JP2000285449A - 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置 - Google Patents

磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置

Info

Publication number
JP2000285449A
JP2000285449A JP2000015106A JP2000015106A JP2000285449A JP 2000285449 A JP2000285449 A JP 2000285449A JP 2000015106 A JP2000015106 A JP 2000015106A JP 2000015106 A JP2000015106 A JP 2000015106A JP 2000285449 A JP2000285449 A JP 2000285449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
information
recording
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000015106A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Tagami
勝通 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000015106A priority Critical patent/JP2000285449A/ja
Publication of JP2000285449A publication Critical patent/JP2000285449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に磁気情報が転写される共に打ち抜かれ
て形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高い
磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを
使用した磁気記憶装置を提供する。 【解決手段】 金型ディスク21aの情報記録部2aに
は、強磁性CoCrTaPt膜7及び保護膜8が形成さ
れ、所定のサーボ情報パターン及びデータ情報パターン
が記録されている。金型ディスク21bにおいても同様
に情報記録部2bが構成されている。この両金型ディス
クにより、長尺のフレキシブルディスク基板を挟み込み
所定の形状に打ち抜くことができる。このとき、未記録
のフレキシブルディスク基板を情報記録部2a及び2b
に接触させて金型ディスク21a及び21bにより打ち
抜くと、サーボ情報情報及びデータ情報が転写され所定
の形状に打ち抜かれた磁気記録媒体が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体、その
製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装
置に関し、特に、薄い長尺フィルムを基板として製造さ
れるフレキシブル磁気ディスクに好適であって、磁気情
報の転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方
法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】リムーバブル・ストレージ(記録装置)
として光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドラ
イブ及びリムーバブルハードディスクドライブ等があ
り、この中でも、1.44MB(メガバイト)のフレキ
シブルディスク(フロッピーディスク)装置はパーソナ
ルコンピュータ等に広く使用されており、近時、100
乃至250MBの大容量フレキシブルディスク装置が製
品化されている。そして今後、更なる大容量化が予想さ
れる。
【0003】従来、トラッキングの基準となるサーボパ
ターンを予めディスクに記録するトラッキングサーボ技
術があるが、1.44MBのフレキシブルディスクドラ
イブにおける磁気ヘッドの位置決めにトラッキングサー
ボ技術は使用されていない。しかしながら、100MB
以上の大容量フレキシブルディスクドライブにおいて
は、高いトラック密度を達成するために、光ディスク装
置に使用される光ヘッドによるサーボ方式、又は、ハー
ドディスクドライブで使用されるセクタサーボトラック
方式が採用されている。光ディスク装置には、予めサー
ボ信号及びデータ信号が埋め込まれた基板を使用するた
め、媒体コストが安く、ソフトデータ用媒体として広く
使用されている。
【0004】一方、ハードディスクドライブにおいて
は、サーボ情報を記録するため、ハードディスクドライ
ブ自体に設けられた磁気ヘッドにより、サーボパターン
をディスクのトラック毎に記録することによりディスク
がフォーマットされる。このため、ディスクのトラック
密度が増大するにつれて、サーボパターンの記録工程の
所要時間が増大するという問題点が発生していた。大容
量フレキシブルディスク装置においても、同様にサーボ
パターンを使用する方式が採用されているが、フレキシ
ブルディスク毎にサーボトラックライタ(サーボパター
ンをディスクに記録する装置)を使用してサーボパター
ンを記録する必要がある。このため、大量のフレキシブ
ルディスクにフォーマットを行なう場合には、多くのサ
ーボトラックライタが必要となり、製造コスト面で大き
な障害になっており、ディスクの高密度化及び大容量化
に対して磁気記憶装置全体のコストが増加するという問
題点があった。
【0005】上述したような問題点を解決するために、
以下に示すようなサーボトラックライタを使用すること
なく、マスター媒体を使用して所望の磁気記録媒体にサ
ーボ情報を含む磁気情報を磁気記録媒体に記録する方法
が提案され、磁気テープ等で広く実施されている。
【0006】先ず、特開平3−250464号公報、及
び特開平5−6535号公報には、金型を使用して磁気
記録媒体上に凹凸を成形し、この凹凸をサーボパターン
に利用する方法が開示されている。
【0007】また、特開平4−251440号公報、及
び特開平7−78337号公報には、磁気情報が記録さ
れた円盤状のマスター媒体と、未記録の円盤状のスレー
ブ媒体とを重ね合わせて、スレーブ媒体にマスター媒体
の磁気情報の転写を行う方法が開示されている。
【0008】更に、特開平1−192019号公報に
は、転写元のマスターディスクを使用してスレーブディ
スクに磁気情報を転写すると同時に、スレーブディスク
の中心にマーカを形成する手段と、そのマーカによりス
レーブディスクの中心を検出する手段と、その検出され
た中心に孔を形成する手段と、その孔にハブを取り付け
る手段と、このハブに取り付けられたディスク原板から
スレーブディスクの外周を打ち抜く手段とを有する装置
が開示されている。
【0009】更にまた、マスター媒体を使用して、磁気
記録媒体に磁気転写する方法が磁気テープ等で広く使用
されている。フレキシブルディスクにおいても、特許第
2566987号公報には、情報が記録されたマスター
磁気ディスクの磁性面と未記録のスレーブ磁気ディスク
の磁性面とを密着させて情報を転写すると共にディスク
の打ち抜きを行う方法が開示されている。
【0010】また、サーボ書き込み装置として磁気転写
する際の密着及び脱着に関して磁気記録媒体の品質向上
を図った技術として、特開平10−275435及び特
開平11−161956等の磁気転写装置が提案されて
いる。また、転写の際にマスター媒体とスレーブ媒体の
中心を一致させるための方法として、特開昭63−17
5229号公報に磁気転写方式が開示されている。
【0011】更に、今後のリムーバブルストレージにお
いては、大容量化と共に、モバイル性が要求されてい
る。上述の大容量FDDの技術を適用し、ディスク媒体
として塗膜型磁気記録媒体を使用し、外径46.5m
m、内径12mmの小径ディスクを使用した小型フレキ
シブルディスクドライブが実施されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−250464号公報、及び特開平5−6535号公
報に開示された磁気記録媒体においては、形成された凹
凸はサーボパターンとして利用できるものであり、磁気
