JPS628854Y2 - - Google Patents

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JPS628854Y2
JPS628854Y2 JP13574978U JP13574978U JPS628854Y2 JP S628854 Y2 JPS628854 Y2 JP S628854Y2 JP 13574978 U JP13574978 U JP 13574978U JP 13574978 U JP13574978 U JP 13574978U JP S628854 Y2 JPS628854 Y2 JP S628854Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はメインフイルターとプリフイルターの
塵落しを同時に行なえる電気掃除機に関するもの
である。
(従来の技術) 最近、周壁を断面山形波形状に形成しかつ一端
面を盲壁としてなる円筒状のメインフイルター
と、該メインフイルターの外周にあつて内側にア
ームを介して軸受を形成してなる円筒状のプリフ
イルターと、上記メインフイルターの中央を軸方
向に貫挿すると共に上記盲壁を貫挿した端部に上
記軸受を固着するフイルター軸と、上記アームに
固定されメインフイルターの外周の頂部を弾くバ
ネ性線材よりなる除塵子とを具備し、上記フイル
ター軸の回転によりプリフイルターを回転させか
つ除塵子にてメインフイルターに振動を与えるこ
とにより、両フイルターの塵落しを同時に行なえ
るようにした電気掃除機が提案されている。
而して、このような電気掃除機においては、従
来、除塵子に第8図a,bに示すような構成を採
用していた。第8図aに示す除塵子100は一端
をアームに固定して他端でメインフイルター外周
の頂部を弾く構成であり、又第8図bに示す除塵
子100は途中にコイル状に巻回した緩衝部を設
け、一端をアームに固定して他端でメインフイル
ター外周の頂部を弾く構成である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、第8図aに示す除塵子100の構成
では固定端近傍の屈曲部101に、除塵子100
が撓みメインフイルターの頂部を弾く都度その力
が繰り返し加わることになり、その結果屈曲部1
01で折損し易く、長期使用に耐えることができ
ない欠点がある。
又、第8図bに示す除塵子100の構成では緩
衝部により屈曲部101に加わる力を軽減できる
が、コイル状の緩衝部がメインフイルターの外周
とプリフイルターの内周間に位置することになる
為、両フイルター間には緩衝部の動き等を考慮し
て大きな間隔を設ける必要が生じ、これに伴つて
プリフイルターが大径化、大型化する欠点があ
る。
然るに本考案にあつては、プリフイルターの大
径化、大型化を招くことなく長期使用に耐えるも
のを提供する。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成は、周壁を断面山形波形状に形成
しかつ一端面を盲壁としてなる円筒状のメインフ
イルターと、該メインフイルターの外周にあつて
内側にアームを介して軸受を形成してなる円筒状
のプリフイルターと、上記メインフイルターの中
央を軸方向に貫通すると共に上記盲壁を貫挿した
端部に上記軸受を固着するフイルター軸と、上記
アームに固定されメインフイルターの外周の頂部
を弾くバネ性線材よりなる除塵子とを具備し、上
記フイルター軸の回転によりプリフイルターを回
転させかつ除塵子にてメインフイルターの塵落し
を行なうものにおいて、上記アームに透孔を穿設
する一方、上記除塵子は中間部を湾曲させて緩衝
部を形成すると共に該緩衝部の一方の端部を上記
アームに固定して緩衝部をメインフイルターとは
反対側に位置しかつ他方の端部を延長して上記透
孔に該透孔周縁に接することなく挿通しその先端
にメインフイルターの頂部を弾く振動部を形成す
る。
(作用) 上記構成において、フイルター軸を回転する
と、プリフイルターは回転すると共に除塵子は振
動部でメインフイルター外周の頂部を弾くことに
なる。従つて、プリフイルターの塵埃は自身の回
転により振り落とされる一方、メインフイルター
の塵埃は振動によつてメインフイルターより落下
する。
上記塵落し時、除塵子は繰り返し撓むことにな
るが、その撓みによる力は緩衝部により緩衝さ
