JPS6293885A - ヒ−タユニツト - Google Patents
ヒ−タユニツトInfo
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- JPS6293885A JPS6293885A JP23303085A JP23303085A JPS6293885A JP S6293885 A JPS6293885 A JP S6293885A JP 23303085 A JP23303085 A JP 23303085A JP 23303085 A JP23303085 A JP 23303085A JP S6293885 A JPS6293885 A JP S6293885A
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- Japan
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- adhesive layer
- wire
- cord
- layer
- heater unit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気カーペット、保温マット等に使用されるコ
ード状の発熱線及び温度検知線を蛇行配設した接着可能
なヒータユニットに関する。
ード状の発熱線及び温度検知線を蛇行配設した接着可能
なヒータユニットに関する。
従来の技術
従来、コード状の発熱線及び温度検知線を用いたヒータ
ユニットは特公昭59−30407号公報、実公昭58
−33667号公報の内で開示されており、その代表例
を第5図で詳述すると、18は一方が発熱作用をし他方
が異常温度を検知する一対の電極間にポリアミド樹脂の
ヒユーズ層を有してそれら全体を塩化ビニルの絶縁外被
20で被覆径最外かくに融着被覆層21を被覆してなる
発熱線、19は一対の電極間に負の温度係数を有する例
えば塩化ビニルに四級アンモニウム塩を添加してなる感
熱層を有しそれら全体を塩化ビニルの絶縁外被20で被
覆径最外かくに融着被覆層21を被覆してなる温度検知
線、22は蛇行配設したコード状の発熱線18及び温度
検知線19との接触面で融着被覆層21と加熱加圧によ
り仮付固定する機能と面状採暖具としてマット地と表地
との間に介在した後加熱加圧で接着一体化させる機能を
有する接着フィルムである。接着フィルム22はマット
地と表地とを加熱加圧により短時間で一体化させコード
状の発熱線18及び温度検知線19を変形させない為に
100〜130℃の温度領域で溶解する結晶性樹脂例え
ばポリエチレン。
ユニットは特公昭59−30407号公報、実公昭58
−33667号公報の内で開示されており、その代表例
を第5図で詳述すると、18は一方が発熱作用をし他方
が異常温度を検知する一対の電極間にポリアミド樹脂の
ヒユーズ層を有してそれら全体を塩化ビニルの絶縁外被
20で被覆径最外かくに融着被覆層21を被覆してなる
発熱線、19は一対の電極間に負の温度係数を有する例
えば塩化ビニルに四級アンモニウム塩を添加してなる感
熱層を有しそれら全体を塩化ビニルの絶縁外被20で被
覆径最外かくに融着被覆層21を被覆してなる温度検知
線、22は蛇行配設したコード状の発熱線18及び温度
検知線19との接触面で融着被覆層21と加熱加圧によ
り仮付固定する機能と面状採暖具としてマット地と表地
との間に介在した後加熱加圧で接着一体化させる機能を
有する接着フィルムである。接着フィルム22はマット
地と表地とを加熱加圧により短時間で一体化させコード
状の発熱線18及び温度検知線19を変形させない為に
100〜130℃の温度領域で溶解する結晶性樹脂例え
ばポリエチレン。
共重合ナイロン、共重合ポリエステル等が多く用いられ
ている。融着被覆層21は蛇行配列したコード状の発熱
線18及び温度検知線19を接着フィルム22の面に仮
付固定する為に設けられたものであることから、接着フ
ィルム22と同系材質が使われ。
ている。融着被覆層21は蛇行配列したコード状の発熱
線18及び温度検知線19を接着フィルム22の面に仮
付固定する為に設けられたものであることから、接着フ
ィルム22と同系材質が使われ。
接着フィルム22側から加熱加圧することによってその
部分の接着フィルム22と融着被覆層21とが溶融して
冷却することによりヒータユニットが得られる。
部分の接着フィルム22と融着被覆層21とが溶融して
冷却することによりヒータユニットが得られる。
