JPS6291527A - 新規ポリジカルボン酸無水物とその製造方法および用途 - Google Patents

新規ポリジカルボン酸無水物とその製造方法および用途

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JPS6291527A
JPS6291527A JP61235473A JP23547386A JPS6291527A JP S6291527 A JPS6291527 A JP S6291527A JP 61235473 A JP61235473 A JP 61235473A JP 23547386 A JP23547386 A JP 23547386A JP S6291527 A JPS6291527 A JP S6291527A
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polydicarboxylic
acid
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ゲルド・ツィーガスト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規ポリジカルボン酸無水物、およびその
製造方法と、薬理学釣活性薬のデポ1化7トリツクス材
料及び外科用補助材料としてのその用途に関するもので
ある。
[背景技術〕 ポリジカルボン酸無水物(以下、「ポリ酸無水・物」と
略称する)は1例えば力ロザースおよびヒル[ジャーナ
ル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイー
(J、   Am、 Chew、 Soc、) 。
54巻、1569頁および1579頁(1932年)、
同誌、55巻、5023頁(1933年)]の記載によ
ってよ(知られている。
脂肪族ジカルボン酸HOOC(CH*)n−C0OH(
n=4〜16)、とくにセバシン酸(n=8)から得ら
れたポリ酸無水物が記載されているが、それらは、すぐ
に加水分解され易い点およびその融点が低い点から、実
用上の意義はない。
また、純粋な芳香族ポリ酸無水物が公知であり例えばテ
レフタル酸(PTA)から成るポリ酸無水物がクンスト
スト−/友・プラスチックス(Ku−nststoff
er’1astics)、 6巻、5/1959年、お
よびツーベン・ワイル(Houben−Weyl )、
 14、2巻、631頁(1963年)に記載されてい
る。
これらの芳香族ポリマーは加水分解に対して著しく安定
である。然し、これらは有機溶媒に全く溶解しないから
、成形加工品を作る場合に問題がある。
英国特許第840846号に、コニツクスはこれら2つ
の極端なポリマーから成るポリ酸無水物を提供し1例え
ば、下式 で示される構造単位から成るポリ酸無水物を記載し、具
体的には、例えばn=1および3の生成物を示した。ま
た、下式 (式中、n=1または2である) で示される構造単位を有する生成物も開示した。
これらの生成物はすべて、加水分解作用剤に対して脂肪
族酸無水物より強い抵抗性を示す。
これらの生成物は、例えば写真のフィルムおよび薄層の
製造に使用される。上述したポリ酸無水物卯はすべてホ
モポリマー性の配列羊位を有している。
共重合体の配列単位から成るポリ酸無水物類もま′た、
同様に知られている。
ランガーは、ポリ[ビス(p−カルボキシフェノキシ)
プロパン]類(PCPP)をセバシン酸と反応させ、得
られた重合体の性質を検討した。
[ボリマー−プレプリンツ[ジ・アメリカン・ケミカル
・ンサイヱテ4 (Polymer Preprint
s (Am。
CI+em、 Sac、)) 、 25巻、201〜2
02頁(1984年)、およびバイオマテリアルズ(B
ioma−terials 、 4/2.131〜13
3頁(1983年)〕。
脂肪族成分に対する芳香族成分のモル比によって、その
加水分解に対する抵抗性ならびにその融点を調節し得る
ことが解明された。
これらの共重合体ばかりでなくポリ[ビス(p−カルボ
キシフェノキシ)メタン] (PCPM)および前記の
PCPPおよびポリテレフタール酸無水物(PTA)の
ようなホモポリマーも検討された。
検討した生成物のすべてにおいて、それらを圧縮成形し
た形の試料は、哺乳動物の体内に埋め込むことによって
著しく良好な生体適合性を示すことが判明した。Jな、
試料に薬理学的モデル物質を含有させた場合、ぷの 活
性物質−マトリックス系に応じて異なるが  、マトリ
ックス浸食と活性物質の放出との間に試験管内(インビ
トロ)ばかりでなく、生体内(インビボ)においてさえ
ら有意の相関が得られることが指摘された。ときには活
性物質の放出について、イ〉ビトロとインビボとの間に
有意の相関を認めることができるこれまで検討されたポ
リ酸無水物のすべてに言える1m1l1点は、体内埋め
込みに適しているのはそれらを圧縮成形品とした場合に
限るということ、およびそれらを噴霧乾燥外F!!また
は乳化処理することにより、マイクロカプセルを調製で
きる可能性がないという点である。
マイクロカプセルを調製するには、溶媒が必要である。
然し従来のポリ酸無水物においては、それを溶解する適
当な溶媒が見当たらない。
それだけでなく、溶解性に欠けているということは、こ
れらの生成物を用いて行なう化学的製造段階においても
、その作業範囲を狭めることとなる。
[発明の開示] この発明は、CH、CI、またはテトラヒドロフランの
ような好適な溶媒に溶解でき、また熱およびIIl械的
荷重にも安定性を示す新規ポリ酸無水物類に関する。こ
の発明の重合体によって、71−リ・lクス浸食と活性
物質放出との間および7′または活性物質のインビトロ
およびイ〉ビボの放出との間に直線的な相開関係を得る
ことができる。
この発明は、下式(1) [式中、Aはフェニル環のすル1〜、メタ、または/く
う位の直接の結合手、または(C1−+2)アルキレ〉
鎖。
r1ハ、1.l+=−CHz−(:H,−0−(H’、
>2)。
−CI4、−CI 、−CI−1x−0−またはまたは 14・’=  −CH2′+−CH27)−CH2−0
−m と80 (ここで、++=1.+ロF1.2.3または4であり
R−C−0が1またはそれ以上の、同一・または異なっ
たヒドロキシルカルボン酸単位を含む コポリエステル
基である) Dは上記のフェニル環のオルト、メタ、またはパラ位に
あるH−CI、またはOCHsを表わす]で示される構
