JPS6289068A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写装置に係り、さらに詳しくいえば複写装置
における記録紙搬送経路中の搬送不良位置の標示装置に
改良を行った複写装置に関するものである。

〔従来の技術〕

記録紙搬送経路中の搬送不良位置の標示装置としては、
従来様々の装置があるが、いずれも複数の搬送不良検出
手段を有し、そのおのおのに直接ある℃・は駆動回路を
経て接続されたランプ、ＬＥＤあるいは液晶などの表示
器を表示パネル部に配設して成るもので、搬送不良を検
出したいずれかの検出手段に対応した表示器を点灯する
などして標示するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の標示波［ｌでは複数の表示器を必要としかつ各搬
送不良検出手段から各表示器への配線を必要とするので
その材料部品費も高額で組立作業及び保守作業も煩雑で
あった。

本発明はこのような点をかんがみて創案されたもので簡
易な構成で低コストの記録紙搬送不良位置の標示装置を
設けた複写装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は記録紙搬送経路中で搬送不良の発生と共に
、少なくとも記録紙搬送手段及び原稿露光手段が停止す
る複写装置において、前記原稿露光手段の停止位置で搬
送不良位置を標示するようにしたことを特徴とする複写
装置によって達成される。

〔実施例〕

以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図ないし第３図は第１の実施例を示すもので、第２
図は原稿露光手段（原稿走査手段）として照明ユニット
を移動させる方式の静電写真複写装置につ（・ての実施
例を説明するための要部断面図である。

複写装置本体上部中央には原稿りを載せる透明ガラス製
の原稿載置板Ｉが設けられ、その原稿載置板１の左端に
は、原稿りの大きさによって載置位置を指定するスケー
ル板２が設けられており、さらに原稿載置板ｌの上部に
は、載置した原稿りを覆う原稿カバー３が前倒可能に設
けられている。

原稿りは原稿載置板１上でンケール板２の指定するスケ
ールに合わせて載置され、原稿カバー３で覆われること
によりその移動が規制される。

原稿載置板１の下方の複写装置本体内には、露光ランプ
１０及び第１ミラー１１を備えた照明ユニット１２が、
上記原稿載置板ｌと平行にかつ第２図の左右方向へ直線
移動可能に設けられ、原稿りの全面を走査できるように
なっている。この照明ユニット１２には後述する指標取
り付は部５が設けられている。また、第２ミラー及び第
３ミラーを一体化することにより構成したミラーユニッ
ト５は、所定の光路長を保つように、照明ユニノ目２の
１／２の速度で第２図の左右方向に、かつ原稿載置板１
に対して平行に直線移動できるようになっている。

原稿載置板１上の原稿りからの反射光は上記第１ミラー
１１及びミラーユニット１５によって反射されたのちレ
ンズユニット１６に入射する、レンズ１６を出た光が第
４ミラー１７を経て像担持体としての感光体ドラム２０
上ヘスリノ目８を介して入射するようになっていて、原
稿りの像がレンズユニット１６によって感光体ドラム２
０上に投影され露光が行われるよってなっている。

帯電極２１は感光体ドラム２０に電荷を一様に帯電させ
、上記光学系からの露光によって第２図における時計方
向に回転する感光体ドラム２０上には、静電潜像が順次
形成されることになる。現像器２２はこの感光体ドラム
２０上の静電潜像を可視のトナー像にするものである。

一方、記録紙を給送する給送装置は、記録紙Ｐを収容す
る給紙カセット２３（ここでは２つ例示した）から記録
紙Ｐを１枚ずつ繰り出す給紙ｐ−ラ２４と、この繰り出
された記録紙Ｐを感光体ドラム２０側へ給送−ｔ−るレ
ジストローラ２５と上記給紙カセット２３とレジストロ
ーラ２５との間及びこのレジストｐ−ラ２５と後述する
転写極２８との間に配設された案内板２６及び２７とか
ら構成されている。

複写時には、選択された給紙カセット２３内の記録紙Ｐ
が給紙ローラ２４により繰り出され、案内板２６により
案内されてレンズ）ｐ−ラ２５に至るが、レンズ）ｃ−
−ラ２５は、感光体ドラム２０上の上記トナー像の先端
と記録紙Ｐとの先端が一致するような給紙タイミング信
号でもって駆動される。

転写極２８は感光体ドラム２０上のトナー像を記録紙Ｐ
上に転写するもの、分離極２９は感光体ドラム２０上か
ら記録紙Ｐを分離するもので、ここで分離された記録紙
Ｐは転写搬送手段３０を経て定着器３１へ送られ、熱定
着ローラ及び圧着ローラによって溶融定着されたのち、
排紙ローラ３２により排紙皿３３上へ排出されるように
なっている。転写工程終了後、上記感光体ドラム２０は
ドラム上に残留するトナーをクリーニング器３４によっ
て除去され次のサイクルに備えられる。

