JPS6288189A - フレキシブル磁気デイスク - Google Patents

フレキシブル磁気デイスク

Info

Publication number
JPS6288189A
JPS6288189A JP22816285A JP22816285A JPS6288189A JP S6288189 A JPS6288189 A JP S6288189A JP 22816285 A JP22816285 A JP 22816285A JP 22816285 A JP22816285 A JP 22816285A JP S6288189 A JPS6288189 A JP S6288189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sheet
magnetic
magnetic disk
holder
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22816285A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kimura
木村 尚志
Kenichi Chihara
千原 健一
Norio Yano
矢野 矩雄
Osamu Adachi
修 安達
Masahiro Tomatsu
戸松 正宏
Kazunobu Inoue
井上 和信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Kasei Ltd
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Kasei Ltd
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Kasei Ltd, Fujitsu Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Fujitsu Kasei Ltd
Priority to JP22816285A priority Critical patent/JPS6288189A/ja
Publication of JPS6288189A publication Critical patent/JPS6288189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 Φ 概要 ・ 産業上の利用分野(第20.21図)・ 従来の技
術 第1従来例(第8,9,10,11112,13図)第
2従来例(第14.15116.17.18.19図)
・ 発明が解決しようとする問題点 ・ 問題を解決するための手段 ・ 作用 ・ 実施例(第1.2.3.4.5.6.7図)・ 発
明の効果 〔概要〕 円板状磁気シートの中心部に設けられた取付穴の周縁部
を保持体に固着固定し、かつ該保持体に強磁性体金属か
らなる芯部材を固着固定することによって、−気シート
内周部におけるうねり等の定形部発生の防止、及び芯部
材回転軸挿入大の摩耗を防止して磁気シートの中心位置
決め設定の高精度再現性を維持することを可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ヘッドによって情報の記録・再生が行な
われるフレキシブル磁気ディスクに関し、特に磁気シー
トの中心部に設けられた取付穴周縁部を保持固定するた
めの保持体構造に関するものである。
近年、薄くてフレキシブルな磁気シートラ用いて形成し
たフレキシブル磁気ディスクは、通常はフロッピーディ
スクと呼ばれておハ取扱いが簡単で安価、情報の記録−
再生が簡便にできる等の利点を有するため多用されてい
る。この稙の磁気ディスクとして、シート状に形成した
樹脂円板の両面に磁性材を均一に塗布してヨ性層が形成
された磁気シートにその中心部に取付穴を設け、この取
付穴周縁部を保持固定する保持体を設けて構成されたも
のがある。そして、この磁気ディスクは収納ケース(カ
ートリッジ)に回転自在に収納されてフレキシブルa気
ディスクカートリ、ジ(以下、磁気ディスクカートリッ
ジと呼ぶ)として形成されるのが一般的である。この磁
気ディスクカートリッジを記録再生装置(以下、磁気デ
ィスク装置と呼ぶ)に挿入装着して情報の記8舟生が行
なわれる。この極の磁気ディスク情報としては、大別し
て第20図に示すように横型磁気ディスク装置10−1
と、第21図に示すように縦m磁気ディスク装置10−
2とがある。横型磁気ディスク装置10−1には、図示
のようにその挿入穴10aに磁気ディスクカートリッジ
11が横置き状態(水平状態)で挿着され、縦型磁気デ
ィスク装置10−2には、図示のようにその挿入穴10
bに磁気ディスクカートリッジ11が縦置き状@(垂直
状態)で挿着される。
〔従来の技術〕
第8図は第1従来例であるフレキシブル磁気ディスク2
0の断面図、第9図は第8図の分解がF杭間である。
この磁気ディスク20は、磁気シート21と、窓部材兼