情報一般の記録のために適用できるものではない。ま
た、サーボパターンの記録に適用する場合においても、
凹凸を形成するものであるため、ハードディスクのよう
に比較的厚い樹脂を基板とするものには適用することが
できるが、フレキシブルディスクのように、薄い長尺フ
ィルムを基板とするものには不適であるという問題点が
ある。
【0013】また、特開平4−251440号公報、及
び特開平7−78337号公報に開示された磁気記録媒
体においては、磁気情報の記憶工程とは別にディスクの
打ち抜き工程が必要であると共に、マスター媒体と、ス
レーブ媒体とを重ね合わせてスレーブ媒体に磁気情報の
転写を行うため、両媒体の中心軸を一致させないと、ス
レーブ媒体に磁気情報が偏心して転写される。特に、サ
ーボ情報の記録に適用した場合に偏心が生じると、その
スレーブ媒体では高精度な位置情報を得ることができな
い。偏心を防止するために、軸に両媒体の中心孔を挿入
して位置合わせを行っているが、このような位置合わせ
方法では、従来のトラック密度の低い媒体においては問
題とはならないが、100MB以上の大容量フレキシブ
ルディスクのように、1桁以上のトラック密度を有する
媒体に適用するには、位置合わせ精度が不十分であると
いう問題点がある。
【0014】更に、特開平1−192019号公報に記
載された磁気ディスクの複製装置においては、マーカを
検出する手段、及びハブを取り付ける手段等が設けられ
ているため、極めて高価である。更に、その検出のため
の計算処理及びハブを取り付けるための位置決めに時間
を要するため、製造速度を速くすることが困難であると
いう問題点がある。
【0015】更にまた、特許第2566987号公報に
記載された記録済み磁気ディスクの製造方法において
は、打ち抜きの度にマスター磁気ディスクにストレスが
加わり、大量な打ち抜き作業では、徐々にマスター磁気
ディスクに変形が生じて密着度等が低下し、転写される
記録情報の位置のずれが発生するため、高密度化には十
分な効果が得られないという問題点がある。特に、マス
ター磁気ディスクに塗布型の磁性層が設けられている場
合は、高保磁力が求められる大容量フレキシブルディス
クに対しスレーブ媒体を十分に磁化させることが可能な
磁気特性を有しておらず、十分な磁気転写磁界を発生さ
せることができず、例えば、精度の高い位置決め情報の
記録を行なうことができないという問題点がある。ま
た、転写の際にマスター媒体とスレーブ媒体の中心を一
致させるための方法として、特開昭63−175229
が提案されているが、これもマスター媒体として既に成
形されたディスクを使うため、同様の問題が生じる。
【0016】また、小径ディスクを使用した小型FDD
が携帯用(モバイル)ストレージに使用されているが、
インターネット等の画像データの増大により容量が不足
し、従来の塗膜型の磁気記録媒体では高密度化が難しい
ため、HDDと同様な金属薄膜強磁性膜を使用するディ
スクが開発されているが、媒体に金属薄膜を使用するに
は、ディスク径が小さすぎると内径ハブに規制され媒体
の剛性が大きくなり過ぎたり、内周ハブと媒体との接着
により媒体が微小に歪み、内周側でヘッドと媒体とのタ
ッチ(密着)が悪くなるという問題点がある。タッチを
向上させるにはハブ内周を避けて使用するため、相対的
に小径ディスクになるほど記録領域が狭小化することに
なり記録容量が減少してしまう。また、薄膜型強磁性媒
体は塗膜媒体と異なり媒体内に潤滑剤を含有させること
ができないため、媒体表面に潤滑剤を塗布する。媒体と
浮遊ヘッドとの間には潤滑剤による耐摩耗のための間隙
が必要であるが、特に薄膜型媒体では、媒体上に塗布さ
れた潤滑液がディスクの回転に伴って、ディスク収納ケ
ースの内側に配置されたライナーに徐々に吸収されるた
め、最終的に潤滑剤が枯渇し、ヘッドクラッシュが発生
するという問題点がある。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、基板に磁気情報が転写される共に打ち抜か
れて形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高
い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれ
を使用した磁気記憶装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気記録媒
体は、磁気情報が記録された記録部を有する金型により
前記記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち
抜く際に前記磁気情報が前記基板表面に磁気転写された
ものであることを特徴とする。
【0019】また、前記磁気情報は、サーボ記録情報又
はサーボ記録情報及びデータ情報とすることができる。
【0020】本発明に係る磁気記録媒体の製造装置は、
基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の
表面に設けられ磁気情報が記録された記録部と、前記磁
気情報を前記基板に磁気転写させることが可能に前記記
録部を前記基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、
を有することを特徴とする。
【0021】本発明においては、磁気情報が記録された
記録部を有する金型により、記録部を基板表面に密着さ
せながら基板を打ち抜くことにより、磁気情報を基板表
面に転写させるものであるため、マスター磁気媒体を使
用することなく、情報の磁気転写と共に基板を打ち抜く
ことができる。このため、マスター磁気媒体を使用した
場合のような磁気情報の位置ずれが発生せず、金型の記
録部に高精度で磁気情報が記録されていると、磁気情報
は基板に高精度で高速に転写される。また、サーボパタ
ーン以外の磁気情報の転写に適用することができる。特
に、凹凸を形成することなくサーボパターンを転写する
ことができるので、薄い長尺フィルムを基板とするフレ
キシブル磁気ディスクに好適である。更に、マーカ検出
機構等を設ける必要がないためコストが低い共に、製造
速度が速い。
【0022】また、前記金型は前記金型に重ねられた前
記基板に対してバイアス磁界を印加する磁界印加部材を
有し、更に、前記基板を加熱する加熱手段を有すること
が好ましい。これにより、効率よく磁気転写を行うこと
ができる。
【0023】更に、前記記録部に強磁性金属からなる強
磁性膜を形成することができる。従来の打ち抜き機の金
型ディスクが通常非磁性のステンレス鋼が使用されてい
るのに対し、本発明では金型上に強磁性膜を形成するこ
とによってサーボ情報及びデータ情報等の磁気情報が記
録できる。これにより、記録部から発生する磁界が強く
なるため、高保磁力が求められる磁気ディスクに対して
も、十分に強い磁気転写磁界を発生させて磁気転写を行
うことができる。
【0024】更にまた、前記記録部は磁気ヘッドにより
磁気情報が記録されたものとすることができる。
【0025】また、前記強磁性膜の表面に保護膜を形成
することができる。これにより、サーボトラックライタ
を使用して金型の記録部に所定の磁気情報を記録する場
合に、サーボトラックライタの磁気ヘッドと記録部の表
面、特に、強磁性膜との接触を防止することができる。
このため、記録部の表面、特に、強磁性膜を保護するこ
とができ、信頼性を向上させることができる。
【0026】更に、前記強磁性膜が、磁化方向が膜面に
対して平行の方向である面内磁化膜である場合は、前記
基板もまた面内磁化膜を有することができる。このと
き、前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドー
ナツ状の半径方向に巻かれたコイルであって、印加され
る前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対して
平行の方向とすることができる。
【0027】また、前記強磁性膜が、膜面に対して磁化
方向が垂直方向である垂直磁化膜である場合は、前記基
板もまた垂直磁化膜を有することができる。このとき、
前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドーナツ
状の円周方向に巻かれたコイルであって、印加される前
記バイアス磁界の向きが、前記基板に対して垂直方向と
することができる。
