JPS6288287A

JPS6288287A - スパ−クプラグ

Info

Publication number: JPS6288287A
Application number: JP22774885A
Authority: JP
Inventors: 崇文大島
Original assignee: NGK Spark Plug Co Ltd
Current assignee: Niterra Co Ltd
Priority date: 1985-10-15
Filing date: 1985-10-15
Publication date: 1987-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、７時に内燃機関用のスパークプラグにおけ
る中心電極及び外側電極の放電部の改良に関する。

（従来の技術）従来、スパークプラグの耐久性２目的として、ｌＮＣ６
００のような耐熱Ｎｉ合金材を母材とする中心及び外側
電極の先端に貴金属チップを溶接した点火プラグは知ら
れているが、先端部が燃焼室内での冷熱サイクルにより
、母材と貴金属チップとの間で熱応力を原因とする亀裂
と酸化侵食が発生し、火花消耗による消滅よりも耐久性
が限界に達してしまう。また、この貴金属チップは１円
形打抜きによる生産であるため、この段階で多くの屑が
生じ、極めて歩留りが悪くコスト高の原因となり、さら
に、貴金属合金によっては、板成形ができないなどの欠
点を持っている。

（発明が解決しようとする問題）との価格も高く、さらに加工性も低い白金チップを用い
る部材を改良するとともに、放電部の形状全最適化し、
スパークプラグの耐久性をさらに高めようとするもので
ある。

（問題点を解決するための手段）白金チップの代わりに、粒径１０μｍ〜５００μｍの白
金族金属及びその合金等の粉末、さらに、導電性セラミ
ックの粉末音用い、これらの粉末の単体又は混合物を、
予備加工されたニッケル母材の凹部Ｋ、レーザー、電子
ビームによる局所加熱法により、層状に溶融凝固させ、
その後、母材等に切削加工等金族し、放電部としたもの
である。

（作用）上記の構成をもつもので、まず、ニッケル母材の凹部に
白金族金属、その合金等の粉末、導電性セラミックの粉
末をレーザー、もしくは電子ビームによって単層又は層
状に融解凝固させ、さらに、切削加工音節すことで最適
な放電部とする。この状態において、高価な白金チップ
に代え、上記粉末等音用いることで低価格に抑えること
ができ、さらに、この放電部の加工性は格段に良好とな
る。

また、スパークプラグの放電部の耐消耗性が向上しその
寿命が伸びるものである。

（実施例）図に示す実施例によりこの発明を更に説明する。

（１）は、ニッケル合金母材であり、インコネル６００
、９５％　Ｎｉ　（５１−Ｃｒ−Ｍｎ添加物）でちり、
　（２）は、ニッケル合金母材（１）に設けられた凹部
であり、断面は円形でも角形でもよいものであって、孔
深さは０．０５〜０．５０＋ｗ、円孔の場合は０．５０
簡〈Ａ（２，Ｏｔｔｍ　１角孔の場合は辺の長さが同様
０．５０ｍｍ＜Ｂ−Ｃ（２，０ｍである。

まず、上記のニッケル合金からなる母材（１）に設けた
凹部（２）に、ＰＬ−Ｉｒ、Ｒｈ、Ｐｄ等の白金族金属
及びその合金（例えば、Ｐ　ｔ　−Ｉ　ｒ、　Ｐ　ｔ　
−Ｗ、　Ｐ　ｔ　−Ｒｈ、　Ｐｔ−Ｐｄ、　Ｐｔ−Ｎｉ
１Ｐｔ−Ｉｒ−Ｎｉ等）の粉末、導電性セラミック（例
えばＴｉＣ％ｒｉＮｓｓｔｃ、ＺｒＢ２、ＭＯＳｉ２）
の粉末、または、上記の混合物のうち、凹部（２）内に
Ｐｔ−６ＯＮｉ１ｆｔ：０．０５ｍの厚さに充填し、レ
ーザー、電子ビームによる局所加熱法により第１層（３
）ｔ−形成し、ついで、Ｐｔ−２ＯＮｉ粉末’ｔｏ、０
５ｍ厚みに上記レーザーにより溶融して第２層（４）を
形成し、更に、これらの上に０，０５鱈のｐｔ−２０Ｉ
ｒ粉末の第３ｊｔ）ｉ’１５１同様レーザー等圧よる溶
融により形成し、この後に第４図に示すように点線部分
（７）ヲ、切削加工することによって放電部（６）全構
成するものでおる。

なお、電極母材と充填粉本のレーザー等の局所加熱によ
る放電部分の溶融層は、上記粉末の１捕類でもよく、何
種類か全混合して用いることができ、また１種類一層で
もよく、この場合でもニッケル母材との境界面は両者の
合金層が形成されるため、熱応力が緩和して耐久性のす
ぐれたものとすることができ、さらに上記の如く、何種
類か金８層に形成してもよく、かかる場合には、ニッケ
ル母材の過熱を防ぐため一層毎に溶融してこれをゆ返し
て形成してもよい。また粉末粒径は流動性、充填性を考
慮して１０〜５００μｍが望ましく、上記範囲を外れる
ものは粉末加工が困難である。

（発明の効果）以上のとおりこの発明は構成されるので、スパークプラ
グの放電部は、白金チップのみの時に比べ、安価で、加
工性に富み、さらにプラグの身命を延長できるという優
れた効果をもつものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は母材の側面図、第２図（ａ）　（ｂ）はその平
面図、第３図（ａ）　（ｂ）　（ｃ）はその放電チップ
形成工程を示し、第４図はこの発明の１！極側面図であ
る。

Claims

【特許請求の範囲】

ニッケル合金からなる電極母材の放電部に設ける凹部内
に粒径１０〜５００μｍのＰｔ、Ｐｄ、Ｒｈ、Ｉｒ等の
白金族金属、その合金、ＴｉＣ、ＴＩＮ、ＳｉＣ、Ｚｒ
Ｂ＿２ＭｏＳｉ＿２等の導電性セラミックの粉末、ある
いはそれらの混合物を充填し、レーザー、電子ビーム等
による局所加熱により溶融凝固せしめて放電部を形成し
てなるスパークプラグ。