れ、固定部近傍等に直接加わることがなく、従つ
て固定部近傍等で折損することがなくなる。又、
除塵子はアームの透孔に該透孔周縁に接すること
なく挿通している為、いずれの回転方向において
も同様に撓みメインフイルター外周の頂部を弾く
ことができ、もちろん透孔周縁との当接を繰り返
して折損することもない。そして、除塵子の緩衝
部は従来のようにコイル状をなし両フイルター間
に位置するものでない為、プリフイルターの大径
化、大型化を招くこともなくなる。
(実施例) 以下図面に示した本考案の実施例について詳細
に説明する。
1は本体前ケース2と本体後ケース3とからな
る掃除機本体にして、上記両ケース2,3は下部
の係合手段4と上部のクランプ機構5とにより分
離可能に結合されている。上記クランプ機構5は
本体前ケース2の上部に固定した把手6と本体後
ケース3の上部間に介設する。上記本体前ケース
2は後面を開放し、前面上部に吸込口組品(図示
せず)が接続する吸口7を有し、この吸口7の内
端にはパツキン8を介して接続パイプ9が気密状
態に連結する。この接続パイプ9の自由端部は図
の如く段差を設けて小径に形成してある。
また、本体後ケース3はその前面壁10に吸気
口11を、背面に排気口12を夫々形成し、内部
には吸気口11に吸込側を対向させて送風機13
を防振ゴム14を介し支持する。而して、この送
風機13からの排気流は排気口12から掃除機本
体1外に排出する。15は本体後ケース3の底部
に内蔵したコードリール、16は本体前ケース2
に設けた自在車からなる走行用車輪、17は本体
後ケース3に設けた走行車用車輪である。18は
本体前ケース2の後面開口部を閉塞するフイルタ
ーカバーで、その外周縁に装着したパツキン19
を以つて気密閉塞状態に嵌合保持され、このパツ
キン19は本体前、後ケース2,3の結合時前面
壁10にも密接して両ケース2,3間の気密保持
に役立つようにしている。
上記フイルターカバー18は下半部に開口20
を形成し、本体前・後ケース2,3の結合時前面
壁10との間に空間21を形成するような形状に
合成樹脂により成形されており、上記空間21を
以つて開口20を吸気口11に連通する。又、フ
イルターカバー18は開口20の中心位置に複数
本のアームを介して筒状の軸受22を一体に成形
しいる。
23は空間21の上方においてフイルターカバ
ー18に固定した把手で、フイルターカバー18
を中心に組立てられるフイルター部組品の持ち運
びに利用する。24はフイルターカバー18に一
体に成形した複数個のブラシ保持片で、後述する
フイルターの清掃に使用するブラシ(図示せず)
を着脱自在に保持して、該ブラシを上記空間21
内に収納する。25はフイルターカバー18の下
部に一体に成形したリブで、本体後ケース3の前
面壁10に一体に突設したリブ26の下端に本体
前・後ケース2,3の結合時係合する。
而して、この両リブ25,26の係合により掃
除機本体1の落下時該本体1に加わる衝撃力を受
けて、本体前・後ケース2,3の結合状態を維持
するクランプ機構5に衝撃力が加わるのを防止
し、該衝撃力によるクランプ機構5の破損を防ぐ
ものである。
27はフイルター面である周壁をその円周方向
に山形波形状となるように濾紙により形成し、一
端面を盲壁により閉塞してなる筒状のメインフイ
ルターで、他端開口面の周縁フランジ部をフイル
ターカバー18前面の開口20周縁部にパツキン
28を介して取付けてなり、このメインフイルタ
ー27の内部は開口20、空間21、吸気口11
を介して送風機13の吸込側に通ずる。上記メイ
ンフイルター27は一端面を閉塞する盲壁及び他
端面の周縁フランジ部を合成樹脂により成形する
と共に、山形波形状をなす周壁の内、外周にある
各頂には少なくとも後述する除塵子が衝突する部
分において合成樹脂からなる衝接縁29を形成す
る。この衝接縁29は除塵子の衝突による振動を
フイルター面である周壁に伝えると同時に、濾紙
からなる周壁を除塵子の衝突による損耗を防止す
る。
30はフイルターカバー18の軸受22及びメ
インフイルター27の盲壁中央に形成した軸受3
1に回転自在に貫挿支持したフイルター軸で、軸
受22を貫挿して空間21に突出する端部には塵
落し用の操作ハンドル32を固着する。この操作
ハンドル32は筒状部を軸受22に嵌挿して該部
をフイルター軸30に固着する。又、上記操作ハ