【0028】本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、
磁気情報が記録された記録部を有する金型により、前記
記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち抜く
ことにより前記磁気情報を前記基板表面に磁気転写する
ことを特徴とする。
【0029】本発明においては、基板を所定形状に打ち
抜く際に同時に基板に磁気情報を転写するため、従来の
サーボトラックライタによって各基板毎に磁気ヘッドで
記録する工程が省略され、磁気記録媒体作成の所要時間
を大幅に短縮できる。磁気転写の概念は、磁気テープ等
でマスターテープとスレーブテープとを相互に接触させ
る方法等が従来公知であるが、本発明では、例えば円盤
型の金型に精度よくサーボパターンを記録しておけば、
基板の挿入精度に拘わらず、記録されるサーボパターン
は円盤の中心に対して同心円状に精度よく高速に記録さ
れる。従って、従来のサーボトラックライタでディスク
毎に磁気ヘッドで記録する方法に比べて、最も時間の要
する工程の1つであるサーボトラックライタでのサーボ
情報記録工程及びデータ情報記録工程を基板打ち抜き工
程と同時に行うことができ、製造時間を大幅に短縮する
ことができる。
【0030】また、前記基板を打ち抜くときに、前記基
板にバイアス磁界を印加するか、又はバイアス磁界を印
加すると共に前記基板を加熱することができる。
【0031】本発明に係る磁気記憶装置は、記録層を有
するフレキシブル記録媒体と、前記フレキシブル記録媒
体を収納する筐体と、前記筐体の内面に設けられたライ
ナーとを有し、基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型
と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記
録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させること
が可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打
ち抜き手段と、を有する磁気記録媒体製造装置により、
前記フレキシブルディスク記録媒体が前記所定の形状に
打ち抜かれると共に磁気情報が磁気転写されたものであ
ることを特徴とする。
【0032】また、前記ライナーは潤滑剤が含浸されて
いることが好ましい。これにより、潤滑液の枯渇を防止
し、長期信頼性を確保することができる。
【0033】更に、前記フレキシブルディスク記録媒体
の前記記録層が薄膜型磁性膜で、前記所定の形状はドー
ナツ状である場合、前記ドーナツ状の内径/前記ドーナ
ツ状の外径の値が0.25以下とすることにより、ヘッ
ドとフレキシブルディスク媒体とのタッチが良くなり、
データ領域を増やし、ヘッドタッチを改善して、大容量
化が可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
磁気記録媒体の製造装置及び磁気記録媒体について、添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は本
発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体の製造装置
の金型ディスクを示す斜視図、(b)は金型ディスクの
表面近傍を示す断面図である。
【0035】図1(a)に示すように、本実施の形態の
磁気記録媒体の製造装置においては、1対の金型ディス
ク21a及び21bが設けられている。この金型ディス
ク21a及び21bは、例えば、長尺のフレキシブルデ
ィスク基板を両金型ディスクで挟み込み打ち抜くことに
より、所定の形状のフレキシブルディスク(記録媒体)
を得るものである。金型ディスク21aには、外径部1
a、情報記録部2a及び内径部3aが設けられており、
外径部1aによりディスク基板打ち抜き時の外径が規定
され、内径部3aによりディスク基板打ち抜き時の内径
が規定される。情報記録部2aには、サーボ情報及び各
種ソフトウェア等のデータ情報が記録される。同様に、
金型ディスク21bが構成される。金型ディスク21a
及び21bの外径は、例えば93mm、内径は25mm
とすることができる。このときの金型ディスク内径/デ
ィスク外径の値は、約0.28となる。この金型ディス
ク21a及び21bは、フレキシブルディスクの形状に
対応している。
【0036】また、図1(b)に示すように、金型ディ
スク21aにおける情報記録部2aの表面には、例えば
ステンレス綱からなる金型金属基板4の上にサーボ情報
及びデータ情報を記録するため、無電解メッキによりN
iP層5が形成され、鏡面研磨により仕上げがされてい
る。なお、鏡面研磨後のNiP層5の厚さは例えば10
μmである。更に、このNiP層5の上に、厚さが例え
ば5nmのCr下地膜6、厚さが例えば100nmの強
磁性CoCrTaPt膜7及び厚さが例えば10nmの
カーボン保護膜8が順次形成されている。強磁性CoC
rTaPt膜7は、膜面に対して平行の方向に容易軸を
有する(以下、面内異方性という。)強磁性膜、即ち、
磁化方向が膜面に対して平行の方向である強磁性膜(面
内磁化膜)とし、磁気情報転写のための磁界強度を確保
するため、保持力が例えば276.5kA/m、残留磁
束密度(T)が例えば1.2Tであるものを使用するこ
とができる。なお、保持力を更に高くすると良好な磁気
転写を行うことができる。また、保護膜8上には、ハー
ド磁気ディスクにおいて磁気情報パターンを記録すると
きに使用されるフッ素系樹脂(図示せず)が潤滑剤とし
て塗布されている。
【0037】なお、金型ディスク21aはサーボトラッ
クライタの金型ディスク専用の取付ハブに装着されて、
サーボトラックライタの磁気ヘッドにより、情報記録部
2aにサーボ情報及びデータ情報が記録される。金型デ
ィスク2aの保護膜8の上の潤滑剤は、磁気ヘッドを浮
上させるために塗布されるものである。また、サーボ情
報の記録に使用される磁気ヘッドはFe−Ta−Nのコ
アを使用したメタルインギャップ(MIG)ヘッドであ
り、そのギャップ長は0.2μmである。対になる金型
ディスク21bにおいても、同様の構成となっている。
【0038】また、更に高い保磁力を有する面内異方性
を有する強磁性膜として、強磁性CoCrTaPt膜7
の代わりに例えば厚さが200nm、保磁力が553k
A/m、残留磁束密度が0.32TであるCo添加ガン
マフェライト薄膜等を使用することができる。フェライ
ト薄膜は、フェライト薄膜自身が硬い膜なので保護膜8
が必要ない。従って、フェライト薄膜を使用する場合、
即ち、金型金属基板4上にNiP層5、Cr下地膜6及
びフェライト薄膜を順次形成した金型ディスクに磁気情
報を記録するときは、保護膜8を形成せずに、フェライ
ト薄膜上に直接、磁気ヘッドを浮上させる潤滑液を塗布
して磁気情報を記録する。このようにして、上述と同
様、各金型ディスクの各情報記録部にサーボ情報及びデ
ータ情報が記録される。このときのサーボ情報及びデー
タ情報を記録するための磁気ヘッドとしては、例えば飽
和磁化(T)が2TのCo−Feメッキポールを使用し
た薄膜ヘッドで、そのギャップ長が0.2μmであるも
のを使用することができる。
【0039】次に、金型ディスク21aの情報記録部2
aに記録されたサーボ情報及びデータ情報のフォーマッ
トについて説明する。図2はサーボトラックライタによ
り金型ディスクの情報記録部に記録されたサーボ情報パ
ターンのフォーマットを示す模式図である。また、図3
は図2に示すサーボ情報のパターンの詳細図である。
【0040】図2に示すように、情報記録部2aには、
同心円状に区画された複数のトラック22が形成されて
いる。夫々のトラック22は更に半径方向に区画されて
いる。その各区画の端部に夫々サーボ情報パターン9が
記録されている。データ情報パターン13は、サーボ情
報パターン9とサーボ情報パターン9との間に記録され
ている。そして、また、図3に示すように、サーボ情報
パターンはトラック22のトラックピッチPと同一の幅
を有する領域が選択的にが磁化された3つのバースト磁
化パターン10、11及び12からなる。対になる金型
ディスク21bの情報記録部2bにおいても、同様の構
成となっている。
【0041】次に、本第1の実施の形態で使用する長尺
媒体について説明する。本実施の形態の長尺媒体は、面
内磁化膜を有する記録媒体である長手記録用の長尺媒体
