JPS628788Y2 - - Google Patents

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JPS628788Y2
JPS628788Y2 JP18009982U JP18009982U JPS628788Y2 JP S628788 Y2 JPS628788 Y2 JP S628788Y2 JP 18009982 U JP18009982 U JP 18009982U JP 18009982 U JP18009982 U JP 18009982U JP S628788 Y2 JPS628788 Y2 JP S628788Y2
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JP18009982U
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は受付用カウンターやデスク或はこれら
の類似物を構成するための基体に関するものであ
る。
一般に受付用カウンターや学校用デスクなど
は、その複数個を長手方向に並べ連結状態で設置
されることが多いため、それぞれに独立した脚を
設けて自立可能に形成されたカウンター等を連結
すると、その連結部分に隣接された各カウンター
やデスクの脚が重合することになるが、この重合
した脚部分は連結状態においては構造上無駄が多
いと共に、使用上その重合した脚部分が邪魔にな
るといつた難点がある。
本考案の考案者は上記のような連結用のカウン
ターやデスク等の難点に鑑み、連結部分に脚部材
が全く存在することのないカウンター等の基体を
先に提案し、特願昭55−170892号特開昭57−
96609号公報として特許出願をしている。
先に提案したカウンター等の基体は、内部を中
空にして側断面略T字状乃至は〓状等をなす外皮
を鋼板で形成し、該外皮の両側面の開口部分の全
面に、連結機能を持たせて側面部材を埋設した
後、前記外皮の内部に発泡樹脂を注入して発泡さ
せることにより、天板と該天板に垂直な前面パネ
ルとが一体に形成されるようにしたもので、例え
ば、連結カウンターに形成するときは、前記基体
の所要本数を、前記側面部材同士を突合せて連結
し、この連結体の長手方向両端に位置する前記側
面部材の連結機能部にパネル体等による脚部材を
取附け、連結部分には脚部材が存在しない連結カ
ウンターを構成するようにしたものである。
上記カウンター等の基体は、連結部分に脚部材
が全く存在しない点で、画期的なものであるが、
完成した基体の側面形状が略T字状乃至は略〓状
であるため、運搬や保管に工夫を要するという難
点があつた。
本考案はかかる点に鑑み、連結したとき連結部
分に脚部材が全く存在しないという先に提案した
カウンター等の基体の利点は生かし、且つ、運搬
や保管を極めて容易且つ合理的になし得るように
した受付用カウンター等の基体を提供することを
目的としてなされたもので、その構成は、裏面の
長手方向に沿つて比較的狭幅の溝を設けると共に
長手方向両側を開口し内部を中空にして金属板に
より形成した天板外皮と、切削可能な木質材など
による側面部材の外面側に貫通した連結部の孔を
形成すると共に内面側の少なくとも前記外皮の溝
の部分に当該側面部材と同形状の補強部を形成し
て前記外皮の両側開口部全域に埋設した側面部材
と、この両側面部材の連結部の孔に両端に形成さ
れた螺子部を支持させて両側面部材間に架設した
連結杆と、この連結杆を具備する側面部材を埋設
した天板外皮の内部に注入発泡させた適宜合成樹
脂とによつて形成された天板部材、及び、上端面
の長手方向を前記天板部材の溝に嵌合する嵌合辺
に形成すると共に、長手方向両側を開口し内部を
中空にして金属板により形成した竪パネル外皮
と、切削可能な木質材などによる側面部材の外面
側に貫通した連結部の孔を形成すると共に内面側
の少なくとも上端部に当該側面部材と同形状の補
強部を形成して上記竪パネル外皮の両側開口部全
域に埋設した側面部材と、この側面部材の連結部
の孔に両端に形成された螺子部を支持させて両側
面部材間に架設した連結杆と、この連結杆を具備
する側面部材を埋設した竪パネル外皮の内部に注
入発泡させた適宜合成樹脂とによつて形成された
竪パネル部材とから成り、前記天板部材の溝に前
記竪パネル部材の嵌合辺を嵌合密着させて側面略
T字状に形成したことを特徴とするものである。
次に本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
第1図は本考案カウンター基体の一例の一部を
切開した側断面図で、Aは天板部材、Bは該部材
Aと結合された竪パネル部材を示すが、両部材
A,Bは次に説明するように構成してある。
而して、天板部材Aに於て、1は平面略矩形の
薄手の鋼板をその前後(第1図の左右)の両端部
を下向きに曲げ加工した表面板、2は該表面板1
の前後の両端部1eに於て、該板1に当てがわれ
て表面板1と一体化される裏面板で、平面略矩形
の薄手の鋼板を加工して前端部近くにおいて前記
表面板1側に凹陥された溝2aを長手方向(紙面
に垂直な向き)に形成すると共に、前後の両端2
eを前記表面板1の端縁1eに当接させて固着
し、天板外皮1Aに形成される。従つて、該外皮
1Aは、その長手方向の両端が開口した中空体で
ある。
上記天板外皮1Aは、第2図に示すように長手
方向両端(第2図の上下端部)における開口部分
に、その開口形状と同形の側面部材3を埋設して
あるが、側面部材3には、外面側に連結部が、ま
た、内面側に補強部がそれぞれ形成してある。
而して、上記連結部は、この実施例では両方の
側面部材3,3に外皮1Aの長手方向に沿つて座
ぐり部を有する貫通孔3a,3aを穿設すると共
に、両貫通孔3a間に両端部に螺子部4aを形成
した2本の連結杆をその螺子部4aを上記座ぐり
部に臨ませて架設して形成してあり、また補強部
は、前記外皮1Aにおける溝2a付近の側断面形
状と略同一の側面形状をなす比較的厚手の鋼板に
よる補強金具5を、両方の側面部材3の内面側に
ビス並びに接着材等を用いて強固に定着すること
により形成してある。
尚、上記補強金具5は第4図に示すように、天
板外皮1Aにおける溝2a付近の側面形状と殆ん
ど同一で、側面部材3の貫通孔3aに対応する孔
5aと、前記溝2aに対応する凹部5bと、取附
用のビス孔5cとが設けられている。
以上のようにして内部が閉塞された中空体に形
成された天板外皮1Aは、側面部材3に設けた注
入孔(図示せず)から発泡樹脂6を注入して発泡
させ、外皮内部に発泡樹脂が充填された天板部材
Aに形成されるのである。尚、前記外皮1Aに於
て、表面板1の表面には必要に応じて化粧板や塗
装等を施す。
次に、竪パネル部材Bに於て、11は、平面略
矩形の薄手の鋼板を、その上下端部を後方(第1
図の右方)に向け折曲すると共に、少なくとも上
方の折曲部をその前後幅並びに高さを前記天板部
材Aの溝2aに密嵌できる嵌合辺11aに形成し
た前面板、12は該前面板11の折曲部端縁11
eに於て、該板11に当てがわれて一体化される
背面板で、平面略矩形の鋼板を折曲加工してその
折曲部端縁12eを前記前面板11の端縁11e
に溶接して前面板11と一体化し、竪パネル外皮
1Bを形成する。従つて、該パネル外皮1Bは長
手方向の両端が開口した中空体である。
上記外皮1Bは、天板外皮1Aと同じように、
開口部分に側面部材13を埋設してあり、該側面
部材13にはその外面側に座ぐり部を有する貫通
孔13aからのぞいた連結杆14の螺子部14a
による連結部と、前記部材13の内面側で上端部
に補強部材として補強金具15が取附けてある。
尚、上記金具15は、第4図に示すように、その
上部が対応する天板部材A側の補強金具5の溝5
bに密嵌する凸部15bに形成されている。15
cは取附用のビス孔である。
このようにして形成される竪パネル外皮1B
は、その側面部材13の側から内部に適宜の発泡
樹脂16を注入し、内部全域に発泡樹脂16が充
填された竪パネル部材Bに形成されるのである。
上記天板部材Aと竪パネル部材Bとは、組立て
時天板部材Aの溝2aに接着剤等を介在させて前
記パネル部材Bの嵌合辺11aを密嵌させて、側
面略T字状のカウンター基体に組上げられるが、
上記密嵌時、前記パネル部材Bの補強金具15の
凸部15bが、対応する天板部材Aにおける補強
金具5の凹部5bに密に嵌入するから、前記両部
材A,Bの結合は極めて強固なものとなる。
本考案において、カウンター基体の側面形状で
ある略T状とは、天板部材Aとパネル部材Bが側
面T字状に組付けられたものは勿論、上記実施例
のようにパネル部材Bが天板部材Aの前端近くに
設けられた側面形状のものも含むものとする。
このようにして天板部材Aと竪パネル部材Bと
を一体結合して形成した本考案カウンター等の基
体は、次のようにして単独、又は、連結した状態
でデスクやカウンター等に形成される。
而して、本考案基体同士の連結は、基体の側面
を突合せたとき、相対向する連結杆4又は14の
螺子4a又は14aに両螺子ナツト材による連結
子7又は17を螺合して行い、このようにして連
結された連結杆4又は14の長手方向外側に位置
するものを外側に引張つて基体同士を緊密に連結
するものである。
ここで、連結杆4又は14の外側への引張りは
パネル状の脚部材8を前記基体の外側端部に当て
がい、このパネルの外側からナツト状の緊締部材
9を連結杆4又は14の螺子部4a又は14aに
螺合して緊締することにより行い、これによつて
先に連結子7又は17を介して連結された連結杆
4又は14を長手方向両端から引張り、脚部材間
に挟持される基体を緊密に一体化する。尚、基体
が1本の場合にも連結杆4又は14の両端にパネ
ル状の脚部材8,8を取附ける。また、脚部材8
はパネル状に限られるものではなく、他の適宜形
状のものでよいが、上記連結杆4及び14に螺合
される緊締部材9を支持できるものであれば足り
る。
上記のように連結する本考案基体は、基体同士
の連結部分に脚部材が全く存在しない点で、先に
提案しているカウンター等の基体と同等の効果を
奏するほか、天板部材と竪パネル部材とが別個独
立した部品として形成されているので、側面形状
が簡潔となつて運搬や保管に便利であり、また、
側面形状が簡潔であるから製造容易、特に大量生
産に好適である。
また、天板部材と竪パネル部材との結合は、天
板部材の裏面の長手方向全長に形成した溝に、竪
パネル部材の上端部に形成した嵌合辺が嵌合する
