JP3000378U - タンク洗浄装置 - Google Patents

タンク洗浄装置

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JP3000378U
JP3000378U JP17094U JP17094U JP3000378U JP 3000378 U JP3000378 U JP 3000378U JP 17094 U JP17094 U JP 17094U JP 17094 U JP17094 U JP 17094U JP 3000378 U JP3000378 U JP 3000378U
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Inventor
博一 吉本
清 森本
芳香 真田
禎弌 三輪
Original Assignee
協和醗酵工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクを能率よく且つ適切に洗浄することが
できるタンク洗浄装置を提供する。 【構成】 洗浄対象となるタンクTを収容するための洗
浄ブース1と、この洗浄ブース1内に収容されたタンク
Tの外周面に対して洗浄水を噴射させるための複数の外
洗用ノズル2・・と、前記洗浄ブース1の上部からタン
クTの上部開口部30を介してこのタンクT内へ下降可
能なように洗浄ブース1内に昇降自在に設けられた内洗
用ノズル6、6とを備え、しかもこの内洗用ノズル6、
6は、タンクTの内周面全周に対して洗浄水を噴射可能
とすべく少なくともタンクT内で水平方向に回転しなが
ら洗浄水の噴射を行うように設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品、薬品、その他の様々な物品や材料を収容するのに適用される タンクを効率よく洗浄することができるタンク洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば錠剤等の薬品の収容に使用されるタンクでは、その内部に収容する薬品 の品種を変更する際に先の薬品がタンク内に付着したまま残留しないように洗浄 しなければならない場合がある。 ところが、従来では、このような場合にタンクを効率よく且つ適切に自動洗浄 し得る装置は提案されていないのが実情であり、例えば作業者が洗浄水噴射用の ホースを用いる等して、所謂手洗い作業によってタンクの洗浄を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のような人手によるタンク洗浄では、作業人員の多大な労力を要し、 作業性が悪く、その作業能率の面で改善すべき余地があった。また、人手による 洗浄作業では、人体に悪害を及ぼす虞れのある薬品等がタンク内に残存している ような場合に、その作業に苦慮するといった難点もあった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みて提案されたもので、タンクを能率よく且つ適切に洗 浄することができるタンク洗浄装置を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提案された請求項1に記載の本考案に係るタンク洗 浄装置は、洗浄対象となるタンクを収容するための洗浄ブースと、この洗浄ブー ス内に収容されたタンクの外周面に対して洗浄水を噴射させるための複数の外洗 用ノズルと、前記洗浄ブースの上部からタンクの上部開口部を介してこのタンク 内へ下降可能なように洗浄ブース内に昇降自在に設けられた内洗用ノズルとを備 え、しかもこの内洗用ノズルは、タンクの内周面全周に対して洗浄水を噴射可能 とすべく少なくともタンク内で水平方向に回転しながら洗浄水の噴射を行うよう に設けられている。
【0006】 請求項2に記載の本考案に係るタンク洗浄装置は、上記請求項1の構成におい て、前記内洗用ノズルは、タンク内で洗浄水を鉛直方向に沿って放射状に噴射さ せるように鉛直方向に回転動作を行いながら水平方向に回転動作を行うように設 けられている。
【0007】 請求項3に記載の本考案に係るタンク洗浄装置は、上記請求項1又は2の構成 において、外洗及び内洗が終了した後にタンクを乾燥させるための乾燥用エアを 洗浄ブース内へ供給する乾燥用エア供給装置を具備している。