第２図中のＡはレジストルーラ２５の転写部側近傍に位
置して給紙部の記録紙搬送不良を検知するための給紙部
ジャム検知部材、Ｂは分離極２９とクリーニング器３４
との間に位置して転写部の゛記録紙搬送不良を検知する
ための転写部ジャム検知部材、Ｃは排紙ローラ３２の直
前に位置して排紙部の記録紙搬送不良を検知するための
排紙部ジャム検知部材である。上記検知部材Ａ、Ｂ及び
Ｃは例えば反射式あるいは透過式の光検知手段又はマイ
クロスイッチ等の検知手段により構成されていて、給紙
部ジャム検知部材Ａでは複写機の複写動作がスタートシ
てから正常動作において記録紙Ｐの先端がこの検知部材
Ａの位置に達するまでの時間を経過したのちに記録紙Ｐ
の通過が検知されない場合、その検知部材Ａの発する信
号によって複写機の複写動作を停止するようになってい
て、給紙部における給紙搬送不良を検知するようになっ
ている。

転写部ジャム検知部材Ｂでは複写機の複写動作がスター
トしてから記録紙Ｐ上にトナー像の転写が行われたのち
、記録紙Ｐが感光体ドラム２０から分離してほぼ転写搬
送手段３０に達するまでの所要時間を経過したのち感光
体ドラム２ｏ上に記録紙Ｐの存在を検知した場合、直ち
に転写部ジャム検知部材Ｂの発する信号によって、その
複写動作を停止するようになっていて、記録紙Ｐが感光
体ドラム２０より分離しないで感光体ドラム２０に巻き
ついた場合の異状を検知するようになっている。

また、排紙部ジャム検知部材Ｃでは複写機の複写動作が
スタートしてから正常動作において複写機の複写動作が
スタートしてから記録紙Ｐの先端が排紙ローラ３２のほ
ぼ直前に到達するまでの所要時間が経過したのち記録紙
Ｐの通過を検知しない場合、その検知部材Ｃの発する信
号によって直ちにその複写動作を停止するようになって
いて排紙部及び定着部の記録紙搬送不良を検知するよう
になっている。

以上に述べた複写機の動作と並行して上記照明ユニット
５は原稿りを全面走査するため、感光ドラム２０の回転
と同期して原稿載置板１に平行に第２図において左から
右に移動を行っている。そして例えばこの実施例におい
て給紙部ジャム検知部材Ａが働−・て複写機の複写動作
が停止するとき、照明ユニット５はその全行程の約１／
６進んだ位置に停止している。

転写部ジャム検知部材Ｂが働いて複写機の複写動作が停
止するとき、照明ユニット５はその全行程の約５／８進
んだ位置に停止して℃・る。

また、排紙部ジャム検知部材Ｃが働いて複写機の複写動
作が停止するとぎ、照明ユニット５はその全行程を進み
終りその行程の終端より左に向って約１／３戻った位置
に停止している。

以上述べたように給紙部、転写部及び排紙部の（・ずれ
かのジャム検知部材が働いて複写機の複写動作が停止す
るとき、それぞれの部位に対応するほぼ定った位置に照
明ユニット１２は停止しているので照明ユニット１２に
取り付けられた指標５の位置によって、記録紙の搬送不
良発生個所を知ることができる。

また、ミラーユニット１５も移動速度は照明ユニット１
２の１７２であるが、同じく原稿載置板ＩＫ平行にかつ
感光体ドラム２０に同期して第２図の左右方向へ直線移
動しているのでこのミラーユニット１５に指標を取り付
けることによって記録紙搬送不良位置を標示することが
できる。

第１図は照明ユニット移動方式の複写装置にお（・て照
明二二〕目２に指標を取り付けて記録紙搬送不良位置を
標示するようにした複写装置の外観図であり、第３図は
上記複写機の複写動作のフルーチャートである。

次に原稿露光手段（原稿走査手段）として光学系を固定
し原稿台を左右に移動する方式の静電写真複写装置につ
いて第４図ないし第６図によって説明する。

第４図は上記原稿台移動方式の複写機の要部断面図であ
る。複写装置本体上部には透明ガラス製の原稿載置板と
前倒し可能で原稿の移動を制限するようになっている原
稿カバー３などから構成されて、複写装置本体上部で第
４図で左右方向に移動可能な原稿台４が設けられている
。