ことによつて極めて強固になされるのみならず、
この結合が一組の補強金具によつて確保されるか
ら、強度的にも充分である。
更に、本考案基体は、側面部材を切削可能材で
形成したから、基体同士の接合や基体と脚部材の
接合に当つて、この側面部材の外面を研削して密
着度を上げ、外観上も実質上も接合相手との接合
度を高めることができる。
しかも、この側面部材間には連結杆5が架設さ
れていることによつて、基体同士又は基体と脚部
材の接合を確実、強固になし得るから、接合相手
との一体化を、上記接合度が高いことを相まつて
容易且つ強固に実現することができる。
また、本考案基体は内部に合成樹脂が発泡充填
されているから、従来の中空のもの、或は、プレ
ス成形のものに比べ外皮の金属音が響鳴しない、
基体の強度を大きくできる利点がある一方で、全
体として軽量であるという効果がある。
本考案は以上の通りであつて、連結部分に脚部
材が全く不要な連結カウンターやデスクを形成す
るため先に提案されている基体の生産性や運搬、
保管性を改善したカウンター等の基体として極め
て有用である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施の一例を示すもので、第1図
は天板外皮と竪パネル外皮の側面図、第2図は一
部を切開した天板部材の平面図、第3図は一部を
切開した竪パネル部材の平面図、第4図イは天板
側補強金具の側面図、第4図ロは竪パネル側補強
金具の側面図、第5図は本考案基体の連結状態の
一例を示す一部切開平面図である。 A……天板部材、1A……天板外皮、1……表
面板、2……裏面板、2a……溝、3……側面部
材、4……連結杆、5……補強金具、5b……凹
部、6……発泡樹脂、B……竪パネル部材、1B
……竪パネル外皮、11……前面板、11a……
嵌合辺、12……背面板、13……側面部材、1
4……連結杆、15……補強金具、15b……凸
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面の長手方向に沿つて比較的狭幅の溝を設け
    ると共に長手方向両側を開口し内部を中空にして
    金属板により形成した天板外皮と、切削可能な木
    質材などによる側面部材の外面側に貫通した連結
    部の孔を形成すると共に内面側の少なくとも前記
    外皮の溝の部分に当該側面部材と同形状の補強部
    を形成して前記外皮の両側開口部全域に埋設した
    側面部材と、この両側面部材の連結部の孔に両端
    に形成された螺子部を支持させて両側面部材間に
    架設した連結杆と、この連結杆を具備する側面部
    材を埋設した天板外皮の内部に注入発泡させた適
    宜合成樹脂とによつて形成された天板部材、及
    び、上端面の長手方向を前記天板部材の溝に嵌合
    する嵌合辺に形成すると共に、長手方向両側を開
    口し内部を中空にして金属板により形成した竪パ
    ネル外皮と、切削可能な木質材などによる外面部
    材の外面側に貫通した連結部の孔を形成すると共
    に内面側の少なくとも上端部に当該側面部材と同
    形状の補強部を形成して上記竪パネル外皮の両側
    開口部全域に埋設した側面部材と、この側面部材
    の連結部の孔に両端に形成された螺子部を支持さ
    せて両側面部材間に架設した連結杆と、この連結
    杆を具備する側面部材を埋設した竪パネル外皮の
    内部に注入発泡させた適宜合成樹脂とによつて形
    成された竪パネル部材とから成り、前記天板部材
    の溝に前記竪パネル部材の嵌合辺を嵌合密着させ
    て側面略T字状に形成したことを特徴とする受付
    用カウンター等の基体。
JP18009982U 1982-11-30 1982-11-30 受付用カウンタ−等の基体 Granted JPS5983467U (ja)

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JP18009982U JPS5983467U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 受付用カウンタ−等の基体

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JP18009982U JPS5983467U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 受付用カウンタ−等の基体

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JPS5983467U JPS5983467U (ja) 1984-06-05
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JP18009982U Granted JPS5983467U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 受付用カウンタ−等の基体

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