【0008】 請求項4に記載の本考案に係るタンク洗浄装置は、上記請求項1乃至3の何れ かの構成において、前記外洗用ノズルと内洗用ノズルとの両者のうち少なくとも 何れか一方は、粗洗浄用の洗浄水によるタンク洗浄が終了した後に、その洗浄水 とは異なるリンス洗浄用の洗浄水を噴射するように構成されている。
【0009】
【作用】
上記構成を特徴とする請求項1に記載の本考案に係るタンク洗浄装置において は、洗浄ブース内にタンクを収容させた状態で、複数の外洗用ノズルから洗浄水 を噴射させることによりタンクの外面を適切に洗浄することができる。一方、洗 浄ブースの上部から内洗用ノズルを下降させて、この内洗用ノズルをタンク内に 配置させた状態で水平方向に回転させながら洗浄水を噴射させることにより、タ ンク内周面の全周をも洗浄することができる。 従って、タンクの内外面の各所を人手を要することなく適切に自動洗浄するこ とができる。
【0010】 請求項2に記載の本考案に係るタンク洗浄装置においては、内洗用ノズルは洗 浄水を鉛直方向に沿って放射状に噴射させるように鉛直方向に回転動作を行いな がら水平方向に回転動作を行うから、この内洗用ノズルからはタンクの内周面の 上下方向に洗浄水を噴射させながらその内周の全周域に対して洗浄水を順次噴射 させていく。 従って、この内洗用ノズルからは洗浄水が上下方向にも噴射されるので、タン クの上部や底部側の位置にも洗浄水が噴射され、タンク内面の全域を適切に洗浄 できることとなる。
【0011】 請求項3に記載の本考案に係るタンク洗浄装置においては、外洗用ノズル及び 内洗用ノズルによるタンク洗浄が終了した後には、乾燥用エア供給装置から洗浄 ブース内へ乾燥用エアを供給させることができるので、洗浄水の水滴が付着した タンクを短時間で乾燥させることができる。濡れたタンクを作業員がタオル等で 拭く必要はない。
【0012】 請求項4に記載の本考案に係るタンク洗浄装置においては、例えば安価な水道 水を洗浄水として用いた粗洗浄によってタンクの汚れを除去した後に、純水等を 洗浄水として用いたリンス洗浄を行うことができ、このリンス洗浄によって先の 粗洗浄水としての水道水等に含まれている不当又は不純な成分をも洗い流すこと ができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係るタンク洗浄装置Sの一例を示す概略断面図である。 このタンク洗浄装置Sは、洗浄対象となるタンクTを収容するための洗浄ブー ス1、この洗浄ブース1内の側面部に沿って上下複数段に設けられた外洗用ノズ ル2(2a〜2c)、洗浄ブース1の上部に設置されたホースリール3から洗浄 ブース1内へ繰り出される高圧水用のホース4の先端部に取付けられたノズル駆 動ブロック5、及びこのノズル駆動ブロック5に取付けられた2個一対の内洗用 ノズル6、6を具備している。 また、これら以外として、このタンク洗浄装置Sには、ブロアー7a及び加熱 装置(ヒーター)7bで構成された乾燥用エア供給装置7も具備され、この乾燥 用エア供給装置7に接続されたエア配管8の先端部に形成されたエア供給口8A が洗浄ブース1内へ配置されている。尚、16はエア配管8に設けられた開閉バ ルブである。
【0014】 上記各部のうち、洗浄ブース1は、タンクTを出し入れ可能とする開閉自在な 扉1aを具備するが、この扉1aが閉じられたタンクTの洗浄作業時には洗浄水 が外部へ飛散しないように密閉構造が採用されている。また、この洗浄ブース1 には、必要に応じて覗き窓が設けられ、更にその床面には使用済の洗浄水を外部 に排出させるための排水路9等が適宜設けられている。
【0015】 外洗用ノズル2a〜2cは、洗浄ブース1内に配置されたタンクTの上・中・ 下の各部位に対面するようにその高さや取付角度が設定され、またタンクTの外 面の全周域に対して洗浄水を均等に噴射できるように、各外洗用ノズル2a〜2 cの各々は例えば120度の角度間隔で3個ずつ設けられている(不図示)。こ れらの外洗用ノズル2a〜2cの高さや取付角度を任意に調整できるように設け れば、様々なサイズのタンクTに対応でき、好ましい。 これらの外洗用ノズル2a〜2cには、洗浄水としての純水を供給してくる配 管10a〜10cが接続され、これら各配管10a〜10cに設けられたバルブ 11a〜11cの各々の開閉制御によって洗浄水の噴射をオン・オフ制御できる ように構成されている。
