JPH056643A - 光カード - Google Patents
光カードInfo
- Publication number
- JPH056643A JPH056643A JP3183643A JP18364391A JPH056643A JP H056643 A JPH056643 A JP H056643A JP 3183643 A JP3183643 A JP 3183643A JP 18364391 A JP18364391 A JP 18364391A JP H056643 A JPH056643 A JP H056643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- optical card
- track
- turntable
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光カードのトラックの中心と回転中心との偏
芯量を小さくする。 【構成】 光カード1の中心に金属のハブ31を取り付
ける。このハブ31の中心孔32の中心33を、トラッ
クの中心27と一致させる。中心孔32にスピンドルを
挿通して回転させる。
芯量を小さくする。 【構成】 光カード1の中心に金属のハブ31を取り付
ける。このハブ31の中心孔32の中心33を、トラッ
クの中心27と一致させる。中心孔32にスピンドルを
挿通して回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は略矩形状をなし、かつ板
状のカードに情報を光学的に記録再生することができる
光カードに関する。
状のカードに情報を光学的に記録再生することができる
光カードに関する。
【0002】
【従来の技術】光カードに同心円状またはスパイラル状
にトラックを形成し、光カードを回転させてこのトラッ
クに情報を記録再生することが、例えば特開昭63−3
1084号公報に開示されている。
にトラックを形成し、光カードを回転させてこのトラッ
クに情報を記録再生することが、例えば特開昭63−3
1084号公報に開示されている。
【0003】図5乃至図7は同公報に開示されている光
カードとその記録再生装置の構成を示している。略矩形
状をなし、板状の光カード1には、その略中心に、トラ
ックTを同心円状またはスパイラル状に形成した領域2
が形成されている。そして、矩形の一方の辺と他方の辺
の中心には溝3,4が形成されている。光カード1は図
6にその断面を示すように、透明保護基板11に光記録
層12が形成され、これに対して裏打層14が接着剤1
3を介して接着されている。
カードとその記録再生装置の構成を示している。略矩形
状をなし、板状の光カード1には、その略中心に、トラ
ックTを同心円状またはスパイラル状に形成した領域2
が形成されている。そして、矩形の一方の辺と他方の辺
の中心には溝3,4が形成されている。光カード1は図
6にその断面を示すように、透明保護基板11に光記録
層12が形成され、これに対して裏打層14が接着剤1
3を介して接着されている。
【0004】このような光カード1に情報を記録再生す
る場合、図7に示すように、ターンテーブル21上に光
カード1を載置する。ターンテーブル21にはピン2
2、23と、スプリング25により付勢されているスト
ッパ24が設けられている。ストッパ24を光カード1
の1つの角部に係合させ、スプリング25で図中矢印で
示す方向に付勢すると、光カード1の溝3と4がターン
テーブル21のピン22と23に係合する。これによ
り、光カード1は、そのトラックの中心27がターンテ
ーブル21の回転中心26と一致するようにターンテー
ブル21上にクランプされる。そして、ターンテーブル
21を所定の速度で回転することにより、領域2のトラ
ックT上に迅速かつ安定して情報を記録再生することが
できる。
る場合、図7に示すように、ターンテーブル21上に光
カード1を載置する。ターンテーブル21にはピン2
2、23と、スプリング25により付勢されているスト
ッパ24が設けられている。ストッパ24を光カード1
の1つの角部に係合させ、スプリング25で図中矢印で
示す方向に付勢すると、光カード1の溝3と4がターン
テーブル21のピン22と23に係合する。これによ
り、光カード1は、そのトラックの中心27がターンテ
ーブル21の回転中心26と一致するようにターンテー
ブル21上にクランプされる。そして、ターンテーブル
21を所定の速度で回転することにより、領域2のトラ
ックT上に迅速かつ安定して情報を記録再生することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光カー
ド1は携帯性を確保するため、ある程度、可撓性を有す
るように、透明保護基板11および裏打層14が合成樹
脂等により形成されているため、スプリング25で光カ
ード1を押圧すると、光カード1に反りが発生する課題
があった。また、ターンテーブル21の回転中心26と
トラックの中心27との間の偏芯量が多く、正確なトラ
ッキング、従って正確な情報の記録再生が困難になる課
題があった。
ド1は携帯性を確保するため、ある程度、可撓性を有す
るように、透明保護基板11および裏打層14が合成樹
脂等により形成されているため、スプリング25で光カ
ード1を押圧すると、光カード1に反りが発生する課題
があった。また、ターンテーブル21の回転中心26と
トラックの中心27との間の偏芯量が多く、正確なトラ
ッキング、従って正確な情報の記録再生が困難になる課
題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、情報を正確に記録再生することができるよ
うにするものである。
ものであり、情報を正確に記録再生することができるよ
うにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光カードは、ト
ラックの中心に回転中心を規定する中心部材が配置され
ていることを特徴とする。実施例においては、この中心
部材は金属のハブ31により構成されている。
ラックの中心に回転中心を規定する中心部材が配置され
ていることを特徴とする。実施例においては、この中心
部材は金属のハブ31により構成されている。
【0008】
【作用】上記構成の光カードにおいては、トラックの中
心に回転中心を規定する金属のハブなどよりなる中心部
材が配置されている。従って、回転中心とトラック中心
とを一致させ、正確な情報の記録再生が可能になる。
心に回転中心を規定する金属のハブなどよりなる中心部
材が配置されている。従って、回転中心とトラック中心
とを一致させ、正確な情報の記録再生が可能になる。
【0009】
【実施例】図1および図2は本発明の光カードの一実施
例の構成を示しており、図5乃至図7における場合と対
応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は
繰り返しになるので適宜省略する。本実施例において
は、領域2の中心に金属のハブ31が取り付けられてい
る。このハブ31は、その中心孔32の中心33が領域
2のトラック(同心円状またはスパイラル状)の中心2
7と一致するように、その円柱部31bが透明保護基板
11と裏打層14の内周端面に、また、その上下のフラ
ンジ部31aが透明保護基板11内周上面と裏打層14
の内周下面に接着剤13により接着されている。ハブ3
1は金属で形成されるため、その中心孔32の中心33
を精度よく形成することは容易である。従って、中心孔
32がトラックと同心円状になるようにハブ31を光カ
ード1に固定すれば、トラックの中心27とハブ31の
中心33をほぼ一致させることができる。
例の構成を示しており、図5乃至図7における場合と対
応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は
繰り返しになるので適宜省略する。本実施例において
は、領域2の中心に金属のハブ31が取り付けられてい
る。このハブ31は、その中心孔32の中心33が領域
2のトラック(同心円状またはスパイラル状)の中心2
7と一致するように、その円柱部31bが透明保護基板
11と裏打層14の内周端面に、また、その上下のフラ
ンジ部31aが透明保護基板11内周上面と裏打層14
の内周下面に接着剤13により接着されている。ハブ3
1は金属で形成されるため、その中心孔32の中心33
を精度よく形成することは容易である。従って、中心孔
32がトラックと同心円状になるようにハブ31を光カ
ード1に固定すれば、トラックの中心27とハブ31の
中心33をほぼ一致させることができる。
【0010】図3は金属ハブ31の他の実施例を示して
いる。図1の実施例においては、ハブ31は、その円柱
部31bの上下にフランジ部31aが形成されている
が、この実施例においては、円柱部31bの略中央にフ
ランジ部31aが形成されている。従って、この場合、
フランジ部31aの上面と下面が透明保護基板11の下
面と裏打層14の上面にそれぞれ接着剤13により接着
される。
いる。図1の実施例においては、ハブ31は、その円柱
部31bの上下にフランジ部31aが形成されている
が、この実施例においては、円柱部31bの略中央にフ
ランジ部31aが形成されている。従って、この場合、
フランジ部31aの上面と下面が透明保護基板11の下
面と裏打層14の上面にそれぞれ接着剤13により接着
される。
【0011】図4は図3に示した光カード1をクランプ
した状態を示している。この実施例においては、ターン
テーブル21が光カード1より小さく形成され、ターン
テーブル21の中心には、その中心が回転中心26とな
るようにスピンドル42が形成されている。このスピン
ドル42の径は、ハブ31の中心孔32の径より若干小
さく形成されている。従って、このハブ31の中心孔3
2にスピンドル42が挿通されるように光カード1をタ
ーンテーブル21上に載置すると、ハブ31の中心孔3
2の中心33がスピンドル42の中心、すなわち回転中
心26と一致する。中心孔32の中心33はトラックの
中心27と一致しているから、結局、トラックの中心2
7が回転中心26と一致することになる。
した状態を示している。この実施例においては、ターン
テーブル21が光カード1より小さく形成され、ターン
テーブル21の中心には、その中心が回転中心26とな
るようにスピンドル42が形成されている。このスピン
ドル42の径は、ハブ31の中心孔32の径より若干小
さく形成されている。従って、このハブ31の中心孔3
2にスピンドル42が挿通されるように光カード1をタ
ーンテーブル21上に載置すると、ハブ31の中心孔3
2の中心33がスピンドル42の中心、すなわち回転中
心26と一致する。中心孔32の中心33はトラックの
中心27と一致しているから、結局、トラックの中心2
7が回転中心26と一致することになる。
【0012】ターンテーブル21の凹部21aにはスピ
ンドル42を囲むようにして環状の永久磁石41が嵌
合、固定されている。その結果、ターンテーブル21上
に光カード1を載置すると、金属のハブ31が永久磁石
41により吸引され、この吸引力により光カード1がタ
ーンテーブル21上にクランプされる。光カード1の端
部は自由にされているため、クランプの結果、光カード
1に反りが発生するようなことはない。
ンドル42を囲むようにして環状の永久磁石41が嵌
合、固定されている。その結果、ターンテーブル21上
に光カード1を載置すると、金属のハブ31が永久磁石
41により吸引され、この吸引力により光カード1がタ
