ、接着部に気泡およびしわの発生がなく作業性
も極めて良好である。
なお、接着、剥離を繰り返す第3の部品4,
6,7,8,9………が第1の部品2と同じもの
であれば、使用したその第3の部品4,6,7,
8,9,………を製品(第1の部品2)として使
用可能であることは勿論である。また、第2の部
品1のみが製品である場合には部品2は必ずしも
製品である必要はない。すなわち製品である第2
の部品1と貼り合せる相手は最終的に所望の厚さ
の接着剤層を有するものであればいかなるもので
もよい。
なお、実施例においては部品2と部品4を接着
剥離した後、再度ローラ5により第4図および第
5図に示すように部品2に対し新しい部品6,
7,8,9,………を接着したが、この工程を第
7図に示すような方法により接着、剥離を行うこ
とも可能である。第7図において、10はシー
ト、11はローラである。すなわち、第3図にお
いて剥離して得られた部品2をシート10上の位
置Aにローラ11により圧着後、シート10から
部品2を剥離する。この場合シート10上におい
て部品2を圧着した部分Aには部品2の形状に相
当する接着剤の層が残留する。
位置Aから剥離した部分2を次のB,C,D,
………の位置で再度圧着、剥離を順次繰り返し、
部品2の表面に付着する接着剤の層の厚さが十分
に薄くなつた後に第6図の工程を経て前記と同様
の製品を得ることが可能である。
第7図に示す方法によれば、部品同志の位置合
せは不要であり、シート10上で簡単に作業でき
る利点がある。シート10の材質は接着性の良い
ものであればいかなる物質でも差し支えないが、
表面に汚れのない普通紙、新聞紙等を利用すれば
極めて経済的である。また、部品2と部品4,
5,6,………との接着、剥離を繰り返した後に
部品2とシート10との接着、剥離へ移つてもよ
い。
以上の実施例においては接着部品としてマイラ
フイルム、箔等を考慮したが、ブロツク等の表面
に薄い接着層を形成するとも可能であることは勿
論である。本発明によりほとんど不可能であつた
極めて薄い接着剤層の形成が可能になり、その用
途は極めて広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による接着状態を示
す断面図、第2図〜第7図はその工程を示す図で
第2図は第1の部品と第3の部品との接着工程を
示す正面図、第3図はその剥離工程を示す斜視図
第4図は再び第1の部品と他の第3の部品とを接
着する工程を示す正面図、第5図はその剥離工程
を示す斜視図、第6図は第1の部品と第2の部品
とを接着する最終工程を示す正面図である。 図において、1は第2の部品、2は第1の部
品、3は接着剤、4,6,7,8,9、は第3の
部品、5はローラ、10はシートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の部品と第2の部品の間に接着剤の薄い
    層を介在させて接着する方法において、第1の部
    品の表面に接着剤を塗布した後、この第1の部品
    を表面に接着剤の付着していない第3の部品に重
    ね合せ、全体を均一圧着し、接着剤が固化する前
    に剥離する工程を前記接着剤層の厚さが所望の値
    になるまで繰り返し、最後にこの第1の部品と第
    2の部品とを均一に圧着することを特徴とする部
    品の接着方法。 2 第3の部品として第1の部品と同じものを用
    いる特許請求の範囲第1項記載の部品の接着方
    法。 3 第3の部品として面積の大きいシートを用い
    る特許請求の範囲第1項記載の部品の接着方法。
JP5255578A 1978-04-28 1978-04-28 Bonding of parts Granted JPS54143445A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255578A JPS54143445A (en) 1978-04-28 1978-04-28 Bonding of parts

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255578A JPS54143445A (en) 1978-04-28 1978-04-28 Bonding of parts

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54143445A JPS54143445A (en) 1979-11-08
JPS629635B2 true JPS629635B2 (ja) 1987-03-02

Family

ID=12918049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5255578A Granted JPS54143445A (en) 1978-04-28 1978-04-28 Bonding of parts

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54143445A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11275004B2 (en) 2016-03-15 2022-03-15 Nisshin Steel Co., Ltd. Strength test method for metal roofing material, strength test equipment, and virtual strength test program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11275004B2 (en) 2016-03-15 2022-03-15 Nisshin Steel Co., Ltd. Strength test method for metal roofing material, strength test equipment, and virtual strength test program

Also Published As

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JPS54143445A (en) 1979-11-08

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