JPS6287352A - 版胴洗浄方法及び装置 - Google Patents
版胴洗浄方法及び装置Info
- Publication number
- JPS6287352A JPS6287352A JP22945685A JP22945685A JPS6287352A JP S6287352 A JPS6287352 A JP S6287352A JP 22945685 A JP22945685 A JP 22945685A JP 22945685 A JP22945685 A JP 22945685A JP S6287352 A JPS6287352 A JP S6287352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cleaning
- plate cylinder
- solvent
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はグラビア印刷機の印刷ユニットにおいて。
版胴を印刷ユニットから取り外すことなく洗浄すること
の可能な版胴洗浄方法及び装置に関する。
の可能な版胴洗浄方法及び装置に関する。
従来、印刷後の版胴洗浄は、印刷直後に版胴を低速で回
転させながら洗浄溶剤を上からジョー口等でたれ流し2
版面を濡らし、ポロキレ等で拭き取る方法が採られてい
る。
転させながら洗浄溶剤を上からジョー口等でたれ流し2
版面を濡らし、ポロキレ等で拭き取る方法が採られてい
る。
また1版胴を支持した版軸は、ドクターからのインキハ
ネ、インキパン内インキからのハネ等で汚れが激しく、
且つ乾燥したインキ被膜となっている為、簡易に洗浄す
ることは困難であり、現状は予め軸に紙テープを巻いた
り、プラスチックシートで作ったチューブをはめ込んだ
りして洗浄の簡易化を図っている。
ネ、インキパン内インキからのハネ等で汚れが激しく、
且つ乾燥したインキ被膜となっている為、簡易に洗浄す
ることは困難であり、現状は予め軸に紙テープを巻いた
り、プラスチックシートで作ったチューブをはめ込んだ
りして洗浄の簡易化を図っている。
しかし、このような版胴の洗浄方法は作業者による完全
な手作業であり、しかも印刷機を構成する複数の印刷ユ
ニットの版胴洗浄を順次行わねばならず3重労働であり
且つ時間もかかる。また2作業中溶剤蒸気を吸い込むこ
とが多く衛生上も好ましくない。更に1手作業であるた
め、溶剤を必要以上に使ってしまうことが多々あり、コ
スト的にもかさむ等種々の問題点がある。また2版軸に
祇テープを巻いたり、チューブをはめ込む作業もダーテ
ィ作業であり好ましい方法ではない。
な手作業であり、しかも印刷機を構成する複数の印刷ユ
ニットの版胴洗浄を順次行わねばならず3重労働であり
且つ時間もかかる。また2作業中溶剤蒸気を吸い込むこ
とが多く衛生上も好ましくない。更に1手作業であるた
め、溶剤を必要以上に使ってしまうことが多々あり、コ
スト的にもかさむ等種々の問題点がある。また2版軸に
祇テープを巻いたり、チューブをはめ込む作業もダーテ
ィ作業であり好ましい方法ではない。
本発明はかかる従来の問題点を解消せんとするもので9
作業者が洗浄用の溶剤を直接手で取り扱う必要がなく、
且つ手作業によらず版胴や版軸の洗浄を行うことのでき
る版胴洗浄方法及び装置を提供することを目的とする。
作業者が洗浄用の溶剤を直接手で取り扱う必要がなく、
且つ手作業によらず版胴や版軸の洗浄を行うことのでき
る版胴洗浄方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明者は上記問題点を解消すべく鋭意検討の結果。
版胴をゆっくり回転させながら、その版軸に洗浄溶剤を
噴射器で噴射することにより版軸の洗浄が可能なこと1
版胴にファニッシャローラを押付けた状態で版胴とファ
ニッシャローラとの間に洗浄溶剤を供給することにまり
版胴の粗洗浄を行い1次いで9版面に洗浄溶剤を噴射器
で噴射することにより、良好な版面の洗浄が可能である
ことを見出し2本発明に到達した。
噴射器で噴射することにより版軸の洗浄が可能なこと1
版胴にファニッシャローラを押付けた状態で版胴とファ
ニッシャローラとの間に洗浄溶剤を供給することにまり
版胴の粗洗浄を行い1次いで9版面に洗浄溶剤を噴射器
で噴射することにより、良好な版面の洗浄が可能である
ことを見出し2本発明に到達した。
即ち1本願第一の発明は、インキパンと1版胴と。
該版胴に押付けられるファニッシャローラと、インキパ
ン底部のインキを版胴とファニッシャローラとの間に供
給するインキポンプを含んだインキ循環系とを有するグ
ラビア印刷機の印刷ユニットにおいて、印刷終了後、イ
ンキパン上面開口部をその上方の版胴と共に開閉可能な
インキパン密閉装置で密閉し、インキパン及びインキ循
環系内の残留インキを排出し1版胴を回転させながら1
版軸に洗浄溶剤を噴射して該版軸を洗浄し、同時に版胴
にファニッシャローラを押付けた状態で、インキパン内
の溶剤をインキ循環系を利用して。
ン底部のインキを版胴とファニッシャローラとの間に供
給するインキポンプを含んだインキ循環系とを有するグ
ラビア印刷機の印刷ユニットにおいて、印刷終了後、イ
ンキパン上面開口部をその上方の版胴と共に開閉可能な
インキパン密閉装置で密閉し、インキパン及びインキ循
環系内の残留インキを排出し1版胴を回転させながら1
版軸に洗浄溶剤を噴射して該版軸を洗浄し、同時に版胴
にファニッシャローラを押付けた状態で、インキパン内
の溶剤をインキ循環系を利用して。
版胴とファニッシャローラとの間に供給し1版面の粗洗
浄を行い、その後9版面に洗浄溶剤を噴射して仕上げ洗
浄を行うことを特徴とする版胴洗浄方法を要旨とする。
浄を行い、その後9版面に洗浄溶剤を噴射して仕上げ洗
浄を行うことを特徴とする版胴洗浄方法を要旨とする。
本願第二の発明は、第一の発明になる方法を実施する為
のものであって、グラビア印刷機の印刷ユニットにおい
て、インキパンの上面開口部とその上方の版胴とを包囲
する開閉可能なインキパン密閉装置と、該インキパン密
閉装置で包囲された前記版胴の版軸に洗浄溶剤を噴射す
る版軸用噴射器と、前記版胴の版面に洗浄溶剤を噴射す
る版面用噴射器と、前記版軸用噴射器と版面用噴射器と
