JPH0264660A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学系の移動によって原稿像の走査を行う電
子写真方式の複写装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、電子写真式の複写装置にあっては、記録紙の搬送
経路において搬送手段の故障、記録紙の反り、曲り等に
よって記録紙詰まり、記録紙不搬送等の搬送不良を起こ
すことがある。このため搬送経路の上記搬送不良の起き
易い箇所に、例えば光電的な手段で記録紙の有無や通過
を検知する検知手段を設け、記録紙の搬送不良が発生す
ると、その時点でコピー動作総てを直ちに停止して、点
検・搬送不良排除がなされるよう待機する状態にしてい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の複写装置においては、上記のように記録紙の搬送
不良が発生すると、直ちに全動作を停止させていた。従
って、走査用の光学系は移動途中に停止しているので、
点検・搬送不良排除の作業を終了して再びコピー動作を
開始するに当たり、上記光学系をスタート位置に一々復
帰させなければならなかった。このｔ；め不良排除後の
最初のコピー動作時間が長くなるという問題点があった
。

本発明は、かかる問題点を解決し、記録紙搬送不良の点
検・排除後の最初のコピー動作が、通常の動作と同様に
速やかに行われる複写装置を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、光学系の移動によって原稿像の走査を行い
、記録紙上に転写されたトナー像を定着したのち排出す
る複写装置において、前記記録紙の給紙搬送過程に搬送
不良を検知する検知手段を設け、該検知手段が搬送不良
を検知したときは、その検知位置に応じて給紙・搬送系
を停止するとともに、前記光学系はスタート位置に復帰
することを特徴とする複写装置によって達成される。

〔実施例〕

以下図面を用いて本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す要部断面図、第
２図は本発明の制御手順を示すフローチャート、第３図
は本発明の動作制御を機能別に示した図である。第１図
において、ｌはドラム状の支持体の表面に感光層を形成
した感光体ドラム、２は感光体ドラムｌの表面の帯電を
消去する帯電前消去ランプ、３は感光体ドラムｌの表面
を一様に帯電させる帯電器、４は現像スリーブ４Ｉその
他を備えた現像装置、５は記録紙を収納しｔ；給紙用の
カセット、６は転写器、７は分離器、８はヒータを内蔵
した定着ローラ８１及び圧接ローラ８２等を備えた定着
装置、９はクリーニング装置、１０は制御部、１１は露
光ランプ２０．第１ミラー２Ｉからなる第１ミラーユニ
ツト、１２は第２ミラー２２．第３ミラー２３からなる
第２ミラーユニツト、２５はレンズ、２４は第４ミラー
　Ｌは露光光、１３は本体フレーム、１４は透明なガラ
スからなる原稿載置台、Ｄは原稿、１５は原稿カバー、
３１はカセット５から記録紙を１枚ずつ繰り出すための
給紙ローラ、３２はレジストローラ、３３は感光体ドラ
ムｌから分離されトナー像を転写された記録紙を定着装
置８に搬送する搬送ベルト、３４は排紙ローラ、Ｓｌは
レジストローラ３２の近傍に設置され、例えば発光素子
、受光素子等からなり光電的に記録紙の有無を検出し給
紙が異常なく行われたかどうかを検出する手段である給
紙センサ、Ｓ２は定着ローラ８１の近傍に設置され記録
紙の有無を検出して、感光体ドラム１からの記録紙の搬
送及び排紙が異常なく行われたかどうかを検出する手段
である排紙センサ、Ｍｌは電磁クラッチ等を介して感光
体ドラムエ、定着装置８及び給紙ローラ３１．レジスト
ローラ３２．搬送ベルト３３．排紙ローラ３４等を駆動
するモータ、Ｍ２は第１ミラーユニツト１１及び第２ミ
ラーユニツト１２を駆動するモータ、Ｍ３は装置冷却用
のファンを駆動するモータであり、１点鎖線は記録紙の
搬送経路を示す。

次に上記第１図に示す本発明の一実施例である複写装置
の動作について説明する。

まず複写装置の図示しない操作パネルのコピー釦を押圧
してコピー動作をスタートさせると、感光体ドラムｌは
矢示方向に回転しコピー動作がスタートする。すると第
１ミラーユニツト１１は原稿載置”Ｍｌ４と平行に、か
つ図面左右方向へ直線移動して、原稿りの全面を光学走
査する。第２ミラーユニツト１２は所定の光路長を保つ
ように、第１ミラーユニツト１１の１／２の速度で左右
方向に直線移動する。勿論第２ミラーユニツトＩ２の移
動は上記第１ミラーユニツト１１と同様に原稿載置台１
４に対して平行である。原稿載置台１４上の原稿りがら
の反射光は、第１ミラーユニット１１％　第２　ミ７−
ユニソト１２によって反射され、さらにレンズ２５及び
第４ミラー２４を経て、回転する像支持体である感光体
ドラム１上へ露光光りとなって投射される。

感光体ドラム１周面は、コピー動作スタートと同時に帯
電前消去ランプ２によって一様消去されたのち、帯電器
３により電荷を与えられているので、露光光りによって
感光体ドラム１上には、原稿りの像に対応した静電潜像
が順次形成されることになる。走査が終わると第１ミラ
ーユニツト１１及び第２ミラーユニツトＩ２は元のスタ
ート位置Ｉこ戻り、次のコピーまで待機する。

一方回転する感光体ドラムｌ上の上記静電潜像は、現像
装置３によって現像され可視のトナー像となる。

感光体ドラムｌはさらに回転を続け、カセット５内の記
録紙は給紙ローラ３１により１枚ずつ繰り出され、感光
体ドラムｌ上の上記トナー像の先端と記録紙の先端とが
一致するように、給紙タイミング信号に基づいて作動す
るレジストローラ３２により給紙される。そののち転写
器６により感光体ドラムｌ上のトナー像は記録紙上に転
写される。

そして分離器７により感光体ドラムｌ上から分離された
記録紙は、搬送ベルト３３を経て定着装置８へ送られ溶
融定着されたのち、排紙ローラ３４により装置外へ排出
される。

一方、感光体ドラムｌ上に残留するトナーはクリーニン
グ装置９によって清掃されて、次のコピーへの準備がな
される。

以上は通常のコピー動作である。次に記録紙の搬送不良
が発生した場合の動作について説明する。

第２図のフローチャートに示すように、給紙センサＳ１
又は排紙センサＳ２によって記録紙の搬送不良が検知さ
れると、制御部ｌＯはその情報を受は取り下記の動作制
御を行い、装置の点検・搬送不良排除に待機する。

ａ；給紙センサＳ１から搬送不良の信号が入力された場
合は、まず給紙ローラ３１．レジストローラ３２等の給
紙系の動作を停止させ、走査用の光学系（第１ミラーユ
ニット１１．第２ミラーユニツト１２）をスタート位置
に復帰させたのち、或は復帰に先立って図示省略した操
作ボードの表示部に記録紙搬送不良の表示を行う。しか
しその前に給紙された記録紙についてのコピー動作が終
了していない場合は、給紙系の動作を停止したまま、残
りのコピー動作を引き続いて行わせ、記録紙が排出され
る終了時点で全動作を停止させる。

ｂ；排紙センサＳ２から搬送不良の信号が入力された場
合は、上お給紙系とともに搬送ベルト３３゜定着装置８
．排紙ローラ３４等の搬送系の動作をも停止させ、走査
用の光学系をスタート位置に復帰させたのち、図示省略
した操作ボードの表示部に記録紙搬送不良の表示を行い
全動作を停止させる。

勿論、給紙・搬送系を停止した時点で記録紙搬送不良の
表示を行い、走査用の光学系をスターＩ〜位置に復帰さ
せてもよい。

第３図は以上の動作制御を機能別に示したものである。

図中、光学系移動機能とあるのは第１ミラーユニツト１
１及び第２ミラーユニツト１２の走査用の光学系の移動
機能を、給紙機能とあるのは給紙ローラ３１及びレジス
トローラ３２等の給紙機能を、排紙機能とあるのは搬送
ベルト３３．定着装置８及び排紙ローラ３４等の記録紙
搬送排出機能を、感光体移動機能とあるのは感光体ドラ
ムｌの回転移動機能を指す。いずれの場合も走査用の光
学系をスタート位置に復帰させたのち総ての動作を停止
する。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、複写装置の給紙・搬送過
程に給紙・搬送不良を検知する検知手段を設け、その検
知手段が給紙・搬送不良を検知したときは、その検知位
置に応じて給紙・搬送系を選択的に停止するとともに、
走査用の光学系をスタート位置に復帰させるようにした
ので、必要とする搬送不良排除の作業が容易であるばか
りでなく、点検・搬送不良排除が終了したのちは速やか
に次のコピー動作に移行できる複写装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す要部断面図、 第２図は本発明の制御手順を示すフローチャート、 第３図は本発明の動作制御を機能別に示した図である。 ■・・・感光体ドラム　　　　５・・・カセット６・・
・転写器　　　　　　　７・・・分離器８・・・定着装
置　　　　　　ＩＯ・・・制御部１１・・・第１ミラー
ユニツト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学系の移動によって原稿像の走査を行い、記録紙上に
   転写されたトナー像を定着したのち排出する複写装置に
   おいて、前記記録紙の給紙搬送過程に搬送不良を検知す
   る検知手段を設け、該検知手段が搬送不良を検知したと
   きは、その検知位置に応じて給紙・搬送系を停止すると
   ともに、前記光学系はスタート位置に復帰することを特
   徴とする複写装置。