JPS6289933A - 防眩型反射鏡 - Google Patents

防眩型反射鏡

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JPS6289933A
JPS6289933A JP23066385A JP23066385A JPS6289933A JP S6289933 A JPS6289933 A JP S6289933A JP 23066385 A JP23066385 A JP 23066385A JP 23066385 A JP23066385 A JP 23066385A JP S6289933 A JPS6289933 A JP S6289933A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal layer
voltage
transparent
glare
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Pending
Application number
JP23066385A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Omi
大見 真也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載用めルームミラーあるいはドアミラー等の
反射鏡に関するものであり、液晶の電気光学効果を利用
して後続車のヘッドライトからの入射光に応じて反射率
を変化させる防眩型反射鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、液晶防眩型反射鏡としては相転移型あるいは1/
4波長板と組み合わせた型のゲスト・ホスト(GH)方
式によるもの(例えば特開昭54−28158号公報)
と、動的散乱(DSM)方弐によるもの(例えば特公昭
48−35384号公報)が知られている。
ところで、上記GH方式によるものは、非防11々時の
視認性を確保するために、非防眩時の反射率を50%以
上にすると、防眩時の反射率を15%以下にすることが
できず、防眩時に十分な防眩効果を得られないという問
題がある。しかし、GH方式は、光吸収によって減光さ
せる方式であるため、防眩時の視認性に優れるという利
点がある。
一方上記DSM方式によるものは非防眩時の反射率を7
0%以上にして非防眩時の視認性を確保しつつ、防眩時
の反射率を6%程度に低下させることが可能であり防眩
効果には優れる。しかし、DSM方式は光散乱による減
光であるため防眩時の視認性に劣るという問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題点に鑑み、非防眩時に十分な視認性を
確保しつつ、非防眩時における防眩効果と視認性とを高
めることを目的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、上記目的を達成するために、内面に透
明電極が形成された一対の透明基板と、該透明基板の間
に設けられ、前記透明電極によって電圧を印加されて透
明度が低下する、色素が混入されたネガ型ネマチック液
晶層と、前記透明基板および前記液晶層を通過した光を
反射せしめる反射層とを有する防眩型反射鏡において、
前記液晶層に電圧を印加する場合、前記液晶層の上部を
ゲスト・ホストモードにし、前記液晶層の下部を動的散
乱モードにせしめるモード可変手段とを具備するという
技術手段を採用する。
〔作用〕
非防眩状態の時、つまり電圧が印加されていない時は、
ネガ型ネマチック液晶層の液晶および色素は、透明基板
に対して垂直になっており、透明基板を通過した光は、
色素の種類と混入される割合に応して液晶層を通過し、
反射層によって反射される。この場合例えば、反射率5
0%程度に色素の混入を調整すると非防眩状態の時は、
本発明の反射鏡に入射した光の約50%が反射され、十
分な視認性を得ることができる。
次に液晶に電圧が印加されると、液晶層は電圧印加によ
って液晶分子の配列が変化し、透明度が低下する。この
時、液晶層の上部はゲスI・・ホストモードになり、液
晶分子および色素は、透明基板に対して平行になる。し
たがって透明基板に通して液晶層に入射された光は、色
素に吸収され、液晶層の透明度が低下し、反射鏡の反射
率は例えば15%程度に低下するため、防眩効果が得ら
れる。この場合、鏡の反射率は、非防眩時に比べ大きく
低下するが、上述のように液晶層に入射した光が色素に
吸収されて透明度が低下するため、防眩時においても反
射鏡の上部ではある程度の視認性を確保することができ
る。しかし、上記のように15%程度の反射率では、車
両のヘッドライト等の強い光が入射された場合は、眩し
く感じる場合がある。
ところで車両用の防眩型反射鏡を車両のハックミラー等
に通用する場合に、後続車両のヘッドライトは反射鏡の
下部に入射される場合が多い。
ここで本発明の反射鏡の液晶層の下部は動的散乱モード
として作用するため、液晶分子は、電圧印加によって、
ランダムな配向となり、液晶上部のゲスト・ホストモー
ドより透明度を低くすることができる。この結果、反射
鏡の下部は6%程度の反射率となり、反射鏡の上部より
大きな防(1り効果を発揮することができる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明にがかる防眩型反射鏡を自動車バック
ミラーに通用した例を示し、支持部材lは、樹脂製の枠
体2を例えば車両のフロントガラス上方に位置せしめる