【0016】 ホースリール3は、ローラ15にガイドされて洗浄ブース1側に繰り出されて いるホース4の巻取り並びに繰出しが自在となるようにモータMによって正・逆 両方向に回転自在なもので、この回転動作によってホース4の先端部のノズル駆 動ブロック5はホース4に吊下げられた状態のまま洗浄ブース1内で昇降自在で ある。また、このノズル駆動ブロック5の昇降に際しては、このノズル駆動ブロ ック5を予め設定された所望の高さ位置へ位置決めできるようにモータMの制御 がなされる。 ホース4には、高圧発生用のポンプ12が接続され、配管13から送給されて くる粗洗浄用の洗浄水としての通常の水道水と、配管13aから送給されてくる リンス洗浄用の洗浄水としての純水とをバルブ14、14aの開閉によって切替 え供給可能である。
【0017】 ノズル駆動ブロック5としては、例えば図2に示すような構造のものが適用さ れる。 このノズル駆動ブロック5は、ホース4の下端先端部に適当な接続具50を介 して接続されており、先ずホース4から本体ボディパイプ51の通水路52内に 高圧の洗浄水が供給されると、その洗浄水の一部はチューブ53内に流入されて 、ノズル駆動ブロック5の下部に設けられた噴射ノズル54からタービン55に 対して噴射される。また、それ以外の洗浄水はノズル用ホルダ62の通水路62 aに流入されて、一対の内洗用ノズル6、6から高圧噴射される。
【0018】 ところで、噴射ノズル54からタービン55に対して高圧の洗浄水が噴射され ると、これによりタービン55が矢印cに示すように回転する。そして、このタ ービン軸56の回転が減速機57(内部機構は省略する)で減速されて、この減 速機57の出力軸58が比較的低速で回転される。この出力軸58の回転力は、 歯車59、60を介してスリーブ61の回転力に変換され、このスリーブ61に ノズル用ホルダ62を介して取付けられた内洗用ノズル6、6は、本体ボディパ イプ51を中心として矢印aの水平方向に回転する。
【0019】 また、ノズル用ホルダ62が上記のようにして水平方向に回転するときには、 本体ボディパイプ51に固定された傘歯車63に歯合した傘歯車64が回転する ので、この傘歯車64の回転動作によって一対の内洗用ノズル6、6はノズル用 ホルダ62を中心として矢印bの鉛直方向に沿って回転することとなる。 このように、本実施例に係るノズル駆動ブロック5は、ホース4からの高圧水 の供給によって、内洗用ノズル6、6の先端部から洗浄水を高圧噴射させながら 、矢印bの鉛直方向に回転しつつ矢印aの水平方向にも回転動作させるものであ る。
【0020】 本実施例に係るタンク洗浄装置Sは、以上の構成からなるが、上記各部のうち 、ホースリール3を回転させるモータMの駆動、各所のバルブの開閉、並びに乾 燥用エア供給装置7の運転等は全て所定のコントローラ(不図示)で集中してコ ントロールすることができ、具体的には次のような動作手順でタンクTの自動洗 浄が可能である。
【0021】 先ず、洗浄ブース1内にタンクTを収容させた後に、モータMの駆動によりホ ースリール3を回転させてホース4を繰り出し、予め洗浄ブース1の上部に上昇 させて待機させていたノズル駆動ブロック5を下降させる。これにより、このノ ズル駆動ブロック5をタンクTの上部開口部30からその内部へ配置させること ができる。
【0022】 次いで、この状態で配管13のバルブ14を開として、ポンプ12を作動させ ると、ノズル駆動ブロック5の内洗用ノズル6、6は、図3に示すように、ノズ ル用ホルダ62を中心として矢印bの鉛直方向に沿って回転しながら放射状に洗 浄水(粗洗浄用の水道水)を高圧で噴射しつつ、矢印a方向の水平方向にも回転 動作を行う。 従って、内洗用ノズル6、6からは三次元的な範囲で洗浄水を高圧噴射させる ことができ、タンクTの内面の全域に対して洗浄水を順次噴射させることができ る。特に、内洗用ノズル6、6は矢印bの鉛直方向に沿って放射状に洗浄水を噴 射するために、この洗浄水はタンクTの内面の底部31や、タンクTの上部の口 元32の部位に対しても効率よく噴射され、タンクTの内面の隅々まで洗浄を行 うことができる。 このような洗浄に際し、ノズル駆動ブロック5の高さをタンクTの口元32の 部位から順次その底部31側へ下降させて洗浄を進めていけば、タンクT内の各 所をより一層均等に洗浄することが可能である。