ーンテーブル21上にクランプされる。光カード1の端
部は自由にされているため、クランプの結果、光カード
1に反りが発生するようなことはない。
【0013】そこで、ターンテーブル21を回転すれ
ば、光カード1が回転し、そのトラックに情報を正確に
記録再生することができる。
ば、光カード1が回転し、そのトラックに情報を正確に
記録再生することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の如く本発明の光カードによれば、
トラックの中心に回転中心を規定する金属のハブなどよ
りなる中心部材を配置するようにしたので、回転中心と
トラック中心とを一致させ、正確な情報の記録再生が可
能になる。
トラックの中心に回転中心を規定する金属のハブなどよ
りなる中心部材を配置するようにしたので、回転中心と
トラック中心とを一致させ、正確な情報の記録再生が可
能になる。
【0015】また、中心部材に、光カードを回転させる
ターンテーブルのスピンドルを挿通する孔を形成すれ
ば、その孔にスピンドルを挿通してセンタリングを行な
うことができるので、偏芯量を少なくすることができ
る。
ターンテーブルのスピンドルを挿通する孔を形成すれ
ば、その孔にスピンドルを挿通してセンタリングを行な
うことができるので、偏芯量を少なくすることができ
る。
【0016】さらに、中心部材を金属性のハブで構成し
た場合においては、より正確な位置出しが可能となる。
た場合においては、より正確な位置出しが可能となる。
【図1】図2のA−A線における拡大断面図である。
【図2】本発明の光カードの一実施例の構成を示す平面
図である。
図である。
【図3】本発明の光カードの他の実施例の構成を示す断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の光カードのさらに他の実施例の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】従来の光カードの一例の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図6】図5の光カードの構成を示す断面図である。
【図7】図5の光カードをターンテーブル上に載置した
状態を説明する図である。
状態を説明する図である。
1 光カード
2 領域
21 ターンテーブル
24 ストッパ
25 スプリング
26 回転中心
27 中心
31 ハブ
31a フランジ部
31b 円柱部
32 中心孔
33 中心
41 永久磁石
42 スピンドル
Claims (3)
- 【請求項1】 略矩形の板状をなし、略中心に同心円状
またはスパイラル状にトラックが形成され、前記トラッ
クに情報が記録される光カードにおいて、前記トラック
の中心に回転中心を規定する中心部材が配置されている
ことを特徴とする光カード。 - 【請求項2】 前記中心部材は前記光カードを回転させ
るターンテーブルのスピンドルが挿通される孔を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光カード。 - 【請求項3】 前記中心部材は金属性のハブにより構成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
光カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183643A JPH056643A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183643A JPH056643A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056643A true JPH056643A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16139383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183643A Withdrawn JPH056643A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056643A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002035446A1 (en) * | 2000-10-23 | 2002-05-02 | Magnacarda, Inc. | Card reader apparatus and method |
KR100864125B1 (ko) * | 2006-04-07 | 2008-10-16 | 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 | 회로 차단기 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183643A patent/JPH056643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002035446A1 (en) * | 2000-10-23 | 2002-05-02 | Magnacarda, Inc. | Card reader apparatus and method |
KR100864125B1 (ko) * | 2006-04-07 | 2008-10-16 | 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 | 회로 차단기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |