JP2892107B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2892107B2
JP2892107B2 JP2156189A JP15618990A JP2892107B2 JP 2892107 B2 JP2892107 B2 JP 2892107B2 JP 2156189 A JP2156189 A JP 2156189A JP 15618990 A JP15618990 A JP 15618990A JP 2892107 B2 JP2892107 B2 JP 2892107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
transfer paper
transfer
sheet
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2156189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449145A (ja
Inventor
信和 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2156189A priority Critical patent/JP2892107B2/ja
Publication of JPH0449145A publication Critical patent/JPH0449145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2892107B2 publication Critical patent/JP2892107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機等において画像が形成される転写材
を幅方向に移動させて転写材上のの画像位置を整合する
画像形成装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成
装置として,給紙部から給紙した転写紙をその搬送方向
に直交する方向、すなわち転写紙の幅方向に位置決めし
て(以下横レジストを合せるという)、転写紙上に画像
を整合させる機能を持たせ、これにより画像の横レジス
トの精度を向上させた装置が提供されている。
このような画像形成装置においては、転写紙を透過型
光センサを用いて検知していて、この検知位置に対応し
て転写紙を挟持している搬送ローラをその軸線方向に転
写紙と共に移動させ、所定の位置に転写紙が到達したこ
とを検知すると、転写紙の移動を停止して転写紙上の画
像の整合を行なっている。
また、転写紙先端は、通常のレジストレーションを行
なう搬送ローラにより整合され、この搬送ローラの直前
に設けた転写紙有無検知センサにより転写紙の存在を確
認しつつ転写紙の横レジストを行なっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の画像形成装置において
は、シート搬送路中の転写紙の検知は、転写紙に直交し
た光軸で転写紙を検知できる透過型フォトインタラプタ
を用いているので検知精度は高いが、転写紙の透明度に
よっては転写紙を検知することができず、転写紙の横レ
ジストを所定外の位置までずらしてしまうという欠点が
あった。
このため、シート搬送路に給送される転写紙が、手差
し給紙モードのように透明度が特定されないものである
場合には、転写紙の横レジストを行なうことができなか
った。また、かりに転写紙を検知することができなく
て、転写紙を横レジストの可調範囲一杯まで一度移動さ
せた後に元に戻すと、その往復の途中で転写紙の斜行を
誘発したり、転写紙の整合に長時間を要して複写速度が
低下する問題がある。
そこで、本発明は、転写紙の透明度を判定して転写紙
が横レジスト可能であるか否かを判定し、横レジスト可
能の転写紙のみを横レジストして、シワ等の発生を生じ
ることなく転写紙の横レジストを可能にすることを図っ
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、シート搬送路を搬送される転写紙の搬送方
向に直交する幅方向の位置を検知する第1の紙検知手段
と、前記転写紙を幅方向に移動させて紙端を所定位置に
整合させる整合手段と、前記シート搬送路の前記第1の
紙検知手段の位置から搬送方向上流位置に配設され、前
記転写紙の有無を検知する転写紙有無検知手段と、を有
する画像形成装置において、前記第1の紙検知手段は、
前記転写紙の透過光量又は反射光量を検知する光量検知
素子を含み、前記転写紙有無検知手段は前記転写紙の有
無を機械的に検知し、前記搬送方向に関し前記第1の紙
検知手段と前記転写紙有無検知手段との間に、前記第1
の紙検知手段と同一形態の光量検知素子を含む第2の紙
検知手段を配置し、前記第1及び第2の紙検知手段によ