に、別個に洗浄溶剤を供給しうる洗浄溶剤供給手段とを
有することを特徴とする版胴洗浄装置を要旨とする。
のものであって、グラビア印刷機の印刷ユニットにおい
て、インキパンの上面開口部とその上方の版胴とを包囲
する開閉可能なインキパン密閉装置と、該インキパン密
閉装置で包囲された前記版胴の版軸に洗浄溶剤を噴射す
る版軸用噴射器と、前記版胴の版面に洗浄溶剤を噴射す
る版面用噴射器と、前記版軸用噴射器と版面用噴射器と
に、別個に洗浄溶剤を供給しうる洗浄溶剤供給手段とを
有することを特徴とする版胴洗浄装置を要旨とする。
上記構成になる本発明では、ゆっくり回転している版軸
に洗浄溶剤を噴射し5版軸を洗浄溶剤で良好に洗浄する
ことができる。この際、使用する洗浄溶剤は。
に洗浄溶剤を噴射し5版軸を洗浄溶剤で良好に洗浄する
ことができる。この際、使用する洗浄溶剤は。
常に新しいものでもよいが、成る程度新しい洗浄溶剤を
版軸に噴射した後は、インキパン底部に溜まった溶剤を
用いて版軸に噴射し1版軸洗浄を行うことが好ましい。
版軸に噴射した後は、インキパン底部に溜まった溶剤を
用いて版軸に噴射し1版軸洗浄を行うことが好ましい。
このようにすると、汚れの激しい版軸に対して。
新洗浄溶剤の使用量を少なくして、良好な洗浄が可能で
ある。次に2版軸の洗浄に並行して3版胴にファニッシ
ャローラを押付けた状態で、インキパン内の溶剤をイン
キ循環系を利用して9版胴とファニッシャローラとの間
に供給する。この操作により5版面がファニッシャロー
ラで擦られ3版胴及びファニッシャローラが効率的に粗
洗浄される。粗洗浄を終了した後に2版面に洗浄溶剤を
噴射することにより1版面ば極めてきれいに洗浄される
ことができる。この際、粗洗浄は使用済の洗浄溶剤を用
いて行うため2版面洗浄に使用する新洗浄溶剤の量が少
なくてすみ、極めて経済的である。
ある。次に2版軸の洗浄に並行して3版胴にファニッシ
ャローラを押付けた状態で、インキパン内の溶剤をイン
キ循環系を利用して9版胴とファニッシャローラとの間
に供給する。この操作により5版面がファニッシャロー
ラで擦られ3版胴及びファニッシャローラが効率的に粗
洗浄される。粗洗浄を終了した後に2版面に洗浄溶剤を
噴射することにより1版面ば極めてきれいに洗浄される
ことができる。この際、粗洗浄は使用済の洗浄溶剤を用
いて行うため2版面洗浄に使用する新洗浄溶剤の量が少
なくてすみ、極めて経済的である。
本発明の実施に使用する洗浄溶剤としては、インキを溶
解しうる任意のものが使用可能であるが、不燃性溶剤が
爆発の危険がなく、取扱いが容易であるので。
解しうる任意のものが使用可能であるが、不燃性溶剤が
爆発の危険がなく、取扱いが容易であるので。
好ましい。
以下2図面に示す本発明の実施例を参照して本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の版胴洗浄装置を備えた印刷
ユニットの部分断面上面図、第2図は該印刷ユニットの
版胴洗浄時の状態を示す側面断面図、第3図はその印刷
ユニットの印刷中の状態を示す側面断面図。
ユニットの部分断面上面図、第2図は該印刷ユニットの
版胴洗浄時の状態を示す側面断面図、第3図はその印刷
ユニットの印刷中の状態を示す側面断面図。
第4図は版胴を外し且つインキパン密閉装置を開いて示
す印刷ユニットギヤサイドの概略斜視図である。同図に
おいて、1はユニットフレーム、2は版胴、3は版胴を
支持する版軸、4は圧胴、5はファニッシャローラ、6
はインキパン、7はインキ循環系、8はインキパン6を
載せて昇降する昇降台、9はドクターである。
す印刷ユニットギヤサイドの概略斜視図である。同図に
おいて、1はユニットフレーム、2は版胴、3は版胴を
支持する版軸、4は圧胴、5はファニッシャローラ、6
はインキパン、7はインキ循環系、8はインキパン6を
載せて昇降する昇降台、9はドクターである。
両側のユニットフレーム1には、張り出し部1)が互い
に向い合うように設けられる。この張り出し部1)はイ
ンキパン6の端部上面に接触してシール効果を発揮する
下部シール面1)Aと、凸形状に湾曲した上部シール面
1)Bを有している。上部シール面1)Bの下端近傍に
は、即ち印刷ユニット排紙側のインキパン側部上縁近傍
には9両側の張り出し部1)に掛は渡されるように、ス
テイ12及び可撓シート巻取具13が配置される。ステ
イ12の下面は、インキパン6の上縁と密着してシール
するためのシール面を形成する。
に向い合うように設けられる。この張り出し部1)はイ
ンキパン6の端部上面に接触してシール効果を発揮する
下部シール面1)Aと、凸形状に湾曲した上部シール面
1)Bを有している。上部シール面1)Bの下端近傍に
は、即ち印刷ユニット排紙側のインキパン側部上縁近傍
には9両側の張り出し部1)に掛は渡されるように、ス
テイ12及び可撓シート巻取具13が配置される。ステ
イ12の下面は、インキパン6の上縁と密着してシール
するためのシール面を形成する。
可撓シート巻取具13は、第5図に拡大して示すように
、ステ412両端のブラケット14にピン15で揺動可
能に保持されたアーム16.アーム16に保持された支
持棒17.該支持棒17にスプリング18を介して支持
された巻取芯191巻取芯19に巻取られた可撓シート
20からなる。スプリング18は巻取芯19をシート巻
取方向に常時付勢する。従って、シート20の先端を引
っ張ることにより、シート20を巻取芯19から引き出
すことができるが、シート先端を解放すると、シート2
0は自動的に巻取芯19上に巻取られることとなる。可
撓シート20としては、金属の薄板、プラスチックシー
ト等が使用可能である。
、ステ412両端のブラケット14にピン15で揺動可
能に保持されたアーム16.アーム16に保持された支
持棒17.該支持棒17にスプリング18を介して支持
された巻取芯191巻取芯19に巻取られた可撓シート
20からなる。スプリング18は巻取芯19をシート巻
取方向に常時付勢する。従って、シート20の先端を引
っ張ることにより、シート20を巻取芯19から引き出
すことができるが、シート先端を解放すると、シート2
0は自動的に巻取芯19上に巻取られることとなる。可
撓シート20としては、金属の薄板、プラスチックシー
ト等が使用可能である。
