JPS6345784A - 面状採暖具 - Google Patents

面状採暖具

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JPS6345784A
JPS6345784A JP18927086A JP18927086A JPS6345784A JP S6345784 A JPS6345784 A JP S6345784A JP 18927086 A JP18927086 A JP 18927086A JP 18927086 A JP18927086 A JP 18927086A JP S6345784 A JPS6345784 A JP S6345784A
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JP
Japan
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heater unit
thermoplastic elastomer
wire
insulating jacket
adhesive film
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Pending
Application number
JP18927086A
Other languages
English (en)
Inventor
三友 明夫
寛 松崎
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Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気カーペット、保温マット、パネルヒータ等
圧使用されるコード状の発熱線及び温度検知線を蛇行状
に配設して接着したヒータユニットを有する面状採暖具
に関するものである。
従来の技術 従来、コード状の発熱線及び温度検知線を蛇行配設した
面状採暖具に用いるヒータユニットは例えば特公昭59
−30407号公報、実公昭58−33667号公報で
開示され、その代表例を第8図に従って詳述すると、2
1Fi一方が発熱作用をし他方か異常温度の検知作用を
する一対の電極間にポリアミド樹脂のヒユーズ層を有し
それら全体を軟質塩化ビニルの絶縁外被22で被覆後、
最外殼に結晶性樹脂例えばポリエチレン、酢酸ビニル、
ポリプロピレン等からなる融着性被覆層23を被覆して
なる発熱線、24は一対の電極間に負の温度係数を有す
る例えば軟質のポリ塩化ビニルに四級アンモニウム塩を
1〜3重量パーセント添加してなる感熱層を有しそれら
全体を軟質のポリ塩化ビニルの絶縁外被22で被覆後、
最外殼に結晶性樹脂例えばポリエチレン、酢酸ビニル、
ポリプロピレン等からなる融着性被覆層23を被覆して
なる温度検知線、25は蛇行配設した発熱線21及び温
度検知線24との接触面で融着性被覆層23.23と熱
圧着によシ仮付は固定する機能と面状採暖具として例え
ばマット地と表地との間に介在した後、熱圧着で接着一
体化させる機能を有する結晶性樹脂例えばポリエチレン
酢酸ビニル、ポリプロピレン等からなる厚み01〜CL
2mの接着フィルムである。融着性被覆層23は蛇行配
列したコード状の発熱線21及び温度検知線24を接着
フィルム25の面に仮付は固定する為に設けられたもの
であることから、接着フィルム2巳と同系材質の結晶性
樹脂が使われ、接着フィルム25と融着性被覆層23と
がお互いに溶融して冷却することによりヒータユニット
が形成されるものであった。
発明が、解決しようとする問題点 特公昭59−30407号公報及び実公昭58−336
69号公報で開示されている面状採暖具に用いるヒータ
ユニットによれば、蛇行状に配設したコード状の発熱線
21及び温度検知線24を接着フィルム25との接触部
で融着固定したものであるから、複数本のコード状の物
を同時に全自動で蛇行配役及び融着固定できて量産性に
優れ、かつこうして得られたヒータユニットを表地とマ
ント地との間に介在させて熱圧着することにより、少な
い構成材料にもかかわらず確実な接合が得られ、性能的
にも優れかつ安価な面状採暖具を多数製造し、その産業
上の効果は大なるものがあった。
