JPS61285688A - ヒ−タユニツト - Google Patents
ヒ−タユニツトInfo
- Publication number
- JPS61285688A JPS61285688A JP12782785A JP12782785A JPS61285688A JP S61285688 A JPS61285688 A JP S61285688A JP 12782785 A JP12782785 A JP 12782785A JP 12782785 A JP12782785 A JP 12782785A JP S61285688 A JPS61285688 A JP S61285688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- heater unit
- wire
- heating
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気カーペット、保温マット等に使用されるコ
ード状の発熱線と温度検知線とを蛇行配設した接着可能
なヒータユニットに関する。
ード状の発熱線と温度検知線とを蛇行配設した接着可能
なヒータユニットに関する。
従来の技術
一般に電気カーペットや保温マット等に使用する面状発
熱体としてのヒータユニットには金属箔を所定のパター
ンにエツチングして両面に絶縁フィルムと接着フィルム
を多層ラミネートしたフィルムヒータユニットと、コー
ド状の発熱作用をする感熱線を蛇行配設した後接着フィ
ルムに融着固定したコードタイプのヒータユニットとが
アリ。
熱体としてのヒータユニットには金属箔を所定のパター
ンにエツチングして両面に絶縁フィルムと接着フィルム
を多層ラミネートしたフィルムヒータユニットと、コー
ド状の発熱作用をする感熱線を蛇行配設した後接着フィ
ルムに融着固定したコードタイプのヒータユニットとが
アリ。
それぞれマ・ソト地と表地との間に配設して加熱加圧に
よシ一体化して床面状採暖具として使用されている。
よシ一体化して床面状採暖具として使用されている。
ところがフィルムヒータユニットを使用した床面状採暖
具は誤まって鋭利な刃物で刺された場合に感電や動作不
能にな9易いと、と、冬期以外には小さく折りたたんで
収納しにくいこと、製造コストが高くつくこと等からコ
ード状のヒータユニットを使用した床面状採暖具が玉料
的に多く使用されている。
具は誤まって鋭利な刃物で刺された場合に感電や動作不
能にな9易いと、と、冬期以外には小さく折りたたんで
収納しにくいこと、製造コストが高くつくこと等からコ
ード状のヒータユニットを使用した床面状採暖具が玉料
的に多く使用されている。
従来コード状の発熱線と温度検知線とをヒータユニット
にする技術は特公昭59−30407号公報。
にする技術は特公昭59−30407号公報。
実公昭58−33667号公報で開示されており、その
代表例を第5図で詳述すると、20は一対のスパイラル
状に巻着した発熱作用をする内部導体と異常過熱温度を
検知する外部導体との間に150〜190℃で溶融する
結晶性樹脂例えばナイロン11.ナイロン12等の温度
ヒユーズ層を設けてそれら全体を塩化ビニル等の絶縁外
被22で被覆し、更に最外かくに結晶性樹脂からなる接
着層23ヲ被覆してなる発熱線、21は一対のスパイラ
ル状に巻着した金属の導体間に負の温度係数を有する組
成物例えば塩化ビニルに四級アンモニウム塩の化合物、
含窒素環化合物、キレート系化合物等のいずれか一種類
を1〜5重量%添加してインピーダンスの温度依存性を
改良して温度検知感度を向上した感熱層を設けてそれら
全体を塩化ビニル等の絶縁外被22で被覆し更に最外か
くに結晶性樹脂からなる接着層23を被覆してなる温度
検知線、24は発熱線20及び温度検知線21とを融着
固定し、かつ床面状採暖具のマット地と表地の間に介在
し加熱加圧することにより両者を接着一体化する機能を
有する結晶性樹脂例えばポリエチレン単体又はポリエチ
レン共重合体からなる接着フィルムであり、予め蛇行配
設された発熱線20と温度検知線21との上面に接着フ
ィルム24ヲ載置して接着フィルム24と発熱線20及
び温度検知線21との接触部を加熱加圧することにより
接着層26と接着フィルム24とが溶融し冷却□すれば
ヒータユニットが得られる。
代表例を第5図で詳述すると、20は一対のスパイラル
状に巻着した発熱作用をする内部導体と異常過熱温度を
検知する外部導体との間に150〜190℃で溶融する
結晶性樹脂例えばナイロン11.ナイロン12等の温度