造単位と好ましく°は少なくとも20モル%含んでいる
分子量2000〜140000のポリジカルボン酸無水
物を提供するものであって、ここで該重合体は、式(1
)の椙遣羊位をそのホモポリマーまたはコポリマー配列
に含み、その末端はモノカルボン酸無水物残基、好まし
くはCC+−+−)アルキルカルボン酸無水物残基、ま
たは!!離カルボン酸基である。
ホモポリマー配列の一例は、式(1)においてA、B、
Dおよびnが何れも同一である縁り返し単位を有する配
列である。
コポリマー配列では少なくともA、B、Dまたはnの何
れか1つが異なり、またもし、B =B *であれば、
mとRとは異なっている。
とくにこの発明は、少なくともその50モル%が1式(
り [式中、Aは直接の結合手、または(C+−3)アルキ
レン鎖であり、Dおよび、BがB、である場合は前記と
同意義であり、Bが82である場合は。
ε5゜ −C−0 4)アルベルカルボ〉酸無水物残基まなは遊斗カルボン
6ti−店を有する) である] で示される繰り返し中4位から成る分子量2000・〜
1000 (l Oのポリジカルボ〉酸無水物を提供す
る。
その単位Aがメチレン基のような(C+〜12)アルキ
レンであるポリ酸無水物類は、大部分CHxC12のよ
うな有機溶媒に不溶性である。一方、Aが直接の結答手
であるポリ酸無水物は易溶性であり、したがってこの発
明に好ましいものである。
式(1)の構造4を位?有するポリ酸無水物は。
そのカルボン酸基によって他の公知の、例えばジカルボ
ン酸型ポリマー(例えば、前記したような公知の型)と
結合することが、できる、そのような誘導体は、とくに
マイクロカプセルとして使用しようとする場合、有(尺
溶媒に対して溶解性があまり良くない。
したが−1て、この発明の新規ポリ酸無水物類はとくに
°?マイクロカプセルして使用する場合、実用ト完全に
、8体的には仇・なくとも90モル′°≦。
とくに95モル93.以、E1式(1)で示されるtX
造tp位から成っていることが好ましい、式(!)の構
造単位から成る生成物は、とくにフェニル環上のカルボ
ニル基の位置、分子内に含まノ(るB l(r+を有す
る)またはBx(mおよび「ごを有する)の種類、およ
び分子量によって、そのガラス転移点に影響を受けるこ
とが判明した。
同・分子量含有するポリ酸無水物では、a)バ″パ数字
が大きく成るほど・また・c )AB・の場合は)7が
大きいほど、ガラス転移点は低下する。同・・構造単位
を有する化合物分子では、分子量が小さいほどガラス転
移点は低下する。
ガラス転移点はマイクロカプセルの製造にとくに重要で
あって、Nなった基B t (口を有する)才】よびH
z (mおよびRを有する)を好適に組合わせること1
式(1)の範囲内で重量比を変えること、および分子量
を変えることによって、はぼ正確に二4節することがで
きる。
この発明はとくに5式(1)の要素の中のコーリマー配
列から成るポリ酸無水物を提供する。
このように、例えば −A =直接結合鎖、バラ位、D=水素、(B+) n
−;(−CH2−CHi−0)4と−A =直接結合鎖
、バラ位、D=水素、c−。
CH3 から成る式(!)の横道単位を好適に組合わせた場合は
、ガラス転移点は第1図に図示したようになり、また、
例えば −A =直接結合鎖、バラ位、D;水素。
(B+) rl−= (−C)(*−CH5−0)aと
−A =直接結合鎖、メタ位、゛D=水素。
−(B z ) rr −=−CHz−Cj−C%−0
−さ。O CH3 から成る構造単位を好ンに2組合わせた場合は、ガラス
転移点は第212Iに図示したようになる(この両者に
おいて、分子量はそれぞれ相等しく、同じ酢酸無水物末
端基を有している) (第1および2図の詳細に関して
は実施例3.22および3.23を参照せよ)。
また、式(++の範囲内で構造的に変化させることによ
り、また分子量を変えることによって。
加水分解に対する抵抗性は著しく影響を受ける。
B、およびB、を好適に組合わせることにより・て、生
体内で分解し易いマトリックス材料または薬理学的活性
物質を含有する埋め込み材料としてポリ酸無水物を使用
する際に重要な、分子の加水分解速度を調節することが
できる。
81基は親水性であり、82基は疎水性であるから、該
1合体の加水分解速度ぼ、それらの基のi!択およびそ
の重量比の調節によって影響される。
したがって、コポリマー性ポリ酸無水物は、式(1)に
おいて、BがB、と82との組合わせである式(1)の
単位から成ることが好ましい。
ガラス転移点!・よび加水分解速度は、横道の変Jfヒ
に伴って共に変化する。したがってガラス転移点分前水
分解速度の指標とすることができる。
実施例4〜6に記載したように、インビトロおよびイン
ビボの試験から、とくに式(+)において、B=B+=
−CHz−CHz−○−(n≧3)、ま、たはB ”’
 B z [Fi = (C1−t)アルキル(m=l
)1で示されるポリジカルボン酸無水物および、/また
は末14(CI−s)アルキルカルボン酸無水物基を有
するポリジカルボン酸無水物が好ましいことが判明した
この発明のポリ酸無水物は、たとえば 下記の公知方法
によって製造される。即ち、好ましくは少なくともその
20モル%が下式(n)(式中、A、B、nおよびDは
前記と同意義である) から成るジカルボン酸と (1a)官能性モノカルボン酸誘導体、とくに((’:
+−8.)アルキ°ルカルボン′酸誘導体の影響ドに1
1(合させて、末端モノカルボン酸無水物残基、とくに
(CI−+v)γルキルカルボン酸無水物残居をイ「す
るポリジカルボン酸無水物を”JJ3ユするが、または
<IL+)式(11)のfヒ合物のジカルボン酸ハロゲ
ン化物のIF5の化合物の等モル酸と重合させて遊層の
末端カルボン酸基を有するポリジカルボ〉酸無水物を”
13Hすることによって得ることができる。
〈1a)および(lL+)に挙げた重ご反応は例えばヒ
エミッシェス・ウイークブラッI−(Chrmiscl
+rs k−ekblr+d) 、 63巻、113〜
114jT(+9671「)の総説に記載されている通
常の反応である。
(1a)の方法は、好ましくは酸ハロゲン化物、または
とくに酸無水物のような(C+〜5.)アルキルカルボ
ンlI!2誘導木を使用し、脱水反応によ−)て重合反
応に導くものである。この方法では、出発物て1の2個
のカルボン酸基が(C+〜6.)アル・キルカルボン曲
無+鞠基へとIR換される0重合反応にょうて、ジ(C
+〜、、)7”ルキルカルボン酸無水物は分解するが、