ステイ12の垂直部の上端は、張り出し部の上部シール
面1)Bに一致する高さ位置に配置されており。
面1)Bに一致する高さ位置に配置されており。
シート20はこの垂直部側から引き出されている。
シート20は特に第1図からよく分かるように9両側の
張り出し部1)の上部シール面1)Bに接触しうる幅を
有し2両側の張り出し部1)間の領域を覆うことができ
る。シート20の先端にはシート20の幅よりも長い棒
22が連結されており、該棒22は上部シール面1)B
に沿って移動可能である。棒22の両端には、ワイヤー
23が連結されており、このワイヤーは張り出し部1)
の上部シール面1)B上を通り、プーリー25を介して
9両側のユニットフレーム間に延びるシャフト26に設
けたプーリー27に巻取られる。
張り出し部1)の上部シール面1)Bに接触しうる幅を
有し2両側の張り出し部1)間の領域を覆うことができ
る。シート20の先端にはシート20の幅よりも長い棒
22が連結されており、該棒22は上部シール面1)B
に沿って移動可能である。棒22の両端には、ワイヤー
23が連結されており、このワイヤーは張り出し部1)
の上部シール面1)B上を通り、プーリー25を介して
9両側のユニットフレーム間に延びるシャフト26に設
けたプーリー27に巻取られる。
シャフト26はブレーキ付可逆回転モーター28に連結
されている。これらのモーター28.プーリー27゜ワ
イヤー23等は棒22を上部シール面1)Bに沿って移
動させる駆動機構を構成する。かくして、モーター28
でワイヤー23をプーリー27に巻取ると。
されている。これらのモーター28.プーリー27゜ワ
イヤー23等は棒22を上部シール面1)Bに沿って移
動させる駆動機構を構成する。かくして、モーター28
でワイヤー23をプーリー27に巻取ると。
棒22が上部シール面1)B上を滑ってドクター9の方
に移動し、可撓シート20を引き出し、シート20でイ
ンキパン上方を覆うこととなり、また、モーター28を
逆回転させてワイヤー23を繰り出すと、可撓シート2
0は巻取芯19上に巻取られ、インキパン上方が開放さ
れることとなる。また、シート20の先端を拘束すると
5スプリング18の巻取力によりシー1〜20に張力が
加わり、シート20が上部シール面1)Bに押付けられ
てシールされるとともに、シート20の張力はアーム1
6を時計方向に回転させてシート20をステイ12の上
縁に強く押付け、この部分のシールも行う。なお、可撓
シート20の上部シール面及びステイ12に対するシー
ルは上記の如く可撓シート20に作用する張力を利用す
る場合に限らず、シート20をエアシリンダ等に連結さ
れた枠で、上部シール面及びステイに押付け、シールす
るようにしてもよい。
に移動し、可撓シート20を引き出し、シート20でイ
ンキパン上方を覆うこととなり、また、モーター28を
逆回転させてワイヤー23を繰り出すと、可撓シート2
0は巻取芯19上に巻取られ、インキパン上方が開放さ
れることとなる。また、シート20の先端を拘束すると
5スプリング18の巻取力によりシー1〜20に張力が
加わり、シート20が上部シール面1)Bに押付けられ
てシールされるとともに、シート20の張力はアーム1
6を時計方向に回転させてシート20をステイ12の上
縁に強く押付け、この部分のシールも行う。なお、可撓
シート20の上部シール面及びステイ12に対するシー
ルは上記の如く可撓シート20に作用する張力を利用す
る場合に限らず、シート20をエアシリンダ等に連結さ
れた枠で、上部シール面及びステイに押付け、シールす
るようにしてもよい。
ドクター9はドクターホルダー30に固定されており、
ドクターホルダー30は懸垂腕32に保持された軸33
に取付けられている。このドクターホルダー30は第3
図に示すドクター作動位置と、第2図に示す」1昇位置
とに移動可能である。更にドクターホルダー30は円弧
状の外周面30Aと先端の平坦面30Bを有しており、
平坦面30Bは第2図のようにドクター9を上昇させ且
つほぼ水平にした時に、上部シール面JIBに沿って移
動する棒22が突き当たるよう、上部シール面1)Bと
ほぼ同じ高さとなる。ドクターホルダー30の下方には
ドクターエプロン(以下エプロンと略称する)35が設
けられる。このエプロン35は軸33を中心として回転
可能な支持具(図示せず)に取付けられ、その上端がド
クターホルダー30の外周面30Aに接触してシールし
ながら回転可能である。
ドクターホルダー30は懸垂腕32に保持された軸33
に取付けられている。このドクターホルダー30は第3
図に示すドクター作動位置と、第2図に示す」1昇位置
とに移動可能である。更にドクターホルダー30は円弧
状の外周面30Aと先端の平坦面30Bを有しており、
平坦面30Bは第2図のようにドクター9を上昇させ且
つほぼ水平にした時に、上部シール面JIBに沿って移
動する棒22が突き当たるよう、上部シール面1)Bと
ほぼ同じ高さとなる。ドクターホルダー30の下方には
ドクターエプロン(以下エプロンと略称する)35が設
けられる。このエプロン35は軸33を中心として回転
可能な支持具(図示せず)に取付けられ、その上端がド
クターホルダー30の外周面30Aに接触してシールし
ながら回転可能である。
エプロン35は、その両端が張り出し部IIの端面に密
着しうる幅を有している。また、その長さは、第2図の
状態ではその下端がインキパン6内に位置し、第3図の
ようにドクターホルダー30が上昇位置にある時には9
両側の張り出し部1)の下端位置に5版胴に平行に掛は
渡された固定スティ37に接触するように定められてい
る。エプロン35は、スティ37に押付けられてシール
されるよう、ドクター懸垂腕32に設置1 置したエアシリンダ38に連結されている。両側の張り
出し部1)の側部シール面下端に掛は渡されたステイ3
7は、エプロン35に密着するシール面を有するととも
に、インキパン上縁に密着するシール面も有している。
着しうる幅を有している。また、その長さは、第2図の
状態ではその下端がインキパン6内に位置し、第3図の
ようにドクターホルダー30が上昇位置にある時には9
両側の張り出し部1)の下端位置に5版胴に平行に掛は
渡された固定スティ37に接触するように定められてい