発明が解決しようとする問題点
特公昭59−30407号公報及び実公昭58−336
67号公報で開示されているヒータユニットによれば。
67号公報で開示されているヒータユニットによれば。
蛇行状に配設したコード状の発熱線18及び温度検知線
19を接着フィルム22との接触面で融着固定したもの
であるから、複数本のコード状物を同時に全自動で蛇行
配設及び融着固定できることから量産性に優れ、かつこ
うして得られたヒータユニットを表地とマント地との間
に介在させて加熱加圧することにより、少ない構成材料
にもかかわらず確実な接合体が得られ、その製造法は技
術的にも画期的方法でちり長年この方法により性能的に
も優れかつ安価な面状採暖具を多数製造し、その啼業上
の効果は犬なるものがあった。
19を接着フィルム22との接触面で融着固定したもの
であるから、複数本のコード状物を同時に全自動で蛇行
配設及び融着固定できることから量産性に優れ、かつこ
うして得られたヒータユニットを表地とマント地との間
に介在させて加熱加圧することにより、少ない構成材料
にもかかわらず確実な接合体が得られ、その製造法は技
術的にも画期的方法でちり長年この方法により性能的に
も優れかつ安価な面状採暖具を多数製造し、その啼業上
の効果は犬なるものがあった。
しかしながら従来のヒータユニットは以下に示す問題点
があり、その改善が望まれていた。
があり、その改善が望まれていた。
(1) 接着フ、イルム及び融着被覆層は100〜1
50℃の融点を有し1両者を融着固定するには150〜
180℃の高温で1〜10秒加圧しなければならない。
50℃の融点を有し1両者を融着固定するには150〜
180℃の高温で1〜10秒加圧しなければならない。
融着スピードを上げるには160〜180℃の高温で加
圧しなければならないことから、加圧部分は第5図に示
した如く接着フィルム22が薄くなりすぎて融着固定し
た後発熱線18あるいは温度検知線19が接着フィルム
22から脱落してお互いが交差するようなトラブルが生
じたり、絶縁外被20が熱変形したりあるいは充電部が
露出する恐れがある為、高速融着ができにくい。
圧しなければならないことから、加圧部分は第5図に示
した如く接着フィルム22が薄くなりすぎて融着固定し
た後発熱線18あるいは温度検知線19が接着フィルム
22から脱落してお互いが交差するようなトラブルが生
じたり、絶縁外被20が熱変形したりあるいは充電部が
露出する恐れがある為、高速融着ができにくい。
(2) 融着被覆層21は結晶性樹脂であることから
。
。
冬期の気温が低い時には硬くなり柔軟性を失い蛇行配設
の作業性が低下する。
の作業性が低下する。
(3)融着被覆層21は面状採暖具に組込された後は表
地とマント地とを接合する機能を有していることから機
械的耐久性の点では優れている反面。
地とマント地とを接合する機能を有していることから機
械的耐久性の点では優れている反面。
コード状の発熱線18及び温度検知線19が硬くなり、
折りだだみを必要とする床面状採暖具では折シたたみに
くかったり、繊維状の中に組込まれてもコードの異和感
があり使い勝手上方る。
折りだだみを必要とする床面状採暖具では折シたたみに
くかったり、繊維状の中に組込まれてもコードの異和感
があり使い勝手上方る。
問題点を解決する為の手段
本発明は従来の欠点を解決する為に長期間かつ鋭意検討
の結果なされたもので、接着フィルムが100〜160
℃に主融点をもつポリオレフィン樹脂を主成分とする構
造接着層とこの構造接着層よりも融点あるいは軟化点が
低くかつ厚さが1/2以下であるカルボニル基を有する
樹脂を含有する仮付接着層とを予めラミネート加工して
一体複合化されたものであり、蛇行配設したコード状の
発熱線及び温度検知線の最外かくに被覆された塩化ビニ
ルの絶縁外被と接着フィルムの仮付接着層とが構造接着
層側から加熱加圧されることにより溶融接合してヒータ
ユニットを得るものとしだ。
の結果なされたもので、接着フィルムが100〜160
℃に主融点をもつポリオレフィン樹脂を主成分とする構
造接着層とこの構造接着層よりも融点あるいは軟化点が
低くかつ厚さが1/2以下であるカルボニル基を有する
樹脂を含有する仮付接着層とを予めラミネート加工して
一体複合化されたものであり、蛇行配設したコード状の
発熱線及び温度検知線の最外かくに被覆された塩化ビニ
ルの絶縁外被と接着フィルムの仮付接着層とが構造接着
層側から加熱加圧されることにより溶融接合してヒータ
ユニットを得るものとしだ。
作用
接着フィルムが構造接着層とこの構造接着層の主融点あ
るいは軟化点よりも低くかつ厚みが1/2以下のカルボ
ニル基を含有する樹脂からなる仮付接着層とを予めラミ
ネート加工して複合化したことにより次の作用が望める
。
るいは軟化点よりも低くかつ厚みが1/2以下のカルボ
ニル基を含有する樹脂からなる仮付接着層とを予めラミ
ネート加工して複合化したことにより次の作用が望める
。
(1) コード状の発熱線及び温度検知線の最外かく
の絶縁外被の変形を起させることなく仮付接着層と融着
する。
の絶縁外被の変形を起させることなく仮付接着層と融着
する。
(2)仮付接着層と絶縁外被とが融着固定できることか
ら、コード状の発熱線及び温度検知線が温度によって硬
化することがない。
ら、コード状の発熱線及び温度検知線が温度によって硬
化することがない。
(3) 仮付接着層がある為に面状採暖具に一体化さ
れた際下側のマ、7)地に均一に含浸されることから、
コードの有無の個所の硬さの差が少なくなる。
れた際下側のマ、7)地に均一に含浸されることから、
コードの有無の個所の硬さの差が少なくなる。
実施例
以下本発明の一実施例につき図面に従い詳述する。
第1図は本発明のヒータユニットの要部断面図を示した
ものであり、1は第2図で詳述するコード状の発熱線、
10は発熱線1の最外かくに設けられた塩化ビニル樹脂
からなる絶縁外被、2は第5図で詳述する温度検知線、
15は温度検知線2の最外かくに被覆した絶縁外被、3
は100〜130℃に主融点を有するポリオレフィン系
樹脂からなる構造接着層4とこの構造接着層4よりも融
点あるいは軟化点が低くかつ厚みが1/2以下のカルボ
ニル基を含有する樹脂からなる仮付接着層5とを予めラ
ミネート加工により複合一体化した接着フィルムであり
、この接着フィルム3の仮付接着層5と絶縁外被10.
15とが接触面において構造接着層4側からの加熱加圧
により融着固化することにより。
ものであり、1は第2図で詳述するコード状の発熱線、
10は発熱線1の最外かくに設けられた塩化ビニル樹脂
からなる絶縁外被、2は第5図で詳述する温度検知線、
15は温度検知線2の最外かくに被覆した絶縁外被、3
は100〜130℃に主融点を有するポリオレフィン系
樹脂からなる構造接着層4とこの構造接着層4よりも融
点あるいは軟化点が低くかつ厚みが1/2以下のカルボ
ニル基を含有する樹脂からなる仮付接着層5とを予めラ
ミネート加工により複合一体化した接着フィルムであり
、この接着フィルム3の仮付接着層5と絶縁外被10.
15とが接触面において構造接着層4側からの加熱加圧
により融着固化することにより。
蛇行配設したコード状の発熱線1及び温度検知線2を一
定のパターンにしっかりと固定する。
定のパターンにしっかりと固定する。
第2図はコード状の発熱線1の構造図を示したものであ
り、6はポリテステル、耐熱ポリアミド等の繊維からな
る芯糸、7は芯糸6の外周囲にスパイラル状に巻着され
た発熱作用をする銅、銅合金等からなる発熱導体、8は
芯糸6及び発熱導体7の外周囲に押出成形加工により形
成された150〜190℃:て融点を有するポリアミド
樹脂からなるヒユーズ層、9はヒユーズ層8の外周囲に
スパイラル状に巻着して異常温度の際にヒユーズ層FL
7)漏洩電流を検知して回路に設けた保安回路(図示せ
ず)を動作させて発熱導体7に流れる電流を遮断させる
作用をする為の異常検知導体、10はこれら全体を被覆
してなる軟質の塩化ビニルからなる絶縁外被である。
り、6はポリテステル、耐熱ポリアミド等の繊維からな
る芯糸、7は芯糸6の外周囲にスパイラル状に巻着され
た発熱作用をする銅、銅合金等からなる発熱導体、8は
芯糸6及び発熱導体7の外周囲に押出成形加工により形
成された150〜190℃:て融点を有するポリアミド
樹脂からなるヒユーズ層、9はヒユーズ層8の外周囲に
スパイラル状に巻着して異常温度の際にヒユーズ層FL
7)漏洩電流を検知して回路に設けた保安回路(図示せ
ず)を動作させて発熱導体7に流れる電流を遮断させる
作用をする為の異常検知導体、10はこれら全体を被覆
してなる軟質の塩化ビニルからなる絶縁外被である。
第5図はコード状の温度検知線2の構造図を示したもの
でちり、11はポリエステル、@熱ポリアミドの繊維か
らなる。芯糸、12は、芯糸11の外周囲にスパイラル
状に巻着した銅、銅合金からなる内部電極、13は芯糸
11及び内部電極12の外周囲に押出成形加工により形
成された負の温度係数を有する例えば塩化ビニルにイミ
ダシリン、オキサゾリン等の界面活性剤を添加してなる
感熱層、14は感熱層13の外周囲にスパイラルに巻着
した銅、銅合金等からなる外部電極、15はこれらの外
周囲に押出成形加工により形成された例えば塩化ビニル
からなる絶縁外被である。
でちり、11はポリエステル、@熱ポリアミドの繊維か
らなる。芯糸、12は、芯糸11の外周囲にスパイラル
状に巻着した銅、銅合金からなる内部電極、13は芯糸
11及び内部電極12の外周囲に押出成形加工により形
成された負の温度係数を有する例えば塩化ビニルにイミ
ダシリン、オキサゾリン等の界面活性剤を添加してなる
感熱層、14は感熱層13の外周囲にスパイラルに巻着
した銅、銅合金等からなる外部電極、15はこれらの外
周囲に押出成形加工により形成された例えば塩化ビニル
からなる絶縁外被である。
第4図は第1図で示したヒータユニットを面状採暖具に
組込んだ断面図を示したものであり、1゜2は予め仮付
接着層5に融着固定されたそれぞれ発熱線と温度検知線
、4と5は予めラミネート加工されたそれぞれ構造接着
層と仮付接着層、16はポリエステル、ナイロン、ウー
ル等の繊維をニードルパンチ加工してなりかつ加熱加圧
によって仮付接着層5を含浸させて構造接着層4により
接合一体化されたマント地、17はポリエステル、ナイ
ロン等の繊維をニードルパンチ加工しかつ加熱加圧によ
り構造接着層4で接合一体化される表地である。
組込んだ断面図を示したものであり、1゜2は予め仮付
接着層5に融着固定されたそれぞれ発熱線と温度検知線
、4と5は予めラミネート加工されたそれぞれ構造接着
層と仮付接着層、16はポリエステル、ナイロン、ウー
ル等の繊維をニードルパンチ加工してなりかつ加熱加圧
によって仮付接着層5を含浸させて構造接着層4により
接合一体化されたマント地、17はポリエステル、ナイ
ロン等の繊維をニードルパンチ加工しかつ加熱加圧によ
り構造接着層4で接合一体化される表地である。
次に前記構成における作用を詳述する。
接着フィルムろが融点の高い構造接着層4とこの構造接
着層4よりも融点あるいは軟化点の低い仮付接着層5と
を予めラミネート加工で複合層にしたことにより、蛇行
配列した発熱線1及び温度検知線2の絶縁外被10.1
5と仮付接着層5とを構造接着層4側から加熱加圧によ
って融着固定した際、構造接着層4は著しい熱変形しな
いことから。
着層4よりも融点あるいは軟化点の低い仮付接着層5と
を予めラミネート加工で複合層にしたことにより、蛇行
配列した発熱線1及び温度検知線2の絶縁外被10.1
5と仮付接着層5とを構造接着層4側から加熱加圧によ
って融着固定した際、構造接着層4は著しい熱変形しな
いことから。
融着固定部における発熱線1や温度検知線2のハズレや
熱収縮のないヒータユニットが得られる他に、密度が低
く厚い断熱性の優れたマント地16と密度が高く薄くて
熱伝導の良い表地17とを加熱加圧により構造接着層4
及び仮付接着層5とを溶融して接着一体化する際に、先
ず低融点あるいは低融化点の仮付接着層5が先に溶融し
て多孔質のマント地16の表層に含浸した後構造接着、
層4が溶融してマント地16と表地17とを接着する。
熱収縮のないヒータユニットが得られる他に、密度が低
く厚い断熱性の優れたマント地16と密度が高く薄くて
熱伝導の良い表地17とを加熱加圧により構造接着層4
及び仮付接着層5とを溶融して接着一体化する際に、先
ず低融点あるいは低融化点の仮付接着層5が先に溶融し
て多孔質のマント地16の表層に含浸した後構造接着、
層4が溶融してマント地16と表地17とを接着する。
構造接着層4は100〜130℃の主融点を有する結晶
性樹脂例えばポリエチレン単体、ポリエチレンと酢酸ビ
ニルの共重合体、ポリエチレンとポリプロピレンとの混
合体、共重合ナイロン、共重合ポリエステル等が適し、
その厚みは0.08〜Q、2mm好ましくは(′11〜
0.15mmが良好な接着強度及び取扱い易い等から適
している。
性樹脂例えばポリエチレン単体、ポリエチレンと酢酸ビ
ニルの共重合体、ポリエチレンとポリプロピレンとの混
合体、共重合ナイロン、共重合ポリエステル等が適し、
その厚みは0.08〜Q、2mm好ましくは(′11〜
0.15mmが良好な接着強度及び取扱い易い等から適
している。
仮付接着層5の目的はヒータユニットを作る加熱加圧の
条件で構造接着層4が著しく薄くなって弱くならないこ
と1発熱線1あるいは温度検知線2の絶縁外被10.1
5を熱変形させること々く融着固定させること、ヒータ
ユニットをマント地16及び表地17との間に介在させ
て加熱加圧により接着一体化する際多孔質のマントに含
浸し易くしてマント地16を均一な硬度にすることであ
る。その為には、仮付接着層5は構造接着層4の融点が
100〜130℃とすれば、80〜120℃に融点ある
いは軟化点を有しかつ塩化ビニルの絶縁外被10.15
と材質的に相性の良いカルボニル基(C=O)を含有す
る樹脂例えば酢酸ビニルとエチレンの共重合体(EVA
樹脂)、ポリエステル共重合体とポリオレフィンの複合
体、ポリウレタンとオレフィンの複合体等を厚さ0.0
2〜0.1mmより好ましくはC1,03〜0.05■
として予め構造接着層4とラミネート加工により積層し
ておくことが好ましい。仮付接着層5の厚みを構造接着
層4の厚みの1/2以下にしておく理由としては、仮付
接着層5の厚みが構造接着層4の厚みの1/2を超える
と、ヒータユニットを作る際の加熱加圧で熱収縮が増え
たり1面状採暖具に組込んだ際にマント地16と表地1
7との接着強度が低下する不具合が発生することによる
。接着フィルム6と発熱線1及び温度検知線2とを仮付
接着する条件は、先ず発熱線1及び温度検知線2を所定
のパターンで配列し2次に接着フィルムろの仮付接着層
5が発熱線1及び温度検知線2側になるよう載置し、更
に構造接着層4側から絶縁層10゜15と接触する部分
の全体あるいは部分を100〜160℃よシ好ましくは
110〜140℃の温度で1〜5秒間加圧することによ
り、構造接着層4を熱収縮したり著しく薄くすることな
くかつ絶縁外被10.15を熱変形させることなく、更
に発熱線1及び温度検知線2が接着フィルム6から脱落
することがないので面状採暖具に組込んだ後にお互いが
クロスすることがない。
条件で構造接着層4が著しく薄くなって弱くならないこ
と1発熱線1あるいは温度検知線2の絶縁外被10.1
5を熱変形させること々く融着固定させること、ヒータ
ユニットをマント地16及び表地17との間に介在させ
て加熱加圧により接着一体化する際多孔質のマントに含
浸し易くしてマント地16を均一な硬度にすることであ
る。その為には、仮付接着層5は構造接着層4の融点が
100〜130℃とすれば、80〜120℃に融点ある
いは軟化点を有しかつ塩化ビニルの絶縁外被10.15
と材質的に相性の良いカルボニル基(C=O)を含有す
る樹脂例えば酢酸ビニルとエチレンの共重合体(EVA
樹脂)、ポリエステル共重合体とポリオレフィンの複合
体、ポリウレタンとオレフィンの複合体等を厚さ0.0
2〜0.1mmより好ましくはC1,03〜0.05■
として予め構造接着層4とラミネート加工により積層し
ておくことが好ましい。仮付接着層5の厚みを構造接着
層4の厚みの1/2以下にしておく理由としては、仮付
接着層5の厚みが構造接着層4の厚みの1/2を超える
と、ヒータユニットを作る際の加熱加圧で熱収縮が増え
たり1面状採暖具に組込んだ際にマント地16と表地1
7との接着強度が低下する不具合が発生することによる
。接着フィルム6と発熱線1及び温度検知線2とを仮付
接着する条件は、先ず発熱線1及び温度検知線2を所定
のパターンで配列し2次に接着フィルムろの仮付接着層
5が発熱線1及び温度検知線2側になるよう載置し、更
に構造接着層4側から絶縁層10゜15と接触する部分
の全体あるいは部分を100〜160℃よシ好ましくは
110〜140℃の温度で1〜5秒間加圧することによ
り、構造接着層4を熱収縮したり著しく薄くすることな
くかつ絶縁外被10.15を熱変形させることなく、更
に発熱線1及び温度検知線2が接着フィルム6から脱落
することがないので面状採暖具に組込んだ後にお互いが
クロスすることがない。
また発熱線1及び温度検知線2の最外かくは塩化ビニル
の絶縁外被10.15のみであることから。
の絶縁外被10.15のみであることから。
気温が低下しても硬くなりにくく柔軟性を失わないこと
から蛇行配設がし易く作業性が良好となる。
から蛇行配設がし易く作業性が良好となる。
本ヒータユニットが面状採暖具に組込まれた場合、仮付
接着層5がマント地16に均一に含浸することから、マ
ント地の表層の硬さが均一になり発熱線1及び温度検知
線2とが蛇行配設されている部分とされていない部分と
の硬度差が小さくなるのでコードの異和感がなくなり使
い勝手が向上する。
接着層5がマント地16に均一に含浸することから、マ
ント地の表層の硬さが均一になり発熱線1及び温度検知
線2とが蛇行配設されている部分とされていない部分と
の硬度差が小さくなるのでコードの異和感がなくなり使
い勝手が向上する。
発明の効果
以上詳述した如く1本発明によれば以下の効果が期待で
きてその産業上の利用価値は犬なるものがある。
きてその産業上の利用価値は犬なるものがある。
(1)仮付接着層の作用により発熱線や温度検知線の脱
落もなくかつ絶縁外被の変形つぶれもない信頼性のある
ヒータユニットが得られる。
落もなくかつ絶縁外被の変形つぶれもない信頼性のある
ヒータユニットが得られる。
(2)発熱線及び温度検知線の最外かくが気温に左右さ
れにくい塩化ビニルの絶縁外被だけの為。
れにくい塩化ビニルの絶縁外被だけの為。
柔軟性が良好で蛇行配設の作業性が良い。
(3)本ヒータユニットを面状採暖具に組込んだ際。
仮付接着層がマント地に含浸することにより均一な硬さ
になりコードの凹凸感が少なく使い袴手が良くなる他に
、コードが柔らかくかつ細くできるので折たたみ性を向
上できる。
になりコードの凹凸感が少なく使い袴手が良くなる他に
、コードが柔らかくかつ細くできるので折たたみ性を向
上できる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図及び第
3図は本実施例に用いる発熱線及び温度検知線の構造図
、第4図は本実施例を面状採暖具に組込んだ断面図、第
5図は従来のヒータユニットの断面図を示す。 1・・・発熱線、 2・・・温度検知線。 6・・・接着フィルム、 4・・・構造接着層75
・・・仮付接着層、 10.15・・・絶縁外被
。
3図は本実施例に用いる発熱線及び温度検知線の構造図
、第4図は本実施例を面状採暖具に組込んだ断面図、第
5図は従来のヒータユニットの断面図を示す。 1・・・発熱線、 2・・・温度検知線。 6・・・接着フィルム、 4・・・構造接着層75
・・・仮付接着層、 10.15・・・絶縁外被
。
Claims (1)
- コード状の発熱線(1)及び温度検知線(2)を蛇行配
設して接着フィルム(3)との接触面で溶着固定したも
のにおいて、前記接着フィルム(3)が予めラミネート
加工したオレフィン系樹脂の構造接着層(4)とカルボ
ニル基を含む樹脂の仮付接着層(5)とからなり、この
仮付接着層(5)を構造接着層(4)側から加熱加圧す
ることにより前記発熱線(1)及び温度検知線(2)の
最外かくに被覆した塩化ビニルの絶縁外被(10)、(
15)を溶着せしめたことを特徴とするヒータユニット
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23303085A JPS6293885A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ヒ−タユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23303085A JPS6293885A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ヒ−タユニツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293885A true JPS6293885A (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=16948704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23303085A Pending JPS6293885A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ヒ−タユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439882A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-10 | Sharp Corp | 電気カーペット |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23303085A patent/JPS6293885A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439882A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-10 | Sharp Corp | 電気カーペット |
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