JPS629158A - ヒ−トポンプ式冷凍サイクル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はヒートポンプ式冷凍サイクルに係り、特に室内
ユニットが室外ユニットより高い位置に設置される七″
レート形空調機に使用して好適なヒートポンプ式冷凍サ
イクルに関する。

〔発明の背景〕

従来のヒートポンプ式冷凍サイクルとしては、例えば「
冷凍機器工学・・ンドブック」（昭和４２年７月発行）
の４６８頁に記載されたものがある。このヒートポンプ
式冷凍サイクルは、四方弁が電磁弁のＯＮ、０ＦＦＫよ
って流路切換えするようになされていて、暖房運転時は
電磁弁がＯＮとなって、圧縮機の吐出管、四方弁、室内
熱交換器、膨脹機構（毛細前）、室外熱交侯器、四方弁
、圧縮機の吸入管がノ幀次接続される。ま九、冷房運転
時および圧縮機停止時には、′電磁弁がＯＦＦとなって
、圧縮機の吐出管、四方弁、室外熱交侯器、膨脹機構、
室内熱交換器、四方弁、圧縮機の吸入管が順次接続され
るようになっている。

このヒートポンプ式冷凍サイクルにおいてに、圧縮機が
停止した場合、室内熱交換器内に存在している液冷媒が
圧縮機の吸入管に入ってくる。特に室内ユニットが室外
ユニットより高い位ｔｔＶＣ設置されるセパレート形仝
調機に使用した場合、室内熱交換器およびその接続配管
に残存する液冷媒が圧縮機の吸入配官に戻ってくる。そ
の結果、起動時に液圧縮等の悪影響全圧縮機に及ぼすこ
とになる。従って、従来のヒートポンプ式冷凍サイクル
においては、液圧縮等を防止するために圧縮機の吸入口
前にアキュムレータを設けている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、圧縮機の停止時および起動時に、圧縮
機への液戻りを最小限に抑えるようにして、アキ、ムレ
ータを不要にでき、安価で信頼性の高いヒートポンプ式
冷凍サイクルを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、四方弁を電磁弁のＯＮ、ＯＦＦにより流路切
換えする弁構造とすると共に、電磁弁がＯＦＦしたとき
、圧縮機の吐出管を室内熱交換器側に、かつ圧縮機の吸
入管を室外熱交侯器側にそれぞれ接続し、電磁弁がＯＮ
Ｌ、たとき圧縮機の吐出管を室外熱交侯器側に、かつ圧
縮機の吸入管を室内熱交換器側にそれぞれ接続するよう
に構成する一方、圧縮機の吸入管と圧縮機チャン／＜内
または吐出管とを連通ずるバイパス官を設け、その″イ
パス雷に吸入圧力と吐出圧力との差圧が設定圧力以上に
ならないと閉じないチェック弁を設けて、圧縮機の停止
時２よび起動時に圧縮機への液戻りを最小限に抑えるよ
うにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図は本発明によるヒートポンプ式冷凍サイクル
の系統図をボしている。図において、１は高圧チャンバ
式の圧縮機で、この圧縮機１は圧縮横溝２および電動機
８を密閉チャンバ４内に収納し、吸入室５から吸入した
ガス冷媒を圧縮＠構２で圧縮した後、圧縮ガスを密閉チ
ャンバ４１ＥＪに吐出して該密閉チャンバ４内を高圧（
吐出圧）に維持すると共に、吐出管６から吐出するよう
になっている。７Ｔｒｉ冷媒流路を切換える四方弁、８
は室内熱交換器、９は膨張弁、１０は室外熱交検器、１
１は圧縮機１の吸入管５と密閉チャンバ４内とを連通ず
る・くイノ（ス看、１２は・くイ／（スｔｌｌＫ設置ら
れたチェック弁である０前記四方弁７は、第２図に示す
ように、を磁弁１８のＯＮ、ＯＦＦにより姫路切換えを
行う構造となっていて、電磁弁１８が０ＦＩＦとなると
、圧縮機１の吐出−１６を室内熱交換器８側に、かつ圧
縮機１の吸入室５を室外熱交侯器１０側にそれぞれ接続
して、冷媒を実線矢印のように流す。また電磁弁１８が
ＯＮとなると、圧縮機１の吐出管６を室外熱交侯器１０
側に、かつ圧縮機１の吸入管５を室内熱交換器８側にそ
れぞれ接続するようになっている前記チェック弁１２は
、弁シート１４およびボール伏の弁体１５と、弁体１５
１Ｃ弁シート１４から引き離す力を与えるばね１６とか
らなっている。そして、このチェック弁１２は吸入圧力
と吐出圧力との差圧かばね１６のばね力（設定圧力）以
上にならないと弁体１６が弁シート１４に押し付けられ
ない。即ち弁を閉じないようになっている次に本実施例
の作用について説明する０暖房運転時には、電磁弁１８
が０ＩＦＦとなって四方弁７が第１図にボす実線の切換
え位置となり、冷媒は実線の矢印のように流れる。即ち
１圧縮ｆｉｔから吐出された冷媒は四方弁７を経て室内
熱交換器８に入り、ここで凝４＠熱を放出し液化した後
、膨張弁９で減圧され室内熱交換器１０で蒸発する。蒸
発した冷媒は四方弁７を経て圧縮機１に吸入される。ま
九、冷房運転時には、電磁弁１８がＯＮとなって四方弁
７が破線の切供え位置となり、冷媒は破線の矢印のよう
に流れる。即ち、圧縮機１から吐出された冷媒は四方弁
７′ｆｅ純て室外熱交侯器１０に入り、ここで凝縮熱を
放出し欣化した後、膨張弁９で減圧され室内熱交検器８
で蒸発する。

蒸発した冷媒は四方弁７を経て圧縮機１に吸入される。

さらに、圧縮機１の停止時には、電磁弁１８がＯＦＦと
なって四方弁７が実線の切換え位置となり、暖房運転時
のサイクルに戻す。

前記の暖房運転を停止したとき、四方弁７が実線の切換
え位置に保たれると共に、膨張弁９ｆｉ全閉となる。こ
れにより室内熱交換器１０内に残存する液冷媒が四方弁
７を通って圧縮機１の吐出管６から圧縮機１の密閉チャ
ンバ４内に入ることになるが、該密閉チャンバ４内は今
まで圧縮機１が運転されていたことにより塩度が高くな
っているので、前記液冷媒は蒸発してしまう。このこと
は、特に室内ユニットが室外ユニットより、も高い位置
に設置されていて、室内熱交換器および接続配管に残存
する液冷媒が圧縮機１の密閉チャンバ４内に入っ九場合
でも同様である。また、暖房運転の起動時には、璽外熱
交僕器１０に残存する液冷媒が四方弁７を通って吸入ｆ
５に戻ってくる場合があるが、バイパス管１１に設けた
チェック弁１゜２が吐出圧力と吸入圧力との差圧がばね
１６のばね力よりも大きくなるまでの間は開いているの
で、前記液冷媒はバイパス管１１を通って圧縮機１の密
閉チャンバ４内へ入る。この液戻りは数秒というきわめ
て短かい時間であり、チェック弁１２が閉じる時までＫ
は終了している。また圧縮機１の起動時より少し遅れて
膨張弁９を開くようにすれば、液戻り量をきわめて少な
くできる。

冷房運転における停止時は、前述の暖房運転停止時と同
様に膨張弁９が全閉し、かつ四方弁７がｔ磁弁１８のＯ
ＮからＯＦＦにより実線の切換え位置となるので、暖房
運転の停止時と同一現象となる。筐た起動時も同様であ
る。

従って、本実施例にｊ？−ては、暖房、冷房運転の停止
時および起動時における圧縮機への液戻りを最小限に抑
えられるので、従来必要としたアキエムレータを不畳に
でき、安価で信頼性の高いヒートポンプ式冷凍サイクル
を提供できる。

尚、本実施例におい°ては、バイパス管１１により圧縮
機１の吸入・Ｇ５と密閉チャンバ４内とを連通させた例
を示したが、バイパス管１１により′液入ｔ５と吐出管
６とを連通させるようにしてもよい０ 〔発明の効果〕 以上の如く、本発明によれば、圧縮機の停止時および起
動時に、圧縮機への液戻シを最小限に抑えることができ
るので、アキエムレータヲ不要にでき、安価で信頼性の
高いヒートポンプ式冷凍サイクルを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のヒートポンプ式冷凍サイクルの一実施
例を示す系統図、第２図は第１図における西方弁の構造
を下す図である。 １・・・圧縮機　４・・・密閉チャンバ　５・・・吸入
管　６・・・吐出管　７・・・四方弁　８・・・室内熱
交換器　９・・・膨張弁　１０・・・室外熱交検器　１
１・・・バイパス管１２・・・チェック弁　１８・・・
電磁弁。 率１因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　高圧チャンバ式圧縮機、四方弁、室内熱交換器および
   室外熱交侯器、膨脹機構を備え、前記四方弁を電磁弁Ｏ
   Ｎ、ＯＦＦにより流路切換えする弁構造とすると共に、
   前記電磁弁がＯＦＦしたとき、圧縮機の吐出管を室内熱
   交換器側に、かつ圧縮機の吸入管を室外熱交換器側にそ
   れぞれ接続し、電磁弁がＯＮしたとき圧縮機の吐出管を
   室外熱交換器側に、かつ圧縮機の吸入管を室内熱交換器
   側にそれぞれ接続するように構成する一方、圧縮機の吸
   入管と圧縮機チャンバ内または吐出管とを連通するバイ
   パス管を設け、そのバイパス管に吸入圧力と吐出圧力と
   の差圧が設定圧力以上にならないと閉じないチェック弁
   を設けたことを特徴とするヒートポンプ式冷凍サイクル
   。