【0023】 上記のような水道水を用いての粗洗浄が終了した後には、配管13のバルブ1 4を閉とした上で、これとは別の配管13aのバルブ14aを開にすると、純水 を用いたリンス洗浄が行える。 このリンス洗浄にあっても、上記と同様に内洗用ノズル6、6からタンクT内 の全面に洗浄水を噴射させてその洗浄を行うことができるが、純水を用いたリン ス洗浄では、先の粗洗浄で付着していた水道水に含有されている不当な成分(カ ルキ、酸、微小なダスト類等)をも洗い流すことができ、タンクTに不純物が残 留することを適切に防止できることとなる。 このリンス洗浄は、粗洗浄時ほど洗浄水を高圧にする必要はなく、ポンプ12 を多少減圧させる方がリンス洗浄の効率がよい。例えば粗洗浄時の洗浄水の圧力 が60〔kg/cm2〕、リンス洗浄時には25〔kg/cm2〕となるようにポ ンプ12の吐出圧を調整すればよい。
【0024】 一方、上記のようにしてタンクTの内洗がなされている間には、外洗用ノズル 2a〜2cを用いたタンクTの外洗を同時に実行可能である。 この外洗に際しては、配管10a〜10cの各バルブ11a〜11cを一定時 間ずつ開として、最上段の外洗用ノズル2aからタンクTの上部への洗浄水の噴 射が終了した後に、中段の外洗用ノズル2bからタンクTの中央部分への洗浄水 の噴射がなされ、その後最終的に外洗用ノズル2cからタンクTの下部への洗浄 水の噴射がなされるように制御すればよい。 これにより、タンクTの外面の汚れはその上部から順次効率よく下部側へ洗い 落とされ、洗浄水を節約した効率のよい外洗作業を行うことが可能である。 この外洗に際しても純水が用いられるので、タンクTには不純成分を残存させ ることがない。
【0025】 尚、タンクTの外面は、タンクTの内面側とは異なり、タンクT内へ収容され る材料が直接触れる機会が少なく、タンクTの内面に比較して汚れの度合いが少 ないこと、及び内面側ほど高い清浄度は要求されない場合が多い。従って、この ような場合には、タンクTの外洗に際して、粗洗浄とリンス洗浄との2段階の洗 浄作業を行う必要はなく、1通りの洗浄作業であっても何ら支障はない。また、 洗浄水の圧力をさほど高圧にする必要もなく、例えば3〔kg/cm2〕程度で よい。 但し、タンクTの外面についても内面側と同程度の清浄度が求められる場合に は、タンクTの内面側の洗浄作業と同様に、粗洗浄とリンス洗浄との2段階の洗 浄作業を行うことが好ましい。
【0026】 更に、上記したタンクTの内面と外面との双方の洗浄が終了した後には、エア 配管8の開閉バルブ16を開として、乾燥用エア供給装置7を稼働させることに より、エア供給口8Aから乾燥用エアとしての加熱エアを洗浄ブース1内に供給 させる。 これにより、タンクTの内外面に付着している水滴を短時間で除去・乾燥させ ることができ、タンクTをタオル等で拭く手間を不要にすることができる。 エア供給口8Aから供給される乾燥用エアがタンクTの下部開口部33等を介 してタンクT内に流入されるように設定すれば、タンクTの内面の乾燥効率を高 めることができて好ましいが、必ずしもこのように設定する必要はない。
【0027】 図4のフローチャートのステップ100〜134は、上記したタンク洗浄装置 Sによる洗浄作業の一連の手順を示している。 但し、本考案は必ずしもこのような手順で洗浄作業を行う必要はない。
【0028】 また、上記実施例では、2個一対の内洗用ノズル6、6が矢印a、bの両方向 に沿って同時に回転動作をしながら洗浄水を高圧噴射するように構成した場合に ついて説明したが(請求項2に対応)、請求項1に記載の本考案はこれに限定さ れない。 例えば、内洗用ノズル6は1個のみであってもよいことは勿論のこと、この内 洗用ノズル6が水平方向のみに回転するものであってもよい。このような構成で あっても、水平方向に内洗用ノズル6を回転させながらこの内洗用ノズル6を昇 降動作させることにより、タンクTの内周面の全域を洗浄することが可能である 。
【0029】
【考案の効果】
以上の説明から理解されるように、請求項1乃至4に記載の本考案に係るタン ク洗浄装置によれば、洗浄ブース内に収容させたタンクの内外面を内洗用ノズル 及び外洗用ノズルからの洗浄水の噴射によって適切に自動洗浄することができる ので、従来の手洗い作業に比較して作業能率が良好で、人員等の労力軽減、洗浄 時間の短縮化等が図れるという格別な効果が得られる。
【0030】 特に、請求項2に記載の本考案によれば、内洗用ノズルは洗浄水を鉛直方向に 沿って放射状に噴射させるように鉛直方向に回転動作を行いながら水平方向に回 転動作を行うので、この内洗用ノズルからはタンク内の上部や底部側の位置にも 洗浄水を適切に噴射させることができ、タンク内面の洗浄を一層適切に行うこと ができる利点が得られる。