である。長尺媒体50としては、メタル塗膜媒体又はフ
レキシブル記録媒体基板上に金属薄膜を形成した媒体
等、保磁力の異なる種々の媒体(フレキシブル媒体)を
使用することができる。金属薄膜を使用する場合は、フ
レキシブル記録媒体基板上に、スパッタリング等によ
り、例えばCr膜を形成し、更にCo−Cr−Ta膜を
形成した後、更に、保護膜として、SiO2膜又はカー
ボン膜等を形成したものを使用することができる。ま
た、メタル塗膜媒体は、磁性材料としてメタル微粒子を
使用し、このメタル微粒子を樹脂の中に分散させ、フレ
キシブルディスク基板上に塗布したもので、通常、フロ
ッピーディスクに使用されている。なお、メタル塗膜媒
体は、樹脂の中に潤滑剤等が添加されているため、保護
膜が必要ない。
【0042】次に、この金型ディスクを有する磁気記録
媒体製造装置について説明する。図4は、磁気記録媒体
製造装置の内部に配置されるコイルを示す模式図、図5
は、本第1の実施の形態に係る磁気記録媒体製造装置に
長尺媒体を挿入した状態を示す模式的断面図、図6は、
磁気記録媒体製造装置により、長尺媒体が打ち抜かれた
様子を示す模式的断面図である。
【0043】本第1の実施の形態の磁気記録媒体製造装
置は、磁気容易軸の方向が膜面に対して平行の方向であ
る強磁性膜(面内磁化膜)からなる記録層を有する長手
記録媒体に使用する磁気記録媒体製造装置であるため、
上下の金型ディスク21a、21bの記録情報部2a、
2bの金型金属基板4の内部には、磁界の向きが基板の
表面に対して平行の方向のバイアス磁界を印加するた
め、放射状に巻かれたコイルが配置されている。図4
(a)は、金型ディスクに配置されたコイルを示す模式
図、図4(b)はコイルの断面を示す模式図、図4
(c)は、情報記録部の長尺媒体に接する側近傍を示す
断面図である。図4(a)に示すように、長手記録媒体
用では、ドーナツ状のコイル35が上部金型ディスク2
1aの情報記録部2aの金型金属基板4の内部に配置さ
れている。このドーナツ状のコイルは、図4(b)に示
すように、その半径方向に複数周巻かれ、バイアス磁界
の向きが情報記録部2aの円周方向Aになるよう形成さ
れている。そして、この情報記録部2aの長尺記録媒体
と接する側の金型金属基板4上には、図4(c)に示す
ように、上述したNiP層5、Cr下地膜6、強磁性C
oCrTaPt膜7及び保護膜8が順次形成されてい
る。
【0044】本第1の実施の形態の磁気記録媒体製造装
置においては、図5に示すように、支持台40と、この
上に配置される金型ディスク21a及び21bと、金型
ディスク21a及び21bにより打ち抜かれる長尺媒体
50を加熱するヒータ30と、を有している。支持台4
0は、金型ディスク21a、21bの情報記録部2a、
2bに対応する位置に開口部41を有し、下部金型ディ
スク21bの情報記録部2bに取り付けられ開口部41
内を垂直方向の上下に摺動する下部摺動部材42bを有
している。また、上部金型ディスク21aの情報記録部
2a上には、この情報記録部2aに取り付けられ上部金
型ディスク21aの内径部3aと外径部1aとの間を情
報記録部2aと共に垂直方向の上下に摺動する上部摺動
部材42aを有している。更に、本実施の形態の磁気記
録媒体製造装置は、長尺媒体50を搬送する搬送部(図
示せず)及び上部金型ディスク21aを支持し、下部金
型ディスク21b方向に移動させる金型ディスク移動機
構(図示せず)を有している。
【0045】次に、本第1の実施の形態の長手媒体用記
録装置の動作について説明する。先ず、図5に示すよう
に、サーボ情報及びデータ情報の磁気情報を転写するた
めの長尺のフレキシブルフィルム(基板)である長尺媒
体50を、金型ディスク21aと21bとの間に挿入す
る。このとき、長尺媒体50の上方及び下方に配置され
たヒータ30により、長尺媒体50を加熱することがで
きる。
【0046】そして、図6に示すように、長尺媒体50
を金型ディスク21a及び21bにより挟み込み、夫々
の情報記録部2a及び2bに接触させ、外径部1a及び
1bにより外径を規定し、内径部3a及び3bにより内
径を規定して長尺媒体50を打ち抜く。これは、先ず、
上部金型ディスク21aと、長尺媒体50と、下部金型
ディスク21bとを接触させる。次いで、上部金型ディ
スク21aの情報記録部2a、長尺媒体50及び下部金
型ディスク21bの情報記録部2bが密着した状態で、
上部摺動部材42aにより金型ディスク21a、21b
の情報記録部2a、2bのみを支持台40方向へ押圧す
る。これにより、情報記録部2a、2bが長尺媒体50
と共に下方へ移動し、上部摺動部材42a及び下部摺動
部材42bが垂直方向の下方に摺動することにより、長
尺媒体50が打ち抜かれる。更に、長尺媒体50に情報
記録部2a及び2bが接触した状態でコイルに交流電流
を流すことにより、磁界の向きが情報記録部a、2bの
円周方向である交流バイアス磁界を印加して、長尺媒体
50に金型ディスク21a、21bの情報記録部2a、
2bに記録されたサーボ情報及びデータ情報を長尺媒体
に磁気転写する。例えばコイル35の内径部3a、3b
側で下方へ流れる交流電流Iを流すことにより、磁界の
向きが長尺媒体50の表面に対して、平行の方向であっ
て、長尺媒体50の上面視で反時計回りの方向の交流バ
イアス磁界が印加される。これにより、金型ディスク2
1a及び21bの磁気情報が転写された長手記録媒体5
1を得ることができる。なお、こうして長手記録媒体5
1が打ち抜かれた後、情報記録部2a、2bが外径部1
a、1bと上面が同一の高さになる位置まで戻り、搬送
部により長手媒体50が所定の距離運ばれ、図5に示す
状態に戻る。そして、再び、同様の工程を繰り返す。
【0047】このように構成された本第1の実施の形態
の磁気ディスク製造装置においては、金型ディスク21
a及び21bの情報記録部2a及び2bに所定の磁気情
報が記録されており、この情報記録部2a及び2bに未
記録の長尺媒体(フレキシブルフィルム)を接触させて
打ち抜くため、マスター磁気媒体(ディスク)を使用す
ることなく、情報の転写と共にディスクを打ち抜くこと
ができる。このため、マスター磁気ディスクを使用した
場合のようなサーボ情報及びデータ情報の位置ずれが発
生せず、金型ディスクの情報記録部に高精度でサーボ情
報パターン及びデータ情報パターンが記録されていれ
ば、サーボ情報パターン及びデータ情報パターンはフレ
キシブルディスクに高精度で高速に転写される。特に、
凹凸を形成することなくサーボパターンを転写すること
ができるので、薄い長尺フィルムを基板として製造され
るフレキシブル磁気ディスクに好適である。更に、マー
カ検出機構等を設ける必要がないためコストが低い共
に、製造速度が速い。
【0048】なお、本第1の実施の形態では、情報記録
部にはサーボ情報及びデータ情報を記録した金型ディス
クを使用したが、サーボ情報のみを記録した金型ディス
クを使用して、サーボ情報のみを長尺媒体に磁気転写す
ることも可能である。
【0049】また、強磁性CoCrTaPt膜7が形成
されているため、発生する磁界が強く、近時の大容量
(100MB以上)フレキシブルディスクのように、高
保磁力が求められる磁気ディスクに対しても、十分に強
い磁気転写磁界を発生させて磁気転写を行うことができ
る。
【0050】更に、強磁性CoCrTaPt膜7の表面
に保護膜8が形成されているため、サーボトラックライ
タを使用して情報記録部2a及び2bに所定の磁気情報
を記録する場合に、サーボトラックライタの磁気ヘッド
と情報記録部2a及び2bの表面の強磁性CoCrTa
Pt膜7との接触を防止することができる。このため、
情報記録部2a及び2bの表面に形成された強磁性Co
CrTaPt膜7を保護することができ、信頼性を向上
させることができる。
【0051】更にまた、本第1の実施の形態の記録媒体
製造装置は、長手記録媒体用であるが、情報記録部2
a、2bに円周上にバイアス磁界を発生させるコイルを
有し、更に長尺媒体を加熱するヒータを有しているた
め、磁気転写を効率よく行うことができる。なお、磁気
転写の際は、交流バイアス磁界を印加するのみでも、長
尺媒体に磁気情報を転写することができる。
【0052】本第1の実施の形態の記録媒体製造装置に
よりサーボ情報が記録された磁気記録媒体を記憶再生す
ると、金型ディスクから転写された磁気記録媒体の記録
部のサーボ情報のパターンは、金型ディスクに記録され
たサーボ情報のパターン原型の再生波形と比較して、再
生出力は正負逆になるが、回路によりそれを補正するこ
とにより、サーボ信号の品質として問題なく使用するこ
とができる。
【0053】また、本第1の実施の形態の磁気記録媒体
の製造方法においては、サーボ情報及びデータ情報をフ
レキシブル記録媒体に転写する工程で、フレキシブル記
録媒体に交流バイアス磁界を印加して、サーボ情報及び
データ情報を転写することができるが、磁気記録媒体の
型抜きとサーボ情報のパターンの記録を同時に行うこと
ができるので、型抜き及びパターンの記録に要する時間
が約1乃至3秒程度と、極めて短縮することができる。
【0054】一方、従来のフレキシブルディスクの記録
媒体をサーボトラックライタを使用して記録する方式に
おいては、サーボトラックライタへの磁気ディスクの装
着からパターンの記録終了までに要する時間は例えば約
120乃至300秒となるため、従来の技術と比較して
2桁以上工程時間短縮を図ることができる。
【0055】なお、本第1の実施の形態においては、一
対の金型ディスクを使用して基板両面にサーボ情報パタ
ーンが転写されるが、片面のみにサーボ情報パターンが
形成された磁気記録媒体を得る場合は、1個の金型ディ
スクのみを使用してもよい。また、記録される磁気情報
はサーボ情報に限らず、その他の情報の記録に適用する
ことができる。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態に係る記
録媒体製造装置について説明する。第1の実施の形態の
記録媒体製造装置は、長手記録媒体用であったが、本第
2の実施の形態の記録媒体製造装置においては、長尺媒
体の表面に対して容易軸が垂直方向の垂直磁気異方性を
有する記録媒体用である。図7(a)は、本第2の実施
の形態の上部金型ディスクを示す模式図である。
【0057】本第2の実施の形態の磁気記録媒体製造装
置に使用される金型ディスクも、第1の実施の形態と同
様、上部金型ディスク121a及び下部金型ディスクか
ら構成される。上部金型ディスク121aは、図7
(a)に示すように、外径部101a、情報記録部10
2a及び内径部103aから構成される。なお、下部金
型ディスクも同様に構成されている。そして、情報記録
部102aには、サーボ情報並びにデータ情報を記録す
るため、例えばステンレス綱からなる金型金属基板上
に、無電解メッキにより厚さが例えば10μmの鏡面研
磨されたNiP層が形成され、その上に、厚さが例えば
10nmのMgO膜、厚さが例えば60nmのCr膜及
び厚さが例えば100nmの垂直磁気異方性を有する強
磁性Fe-Pt膜が順次積層されて製膜されている。更
に、この上にカーボン又はSiO2等からなる厚さが例
えば2nmの保護膜8が形成されている。強磁性Fe-
Pt膜の垂直方向の保磁力は、例えば395kA/m
で、残留磁束密度(T)は1.44Tである。この保磁
力は高いぼど長尺媒体に対して良好な磁気転写が可能に
なる。なお保護膜上には、通常、ハード磁気ディスク
(HDD)に使われるフッ素系潤滑剤を塗布して使用す
ることができる。また、このように積層された情報記録
部102aには、第1の実施の形態と同様、図3に示す
ように、サーボトラックライタによりサーボ情報パター
ン及びデータ情報パターンが記録されている。
【0058】更に、外径部101aには、長尺媒体に磁
気転写すると共に打ち抜く工程(以下、打ち抜き工程と
いう。)で、交流バイアス磁界を印加するためのコイル
が内部に配置されている。図7(b)は、本第2の実施
の形態のコイルを示す模式的上面図である。図7(b)
に示すように、ドーナツ状の外径部101aの内部に配
置されるコイル135は、長尺媒体の表面に対して垂直
方向のバイアス磁界Bを印加するため、円周方向に沿っ
て巻かれている。
【0059】次に、本第2の実施の形態の動作について
説明する。図8は、本第2の実施の形態の動作を示す図
であって、記録媒体製造装置が長尺媒体を打ち抜いた後
の状態を示す模式的断面図である。なお、図8に示す第
2の実施の形態において、図5及び図6に示す第1の実
施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその
詳細な説明は省略する。図8に示すように、第1の実施
の形態と同様、本第2の実施の形態においても、フレキ
シブルフィルムに垂直磁気異方性を有する強磁性膜が形
成された垂直記録媒体である長尺媒体150を加熱する
ヒータ30を有し、長尺媒体150は、上部金型ディス
ク121aと下部金型ディスク121bとの間に挿入さ
れ、ヒータ30により所定の温度に加熱される。長尺媒
体150を金型ディスク121a及び121bにより挟
み込み、夫々の情報記録部102a及び102bに接触
させ、外径部101a及び101bにより外径を規定
し、内径部103a及び103bにより内径を規定し
て、上部摺動部材42aにより情報記録部102aを押
圧し、情報記録部102a、102bを長尺媒体150
と共に下方へ摺動させることにより、長尺媒体150を
打ち抜く。このとき、同時に外径部101a、101b
の内部に配置されたコイル交流電流を流して、情報記録
部102a、102bに垂直方向に向く交流バイアス磁
界を印加して、長尺媒体150に金型ディスク121
a、121bの情報記録部102a、102bに記録さ
れたサーボ情報及びデータ情報を長尺媒体に磁気転写す
る。これにより、磁気情報が転写された垂直記録媒体1
51を得ることができる。
【0060】次に、垂直磁気異方性を有する垂直記録媒
体について説明する。垂直方向に容易軸を有する垂直磁
気異方性記録媒体としては、例えば、厚さ50μmのポ
リイミドからなるベースフィルム上に、Co−Cr薄
膜、Co−Cr−Pt−Ta膜、及び保護膜としてSi
2膜を積層したものに潤滑剤を塗布したもの、又は、
ベースフィルム上にFe−Si−Al膜、Co−Cr−
Pt−Ta膜、及び保護膜としてカーボン膜を積層した
ものに潤滑剤を塗布したもの等を使用することができ
る。また、潤滑剤にはパーフロロポリエーテル等を使用
することができる。
【0061】次に、本第2の実施の形態の垂直磁気記録
媒体を使用した磁気記憶装置について説明する。図9
は、本第2の実施の形態の磁気記憶装置を示す斜視図、
図10はその断面図である。本第2の実施の形態の磁気
記憶装置100においては、磁気転写された磁気記録媒
体(以下、ディスク媒体という。)16と、シャッター
15及びシャッター15をガイドするシャッターガイド
溝19を有しディスク媒体16を収納する収納ケース1
4と、ディスク媒体16の中央部に装着するハブ17
と、から構成されている。収納ケース14の寸法は、例
えば縦6.8cm、横7.1cm、厚さ0.4cmであ
る。また、ハブ17のハブ内径18は例えば3mmであ
る。ディスク媒体16は、上述した金型ディスク121
a、121bにより打ち抜かれて形成されたものであっ
て、金型ディスク121a、121bの情報記録部10
2a、102bの外径であるディスク媒体のディスク外
径に対する金型ディスク121a、121bの情報記録
部102a、102bの内径であるディスク媒体の内径
の比(ディスク内径/ディスク外径)が0.25を超え
ると磁気記憶装置の出力が低下する。従って、安定した
出力のディスク媒体を得るため、ディスク内径/ディス
ク外径は、0.25以下とすることが好ましい。
【0062】また、本第2の実施の形態の磁気記憶装置
は、図10に示すように、磁気記憶装置100は、収納
ケース14の内側に、ライナー(不織布)20を有して
おり、このライナー20には耐久性を向上させるため、
ディスク媒体を形成する際に長尺媒体に潤滑剤として塗
布したパーフロロポリエーテル等の潤滑剤が含浸されて
いる。
【0063】本第2の実施の形態の磁気記録製造装置に
おいても第1の実施の形態と同様、長尺媒体に磁気転写
すると同時に打ち抜くため、磁気記録媒体を極めて高速
に製造することができる。また、磁気転写時に、交流バ
イアス磁界を印加すると共に長尺媒体を加熱すると、長
尺媒体に転写される磁化の強さが大きいものを得ること
ができる。
【0064】更に、本第2の実施の形態の磁気記憶装置
においては、ディスク内径/ディスク外径が0.25以
下に規定されているため、高い出力を得られると共に、
パーフロロポリエーテルが含浸されたライナー20を有
するため、耐久性が極めて高い。
【0065】
【実施例】次に、本発明の記録媒体製造装置により、実