r終生成掬の末端基は(C7〜、1)アルキルカルボン
酸無水物残基として残る9このtv3合、炭素原子数1
3111までのアルキル基Z、。
また(Ill)の方法では、まず出発物質の半量を酸ハ
ロゲン化物、例えばP C1,sを使用してジカルボン
酸ハロゲン化物l\と変換させ、ついで得られたジカル
ボン酸ハロゲン化物を、同量の未変化の出発物質と重合
させることが好ましい。
出発物1t(n) (BがB、である場合)は1例えば
(B + ) n −Ha l (ここでHalはハロ
ゲン原子を表わし、とくにCLまたはBrである)1モ
ルと反応させる公知の方法によって得ることができる。
生成物(I)(ここでBはB、)は新規であり、この発
明の1部でl)る。
反応93+素は公知であり、既知¥@質から公知の方ン
去によりH32tする。
また出発物(1(If) [Rが82(とくに1nが1
または3)である場合]は、例えば2式(響)[式中、
Aおよび[)は前記と同X義であり、B。
自 は4.とくに1または3)である] て′示されるシ゛力!レボン酸のヒドロキシル菟をか、
または所望により置換基を有するメエニルカルボンli
1話導体でアシル化するか、または(2b)ヒドロキシ
カルボン酸またはその官能性誘導体でアシル化するよう
な公知の方法によって得ることができる。
これらの方法は、既知の方法で同様に実施することがで
き、 (2a)の場合、例えば酸ハロゲン化物または酸
無水物を使用して行なうことができる。
混合ジカルボン酸無水物を!Ql製し、ついでこれを加
水分解することによって式(罵)の遊離ジカルボン酸へ
誘導する。
(2a)の方法によって、化合物(璽)を、低級アルキ
ル基を含むアルキルカルボン酸誘導体、例えば末端アル
キルカルボン酸無水物残基の生成が1段階で達成される
(2b)法の場合は、出発物質(璽)を、ラクトン類(
例えばジラクチド)またはジラクチドと共に他のヒドロ
キシカルボン酸(例えばグリコール酸)のラクトン類(
例えばジグリコライド)を加え、さらに好ましくは、こ
れに触媒(例えばオクタン酸Sn)を用いる周知方法に
よって反応せしめることにより、好まし〈実施すること
ができる(例IV えば、米国特許第383−9297号を参照せよ)。
この場合、化合物(扉)は、他の反応成分量を勘案し−
てその量を選ぶことにより、周知の如く、コポリエステ
ル基の分子1111m剤として使用される(例えば、グ
リコール酸またはドデカノールを分子量調節剤として使
用する米国特許第3839297号および同第3442
871号を讐照せよ)。
出発物質(1)はまた1例えば化合物 υ 2モルを、化合物Hal−Bs−Hal  1モルと反
応させる既知方法によって得ることができる。
出発物質(璽)は新規であり、この発明の1部を成す。
式)1al−B、−Hal (ここで、m=1)で示さ
れるハロゲン含有化合物の1つとして、Mえばハロゲン
化水素酸を付加する周知の方法によって得られるエビハ
ロヒドリンを挙げることができる。
他のハロゲン含有化合物の例としては、例えばポリオー
ルの臭素化により1例えばキシリットを1(B1−で臭
素化する既知方法によって得られる生成物を挙げること
ができる(ベルギー特許第876166号を参照せよ)
この発明σ)ポリ酸無水物類の構造は、薬理学的活性物
質を吸収させるのに極めて好適であり、生体内に注射ま
たは埋め込みによって徐放効果を挙げることができる。
活性物質の放出速度およびマトリ・ソクスの浸食速度で
は、疎水性と親水性との間のバランスが重要な要素とな
っており、カルボキシカルボニル部分、エトキシ部分お
よび10ポキシ部分は親水性要素であり、一方、フェニ
ル部分、アシル部分、アルカノイル部分およびコポリエ
ステル部分は疎水性要素である0重合体を合成する際に
、これらの要素の割き、アルキル部分の鎖の長さ、およ
びコポリエステル部分に含まれている特異的なヒドロキ
シカルボン酸単位の特徴とその相対量を変えること、二
よって、このバランスをmetすることができる。
主鎖(酸無水物1p、位)お−!び側鎖[(C1−z。
)アルキルカルボン酸残基またはコポリエステル残基]
の両名の分解性は予期し得ないことである。
したがって、この発明のポリa無水物は、薬理T的活性
物質のデボ−型置薬品を製造するのにとくに有用である
6そのようなデポ−型は、活性物質を大有するポリ酸無
水物から成るマトリックスから製造することができる。
好ましいデボ−型は皮下埋め込み剤(例えば、皮下投与
用)およびマイクロカプセル剤(例えば、経口用、また
はとくに非経口用、例えば筋肉内投与用)である。
したがって、この発明の目的は、さらに、薬理学的活性
物質を含有しているこの発明の生成物から成るマトリッ
クスを含んだデポ−型置薬剤形を提供することを含む。
このデポ−型は新規であり、この発明の1部分成す。
このデポ−型は、この発明によって得られた熱および機
械的な荷重に安定なポリ酸無水物から間知の方法によっ
て製造することができ、活性物質を高4度に含有させる
ことができる。
マイクロカプセルの製造は、活性物質をメチレンジクロ
リドのような揮発性溶媒に溶解または懸濁し、例えばこ
れと同じ溶媒に溶解したポリ酸無水物溶)^を添加する
ことによって行なうことができる、温度を注意深く調節
しながら、得られた混合物を空気中に噴霧し、ついでマ
イクロカプセルの形に乾燥する。
別法としては、活性物質を例えばメチレンジクロリドに
溶解または懸濁し、ポリ酸無水物を水と混合性でない揮
発性溶媒、例えばメチレンジクロリドに溶解した後、こ
の有機層を、榎街液で例えばpH7に調節し、所望によ
り乳化剤として、例えばゼラチンを含有している水溶液
と攪拌しながら潰しく混合し、得られた乳化液から有機
溶媒を分離した後、生成したマイクロカプセルを一過ま
たは遠心することによって分離する。ついでマイクロカ
プセルを洗滌しく例えば、榎街液で)、乾燥する。
皮下埋め込み剤を製造するには、活性物質をポリ酸無水
物と混合し、芸−金物が充分よく分散しな形であれば、
これをプレスする。混合物が溶解性であれば揮発性溶媒
に溶解する。溶媒を蒸発させた後、その残渣を粉砕する
ことができる。これを周知方法で押出成形し、例えば2
0〜80 m g、具体的には20〜25mgのマトリ
ックス材料を1例えば75℃、80バールで10〜20
分間プレスして、約5〜15mm、例えば7mmの直径
の錠剤として埋め込み剤を作ることができる。
活性物質によって、マイクロカプセル剤は、その60(
重量)%までを含有することができる。