ンドル32はその外周縁にアーム33を介してガ
ードリング34を一体に成形し、このガードリン
グ34により操作ハンドル32の操作時指先がメ
インフイルター27内部に入るのを防止する。
35はメインフイルター27の外周囲を囲撓す
る円筒状のプリフイルターである。このプリフイ
ルター35は複数本例えば4本のアーム36を介
して一体に成形した軸受37を軸受31を貫挿し
たフイルター軸30の先端に回転不能状態に嵌挿
し、この先端のねじ部に螺着する止めねじ38を
以つて固着する。而して、このプリフイルター3
5はフイルター軸30の回転に伴つて回転する。
尚、39は軸受31と37間に介在したパツキン
を示す。
又、上記プリフイルター35の周壁はメインフ
イルター27の周壁即ちフイルター面と対向する
部分をフイルター面に、対向しない残りの部分を
盲壁に夫々形成してなる。そして、このプリフイ
ルター35はその後端開口面をフイルターカバー
18により、前端開口面を本体前ケース2の前壁
内面により閉塞する。
40は本体前ケース2の前壁内面に、該内面に
成形した環状リブ41により位置決め装着された
環状パツキンで、プリフイルター35の前端開口
縁が気密状態に当接する。この環状パツキン40
とプリフイルター35の当接は気密状態でかつプ
リフイルター35が円滑に回転し得るような状況
に設定する。又、環状パツキン40の材料として
は摩擦抵抗の小さいものを使用することが望まし
い。
42はフイルター軸30に一端を固定したコイ
ルスプリングからなる振動体となる除塵子で、フ
イルター軸30の回転に伴つてメインフイルター
27の内周にある衝接縁29に順次衝突し、該メ
インフイルター27に振動を与える。
43,43は略相反位置においてプリフイルタ
ー35のアーム36,36に固着した1対の振動
体となる除塵子で、プリフイルター35の回転に
伴つてメインフイルター27の外周にある衝接縁
29に順次衝突し、該メインフイルター27に振
動を与える。上記除塵子42と43はメインフイ
ルター27の軸方向に対し異なる位置にあつて、
両除塵子42,43による与える振動がメインフ
イルター27の各部に行き渡るように構成してい
る。上記振動体である除塵子43はバネ性線材に
より構成され、一端をアーム36に固定しかつ他
端をアーム36に穿設した透孔44に該孔周縁に
接することなく挿通して衝接縁29に対向位置す
るものである。そして、上記除塵子43は中間部
を大きく湾曲させて海衝部43aを形成し、除塵
子43が撓む時に除塵子43の固定部に加わる力
に対処させ、長期使用による折損を防止する。
又、除塵子43,43はプリフイルター35の
回転に伴つてメインフイルター27の衝接縁29
に同時に衝突することがないように設けられる。
即ち、本実施例では除塵子43,43を夫々固着
するアーム36,36に第3図に示す如く互いの
軸線間に適宜角度をもたせることにより、双方の
除塵子43,43がプリフイルター35の回転に
伴つて衝接縁29に交互に衝突するよう構成して
ある。この構成により、操作ハンドル32の回転
操作に必要な力が軽減されることになる。
45はフイルターカバー18の前面に、プリフ
イルター35の外周を適宜間隔を隔て囲繞するよ
うに一体に突設された筒状壁で、前方への突出量
は下方へ向うに従い漸次小さくなるよう設定され
ている。又、この筒状壁45の中心はプリフイル
ター35の中心即ちフイルター軸30より偏在
し、プリフイルター35と筒状壁45間の隙間の
巾が全周各部において異なるよう設定してある。
この筒状壁45の突出量及び隙間の巾に変化をも
たせたことにより、清掃時プリフイルター35と
筒状壁45間に引掛かり残在したゴミがプリフイ
ルター35の回転により容易に脱落することにな
る。
46は可撓性でかつ非通気性のゴミ収納袋で、
袋取付枠47を以つて筒状壁45外周にプリフイ
ルター35を被うように取付けられる。このよう
なゴミ収納袋46は例えば合成樹脂製のもので、
市販のポリ袋を使用する。
上記袋取付枠47は合成樹脂により環状に成形
され、筒状壁45の外周に嵌脱自在に嵌合する。
又、袋取付枠47は2つのバンド48,48と一
つのクランプ49を120度の間隔で備えている。
上記バンド48,48は袋取付枠47に軟質樹脂
により一体成形され、自由端部に固定孔50を、
基部側に離間して係合孔51を有する。上記固定
孔50には止め具52が嵌着固定されると共に、
該止め具52はバンド48の屈曲によりその先端
部を係合孔51に係脱する。尚、51′は係合孔
51縁に形成され、止め具52の係脱を容易にす
る切溝を示す。
又、クランプ49は袋取付枠47に一体に成形
した軸受53,53に一体に突設した軸54,5
4を以つて回動自在に枢支され、袋取付枠47を
筒状壁45に嵌合した状態でフイルターカバー1
8に突設した突起55に係合することにより袋取
付枠47の脱落を防止する。
而して、このような袋取付枠47にはゴミ収納
袋46の開口部が着脱自在に止着される。つま
り、ゴミ収納袋46の開口部側を袋取付枠47の
内側に入れた状態で、ゴミ収納袋46の開口部を
外側に折り返えして袋取付枠47を包み込むよう
になし、次に止め具52の先端をゴミ収納袋46
の一部を押し込むべく係合孔51に係合させるこ
とにより、ゴミ収納袋46は袋取付枠47に止着
される。そして、このようにゴミ収納袋46を止
着した袋取付枠47を筒状壁45の外周に嵌合す
ると、ゴミ収納袋46は筒状壁45と袋取付枠4
7間に介在され、筒状壁45に気密状態に取付け
られる。
56はフイルターカバー18に形設されたエル
ボで、フイルターカバー18を本体前ケース2に
嵌合した状態で接続パイプ9に接続し、吸口7か
らの吸塵空気流をプリフイルター35とゴミ収納
袋46間に案内する。このエルボ56の後端は筒
状壁45の上部内でかつプリフイルター35の接
線方向に開口してなり、エルボ56からの吸塵空
気流がプリフイルター35の周囲を旋回してサイ
クロン効果を発揮できるようにしてある。又、上
記エルボ56の前端には筒状パツキン57が嵌着
し、該パツキン57を以つて接続パイプ9とエル
ボ56とを気密状態に接続する。上記筒状パツキ
ン57は複数枚の舌片からなる逆止弁58を一体
に成形し、常時は逆止弁58により通路が閉成さ
れている。而して、この逆止弁58の開放は筒状
パツキン57内に挿入する接続パイプ9の小径部
によつて行なわれる。
59は筒状塵45の外側においてフイルタカバ
ー18に形成した通気筒で、本体前ケース2内部
においてゴミ収納袋46の外側に生じる空間60
を送風機13の吸込側に連通させるものである。
61,62は上記通気筒59内に着脱自在に納め
た補助フイルターを示す。
63は上記空間60内において通気筒59を開
閉すべく軸支された開閉弁で、常時スプリングを
以つて閉方向に附勢されている。又、この開閉弁
63の閉塞面にはパツキン64を接着し、通気筒
59を確実に閉塞できるようにしてある。65は
開閉弁63に連設され、筒状壁45に近接するレ
バーで、該レバー65は筒状壁45に嵌合する袋
取付枠47により押圧操作され、該操作時開閉弁
63をスプリングに抗して開放するように設けて
いる。
ここで、本考案の特徴とする除塵子43を含む
塵落し構造について詳細に説明しておく。除塵子
43はバネ性線材よりなり、第7図に示す如く中
間部を大きく湾曲させて緩衝部43aを形成する
と共に該緩衝部43aの一方の端部側を43b部
で折曲して該端部に固定部43dを形成しかつ他
方の端部側をそのまま延長してその先端にメイン
フイルター27の外周の頂部を弾く振動部43c
を形成している。而して、除塵子43は第5図及
び第6図に示すように固定部43dをアーム36
にビス66止めすることにより固定されるもの
で、この固定時除塵子43はアーム36に設けた
位置決め用壁36aで位置決めされるようになつ
ている。位置決めは壁36aの一端36a′と除塵
子43のA部との関係によつて行なわれ、除塵子
43の芯棒43Eは透孔44の中央部をその透孔
44の周縁に接することなく挿通している。従つ
て、除塵子43は左右いずれの方向に撓む際にも
透孔44の周縁に当接して撓みが阻止されること
がなく、プリフイルター35の左右いずれの回転
においても同じ力でプリフイルター35を回転で
き、かつメインフイルターへの振動も均等に与え
ることができ、いずれの回転方向でも同様の塵落
し効果が得られる。又、除塵子43は撓む都度透
孔44周縁に当接するということがない為、当接
の繰り返しによる折損の虞れがなく、さらには撓
みによる力は緩衝部43aで吸収され、固定部4
3d側に直接加わることがなく、43b部での折
損は防止されることになり、長期使用に充分に耐
えることができる。又、緩衝部43aはメインフ
イルター27の反対側にあり、従来のようにメイ