【0031】 請求項3に記載の本考案によれば、洗浄水を用いた洗浄作業が終了した後に乾 燥用エアの供給によってタンクからの水滴除去が短時間で行えるので、洗浄後に タンクの手拭き作業を行う必要がない他、直ちにこのタンクを所望の材料の収容 用途に使用することができ、便利である。
【0032】 請求項4に記載の本考案によれば、粗洗浄とリンス洗浄との2段階の洗浄作業 を行うので、粗洗浄用の洗浄水としては安価な例えば通常の水道水を用いて酷い 汚れを効率よく洗い落とすことができると共に、その後のリンス洗浄によってこ の水道水に含まれている不純成分をもタンクから洗い流すことができ、コストの 高い純水等の使用量を節約した上でタンクの清浄度を高めることができるという 効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタンク洗浄装置の一実施例を示す
概略断面図。
【図2】本考案に係るタンク洗浄装置の内洗用ノズルを
回転動作させるためのノズル駆動ブロックの一例を示す
断面図。
【図3】内洗用ノズルでタンクの内面を洗浄する状態を
示す切欠断面斜視図。
【図4】本考案に係るタンク洗浄装置における洗浄作業
の一連の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 洗浄ブース 2(2a〜2c) 外洗用ノズル 3 ホースリール 4 ホース 5 ノズル駆動ブロック 6 内洗用ノズル 7 乾燥用エア供給装置 7a ブロアー 7b 加熱装置 8 エア配管 8A エア供給口 10a〜10c 配管 11a〜11c バルブ 12 ポンプ 13,13a 配管 14,14a バルブ 16 バルブ 30 タンクの上部開口部 T タンク S タンク洗浄装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄対象となるタンクを収容するための洗
    浄ブースと、この洗浄ブース内に収容されたタンクの外
    周面に対して洗浄水を噴射させるための複数の外洗用ノ
    ズルと、前記洗浄ブースの上部からタンクの上部開口部
    を介してこのタンク内へ下降可能なように洗浄ブース内
    に昇降自在に設けられた内洗用ノズルとを備え、しかも
    この内洗用ノズルは、タンクの内周面全周に対して洗浄
    水を噴射可能とすべく少なくともタンク内で水平方向に
    回転しながら洗浄水の噴射を行うように設けられている
    ことを特徴とするタンク洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記内洗用ノズルは、
    タンク内で洗浄水を鉛直方向に沿って放射状に噴射させ
    るように鉛直方向に回転動作を行いながら水平方向に回
    転動作を行うように設けられていることを特徴とするタ
    ンク洗浄装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、外洗及び内洗が
    終了した後にタンクを乾燥させるための乾燥用エアを洗
    浄ブース内へ供給する乾燥用エア供給装置を具備してい
    ることを特徴とするタンク洗浄装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかにおいて、上記外
    洗用ノズルと内洗用ノズルとの両者のうち少なくとも何
    れか一方は、粗洗浄用の洗浄水によるタンク洗浄が終了
    した後に、その洗浄水とは異なるリンス洗浄用の洗浄水
    を噴射するように構成されていることを特徴とするタン
    ク洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213975A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Sumitomo Fudosan Kk ユニットバスの洗浄装置
KR102266332B1 (ko) * 2020-12-31 2021-06-18 김정환 중량법 연속자동 부유물질 측정장치

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