用の保持体22と、磁気シート21と保持体22を接着
固定化するためのリング状の両面接着テープ23とから
一体状に構成される。i気シート21は円板状に形成さ
れ、その中心部に取付穴21aが設けられる。保持体2
2は磁気シート21とほぼ同一の熱膨張係数を有する強
磁性体金属板、例えは一枚のフェライト系ステンレス綱
板から立体状にプレス等によって紋ね加工されたもので
、底壁22aと円筒部22bとリング状フランジ部22
cとが一体成形され、さらに底W 22 aの中心部に
回転軸挿入穴22dが形成されかつ挿入力2d近傍に駆
動ピン挿入穴22eが形成されたものである。回転軸挿
入穴22dけ角形に打抜き成形されかつパーリング加工
にょシその周辺部を上刃(7ランジ522cltlfl
)に突出させたネック部22fが設けられる。両面接着
テープは保持体22の円筒部22bを通過して7ランジ
TB522 cの下面上に当接可能なリング状に形成さ
れる。
この第1従来例20の組立工程は、先ず保持体22のフ
ランジ部22cの上面上に両面接着テープ23t−貼着
し、次いでこのテープ23上に磁気シート21の取付穴
21aの周縁部を貼着することによつて終了する。すな
わち、この第1実施例20は磁気シート21が両面接着
テープ23を介して保持体22に接着固定されて構成さ
れる。尚、この両面接着テープ230代りに接着剤を塗
布して磁気シート21を保持体22に接着固定する場合
もある。この種の山気ディスク20においては、山気シ
ート21の表面、例えば下面が良好な平担面′t−維持
し、かつ予め設定された理想平面に整合して磁気シート
21の内周部にうねり、しわ等の変形部が発生しないよ
うに保持体22に固定化されるコトが、磁気ヘッドによ
って情報の記録再生の良否を決定する上できわめて重要
である。そのためには、保持体22の底q 22 aの
下面と7ランク部22cの下面との平行度が良好である
こと、これら両者の表面の平面度が良好であることが先
ず第1に重要である。またこの棟の磁気ディスク20は
磁気ディスク装置にくり返して着脱されて使用されるた
め回転軸挿入穴22dの回転咄との当接部が耐摩耗性金
有することが磁気シート21の中心位置決め設定の高精
度再現性を維持する上できわめて重要である。
第10図は第1従来例20t−硬質収納ケース26に収
納して形成した磁気ディスクカー1−’Jッジ25の断
面図であり、一点鎖線で磁気ディスク装置30の要部t
−概略的に示す。第11図は第10図の矢印入方向から
みたカートリッジ25の下面側中心部の拡大図である。
硬質収納ケース26は上部収納体27と下1部収納体2
8とから成り、これらの両名が一体状に固着される。上
部収納体27の内側中心部にセンタープレート27c;
6”固着され、このセンタープレート27cの周りに円
筒状壁部27aが形成される。この円筒状壁部27aは
その外径が磁気ディスク20の保持体220円筒部22
bの内径よりも小さ目Vこ形成され、保持体22に対し
て所定範囲で半径方向の自由度を与えている。下部収納
体28はその中心部に円形開口部28aが形成される。
この円形開口部28aはその内径が保持体22の円筒部
22bの外径よりも太き目に形成され、上記円筒状壁部
27aと同様に保持体22に対して所定範囲で半径方向
の自由度を与えている。このように磁気ディスク20は
所定範囲で半径方向の自由度が与えられ、回転自在に収
納ケース26に収納されている。また、上部収納体27
と下部収納体28には互に対向して磁気ヘッド挿入穴2
7bと28bがそれぞれ形成される。一点鎖線で示す磁
気ディスクvei30にはカートリッジ挿入穴31が設
けられ、この挿入穴31の内部にチャッキング部32と
、上下一対の上側磁気ヘッド33及び下側磁気ヘッド3
4が配設されている。チャッキング部32は概略的には
回転軸32−1と、回転軸32−1に支承された回転受
台32−2と、この受台32−2の外周部に配設された
リング状のマグネット32−3と、受台32−2からば
ね付勢により出没可能に配設された駆動ピン32−4と
から構成される。第10図はこのような磁気ディスク装
置30にカートリッジ25を装填した状態を示している
。すなわち、カートリッジ25を挿入穴31に矢印B方
向から挿入すると、収納ケース26が所定位置に固定さ
れ、保持体22の回転軸挿入穴22dと、駆動ピン挿入
穴22eとに回転軸32−1と駆動ピン32−4とがそ
れぞれ自動的に進入係合し、−万上・下側磁気ヘッド3
3.34が$気シート21にアクセスして必要に応じて
情報の記録・再生が行なわれる。このとき、保持体22
はその底壁22aがマグネット32−3によって受台3
2−2上に吸着され、かつ駆動ピン32−4によって第
11図に矢印Cで示すように半径方間外方に付勢され、
これにより挿入穴22dの二辺が回転軸32−1に昌接
して磁気シート21(第10し」)の中心位置決めが行
なわれる。そして、磁気ディスク20は、m動ピン32
−4によって回転駆動される。磁気シート21はその下
側回転面が設計値の理想回転面に一致して下側磁気ヘッ