ンフイルター27とプリフイルター35間に位置
するものでない為、特にプリフイルター35の大
径化、大型化を招くということもなくなる。
次に、その作用について説明する。
先ず、ゴミ収納袋46の開口側を袋取付枠47
の内側に入れた後外側に折り返して袋取付枠47
を包み込むようになし、ゴミ収納袋46の折り返
した部分の一部を押し込むべく係合孔51に止め
具52を係合させ、袋取付枠47にゴミ収納袋4
6の開口部を止着する。そして、このゴミ収納袋
46を止着した袋取付枠47をフイルターカバー
18の筒状壁45外周に嵌合させると共に、クラ
ンプ49を突起55に係合させて、袋取付枠47
の嵌合状態を確実に維持し、ゴミ収納袋46をプ
リフイルター35を被うように取付ける。又、こ
の袋取付枠47の所定位置への嵌合によつて、開
閉弁63はレバー65を介して押圧操作され、通
気筒59を開放する。
而して、ゴミ収納袋46を備えたフイルターカ
バー18を本体前ケース2の後端開口面に気密状
態に嵌合する。すると、この嵌合と同時に、接続
パイプ9の小径部が筒状パツキン57内に挿入し
て逆上弁58を開放し、エルボ56は筒状パツキ
ン57を介して接続パイプ9に気密状態に接続す
る。そして、上述の如くフイルターカバー18を
所定位置にセツトした本体前ケース2に本体後ケ
ース3を結合することにより清掃作業の準備が終
了する。
次に、吸口7に吸込口組品を接続し、送風機1
3を駆動することにより清掃作業を開始する。こ
の送風機13が駆動を開始すると、メインフイル
ター27及びプリフイルター35を介して送風機
13の吸込側に連通するゴミ収納袋46の内部空
間と、通気筒59内の補助フイルター62,61
を介して送風機13の吸込側に連通するゴミ収納
袋46の外部空間60との間に圧力差を生じる。
つまり、メインフイルター27及びプリフイルタ
ー35による送風抵抗が補助フイルタ61,62
による送風抵抗に比べ大きい為に、ゴミ収納袋4
6の内部空間の真空圧P1が外部空間60の真空圧
P2より低くなり、両空間の真空圧の関係はP1<P2
にある。その結果、ゴミ収納袋46は空間60側
に引つ張られ、脹むことになり、後述するゴミの
捕集収納を容易にする。勿論、メインフイルター
27の目詰まり度が高くなる程、上記圧力差も大
きくなり、ゴミ収納袋46はより脹むことにな
る。
而して、吸込口組品からの吸塵空気流はエルボ
56を経て筒状壁45内に入り、然る後プリフイ
ルター35、メインフイルター27を順次通過し
て濾過され、清浄空気となつて開口20、空間2
1、吸気口11、送風機13を流れ、排気口12
から再び外方に排出する。上記吸塵空気流中の粗
塵はプリフイルター35により、細塵はメインフ
イルター27により夫々捕集されるものである。
尚、上述清掃作業中において、ゴミ収納袋46
に穴が開いていて、仮にゴミが空間60に洩れた
ところで、そのゴミは補助フイルター61,62
により捕集される為、送風機13に入り込むこと
はない。
清掃により捕集したゴミは下記の如く廃棄処理
される。先ず、本体前後ケース2,3を分離して
フイルターカバー18を取出し、ゴミ収納袋46
を下方に位置させる。すると、プリフイルター3
5の外周及び両フイルター27,35間にあるゴ
ミはゴミ収納袋46内に落下収納される。尚、フ
イルターカバー18を取出した時ゴミ収納袋46
はゴミの重みにより筒状壁45より離脱する危険
があるが、このような危険はクランプ49と突起
55との係合により解消される。又エルボ56内
にゴミが残存していても、そのゴミは逆止弁58
によつて室内に飛散することがない。
次に、操作ハンドル32を回転操作することに
より、除塵子42,43によつてメインフイルタ
ー27に振動を与え、該フイルター27に付着し
ている細塵を完全に除去する。そして、メインフ
イルター27から離れた細塵はプリフイルター3
5の前端開口面を介してゴミ収納袋46内に落下
収納させる。
而して、袋取付枠47をフイルターカバー18
から取外し、さらに袋取付枠47からゴミ収納袋
46を取外すことにより、ゴミ収納袋46は内部
にゴミを収納したまま廃棄処理できることにな
る。
又、本案の上述掃除機にあつてはゴミ収納袋4
6を使用しなくても清掃作業を行える。以下に説
明する。ゴミ収納袋46を使用しない場合には、
袋取付枠47を取外し、通気筒59を開閉弁63
により常時閉塞状態におく。而して、清掃時エル