埋め込み剤は、好ましくは、活性物質を60(重量)%
2例えば1〜20(重量)%まで含有するように調製さ
れる。
マイクロカプセルは数μm〜数mmの直径を有する。医
薬用マイクロカプセルとしては、注射針を容易に通過し
得るよう最大直径が約250μm、例えば10〜60μ
mとなるようにすべきである。
この発明において、このデポ−剤は非常に多種lIの活
性物質と投与するのに使用できる0例えば避妊薬、鎮静
藁、ステロイド−、スルホンアミド頷、ワクチン律、ビ
タミン類、偏頭痛治療薬、蛋白質、ベアチド類、酵素類
、気管支拡張薬、心血管系fヤ用物質、鎮痛薬、抗生物
質、抗原、抗けいれん薬、抗炎症薬、抗パーキンソン薬
、プロラクチン分泌抑制項、老人病用薬、および抗マラ
リャ1等のような生物学的活性化合物の投与に使用する
ことができる。
医藁組成物のデボ−剤は、それぞれ含有されている活性
成分の既知適応症に使用することができる。
活性物質およびデボ−剤の投与量は、種々の要素5例え
ば処置すべき状態、所望の持続時間、活性物質の放出速
度およびマトリックスの生物学的分解性等の要素によっ
て変わる。
所望の組成物は、周知の方法によって調製できる。イン
と1・口またはとくにインビボの手技を用い1例えば活
性物質の血漿白濃度が何時面位許容水準を持続し得るか
を検討することによって、必要な活性物a、+i!およ
びI私速度を決定することができる。
同様に、マトリックスの分へマ性は、イ〉ビトロまたは
とくにインビボの手技を使用し、例えばある時151f
4に組織内に残留している7トリツクス材料の重量を測
定することによって追跡することができる。
この発明のデボ−削1ま、好ましくは好適な液体キャリ
ヤーに懸濁してマイクロカプセルの形で。
例えば皮下、筋肉内、または経口で投与し、または々下
履め込み剤の形で皮下に投与することができる。
該デボ−剤は、ポリ酸無水物マトリックスが。
例えば1重3ケ月後に光分分解した場合は、再度投与す
ることができる。
また、この発明のポリジカルボン酸無水物は、フィルム
およびフィラメント形成性を有する。該フィラメントは
、油浴高温延伸(T=180℃)処理を施したホモポリ
マーおよびコポリマー・ジカルボン酸無水物のREM測
定によって明らかなように、非常に規則正しい横道を有
する。また、フィラメント類に重要な、例えば40〜1
00℃のガラス転移点、10000〜100000の分
子量、高いたわみ性、ガラス転移点以下の温度における
良好な弾性限度、フィラメントを冷延伸すると、さらに
良好な引張り強さが得られる性質等、他の必要条件にも
よく適合することができる。
これらのポリ酸無水物は溶融紡糸、熱式紡糸および乾式
紡糸加工によって得ることができる。
そ!tらは、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル
ニトリル等の周知の合成フィラメント類とほぼ同様の機
械的特性を有し、組織の製造に使用できる。
この発明のポリジカルボン酸無水物は、その生物学的分
解性によって、外科の縫合材料、または所望により薬理
学的活性物質を含有することも可能な吸収性被覆材料、
例えば手術後の、例えば内部損傷被覆材料として使用す
るのに好適である。
[実施例] 作成した重合体化合物類の分子量は、GPC(ゲルパー
ミェーションクロマトグラフィー)により、CH,Cl
3またはTHFを溶媒とし、250または275 n 
mの波長により測定した。
溶離容積はデュポン・インスッルメンツ(Dup−on
t Instruments)のアニオン高分子カリブ
レーション・スチレンを使用して較正した。
カラム材料は、ジビニルベンゼンで橋架けしたポリスチ
レン樹脂から成る。
PLg−カラム(7,5X300mm)  に使用した
ポリマー・ラボラトリーズ(U、K、)の2つの樹脂は
、500人および104人の小孔直径を有する。
ガラス転移点(Tg)はDSC(示差走査熱量測定)に
よって測定した。
’HNMAでは、下記の記号を用いた。
s −−−1重・線    quad−−−4重線du
−−−2重線   q u i n t−−−5重線t
 r 1−−−3重線  multl−−一多重線実施
例1 式(II)の生成物 11.1]  1.8−シフエノキ:j−3,6−シオ
キシトリエタンーp、p−ジカルボン酸 8.0800ffi1.NaOH(固体)160g(4
モル)およびρ−ヒドロキシ安息香酸276g(2モル
)を2.5Lのフラスコに加え、この溶液を95℃に加
熱した。三臭化トリエチレングリコール276g <1
モル)を1時閉かけて滴下し、さらに1時間95℃で攪
拌した。ついでNa0H(固体>40g(1モル)をこ
れに加え、95℃で20時間撹拌した。30%H,SO
4で反応混合物をpH2〜3にll[、熱時(80℃)
濾過L、中性となるまで温水で洗滌した後、p過残渣を
減圧下に90℃で乾燥した。
二゛ロベンゼンから2回再結晶することによりτ、1製
した。
rrlrl  :  233〜235℃。
滴定結果: 99.4/99.7%。
3.75 ppm (tri 、4H)  −6−O−
CH2−C5−4,15ppm  (tr+’、4H)
    −の−0−CHz−CH2−以下に示した芳香
族ジカルボン酸類[1,2〜1.5]は実施例1.1と
同様の方法で製造した。
11.2]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオキ
シトリエタンー0.o゛−ジカルボン酸 +np:116〜118℃。
滴定結果:99.5%。
4.3−4.4 ppm (tS、4)4)  −e−
0−ジーcH2−[1,311,8−ジフェノキシ−3
,6−シオキシトリ、エタン−m、m’−ジカルボン酸
mp:180〜182℃、  ゛ 滴定結果798.8/99.0% 3J I)Pm (s、4M )  ニー〜12.6 
ppm  (5,広い)     −CooHN、4]
  1.11−ジフェノキシ−3、6、9−1−リオキ
シテトラエタンーp、p’−ジカルボン酸OO mp:185・−187℃。
滴定結果: 99.6/100.1%。
pK   −7,5(DMSO/[20−)5/25)
IH−NMR(360MHz、 DMSO)+    
875412’、6    (s、広い)    HO
OC−f+、51 1.8−ジフェノキシ−3,6・ジ
オキシトリエタン・P + P゛ −ジ酢酸 mp : 127〜131’C。
滴定結果:99.8%/100.2%。
p k’ = 7.4 (D M S O/水=75.