しかしながら従来のヒータユニットを有する面状採暖具
は以下に示す問題点があり、その改善が望まれていた。
(1)  融着性被覆層23と接着フィルム25とを同
時に短時間で熱圧着により溶着するためには150〜2
00℃の高い温度が必要になるが、この温度では塩化ビ
ニルの絶縁外被22がわずかの圧力バラツキでも熱変形
し絶縁距離が確保できなくなるのでその解決策として絶
縁外被22を厚くしかつ130〜150℃の低い温度で
5秒間以上もかけざるを得ない為、更に量産性の向上を
計ることができない。
(2)融着性被覆層23は結晶性樹脂の為、冬期の気温
が低い時には硬くなり柔軟性を失うほかて外径が太くな
るので蛇行配設の作業性が低下する。
(3)  ヒータユニットをマント地と表地との間に介
在させて熱圧着すると接着フィルム25と融着性被覆層
23が溶融して発熱線21及び温度検知線24の端末部
も接着し電気部品の取付がやりにくいことから、こうし
た端末部分に熱が加わらないようにせざるをえないため
、端末部分の接着フィルム25がマント地と表地とを接
合しなかつたり接着強度が不+分となり耐久寿命の信頼
性が劣っていた。
(4)融着性被覆層23は面状採暖具に組込まれた後は
表地とマント地とを接合する機能を有していることから
機械的耐久性能の点では優れている反面、コード状の発
熱線21及び温度検知線24と”その−周囲の繊維とが
溶融して硬くなり、折たたみを必要とする面状採暖具で
は折たたみにくかったり、繊維状の中に組込まれてもコ
ードの異和感があり使い勝手上劣っていた。
問題点を解決する為の手段 本発明は従来の欠点を解決する為に最外殼にゴム硬度で
50〜100の特性を有する熱可塑性エラストマーの絶
縁外被を押出加工により被覆したコード状の発熱線及び
温度検知線を配設してポリオレフィン系の接着フィルム
を載置し、この接着フィルムと絶縁外被との接触部分を
熱圧着にょシ溶着固定してヒータユニットを形成し、該
ヒータユニットの接着フィルムを表地なる被加熱物に熱
接着したものとした。
作用 最外殼に被覆した熱可塑性エラストマーの絶縁外被と1
00〜148℃に融点を有するポリオレフィン系の接着
フィルムとの接触部分を熱圧着で溶着固定することによ
り次の作用が望める。
(1)  絶縁外被のエチレン、プロピレン等の樹脂成
分と接着フィルムとが130〜150℃の温度でも熱圧
着により溶着固定し、ゴム成分が弾性を有し復元するこ
とから熱圧着時の熱変形を最小限度にできる。
(21lie縁外被の熱可塑性エラストマーは気温が低
くなっても柔軟性を有しコード状の発熱体が細くできる
(3)絶縁外被の熱可塑性エラストマーは表地やマント
地の間に介在して熱圧着されても周囲の繊維と溶融接着
しないため9発熱線や温度検知線の端末処理が容易にな
る。
(4)  発熱線や温度検知線を表地とマット地との間
に介在して熱圧着しても絶縁外被が熱可塑性エラストマ
ーであることから、マット地等の繊維と溶融せず柔軟性
を保持する。
実施例 以下本発明の一実施例について図面に従い詳述する。
第1図は本発明の面状採暖具に用いるヒータユニットの
要部断面図を示したものであり、1は発熱線2の最外殼
に押出加工により被覆したゴム硬度で85の特性を有す
る熱可塑性エラストマー例えばポリプロピレン樹脂分と
エチレンプロピレンゴム分との組成からなる絶縁外被、
3は蛇行配設された発熱線の上に載置されて熱圧着によ
り絶縁外被と溶着されるポリオレフィン系樹脂例えば1
15℃に融点を有するポリエチレンの接着フィルムであ
る。
第2図は本発明の他の実施例を示したものであり、 I
aはコード状の発熱線2aの最外殼に押出加工によシ被
覆したゴム硬度で55の特性を有するエチレンプロピレ
ン樹脂成分とエチレンプロピレンゴム成分からなる熱可
塑性エラストマーの絶縁外被。
3aは金属からなる均熱板4例えば厚さ15μのアルミ
箔の両面に例えば主融点が115℃のポリエチレンとエ
チレンエチルアクリレートを重を比で8%添加した組成
からなるポリオレフィン系樹脂をラミネート加工してな
る接着フィルムであり、熱圧着により蛇行配設された発
熱線2aの最外殼に設けた絶縁外被1aと接触する接着
フィルム3aとが溶着固定されるものである。