ド34との間隔がOflで接触しているのが理想的であ
るが、実際上は磁気ディスク装fii30や磁気ディス
クカートリッジ25の各部が設計値に対して成るばらつ
いた寸法で加工されるために、理想回転面に対して成る
ばらつきがある。このようなことから、磁気ヘッド33
゜34t−できるだけ良好に磁気シート21に接触させ
るために、実際上は、下側磁気ヘッド34が理想回転面
より上方に若干(数10μm程度)突き上げ気味に配設
され、一方上側磁気ヘッド33に20g程度のロード圧
を加圧ばねにより加えている。
第12図と第13図は第10図の磁気ディスクカートリ
ッジ25の外観を示す図であって、第12図は上側(表
面)からみた外観斜視図、第13図は第12!Aの下面
図である。これらの図において、第10図と同様に符号
20は磁気ディスク、21(げ磁気シート、22は保持
体、25は磁気ディスクカートリッジ、26は硬質収納
ケース、27b、 28bは磁気ヘッド挿入穴、28a
は円形状開口部、29はシャッターをそれぞれ示す。シ
ャッター29は薄板材から断面コ字状に形成され、上下
一対の開口部29a、29bが設けられ、収納ケース2
6に矢印り方向にスライド可能に挿着され、不使用時に
は@12図に示すように、ばね付勢力によってヘッド挿
入穴27b、 28bを閉鎖した状態(で位置し、使用
時には磁気ディスク装置30(第10図)によって、第
13図に示すように自動的にスライドされてヘッド挿入
穴28b、27bを開放する。
第14図は第2従来例であるフレキシブル出猟ディスク
40の断面図、第15図は第14図の玉保持部材43の
平面図(a)と、(alのE、−Et線断面図(b)、
第16図は第14図の磁気シート41の平面図(a)と
、(a)のF、−F、 線断面図(bl、第17図は第
14図の玉保持部材44の平面図(a)と、(a)のG
、−G、線断面図(blである。
これらの図に示すように、この磁気ディスク40は磁気
シート41と、上下一対の玉保持部材43と下部保持部
材44とから成る保持体42とから一体状に構成される
。磁気シート41は円板状に形成It、その中心部に取
付穴41aが設けられ、取付穴41a近傍に駆動ピン挿
入穴41bとかしめピン挿入穴41c(この場合3個構
成)と、インデックス穴41dが設けられる。保持体4
2を構成する玉保持部材43は樹脂系材料から円板状に
モールド成形されたもので、その中心部に保合穴43a
が設けられ、保合穴43a近傍に上記出猟シート41の
駆動ピン挿入穴41b、かしめピン挿入穴41cにそれ
ぞれ対応する駆動ピン押入穴43bとかしめピン挿入穴
43c(31固)とがそれぞれ設けられ、上側外周部に
平面形状が円形の段部43b(第15図)が設けられ、
かつ下面43e(第15図)が平担に形成される。保持
体42を構成する玉保持部材44は磁気シート41の芯
部材としても兼用されるもので、樹脂系材料から円板状
にモールド成形され、その中心部に回転軸挿入穴44a
が設けられ、との挿入穴44a周りに円筒状の突出保合
部44bが設けられ、この係合部44bj!il ’)
に段差を介して磁気シート41を支持するための平担な
リング状支持面44cが設けられ、保合部44b近傍に
上記@気シート41の駆動ピン挿入穴41b1かしめピ
ン挿入穴41cにそれぞれ対応する駆動ピン挿入穴44
dと熱かしめピン44e(3本)が設けられ、かつ下側
外周部には平面形状が円形の段部44f(第17図)が
設けられる。尚、この段部44fの外径と、上保持体4
3の段g43dはほぼ同一に形成される。
この第2従来例40の組立工程は、先ず玉保持部材44
の突出保合部44b、:駆動ピン挿入穴44d1熱かし
めピン44eに$気シート41の取付穴41a1駆動ピ
ン挿入穴41b、かしめピン挿入穴41cをそれぞれ整
合して、磁気シート41を玉保持部材44に挿着し、リ
ング状支持面44c上に磁気シート41の取付41aの
周縁部を当接させる。次に、玉保持部材43を上記磁気
シート41の場合と同様にして玉保持部材44に挿着し
て磁気シート41上に重ね合せ、次いで玉保持部材43
を磁気シート41を介して下保持部材44上に押圧しな
がら熱かしめピン44aの先端(上端)を加熱溶融変形
させて(かしめて)固定することによって終了する。す
なわち、この第2実施例40は、磁気シート41が一対
の玉保持部材43と玉保持部材44とから成る保持体4
2に挾持固定されて構成される。
第18図は第2従来例40を硬質収納ケース46に収納
して形成した磁気ディスクカートリッジ45の要部断面
図である。硬質収納ケース46は上部収納体47と下部
収納体48とから成り、これら両者が一体状に固着され
る。上部収納体47と下部収納体48にはその中心部に
円形開口部47a、48aがほぼ同一内径でそれぞれ設
けられ、円形開口部47a、48a近傍に磁気ヘッド挿
入穴47b、48bがそれぞれ設けられ、この挿入穴4
7b。
48bの水平方向反対側にインデックス穴47c。
48cが設けられる。そして、上部収納体47と下部収