/25)。
’H−NMR(360MHz、DM90>。
実施例11.1]の化合物のIH−NMRと類似してい
るが、δ=3.5ppm (s、4H)な。
実施例2 式(IIl)の生成物 [2,1,1]  1.3−ジフェノキシアロパン(2
)オール−p、p’−ジカルボン酸 H r+−ヒFtt4シ安、r、lJ276 g (2モル
)、NaOH(H2o 90 U ml−に溶解180
g (2モル)を2.5Lのフラスコに加え、l、3 
ジクロルγロバン(2)オール129$C(1モル)を
加えた。Na011(Hto 224dに溶解)96g
(2,4モル)をこの溶液に1時間かけて滴下した後1
反応混合物を70℃で16時間攪拌した。ついで反応混
合物をy’3Mし、PHを159f; HCL c1m
性にした。析出した沈澱物を65℃の温度で一取し、こ
れを温水(60℃)で洗滌した。−過残渣をlO%Na
HCO)1.5Lに溶解し、50℃に加温して。
155%HCLで酸性(pH1〜2)にする操作を2回
繰り返した。析出した沈澱物を85℃の温度でr取し、
中性となるまで温水で洗滌した後。
1111品を100℃で真空乾燥した。
これを精製するため、粗製品5gをニトロベンゼン10
0端しに懸濁し、加熱連流し、180℃で一過する操作
を2回繰り返した。残渣をCH冨CL*で洗滌し、10
0℃で真空乾燥した。
mp:〜295℃(分解)。
滴定結果:99.3%。
p K = 7 、2 (D M S O゛/ )I 
2o = 75.、’ 25 ) 。
1H−NMR(360MHz、 DMSO) :■:記
の芳香族ジカルボンfi[2,1,2および2.1.3
]は実施例[2,1,11と同様の方法で製jaした。
[2,]、2]  1,3−ジフェノキシアロパン(2
)オール−m 、 rn ’−ジカルボン酸mp:19
2〜196℃4 滴定結果:95.7%。
pK=6.6 (DMSO/水=75/25)。
[2゜1.3]  1,3−ジフエノ−キシプロパン(
2)オール−ρ 、、+、、ジ酢酸 u 町’ : 157−1 (’+ o&。
滴定結’R:: 98.9/’99.4:l≦。
)IK=7.3 <DMSO,/水−75/’25 )
 。
’I−l−1−N +90MHz、DMSO)化合物[
2,1,1]の1トド−N M +’?と闇似している
が、δg−3、5P P m (s 、 4 H)た。
[2,1,4]  1.5−ジフェノキシペンタン゛−
(2゜3、l  1−リオールーp、p’−ジカルボン
酸p−ヒドロキシ安息!620.7g (0,15モル
)を750mLのフラスコに加えて、]NNaO)13
00mL (0,3モル)に溶解し、75℃に加温した
これに、1.5−ジブロム−1,5−ジデスオキジキシ
1月・−ル(ベルギー特許第876166号によりヨI
IJ製した+ 2 (1,8M ((1,07’tモル
)を加え、75’Cで−・皮バ1社を続けた。
さらにI−N  N++UIi5Um1.(0,’05
モル)を追加し、混合1ζを75℃で2時間攪1「シた
反応混合物を酸性にし、析出した沈澱を悲時V遇してI
Q取し、80℃の熱湯で洗ぬした。JI過残1nをN 
tt It COsL: Wl 81 L 、 濾過し
、 5N  IIcI。
で沈澱させる1m作を2回繰り返すことによって精製し
た。生成物をエタノールおよびジエナルエーデルで洗f
lL、+10“Cで1°t、空乾燥した。
++B+:274−275’C。
pK=7.4  (L)MSO/ 水−雷 75/25
 )12.60 ppm  (s、広い)!!ooc−
[2,2]  式(n )([3= El、の場合)の
生成1h[2,2,1]  1.3−ジフェノキシプロ
パン(2)ずリボ−L−(−)−ラクチド−++、p°
−ジカルボ〉・酸 1″I H−CH3 晶 分子員、約764゜ 1.3−ジフェノキシプロパン(2)オール−IT、I
+’−ジカルボ〉′酸1.0y(0,003モル)をビ
リジ’15.0mlに溶解し、この溶液をV過した。
し−(−)−ジラクチド1.3y(0,009モル)お
よびジオクタン1IJjsno、7gを添加し、反応混
合物を115℃で10分間m拌した。ピリジン10、O
xgを追加し、HCIt′酸性にした6反応生成物を水
200dに沈澱させた。
水溶液を除去し、麹法を水200z1に沈澱さぜた。m
rt品をアセトンに溶解し、N a * S O4で乾
燥後、V過し、r液を濃縮した。
’H−NMR(360MHz、DMSO):〔主鎖配列
〕 4j−4,5ppm (multl、4)1)   −
0−C)12−C)l−C)+2−5−55 ppm 
 (mul ti 、1)1)   −o−cH2−i
71−cH2−o−〜12.7 ppm       
   −COOH[側jj’i] [2,2,2]  1.3−ジフェノキシプロパン(2
)オリゴ−D、L−ラクチド−9,9’−ジカルボン酸
(実施例[2,2,1]に示したtII造を有し、X二
12)IR:化合物[2゜2.1]と同じであるが、エ
ステル基の吸収はそれよりも強い。
’H−NMR:化合物[2,1,1]と須似しているが
、信号強度は一層強く、Mとユ1600゜[2,2,3
]  1.3−ジフェノキシプロパン(2)−アセテ−
)−111,p’−ジカルボン酸−C H3 1.3−ジフェノキシプロパン(2)オール−p、po
−ジカルボン酸2.0g(0,006モル)および酢酸
無水物6.7g<0.66モル)を、100dフラスコ
中で加熱還流下に30分間撹拌した。
透明な溶液を水5011で希釈し、還流下に3時間加熱
撹拌した。
P通し、熱湯で洗滌した。濾過残渣を110℃で真空乾
燥した。繭p:201〜203℃。
’HNMR(360MHz、DMSO)2、OL  p
pm (s、  311)      −0−C−CL
3 (側鎖)4.38 ppm (tr、i、 411
)  −0−CLt−CI−C)Iz−O−5,00p
pm (quinL、LH)  −o−cltz−cl
(−all、−o’−12,60ppm  (s、 2
M)   !!0OC−[2,2,411,3−ジフェ
ノキシプロパン(2)ブチレート−p、p’−ジカルボ
ン酸 訃コ この化合物は、化合物[2,2,31と同様の方法によ
って製造した。
mp:150〜152℃ ’H−NMR(360MHz、DMSO)(化合物[2
゜2.3]と類似した一H−N M Rを示す)0.8
60911  (tri、3j()    −0−C−
CH2−C1lz−Ci! ((l115N)1.54
pps+ (quint、211) −0−C−CL−
C)jt−C)+3 (側鎖)2.30pp+* (t
ri、2H)  −0−C−Cit−CI、−C1la
 ((lli)4.35ppm (tri、4H)  
−0−Cliz−CI−Ciz−0−(側鎖)ボ 5.52pp+m (quint、11) −0−C1
lt−CH−CH2−0−(側鎖)一 [2,2,5113−ジフェノキシプロパン(2)カブ
リノエートーp、p’−ジカルボン酸(582) a CH3 この化合物は、1,3−ジフェノキシプロt5ン2−オ
ール−p、p’−ジカルボン*10y(0,03リン酸
クロリド36.6z1(0,18モル)か°ら製造し、
反応生成物を加水分解することによって作成した。
mp:177〜179℃。
’H−NMR(360fl/fHz、DMSO)(化合
物[2゜2.3]のIH−NMRと類似している)L、
20ppa+ (s、12H) −C−CIl、−C1
lt−(Cし)、−CIlj(側jli)1.50pp
m (quinL、28) −C−C11z−CH12
−(C)12)@−CI5(側鎖) 4.35ppm (tri、411)  −0−CIl
−CH−C112−0−5,50ppm (quint