る。エプロン35は、スティ37に押付けられてシール
されるよう、ドクター懸垂腕32に設置1 置したエアシリンダ38に連結されている。両側の張り
出し部1)の側部シール面下端に掛は渡されたステイ3
7は、エプロン35に密着するシール面を有するととも
に、インキパン上縁に密着するシール面も有している。
以上に説明した張り出し部1).可撓シート巻取具13
.ドクターホルダー30及びエプロン35等は版胴2及
びインキパン上面を覆うインキパン密閉装置を構成する
。
.ドクターホルダー30及びエプロン35等は版胴2及
びインキパン上面を覆うインキパン密閉装置を構成する
。
ステイ37には第1図から良くわかるように1版軸3に
面する位置に、洗浄溶剤を版軸に噴射する版面用噴射器
例えば噴射ノズル39が2版面に面する位置に。
面する位置に、洗浄溶剤を版軸に噴射する版面用噴射器
例えば噴射ノズル39が2版面に面する位置に。
洗浄溶剤を版面に噴射する版面用噴射器例えば噴射ノズ
ル40が取付けられる。これらのノズル39.40は、
第3図に示すように通常の印刷時にはエプロン35によ
り隠されるが2版胴洗浄時には第2図に示すように露出
され2版胴に洗浄溶剤を噴射可能である。ノズル39.
40としては、市販のものを適宜使用できるが、相手が
回転体であるため汚れの激しい版軸3洗浄用のノズルは
、洗浄液を偏平な扇状に噴射する大流量タイプが、また
版面洗浄用のノズルは、洗浄液を偏平な扇状に噴射する
小流量タイプのものが好ましい。
ル40が取付けられる。これらのノズル39.40は、
第3図に示すように通常の印刷時にはエプロン35によ
り隠されるが2版胴洗浄時には第2図に示すように露出
され2版胴に洗浄溶剤を噴射可能である。ノズル39.
40としては、市販のものを適宜使用できるが、相手が
回転体であるため汚れの激しい版軸3洗浄用のノズルは
、洗浄液を偏平な扇状に噴射する大流量タイプが、また
版面洗浄用のノズルは、洗浄液を偏平な扇状に噴射する
小流量タイプのものが好ましい。
版軸用ノズル39には配管41が1版面用ノズル40に
は、配管42が接続されている。配管41.42につい
ては後述する。
は、配管42が接続されている。配管41.42につい
ては後述する。
第2図、第3図において、インキ循環系7はインキパン
6底部のインキをインキパン上部に配置されたトレー4
5に送り2版胴2とファニッシャローラ5との間に供給
するためのもので、インキポンプ46.フィルタ47等
を有している。張り出し部1)には、窪み48が形成さ
れ、その中にインキパン洗浄用のノズル49が収納され
ている。このノズル49は版胴を取り外した後、インキ
パンの中央に進出し、インキパン及びインキパン密閉装
置に洗浄溶剤を噴射して洗浄する為のものである。ファ
ニッシャローラ5はインキパン側面に設けられた回転円
板50に保持されてお□す1回転円板500回転により
版胴2に接触する位置及び離れた位置に移動可能である
。なお、ファニッシャローラ5の保持機構は本実施例に
限定されず1種々変更可能である。
6底部のインキをインキパン上部に配置されたトレー4
5に送り2版胴2とファニッシャローラ5との間に供給
するためのもので、インキポンプ46.フィルタ47等
を有している。張り出し部1)には、窪み48が形成さ
れ、その中にインキパン洗浄用のノズル49が収納され
ている。このノズル49は版胴を取り外した後、インキ
パンの中央に進出し、インキパン及びインキパン密閉装
置に洗浄溶剤を噴射して洗浄する為のものである。ファ
ニッシャローラ5はインキパン側面に設けられた回転円
板50に保持されてお□す1回転円板500回転により
版胴2に接触する位置及び離れた位置に移動可能である
。なお、ファニッシャローラ5の保持機構は本実施例に
限定されず1種々変更可能である。
次に、第6図により、各ノズルに対する配管系統を説明
する。グラビア印刷機の近傍に新溶剤タンク51゜廃溶
剤タンク52.再生装置53が配置されている。
する。グラビア印刷機の近傍に新溶剤タンク51゜廃溶
剤タンク52.再生装置53が配置されている。
新溶剤タンク51は版胴やインキパン洗浄に使用する溶
剤を収容しており、一方、廃溶剤タンク52は版胴やイ
ンキパンの洗浄に使用した後の廃溶剤を収容するもので
ある。本実施例では洗浄溶剤として、不燃性のものが使
用されている。再生装置53は、廃溶剤タンク52から
の廃溶剤を加熱、蒸留して新溶剤として再生するもので
、その再生された溶剤が新溶剤タンク51に貯えられて
いる。新溶剤タンク5工及び廃溶剤タンク52から、各
印刷ユニットの側方に溶剤供給本管54、溶剤回収本管
55が配管されている。
剤を収容しており、一方、廃溶剤タンク52は版胴やイ
ンキパンの洗浄に使用した後の廃溶剤を収容するもので
ある。本実施例では洗浄溶剤として、不燃性のものが使
用されている。再生装置53は、廃溶剤タンク52から
の廃溶剤を加熱、蒸留して新溶剤として再生するもので
、その再生された溶剤が新溶剤タンク51に貯えられて
いる。新溶剤タンク5工及び廃溶剤タンク52から、各
印刷ユニットの側方に溶剤供給本管54、溶剤回収本管
55が配管されている。
溶剤供給本管54から各印刷ユニットに対して、溶剤供
給管57が分岐され、該溶剤供給管57はギヤポンプ5
8を介して1版面用ノズル39に通しる配管41及びイ
ンキパン洗浄用のノズル49に連通している。。
給管57が分岐され、該溶剤供給管57はギヤポンプ5
8を介して1版面用ノズル39に通しる配管41及びイ
ンキパン洗浄用のノズル49に連通している。。
また、溶剤供給本管54は複数の印刷ユニットに対して
1個の溶剤供給管60を分岐し、各溶剤供給管60はギ
ヤポンプ61を介して、複数の印刷ユニットの版面用ノ
ズル40に通しる配管42に接続されている。
1個の溶剤供給管60を分岐し、各溶剤供給管60はギ
ヤポンプ61を介して、複数の印刷ユニットの版面用ノ
ズル40に通しる配管42に接続されている。
該溶剤戻り管63はフィルタ64を介してギヤポンプ5
8の吸込側に接続されている。かくして、溶剤戻り管6
3.ギヤポンプ58.配管41等はインキパン6底部の
溶剤を版軸用ノズル39に循環させる循環配管を構成す
る。ギヤポンプ58の吐出側には廃溶剤回収管65が接
続され、各印刷ユニットの廃溶剤回収管65は溶剤回収