ヒユーズ層を設けてそれら全体を塩化ビニル等の絶縁外
被22で被覆し、更に最外かくに結晶性樹脂からなる接
着層23ヲ被覆してなる発熱線、21は一対のスパイラ
ル状に巻着した金属の導体間に負の温度係数を有する組
成物例えば塩化ビニルに四級アンモニウム塩の化合物、
含窒素環化合物、キレート系化合物等のいずれか一種類
を1〜5重量%添加してインピーダンスの温度依存性を
改良して温度検知感度を向上した感熱層を設けてそれら
全体を塩化ビニル等の絶縁外被22で被覆し更に最外か
くに結晶性樹脂からなる接着層23を被覆してなる温度
検知線、24は発熱線20及び温度検知線21とを融着
固定し、かつ床面状採暖具のマット地と表地の間に介在
し加熱加圧することにより両者を接着一体化する機能を
有する結晶性樹脂例えばポリエチレン単体又はポリエチ
レン共重合体からなる接着フィルムであり、予め蛇行配
設された発熱線20と温度検知線21との上面に接着フ
ィルム24ヲ載置して接着フィルム24と発熱線20及
び温度検知線21との接触部を加熱加圧することにより
接着層26と接着フィルム24とが溶融し冷却□すれば
ヒータユニットが得られる。
このヒータユニットによれば蛇行状に配設した発熱線2
0及び温度検知線21とが接着フィルム24の片面上で
融着固定されたものであり、複数本のコード状の発熱線
20及び温度検知線21であっても人手がかからず全自
動で蛇行配設及び融着固定できることから量産性に優れ
、かつマット地と表地との間に予め加工したヒータユニ
ットを介在させて加熱加圧することにより、少ない構成
材料であるにもかかわらず確実な接合体が得られ、その
製造法は技術的にも画期的な方法であり、長年その製造
法により性箭が優れ、かつ安価な床面状採暖具を多製造
しその産業上の効果は犬なるものがある。
0及び温度検知線21とが接着フィルム24の片面上で
融着固定されたものであり、複数本のコード状の発熱線
20及び温度検知線21であっても人手がかからず全自
動で蛇行配設及び融着固定できることから量産性に優れ
、かつマット地と表地との間に予め加工したヒータユニ
ットを介在させて加熱加圧することにより、少ない構成
材料であるにもかかわらず確実な接合体が得られ、その
製造法は技術的にも画期的な方法であり、長年その製造
法により性箭が優れ、かつ安価な床面状採暖具を多製造
しその産業上の効果は犬なるものがある。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、従来のヒータユニットは以下に示す問題
点があり、その改善が望まれていた。
点があり、その改善が望まれていた。
(1)接着フィルム及び接着層は100〜130℃の融
点を有した結晶性樹脂であることから1両者を良好に融
着固定するには両者の溶融粘度が低くなる150〜18
0℃の高温で1〜10秒間加圧しなければならない。融
着固定のスピードを上げ生産性を上げるには180〜2
00℃の温度が必要なことから、cL1〜0.6mの厚
さの接着フィルムが熱収縮を起してしまい融着固定した
発熱線や温度検知線の配設ピッチにムラが発生する恐れ
がある他に9発熱線及び温度検知線の絶縁外被が熱変形
を起して著しい場合は耐圧不良の恐れが潜在的にあった
。
点を有した結晶性樹脂であることから1両者を良好に融
着固定するには両者の溶融粘度が低くなる150〜18
0℃の高温で1〜10秒間加圧しなければならない。融
着固定のスピードを上げ生産性を上げるには180〜2
00℃の温度が必要なことから、cL1〜0.6mの厚
さの接着フィルムが熱収縮を起してしまい融着固定した
発熱線や温度検知線の配設ピッチにムラが発生する恐れ
がある他に9発熱線及び温度検知線の絶縁外被が熱変形
を起して著しい場合は耐圧不良の恐れが潜在的にあった
。
(2)接着層はポリエチレンを主成分とする結晶性樹脂
であることから、冬期の気温が低い時には硬くなって柔
軟性を失い1発熱線や温度検知線の蛇行配設の作業性が
低下したシ、床面状採暖具に組込んだ場合折りたたみ性
が劣る他に最外かくに接着層を被覆する為に材料と工数
がかかり製造コストが高くなる欠点を有していた。
であることから、冬期の気温が低い時には硬くなって柔
軟性を失い1発熱線や温度検知線の蛇行配設の作業性が
低下したシ、床面状採暖具に組込んだ場合折りたたみ性
が劣る他に最外かくに接着層を被覆する為に材料と工数
がかかり製造コストが高くなる欠点を有していた。
(31接着フィルムの厚みは床面状採暖具に組込んでマ
ット地と表地とを接着一体化する目的のみであればα0
5〜CL1wn程度で済むが、蛇行配設した発熱線と温
度検知線とを融着固定して床面状採暖具に組立てるまで
の取扱いを考慮した機械的強度を確保するには0.1〜
0.3m+nの余分に厚いものが必要となり、床面状採
暖具になってからは腰の硬い状態となり繊維をニードル
パンチ加工したマット地や表地との接着剤として好まし
くなく、折りたたみ性の良い床面状採暖具が得られにく
い問題があった。
ット地と表地とを接着一体化する目的のみであればα0
5〜CL1wn程度で済むが、蛇行配設した発熱線と温
度検知線とを融着固定して床面状採暖具に組立てるまで
の取扱いを考慮した機械的強度を確保するには0.1〜
0.3m+nの余分に厚いものが必要となり、床面状採
暖具になってからは腰の硬い状態となり繊維をニードル
パンチ加工したマット地や表地との接着剤として好まし
くなく、折りたたみ性の良い床面状採暖具が得られにく
い問題があった。
問題点を解決する為の手段
本発明は従来の欠点を解決する為に長期間かつ鋭意検討
の結果なされたもので、接着フィルムがアルミニウム箔
や不織布等の芯材の片面に設けたポリニレフィン樹脂を
主成分とする構造接着層と他の片面に設けたカルボニル
基(C=O)’r有する80〜120℃に融点あるいは
軟化点を有する樹脂からなる仮付接着層とからなり、蛇
行配設した最外かくに塩化ビニルの絶縁外被を有する発
熱線及び温度検知線の上に前記接着フィルムの仮付接着
層が発熱線及び温度検知線側になるよう載置し。
の結果なされたもので、接着フィルムがアルミニウム箔
や不織布等の芯材の片面に設けたポリニレフィン樹脂を
主成分とする構造接着層と他の片面に設けたカルボニル
基(C=O)’r有する80〜120℃に融点あるいは
軟化点を有する樹脂からなる仮付接着層とからなり、蛇
行配設した最外かくに塩化ビニルの絶縁外被を有する発
熱線及び温度検知線の上に前記接着フィルムの仮付接着
層が発熱線及び温度検知線側になるよう載置し。
構造接着層側から接着フィルムと発熱線及び温度検知線
の接触部分ヲ100〜140℃の温度で1〜10秒間加
熱加圧することにより融着固定してヒータユニットを得
るものとした。
の接触部分ヲ100〜140℃の温度で1〜10秒間加
熱加圧することにより融着固定してヒータユニットを得
るものとした。
作用
接着フィルムが芯材の片面に設けたポリオレフィン樹脂
を主成分とする構造接着層と他面に設けた仮付接着層と
からなり、かつカルボニル基を有する樹脂例えば共重合
ポリエステル、ポリウレタン、酢酸ビニル共重合体等の
仮付接着層と発熱線及び温度検知線の絶縁外被とが接触
面において。
を主成分とする構造接着層と他面に設けた仮付接着層と
からなり、かつカルボニル基を有する樹脂例えば共重合
ポリエステル、ポリウレタン、酢酸ビニル共重合体等の
仮付接着層と発熱線及び温度検知線の絶縁外被とが接触
面において。
100〜140℃の加熱加圧により融着固定されること
から次の作用が望める。
から次の作用が望める。
(1)接着フィルムの熱収縮がなく発熱線及び温度検知
線側志の蛇行配列のピッチムラが発生せず。
線側志の蛇行配列のピッチムラが発生せず。
更に発熱線及び温度検知線の絶縁層の加熱加圧による変
形が解消できる。
形が解消できる。
(2)発熱線及び温度検知線の最外かくは塩化ビニルの
絶縁外被であることから柔軟性があり蛇行配設の作業効
率が良いこと、余分な材料と工数を必要としないことか
ら製造コストが安価になる。
絶縁外被であることから柔軟性があり蛇行配設の作業効
率が良いこと、余分な材料と工数を必要としないことか
ら製造コストが安価になる。
(ろ)接着フィルムの厚みを薄くても丈夫なヒータユニ
ットが得られ、感触の良い、かつ折りたたみ性の優れた
床面状採暖具ができる。
ットが得られ、感触の良い、かつ折りたたみ性の優れた
床面状採暖具ができる。
実施例
以下本発明の実施例につき図面に従い詳述する。
第1図は本発明のヒーターユニット8の要部断面を示し
たものであシ、1はアルミニウム箔あるいは不織布等の
芯材2の片面に設けたポリオレフィン樹脂からなる構造
接着層6と一方の面に設けたカルボニル基を有する樹脂
からなる仮付接着層4とからなる接着フィルム、5は最
外かくにポリ塩化ビニルの絶縁外被7を有するコード状
の発熱線、6は最外かくにポリ塩化ビニルの絶縁外被7
を有する温度検知線である。
たものであシ、1はアルミニウム箔あるいは不織布等の
芯材2の片面に設けたポリオレフィン樹脂からなる構造
接着層6と一方の面に設けたカルボニル基を有する樹脂
からなる仮付接着層4とからなる接着フィルム、5は最