ものである。枠体2には、電圧の印加に応じて透明度が
変化するネガ型ネマチック液晶を有する液晶素子12、
およびこの液晶素子12への電圧印加を制御する制御回
路の制御基板30が組み込まれている。液晶素子12に
は、矢印Aに示すように車両後方からの光線が入射され
る。なお第1図に示す如く枠体2の下端には、後ろから
の強い光の有無を検出するフォトダイオード4が取付け
られている。このフォトダイオード4は、制御基板3に
形成された制JIB回路に電気的に接続されている。
次に、上記液晶素子12の具体的構成について第2図を
用いて説明する。
液晶素子12は一対の透明ガラス基板6a、6bを有し
、その内面にはITO(In203−3nO,)から成
る透明電極7a、7b、7cがスパッタリングにより形
成されている。この場合前面ガラス基板6a側の透明電
極は上部透明電極7bと下部透明電極7Cにパターニン
グされている。透明電極7a、7b、7cの表面には液
晶分子を垂直配向を実現するためラビング処理が施され
、た−塩基性カルボン酸クロム錯体の塗布によって配向
膜8が形成されており、配向膜8の間には液晶JilO
カ充填されている。スペーサ9によって液晶層10の間
隔は10μmに設定されている。液晶層10には誘電率
異方性が負のネマチック液晶10aに色素10bと有機
電解質等の導電剤とが混入された液晶混合物が注入され
ている。この液晶分子は、例えば、印加電圧が15■で
、平行配向となり、印加電圧が30V程度では、動的散
乱状態となる。透明ガラス基板6aの背面には、アルミ
ニウム、恨、り、ロム等の金属を蒸着することにより反
射量5が形成されている。
次に第3図に基づき上記液晶素子12の液晶分子の配向
状態を制御するための制御回路について説明する。
第3図において20は車載バッテリ、21は車両の前照
燈を点燈させるライトスイッチである。
22は昇圧回路で、液晶素子12を駆動するために、1
2Vのバッテリ電圧を30Vまで昇圧する。
23は5■の定電圧を発生する定電圧回路で、コンパレ
ータ24に入力電圧を供給する。コンパレータ24のプ
ラス入力端子24aには抵抗25により基準電圧が人力
され、マイナス入力端子24bには、抵抗26とフォト
ダイオード5で分圧された電圧が入力される。コンパレ
ータ24の出力側は、インバータ27.排他的論理和回
路28゜トランジスタ30に接続されている。排他的論
理和回路28のもう一方の入力側には、発振回路40が
接続され、出力側はトランジスタ29を介して、液晶素
子の電極7Cに接続される。インバータ27の出力側お
よび発振回路40には、へND回路31の入力側が接続
され、AND回路31の出力側はトランジスタ32に接
続される。トランジスタ32のコレクタは抵抗33と3
4の分圧点35に接続され、分圧点35は液晶素子12
の電極7bに接続される。また液晶素子12の電極7a
は、昇圧回路22によって出力される30Vの電圧を発
振回路40によってスイッチングさせるスイッチング回
路36に接続されている。このスイッチング回路36は
、発振回路40がオンレベルの時0■出力し、オフレベ
ルの時30Vを出力する。
次に上記構成を有する本実施例の作動について説明する
まず、昼間時等においてライトスイッチ21を投入して
いない時は、バッテリ20からの電源が各部回路に供給
されないため、液晶素子における液晶NIOは透明状態
を維持し、従ってバックミラーは車両後方からの光をそ
のまま反射し、後方視界を良°好にする。
他方、夜間時等においてヘッドライトを点灯させるべく
ライトスイッチ21を投入すると、バッテリ20からの
電源が各部回路に供給される。
この時、車両後方からの光がさほど強(ないと、フォト
ダイオード5と抵抗26の接続点の電位が、つまりコン
パレータ24の入力端子24bのレベルが、入力端子2
4aのレベルより大きく、コンパレータ24の出力がロ
ーレベルになる。そして、そのローレベル信号が排他的
論理和回路28に入力されることにより、排他的論理和
回路28は他方の入力である発振回路40の発振信号を
そのまま出力する。
トランジスタ29は、発振信号に同期してオン・オフし
、オン状態の時はOVが、またオフ状態の時は30Vが
それぞれ電極7Cに印加される。
一方、電極7aに印加されるスイッチング回路36の出
力S1は、上記発振信号と逆相であるため、発振回路4
0がオンの時はOvとなり、オフの時は30Vになり、
電極7Cと同じ電圧が印加される。このことにより、液
晶素子の電極7a。
7b、7cには、電位差が生じないため、液晶層10の
下部は透明状態を維持する。
また、コンパレータ24の出力カローレベルの時は、A
ND回路31の一方の入力部31aは、インバータ27
によってハイレベルに維持される。
よってAND回路31の出力は、発振回路40に同期し
て、ハイ・ローをくり返し、これによってトランジスタ
32はオン・オフをくり返す。この時トランジスタ30
はオフした状態であるため、分割点35の電位つまり出
力信号S2は1、発振回路40のオン・オフに同期して
OVと30Vとを交互にくり返す。またスイッチング回
路36の出力も上記のように0■と30Vとを交互にく
り返す。したがって液晶素子12電極7bには、電極7
cと同じレヘルの電圧が同時に印加される。
このことより、液晶N10の上部も下部と同様に透明状
態を維持する。
以上の結果、車両後方からの光がさほど強くないとバッ
クミラーは車両後方からの光りをそのまま反射し・、後
方視界を良好にする。
しかし、後続車あヘッドライト等により車両後方からの
