JPS6110604Y2 - - Google Patents

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JPS6110604Y2
JPS6110604Y2 JP13807578U JP13807578U JPS6110604Y2 JP S6110604 Y2 JPS6110604 Y2 JP S6110604Y2 JP 13807578 U JP13807578 U JP 13807578U JP 13807578 U JP13807578 U JP 13807578U JP S6110604 Y2 JPS6110604 Y2 JP S6110604Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は円筒状プリフイルターの回転により該プ
リフイルターとメインフイルターの塵落しを同時
に行ない、かつプリフイルターにより捕集した粗
塵とメインフイルターにより捕集した細塵とを同
時に廃棄処理できるようにした電気掃除機に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 従来、円筒状プリフイルターの回転により該プ
リフイルターとメインフイルターの塵落しを同時
に行なう構成の電気掃除機としては、例えば実開
昭52−83564号公報の第3図示のようなものが提
案されている。この提案のものは、集塵ケースの
開口部に着脱自在に嵌合するフイルターカバー、
該カバーの内面に固定したメインフイルター、フ
イルターカバー及びメインフイルターに回転自在
に貫挿しフイルターカバー外面に突出した一方の
端部に塵落し用の操作ハンドルを備えたフイルタ
ー軸、該フイルター軸の他方の端部に一端を固着
することによりメインフイルターを囲繞する位置
に支持され他端がフイルターカバー内面で閉塞さ
れる円筒状プリフイルター、及びフイルター軸の
回転に伴つてメインフイルターに振動を与える除
塵子等によりフイルター部組品を構成しており、
作ハンドルでフイルター軸を回転すると、円筒状
プリフイルターが回転すると同時にメインフイル
ターは除塵子によつて振動が与えられ、両フイル
ターの塵落しが同時に行なわれる。そして、この
構造のものは、プリフイルターの支持及び回転を
単一のフイルター軸で行なうことができる為、こ
の種形態の電気掃除機にあつて最も部品点数が少
なく、構造的に簡単になるという利点がある。
ところで、このような電気掃除機においてメイ
ンフイルターにより捕集した細塵を集塵ケース内
に落下させ、プリフイルターにより捕集した粗塵
と同時に廃棄処理できるようにする場合、円筒状
プリフイルターのフイルター軸固着側端部を開口
させて細塵落下用開口部とし、この開口部に円筒
状プリフイルターとフイルター軸と固着する軸受
間をつなぐ複数本のアームを架設する構成が考え
られるが、唯単にアームを架設しただけでは塵落
し時にアーム上に細塵が付着堆積し易く、フイル
ター部組品を集塵ケースより取り出して床面上に
置いた時にアーム上の細塵が不用意に落下し、床
面を再汚染するという不都合を招くものである。
(考案の目的) 本案はかかる点に鑑みてなされたもので、アー
ムをメインフイルター側に向つて尖鋭となる三角
形状に形成することにより、塵落し時アーム上に
細塵が付着堆積することを防止し、従前の如き不
都合を解消するものである。
(実施例) 以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。
1は集塵ケースである本体前ケース2と本体後
ケース3とからなる掃除機本体で、上記両ケース
2,3は下部の係合手段4と上部のクランプ機構
5とにより分離可能に結合されている。上記クラ
ンプ機構5は本体前ケース2の上部に固定した把
手6と本体後ケース3の上部間に介設する。上記
本体前ケース2は後面を開放し、前面上部に吸込
口組品(図示せず)が接続する吸口7を有し、こ
囲吸口7の内部にはパツキン8を介して接続パイ