、III) −0−CMz−CH−C)Iz−0−一 実施例3 弐〇)の生成物 (一般的合成方法) [3,1]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオキ
シトリエタンーp、p’−ジカルボン酸と1.3−ジフ
ェノキシ10パン(2)−オール−p、p’−ジカルボ
ン酸および#酸無水物との共重合反応生成物500xl
の3重フラスコでアルゴン気流中、1゜8−ジフェノキ
シ−3,6−シオキシトリエタンーp、p’−ジカルボ
ン酸25y(0,06モル)および1.3−ジフェノキ
シプロパン(2)オール−p、p’−ジカルボン!!2
1.28y(0,064モル)を酢t1無水物(p、a
、) 375 xl< 4−rニル)に溶解し、140
℃で2時間還流させた。
ついで溶液と一過し、P1?!を減圧(40トルまたは
それ以上の減圧)で80〜90℃で濃縮した。
0.5トルまたはそれ以上の減圧で温度を230℃に上
昇する(10〜30分間)ことによって重合反応が起こ
る。
得られた生成物はCH,Cf、に溶解性である。
その分析的特徴に関しては、実施例[3,18](生成
物番号−4)に記叙する。
実施11N[3,11の方法によって、以下に示すホモ
ポリマーM(そのうち、CHzClzに易溶のものは[
:3.21〜[3,13]、Ct(zcezに難溶また
は不溶のらのは[3,14]〜[3,17])およびコ
ポリマー頚(そのうち、CH,CINに易溶のらのは[
3,18]〜[3,23]、cHzcgzに不溶のもの
は[3,24]および[3,25])を製造することが
できる。
[3,2]  1,8−ジフェノキシ−3,6−シオキ
シトリエタンーo、o’−ジカルボン酸と酢酸無水物と
の反応生成物 IR(フィルム法): 1714.17.75cz−’(酸無水物)。
’H−NMR(360MHz、CDCl5”)モノマー
[f、2]と同様、−CO○Hを含んでいない。
[3,3]  1,8−ジフェノキシ−3,6−シオキ
シトリエタンー鴎−゛−ジカルボン酸と酢酸無水物との
重合反応生成物 IR(フィルム法): 1714.17750m−’(酸無水物)。
’H−NMR(360MHz、CDCl!i):モノマ
ー[1,31と同じ値を得たが、僅かにジグ・ナルリ移
動(δ±0 、2 ppm)を認めた。−C○OHのシ
グナルはない。
[3,4]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオキ
シトリエタンーp、p’−ジカルボン酸と酢酸無水物と
の重合反応生成物 生成物No、10:  IR(フィルム法):1510
.1580.1605cz−’(芳香環)。
1714.1775ca−’(酸無水物)。
’H−NMR(360M)(z、  CD(J!コ);
412 ppm  (tri 、4H)  −9−o−
チーCH2−[3,511,11−ジフェノキシ−3,
6,9−ジオキシテ1〜ラエタンー〇、p’−ジカルボ
ン酸と酢酸無水物との重合反応生成物 生成物No、6: ’H−NMR(360MHz、CDC1x”):[3,
611,3−ジフェノキシプロパン(2)オール−m、
m’−ジカルボン酸と酢酸無水物との重合反応生成物 5.5 ppm  (quinL、11() −C−C
H2−C8−CHI−0[3,9コ 1,3−ジフェノ
キシプロパン(2)オール−G1.G+’−ジカルボン
酸と酪酸無水物との重合反応生成物 CH3 CH2 CH2 ム、。
0.95ppm (tri、311)  −C−CL−
CL−C1h  ([IN)2.35ppm (mui
nt、211) −C−C11g−CH2−CL ((
Illl)4.35ppm (bu、411)   −
0−CHz−CH−CH,−0−5,55ppm  (
quint、11)  −0−C!1t−CH−C1l
t−0−[3,10]  1.3−ジフェノキシプロパ
ン(2)カブリノエートーp、p”−ジカルボン酸と酢
酸無水物との重合反応生成物 (?H2)8 CH3 IR(フィルム法): 1510.1582.1605cr’(芳香環)、17
18.1780ct−’(酸無水物)、1741cm−
’(エステル)。
’H−NMR(360MHz、CDcls):0.83
pp、 (tri 、3H)   −C’−(CL)s
−C!b  (II)1.25ppm (s、1211
) −C−CH,−C1lz−(Cjjz)s−CH,
(側a)1.65ppm (quinL’、21り −
c−cL−cl(、−(cll、)、−c)I。
(I鎖) 2.40ppm(tri、211) −C−CH2−C
L−(C1lz)s−CL(側鎖)4.35pu (t
ri、411)  −0−Cjj、−Cll−CLt−
0−C3,11]  C3−ジフェノキシプロパン(2
)オリゴ−L−(−)−ラクチド−p、p’−ジカルボ
ン酸と酢酸無水物との重合反応生成物 0・亡“ 0;C Cl4−CH3 【 IIO とH3 同様の方法により、これと同一の式(×=1〜4IR(
フィルム法): 1512.1582.1606cm−’(芳香環)、1
720.1757(ショルダー)(酸無水物)、175
7cz−’(エステル)、2940.2970.299
4ca−’(CHz、CH2、CH)。
’)(−NMR(360λクトh、、CDCTo>:「
主鎖配列] 56pan  (quint、l11) −C112−
CIl−C112−「側鎖] 1’:3.121 1.3−ジフェノキシプロパン(2
)オリゴ−D[、、−ラクチド−p、p”ジカルボン酸
と酢酸無水物との重合反応生成物 0コC と83 同様の方法により、これと同一の式(x;1〜4TR:
 r3.11iと同じであるが、エステル基のシグナル
は一層強い。
1fl−NMR: r3.111と同じであるが、II
II錆基のシグナル強度はさらに強い。
r3.131 1.5−ジフェノキシベンタン−(2゜
3.4>−)リオールーp、p’−ジカルボン酸と酪酸
無水物との反応生成物 3H7 ’HNMR(360MHz、  CDCL):’H−N
Mrt(3FrOMHz、DMSO>((と合物[2゜
2.31の’ +(−N M Rと頂似している)「3
.t41 1.’iミージフェノキシベンタン−2゜3
.4)−トリオ−ルー〇、n’−シカlレボ〉′酸と酢
酸無水物との1を含反応生成物 H3 ’H−NMR(360MHz、ds−THF)]1 2、O5ppm (s、 911)   −0−C−q
z    (1!ll111)[3,1511,8−ジ
フェノキシ−3,6−シオキシトリエタンーp、p’−
ジ酢酸と酢酸無水物との重合反応生成物 ’H−NMR(360MHz、DMSO)化合物[3,
41の’)(−NMRと類似してlAる力(、シグナル
は僅かに移動しており、 6=3・45°°“3“・4H)C:″ 011−〇−
〇−りよ一φ−〇− の新しいシグナルを認めた。
[3,16113−ジフェノキシプロ)(ン(2)オー
ル−p、p’−ジ酢酸と酢酸無水物との重合反応生成物 H3 DSC: Tgz47.8℃。
’H−NMR(360MHz、DMSO):化合物[3
,8]の’H−NMRと類似しているが、?ブナ〃は僅
かに移動しており、 σ “ δ=3.5ppm(s、4H)に     。H2−C
−0−の新しいシグナルを認めた。
[3,17]  1.3−ジフェノキシプロパン(2)
オール−p、p’−ジ酢酸と酪酸無水物との重合反応生
成物 ト (1H2 H3 DSC: Ttt−36℃。
C3,1811,8−ジフェノキシ−3,6−シオキシ
エタンーp、p’−ジカルボン酸と1.3−ジフェノキ
シプロパン(2)オール−p、p’−ジカルボン酸およ
び酢酸無水物との共重合反応生成物生成物No、4 (
合成法は実施例[3,1]に記R)IR(フィルム法)
: 1510.1580.1605cm−’(芳香環)、1
714.1778cm−’(1!無水物)、1746c
m”(エステル〉、(エステルモノマー要素の含量増加
に件って吸収帯の強さが増加する)’H−NMR(36
0MHz、CDC15)ニスベクトルは、その強度の変
化によってホモポリマー同志の重複度を表わす、したが
、って、スペクトル強度の変化から、その組成を測定す
ることができる0例えば、 であれば となり、したがって。
n:簡の比=1.0−2:1 である。
[3,19]  1,8−ジフェノキシ−3゜6−シオ
キシトリエタンーp、p’−ジカルボン酸と1.3−−
ジフエノキシブロパ>′(2)オール−鴫、−”−ジカ
ルボン酸および酢酸無水物との共重合反応生成物生成物
No、 3 IR(フィルム法): 1488(メタ)、1510(バラ)、1583.16
05cm−’(芳香環)、1719.1781cm−’
(酸無水物)、1742cm−’(エステル)。
その組成によって、強度比は1488〜1510cm″
1に変化する。
[3,20]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオ
キシトリエタンー(m’−ジカルボン酸と1.3−ジフ
ェノキシプロパン、(2)オール−p、p’−ジカルボ
ン酸および酢酸無水物との共重合反応生成物[3,21
]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオキシトリエ
タンーm、m“−ジカルボン酸と1.3−ジフェノキシ
プロパン(2)オール−w、Il”−ジカルボン酸およ
び酢酸無水物との共重合反応生成物[3,22]  1
.11−ジフェノキシ−3,6,9−トリオキシテトラ
エタン−p、p’−ジカルボン酸と1.3−ジフェノキ
シプロパン(2)オール−p、p’−ジカルボン酸およ
び酢酸無水物との共重合反応生成物 生成物N013 IR(フィルム法): 1510.1581.1605cz−’(芳香環)、1
714.1777cz−’(酸無水物)、1746cx
−1(エステル)、(エステルモノマー要素の含量増加
に伴って吸収帯の強さが増加する)’HNMR(360
MHz、 CDC1*)ニスベクトルは、その強度の変
化によってホモポリマー同志の重複度を表わす、したが
って、スペクトル強度の変化から、その組成を測定する
ことができる9例えば、 であれば となり、したがって、 n;信の比=1:1.01 である。
[3,23]  1.11−ジフェノキシ−3,6,9
−トリオキシテトラエタン−p、p″−ジカルボン酸と
1.3−ジフェノキシプロパン(2)オール−m、m’
−ジカルボン酸および酢酸無水物との共重合反応キシト
リエタン−p、p’−ジカルボン酸と七ノ〈シン酸およ
び酢酸無水物との共重合反応生成物生成物No、1 ’H−NMR(360MHz、DMSO)(芳香環部分
)       (脂肪族鎖部分)(組成の測定) = □ 2.2 [3,25]  1.8−ジフェノキシ−3,6−シオ
キシトリエタンーp、p’−ジカルボン酸と1.8−ジ
フェノキシ−3,6−シオキシトリエタンーp、p°−
ジ酢酸および酢酸無水物との共重合反応生成物 一中 −CHコ DSC:  Tg=42.3℃。
[インビトロにおける分解性] 実施例4 実施例[3,41の生成物No、4.8および10のイ
ンビトロにおける分解性をpH7の水で37℃で測定し
た。
これらの生成物を各30011Fづつとり微粉化した形
で水に加え゛て放置し、徐々に分解させた。
一定時間経過後、試料を分離し、緩衝液でpH7,4に
調節した水で洗滌することにより水溶性のモノマーを除
去した。
残留した塊りを乾燥し、その重量を秤Iした。
分解結果を第3図に示した[残留物質重量(%)7時間
(日数)]。
90日後、残留分は約25(重量)%に減少した。
このことから、この種類の物質は、適当な時間で的゛ 加水分;−牡分解することが判明した。残留分は、pH
7,4の水中で、約60日間以内に25%に分解するこ
とができる(第3図)。
実施例5 実施例4の対象として、下記の生成物を実施例4の方法
にしたがいpH7,4のりん酸MgE液中、37℃の温
度でインヒ・トロの分解時間を測定した。
実施例[3,8]   No’、1(第1図)No、4
(第4図) [3,9]   No36<第4図) [3,18]  No、3(第5図) No、5(第5図) No、 7 (第5図) [インビボにおける分解性J 実方拒e彊6 実施例[3,8]の生成物No、1、No、4、実施例
[3,9]の生成物No、5、実施例[3,18]のN
o、5、No、3およびNo、7から、それぞれ直径5
zzの円形プレス加工品(32剤形)を作成し、これら
をラットの腹腔内に埋め込み検討した。
重量分析的手法によって質量減少を測定し、実施例[3
,8]および[3,9]の生成物を第6図に、実施例[
3,181の生成物を第7図に示した[質量の減少=(
ii量)%/時量子(日数)]。
第6図から 一構造が等しい゛実施例[3,8,11および[3,8
゜4]の生成物では、質量の分解は分子量の増加によっ
て遅延する。
一分子量がほぼ同等である実施例[3,8,4]および
[3,9,6]の生成物では、ガラス転移点の低下によ
って質量の分解は促進的に影響を受ける。
ことが判明した。このことは側鎖の鎖長を増大するほど
親水性の生成物が得られ、した力5で分解が一層遅延す
るという事実と矛盾している。
また、実施例[3,81および[3,9]の生成物の第
6図と第4図とを比較すると、加水分解性に関して、イ
ンビトロとインビボとの間に充分な相関関係があること
が明らかでyJ。
また第7図から、実施例[3,18,51および〔3,
18,7]のコポリマーにおいて、その分子量がほぼ同
等である(20000>場合は、式(+)における各記
号の内容を変えることによって、インビボの分解時間p
1節できるということが判明した。
[発明方法によって製造したポリジカルボン酸無水物か
らの薬理学的物質の放出] 実施例7 実施例[3,18,8]の生成物を加工して、ブロモク
リプチンを含有しているマイクロカプセルを製造した。
ポリ酸無水物重量に対して活性物質を10%含有してい
るポリ酸無水物のCH,CN、7.5%溶液を調製した
。二口、(、N、I艮C1!lji霧乾媛装置1で、温
度50℃、流速15z1/分、圧間隔2〜5気圧(通気
圧)で、この溶液を噴霧乾燥した。
得られたマイクロカプセルは、活性物質10(重i)%
を含有していた。
実施例8 実施例7の記載と同様の方法により、ブロモクリプチン
を活性物質として含有しているマイクロカプセルを製造
した。
(噴霧乾燥条件) 温度(導入口)     52℃ (噴出口)     42℃ ノズルにおける圧力   2.5バール流速     
    28zl/分 噴霧時間       32分間 マイクロカプセルは、30℃で48時間、真空乾燥した
。該カプセルは活性物質を24.8%含薬。
有していた。米シ方XXI版惇記載されているパドル法
により、25℃、pH4の水で活性物質の放出を測定し
た。
*活性物質の放出率は、マイクロカプセルの活性物質含
有量を基準にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例[3,22]の共重合体のガラス転移点
、第2図は実施例[3,23]の共重合体のガラス転移
点、第3図は実施例[3,41のN004、No、8、
No、10のインビトロにおける分解性、第4図は実施
例[3,81のNo、1およびN094、実施例[3,
9]のNo、6のインビトロにおける分解性、第5図は
実施例[3,18]のN013、No。 5、No、7のインビトロにおける分解性、第6図は実
施例[3,8]のN011、No、4、実施例[3゜9
]のNo、6のインビボにおける分解性、第7図は実施