際に製造した実施例の記録媒体及びそれを使用した磁気
記憶装置の効果について説明する。
【0066】第1実施例 上述した第1の実施の形態の図1及び図2に示すものと
同様の金型ディスクを使用し、図4乃至図6に示す長手
記録媒体用の記録媒体製造装置により磁気記録媒体を作
成した。記録媒体製造装置の情報記録部2a及び2bの
外径は93mm、内径は25mmとした。このディスク
内径/ディスク外径の値は、0.27である。情報記録
部2a及び2bは、金型金属基板4に無電解メッキによ
りNiP層5を形成し、厚さ10μmまで鏡面研磨し、
その上に厚さ5nmのCr下地膜6、面内異方性を有す
る厚さ100nmの強磁性CoCrTaPt膜7、厚さ
2nmのカーボン保護膜8を順次形成して作成した。こ
の強磁性CoCrTaPt膜7の保磁力は、磁気転写の
ための磁界強度を確保するため、276.5kA/m
で、残留磁束密度(T)は1.2Tとした。なお保護膜
8上には、磁気パターンを記録するときハード磁気ディ
スクに使われるフッ素系潤滑剤を塗布した。このように
して作成した金型ディスク21a及び21bは、夫々サ
ーボトラックライタの金型ディスク専用の取り付けハブ
に装着し、第1の実施の形態の図3に示すサーボ情報パ
ターン及びデータ情報パターンを記録した。このサーボ
情報及びデータ情報の記録には、HDDに使われる4パ
ッドのナノスライダにFe−Ta−Nのコアを具備した
メタルインギャップ(MIG)ヘッドであるギャップ長
が0.2μmの磁気ヘッドを使用した。また、長尺媒体
として、下記表1に示すフレキシブル記録媒体を使用
し、磁気記録媒体を作成した。
【0067】
【表1】
【0068】表1に示すフレキシブル記録媒体を打ち抜
くと同時にサーボ情報及びデータ情報を転写する工程
(以下、ディスク打ち抜き工程という。)において、フ
レキシブル記録媒体の表面に対して磁界の方向が平行の
方向になるように交流バイアス磁界を印加して磁気転写
を行った。媒体1乃至3共に、ディスク打ち抜き工程の
所要時間は1乃至3秒であった。なお、上述の如く、作
成した磁気記録媒体の再生出力は正負逆になったが、回
路的に補正すると、サーボ信号及びデータ信号の品質は
良好であった。
【0069】一方、媒体1乃至3を使用した未記録ディ
スクに、従来のようにサーボトラックライタで記録した
ところ、サーボトラックライタへ未記録ディスクを装着
して磁気情報の転写が終了するまでの所要時間は120
乃至300秒であった。
【0070】第2実施例 上述した第2の実施の形態の記録媒体製造装置によりデ
ィスク媒体を作成した。長尺媒体は、ベースフィルムと
して厚さが50μmのポリイミドフィルムを使用し、下
記表2に示す構成のものを使用した。媒体4は薄膜媒
体、媒体5は2層垂直媒体である。保護膜には、SiO
2及びカーボン膜、潤滑剤にはパーフロロポリエーテル
を使用した。
【0071】
【表2】
【0072】また、記録媒体製造装置の金型ディスクと
しては、サーボ情報並びにデータ情報を記録するため、
金型金属基板上に無電解メッキによりNiP層を形成し
鏡面研磨した。鏡面研摩したNiP層の厚さは10μm
である。その上に膜さ10nmのMgO膜、厚さ60n
mのCr膜及び厚さ100nmの強磁性Fe-Pt膜を
順に積層し、更に、厚さ2nmのカーボン保護膜を形成
した。強磁性Fe−Pt膜の垂直方向の保磁力は395
kA/mで、残留磁束密度(T)は1.44Tとした。
なお、保護膜8上には、ハード磁気ディスク(HDD)
に使われるフッ素系潤滑剤を塗布した。
【0073】上記のように作成した金型ディスク101
a、101bを、サーボトラックライタに金型ディスク
専用の取り付けハブに装着し、図3に示すものと同様の
サーボ情報パターン及びデータ情報パターンを記録し
た。このサーボ情報及びデータ情報を記録した磁気ヘッ
ドには、HDDに使われる4パッドのナノスライダヘッ
ドを使用した。この磁気ヘッドは飽和磁化が2TのFe
−Coメッキ膜を使用した薄膜型ヘッドで、ギャップ長
は0.15μmである。
【0074】このフレキシブルディスク記録媒体に上述
の金型ディスクを有する第2の実施の形態の図7及び図
8に示すものと同様の磁気記録媒体製造装置を使用し、
サーボ情報及びデータ情報を転写する工程において、フ
レキシブル記録媒体に対して磁界の向きが垂直方向であ
る交流バイアス磁界を印加して磁気転写した。この際、
フレキシブルディスク記録媒体の温度を200℃に加熱
したものと、室温のものとを作成した。ディスク打ち抜
き工程の所要時間は各3秒間であった。
【0075】作成したディスク媒体の転写磁化パターン
を磁気力顕微鏡で観察した結果、室温で磁気転写したも
のより、フレキシブル記録媒体を200℃の温度に加熱
して転写したものの方が磁化の強さが大きいことがわか
った。
【0076】また、ディスク媒体の外径は65mmと
し、内径を15mm、16.25mm、18mm及び2
0mとした媒体を作成した。これらのディスク内径/デ
ィスク外径の値は、0.23、0.25、0.28及び
0.31である。
【0077】次に、作成したディスク媒体を使用して第
2の実施の形態の図9及び図10に示すものと同様の磁
気記憶装置を作製した。収納ケースの寸法は、縦を6.
8cm、横を7.1cm、高さを0.4cmとし、ハブ
内径18を3mmとした。また、ライナー20には、デ
ィスク媒体に使用した潤滑剤と同一のパーフロロポリエ
ーテルを含浸させた。比較として、パーフロロポリエー
テルを含浸させてないものも作成した。
【0078】図11は、媒体4を使用して作成したディ
スク媒体において、ディスク内径/ディスク外径が0.
23の出力値に対する出力の相対値を示すグラフ図であ
る。記録トラックの直径は23mmに設定し、記録密度
は、9843bit/mm(250kFPI)とした。
再生ヘッドには、スピンバルブヘッドを使用し、熱によ
る表面荒れ(サーマルアスペリティ)を防止するため、
スライダ接触面からスピンバルブ素子までの距離(リセ
ス)を8乃至10nmに設定した。図11に示すよう
に、ディスク内径/ディスク外径の値が、0.25より
大きいと、相対出力が低下した。
【0079】また、媒体5を使用して作成したディスク
媒体を用いて、磁気記憶装置の収容ケース内のライナー
に潤滑剤を含浸させたものと、潤滑剤を含浸させないも
のとを作成し、連続耐久性の試験結果を行った。試験ト
ラックは、同一直径50mmのトラックで行った。ライ
ナーに潤滑剤を含浸していない磁気記憶装置の連続耐久
時間は1200時間であり、ライナーに潤滑剤を含浸さ
せた磁気記憶装置の連続耐久時間は2000時間以上と
なり、ライナーに潤滑剤を含浸させることにより、耐久
性が飛躍的に向上した。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
マスター磁気媒体を使用することなく、情報の転写と共
に基板を打ち抜くことができる。このため、金型の記録
部に高精度で磁気情報が記録されていれば、磁気情報は
基板に高精度で転写される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の第1の実施の形態
に係る磁気記録媒体の製造装置の一部を示す模式図であ
る。
【図2】サーボトラックライタにより金型ディスクの情
報記録部に記録されたサーボ情報パターンのフォーマッ
トを示す模式図である。
【図3】図2に示すサーボ情報のパターンの詳細図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体
製造装置の金型ディスクを示す図であって、(a)は金
型ディスクに配置されたコイルを示す模式図、(b)は
コイルの断面を示す模式図、(c)は情報記録部の長尺
媒体に接する側近傍を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体
製造装置に長尺媒体を挿入した状態を示す模式図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体
製造装置により、長尺媒体が打ち抜かれた様子を示す模
式的断面図である
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る磁気記録製造
装置を示す図であって、(a)は金型ディスクを示す模
式図、(b)はコイルを示す模式図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る記録媒体製造
装置が長尺媒体を打ち抜いた後の状態を示す模式的断面
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の磁気記憶装置を示
す斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の磁気記憶装置を
示す断面図である。
【図11】ディスク内径/ディスク外径が0.23の出
力値に対する出力の相対値を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1a、1b、101a、101b;外径部 2a、2b、102a、102b;情報記録部 3a、3b、103a、103b;内径部 4、104;金型金属基板 5;NiP層 6;Cr下地層 7;強磁性CoCrTaPt膜 8;保護膜 9;サーボ情報パターン 10、11、12;サーボバーストパターン 10;データ情報パターン 14;収納ケース 16;ディスク媒体 20;ライナー 21a、21b、121a、121b;金型ディスク 22;トラック 35、135;コイル 51;長手記録媒体 151;垂直記憶媒体

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気情報が記録された記録部を有する金
    型により前記記録部を基板表面に密着させながら前記基
    板を打ち抜く際に前記磁気情報が前記基板表面に磁気転
    写されたものであることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記磁気情報は、サーボ記録情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記磁気情報は、サーボ記録情報及びデ
    ータ情報であることを特徴とする請求項1に記載の磁気
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型
    と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記
    録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させること
    が可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打
    ち抜き手段と、を有することを特徴とする磁気記録媒体
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記金型は、前記金型に重ねられた前記
    基板に対してバイアス磁界を印加する磁界印加部材を有
    することを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体の
    製造装置。
  6. 【請求項6】 前記基板を加熱する加熱手段を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の磁気記録媒体の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録部に強磁性金属からなる強磁性
    膜が形成されていることを特徴とする請求項4乃至6の
    いずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記記録部は磁気ヘッドにより磁気情報
    が記録されたものであることを特徴とする請求項4乃至
    7のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記強磁性膜の表面に保護膜が設けられ
    ていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項
    に記載の磁気記録媒体の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記強磁性膜は、磁化方向が膜面に対
    して平行の方向である面内磁化膜であって、前記基板は
    面内磁化膜を有することを特徴とする請求項4乃至9に
    記載の磁気記録媒体の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記磁界印加部材は、前記金型内部に
    設けられドーナツ状の半径方向に巻かれたコイルであっ
    て、前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対し
    て平行の方向であることを特徴とする請求項10に記載
    の磁気記録媒体の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記強磁性膜は、膜面に対して磁化方
    向が垂直方向である垂直磁化膜であって、前記基板が垂
    直磁化膜を有することを特徴とする請求項4乃至9に記
    載の磁気記録媒体の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記磁界印加部材は、前記金型内部に
    設けられドーナツ状の円周方向に巻かれたコイルであっ
    て、前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対し
    て垂直方向であることを特徴とする請求項12に記載の
    磁気記録媒体の製造装置。
  14. 【請求項14】 磁気情報が記録された記録部を有する
    金型により、前記記録部を基板表面に密着させながら前
    記基板を打ち抜くことにより、前記磁気情報を前記基板
    表面に磁気転写することを特徴とする磁気記録媒体の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 前記基板を打ち抜くときに、前記基板
    にバイアス磁界を印加することを特徴とする請求項14
    に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記基板を打ち抜くときに、前記基板
    にバイアス磁界を印加すると共に前記基板を加熱するこ
    とを特徴とする請求項14に記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  17. 【請求項17】 前記記録部に強磁性金属からなる強磁
    性膜が形成されていることを特徴とする請求項14乃至
    16のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記記録部には磁気ヘッドにより磁気
    情報を記録することを特徴とする請求項14乃至17の
    いずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記強磁性膜の表面に保護膜が設けら
    れていることを特徴とする請求項14乃至18のいずれ
    か1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  20. 【請求項20】 記録層を有するフレキシブル記録媒体
    と、前記フレキシブル記録媒体を収納する筐体と、前記
    筐体の内面に設けられたライナーとを有し、基板を所定
    の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の表面に設け
    られ磁気情報が記録された記録部と、前記磁気情報を前
    記基板に磁気転写させることが可能に前記記録部を前記
    基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、を有する磁
    気記録媒体製造装置により、前記フレキシブルディスク
    記録媒体が前記所定の形状に打ち抜かれると共に磁気情
    報が磁気転写されたものであることを特徴とする磁気記
    憶装置。
  21. 【請求項21】 前記フレキシブル記録媒体は、前記記
    録媒体製造装置により、バイアス磁界が印加されて磁気
    情報が磁気転写されたものであることを特徴とする請求
    項20に記載の磁気記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記フレキシブル記録媒体は、前記記
    録媒体製造装置により、バイアス磁界が印加されると共