外かくにポリ塩化ビニルの絶縁外被7を有するコード状
の発熱線、6は最外かくにポリ塩化ビニルの絶縁外被7
を有する温度検知線である。
第2図は発熱線5の構造を示したものであり。
9はポリエステル、耐熱ポリアミド等の繊維からなる芯
糸、10は芯糸の外周にスパイラル状に巻着した銅、銅
合金等からなる発熱作用をする内部導体、11は芯糸9
及び内部導体の外周囲に150〜190℃に融点を有し
異常温度になった場合は著しいインピーダンスの低下あ
るいは溶融する性質の結晶性樹脂例えばナイロン11.
ナイロン12.変性ナイロン11等からなる感熱層、1
2は感熱層11の外周にスパイラル状に巻着されて異常
温度になった際に漏洩電流あるいは短絡電流を検知して
制御回路に設けた保安回路を動作させて内部導体10に
流れる発熱電流を遮断させる為の外部導体、7は感熱層
11及び外部導体12の外周を被覆してなる塩化ビニル
からなる絶縁外被である。
糸、10は芯糸の外周にスパイラル状に巻着した銅、銅
合金等からなる発熱作用をする内部導体、11は芯糸9
及び内部導体の外周囲に150〜190℃に融点を有し
異常温度になった場合は著しいインピーダンスの低下あ
るいは溶融する性質の結晶性樹脂例えばナイロン11.
ナイロン12.変性ナイロン11等からなる感熱層、1
2は感熱層11の外周にスパイラル状に巻着されて異常
温度になった際に漏洩電流あるいは短絡電流を検知して
制御回路に設けた保安回路を動作させて内部導体10に
流れる発熱電流を遮断させる為の外部導体、7は感熱層
11及び外部導体12の外周を被覆してなる塩化ビニル
からなる絶縁外被である。
第6図は温度検知線側の構造を示したものであす、16
はポリエステル、耐熱ポリアミド等の繊維からなる芯糸
、14は芯糸13の外周にスパイラル状に巻着してなる
内部電極、15は負の温度係数を有する樹脂例えば塩化
ビニルに四級化アンモニウム塩、含窒素化合物等を1〜
5重量%添加してインピーダンスの温度特性を向上した
感熱層、16は感熱層15の外周にスパイラル状に巻着
した外部電極。
はポリエステル、耐熱ポリアミド等の繊維からなる芯糸
、14は芯糸13の外周にスパイラル状に巻着してなる
内部電極、15は負の温度係数を有する樹脂例えば塩化
ビニルに四級化アンモニウム塩、含窒素化合物等を1〜
5重量%添加してインピーダンスの温度特性を向上した
感熱層、16は感熱層15の外周にスパイラル状に巻着
した外部電極。
17は感熱層15の中に添加されている可塑剤や四級ア
ンモニウム塩等の移行を防止する遮閉テープ。
ンモニウム塩等の移行を防止する遮閉テープ。
7は塩化ビニルからなる絶縁外被である。
第4図は第1図で示したヒータユニット8金床面状採暖
具に組込んだ要部断面を示したものであり、18は芯材
2と構造接着層側により接着一体化された表地、19は
芯材2と仮付接着層4により接着一体化されたマット地
であり1発熱線5及び温度検知線6はマット地19と表
地18との間にヒータユニット8を介在させて王者を1
60〜160℃ノ温度で加熱加圧することにより構造接
着層6と仮付接着層4とを溶融させた後に冷却すること
により床面状採暖具が得られる。
具に組込んだ要部断面を示したものであり、18は芯材
2と構造接着層側により接着一体化された表地、19は
芯材2と仮付接着層4により接着一体化されたマット地
であり1発熱線5及び温度検知線6はマット地19と表
地18との間にヒータユニット8を介在させて王者を1
60〜160℃ノ温度で加熱加圧することにより構造接
着層6と仮付接着層4とを溶融させた後に冷却すること
により床面状採暖具が得られる。
前記構成における作用を次に説明する。
接着フィルム1は芯材2の片面にポリオレフィン樹脂か
らなる構造接着層6と他方の面にカルボ、 ニル基を含
む樹脂からなる仮付接着層4とを複合化してあり、芯材
2が101〜0.03mの厚さのアルミニウム箔であれ
ば発熱線5から発生した熱を均一化する効果と構造接着
層3及び仮付接着層4とが必要以上に厚くなくても発熱
線5及び温度検知線6とを蛇行配設して融着固定しても
配設ピッチのムラを発生して局部過熱を起したすせず更
には表地18とマット地19とを接着一体化した後も接
着強度を損うこともなく床面状採暖具としての感触や折
9たたみ性の優れたものが得られ、芯材2が目付量20
〜60f/m’の不織布であれば均熱効果はないが発熱
線5及び温度検知線6の配設ピッチムラを発生して局部
過熱を起したすせず構造接着層6及び仮付接着層4の厚
みを必要最小限の厚みに設定してもヒータユニット8の