納体48の内側には上下一対のシャッター49〜49B
が配置され、これらシャッター49A。
49B相互間に磁気シート41が配置される。シャッタ
ー49A、49Bは一体状かつ回転可能に形成され、カ
ートリッジ45の不使用時には磁気ヘッド挿入穴47b
、48b及びインデックス穴47c、48cをばね付勢
によって自動的に閉鎖し、カートリッジ45を磁気ディ
スク装置に挿着時には自動的に回転させられて磁気ヘッ
ド挿入穴47b、48b及びインデックス穴47c、4
8cを開放する。尚、上部収納ケース47と下部収納ケ
ース48の円形開口部47a、48aはその内径が、磁
気ディスク40の上保持体43と下保持体44の段部4
3dと44fの外径よりも太き目に形成され保持体42
に対して所定範囲で半径方向の自由度を与えている。こ
のように磁気ディスク40は所定範囲で半径方向の自由
度が与えられ、かつ回転自在に収納ケース46に収納さ
れている。このカートリッジ45は前出の第1従来例の
場合とほぼ同様に磁気ディスク装置に挿着されて磁気シ
ート41に上下の磁気ヘッド(図なし)が磁気ヘッド挿
入穴47b、48bからアクセスして情報の記録・再生
が行なわれる。
但し、この場合、保持体42のチャックキングはマグネ
ット吸着力によるものでなく押圧部材(図示なし)によ
って行なわれる。
第19図は第18図の磁気ディスクカートリッジ45の
外観斜視図である。同図において、符号40は第2従来
例の磁気ディスク、41は磁気シート、42は保持体、
43bは駆動ピン挿入穴、44aは回転軸挿入穴、45
は出猟ディスクカートリッジ、46は硬質収納ケース、
47a(48a)は円形開口部、47b(48b)は、
磁気ヘッド挿入穴、47c(48c)はインデックス穴
、49A(49B)は上下一対のシャッターをそれぞれ
示す。このカートリッジ45は矢印H方向に移動されて
磁気ディスク装置に挿着され、挿着時には前述したよう
にシャッター49人(49B)が回転移動されて$気ヘ
ッド挿入穴47b(48b)及びインデックス穴47c
(48c)を開放する。
以上説明したように1この第2従来例40の場合は保持
体42が樹脂系材料を用いてモールド成形されるため、
磁気シート41の取付穴41aの周縁部を挾持固定する
ための下保持部材44のリング状支持面44c1及び玉
保持部材43の下143dの平面度を精度良く仕上るこ
とができる。このため保持体42外周近傍、つまり磁気
シ=−ト41の内周部におけるしわ、うねり等の変形部
の発生を良好に防止することができる。しかし、芯部材
に兼用される下保持部材44が樹脂系材料であるため、
砧気ディスク装置に対するくり返し着脱操作によりその
回転軸挿入穴44aが摩耗し易く、8気シート41の中
心位置決め設定の高精度再現性に欠けるという問題があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記第1従来例20においては、保持体22’t−耐摩
耗性を有する硬質なステンレス綱板等から形成している
ため、その回転軸挿入穴22dの耐摩耗性が高く、磁気
シート21の中心位置決め設定の高精度再現性を有する
という利点がある。しかし、その反面、保持体22を硬
質板から紋り加工で立体状に成形しているため、磁気シ
ート21接着部であるリング状フランジ部22cの平面
度、マグネット吸着部である底壁22aの平面度、及び
これら両者の平行度を高い精度に加工することができめ
て困難であることの理由により、磁気シート21の接着
部及びその周辺部(シート21の内周部)くうねり等の
変形部が発生するという問題がある。
このよう危うねりが発生すると、磁気ヘッドとの接触圧
がばらついて良好な記録・再生出力を得ることができな
い。また、保持体22の形状が複雑であること、材質が
硬質であること等の理由から成形用金型の傷みが早いと
いう問題もちゃ、結果的には製造コストが高額となる。
そして、IIIJ2従来例40においては、保持体42
を樹脂系材料からモールド成形しているため、磁気シー
ト41の固定部を挟持固定するための下保持部材44の
リング状支持面44cと、玉保持部材43の下面43e
の平面度を高精度に仕上げることができ、磁気シート4
1の内周部におけるしわ、うね抄等の変形部の発生を防
止することができるという利点がある。しかし、その反
面、芯部材としても兼用される下保持部材44が樹脂系
材料であるため、磁気ディスク装置に対する着脱操作の
くり返しにより回転軸挿入穴44aが摩耗し易く、この
ため磁気シート41の中心位置決め設定の高精度再現性
に欠けるという問題がある。この種の磁気シート上に記
録される情報は同心円状にトラックを形成しており、こ
のトラックの記録密度は通常48TPI(1インチ当り
のトラック数)又1ri96 T P Iが使用されて
いる。96TPIの場合は各トラック中心相互間の距離
が約265μmとなり、磁気ヘッドのトラック幅は16
5μm程度に形成されている。従って、回転軸挿入穴4
4&の微小な摩耗によって生ずる出猟シート41の中心