第3図は本発明の他の実施例の面状採暖具に用いるヒー
タユニット20を示したものであり、 1bはコード状
の発熱線2b及び温度検知線乙の最外殼に押出加工によ
り被覆したゴム硬度で70の特性を有する熱可塑性エラ
ストマー例えばポリエチレンとポリプロピレンの樹脂成
分とエチレンプロピレンのゴム成分とからなる絶縁外被
、 3bはポリオレフィン例えば125℃の融点を有す
るポリエチレンと酢酸ビニルを重量比で5チ添加した組
成からなる接着フィルムであり、接着フィルム3bが蛇
行配設されたコード状の発熱線2b及び温度検知線6の
上方に載置されて絶縁外被1bとの接触部において熱圧
着により溶着固定されるものである。
第4図は第1図で示したヒータユニットで用いられる発
熱線2の構造図を示したものであり、7はポリエステル
等の耐熱性の芯糸、8は芯糸7の外周囲に巻着した銅合
金からなる発熱素線、1は芯糸7及び発熱素線8の外周
囲に押出加工により被覆してなる熱可塑性エラストマー
の絶縁外被である。
第5図は第6図で用いられる発熱線2bの構造図を示し
たものであり、9はポリエステルや耐熱ポリアミドから
なる芯糸、10は芯糸9の外周囲に巻着した銅や銅合金
からなる発熱素線、11は芯糸9及び発熱素線10の外
周囲に押出加工により被覆したポリアミド樹脂からなる
ヒユーズ層、12はヒユーズ層11の外周囲に巻着した
銅からなる2次導体。
1bはヒユーズ層11及び2次導体12の外周囲に押出
加工により被覆してなる熱可塑性エラストマーであり9
発熱線2bが異常温度になった場合にはヒユーズ層11
が溶融して発熱素線10と2次導体12とが短絡し制御
回路に設けた保安回路(図示せず)を動作させて発熱素
線10に流れる電流を遮断する働きをするものである。
第6図は第3図で用いられる温度検知線乙の構造図を示
したものであり、13はポリエステルや耐熱ポリアミド
からなる芯糸、14は芯糸13の外周囲に巻着した銅か
らなる゛内部電極、15は芯糸13及び内部電極14の
外周囲に押出加工によシ被覆した負のインピーダンスを
有するポリ塩化ビニルに1〜5チの四級アンモニウム塩
との組成からなる感熱層、16は感熱層15の外周囲に
巻着した外部電極。
17は感熱層15の添加物例えば可塑剤の外部への移行
を防止する耐熱フィルムからなる遅閉層、 1bは遅閉
層17の外周囲に押出加工により被覆された熱可塑性エ
ラストマーの絶縁外被であり、この温度検知線6は内部
電極14と外部電極16との間にある感熱層15のイン
ピーダンスの温度変化を検知して制御回路(図示せず)
が発熱線5の発熱電流を制御できるような特性を有する
ものである。
第7図は第3図に示したヒータユニット2oを面状採暖
具に組込んだ要部断面図であり、18は雑反毛例えば羊
毛、アクリル、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロ
ン等の繊維をニードルパンチ加工して得られるフェルト
からなるマット地、19けポリエステル繊維をニードル
パンチ加工した表地なる被加熱物であり、ヒータユニツ
)20をマット地1日と表地なる被加熱物19との間に
介在させて熱圧着すると発熱線2b及び温度検知線6と
がマット地18の中へ埋没しかつ接着フィルム3が溶融
してマット地18と表地なる被加熱物19とを接合する
次に前記構成における作用を詳述する。
最外殼にエチレン、プロピレンの少なくともいスレか1
方の樹脂成分とエチレンプロピレン、スチレン、ブタジ
ェン、アクリロニトリル等ノゴム成分の少なくとも1種
類との組成物からなる熱可塑性エラストマーの絶縁外被
1.1a、1bを押出加工により被覆したコード状の発
熱線2t2a12bを蛇行配設し、この発熱線2 、2
a 、 2bの上方面に100〜148℃に主融点を有
するポリオレフィン系樹脂の接着フィルム3 、3a 
、 3bを載trttしてヒータユニットを作成した場
合、3〜5秒の短時間でかつ130〜150℃の低い溶
着温度でも絶縁外被1.1a、ibと接着フィルム3 
r 3a # 3bとを熱圧着で溶着固定することがで
きる。
すなわち従来例の結晶性樹脂を用いた融着性被覆層23
のように全てが溶融しなければ溶着できないのに対して
1本発明の熱可塑性エラストマーを用いた絶縁外被1.