本管55に接続されている。
8の吸込側に接続されている。かくして、溶剤戻り管6
3.ギヤポンプ58.配管41等はインキパン6底部の
溶剤を版軸用ノズル39に循環させる循環配管を構成す
る。ギヤポンプ58の吐出側には廃溶剤回収管65が接
続され、各印刷ユニットの廃溶剤回収管65は溶剤回収
本管55に接続されている。
なお、第6図において、66は溶剤追出し用ブロワ−で
あり、その吐出側は各ギヤポンプ58.61の吐出側の
配管に接続されて1作動時に、空気を各配管内に送り込
み、残留溶剤を排出させるものである。もし、可燃性の
溶剤が使用される場合には、空気に代えて不活性ガス、
例えば窒素ガスを送り込むようにすることが望ましい。
あり、その吐出側は各ギヤポンプ58.61の吐出側の
配管に接続されて1作動時に、空気を各配管内に送り込
み、残留溶剤を排出させるものである。もし、可燃性の
溶剤が使用される場合には、空気に代えて不活性ガス、
例えば窒素ガスを送り込むようにすることが望ましい。
67は局排用ブロワ−であり、その吸込側には局排用ダ
クト68が接続され9局排用ダクト68の先端の吸込口
はインキパン内及びその近傍に位置している。
クト68が接続され9局排用ダクト68の先端の吸込口
はインキパン内及びその近傍に位置している。
次に上記装置の作動を説明する。なお、以下の動作は図
示しない制御装置により、シーケンス制御されるもので
ある。
示しない制御装置により、シーケンス制御されるもので
ある。
通常の印刷時には第3図のように、インキパン6は上昇
位置にあり、その上縁が両側の張り出し部1)の下部シ
ール面及びステイ12,37の下面に押付けられてシー
ルされていいる。可撓シート20は可撓シート巻取具1
3に大部分が巻取られ、先端に取付けた棒22ば可撓シ
ート巻取具13近傍に位置している。この状態ではイン
キパン6上方に可撓シートが無く、大きく開放されてい
る為1版胴2への圧胴4の押付けや一印刷される紙の通
過に何等支障はない。なお、必要に応じ、モーター2B
によりワイヤー23をプーリー27に巻取り、棒22を
走行中の紙に支障を生じない位置まで、引き出し、イン
キパン6の上方を可撓シート20で部分的に覆い、イン
キ汚れの周囲への飛散や溶剤の蒸発を制限するようにし
てもよい。一方ドクターホルダー30下方のエプロン3
5はステイ37の前を通ってインキパン6内に入ってお
り、ドクター9でかき落したインキの外部への飛散を防
止するとともに。
位置にあり、その上縁が両側の張り出し部1)の下部シ
ール面及びステイ12,37の下面に押付けられてシー
ルされていいる。可撓シート20は可撓シート巻取具1
3に大部分が巻取られ、先端に取付けた棒22ば可撓シ
ート巻取具13近傍に位置している。この状態ではイン
キパン6上方に可撓シートが無く、大きく開放されてい
る為1版胴2への圧胴4の押付けや一印刷される紙の通
過に何等支障はない。なお、必要に応じ、モーター2B
によりワイヤー23をプーリー27に巻取り、棒22を
走行中の紙に支障を生じない位置まで、引き出し、イン
キパン6の上方を可撓シート20で部分的に覆い、イン
キ汚れの周囲への飛散や溶剤の蒸発を制限するようにし
てもよい。一方ドクターホルダー30下方のエプロン3
5はステイ37の前を通ってインキパン6内に入ってお
り、ドクター9でかき落したインキの外部への飛散を防
止するとともに。
ステイ37のノズル39.40を覆って、ドクター9で
かき落とされたインキや版胴から飛散したインキで汚さ
れることを防止している。
かき落とされたインキや版胴から飛散したインキで汚さ
れることを防止している。
印刷終了後は、まず圧胴4を上方に移動させ9次にドク
ターホルダー30を第2図の位置に上昇させ、且つドク
ター9がほぼ水平になるよう回転させる。この時、エプ
ロン35の下端ばステイ37に接触しており。
ターホルダー30を第2図の位置に上昇させ、且つドク
ター9がほぼ水平になるよう回転させる。この時、エプ
ロン35の下端ばステイ37に接触しており。
インキパン上方側部はエプロン35で遊間される。次に
第4図のモーター28を作動させてワイヤー23をプー
リー27番こ巻取り、可撓シート20先端に取付けた棒
22を上部シール面1)Bに沿って移動させる。
第4図のモーター28を作動させてワイヤー23をプー
リー27番こ巻取り、可撓シート20先端に取付けた棒
22を上部シール面1)Bに沿って移動させる。
棒22がドクターホルダー30の先端の平坦面30Bに
ぶつかって停止した時点で、モーター28を停止させブ
レーキをかけると、棒22は常時平坦面30Bに接触し
た状態を保ち、シールされる。一方、インキパン6上面
を覆った可撓シート20は可撓シート巻取具13のスプ
リング18により張力を加えられるため。
ぶつかって停止した時点で、モーター28を停止させブ
レーキをかけると、棒22は常時平坦面30Bに接触し
た状態を保ち、シールされる。一方、インキパン6上面
を覆った可撓シート20は可撓シート巻取具13のスプ
リング18により張力を加えられるため。
自身の張力により凸形状の上部シール面1)Bに押付け
られシールされる。また、第5図において、可撓シール
20に作用する張力は巻取芯を保持したアーム1Gを時
計方向に揺動させ、可撓シート20をステイ12の上端
に押付けてシールする。かくして、インキパン6上方は
可撓シート20.ドクターホルダー30゜エプロン35
等により版胴2を包囲する状態で密閉され1版胴洗浄の
準備が調う。
られシールされる。また、第5図において、可撓シール
20に作用する張力は巻取芯を保持したアーム1Gを時
計方向に揺動させ、可撓シート20をステイ12の上端
に押付けてシールする。かくして、インキパン6上方は
可撓シート20.ドクターホルダー30゜エプロン35
等により版胴2を包囲する状態で密閉され1版胴洗浄の
準備が調う。
インキパン密閉後、まずインキパン6下部のドレイン管
からインキパン内及びインキ循環系7内の残留インキを
抜き取る。次に2版胴2をゆっくり回転させながら、溶
剤供給本管54からの新溶剤を、ギヤポンプ58で版軸
用ノズル39に供給し、該ノズル39から版軸に噴射し
て版軸3を洗浄する。成る程度新溶剤での洗浄をm続し
た後、新洗浄溶剤の供給を止め、インキパン6に溜まっ