位置決めの誤差が、磁気ヘッドとトラックとの整合度に
大きく影響し、オフトラック(トラックに対する磁気ヘ
ッドのずれ)等の好ましくない結果を招く。
本発明は、この問題にかんがみて創作されたもので、上
記各従来例の問題点を解消し、かつ上記各従来例の利点
を兼ね備えたフレキシブル磁気ディスクを提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、円板状に
形成されその中心部に取付穴51aが設けられ磁気ヘッ
ドによって情報の記録再生が行なわれるフレキシブル磁
気シート51と、 該磁気シート51とほぼ同程度の熱膨張係数を有する材
料で形成し、前記磁気シート51の取付穴51m周縁部
を固着固定する保持体52と、該保持体520回転駆動
側表面上に固着固定された耐摩耗性を有する強磁性体金
属から成る芯部材55とから構成したことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
平面精度の出し易い材料で保持体を形成して磁気シート
を固着固定し、耐摩耗性の高い金楓で芯部材を形成して
いるので、磁気シートの内周部におけるうねりの発生を
防止することができ、かつ磁気シートの中心位置決め設
定の高精度再現性を維持することができる。− 〔実施例〕 第1図は本発明の実施例であるフレキシブル磁気ディス
ク50の断面図、第2図は第1図の分解斜視図でちる。
本実施例(フレキシブル磁気ディスク)50は、これら
の図に示すように、フレキシブル磁気シート51と、両
面接着リング53と保持体本体54とからなる保持体5
2と、保持体52の回転駆動側端面(下面)に固着固定
された平板状の芯部材55とから一体状に構成される。
磁気シート51は円板状に形成され、その中心mK取付
穴51aが設けられる。保持体52を構成する両面接着
リング53はリング状円板に形成され、嵌合穴53aの
の内径が上記磁気シート51の取付穴51&の内径とほ
ぼ同一に設定される。尚、この両面接着リング53は樹
脂接着材等を使用してもよい。保持体52を構成する保
持体本体54は磁気シート51とほぼ同等の熱膨張係数
を有する樹脂材料から円板状にモールド成形され、その
中心部に角形状の回転軸挿入穴54aが設けられ、この
挿入穴54a近傍に駆動ピン挿入穴54bが設けられ、
上側には外周に沿って円筒状の突出保合部54cが磁気
シート51の取付穴51a、!:嵌合可能に設けられ、
突出保合部54cの外周に段差を介して磁気シー)51
’(+−支持するための平担々リング状支持面54eを
有するつば部54fが設けられ、この支持面54eの外
周に傾斜面54g(第1図参照)が設けられ、一方下側
にはっは部54fの下面と段差を介して円筒部54h(
第1図参照)が設けられる。芯部材55は、磁気シート
51とほぼ同一の熱膨張係数を有しかつ耐摩耗性を有す
る強磁性体金M(例えば、ステンレス綱板)から平担な
円板状に形成され、その中心部に回転軸挿入穴55aが
設けられ、この挿入穴55a近傍に上記保持体本体54
の駆動ピン挿入穴54bと整合可能な駆動ピン挿入穴5
5bが設けられ、外周辺には半径方向に対向する一対の
回り止め切欠き部54cが設けられる。尚、回転軸挿入
穴55aは角形に打抜き成形され、かつバーリング加工
によりその周辺部を上方に突出させたネック部55dが
設けられる。
さて、本実施例50の組立工程は次の如く行なわれる。
先ず保持体本体54と芯部材55とを一体状に固着固定
する。この固着固定工程は保持体本体54のモールド成
形時に芯部材55を本体54と一体状に形成するのが好
ましいが、第2図に示すようにこれら両者を個別に形成
して、本体54の下面に嵌合凹所を設けてこの嵌合凹所
に芯部材55を嵌合接層して固定化してもよい。尚、こ
れらの両者が個別に形成される場合は、芯部材55のネ
ック部55dは保持体本体540回転軸挿入穴54aに
遊嵌されるようにその外形が小さ目に形成され、本体5
4との整合位置決めの芯部材55の外周と本体54の嵌
合凹所とによって行なわれる。そして、駆動ピン挿入穴
54bと55bとは整合される。次に両面接着リング5
3の片方の接着面をその嵌合穴53at保持体本体54
の突出保合部54cに嵌合させてリング状支持面に接着
させる。次に山気シート51をその取付穴51&をを保
持体本体54の突出係合部54 c vc H合させて
、磁気シート51を保持体本体54上に挿着し接着する
。これにより磁気シート51は取付穴51aの内周縁部
が保持体本体54C)I)ング状支持面54e上に支持
され固定される。以上により組立工程が終了する。この
ように、本実施例50は両面接着リング53と保持体本
体54とから成る保持体52によって磁気シート51が
固着固定され、耐摩耗性のすぐれた芯部材55に回転軸
が直接当接する挿入穴55aが形成されたものであり、
前述した各従来例の長所を兼ね備えている。
尚、本実施例では両面接着リング53により保持体本体
54に磁気シート51を固着固定したが、両面接着リン