変形収縮がなく丈夫で取扱い上も支障を起さず、更に床
面状採暖具として一体接合化した後も接着強度を損うこ
ともなく感触や折りたたみ性の優れたものが得られる。
らなる構造接着層6と他方の面にカルボ、 ニル基を含
む樹脂からなる仮付接着層4とを複合化してあり、芯材
2が101〜0.03mの厚さのアルミニウム箔であれ
ば発熱線5から発生した熱を均一化する効果と構造接着
層3及び仮付接着層4とが必要以上に厚くなくても発熱
線5及び温度検知線6とを蛇行配設して融着固定しても
配設ピッチのムラを発生して局部過熱を起したすせず更
には表地18とマット地19とを接着一体化した後も接
着強度を損うこともなく床面状採暖具としての感触や折
9たたみ性の優れたものが得られ、芯材2が目付量20
〜60f/m’の不織布であれば均熱効果はないが発熱
線5及び温度検知線6の配設ピッチムラを発生して局部
過熱を起したすせず構造接着層6及び仮付接着層4の厚
みを必要最小限の厚みに設定してもヒータユニット8の
変形収縮がなく丈夫で取扱い上も支障を起さず、更に床
面状採暖具として一体接合化した後も接着強度を損うこ
ともなく感触や折りたたみ性の優れたものが得られる。
構造接着層3は融点が100〜130℃にあるポリオレ
フィン樹脂単体、共重合体、混合体のいずれでもよく、
かつ他の成分例えば酢酸ビニル共重合体、エチレンエチ
ルアクリレート、エチレンプロピレンゴム等を副成分と
したものであってもよく。
フィン樹脂単体、共重合体、混合体のいずれでもよく、
かつ他の成分例えば酢酸ビニル共重合体、エチレンエチ
ルアクリレート、エチレンプロピレンゴム等を副成分と
したものであってもよく。
厚みは0.05〜CL15■が適し、その主たる目的は
表地18と加熱加圧によって接着一体化させる機能であ
ることから芯材2と複合化し易く材料コストが安いこと
からポリオレフィン樹脂の中で特にポリエチレンが最適
である。
表地18と加熱加圧によって接着一体化させる機能であ
ることから芯材2と複合化し易く材料コストが安いこと
からポリオレフィン樹脂の中で特にポリエチレンが最適
である。
仮付接着層4の機能はポリ塩化ビニルの絶縁外被7と融
着固定する性質を有し、かつマット地19と加熱加圧に
よって接着一体化することが必要であり、その為には塩
化ビニルと相性がよくかつ接着性のあるカルボニル基を
有しかつ80〜120℃に融点あるいは軟化点を有する
共重合ポリエステル。
着固定する性質を有し、かつマット地19と加熱加圧に
よって接着一体化することが必要であり、その為には塩
化ビニルと相性がよくかつ接着性のあるカルボニル基を
有しかつ80〜120℃に融点あるいは軟化点を有する
共重合ポリエステル。
ポリウレタン、酢酸ビニル共重合体等が適している。共
重合ポリエステルはテレフタル酸の一部をアジピン酸ま
たはセパチン酸で置換することによシ80〜120℃の
融点に低下させることが容易であることから2本発明の
仮付接着層4に用いる樹脂としては最も適している。ポ
リウレタンや酢酸ビニル共重合体の場合、その組成分の
副成分として塩化ビニルを添加した9又は低分子のワッ
クスや粘着付与剤を添加することにより絶縁外被7との
融着固定強度が向上して発熱線5と温度検知線6とを蛇
行状にしっかりと配設固定したヒータユニット8が得ら
れる。
重合ポリエステルはテレフタル酸の一部をアジピン酸ま
たはセパチン酸で置換することによシ80〜120℃の
融点に低下させることが容易であることから2本発明の
仮付接着層4に用いる樹脂としては最も適している。ポ
リウレタンや酢酸ビニル共重合体の場合、その組成分の
副成分として塩化ビニルを添加した9又は低分子のワッ
クスや粘着付与剤を添加することにより絶縁外被7との
融着固定強度が向上して発熱線5と温度検知線6とを蛇
行状にしっかりと配設固定したヒータユニット8が得ら
れる。
また仮付接着層4の融点あるいは軟化点は80〜120
℃にしたことにより、蛇行配設した発熱線5及び温度検
知線乙の絶縁外被7と仮付接着層4とをそれらの接触面
で融着固定する場合、構造接着層3側から加熱加圧する
場合に絶縁外被7の熱変形が著しく始まらない100〜
140℃の温度条件で融着固定することができるので耐
圧低下の恐れが解消できる。
℃にしたことにより、蛇行配設した発熱線5及び温度検
知線乙の絶縁外被7と仮付接着層4とをそれらの接触面
で融着固定する場合、構造接着層3側から加熱加圧する
場合に絶縁外被7の熱変形が著しく始まらない100〜
140℃の温度条件で融着固定することができるので耐
圧低下の恐れが解消できる。