原稿台４の下方の複写機本体内には、露光ランプ及びミ
ラーなどを備えた照明ユニット１２、レンズユニット１
６があり、複写装置本体内のほぼ中央に感光体ドラム２
０がある。照明ユニット１２によって照明された原稿の
像はレンズ二二ノ目６によって感光体ドラム２０の上に
投影され露光が行われるようになっている。感光体ドラ
ム２０上の感光体の帯電、露光、現像、転写、クリーニ
ングなどの工程と、給紙カ七ノ）　２３ｂあるいは手差
し用の記録紙台２３ａのいずれかから選択されて繰り出
された記録紙Ｐが給紙ｐ−ラ２４、レジストルーラ２５
などで給紙タイミングに合わせて給紙されたのち転写・
定着の工程を経て排紙台３３に排紙される工程順序は総
て第２図によって説明した照明ユニット移動方式の複写
装置と同じであるからその説明は省略する。

この装置において上記露光のため原稿を走査する方法と
しては原稿台４が感光体ドラム２０の回転と同期して第
４図において複写装置上部で左右に直線運動を行うので
あるが、露光の当初は原稿の一端から始めなければなら
ないので、例えば第４図のように本体中央部に感光体ド
ラム２０及びレンズユニット９を配設したものでは、原
稿台４は露光工程の前に第４図において二点鎖線で示し
た位置に移動して待機していなければならない。ここで
第２図に示した矢印人の方向に原稿台４が移動するのを
戻りといい、矢印Ｂの方向に移動するのを往きというこ
とにする。

原稿台４が上記待機位置から感光体ドラム２０の回転と
同期して往きの方向に移動して露光の工程が始る。そう
して給紙部ジャム検知部材Ａが働いてこの装置の複写動
作が停止するとき、転写部ジャム検知部材Ｂが働いてこ
の装置の複写動作が停止するとき、あるいは排紙部ジャ
ム検知部材Ｃが働いてこの装置の複写動作が停止すると
きのそれぞれの原稿台４の停止位置を示したのが第６図
である。また、上記動作のフローチャートを第５図に示
す。第６図に示すように記録紙搬送不良の発生した部位
によってそれぞれ定った位置に原稿台４は停止するので
例えば原稿台４の側面に指凛５を設は上記停止位置にそ
の停止位置に相当する記録紙搬送不良発生個所を複写装
置の表面に表示しておけば記録紙搬送不良の発生した個
所を知ることができる。

なお、上記説明ではジャムの検知部をＡ、ｒｌ。

Ｃの３個所としたが、之に限定されるものでないことは
勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば極めて簡単な構成で
記録紙搬送不良位置を標示できるので、従来必要であっ
た表示部品や配線材料を節約できるばかりでなく煩雑な
組立作業も廃止することができ保守も容易となり、極め
て優れた効果を奏することとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる照明ユニット移動方式の複写装
置の外観図、第２図は照明ユニット移動方式の複写装置
の要部断面図、第３図は照明ユニット移動方式の複写装
置の記録紙搬送不良位置標示に関係する動作のフローチ
ャート、第４図は原稿台移動方式の複写装置の要部断面
図、第５図は原稿台移動方式の複写装置の記録紙搬送不
良位置標示に関係する動作のフローチャートである。 第６図は上記フローチャートでの原稿台の位置関係を図
示したものである。 １　　原稿載置板　　３・−・原稿カバー４　・・・原
稿台　　　　５　　・指標７　　表示部　　　　１２　
　　照明ユニット１５　　・ミラーユニット １６　　　レンズユニット２０・　感光体ドラム２１・
　帯電器　　　　　２２・・現像器２３　　・　給紙カ
セット　　２４・−給Ｉｆ、　−−５２５・・レンスト
ｐ−ラ　２８４．転写極３！　　定着器　　　　　３２
　　排紙ローラ３３・・・・・排紙台　　　　３４．ク
リーニング器Ｐ　・　記録紙 Ａ　・・給紙部ジャム検知部材 Ｂ　・・転写部ジャム検知部材 Ｃ・・・排紙部ジャム検知部材 出願人　小西六写真工業株式会社 第３図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録紙搬送経路中で搬送不良の発生と共に、少な
   くとも記録紙搬送手段及び原稿露光手段が停止する複写
   装置において、前記原稿露光手段の停止位置で搬送不良
   位置を標示するようにしたことを特徴とする複写装置。
2. （２）前記原稿露光手段は移動する原稿載置台であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複写装置。
3. （３）前記原稿露光手段は移動する照明手段又は光学系
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複
   写装置。