た洗浄溶剤をギヤポンプ58で循環させ1版軸洗浄を継
続する。なお2版軸用ノズル39からの洗浄溶剤は一部
が版胴端面にも吹付けられ2版胴端面の洗浄も行われる
。この版軸洗浄と並行して。
からインキパン内及びインキ循環系7内の残留インキを
抜き取る。次に2版胴2をゆっくり回転させながら、溶
剤供給本管54からの新溶剤を、ギヤポンプ58で版軸
用ノズル39に供給し、該ノズル39から版軸に噴射し
て版軸3を洗浄する。成る程度新溶剤での洗浄をm続し
た後、新洗浄溶剤の供給を止め、インキパン6に溜まっ
た洗浄溶剤をギヤポンプ58で循環させ1版軸洗浄を継
続する。なお2版軸用ノズル39からの洗浄溶剤は一部
が版胴端面にも吹付けられ2版胴端面の洗浄も行われる
。この版軸洗浄と並行して。
ファニッシャローラ5を版胴2に押付けた状態で、イン
キ循環系7のインキポンプ46を駆動し、インキパン内
の洗浄溶剤を版胴とファニッシャローラとの間に供給す
る。インキ循環系による洗浄溶剤の循環により。
キ循環系7のインキポンプ46を駆動し、インキパン内
の洗浄溶剤を版胴とファニッシャローラとの間に供給す
る。インキ循環系による洗浄溶剤の循環により。
版面及びファニッシャローラの粗洗浄が行われ、同時の
インキ循環系の洗浄も行われる。この時の、ファニッシ
ャローラの版胴に対する押付圧は、0.5〜2.0kg
/ cm程度2周速比は、1/4〜1/16程度が好
ましい。版面粗洗浄中に、インキパン内の溶剤があまり
にも汚れ過ぎると、その溶剤は一旦、溶剤回収本管55
を介して、廃溶剤タンク52に回収し、新溶剤を用いて
版軸洗浄を行う。
インキ循環系の洗浄も行われる。この時の、ファニッシ
ャローラの版胴に対する押付圧は、0.5〜2.0kg
/ cm程度2周速比は、1/4〜1/16程度が好
ましい。版面粗洗浄中に、インキパン内の溶剤があまり
にも汚れ過ぎると、その溶剤は一旦、溶剤回収本管55
を介して、廃溶剤タンク52に回収し、新溶剤を用いて
版軸洗浄を行う。
版軸洗浄及び版胴粗洗浄の終了後、インキポンプを停止
し、溶剤供給本管54からの新溶剤を版面用ノズル40
に供給し2版面用ノズル40から版面に洗浄溶剤を間欠
的に噴射して版面の仕上げ洗浄を行う。この時もファニ
ッシャローラは版胴に押付けたままである。
し、溶剤供給本管54からの新溶剤を版面用ノズル40
に供給し2版面用ノズル40から版面に洗浄溶剤を間欠
的に噴射して版面の仕上げ洗浄を行う。この時もファニ
ッシャローラは版胴に押付けたままである。
その後、ファニッシャローラを離し2版面に新洗浄溶剤
を版面用ノズル40から噴射し1版面リンスを行う。
を版面用ノズル40から噴射し1版面リンスを行う。
以上により版面の仕上げ洗浄が終了する。
版面洗浄後、インキパン内の洗浄溶剤を溶剤回収本管を
介して廃溶剤タンク52に回収する。同時に、溶剤追出
し用ブロワ−66から空気を配管内に送り込んで、配管
内の残留溶剤を排出し、且つ版面を乾燥させ。
介して廃溶剤タンク52に回収する。同時に、溶剤追出
し用ブロワ−66から空気を配管内に送り込んで、配管
内の残留溶剤を排出し、且つ版面を乾燥させ。
更に2局排用ブロワ−67で系内の溶剤蒸気を除去する
。
。
その後、インキパン6を降下させ、洗浄済の版胴2を取
り外し、再びインキパン6を元の位置に上昇させる。次
いで、インキパン洗浄用のノズル49を作動位置に進出
させ、新洗浄溶剤を噴射してインキパン内面の洗浄を行
う。インキパン内面の洗浄終了後は3版胴洗浄後と同様
に、管内の残溶剤を追出し、且つ溶剤蒸気を排気した後
、インキパンを降下させ、且つインキパン密閉装置を開
放して2次の版胴装着に備える。
り外し、再びインキパン6を元の位置に上昇させる。次
いで、インキパン洗浄用のノズル49を作動位置に進出
させ、新洗浄溶剤を噴射してインキパン内面の洗浄を行
う。インキパン内面の洗浄終了後は3版胴洗浄後と同様
に、管内の残溶剤を追出し、且つ溶剤蒸気を排気した後
、インキパンを降下させ、且つインキパン密閉装置を開
放して2次の版胴装着に備える。
なお、上記実施例ではインキパンの密閉に、ドクターホ
ルダー30及びその下方に取付けたエプロン35を用い
たが、この代わりにドクターホルダー30を第2図の位
置より更に上方に移動させるようになし。
ルダー30及びその下方に取付けたエプロン35を用い
たが、この代わりにドクターホルダー30を第2図の位
置より更に上方に移動させるようになし。
ドクターホルダーとは関係の無い適当な保持機構にエプ
ロンを保持させ、該エプロンでインキパン側部上方を密
閉するようにしてもよい。更に2版軸用ノズル39及び
版面用ノズル40の取付位置は図示実施例のような固定
ステイ37に限らず、エプロン35に保持させてもよい
。但しその場合には、印刷時にノズルにインキが飛散し
ないよう、エプロン35のノズル保持部分がインキパン
の外側になるように構成することが好ましい。また、上
記実施例ではステイ37に保持されたノズル39.40
を、印刷中エプロン35で保護する構成としているが、
この代わりに、ノズル専用の保護板を設け、該保護板を
エアーシリンダ等で必要に応じ開閉するようにしてもよ
い。更に、インキパン上方の密閉に、可撓シート20を
用いたが、この代わりに上部シール面の形状に適合する
板材を用いてもよい。
ロンを保持させ、該エプロンでインキパン側部上方を密
閉するようにしてもよい。更に2版軸用ノズル39及び
版面用ノズル40の取付位置は図示実施例のような固定
ステイ37に限らず、エプロン35に保持させてもよい
。但しその場合には、印刷時にノズルにインキが飛散し
ないよう、エプロン35のノズル保持部分がインキパン
の外側になるように構成することが好ましい。また、上
記実施例ではステイ37に保持されたノズル39.40
を、印刷中エプロン35で保護する構成としているが、
この代わりに、ノズル専用の保護板を設け、該保護板を
エアーシリンダ等で必要に応じ開閉するようにしてもよ
い。更に、インキパン上方の密閉に、可撓シート20を
用いたが、この代わりに上部シール面の形状に適合する
板材を用いてもよい。
以上の如く本発明によれば2版胴2を可撓シート20、
エプロン35.張り出し部1)等からなるインキパン密
閉装置によりインキパン上方を密閉し、且つ版胴2及び
版軸3に洗浄溶剤を噴射することにより9版胴や版軸を
、また、溶剤の噴射方向を適当に設定することにより版
胴端面をも良好に洗浄することができる。
エプロン35.張り出し部1)等からなるインキパン密
閉装置によりインキパン上方を密閉し、且つ版胴2及び
版軸3に洗浄溶剤を噴射することにより9版胴や版軸を
、また、溶剤の噴射方向を適当に設定することにより版
胴端面をも良好に洗浄することができる。
この為、従来のように手作業により各ユニット毎に版胴
を洗浄する手間がいらず、しかも各ユニット同時に版胴
洗浄が可能であるので2極めて短時間での版胴洗浄が可
能である。また、洗浄時に洗浄溶剤を作業者が直接扱う
ことがなく、衛生的であるとともに1作業環境を溶剤の
蒸気で汚染することが少ない。更に、洗浄に当たっては
5汚れの激しい版軸部を新溶剤による噴射及び使用済の
溶剤による循環噴射により洗浄し、且つ版面ばファニッ
シャローラを押付けた状態でインキ循環系を利用して洗
浄溶剤を供給し、粗洗浄を行い。
を洗浄する手間がいらず、しかも各ユニット同時に版胴
洗浄が可能であるので2極めて短時間での版胴洗浄が可
能である。また、洗浄時に洗浄溶剤を作業者が直接扱う
ことがなく、衛生的であるとともに1作業環境を溶剤の
蒸気で汚染することが少ない。更に、洗浄に当たっては
5汚れの激しい版軸部を新溶剤による噴射及び使用済の
溶剤による循環噴射により洗浄し、且つ版面ばファニッ
シャローラを押付けた状態でインキ循環系を利用して洗
浄溶剤を供給し、粗洗浄を行い。
その後新洗浄溶剤を版面に噴射して仕上げ洗浄を行って
いるので、単に新溶剤を版軸及び版面に噴射して洗浄す
る場合に比べ、新溶剤の使用量を大幅に軽減することが
できる。かくして1本発明は作業環境をきれいにすると
ともに、印刷準備期間を極めて短縮しうる等の優れた効
果を有する。
いるので、単に新溶剤を版軸及び版面に噴射して洗浄す
る場合に比べ、新溶剤の使用量を大幅に軽減することが
できる。かくして1本発明は作業環境をきれいにすると
ともに、印刷準備期間を極めて短縮しうる等の優れた効
果を有する。
第1図は本発明の一実施例の版胴洗浄装置を備えた印刷
ユニットの部分断面上面図、第2図は該印刷ユニットの
版胴洗浄時の状態を示す側面断面図、第3図はその印刷
ユニットの印刷中の状態を示す側面断面図。 第4図は版胴を外し且つインキパン密閉装置を開いて示
す印刷ユニットギヤサイドの概略斜視図、第5図は可撓
シート巻取具の断面図、第6図は各印刷ユニットにおけ
るノズルに対する洗浄溶剤供給排出のための配管系統図
である。 1−ユニットフレーム 2−版胴 3−版軸 4−圧胴 5−ファニッシャローラ 6−インキバン7−インキ循
環系 1)−張り出し部1) A−−−下部シール
面 1)B・−上部シール面13−可撓シート巻取具
20−可撓シ−ト30− ドクターホルダー 35・
・−エプロン37−スチイ 39−版軸用ノ
ズル4〇−版面用ノズル 51−新溶剤タンク52
−廃溶剤タンク 54−溶剤供給本管55−溶剤回
収本管 58.61−ギヤポンプ特許出願人 大日
本印刷株式会社 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第2図 牙3図 牙5図
ユニットの部分断面上面図、第2図は該印刷ユニットの
版胴洗浄時の状態を示す側面断面図、第3図はその印刷
ユニットの印刷中の状態を示す側面断面図。 第4図は版胴を外し且つインキパン密閉装置を開いて示
す印刷ユニットギヤサイドの概略斜視図、第5図は可撓
シート巻取具の断面図、第6図は各印刷ユニットにおけ
るノズルに対する洗浄溶剤供給排出のための配管系統図
である。 1−ユニットフレーム 2−版胴 3−版軸 4−圧胴 5−ファニッシャローラ 6−インキバン7−インキ循
環系 1)−張り出し部1) A−−−下部シール
面 1)B・−上部シール面13−可撓シート巻取具
20−可撓シ−ト30− ドクターホルダー 35・
・−エプロン37−スチイ 39−版軸用ノ
ズル4〇−版面用ノズル 51−新溶剤タンク52
−廃溶剤タンク 54−溶剤供給本管55−溶剤回
収本管 58.61−ギヤポンプ特許出願人 大日
本印刷株式会社 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第2図 牙3図 牙5図
Claims (7)
- (1)インキパンと、版胴と、該版胴に押付けられるフ
ァニッシャローラと、インキパン底部のインキを版胴と
ファニッシャローラとの間に供給するインキポンプを含
んだインキ循環系とを有するグラビア印刷機の印刷ユニ
ットにおいて、 印刷終了後、インキパン及びインキ循環系内の残留イン
キを排出し、 インキパン上面開口部をその上方の版胴と共に開閉可能
なインキパン密閉装置で密閉し、 インキパン及びインキ循環系内の残留インキを排出し、 版胴を回転させながら、版軸に洗浄溶剤を噴射して該版
軸を洗浄し、 同時に版胴にファニッシャローラを押付けた状態で、イ
ンキパン内の溶剤をインキ循環系を利用して、版胴とフ
ァニッシャローラとの間に供給し、版面の粗洗浄を行い
、 その後、版面に洗浄溶剤を噴射して仕上げ洗浄を行うこ
とを特徴とする版胴洗浄方法。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の版胴洗浄方法におい
て、前記版軸の洗浄は、まず、新溶剤を版軸に噴射し、
次にインキパン底部に溜まった溶剤を循環させて版軸に
噴射して行うことを特徴とする版胴洗浄方法。 - (3)特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の版胴洗
浄方法において、前記版面の仕上げ洗浄は、ファニッシ
ャローラを版面に押付けた状態で、インキ循環系の作動
を停止し、版面に新溶剤を噴射し、次にファニッシャロ
ーラを版面から離した状態で新溶剤を版面に噴射して行
うことを特徴とする版胴洗浄方法。 - (4)グラビア印刷機の印刷ユニットにおいて、インキ
パンの上面開口部とその上方の版胴とを包囲する開閉可
能なインキパン密閉装置と、 該インキパン密閉装置で包囲された前記版胴の版軸に洗
浄溶剤を噴射する版軸用噴射器と、 前記版胴の版面に洗浄溶剤を噴射する版面用噴射器と、 前記版軸用噴射器と版面用噴射器とに、別個に洗浄溶剤
を供給しうる洗浄溶剤供給手段とを有することを特徴と
する版胴洗浄装置。 - (5)前記版軸用噴射器と版面用噴射器とが、版胴に平
行な固定ステイに保持されていることを特徴とする特許
請求の範囲第4項に記載の版胴洗浄装置。 - (6)前記インキパン密閉装置が、ドクターホルダー下
方に懸垂されたドクターエプロンを有し、該ドクターエ
プロンは印刷中は前記版軸用噴射器及び版面用噴射器を
版胴から隠すが、洗浄中は前記版軸用噴射器及び版面用
噴射器を露出させるよう、ドクターと共に上下動可能に
設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第5項
に記載の版胴洗浄装置。 - (7)前記洗浄溶剤供給手段が、前記インキパン底部に
溜まった溶剤を前記版軸用噴射器に戻す循環配管を有し
ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項から第6
項のいずれか1項に記載の版胴洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22945685A JPS6287352A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 版胴洗浄方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22945685A JPS6287352A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 版胴洗浄方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287352A true JPS6287352A (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=16892484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22945685A Pending JPS6287352A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 版胴洗浄方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6287352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01158131U (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-01 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118808A (ja) * | 1974-02-22 | 1975-09-17 | ||
JPS5686757A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-14 | Niwa Tekkosho:Kk | High speed flushing device in flexo graphic press |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP22945685A patent/JPS6287352A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118808A (ja) * | 1974-02-22 | 1975-09-17 | ||
JPS5686757A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-14 | Niwa Tekkosho:Kk | High speed flushing device in flexo graphic press |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01158131U (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3679904B2 (ja) | ノズル洗浄装置および該ノズル洗浄装置を備えた塗布装置 | |
JPS6287352A (ja) | 版胴洗浄方法及び装置 | |
JPH11227169A (ja) | 印刷機の胴を清掃する装置 | |
JP4248040B2 (ja) | 輪転印刷機の印刷機構 | |
JPH055009Y2 (ja) | ||
CN207823459U (zh) | 一种组合式体温计复位清洗装置 | |
JPH0530920Y2 (ja) | ||
JPS58221749A (ja) | 洗車方法 | |
JPH0428767Y2 (ja) | ||
JPS61163860A (ja) | 版胴及びインキ装置の洗浄方法及び装置 | |
JPS61163861A (ja) | グラビア印刷ユニツト | |
JP4238505B2 (ja) | 印刷塗布機の印刷塗布液自動回収洗浄装置およびこれを用いた洗浄方法 | |
CN217289480U (zh) | 一种铝棒加工表面冲洗装置 | |
JP3000378U (ja) | タンク洗浄装置 | |
CN108144883A (zh) | 一种组合式体温计复位清洗装置 | |
JPH0427648Y2 (ja) | ||
JPH0428765Y2 (ja) | ||
JP2907021B2 (ja) | 圧延油の吸液ロール装置 | |
JPS60121157A (ja) | 洗車機 | |
JPS6240665Y2 (ja) | ||
JP2001096357A (ja) | はんだ付装置 | |
JPH06136609A (ja) | 糸条移送ロールの洗浄装置およびその洗浄方法 | |
KR950001938Y1 (ko) | 슬러지필터(Sludge Filter)의 여지(濾紙) 세척장치 | |
JPH067000Y2 (ja) | 洗浄装置 | |
KR200191899Y1 (ko) | 산소랜스 세척 및 코팅장치 |