グ53の変りに接着材を使用しても同様の効果が得られ
ることは明らかである。
第3図は本実施例50′t−硬質収納ケース26に収納
して形成した磁気ディスクカートリッジ56の断面図で
あり、一点鎖線で磁気ディスク装置30の要部を概略的
に示す。第4図は第3図の矢印入方向からみたカートリ
ッジ56の下面側中心部の拡大図である。このカートリ
ッジ56は前出の第10図の第1従来例に係わるカート
リッジ25と比べて第1従来例の磁気ディスク20の代
りに本実施例の磁気ディスク50ft収納した点が異な
るのみで他の構造はほとんど同じである。従って第3図
及び第4図において前出の第10図及び第11図と同一
部分又は相当部分は同一符号を付して示している。すな
わち、符号26は硬質収納ケース、27は上部収納体、
27aは円筒状壁部、27b、 28bは磁気ヘッド挿
入穴、27cはセンタープレート、28は下部収納体、
28aは円形開口部、30は磁気ディスク装置、31は
カートIJッジ挿入穴、32はチャッキング部、32−
1は回転軸、32−2は回転受台、32−3はリング状
マグネッ)、32−4は駆動ピン、33は上#l磁気ヘ
ッド、34は下側磁気ヘッドをそれぞれ示し、これら各
部分の構成と作用は前出第10.11図の場合と同様で
あるためその説明は省略する。そして第1,2図と同様
に符号50は本発明の実施例である磁気ディスク、51
は磁気シート、52は保持体、53は両面接着リング、
54は保持体本体、55は芯部材をそれぞれ示す。磁気
ディスク50は、その保持体本体540円筒状突出部5
4cの内径が上部収納体270円筒状壁部27aの外径
より    −も太き目に、そして保持体本体54の円
筒部54hの外径が下部収納体28の円形開口部28a
の内径よりも小さ目に形成されて所定範囲で半径方向の
自由度が与えられ、つば部54fの外径が円形開口部2
8aの内径よりも大きく形成されて収納ケース26から
の抜は出しが防止され、回転自在に収納ケース26に収
納されている。
第5図と第6図は第3図の山気ディスクカートリッジ5
6の外観全示す図であって、第5図は上側(表側)から
みた外観斜視図、第6図は第5図の下側外観図である。
この磁気ディスクカートリッジ56の外観は前出の第1
2.13図に示す第1従来例に係わる磁気ディスクカー
トリッジ25と同様であり、符号51は磁気シート、5
2は保持体、56は磁気ディスクカートリッジ、26は
硬質収納ケース、27b、 28bは磁気ヘッド挿入穴
、28aは円形状開口部、29はシャッターをそれぞれ
示す。シャッター29は薄板材から断面コ字状に形成さ
れ、上下一対の開口部29a、29bが設けられ、収納
ケース26に矢印り方向にスライド可能に挿着され、不
使用時には第5図に示すように、ばね付勢力によってヘ
ッド挿入穴27b(28b)を閉鎖した状態に位置し、
使用時には磁気ディスク装置430 (第3図)によっ
て、第6図に示すように自動的にスライドされて磁気ヘ
ッド挿入穴28b。
27bを開放する。
第7図は第5図の磁気ディスクカートリッジ56の分解
斜視図であり、参考のために示す。同区において、符号
27と28は第5図の収納ケース26を構成する上部収
納体と下部収納体を示し、27cはセンタープレート、
57と58はその一部が上・下部収納体27と28にそ
れぞれ固着され、他の一部が磁気シート51の表面と裏
面にそれぞれ接触してシート51に付着したほこり等の
除去及び回転面のぶれの吸収を行なうための上側不織布
と下側不織布をそれぞれ示し、5oは本発明の実施例で
ある磁気ディスク、29はシャッター、59はその一端
が下部収納体28に固着されその他端側によって不織布
58を弾撥的に磁気シート51に押圧するための弾性板
、60はライトプロテクター(記録情報の消去防止部材
)、61はシャッター29を一定方向に常時押圧するた
めの付勢ばねをそれぞれ示す。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、゛
本発明の要旨に沿って形成される種々の変形例にも勿論
適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に依れば、寸法精度の出し
易い材料から保持体を形成して磁気シートを固着固定す
ることによし、磁気シートの内周部におけるうねり等の
変形部の発生を防止することができ、また、回転軸に当
接する挿入穴を有する芯部材を耐摩耗性にすぐれかつ強
磁性体の平担な金属材から形成することにより、磁気シ
ートの中心位置決め設定の高精度再現性を非常に向上す
ることができ、情報の記録再生を磁気シートの外周部か
ら内周部にわたって正確かつ良好に行なうことができる
等の著しい効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は第1図
の分解斜視図、 第3図は第1図の実施例(5o)を収納した磁気ディス
クカートリッジ(56)の断面図、第4図は第3図の矢
視Nの下面側中心部拡大図、第5図は第3図のカートリ
ッジ(56)の上側外観斜視図、 第6図は第5図のカートリッジ(56)の下側外観図、 第7図は第5図の分解斜視図、 第8図は第1従来例(20)を示す断面図、第9図は第
8図の分解斜視図、 第10図は第8図の第1従来例(2o)を収納した磁気
ディスクカートリッジ(25)の断面図、第11図は第
10図の矢視Aの下面側中心部拡大図、 第12図は第10図のカートリッジ(25)の上側外観
斜視図、 第13図は第12図のカートリッジ(25)の下側外観
図、 第14図は第2従来例(40)を示す断面図、第15図
は第14図の玉保持部材(43)の平面図(a)と断面
図(b)、 第16図は第14図の磁気シート(41)の平面図(a
tと断面図(b)、 第17図は第14図の下保持部材(44)の平面図(a
)と断面図(b)、 第18図は第14図の第2従来例(40)を収納した磁
気ディスクカートリッジ(45)の要部断面第19図は
第18図のカートリッジ(45)外観斜視図、 第20図は横型磁気ディスク装置(10,1)の外観図 第21図は縦型磁気ディスク装置(10−2)の外観図
である。 第L L 3* 4+及び5図において、26は収納ケ
ース、 30は磁気ディスク装置、 33.34は上自下側砒気ヘッド、 50は本発明の実施例である7レキシプル磁気デイスク
、 51はフレキシブル磁気シート、 51aは取付穴、 52は保持体、 53は両面接着リング、 54は保持体本体、 54eはリピング状支持面、 55は芯部材、 55aは回転挿入穴、 55bは駆動ピン挿入穴をそれぞれ示す。 槍の太籍丙(50)ヒマ芯[有]亡図 $1 図 草12図のカート1ノツジ(25)の下伊j汁M図$1
3図 4θ−草2従来例 4ノー一一看汐気シート 42− 保#膝 43−  上仔詩部材 41b、43ム、#d−4E翁乞午ン府V入ブく#e−
核がLy−)ピン 草2の技手グ’j(40)を示す跡を7草/41Z 券/q@ 4嗣 ネ2/12T

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円板状に形成されその中心部に取付穴(51a)が
    設けられ磁気ヘッドによって情報の記録再生が行なわれ
    るフレキシブル磁気シート(51)と、前記磁気シート
    (51)の取付穴(51a)周縁部を固着固定する非磁
    性の保持体(52)と、 該保持体(52)の回転駆動側表面上に固着固定された
    耐摩耗性を有する強磁性体金属から成る芯部材(55)
    とから構成したことを特徴とするフレキシブル磁気ディ
    スク。 2、前記保持体(52)は、樹脂系材料から円板状にモ
    ールド成形されかつ前記芯部材(55)の固着面と反対
    側の表面外周部に前記磁気シート(51)の取付穴(5
    1a)の周縁部を支持するためのリング状支持面(54
    e)を有する保持体本体(54)と、該本体(54)に
    嵌合固着されて前記磁気シート(51)を固着固定する
    ための両面接着リング(53)とから成る特許請求の範
    囲第1項に記載のフレキシブル磁気ディスク。 3、前記芯部材(55)は強磁性を有する平担な金属板
    から円板状に形成され、その中心部に回転軸挿入穴(5
    5a)と、 該回転軸挿入穴(55a)近傍に駆動ピン挿入穴(55
    b)とが設けられたものである特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載のフレキシブル磁気ディスク。
JP22816285A 1985-10-14 1985-10-14 フレキシブル磁気デイスク Pending JPS6288189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22816285A JPS6288189A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 フレキシブル磁気デイスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22816285A JPS6288189A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 フレキシブル磁気デイスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6288189A true JPS6288189A (ja) 1987-04-22

Family

ID=16872202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22816285A Pending JPS6288189A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 フレキシブル磁気デイスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6288189A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5226033A (en) * 1990-03-27 1993-07-06 Sony Corporation Magneto-optical disk hub in which the inner peripheral edge portion of the spindle opening is strengthened and made abrasion resistant
EP0895240A1 (en) * 1997-07-31 1999-02-03 Sony Corporation Recording medium and disc cartridge

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5226033A (en) * 1990-03-27 1993-07-06 Sony Corporation Magneto-optical disk hub in which the inner peripheral edge portion of the spindle opening is strengthened and made abrasion resistant
US5289456A (en) * 1990-03-27 1994-02-22 Sony Corporation Method of forming a magneto-optical disk hub in which the inner peripheral edge portion of the spindle opening is strengthened and made abrasion resistant
US5438564A (en) * 1990-03-27 1995-08-01 Sony Corporation Magneto-optical disk hub in which the inner peripheral edge portion of the spindle opening is strengthened and made abrasion resistant
EP0895240A1 (en) * 1997-07-31 1999-02-03 Sony Corporation Recording medium and disc cartridge
US6061215A (en) * 1997-07-31 2000-05-09 Sony Corporation Disc recording medium with check insertion hole extending across inner and outer rim portions of the hub
CN1130696C (zh) * 1997-07-31 2003-12-10 索尼公司 记录介质和盘盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384002B2 (ja) ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置
JPH043031B2 (ja)
JPS62279558A (ja) 磁気デイスク装置
JPS6273477A (ja) デイスクカ−トリツジ
JPS6288189A (ja) フレキシブル磁気デイスク
JPH04324176A (ja) ディスクカートリッジ
US4788615A (en) Means for adhering the magnetic disk to the center core in a magnetic disk cartridge
US4843512A (en) Recording disk centering hub
JPH0581671A (ja) フレキシブルデイスクへの接触磁界転写方法
JPH0320907Y2 (ja)
JPS59215073A (ja) 磁気記録再生装置
JP2507366B2 (ja) 情報記憶媒体
JPS6141181Y2 (ja)
JP2002508874A (ja) ハブを有するプラスチックディスクと該ディスクの駆動装置
JPH0115035Y2 (ja)
JPH1125403A (ja) 磁気記録再生装置
JP2000285449A (ja) 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置
JPH01220191A (ja) ディスク装置
JP2677555B2 (ja) 情報記憶媒体
JP2000132831A (ja) 磁気転写装置
JPH0437348Y2 (ja)
JPH05225742A (ja) ディスクカートリッジ
JPH01227280A (ja) 光ディスク
JPS63204572A (ja) デイスク装置
JPH056643A (ja) 光カード