1a、1bは樹脂成分とゴム成分とからなる為に熱圧着
しても表面層付近の組成のエチレンあるいはプロピレン
の樹脂成分のみが溶融して接着フィルム3 、3a 、
 3bのポリオレフィン成分と溶融するので、130〜
150℃の低い温度でも十分溶着してヒータユニットが
できる。
熱可塑性エラストマーの硬度をゴム硬度で50〜100
に限定した理由は次罠よる。
絶縁外被1.1a、1bの熱圧着時の熱変形率あるいは
使用時の荷重による変形率は第9図に示す如くゴム硬度
に大きく依存する。この種の絶縁物は実用的にはα5〜
tOWの厚さになるよう押出コーティングにより成形加
工するが、成形条件のバラツキや法規上の制約を考慮し
て初期厚みの50%以上に変形することは好ましくなく
、こうした条件からゴム硬度を50〜100にすること
が好ましい。すなわち硬度が50以下になるとゴム成分
が多くなる為に押出加工性が低下するだけでなく成形後
の密着性が悪くなったり軟らかくなり過ぎて機械的圧縮
で容易に変形することから絶縁層の特性を維持しにくく
なり、ゴム硬度が100を越えると弾性が ′低下する
ことから発熱線としての柔軟性が低下し蛇行配線性や屈
曲性が低下するだけでなくヒータユニットを作伐する際
の加熱圧着により熱変形が大きくなって絶縁層の厚みが
確保できなくなったり導電部が露出して感電の危険性が
生ずることから、熱可塑性エラストマーの硬度はゴム硬
度で50〜100.更により好ましくは第9図に示した
如く変形率が30%以下になるような60〜85のゴム
硬度が本発明の絶縁外被1.Ia、1bの用途には適し
ている。
次に熱可塑性エラストマーの成分がヒータユニットを形
成する上でどんな役割を果しているかを詳述する。
熱可塑性エラストマーの成分であるエチレンやプロピレ
ンの樹脂成分は接着フィルム3 、3a 、 3bの成
分であるポリオレフィン樹脂と熱圧着により溶着スる作
用をし、エチレンプロピレン、スチレン。
アクリロニトリル、ブタジェン等Ωゴム成分は熱圧着時
の変形を元の形状に復元したり9機械的な圧縮に対して
元の形状に復元する作用をする。
従ってエチレンやプロピレンの樹脂成分と親和性の良い
エチレンプロピレンゴム、スチレンゴム。
アクリロニトリルゴム、ブタジェンゴム等の成分が適し
ている。この種の組成はそれぞれの成分の混合物でもよ
いが1例えばエチレンとプロピレンの共重合体からなる
樹脂成分とゴム成分との混合物が安定であり、とくにエ
チレンプロピレン樹脂成分トエチレンプロピレンゴムあ
るいはアクリロニトリルゴムとの混合組成物が耐熱性、
ゴム弾性。
成形性、接着性等から最も適している。
接着フィルム3.3a、3bにポリオレフィン系の樹脂
を用いた理由は熱可塑性エラストマー〇絶縁外被1.1
a、1bと熱圧着で容易に溶着固定できること。
0.1〜CL2++I+!厚さでヒータユニットとして
の腰があること、他の部材間にはさんで熱圧着した際に
低温でも容易に一体接着できること、更に材料コストが
安価であることによる。ポリオレフィン系樹脂の融点を
100〜148℃にした理由は100℃より低い場合は
耐熱性が劣り、148℃より高い場合はヒータユニット
を作る際の熱圧着温度が高くなりすぎて絶縁外被1.1
a、1bを著しく変形して好ましくない為である。
以上詳述した如く、コード状の発熱線212a#2bの
最外殼に熱可塑性エラストマーの絶縁外被1゜1a、1
bを押出加工により被覆して蛇行状に配設し。
上方面にポリオレフィン系樹脂の接着フィルム3゜3a
、3bを載置してそれらの接触面を熱圧着により溶着固
定してヒータユニットを得ることによって。
次の作用が望める。
(1)  エチレン、プロピレン等の樹脂成分と100
〜148℃に融点を有するポリエチレンを主成分とする