次に発熱線5及び温度検知線6は最外かくが絶縁作用を
する塩化ビニルの絶縁外被7であることからコード状の
柔軟性が失なわれず、蛇行配設の作業性が環境温度に左
右されず効率よく自動的に配設作業ができる。また従来
例のように最外かくに接着層を被覆しなくても済むこと
から余分な材料と工数をかけずに発熱線5及び温度検知
線6を製造できることからコストが安価にできる他に。
する塩化ビニルの絶縁外被7であることからコード状の
柔軟性が失なわれず、蛇行配設の作業性が環境温度に左
右されず効率よく自動的に配設作業ができる。また従来
例のように最外かくに接着層を被覆しなくても済むこと
から余分な材料と工数をかけずに発熱線5及び温度検知
線6を製造できることからコストが安価にできる他に。
面状採暖具に組込んだ後の折りたたみ性が向上できる。
発明の効果
以上詳述した如く、アルミニウム箔あるいは不織布から
なる芯材の片面にポリオレフィン樹脂を主成分とする構
造接着層を設は他面にはカルボニル基を有し塩化ビニル
と接着性を有しかつ80〜120℃に融点あるいは軟化
点を有する仮付接着層とからなる複合の接着フィルムと
、最外かくに塩化ビニルの絶縁外被を有する発熱線及び
温度検知線とを絶縁外被が仮付接着層と接触する部分で
100〜140℃の温度で加熱加圧により融着固定され
たことにより、以下の効果が期待できその産業上の利用
価値は大なるものがちる。
なる芯材の片面にポリオレフィン樹脂を主成分とする構
造接着層を設は他面にはカルボニル基を有し塩化ビニル
と接着性を有しかつ80〜120℃に融点あるいは軟化
点を有する仮付接着層とからなる複合の接着フィルムと
、最外かくに塩化ビニルの絶縁外被を有する発熱線及び
温度検知線とを絶縁外被が仮付接着層と接触する部分で
100〜140℃の温度で加熱加圧により融着固定され
たことにより、以下の効果が期待できその産業上の利用
価値は大なるものがちる。
(1)接着フィルムの熱収縮が少なく、融着固定した発
熱線及び温度検知線の配設ピッチムラが生じない。
熱線及び温度検知線の配設ピッチムラが生じない。
(2)絶縁外被の熱変形が少なく端圧低下の恐れがない
。
。
(6)発熱線及び温度検知線の柔軟性がある為、配設作
業性が良くかつ面状採暖具としての折りたたみ性も向上
できる。
業性が良くかつ面状採暖具としての折りたたみ性も向上
できる。
(4) 接着フィルムの厚みが薄くても丈夫なヒータユ
ニットになり、感触、折りたたみ性を向上しかつ低コス
トで製造できる。
ニットになり、感触、折りたたみ性を向上しかつ低コス
トで製造できる。
第1図は本発明の一実施例を示すヒータユニットの要部
断面図、第2図及び第6図は本発明の一実施例に用いら
れる発熱線及び温度検知線の構造図、第4図は本発明の
一実施例のヒータユニットを適用した床面状採暖具の要
部断面図、第5図は従来例を示すヒータユニットの要部
断面図を示す。 1・・・接着フィルム 2・・・芯 材6・
・・構造接着層 4・・・仮付接着層5・・・
発 熱 線 6・・・温度検知線7・・・絶縁
外被
断面図、第2図及び第6図は本発明の一実施例に用いら
れる発熱線及び温度検知線の構造図、第4図は本発明の
一実施例のヒータユニットを適用した床面状採暖具の要
部断面図、第5図は従来例を示すヒータユニットの要部
断面図を示す。 1・・・接着フィルム 2・・・芯 材6・
・・構造接着層 4・・・仮付接着層5・・・
発 熱 線 6・・・温度検知線7・・・絶縁
外被
Claims (3)
- (1)最外かくに塩化ビニルの絶縁外被(7)を有する
発熱線(5)及び温度検知線(6)を蛇行状に配設して
接着フィルム(1)で融着固定したヒータユニットにお
いて、前記接着フィルム(1)が芯材(2)の片面に設
けたポリオレフィン樹脂を主成分とする構造接着層(3
)と他方の面に設けたカルボニル基を有する樹脂からな
る仮付接着層(4)とからなり、前記絶縁外被(7)と
仮付接着層(4)とが接触面において加熱加圧により融
着固定されていることを特徴とするヒータユニット。 - (2)芯材(2)が金属箔か不織布のいずれか一方であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヒータ
ユニット。 - (3)仮付接着層(4)が80〜120℃に融点又は軟
化点を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のヒータユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12782785A JPS61285688A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヒ−タユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12782785A JPS61285688A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヒ−タユニツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285688A true JPS61285688A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14969648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12782785A Pending JPS61285688A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヒ−タユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63109484U (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-14 | ||
JPH0298089A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 感熱面状発熱体 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP12782785A patent/JPS61285688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63109484U (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-14 | ||
JPH0298089A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 感熱面状発熱体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4919744A (en) | Method of making a flexible heater comprising a conductive polymer | |
JPH08128901A (ja) | 温度センサーとパック電池 | |
JPS61285688A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPS61267286A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPH0422552Y2 (ja) | ||
JPS6128396Y2 (ja) | ||
JPS61248386A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPS6345785A (ja) | 面状採暖具 | |
JP2649230B2 (ja) | 面状発熱体 | |
JPS61248385A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPS6293885A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPS6345784A (ja) | 面状採暖具 | |
JPS63170903A (ja) | 感熱線 | |
JPS62274592A (ja) | ヒ−タユニツト | |
JPS647593Y2 (ja) | ||
JP5061769B2 (ja) | 面状発熱体 | |
JPS593513Y2 (ja) | 感熱線 | |
JP2590702Y2 (ja) | 遮水遮蔽複合テープ及びこれを用いた遮水型電力ケーブル | |
JP3292397B2 (ja) | ケ−ブル用複合テ−プの接続部構造 | |
JP3807044B2 (ja) | 電気カーペット | |
JPS6230310Y2 (ja) | ||
JPS6035194Y2 (ja) | 電気カ−ペツト | |
JPS6114156Y2 (ja) | ||
JPS63116311A (ja) | 感熱線 | |
JPS6111621Y2 (ja) |