JPS629575A - フロツピ−デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は１例えば直径３．５インチの磁気ジ−トン用い
るマイクロ゛・フロッピーディスクに適用スるのに最適
なものであって、ｌ！＃に、金属の中心円板（マグネッ
トチャッキング用）の外７ｉ１にシート状記録媒体を取
付けであるフロッピーディスクに関するものである。　
　　　− 〔発明の概要〕 本発明は、マグネットチャッキング用の金属の中心円板
の外周にシート状記録媒体Ｙ取付けたマイクロ・フロッ
ピーディスク等のフロッピーディスクにおいて、シート
状記録媒体の中央の円形孔・の周辺部分ｔ、接着剤を使
用せずに、上下からの挾み退入方式によって中心円板の
外周に固着する′ことにより、中心円板に対するシート
状記録媒体の取付は高さ１ミクロンオーダで正確に規定
できるようにしたものである。 〔従来の技術〕 第５図〜第７図によってマイクロ・フロッピー　“ディ
スクとその回転駆動装置の従来例を説明する。 先ず、第５図及び第６図に示す如く、マイクロ・７１：
１７　ヒ−７”イスク（以下単にディスクト記載する）
１はステンレス板等の金属の中心円板２の外周にシート
状記録媒体である直径３．５インチの磁気シート３を取
付けたものであり、中心円板２には正方形状の中心孔４
と長方形状の偏心孔５とが互いに所足角度に傾斜されて
設けられている。 そしてこのディスク１は上下ハーフ６ａ、６ｂかうなる
カートリッジ７内に回転自在に収納され。 中心円板２は下ハーフ６ｂの中央に設けられたターンテ
ーブル挿入孔８内に遊嵌されている。また磁気シート３
０半径方向に沿って上下ハーフ６ａ。 ６ｂに設けられた上下一対のヘッド挿入孔９がシャッタ
ー１０によって開閉されるように構成されている。 一方１回転駆動装置１２はディスクプレーヤ（図示せス
〕内に配置されていて、モータ１３のモータ軸１４の上
端に固着されて水平に回転駆動するターンテーブル１５
によって構成されている。 なおターンテーブル１５の上面上にはヨーク板１６とマ
グネット板１７等にて構成されたマグネットチャック１
８がスペーサ１９を介して複数のビス２０によりビス止
めされており、かつマグネットチャック１８の上面の中
央には非磁性材からなる薄い屑性シート２１が接着され
ている。そしてマグネットチャック１８の中心の上部に
はモータ軸１４の上端によって構成された中心ピン２２
が突出して設けられ、その偏心位置には駆動ビン２３が
設けられている。なお駆動ビン２３はマグネット板１７
とスペーサ１９との間にサンドインチ状に共線めされた
板はね２４に取付けられてマグネットチャック１８に設
けられた貫通孔２５ケ貫通して上方に突出されている。 そして、第５図に示す如くシャッターｘＯｙｒ開蓋させ
た状態でカートリッジ７″Ｉｈ：ターンテーブル１５上
に水平に装着すると、第６図に示す如くターンテーブル
挿入孔８内にマグネットチャック１８が挿入されて、そ
のマグネットチャック１８の磁気吸引力によってディス
ク１の中心円板２が渭性シー）２１上に水平に吸着され
ると共に、中心円板２の中心孔４と偏心孔５とがターン
テーブル１５の中心ピン２２と駆動ビン２３とに挿入さ
れる。また第７図に示す如く上下一対の磁気ヘッド２６
．２７が上下一対のヘッド挿入孔９内に挿入されて、こ
れら両磁気ヘッド２６．２７が°ディスク１の磁気シー
ト３の上下両面に接触される。 そしてこのディスク装着後にモータ１３によりターンテ
ーブル１５Ｙ回転駆動して、中心ピン２２にて中心円板
２の中心を位置決めした状態で駆動ビン２３にて中心円
板２を回転駆動することにより、磁気シート３をカート
リッジ７内で水平に回転させる一方１両磁気ヘッド２６
．２７ｔ−磁気シ−ト３０半径方向に移動させて、その
磁気シート３の上下面の一方ン選択的に磁気記録、再生
するように構成されている。 ところで従来は、第５図及び第７図に示す如く。 中心円板２をプレス刀Ω工してその外周に断面はソＬ形
に形成された円筒部２８とフランジ２９とを一体に設け
、磁気シート３の中央に設けた円形孔３０を円筒部２８
の外周に下方から嵌合させて。 中心円板２に対する磁気シート３のセンター出しン行っ
た状態で、磁気シート３の円形孔３ｏの周辺部分３３を
フランジ２９の下面２９ａＶＣ接着剤３１によって接着
していた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第７図に示す如く、マイクロ・フロッピーディスクでは
、下部磁気ヘッド２７のヘッド高さくターンテーブル１
５上の渭性シート２１の上面２１ａと下部磁気ヘッド２
７の上面２７ａとの間の高さ）Ａに対して中心円板２に
対する磁気シート３の取付は高さく中心円板２の下面２
ａと磁気シート３０円形孔３００周辺部分３ａの下面３
ｂとの一間の高さ〕Ｂン正確に一致させて始めて、第７
図に１点鎖線で示す如く磁気シート３を下部磁気ヘッド
２７の上面２７ａ上に完全な水平状態に正しく接触させ
ることができる。そして前記ヘッド高さＡに対して前記
取付は高さＢにバラツキがあると１例えば第７図に実線
で示す如く磁気シート３に半径方向における上下の撓入
が発生して、両磁気ヘッ）”２６．２７のトラッキング
ずれを発生してしま５゜ 因みに、前記取付は高さＢＹ、１ＭＢ用（標準記録用〕
では１．３６　！　０．１　ｍｍに規定し、２ＭＢ用（
高密度記録用］では１．３６上０．０２　ｍｍに規定し
ておｐｌこの取付は高さＢはミクロンオーダで正確に規
定しなければならない。 しかるに第７図に示す如く、磁気シート３０円形孔３０
の周辺部分３ａ’Ｙ中心円板２のフランジ２９の下面２
９ａに接着剤３１ＧＣよって接着させていた従来構造で
は、接着剤３１の厚み０７ミクロンオーダまで正確に規
定することが至難であり。 この接着剤３１の厚みＣには常にバラツキが生じ易かっ
た。そしてその接着剤３１の厚２ＬＣのバラツキがその
ま＼前記取付は高さ日のバラツキになって現われてしま
い、特に、２ＭＢ用では大きなトラッキングずれ音発生
しており、ディスク１の互換性がとれなくなる重大な間
萌ン呈している。 また第７図に示す如く、金属の中心円板２の外周にプレ
ス加工によってフランジ２９を形成した従来構造では、
そのプレス加工精度が合成樹脂による成形精度のように
高くないことから、そのフランジ高さく中心円板２の下
面とフランジ２９の下面との間の高さ）Ｄ馨やはクーミ
ク・ロンオーダまで正確に規定することが至難である。 そしてこのフランジ高さＤのバラツキも前記取付は高さ
Ｂのバラツキになって現われている。 本発明は、中心円板に対するシート状記録媒体の取付は
高さＹ　ミクロンオーダで正確に規定することができる
ようにするものであ不。 〔問題点ケ解決するための手段〕 本発明は、金属の中心円板の外周にフランジン合成樹脂
にて一体にアウトサート成形して設け。 シート状記録媒体の中央に設けた円形孔の周辺部分ンフ
ランジの上面上に載置させた状態で、このフランジに押
えリングヶ上方から嵌合させて固着することにより、シ
ート状記録媒体の円形孔の周辺部分を押えリングによっ
てフランジの上面上に押圧して固着させて成るフロッピ
ーディスクである。 〔作　用〕 本発明は、接着剤を使用せずに、磁気シートの円形孔の
周辺部分χ中心円板の外周のフランジの上面上に押えリ
ングによって押圧して固着するものであり、しかも上記
フランジは中心円板の外周に合成樹脂にて一体にアウト
サート成形したものであるから、そのフランジの成形精
度により、中心円板に対する磁気シートの取付は高さを
ミクロンオーダで正確に規定することができる。 〔実施例〕 以下１本発明Ｚマイクロ・フロッピーディスクに適用し
た実施例を第１図〜第４Ｂ図によって説明する。 先ス、第１図〜第３図において、マイクロ・フロッピー
ディスク３４は、ステンレス板等の金属の円形平板から
なる中心板３５と、その中心円板３５の外周にＡＢＳ樹