り前記整合手段の作動を制御するようにしたことを特徴
とするものである。
また本発明は、前記転写紙有無検知手段により転写紙
を検知した後、前記第2の紙検知手段により転写紙有が
検知された場合には、前記第1の紙検知手段により前記
転写紙を検知すべく該転写紙を移動し、前記第2の紙検
知センサにより転写紙有りが検知されない場合には、該
転写紙を移動させないよう前記整合手段の作動を制御す
ることを特徴とするものである。
(ホ)作用 以上構成に基づき、搬送路中を搬送された転写紙を、
転写紙有無検知手段により機械的に検知した後、透過光
量又は反射光量を検知する光量検知素子を含む第2の紙
検知手段により転写紙有が検知されると、転写紙は整合
手段により搬送方向と直交する方向、即ち透過光量又は
反射光量を検知する光量検知素子を含む第1の紙検知手
段の方向に移動されて転写紙の横レジストが行なわれ
る。
また、転写紙有無検知手段による転写紙の検知にもか
かわらず第2の紙検知センサにより転写紙有りが検知さ
れないとき、即ち転写紙が、第2の紙検知手段が検知が
できない透明度を有する場合には転写紙の横レジストを
行なわない。
(へ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本発明が適用されている画像形成装置の一
例を示している。同図において、画像形成装置1の装置
本体2の上部に設けられたプラテンガラス41には原稿42
が積載されている。プラテンガラス41の下方の配設され
た光学系47は、矢印方向に移動して上記原稿42を走査す
るランプ43、移動ミラー44、複数の固定ミラー45及びレ
ンズ46等から構成されており、この光学系47により原稿
42からの反射光は矢印方向に回転自在の感光ドラム49へ
導かれる。
感光ドラム49は、一次帯電器50により一様に帯電され
た後、上記の光学系47による露光により、原稿像に対応
した静電潜像が形成される。感光ドラム49の周辺には、
色トナー(例えば赤、青、マゼンタ等)を収納している
色現像器51と、黒トナーを収納している黒現像器52がそ
れぞれ配設されている。これらの現像器51,52はそれぞ
れ矢印方向に移動可能になっていて、所望の色現像に応
じて感光ドラム49へ近接して感光ドラム49上の静電潜像
を顕画化している。第2図の場合は、色現像器51が離隔
して黒現像器52が感光ドラム49に近接しているので感光
ドラム49上には黒画像が形成される。このトナー像は、
転写帯電器53により後述する転写紙に転写される。その
後、感光ドラム49は、クリーナ55へ至ってドラム表面上
の残留トナーが除去され、再び次の工程へ戻る。
装置本体2内の前部(図において右部)には、装置本
体2に着脱自在の複数のカセット56,57と、このカセッ
ト56,57に収納されている転写紙Pを給紙するための給
紙ローラ59,60等がそれぞれ配設されている。給紙ロー
ラ59の下流側には、搬送ローラ対61及びガイド板対62,6
3及びレジストローラ対5等が順次配設されている。ま
た、他方の給紙ローラ60の下流側にも、搬送ローラ対6
5,ガイド板対66,67等が順次配設されていて、その下流
側は上記レジストローラ対5に至っている。さらに、カ
セット56の上方には、矢印方向に回動自在の手差しトレ
イ69及びガイド板70がそれぞれ配設されている。
例えばカセット56内の転写紙Pは、次のような動作を
行なって原稿像を複写される。装置本体2内への転写紙
Pの給送には以下の方式がある。その1つは、カセット
56(又は57)内の転写紙Pが搬送ローラ対61により分離
されて給紙され、ガイド板対62,63によりガイドされて
レジストローラ対5へ送られる。他の方法は、いわゆる
手差し給紙といわれる給紙方式であり、この場合、手差
しトレイ69を矢印方向に回動させて、転写紙Pを手差し
中板70及び手差しトレイ69に載置することにより、一番
目の給紙方式と同様にして転写紙Pがレジストローラ対
5に送り込まれる。
レジストローラ対5は、感光ドラム49上の顕画像(以
下トナー像という)と転写紙Pとが一致するようにタイ
ミングをとって回転を始めて転写紙Pを感光ドラム49の
下部表面に送り込む。この転写紙Pは、転写帯電器53に
よりトナー像が転写され、さらに分離帯電器71により感
光ドラム49から分離されて、搬送ガイド72を介し定着器
73に送り込まれてトナー像が定着される。
定着器73の下流側には、第1の排出ローラ75、第1の
フラッパ76、第2のフラッパ77及び第2の排出ローラ79
等が順次配設されており、定着を終えた転写紙Pは、こ
れらを介して装置本体2外へ排出される。図において
は、第2のフラッパ77は転写紙Pの通路を遮った状態に
あるが、この第2フラッパ77は軽い材料からなってい
て、図において時計方向に容易に回動自在になっている
ので、転写紙Pが通過する時には転写紙P先端により押
し上げられて、転写紙Pに対して退避した位置をとるの
で転写紙Pの通過には支障は生じない。
この画像形成装置1では、以上述べた基本的な転写紙
Pの動作とは別に次のような動作が行なえるようになっ
ている。
その1つは、転写紙Pに両面複写を行なうための動作
である。両面複写の場合、転写紙Pの1面側への複写動
作は先に述べた動作とほぼ同じで、転写紙Pは第2の排
出ローラ79まで搬送される。この第2の排出ローラ79は
転写紙Pを装置外へ搬送していくが、画像形成装置1に
両面複写が指定されている場合には、検知アーム80及び
光センサ81が転写紙後端を検知し、転写紙後端が第2の
フラッパ77を通過後に、第2の排出ローラ79は転写紙P
をくわえたまま逆転を始める。
従って、転写紙Pは後端をさきにして再び装置本体2
内に送り込まれる。そして、第1のフラッパ76及び第2
のフラッパ77の左側傾斜面及びガイド板82,85を介しロ
ーラ対86へ送られる。その後、転写紙Pはローラ対87を
へて再給紙ローラ89へ導かれる。この時点で、再給紙ロ
ーラ89は停止しており、転写紙Pが再給紙ローラ89に完
全に突き当たった後にローラ86,87も回転を停止する。
そして、転写紙Pは2面側への複写動作に対して待機す
る。その後、第2側への複写信号が出されると、再給紙
ローラ89は回転を始めて、転写紙Pはガイド板90,91を
介してレジストローラ対5へ送り込まれる。
また、もう一つの転写紙Pの動作として、転写紙Pの
1面側に2回以上の複写を行なう多重複写の場合の動作
がある。この動作の場合、1回目の複写における転写の
動作は前述した基本動作の場合とほぼ同様であるが、多
重複写モードが指定されていると第1のフラッパ76は破
線で示す状態となり、第1の排出ローラ75から送り出さ
れた転写紙Pは第2のフラッパ77の右側斜面とガイド板
83に導かれ、そのまま再給紙ローラ89まで送られる。
その後の転写紙Pの動作は両面複写モードの場合と同
様であり、1面側と同じ面に2回目の複写をされた転写
紙Pは最終的に第2の排出ローラ79により装置外に排出
される。なお、第1のフラッパ76は、1回目の複写後に
転写紙Pが再給紙ローラ89に送り込まれた時点で実線の
位置に戻り、2回目の複写後の複写紙通過に備えてい
る。
次に、本発明の要部である紙検知、横レジスト機構の
一実施例を第1図に基づいて説明する。
同図において、レジストローラ対5は駆動ローラ5aと
これに圧接して従動回転する従動ローラ5bとからなって
いる。駆動ローラ5aと一体の支軸9及び従動ローラ5bの
支軸は、枠体7に設けられた両折曲片7c,7dに回転自在
にそれぞれ装着されている。支軸9の一端部には、支軸
9に回転自在に設けられた入力ギヤ10bと支軸9に固定
されたクラッチ10aとから電磁クラッチ10が配設されて
おり、上記クラッチ10aは、不図示の駆動源に接続され
る支軸11aと一体の駆動ギヤ11に噛合している。
枠体7の一端部には、レジストローラ対5と平行をな
す腕部7aが一体的に形成されており、この腕部7aの上部
に形成されたラック7bにはピニオン12が噛合している。
レジスト用のモータ15の出力軸にはウォーム16が設けら
れており、このウォーム16は上記ピニオン12と一体のウ
ォームホィール13と噛合している。上記のラック7b、ピ
ニオン12及びモータ15等により、転写紙Pの横レジスト
を行なう整合手段18が構成されている。
ラック7bの下部にはフラグ22が固着され、またその下
方には上記フラグ22の側縁22aを検知する間隙23bを有す
るフォトインタラプタ23aが固設されており、上記フラ
グ22及びフォトインタラプタ23aによりレジストローラ
対5のホームポジションを出力するホームポジションセ
ンサ23が構成されている。
第2図におけるカセット56,57から給紙される転写紙
P、又は再給紙ローラ89により再給紙される転写紙P
は、第1図において矢印A方向からレジストローラ対5
へ搬送されてくる。また、上記モータ15の回転は、ウォ
ームホィール13,ピニオン12を介して腕部7aに伝達さ
れ、これと一体の枠体7に支持されているレジストロー
ラ対5は、転写紙Pの搬送方向矢印Aと直交をなす幅方
向即ち矢印B方向に移動される。なお、モータ15に付し
た(+),(−)の符号は、ウォーム16の何れかの回転
方向を示していて、モータ15の回転によりレジストロー
ラ対5は矢印Bの(+)又は(−)の同符号方向に移動
するようになっている。
レジストローラ対5近傍の上流側、即ち転写紙Pが進
入してくる側には、転写紙Pの有無を機械的に検知する
転写紙有無検知手段6が配設されており、この転写紙有
無検知手段6は、転写紙Pにより押圧されて支軸の周り
を回動する検知アーム6cと、この検知アーム6cと一体の
フラグ6bを検知するフォトインタラプタ6aからなってい
る。上記転写紙有無検知手段6は、転写紙Pの先端P1
レジストローラ対5に当接してループを形成して斜行を
矯正すると共に横レジストをスムーズに行なうための起
点信号を出力する。
転写紙Pの搬送路中の一端部には、転写紙Pを検知す
るための第1の紙検知センサ(第1の紙検知手段)17が
配設されており、この第1の紙検知センサ17は透過型の
フォトインタラプタであって、転写紙Pの面にほぼ垂直
の光軸19を有している。
さらに、上記第1の紙検知センサ17の近傍には、第2
の紙検知センサ(第2の紙検知手段)20が配設されてお
り、この第2の紙検知センサ20は上記第1の紙検知セン
サ17と同一形態、即ち透過型のフォトインタラプタから
なっていて、その配置位置(詳しくは光軸21の位置)
は、第1の紙検知センサ17と前記転写紙有無検知手段6
との間に配設されている。
上記何れのフォトインタラプタ(第1、第2の紙検知
センサ17,20)も検知レベルを内蔵していて、ある一定
以下の透過光量において転写紙Pの判別信号を出力す
る。
次に、上述のように構成された紙検知、横レジスト機
構の動作を第2図及び第3図により説明する。
転写紙Pが、第2図に示す搬送ローラ対61,65又は再
給紙ローラ89等の上流側の給紙・搬送手段により矢印A
方向に搬送されてきて、転写紙有無検知手段6がこの転
写紙Pを検知してから所定時間経過後、即ち、停止して
いるレジストローラ対5に転写紙Pが当接してループを
形成した後に上記の搬送手段が停止される。ここで、装
置本体2の光学系47の移動により発っせられるレジスト
ローラ対5の起動信号を待機する。
この時、転写紙Pの基準端が所定位置よりも矢印Bの
h(+)方向にズレている場合には第1の紙検知センサ
17は転写紙無しを、そして第2の紙検知センサ20は転写
紙有りをそれぞれ検知する。この場合、万一転写紙Pが
半透明であって転写紙Pの透過光量が紙検知センサ17,2
0の検知レベルを越える場合には、第2の紙検知センサ2
0も転写紙無しを検知する。
しかしながら、この現象は転写紙有無検知手段6の出
力に反する。即ち、転写紙有無検知手段6は機械的接触
で転写紙Pの有無を判断しているから、転写紙有無検知
手段6が転写紙Pを検知している状態で第2の紙検知セ
ンサ20が転写紙Pを検知しないときは、転写紙Pが透明
なものであると判定し、第1の紙検知センサ17が検知で
きないものとして横レジストを行なわないで転写紙Pを
ホームポジションにリターンさせる。
通常の複写の場合、レジストローラ対5の起動信号に
よりレジストローラ対5を駆動する電磁クラッチ10がON
してその入力ギヤ10bが駆動ギヤ11からの駆動を支軸9
に伝達してレジストローラ対5を回転させる。同時に、
上流側の前述した給紙・搬送手段を起動して、転写紙P
の横レジストを容易に行なうためにループを形成するま
で転写紙Pが搬送される。
次いで、レジスト用のモータ15を起動して枠体7を矢
印B方向に移動させて第1の紙検知センサ17が転写紙P
の紙端P2を検知した時点でモータ15を停止して転写紙P
の横レジストを完了する。また、給紙・搬送手段により
搬送されてきた転写紙Pが矢印Bの(−)方向にズレて
いて、第1の紙検知センサ17及び第2の紙検知センサ20
ともに転写紙有りを検知した場合には、レジストローラ
対5起動後の横レジスト調整時点において、枠体7が矢
印Bの(+)方向に一度移動するように起動し、第1の
紙検知センサ17の出力が転写紙無しを示すものとなった
後にモータ15を逆転させ、第1の紙検知センサ17の出力
が転写紙有りを示すものとなった時点でモータ15が停止
される。
なお、レジストローラ対5のホームポジションは前述
したホームポジションセンサ23により検知されていて、
フラグ22の側縁22aがフォトインタラプタ23aの間隙23b
内に入るようにモータ15を正逆回転させてレジストロー
ラ対5のホームポジションが決められている。本実施例
では、上記間隙23bの寸法は約0.5〜1mmに設定されてい
る。
上述したように、転写紙有無検知手段6により転写紙
Pが検知された時点で、あらかじめ転写紙Pの検知レベ
ルを第2の紙検知センサ20により検知し、転写紙Pが検
知可能であると判定された後、第1の紙検知センサ17が
転写紙Pを検知すると、転写紙Pの幅方向(搬送方向と
直角方向)のレジストを行なうようにすることにより、
カセット56,57、再給紙部及び手差しトレイ69の何れの
給紙部から搬送される転写紙Pであっても横レジストを
ジャムを生じることなく行なうことができる。
また、複写を行なう転写紙Pとして、透明紙及び半透
明紙の使用量は、通常紙に比べて比率が少ないので、殆
どの転写紙Pの横レジストを行なうことができる。
なお、第1の紙検知センサ17たるフォトインタラプタ
の光量閾値を第2の紙検知センサ20の光量閾値に比して
小さくして、即ち第2の紙検知センサ20の方が第1の紙
検知センサ17よりもより大きな透過光量で転写紙Pを判
別するようにして、同一の転写紙Pに対し第2の紙検知
センサ20によって有無を判断できると共に、第1の紙検
知センサ17でも必ず転写紙Pの有無判断が可能にしてあ
る。
また、第2の紙検知センサ20は、第1の紙検知センサ
17よりも装置中央寄りであって、しかも第1の紙検知セ
ンサ17近傍に備えてあるので、転写紙Pの部分的なムラ
等の影響を極力少なくすることができて、転写紙Pの横
レジスト時の整合安定性を向上させることができる。
第4図は、本発明の第2の実施例におけるレジストロ
ーラ部を示している。なお、第1の実施例と同じ機能の
ものは同一符号で表わしてその説明は省略する。
同図において、転写紙Pの搬送路中の一端部には転写
紙Pを検知する反射型フォトインタラプタからなる第1
の紙検知センサ25が配設されている。この第1の紙検知
センサ25の近傍であって、第1の紙検知センサ25と転写
紙有無検知手段6との中間には、上記第1の紙検知セン
サ25と同一方式の反射型フォトインタラプタからなる第
2の紙検知センサ26が配設されている。
これらの紙検知手段25,26の光軸を含む面は、転写紙
Pの紙面に対して垂直となるように、かつ、レジストロ
ーラ対5のニップ部(母線)に対しても垂直となるよに
それぞれ配設されている。
上記の両紙検知手段25,26により、前述した両紙検知
センサ17,25と同様にして転写紙Pの紙端P2のレジスト
が行なわれる。上述したように転写紙Pの検知を行なう
紙検知センサ25,26は、反射型フォトインタラプタの発
光面及び受光面とも転写紙Pの上方位置に下向きに配設
されているので、発光面、受光面への異物の付着等によ
る転写紙Pの検知能力が変化することが防止されてい
る。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、搬送路中を搬
送される転写紙を検知する第1の紙検知センサに加え
て、これと転写紙有無検知手段との間に補助検知手段と
しての第2の紙検知センサを配設することにより、転写
紙の横レジストを行なう際に転写紙の透明度を自動的に
判別して転写紙の検知の可否を判別でき、これによりカ
セット(給紙台)給紙及び手差し給紙に左右されること
なく検知可能の総ての転写紙Pの横レジストを行なうこ
とができ、また検知不可能なOHPフィルム等の透明度の
高い転写紙はその横レジストを回避することができる。
また、転写紙の検知を行なう光学的検知手段は、転写
紙に対して非接触かつ高精度検出可能であるので、転写
紙の腰の剛弱にかかわらず安定した転写紙の検知位置決
めが可能である。
また、転写紙の透明度が高くて検知不可能もしくは不
安定な紙質の転写紙を謝って横レジストさせようとし
て、転写紙を検知手段側に寄せ過ぎてこれによる転写紙
の斜行やシワが発生する現象はあらかじめ阻止されてい
る。また、同一呼称の転写紙の中の紙質のバラツキ等に
かかわらず転写紙の検知可否が自動的に判別されるの
で、装置の操作者が複写の都度転写紙の横レジスト可否
を判別する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す画像形成装置の紙
検知、横レジスト機構の斜視図、第2図は本発明が適用
されている画像形成装置の縦断側面図、第3図は同じく
フローチャート、第4図は本発明の第2の実施例を示す
画像形成装置のレジストローラ部の斜視図である。 P…転写紙、P2…紙端、1…画像形成装置、2…装置本
体、5…レジストローラ対、6…転写紙有無検知手段、
17…第1の紙検知センサ(第1の紙検知手段)、18…整
合手段、20…第2の紙検知センサ(第2の紙検知手
段)、25…第1の紙検知センサ(第1の紙検知手段)、
26…第2の紙検知センサ(第2の紙検知手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/10 B65H 7/14 B65H 9/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート搬送路を搬送される転写紙の搬送方
    向に直交する幅方向の位置を検知する第1の紙検知手段
    と、前記転写紙を幅方向に移動させて紙端を所定位置に
    整合させる整合手段と、前記シート搬送路の前記第1の
    紙検知手段の位置から搬送方向上流位置に配設され、前
    記転写紙の有無を検知する転写紙有無検知手段と、を有
    する画像形成装置において、 前記第1の紙検知手段は、前記転写紙の透過光量又は反
    射光量を検知する光量検知素子を含み、前記転写紙有無
    検知手段は前記転写紙の有無を機械的に検知し、前記搬
    送方向に関し前記第1の紙検知手段と前記転写紙有無検
    知手段との間に、前記第1の紙検知手段と同一形態の光
    量検知素子を含む第2の紙検知手段を配置し、前記第1
    及び第2の紙検知手段により前記整合手段の作動を制御
    するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記転写紙有無検知手段により転写紙を検
    知した後、前記第2の紙検知手段により転写紙有が検知
    された場合には、前記第1の紙検知手段により前記転写
    紙を検知すべく該転写紙を移動し、前記第2の紙検知セ
    ンサにより転写紙有りが検知されない場合には、該転写
    紙を移動させないよう前記整合手段の作動を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2156189A 1990-06-14 1990-06-14 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2892107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2156189A JP2892107B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2156189A JP2892107B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449145A JPH0449145A (ja) 1992-02-18
JP2892107B2 true JP2892107B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=15622318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2156189A Expired - Fee Related JP2892107B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2892107B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998018053A1 (de) * 1996-10-22 1998-04-30 Oce Printing Systems Gmbh Ausrichtvorrichtung
JP4717547B2 (ja) * 2005-08-12 2011-07-06 東芝テック株式会社 プリンタ
JP6347250B2 (ja) * 2015-10-23 2018-06-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041916B2 (ja) * 1977-09-22 1985-09-19 株式会社日立製作所 衛星画像補正システム
JPS62205948A (ja) * 1986-03-05 1987-09-10 Sharp Corp ジヤム予防装置
JPH01294142A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Canon Inc シート搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0449145A (ja) 1992-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04277151A (ja) シート材搬送装置
JP2892107B2 (ja) 画像形成装置
JP2007137618A (ja) シート搬送装置
JPS6056750A (ja) シ−ト状物の検知装置
JP2506820B2 (ja) 画像形成装置
JPH03192381A (ja) 用紙搬送装置
JPH09188442A (ja) 用紙搬送装置
JP4526510B2 (ja) 画像形成装置
JP2977965B2 (ja) 画像形成装置
JP3254500B2 (ja) 画像形成装置
JPH1059582A (ja) シート材検出装置および画像形成装置
JP2688038B2 (ja) シート搬送装置
JP2000034039A (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
JPH09124187A (ja) 画像形成装置
JPH0912182A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2821283B2 (ja) 画像形成装置
JPS6325345B2 (ja)
JP3251681B2 (ja) 画像形成装置
JP2002316748A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JPS61178339A (ja) 給紙装置
JP2758678B2 (ja) 画像形成装置
JPS6382275A (ja) シ−ト搬送方法
JPS61188559A (ja) 並列搬送型複写機
JPH06601B2 (ja) 複写機における給紙搬送装置
JP2003081489A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees