JPS6293232A - 酪酸リボフラビン含有組成物 - Google Patents

酪酸リボフラビン含有組成物

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JPS6293232A
JPS6293232A JP60234931A JP23493185A JPS6293232A JP S6293232 A JPS6293232 A JP S6293232A JP 60234931 A JP60234931 A JP 60234931A JP 23493185 A JP23493185 A JP 23493185A JP S6293232 A JPS6293232 A JP S6293232A
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riboflavin butyrate
riboflavin
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Shozo Kochiwa
小団扇 省三
Akihiko Okamoto
昭彦 岡本
Masato Takahashi
正人 高橋
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、酪酸リボフラビン含有組成物に関し、さら
に詳しく)うと、人11)の酪酸リボフラビンを濱解状
Iムで含有することができ、しかも、たとえば冬期のよ
うな低温度下であっても長期間に亘って溶解状jhを安
定に維持することのできる酪酸リボフラビン含有組成物
に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、酪酸リボフラビンの油類への溶解性は極 。
めて低く、たとえば、大豆油にこの酪酸リボフラビンは
約0.03%しか溶解しない、したがって、軟カプセル
剤中に、数%もの酪酸リボフラビンを均一な溶解状態で
充填することは非常に困難であった。
この困難性を克j鼠するために、酪酸リボフラビンを溶
解するのに、可溶化〜1として、■グリセリン脂肪酸エ
ステル、■ソルビタン脂肪酸エステル、■ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステルを添加することが提案
されている(特開昭58−208215号公報、特開昭
58−1(13315号公N等参照)。
しかしながら、前記■グリセリン脂肪酸エステルはt 
JJ性が低くてPII酸リボフラビンの溶解に優れては
いるものの、炭票数10以下の脂肪癩からなるモノグリ
セライドについては、強い刺激があるとノ(に特異的な
晃いや味があるため、ときには不快感をグーえることが
ある。また、rRJ数1数置0以J二肪酸からなるモノ
グリセライドについては、これは室温で固体であるため
、冷所に保存する場合、あるいは冬期においては、酪酸
リボフラビン含有物に曇りを生じて、外観を損なうなど
の問題点を生ずる。
+iii記■ソルビタン脂肪酸エステルは、JJ性が低
く、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモアオレー
ト、ソルビタンセスキオレート等の口「溶化力に優れた
ものも有るが、グリセリン脂肪酸エステルと同様に、特
異的な臭いや味がイすると)(に強い刺激が有り、とき
には不快感をグーえること、また低温下に保存するとき
、曇りを生じて外観が悪くなること等の問題点がある。
前記■ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは
、?n独で使用してちり溶化力は弱く、充分なlliの
酪酸リボフラビンを溶解することができない等の問題点
がある。
[発明の目的] この発明は前記IS情に基づいてなされたものである。
すなわち、この発明の目的は、11性が低く、前記グリ
セリン脂肪酸エステルやソルビタン脂肪酸エステル等の
ような強い刺激が殆どない可溶化剤を使用して数%もの
酪酸リボフラビンを溶解した酪酸リボフラビン含有組成
物を提供するものである。
さらにこの発明の他の目的は、低温度下に長期間保存し
ても曇りや沈殿を生じず、たとえば軟カプセル剤の内容
物としたときに美麗な外観を維持して、商品価値を高め
ることができる酪酸リボフラビン含有組成物を提供する
ことにある。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためのこの発明のa要は、1vl
酸リボフラビン5重量%以下を含有する酪酸リボフラビ
ン含有組成物において、酪酸リボフラビンの可溶化剤と
してプロピレングリコールオレイン酸エステルを使用す
ることを特徴とする酪酸リボフラビン含有組成物である
このプロピレングリコールオレイン酸エステルは食品添
加物として使用されているものであって、低IXi性で
あり、また、前記グリセリン脂肪酸エステルやソルビタ
ン脂肪酸エステル等のような強い刺激が殆どない。
この発明では、前記酪酸リボフラビン含有物は、酪酸リ
ボフラビンとプロピレングリコールオレイン酸エステル
とのみからなるものに限られず、他の成分を含有しても
良い。
前記値の成分としては、たとえば脂溶性ビタミン、食用
油類等が挙げられる。
また、前記脂溶性ビタミンとしては、たとえば、ビタミ
ンA、ビタミンD、酢酸トコフェロール等が挙げられ、
これらの中で&fましいのは酢酸トコフェロールである
1)11記食用油類としては、たとえば、サフラワー油
、小麦胚芽油、中鎖脂肪酸トリグリセライド、大(j油
、ナタネ油、トウモロコシ油等の植物性食用油、タラ油
、す4浦等の動物性食用油等の食用油:エイコサペンタ
エン等を含む詣肋酸:オクタコサノール等の高級アルコ
ール:γ−オリザノール等のビタミン様物質;ウィキョ
ウ油、ケイヒ油等の精油:パラフィン等の炭化水素等が
挙げられる。これらの中で特に好ましいものは、サフラ
ワー油、小麦胚芽油、γ−オリザノール等である。
この酪酸リボフラビン含有組成物における各成分の配合
−1合は、通常、前記脂溶性ビタミンがO〜80重値%
、好ましくは22〜51屯量%1食用油類が0〜58重
量%、好ましくはO〜27重h」%、プロピレングリコ
ールオレイン酸エステルが19〜99屯硬%、好ましく
は20〜75重埴%、酪酸リボフラビンが1〜5重量%
、好ましくは3〜4重量%である。
前記脂溶性ビタミン、前記食用油類の配合!りが前記値
の1−限を越えると、相対的にプロピレングリコールオ
レイン酸エステルの配合罎が少なくなって、最大5 玉
bk%もの大!I」のFluリボフラビンを溶解するこ
とができなくなることがある。
なお、この/lll’l酸リボフラビン含有組成物は、
前記各成分の外に第三成分の含有を排除するものではな
く、この発IIのIJ的を阻害しない限り第三成分を含
有しても良い。
そのような第三成分としては、たとえば、グリセリン、
D−ソルビット、プロピレングリコール、マクロゴール
等の多価アルコールなどが挙げられる。
この酪酸リボフラビン含有組成物の調製には、特に制限
がないが、酪酸リボフラビンの溶解を迅速に行なうため
には、先ず、脂溶性ビタミン、食用油類、およびプロピ
レングリコールオレイン酸エステル等の液状成分を混合
撹拌し、次いで、室温丁あるいは加温下に酪酸リボフラ
ビン等の固体成分を徐々に添加してト分に分散させ、そ
の後、加温、撹拌してMS#リボフラビンを溶解するの
が好ましい。
[作用1 この酪酸リボフラビン含有組成物は、プロピレングリコ
ールオレイン酸エステルを酪酸リボフラビンの11f溶
化剤として使用しているので、低温度下で長期間保存し
ていても、:Aす、沈殿、固化などを生じない。
次に試験例を挙げてこの光Illの作用を具体的に示す
(試験例1〜7) 後述する実施例1〜7で得た酪酸リボフラビン含有組成
物を一5℃および40℃、75%RHの条件下に保存し
、3ケ月経過時の状態を目視により観察し判定した。そ
の結果を第1表に示す。
(対照例1〕 プロピレングリコールオレイン酸エステル94gと酪酸
リボフラビン6gとを室温で混合してから、70℃の温
水浴tで加温しながら30分間撹拌して組成物を得た。
111られた組成物をryi記試験例1〜7と同様にし
て、経時的安定性を判定した。
その結果を第1表に示す。
(対照例2) 酢酸トコフェロール28gにプロピレングリコールオレ
イン酸エステル50gとプロピレングリコール17gと
を加え、室温で撹拌しながら、さらに酪酸リボフラビン
6gを徐々に加えてこれを分散した。この後、70℃の
温水浴」―で加温しながら更に30分間撹拌して組成物
を得た。
tiIられた組成物を前記試験例1〜7と同様にして、
経時的安定性を判定した。
その結果を第1表に示す。
(試験例8、対照例3〜7) 第2表に示す成分および配合割合の配合量で。
酢酸トコフェロールに、酪酸リボフラビン以外の第2表
に示す成分を加え、室温で撹拌しながら。
第1表に示す礒の酪酸リボフラビンを徐々に加えて分散
し、その後、70℃の水浴上で加温しながら更に30分
間撹拌して、酪酸リボフラビン含有組成物(試験例8)
、組成物(対照例3〜7)を得た。
得られた組成物を前記試験例1〜7と同様にして、経時
的安定性を判定した。
その結果を第2表に示す。
(試験例9、対照例8〜12) 第3表に示す配合j−で、第3表に示す成分を含有する
酪酸リボフラビン含有組成物(試験例9および対照例8
〜+2)を得た。
すなわち、酪酸リボフラビンを除く各成分を混合し、5
0℃の水浴ヒで撹拌し、その後、酪酸リボフラビンを徐
々に加えて分散した0次いで水浴温度を70℃に1−昇
してこの温度で更に30分間撹拌した。
対照例12を除き、赤橙色透明液の酪酸リボフラビン含
有Ml放物乃至M1成物を得たが、対照例12では、酪
酸リボフラビンが溶解し!/Jれずに、橙色の分散物し
か得られなかった。
試験例9および対照例8〜11につき、その後、室温で
冷却し一5℃および40℃、75%RHの条件下に保存
して経時的安定性を調べた。
その結果、試験例9については、3ケ月後にあっても曇
り、沈澱、固化などを生じずに透明であったのに対し、
対照例8,9につい−Cは一5℃で保存中11.1で曇
りを発生し、311後には大驕の沈澱を生じてしまった
。また、対照例10、I+については、3日後に曇りを
発生し、その後著しく外観が損なわれた。
なお、この試験ではプロピレングリコールオレイン酸エ
ステル、モノカプリン酸グリセリンおよびモノオレイン
酸グリセリンについては、それぞれ、太陽化学(株)社
製のrサンソフ)No、25−ODJ、「サンソフト、
No、7fiOJおよびrサンソフトNo、8070J
を使用した。また、ソルビタンセスキオレート、ソルビ
タンモノラウレートおよびP、O,E、(20)ソルビ
タンモアオレートは、それぞれ、日光ケミカルズ(株)
製の「ニラコールS O−15J、「ニラコールS L
 −104および「ニラコールTO−10MJを使用し
た。
[実施例] 次にこの発明の実施例を示してこの発明を具体的に示す
、なお、実施例と前記試験例との番号は対応しているも
のとする。
(実施例1〜3.5〜7) 第1表に示す配合jIX−の成分を含有する酪酸リボフ
ラビン含有組成物を得た。
すなわち、酢酸トコフェロールとl!vll酸リボフラ
ビン以外の成分とを混合し、室温で撹拌しながらこの混
合物に酪酸リボフラビンを徐々に添加して分散した0次
いで、70℃の水浴ヒで加温しながら更に30分間撹拌
して赤橙色透明液あるいは橙色透II液の酪酸リボフラ
ビン含有組成物を得た。
(実施例4) 第1表に示す配合!1【で、酢酸トコフェロール、小麦
胚芽油、プロピレングリコールおよびプロピレングリコ
ールオレイン酸エステルを混合し、室温ドで撹拌しなが
ら、lll11酩リボフラビンとγ−オリザノールとを
徐々に加えて酪酸リボフラビンを分散した。その後、1
γi記実施例と同様にして赤橙色透明液の酪酸リボフラ
ビン含有組成物を得た。
[効果] この発明によると、プロピレングリコールオレイン酸エ
ステルを可溶化剤とすることにより、5%もの大縫の酪
酸リボフラビンを溶解することができ、しかも、艮期間
、低温度下に保存しても曇りも沈澱も固化も生じずに、
透明性を持続することのできる酪酸リボフラビン含有組
成物を提供することができる。しかも、このPv!sリ
ボフラビン含有組成物は1食品添加物として使用されて
いるプロビリングリコールオレイン酸エステルを使用し
ているので、強い刺激もなく1;i性もない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酪酸リボフラビン5重量%以下を含有する酪酸リ
    ボフラビン含有組成物において、酪酸リボフラビンの可
    溶化剤としてプロピレングリコールオレイン酸エステル
    を使用することを特徴とする酪酸リボフラビン含有組成
    物。
  2. (2)前記酪酸リボフラビン含有組成物の組成が、脂溶
    性ビタミン0〜80重量%、食用油類0〜58重量%、
    酪酸リボフラビン5重量%以下およびプロピレングリコ
    ールオレイン酸エステル19〜99重量%である前記特
    許請求の範囲第1項に記載の酪酸リボフラビン含有組成
    物。
JP60234931A 1985-10-21 1985-10-21 酪酸リボフラビン含有組成物 Expired - Lifetime JPH0759512B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0659347A1 (en) * 1993-12-20 1995-06-28 San-Ei Gen F.F.I., Inc. Stable emulsified compositions and foods containing the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959611A (ja) * 1982-09-28 1984-04-05 Zenyaku Kogyo Kk 安定なラク酸リボフラビン可溶化組成物およびその製造法

Patent Citations (1)

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EP0659347A1 (en) * 1993-12-20 1995-06-28 San-Ei Gen F.F.I., Inc. Stable emulsified compositions and foods containing the same

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