光が強くなると、フォトダイオード4と抵抗13の接続
点24bの電位が入力端子24aよりローレベルに低下
し、コンパレータの出力がハイレベルになる。そして、
そのハイレベル信号が排他的論理和回路28に入力され
ることにより、排他的論理和回路28は他方の入力であ
る発振回路40の発振信号と逆相の発振信号を出力する
このことにより、トランジスタ29は発振回路40のオ
ン・オフと逆位相で、オン・オフし、出力信号S3は、
出力信号S1と逆相の発振信号となる。したがって電極
7a、7b、7cには、30Vの電圧が交互に印加され
、液晶層10の下部の液晶分子は、敗的敗乱状態となり
、不透明状態となる。
一方コンパレータ24がハイレベルとなると、AND回
路310入力部31aはインバータ27によってローレ
ベル状態となるため、AND回路の出力は、常にローレ
ベルとなり、トランジスタ32はオフレベルに維持され
る。一方トランジスタ30はコンパレータ24がハイレ
ベルの時は、オン状態に維持されるため、分割点35の
出力信号は、15Vの導通電圧となり、これが電極7b
に印加される。一方電極7aに印加されるスイッチング
回路36からの出力(言分S1は、30Vと0■の電圧
を交互出力する信号であるため、液晶層12のうち電極
?a、7b間の液晶は、15Vと一15Vの電圧が印加
され、液晶分子10aおよび色素はガラス基板6a、6
bに対し平行に配向し、ガラス基板6aから入射された
光は、液晶1’!10の色素10bにより吸収され、液
晶層10の上部も不透明となる。
この場合、下部の液晶層は動的散乱によって、不透明と
なるため上部より防眩効果が大きい。一般的に、後方車
両のヘッドライトからの光は、バックミラー下部に入射
されるため、非常に効果的な防眩状態が得られる。また
、液晶110の上部は、光の吸収により不透明状となる
ため、十数パーセントの反射率が確保され、防眩状態に
おいても、ある・程度の後方の視認性を確保できる。
また、本実施例εこよれば、電極の配置を分割させて、
2つの異なった電圧レヘルを印加するだけで、1つの液
晶層12を実質的に2つに分割することができ、省スペ
ースが可能となりしかも、非防眩状態の時、上部と下部
の境界が存在しないため、ユーザーに対して違和窓を与
えることがない。
なお、上述の実施例では、印加電圧の大きさによって、
液晶層10をゲスト・ホスト型と動的散乱型にしている
が、印加電圧の大きさを一定にして、周波数を可変する
ことによっても実現できる。
例えば、印加電圧を30Vにしておき、周波数を200
〜300H2以下にすると、動的散乱状態として、周波
数を50KHz〜300Hzにするとゲスト・ホスト型
として作用させることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、非防眩時に十分な
視認性を確保しつつ、非防眩時における防眩効果と視認
性とを高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用した自動車のバンクミラーの概略
断面図、第2図は第1図の部分詳細断面図、第3図は本
発明装置の制御回路図である。 4・・・フォトダイオード、5・・・反射層、6・・・
透明ガラス基板、7a、7b、7c・・・透明電極、8
・・・配向膜、10・・・液晶層、11・・・1/4波
長板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内面に透明電極が形成された一対の透明基板と、
    該透明基板の間に設けられ、前記透明電極によって電圧
    を印加されて透明度が低下する、色素が混入されたネガ
    型ネマチック液晶層と、前記透明基板および前記液晶層
    を通過した光を反射せしめる反射層とを有する防眩型反
    射鏡において、前記液晶層に電圧を印加する場合、前記
    液晶層の上部をゲスト・ホストモードにし、前記液晶層
    の下部を動的散乱モードにせしめるモード可変手段とを
    具備することを特徴とする防眩型反射鏡。
  2. (2)前記モード可変手段は、前記透明基板の少なくと
    も一方の内面上方に形成された第1透明電極と、前記透
    明基板の少なくとも一方の内面下方に、前記第1透明電
    極に対して分割して形成された第2透明電極と、前記第
    1透明電極に第1駆動電圧を印加し、前記第2透明電極
    に、第2駆動電圧を供給する電圧供給手段とから構成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防眩
    型反射鏡。
JP23066385A 1985-10-16 1985-10-16 防眩型反射鏡 Pending JPS6289933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2702719A1 (fr) * 1993-03-19 1994-09-23 Dynaprog Sarl Rétroviseur anti-éblouissant à filtre électro-optique.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2702719A1 (fr) * 1993-03-19 1994-09-23 Dynaprog Sarl Rétroviseur anti-éblouissant à filtre électro-optique.

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