ボ56からの吸塵空気流は本体前ケース2内に入
り、上述と同様にプリフイルター35、メインフ
イルター27により濾過され、清浄空気となつて
排気口12から外方に排出されることになる。そ
して、プリフイルター35及びメインフイルター
27により捕集されたゴミは本体前ケース2内に
蓄積され、該ケース2はゴミ収納ケースとなる。
このような使用における捕集ゴミの廃棄処理
は、本体前ケース2を本体後ケース3より分離し
て廃棄位置まで持ち運び、該位置でフイルターカ
バー18を取外すことにより行なう。又、メイン
フイルター27の塵落しはフイルターカバー18
を本体前ケース2に嵌合したままの状態で行なう
ことにより、細塵が外方に飛散するようなことが
ない。
(考案の効果) 以上の如き本考案の構成によれば、塵落し時除
塵子は繰り返し撓むことになるものの、その撓み
による力に緩衝部を以つて対処できることになる
為、除塵子は固定部等にて折損する虞れがなく、
長期使用に充分耐え得るものとなり、又除塵子は
緩衝部をメインフイルターの反対側に位置してい
る為、従来のようにメインフイルターとプリフイ
ルター間に余分なスペースを設ける必要がなく、
プリフイルターの大径化、大型化を防止でき、し
かもアームの透孔にその周縁に接することなく挿
通している為、いずれの回転方向においても同様
に撓み、同様の塵落し効果を得られ、又除塵子は
透孔周縁との当接を繰り返して折損するという虞
れもなく、実用上優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機を示す一実施例概
略構成断面図、第2図は第1図のA−A′断面
図、第3図は第1図のB−B′断面図、第4図a,
bは同上開閉弁の異なる状態を示す断面図、第5
図は同上プリフイルターの要部断面図、第6図は
同上プリフイルターの正面図、第7図は同上振動
体である除塵子の斜視図、第8図a,bは従来の
振動体である除塵子の斜視図である。 2……本体前ケース、3……本体後ケース、1
8……フイルターカバー、27……メインフイル
ター、35……プリフイルター、36……アー
ム、43……除塵子、43a……緩衝部、44…
…透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁を断面山形波形状に形成しかつ一端面を盲
    壁としてなる円筒状のメインフイルターと、該メ
    インフイルターの外周にあつて内側にアームを介
    して軸受を形成してなる円筒状のプリフイルター
    と、上記メインフイルターの中央を軸方向に貫通
    すると共に上記盲壁を貫挿した端部に上記軸受を
    固着するフイルター軸と、上記アームに固定され
    メインフイルターの外周の頂部を弾くバネ性線材
    よりなる除塵子とを具備し、上記フイルター軸の
    回転によりプリフイルターを回転させかつ除塵子
    にてメインフイルターの塵落しを行なうものにお
    いて、上記アームに透孔を穿設する一方、上記除
    塵子は中間部を湾曲させて緩衝部を形成すると共
    に該緩衝部の一方の端部を上記アームに固定して
    緩衝部をメインフイルターとは反対側に位置しか
    つ他方の端部を延長して上記透孔に該透孔周縁に
    接することなく挿通しその先端にメインフイルタ
    ーの頂部を弾く振動部を形成してなることを特徴
    とする電気掃除機。
JP13574978U 1978-10-02 1978-10-02 Expired JPS628854Y2 (ja)

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JP13574978U JPS628854Y2 (ja) 1978-10-02 1978-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS5550687U JPS5550687U (ja) 1980-04-03
JPS628854Y2 true JPS628854Y2 (ja) 1987-03-02

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ID=29106335

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