ポリオレフィン系樹脂の接着フィルム3゜3a、3bと
により絶縁外被が著しい熱変形を起さない130〜15
0℃で熱圧着できる。
(2)  熱可塑性エラストマーのゴム成分が弾性を有
することから、熱圧着時の熱変形を最小限にするほかに
1機械的なストレスや荷重が加わっても永久変形せず絶
縁外被1.1a、1bの絶縁性を確保できる。
(3)  熱可塑性エラストマーは結晶質成分が少ない
うえに低温まで弾性体な為、気温が低くなっても発熱体
の柔軟性を失わせない。
(4)  熱可塑性エラストマーはヒータユニットを表
地とマット地との間に介在させて熱圧着で一体接合化す
る130〜160℃の温度では溶融して周囲の部材と溶
融接着しないことから1発熱線2゜2a # 2bの端
末処理が楽になる。
(5)  ヒータユニットを表地やマット地の間に介在
させて一体接合したものは、接着フィルム3゜3a、3
bが表地とマット地とを一体接合化しても熱可塑性エラ
ストマーの絶縁外被1.1a、1bが周囲の部材と溶着
しないためコードの柔軟性を失わせない。
発明の効果 以上詳述した如く9本発明によれば以下の効果が期待で
きてその産業上の効果は大なるものがある。
+1)  熱可塑性エラストマーの絶縁外被とポリオレ
フィン系樹脂の接着フィルムとは熱圧着温度が130〜
150℃でも3〜5秒の短時間かつ少ない熱変形率で溶
着できることから、絶縁性の低下や感電の恐れのないヒ
ータユニットが得られ。
更に従来に対して1.3倍の量産性が計れる。
(2)熱可塑性エラストマーの絶縁外被は冬季の気温が
低い時でも柔軟性を失わないので1発熱線の蛇行配役ミ
スを防止できて作業性を従来の1.2倍に向上できる。
(3)本発明の面状採暖具に用いるヒータユニットを表
地とマット地との間に介在させて熱圧着で一体接合化す
ると接着フィルムは表地とマット地とを接合するが、絶
縁外被は周りの部材に溶着しないことから9発熱線の端
末部分に電気部品を取付やすく、かつ十分な接着強度が
得られ耐久寿命の信頼性が確保できる。
(4)熱可塑性エラストマーの絶縁外被は表地とマット
地との間に介在されて一体接合化されても周囲部材と溶
着しない為硬くならず、コードの異和感が殆どなくかつ
折たたみやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の一実施例を示す面状採暖具
に用いるヒータユニットの要部断面図。 第4図は第1図の実施例に用いる発熱線の構造図。 第5図と第6図は第3図に用いる発熱線と温度検知線の
構造図、第7図は本発明の面状採暖具の要部断面図、第
8図は従来のヒータユニットの要部断面図、第9図は本
発明の熱可塑性エラストマーの特性図を示す。 1.1a、1b・・・絶縁外被 2.2a#2b・・・発熱線 6・・・温度検知線 19・・・被加熱物 20・・・ヒータユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コード状の発熱線(2b)及び温度検知線(6)の最外
    殼に被覆したゴム硬度50〜100の特性を有する熱可
    塑性エラストマーの絶縁外被(1)、(1a)、(1b
    )にポリオレフイン系樹脂の接着フィルム(3)、(3
    a)、(3b)を熱圧着により溶着固定してヒータユニ
    ット(20)を形成し、該ヒータユニット(20)の接
    着フィルム(3)、(3a)、(3b)を表地なる被加
    熱物(19)に熱接着した事を特徴とする面状採暖具。
JP18927086A 1986-08-12 1986-08-12 面状採暖具 Pending JPS6345784A (ja)

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