脂等の合成樹脂にて一体に７ウトサート成形されたフラ
ンジ３６と、そのフランジ３６と同材質の合成樹脂にて
成形された押えリング３７と、中央に円形孔３８が設け
られたシート状記録媒体である直径３．５インチの磁気
シート３９とによって構成されている。なお中心円板３
５には従来と同様な中心孔４と偏心孔５とが形成されて
いる。 そして、フランジ３６はリング状のフランジ基部４１ａ
−弁して中心円板３５の外周で所定高さ位置に同心円状
で一体にアウトサート成形されたものであり、そのフラ
ンジ基部４１は中心円板３５の外周に形成され℃いる大
、小複数の凹部４２ａ１４２ｂ内に一体に結合された大
、小複数の凸部４３ａ、４３ｂによって中心円板３５に
強固罠結合されている。なおフランジ３６の上面３６ａ
の内周には中心円板３５と同心円状の円形凹部４４が形
成され、かつその円形四部４４の水平な段部４４ａ上に
は溶着用の小環状溝４５が形成されている。またフラン
ジ３６の上面３６ａの外周には環状斜面４６が形成され
ている。 一万、押えリング３７の下面３７ａの内周には中心円板
３５に対して同心円状の円筒状ンなす円形部４７が一体
に成形されており、その円形部４７０下面４７ａには第
１図に１点鎖線で示す溶着用の小リング４８が一体に成
形されている。−また押えリング３７の下面３７ａの外
周にも環状斜面４９が形成されている。 次に、マイクロ・フロッピーディスク３４を組立てる際
は、第１図に示す如く、磁気シート３９の円形孔３８の
周辺部分３９ａｉフランジ３６の上面３６ａ上に水平に
載置させた状態で、押えリング３７ンその円形部４７に
よってフランジ３６０円形口部４４内に上方から嵌合さ
せて、押えリング３７の下面３７ａで磁気シート３９０
円形孔、　　　３８の周辺部分３９ａ’ｇフランジ３６
の上面３６ａ上に押圧する。その際磁気シート３９０円
形孔３８を押えリング３７０円形孔４７の外周に嵌合さ
せる。なお上記円形部４７の円形凹部４４内への嵌合に
より小リンク４８が小環状溝４５内に嵌合される。そし
てこの後、押えりフグ３フンフランジ３６上に層圧した
状態で、小リング４８部分娑小環状溝４５内に超音波溶
着して、押えリング３７をフランジ３６に一体に固着す
ることにより。 磁気シート３９の０円形孔３８の１周辺部分３９ａン押
え１１ン少３７の下面３７ａでフランジ３６の上面３６
ａ上に押圧して固着したものである。 以上の如く構成されたマイクロ・フロッピーディスク３
４によれば１Ｍ１図に示す如く、磁気シ↓ 一ト３９０円形孔３８０周辺部分３９がフランジ３６の
上面３６ａ上に直接載置されて固着されるものであり、
そのフランジ３６の上ｍ３６ａの高さが中心円板３５Ｉ
Ｃ対する磁気シート３９の取付は高さ

【中心円板３５の
下面３５ａと磁気シート３９０円形孔３８の周辺部分３
９ａの下面３９ｂとの間の高さ】Ｅを規定する。この際
、フランジ３６の上面３６ａの高さは、中心円板３５に
アウトサート成形したフランジ３６の成形ｆｉ［Ｋよっ
てミクロンオーダで正確に規定することができるので、
前記取付は高さＥｇミクロンオーダで正確に規定するこ
とができる。 従って、前記取付は高さＥＶ、前述したヘッド高さくタ
ーンテーブル１５上の渭性シート２１の上面２１ａと下
部磁気ヘッド２７の上面２７ａとの間の高さ］Ａに対し
て正確に一致させることができるので、前述した如く中
心円板３５をター７テーブル１５の渭性シート２１の上
面２１ａ上に水平にチャッキングした時に、磁気シート
３９を下部磁気ヘッド２７の上面２７ａ上に完全な水平
状態に正しく接触させることができる。 また、磁気シート３９の円形孔３８馨押えリング３７の
円形部４７の外周に嵌合させたことによって、中心円板
３５に対する磁気シート３９のセンター出しが行われて
おり、その円形部４７の中心円板３５に対する真円度は
フランジ３６及び押えリング３７の成形精度によって正
確に規定することができる。 従って、中心円板３５と磁気シート３９とのセンターン
正確に一致させることができる。 なお、実施例では、フランジ３６の上面３６ａと押えリ
ング３７の下面３７ａとの外周に環状斜面４６．４９’
４’形成したので、中心円板３５に対する磁気シート３
９の上下方向のフレキシビリティが高く、その磁気シー
ト３９の耐久性が向上されている。 以上１本発明の実施例に付き述べたが１本発明は実施例
に限定されることなく１本発明の技術的思想に基づいて
各種の有効な変更が可能である。 例えば実施例では、磁気シート３９０円形孔３８）ｋ押
えリング３７に成形された円形部４７の外周に嵌合させ
たが、第４Ａ図に示す如くフランジ３６の上面３６ａの
内周側上に一体に成形された円形部５１の外周に上記円
形孔３８）ａ−嵌合させても良い。 また、フランジ３６及び押えリング３７に対する磁気シ
ート３９の結合力（主として回転止め〕を増すために、
必要に応じて、第４Ｂ図に示す如く押えリング３７の下
面３７ａと磁気シート３９０円形孔３８の周辺部分３９
ａの上面３９ｃとの間を接着剤で接着したり、或いは第
４Ｃ図に示す如くフランジ３６の上面３６ａと押えリン
グ３７の下面３７ａとのうち何れか一方に一体に成形し
たダボ５３′ｆｆ他方に設けたダボ孔５４内に磁気シー
ト３９０円形孔３８の周辺部分３９ａン貫通して係合さ
せるようにしても良い。 また、中心円板３５に対するフランジ３６の結合力を増
すために、第４Ｄ図に示す如く中心円板３５の外周に円
環状の小フランジ５５を上方への段差を有する状態でプ
レス加工しておき、その小フランジ５５部分にフランジ
３６を合成樹脂にて一体にアウトサート成形し、かつそ
の際、フランジ１ＪＢ４１ｙｉ！−小フランジ５５の上
下に回り込筐せると共に、小フランジ５５に設けた複数
の小孔５６内にそのフランジ基部４１の上下連結部５７
乞一体に設けるようにしても良い。 筐た実施例では、押えリング３７をフランジ３６と同材
質の合成樹脂にて成形して、その押えリング３７をフラ
ンジ３６に超音波溶着させるようにしたが、第４Ｅ図に
示す如く押えリング５８乞ステンレス板等の金属板で構
成し、フランジ３６上に一体に設けた複数の溶着用ダボ
５９によって押えリング５８”ｊ−フランジ３６上に溶
着するように構成しても良い。 また本発明は、マイクロ・フロッピーディスクに限定さ
れることなく、各種の一記録、再生装置に使用奄れ石各
種のフロッピーディスクに適用可能である。 〔発明の効果〕 本発明は、中心円板に対する磁気シートの取付は高さ７
ミクロンオーダで正確に規定することができるので、記
録、再生時のトラッキングずれがなくなり、７ｔ２ツビ
ーデイスクの互換性ヲ損うことが全くない。従って本発
明は特に２ＭＢ用（高密度配録用〕のマイクロ・フロッ
ピーディスクに最適なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４Ｅ図は本発明の実施例Ｚ示したものであっ
て、第１図は要部の断面図、第２図は要部の分解斜視図
、第３図は要部の底面図、第４Ａ図〜第４Ｅ図は変形例
の要部の断面図である。 第５図〜第７図は従来例ン示したものであって。 第５図は全体の斜視図、第６図は一部の断面図。 第７図は要部の断面図である。 図面に用いられた符号において。 ３５・・・・・・・・中心円板 ３６・・・・・・・・フランジ ３７・・・・・・・・押えリング ３８・・・・・・・・円形孔 ３９・・・・・・・・磁気シート である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 金属の中心円板の外周にフランジを合成樹脂にて一体に
   アウトサート成形して設け、 シート状記録媒体の中央に設けた円形孔の周辺部分をフ
   ランジの上面上に載置させた状態で、このフランジに押
   えリングを上方から嵌合させて固着することにより、 シート状記録媒体の円形孔の周辺部分を押えリングによ
   ってフランジの上面上に押圧して固着させて成るフロッ
   ピーディスク。