プ9が気密状態に連結する。この接続パイプ9の
自由端部は図示の如く段差で設けて小径に形成し
てある。
又、本体後ケース3はその前面壁10に吸気口
11を、背面に排気口12を夫々形成し、内部に
は吸気口11に吸込側を対向させて送風機13を
防振ゴム14を介し支持する。而して、この送風
機13からの排気流は排気口12から掃除機本体
1外に排出する。
15は本体後ケース3の底部に内蔵したコード
リール、16は本体前ケース2に設けた自在車か
らなる走行用車輪、17は本体後ケース3に設け
た走行用車輪を示す。
18は本体前ケース2の後面開口部を閉塞する
フイルターカバーで、後記のメインフイルター及
びプリフイルター等とともにフイルター部組品を
構成するものであり、その外周縁に装着したパツ
キン19を以つて気密閉塞状態に嵌合保持され、
このパツキン19は本体前・後ケース2,3の結
合時前面壁10にも密接して両ケース2,3間の
気密保持にも役立つ。上記フイルターカバー18
は下半部に開口20を形成し、本体前・後ケース
2,3の結合時前面壁10との間に空間21を形
成するような形状に合成樹脂により成形されてお
り、上記空間21を以つて開口20を吸気口11
に連通する。又、フイルターカバー18は開口2
0の中心位置に複数本のアームを介して筒状の軸
受22を一体に成形してある。
23は空間21の上方においてフイルターカバ
ー18に固定した把手で、フイルターカバー18
を中心に組立てられるフイルター部組品の持ち運
びに利用する。24はフイルターカバー18に一
体に成形した複数個のブラシ保持片で、後述する
フイルターの清掃に使用するブラシ(図示せず)
を着脱自在に保持して、該ブラシを上記空間21
内に収納する。25はフイルターカバー18の下
部に一体に成形したリブで、本体後ケース3の前
面壁10に一体に突設したリブ26の下端に本体
前・後ケース2,3の結合時係合する。而してこ
の両リブ25,26の係合により掃除機本体1の
落下時刻本体1に加わる衝撃力を受けて、本体
前・後ケース2,3の結合状態を維持するクラン
プ機構5に衝撃力が加わるのを防止し、該衝撃力
によるクランプ機構5の破損を防ぐものである。
27はフイルター面である周壁をその円周方向
に山形波形状となるように濾紙により形成し、一
端面を盲壁により閉塞してなる筒状のメインフイ
ルターで、他端開口面の周縁フランジ部をフイル
ターカバー18前面の開口20周縁部にパツキン
28を介して取付けてなり、このメインフイルタ
ー27の内部は開口20、空間21、吸気口11
を介して送風機13の吸込側に通ずる。上記メイ
ンフイルター27は一端面を閉塞する盲壁及び他
端面の周縁フランジ部を合成樹脂により成形する
と共に、山形波形状をなす周壁の内、外周にある
各項には少なくとも後述する除塵子が衝突する部
分において合成樹脂からなる衝接縁29を形成す
る。この衝接縁29は除塵子の衝突による振動を
フイルター面である周壁に伝えると同時に、濾紙
からなる周壁を除塵子の衝突による損耗から保護
するものである。
30はフイルターカバー18の軸受22及びメ
インフイルター27の盲壁中央に形成した軸受3
1に回転自在に貫挿支持したフイルター軸で、軸
受22を貫挿して空間21に突出する端部には塵
落し用の操作ハンドル32を固着する。この操作
ハンドル32は筒状部を軸受22に嵌挿して該部
をフイルター軸30に固着する。又、上記操作ハ
ンドル32はその外周縁にアーム33を介して、
ガードリング34を一体的に成形し、このガード
リング34により操作ハンドル32の操作時指先
がメインフイルター27内部に入るのを防止す
る。
35はメインフイルター27の外周囲を囲繞す
る円筒状のプリフイルターである。このプリフイ
ルター35は複数本例えば4本のアーム36を介
して一体に成形した軸受37を、軸受31を貫挿
したフイルター軸30の先端に回転不能状態に嵌
挿し、この先端のねじ部に螺着する止めねじ38
を似つて固着する。而して、このプリフイルター
35はフイルター軸30の回転に伴つて回転す