    に加熱されて磁気情報が磁気転写されたものであること
    を特徴とする請求項20に記載の磁気記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記金型の前記記録部に強磁性膜が形
    成されていることを特徴とする請求項20乃至22のい
    ずれか1項に記載の磁気記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記フレキシブルディスク記録媒体の
    前記記録層が磁化方向が膜面に対して平行の方向である
    面内磁化膜であり、前記金型の前記強磁性膜が面内磁化
    膜であることを特徴とする請求項20乃至23のいずれ
    か1項に記載の磁気記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記フレキシブルディスク記録媒体の
    記録層が膜面に対して磁化方向が垂直方向である垂直磁
    化膜であり、前記金型の前記強磁性膜が垂直磁化膜であ
    ることを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項
    に記載の磁気記憶装置。
  26. 【請求項26】 前記金型の前記強磁性膜上に保護膜が
    形成されていることを特徴とする請求項23乃至25の
    いずれか1項に記載の磁気記憶装置。
  27. 【請求項27】 前記ライナーは、潤滑剤が含浸されて
    いることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか1
    項に記載の磁気記憶装置。
  28. 【請求項28】 前記フレキシブルディスク記録媒体の
    前記記録層が薄膜型磁性膜であり、前記所定の形状はド
    ーナツ状であって、前記ドーナツ状の内径/前記ドーナ
    ツ状の外径の値が0.25以下であることを特徴とする
    請求項20乃至27のいずれか1項に記載の磁気記憶装
    置。
JP2000015106A 1999-01-25 2000-01-24 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置 Pending JP2000285449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000015106A JP2000285449A (ja) 1999-01-25 2000-01-24 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-16337 1999-01-25
JP1633799 1999-01-25
JP2000015106A JP2000285449A (ja) 1999-01-25 2000-01-24 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000285449A true JP2000285449A (ja) 2000-10-13

Family

ID=26352662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000015106A Pending JP2000285449A (ja) 1999-01-25 2000-01-24 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000285449A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187510B2 (en) 2001-12-20 2007-03-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of magnetic transfer to flexible medium
EP1187105A3 (en) * 2000-09-12 2007-07-11 FUJIFILM Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium
JP2010170640A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Showa Denko Kk ワイピングテープおよびワイピング方法
JP2011090740A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Showa Denko Kk ワイピングテープの製造方法、ワイピングテープ及びワイピング方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1187105A3 (en) * 2000-09-12 2007-07-11 FUJIFILM Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium
US7187510B2 (en) 2001-12-20 2007-03-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of magnetic transfer to flexible medium
JP2010170640A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Showa Denko Kk ワイピングテープおよびワイピング方法
JP2011090740A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Showa Denko Kk ワイピングテープの製造方法、ワイピングテープ及びワイピング方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0915456B1 (en) Method for manufacturing a magnetic recording medium using a master information carrier
JP4161540B2 (ja) 垂直磁気記録媒体に対する磁気転写方法
WO1999049456A1 (en) Master information magnetic recorder
KR100665001B1 (ko) 자기전사방법
JP2000285449A (ja) 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置
US20050195509A1 (en) Magnetic transfer method and apparatus
JP4118989B2 (ja) 磁気転写装置
JPH0581671A (ja) フレキシブルデイスクへの接触磁界転写方法
JP2000322849A (ja) トラッキング用サーボ信号記録方法
JPH03127327A (ja) 磁気デイスクとその製造法及び磁気デイスク装置
JPH01292625A (ja) 磁気記録媒体
JPH1125403A (ja) 磁気記録再生装置
US7804654B2 (en) Transfer method, transfer apparatus, and recording medium
KR20030065352A (ko) 자기기록매체
JP2002251723A (ja) 磁気転写方法および磁気転写装置
JP3587464B2 (ja) 磁気ディスクの製造方法
JP2003296917A (ja) 磁気記録媒体
JP2001067660A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP3364470B2 (ja) 磁気ディスクの製造方法
JP3587463B2 (ja) 磁気ディスクの製造方法
JP4050124B2 (ja) 磁気ディスク媒体への情報記録方法および磁気ディスク媒体
JP2001006170A (ja) 磁気ディスクの製造方法
JPH11191246A (ja) 情報記録媒体及びその製造方法
JP2000132831A (ja) 磁気転写装置
US20060077582A1 (en) Magnetic-transfer method, magnetic recording medium, and magnetic recording device