例[3,18]のNo、3、N015およびNo。 7のインビボにおける分解性を示す。 特許出願人 サンド・7クチ工ンデゼルシヤフト代理 
人 弁理出前 山 葆 はか1名FIG、3 %H ム M、、l0XIOP−施例 (3,4,4)0〜2
6 x 103   実施例 (3,481X  My
  43x103実施例 (3,4,101F旧、1 AC パラ           パラ FIG、2 [B11n =[0CH2CHz14  [82]o=
 (XH2−(:H−CH200へC パラ         メタ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Aはフェニル環のオルト、メタ、またはパラ位
    の直接の結合手、または(C_1_〜_1_3)アルキ
    レン鎖、 BはB_1=CH_2−CH_2−O−(n>2)、C
    H_2−CH_2−CH_2−O−または▲数式、化学
    式、表等があります▼(n≧2) または、▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、n=l、m=1、2、3または4、Rは(C
    _1_〜_2_0)アルキル、または所望により置換基
    を有することもあるフェニル、または▲数式、化学式、
    表等があります▼基が1またはそれ以上の同一または異
    なつたヒドロキシカルボン酸単位を含むコポリエステル
    基である)Dは上記のフェニル環のオルト、メタ、また
    はパラ位にあるH、CH_3またはOCH_3である]
    で示される式( I )の構造単位をホモポリマーまたは
    コポリマー配列の形で含んでおり、末端にモノカルボン
    酸無水物残基、または遊離のカルボン酸基を有する分子
    量2000〜140000のポリジカルボン酸無水物。
  2. (2)少なくともその50モル%が、式( I )[式中
    、Aは直接の結合手または(C_1_〜_3)アルキレ
    ン、DおよびB(B_1の場合)は特許請求の範囲第1
    項の記載と同意義であり、BがB_2である場合は、▲
    数式、化学式、表等があります▼(n=1) (ここで、mは1または3、 Rは(C_1_〜_2_0)アルキル、または特許請求
    の範囲第1項の記載と同意義である▲数式、化学式、表
    等があります▼基である)で示される構造単位から成り
    、末端に(C_1_〜_4)アルキルカルボン酸無水物
    残基、または遊離のカルボン 酸基を有する分子量2000〜100000の特許請求
    の範囲第1項記載のポリジカルボン酸無水物。
  3. (3)式( I )でAが直接の結合手であることから成
    る特許請求の範囲第1または2項の何れか1項記載のポ
    リジカルボン酸無水物。
  4. (4)ほとんど全体が式( I )の構造単位から成って
    いる特許請求の範囲1、2または3項の何れか1項記載
    のポリジカルボン酸無水物。
  5. (5)式( I )の構造単位から成るコポリマー配列を
    有する特許請求の範囲第1〜4項の何れか1項記載のポ
    リジカルボン酸無水物。
  6. (6)B_1基およびB_3基をともに含んでいる配列
    を有する特許請求の範囲第5項記載のポリジカルボン酸
    無水物。
  7. (7)式( I )においてBが B_1=−CH_2CH_2−O− である特許請求の範囲第1〜6項の何れか1項記載のポ
    リジカルボン酸無水物。
  8. (8)式( I )において、nが3またはそれ以上であ
    ることから成る特許請求の範囲第1〜7項の何れか1項
    記載のポリジカルボン酸無水物。
  9. (9)式( I )においてBはB_2であり、ここで、
    R=(C_1_〜_3)アルキルであることから成る特
    許請求の範囲第1〜8項の何れか1項記載のポリジカル
    ボン酸無水物。
  10. (10)式( I )においてBはB_2であり、ここで
    、m=1であることから成る特許請求の範囲第1〜9項
    の何れか1項記載のポリジカルボン酸無水物。
  11. (11)末端に(C_1_〜_3)アルキルカルボン酸
    無水物基を有する特許請求の範囲第1〜10項の何れか
    1項記載のポリジカルボン酸無水物。
  12. (12)実施例[3、4]に示した式の化合物。
  13. (13)実施例[3、8]に示した式の化合物。
  14. (14)実施例[3、9]に示した式の化合物。
  15. (15)実施例[3、10]に示した式の化合物。
  16. (16)実施例[3、11]に示した式(式中、x=1
    〜400)の化合物。
  17. (17)実施例[3、12]に示した式(式中、x=1
    〜400)の化合物。
  18. (18)実施例[3、18]に示した式の化合物。
  19. (19)少なくともその20%が、下式(II)▲数式、
    化学式、表等があります▼(II) (式中、A、B、nおよびDは特許請求の範囲第1項の
    記載と同意義である) から成るジカルボン酸を (a)官能性モノカルボン酸誘導体の共存下に重合させ
    て、末端モノカルボン酸無水物残基を有するポリジカル
    ボン酸無水物を製造するか、または(b)式(II)の化
    合物のジカルボン酸ハロゲン化物の形の化合物等モル量
    と重合させて遊離の末端カルボン酸基を有するポリジカ
    ルボン酸無水物を製造すること から成る特許請求の範囲第1〜18項の何れか1項記載
    のポリジカルボン酸無水物の製造方法。
  20. (20)下式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、AおよびDは前記と同意義であり、B_3は▲
    数式、化学式、表等があります▼ (ここで、m=1、2、3または4) である] で示されるジカルボン酸のヒドロキシル基を(a)官能
    性(C_1_〜_2_0)アルキルカルボン酸誘導体ま
    たは、所望により置換基を有することもあるフェニルカ
    ルボン酸誘導体でアシル化するか、または (b)ヒドロキシルカルボン酸またはその官能性誘導体
    でアシル化することによる 特許請求の範囲第19項記載の式(II)(ここでBはB
    _2)のジカルボン酸の製造方法。
  21. (21)B_3において、m=1または3である式(I
    II)のジカルボン酸を使用することによつて特許請求の
    範囲第19項記載の式(II)[ここで、BはB_2(m
    =1または3)である]のジカルボン酸を製造する特許
    請求の範囲第20項記載の製造方法。
  22. (22)特許請求の範囲第1〜18項の何れか1項記載
    のポリジカルボン酸無水物および薬理学的活性物質を含
    有したデポー型マトリックス材料。
  23. (23)手術後の生体内に使用し得る特許請求の範囲第
    1〜18項および22項の何れか1項記載の外科用補助
    材料。
  24. (24)特許請求の範囲第1〜18項および22項、2
    3項の何れか1項記載の生成物から成るフィラメント、
    ホイルまたは織物。
  25. (25)特許請求の範囲第19項記載の式(II)の化合
    物またはその官能性誘導体。
  26. (26)特許請求の範囲第20または21項記載の式(
    III)の化合物。
  27. (27)実施例の何れかで実質上説明した生成物または
    製剤。
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