る。尚、39は軸受31と37間に介在したパツ
キンを示す。
又、上記プリフイルター35の周壁はメインフ
イルター27の周壁即ちフイルター面と対面する
部分をフイルター面に、対向しない残りの部分を
盲壁に夫々形成してなる。そして、このプリフイ
ルター35はその後端開口面をフイルターカバー
18の内面により、細塵落下用開口部となる前端
開口面を本体前ケース2の前壁内面により閉塞す
る。更に、上記プリフイルター35のアーム36
は第6図に示す如く内面側即ちメインフイルター
27側に向つて尖鋭となる断面三角形状をなして
いる。これは、除塵に際してメインフイルター2
7及びプリフイルター35を縦方向に設置した時
これらフイルター27及び35からの塵埃がアー
ム36の上面に溜まるのを防止するためである。
即ち、第7図に示す如くアーム36の断面形状を
長方形状とした場合、その上面に主メインフイル
ター27より落下した細塵が付着堆積することに
なり、フイルター部組品を取り出す際や床面に置
いた時に細塵がアーム36上より落下して床面を
汚してしまう欠点がある。
40は本体前ケース2の前壁内面に、該内面に
成形した環状リブ41により位置決め装着された
環状パツキンで、プリフイルター35の前端開口
縁が気密状態に当接する。この環状パツキン40
とプリフイルター35の当接は気密状態でかつプ
リフイルター35が円滑に回転し得るような状況
に設定する。又、環状パツキン40の材料として
は摩擦抵抗の小さいものを使用することが望まし
い。
42はフイルター軸30に一端を固定したコイ
ルスプリングからなる除塵子で、フイルター軸3
0の回転に伴つてメインフイルター27の内周に
ある衝接縁29に順次衝突し、該メインフイルタ
ー27に振動を与える。43,43は略相反位置
においてプリフイルター35のアーム36,36
に固着した1対の除塵子で、プリフイルター35
の回転に伴つてメインフイルター27の外周にあ
る衝接縁29に順次衝突し、該メインフイルター
27に振動を与える。上記除塵子42と43はメ
インフイルター27の軸方向に対して異なる位置
にあつて、両除塵子42,43により与える振動
がメインフイルター27の各部に行き渡るように
構成してある。上記除塵子43はバネ性線材によ
り構成され、一端をアーム36に固定しかつ他端
をアーム36に穿設した透孔44に挿通して衝接
縁29に対向位置するものである。そして、この
除塵子43は中間部を大きく湾曲させて緩衝部4
3aを形成し、除塵子43が撓む際に該除塵子4
3の固定部に加わる力に対処させ、長期使用によ
る折損を防止する。
又、除塵子43,43はプリフイルター35の
回転に伴つてメインフイルター27の衝接縁29
に同時に衝突することがないように設けられる。
即ち、本実施例では除塵子43,43を夫々固着
するアーム36,36に第3図に示す如く互いの
軸線間に適宜角度をもたせることにより、双方の
除塵子43,43がプリフイルター35の回転に
伴つて衝接縁29に交互に衝突するよう構成して
ある。この構成により、操作ハンドル32の回転
操作に必要な力が軽減されることになる。
45はフイルターカバー18の前面に、プリフ
イルター35の外周を適宜間隔を隔て囲繞するよ
うに一体に突設された筒状壁で、前方への突出量
は下方へ向うに従い漸次小さくなるよう設定され
ている。又、この筒状壁45の中心はプリフイル
ター35の中心即ちフイルター軸30より偏在
し、プリフイルター35と筒状壁45間の隙間の
巾が全周各部において異なるよう設定してある。
この筒状壁45の突出量及び隙間の巾に変化をも
たせたことにより、清掃時プリフイルター35と
筒状壁45間に引掛から残在したゴミがプリフイ
ルター35の回転により容易に脱落することにな
る。
46は可撓性でかつ非通気性のゴミ収納袋で、
袋取付枠47を以つて筒状壁45外周にプリフイ
ルター35を被うように取付けられる。このよう
なゴミ収納袋46は例えば合成樹脂製のもので、
市販のポリ袋を使用する。
上記袋取付枠47は合成樹脂により環状に成形
され、筒状壁45の外周に嵌脱自在に嵌合する。
又、袋取付枠47は2つのバンド48,48と一
つのクランプ49を120度の間隔で備えている。
上記バンド48,48は袋取付枠47に軟質樹脂
により一体成形され、自由端部に固定孔(図示せ
ず)を、基端側に離間して係合孔(図示せず)を
有する。上記固定孔には止め具52が嵌着固定さ
れると共に、該止め具52はバンド48の屈曲に
よりその先端部を係合孔に係脱する。
又、クランプ49は袋取付枠47に一体に成形
した軸受53,53に一体に突設した軸54,5
4を以つて回動自在に枢支され、袋取付枠47を
筒状壁45に嵌合した状態でフイルターカバー1
8に突設した突起55に係合することにより袋取
付枠47の脱落を防止する。
而して、このような袋取付枠47にはゴミ収納
袋46の開口部が着脱自在に止着される。つま
り、ゴミ収納袋46の開口部側を袋取付枠47の
内側に入れた状態で、ゴミ収納袋46の開口部を
外側に折り返えして袋取付枠47を包み込むよう
になし、次に止め具52の先端をゴミ収納袋46
の一部を押し込むべく係合孔に係合させることに
より、ゴミ収納袋46は袋取付枠47に止着され
る。そして、このようにゴミ収納袋46を止着し
た袋取付枠47を筒状壁45の外周に嵌合する
と、ゴミ収納袋46は筒状壁45と袋取付枠47
間に介在され、筒状壁45に気密状態に取付けら
れる。
56はフイルターカバー18に形成されたエル
ボで、フイルターカバー18を本体前ケース2に
嵌合した状態で接続パイプ9に接続し、吸口7か
らの吸塵空気流をプリフイルター35とゴミ収納
袋46間に案内する。このエルボ56の後端は筒
状壁45の上部内でかつプリフイルター35の接
線方向に開口してなり、エルボ56からの吸塵空
気流がプリフイルター35の周囲を旋回してサイ
クロン効果を発揮できるようにしてある。又、上
記エルボ56の前端には筒状パツキン57が嵌着
し、該パツキン57を以つて接続パイプ9とエル
ボ56とを気密状態に接続する。上記筒状パツキ
ン57は複数枚の舌片からなる逆止弁58を一体
に成形し、常時は逆止弁58により通路が閉成さ
れている。而して、この逆止弁59の開放は筒状
パツキン57内に挿入する接続パイプ9の小径部
によつて行なわれる。
59は筒状壁45の外側においてフイルターカ
バー18に形成した通気筒で、本体前ケース2内
部においてゴミ収納袋46の外側に生じる空間6
0を送風機13の吸込側に連通させるものであ
る。61,62は上記通気筒59内に着脱自在に
納めた補助フイルターを示す。
63は上記空間60内において通気筒59を開
閉すべく軸支された開閉弁で、常時スプリングを
以つて閉方向に附勢されている。又、この開閉弁
63を閉塞面にはパツキン64を接着し、通気筒
59を確実に閉塞できるようにしてある。65は
開閉弁63に連設され、筒状壁45に近接するレ
バーで、該レバー65は筒状壁45に嵌合する袋
取付枠47により押圧操作され、該操作時開閉弁
63をスプリングに抗して開放する。
次に、その作用について説明する。
先ず、ゴミ収納袋46の開口側を袋取付枠47
の内側に入れた後外側に折り返して袋取付枠47
を包み込むようになし、ゴミ収納袋46の折り返
した部分の一部を押し込むべく係合孔に止め具5
2を係合させ、袋取付枠47にゴミ収納袋46の
開口部を止着する。そして、このゴミ収納袋46
を止着した袋取付枠47をフイルターカバー18
の筒状壁45外周に嵌合させると共に、クランプ
49を突起55に係合させて、袋取付枠47の嵌
合状態を確実に維持し、ゴミ収納袋46のプリフ
イルター35を被うように取付ける。又、この袋
取付枠47の所定位置への嵌合によつて、開閉弁
63はレバー65を介して押圧操作され、通気筒
59を開放する。
而して、ゴミ収納袋46を備えたフイルターカ
バー18を本体前ケース2の後端開口面に気密状
態に嵌合する。すると、この嵌合と同時に、接続
パイプ9の小径部が筒状パツキン57内に挿入し
て逆止弁58を開放し、エルボ56は筒状パツキ
ン57を介して接続パイプ9に気密状態に接続す
る。そして、上述の如くフイルターカバー18を
所定位置にセツトした本体前ケース2に本体後ケ
ース3を結合することにより、清掃作業の準備が
終了する。
次に、吸口7に吸込口組品を接続し、送風機1
3を駆動することにより清掃作業を開始する。こ
の送風機13が駆動を開始すると、メインフイル
ター27及びプリフイルター35を介して送風機
13の吸込側に連通するゴミ収納袋46の内部空
間と、通気筒59内の補助フイルター62,61
を介して送風機13の吸込側に連通するゴミ収納
袋46の外部空間60との間に圧力差を生じる。
つまり、メインフイルター27及びプリフイルタ
ー35による送風抵抗が補助フイルター61,6
2による送風抵抗に比べ大きい為に、ゴミ収納袋
46の内部空間の真空P1が外部空間60の真空圧
P2より低くなり、両空間の真空圧の関係はP1<P2
にある。その結果、ゴミ収納袋46は空間60側
に引つ張られ、脹むことになり、後述するゴミの
捕集収納を容易にする。勿論、メインフイルター
27の目詰まり度が高くなる程、上記圧力差も大
きくなり、ゴミ収納袋46はより脹むことにな
る。
而して、吸込口組品からの吸塵空気流はエルボ
56を経て筒状壁45内に入り、然る後プリフイ
ルター35、メインフイルター27を順次通過し
て濾過され、清浄空気となつて開口20、空間2
1、吸気口11、送風機13を流れ、排気口12
から再び外方に排出する。上記吸塵空気流中の粗
塵はプリフイルター35により、細塵はメインフ
イルター27により夫々捕集されるものである。
尚、上述清掃作業中において、ゴミ収納袋46
に穴が開いていて、仮にゴミが空間60に洩れた
ところで、そのゴミは補助フイルター61,62
により捕集される為、送風機13に入り込むこと
はない。
清掃により捕集したゴミは下記の如く廃棄処理
される。先ず、本体前、後ケース2,3を分離し
てフイルターカバー18を取出し、ゴミ収納袋4
6を下方に位置させる。すると、プリフイルター
35の外周及び両フイルター27,35間にある
ゴミはゴミ収納袋46内に落下収納される。尚、
フイルターカバー18を取出した時ゴミ収納袋4
6はゴミの重みにより筒状壁45より離脱する危
険があるが、このような危険はクランプ49と突
起55との係合により解消される。又、エルボ5
6内にゴミが残存していても、そのゴミは逆止弁
58によつて室内に飛散することがない。
次に、操作ハンドル32を回転操作することに
より、除塵子42,43によつてメインフイルタ
ー27に振動を与え、該フイルター27に付着し
ている細塵を除去する。そして、メインフイルタ
ー27から離れた細塵はプリフイルター35の前
端開口面を介してゴミ収納袋46内に落下収納さ
せる。
而して、袋取付枠47をフイルターカバー18
から取外し、さらに袋取付枠47からゴミ収納袋
46を取外すことにより、ゴミ収納袋46は内部
にゴミを収納したまま廃棄処理できることにな
る。
又、本案の上述掃除機にあつてはゴミ収納袋4
6を使用しなくても清掃作業を行える。以下に説
明する。
ゴミ収納袋46を使用しない場合には、袋取付
枠47を取外し、通気筒59を開閉弁63により
常時閉塞状態におく。而して、清掃時エルボ56
からの吸塵空気流は本体前ケース2内に入り、上
述と同様にプリフイルター35、メインフイルタ
ー27により濾過され、清浄空気となつて排気口
12から外方に排出されることになる。そして、
プリフイルター35及びメインフイルター27に
より捕集されたゴミは本体前ケース2内に蓄積さ
れ、該ケース2はゴミ収納ケースとなる。
このような使用における捕集ゴミの廃棄処理
は、本体前ケース2を本体後ケース3より分離し
て廃棄位置まで持ち運び、該位置でフイルターカ
バー18を取外すことにより行なう。又、メイン
フイルター27の塵落しはフイルターカバー18
を本体前ケース2に嵌合したままの状態で行なう
ことにより、細塵が外方に飛散するようなことが
ない。
(考案の効果) 本案は以上の如く、円筒状プリフイルターを回
転させてメインフイルターと円筒状プリフイルタ
ーとの塵落しを同時に行ない、メインフイルター
で捕集した細塵をプリフイルターの細塵落下用開
口部より落下させて細塵と粗塵を同時に廃棄処理
するものにおいて、メインフイルターとプリフイ
ルターの細塵落下用開口部間にあつてプリフイル
ターをフイルター軸に固着するために設けたアー
ムを、メインフイルター側に向つて尖鋭となる断
面三角形状に形成したことにより、塵落し時細塵
はアームの形状及びアームがプリフイルターと共
に回転することによつて、アーム上に付着堆積す
ることが皆無となり、従つてフイルター部組品を
取り出している状態でアーム上の細塵が不用意に
落下し床面を汚すという虞れがなくなり、実用上
優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案掃除機を示す概略構成断面図、第
2図は第1図のA−A′線断面図、第3図は第1
図のB−B′線断面図、第4図a,bは同上開閉弁
の異なる状態を示す断面図、第5図は同上掃除機
に用いられるフイルターカバー及びフイルターの
取り付け状態側面断面図、第6図イ,ロは本案プ
リフイルターの一部切欠正面図及び要部拡大図、
第7図(い),(ろ)は従来プリフイルターの一部
切欠正面図及び要部拡大図を示す。 1……掃除機本体、13……送風機、18……
フイルターカバー、27……メインフイルター、
30……フイルター軸、32……操作ハンドル、
35……プリフイルター、36……アーム、37
……軸受、42,43……除塵子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルターカバー、該フイルターカバーの内面
    に固定したメインフイルター、該メインフイルタ
    ーを囲繞する位置にあて一方の端部開口部がフイ
    ルターカバーの内面で閉塞されかつ他方の端部開
    口部を細塵落下用開口部とする円筒状プリフイル
    ター、該プリフイルターの細塵落下用開口部とメ
    インフイルター間にあつて円筒状プリフイルター
    に複数本のアームを介して一体に設けた軸受、フ
    イルターカバー及びメインフイルターに回転自在
    に貫挿しフイルターカバー外面に突出した端部に
    塵落し用操作ハンドルを備えると共に他方の端部
    に上記軸受を固着して円筒状プリフイルターをメ
    インフイルターの囲繞位置に支持するフイルター
    軸、及び該フイルター軸の回転に伴つてメインフ
    イルターに振動を与える除塵子等によりフイルタ
    ー部組品を構成し、このフイルター部組品はフイ
    ルターカバーを集塵ケースの開口部に着脱自在に
    嵌合することによつて集塵ケース内に装設し、か
    つ該装設状態で円筒状プリフイルターの細塵落下
    用開口部を集塵ケースの内面により閉塞するもの
    において、上記アームを、メインフイルター側に
    向つて尖鋭となる断面三角形状に形成したことを
    特徴とする電気掃除機。
JP13807578U 1978-10-04 1978-10-04 Expired JPS6110604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13807578U JPS6110604Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13807578U JPS6110604Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04

Publications (2)

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JPS5553057U JPS5553057U (ja) 1980-04-09
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