JPS629092A - 架橋ポリオレフイン継手 - Google Patents

架橋ポリオレフイン継手

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Publication number
JPS629092A
JPS629092A JP14604985A JP14604985A JPS629092A JP S629092 A JPS629092 A JP S629092A JP 14604985 A JP14604985 A JP 14604985A JP 14604985 A JP14604985 A JP 14604985A JP S629092 A JPS629092 A JP S629092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
polyolefin
pipes
crosslinked
gel fraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14604985A
Other languages
English (en)
Inventor
松井 正毅
松谷 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP14604985A priority Critical patent/JPS629092A/ja
Publication of JPS629092A publication Critical patent/JPS629092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリオレフィンパイプ、特に架橋ポリオレフ
ィンパイプを強固に接続しうる架橋ポリオレフィン継手
に関する。
〔従来技術〕
架橋ポリオレフィンからなるパイプは、架橋していない
ポリオレフィンからなるパイプに比較して、耐熱性、機
械強度、とりわけ、耐環境応力亀裂性に優れていること
から、ガス管、水道管、あるいは給湯管として有望視さ
れている。
ところが、架橋していないポリオレフィンからなるパイ
プ同士は通常のポリオレフィン継手を用いて融着等の手
段にて容易に接続できるが、接続を意図するパイプの少
なくとも一方が架橋ポリオレフィンからなり、これを架
橋ポリオレフィン継手を使用して接続する場合、良好な
接続を達成することができない。
特に、ゲル分率が70%以上の架橋ポリオレフィン継手
パイプでは、これを使用してパイプを接続した場合、接
着(接続)の安定性に欠ける6例えば、野外作業で、風
、雨等でスリーブウエルダー湿度が変化した場合には、
20回当たり1回程度のミスが出る。特に、継手とパイ
プとのベース材料が異なる場合または継手とパイプとの
架橋法が異なる場合にその傾向が顕著である。
従って、架橋ポリオレフィンパイプを架橋ポリオレフィ
ン継手を使用して接続することは、極めて困難であり、
架橋ポリオレフィンパイプの使用が制県される要因とな
り、また、架橋ポリオレフィンパイプの使用が不経済と
なるという問題点を生起している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、架橋ポリオレフィンパイプをも容易に
接続しろる架橋ポリオレフィン継手を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は内側表面近傍がゲル分率70%−未満であり、
当該内側表面近傍より外層がゲル分率70%以上である
架橋ポリオレフィン継手に関する。
本発明における架橋ポリオレフィン継手用のポリオレフ
ィンとしては、αオレフィン、例えばエチレン、プロピ
レン、フテンー1.4−メチルペンテン−1などのホモ
ポリマー、コポリマー類、ハロゲン、カルボン酸又はそ
の誘導体を含むαオレフィンのホモポリマー、コポリマ
ー類、あるいはカルボン酸又はその誘導体とαオレフィ
ンとのコポリマー類の架橋体、例えば架橋ポリエチレン
、架橋ポリプロピレン、架橋ポリブテン−1、架橋ポリ
−4−メチルペンテン−1、架橋エチレン−プロピレン
共重合体、架橋エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、架橋塩素1ポリ
エチレンなどからなるものが例示できる。
本発明の架橋ポリオレフィン継手を製造する際に使用さ
れる架橋剤としては、自体既知のものを使用すればよい
本発明の架橋ポリオレフィン継手は、接着を意図する面
近傍、即ち内側表面近傍がゲル分率70%未満、好まし
くは60%未満であり、その内側表面近傍に隣接する層
は、そのゲル分率が70%以上である。
ゲル分率を70%未満とする層厚は、継手の肉厚の1/
3以内で充分であり、具体的には0.5〜5鶴、好まし
くは1〜2fl程度で十分である。
本発明の架橋ポリオレフィン継手の一実施態様は、第1
図に示した通りであり、これは本発明架橋ポリオレフィ
ン継手を使用してパイプを接続した際の断面図である。
第1図において、上は架橋ポリオレフィン継手であり、
2はゲル分率が70%未満の部分であり、3はゲル分率
が70%以上の部分であり、4および5はパイプである
本発明の架橋ポリオレフィン継手は、例えば、次のよう
にして製造できる。
(方法1) パイプ継手を製造するにあたって、化学架橋性ポリオレ
フィンを、回転成形するに際して、金型の温度を、架橋
剤に応じて適宜調整して、パイプ継手の内側表面近傍の
みをゲル分率70%未満とする。その際の条件としては
、たとえば、ジクミルパーオキサイドを化学架橋剤とし
て用い、継手の肉厚の外層から2/3の厚みを成形する
時の金型の温度を200〜250℃にし、残りの内層側
1/3に相当する厚みを150〜200℃で成形する方
法である。
(方法2) 架橋ポリオレフィン継手の外側表面のみに放射線を照射
すると、外側面から架橋されて内側面近傍のみゲル分率
70%未満でそれより外側層のゲル分率が70%以上の
ものが得られる。その際の条件としては、例えば、電子
線発生装置を用いて、継手肉厚の2/3の厚み迄電子線
が透過する条件(m手すイズによって異なるめで予備照
射による確認が必要)で照射する方法である。
本発明の継手にて接続しうるポリオレフィンパイプとし
ては、架橋ポリオレフィン継手用のポリオレフィンとし
て、前記に例示したと同様のものが使用される。当該ポ
リオレフィンパイプは架橋されていてもよく、その架橋
は化学架橋、水架橋のいずれでもよい。本発明架橋ポリ
オレフィン継手は、未架橋ポリオレフィンパイプは勿論
のこと、架橋ポリオレフィンパイプをも強力に接続しう
るので、−かかる架橋ポリオレフィンパイプに対して適
用することが好ましい。
本発明の架橋ポリオレフィン継手を使用するポリオレフ
ィンパイプの接続にあたっては、少なくとも未架橋ポリ
オレフィンパイプの接続に使用される条件を適用すれば
十分であり、例えば融着の場合、200〜250℃、1
〜5分で接続できる。
〔作用〕
本発明架橋ポリオレフィン継手においては、接続対象ポ
リオレフィンパイプと接触する面近傍、即ち内側表面近
傍のみゲル分率を70%未満としたので、通常の未架橋
ポリオレフィンパイプの接着に採用される条件下で、パ
イプと継手とが強力に接着される。
〔実施例・比較例〕
実施例1〜4、比較例1 第1表記載のパイプおよび継手を230℃にて3分間加
熱接続してパイプの接続を行った。かくして得られたソ
ケット継手を含む接続パイプピースについての接続不良
率を下記の接続試験方法にて求め、その精巣を第1表に
示した。
(接続試験方法) ソケット継手を含む接続パイプピースに20℃で25k
g/−の水圧をかけ、50ピース(接続箇所100ケ所
)について試験し、漏水した接続箇所を%で表示した。
(以下余白) (第1表の注) 傘■:外径89.0a+m、内径71.0m+*・t:
外径99.0 +am、内径89.Oa+mのソケ7)
継手〔効果〕 本発明によれば、架橋ポリオレフィン継手を使用して、
架橋ポリオレフィンパイプの安定な接続がミスなく可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の継手を使用してパイプの接続を°行っ
た場合の断面図である。 ! ・架橋ポリオレフィン継手 2・・ゲル分率が70%未満の部分 3・・ゲル分率が70%以上の部分 4.5・・各々パイプ 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内側表面近傍がゲル分率70%未満であり、当該内側表
    面近傍より外層がゲル分率70%以上である架橋ポリオ
    レフィン継手。
JP14604985A 1985-07-02 1985-07-02 架橋ポリオレフイン継手 Pending JPS629092A (ja)

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JP14604985A JPS629092A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 架橋ポリオレフイン継手

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JP14604985A JPS629092A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 架橋ポリオレフイン継手

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Publication Number Publication Date
JPS629092A true JPS629092A (ja) 1987-01-17

Family

ID=15398939

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14604985A Pending JPS629092A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 架橋ポリオレフイン継手

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JP (1) JPS629092A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021067795A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 国立大学法人横浜国立大学 生体モデル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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